新聞にはまもなく3年を迎える裁判員制度について、経験者の声が前面に出ているケースが多い。良い経験だったという経験者の声が強調されることも多い。
おかしいなぁ。
裁判員制度って裁判員に選ばれた人のためにやるもんなのかい?? それに裁判員裁判で無罪判決が多い覚醒剤の密輸事件は、裁判員裁判から外すべきだなんて言っている人もいる。つまり国民に裁判に加わらせ、国民を使って有罪と言わせたいわけだ。誰かが言っていたけど、この制度は国民を権力側に取り込むためのものなんだね。当然、無罪といわれちゃ困るわけだ。だから一方で、一番一般市民の常識を反映させるべきはずの行政関係の裁判には、この制度は適用されないわけだね。
ぼくはこの制度、最初からなにかうさんくさい感じがしていたけど、一方でこの制度により死刑判決が減るだろうと思っていた。普通の人って、目の前の被告に死刑って言えないだろうと思っていた。だけど、そうじゃなかったね。首都圏の連続不審死事件の被告なんて、物的証拠もないし、自白もないのに、それでも死刑って言えるっていうのが、ぼくにはちょっとショックだったな。
で、件名のだれのためかっていうのは、権力側のため、っていうのが答じゃない?
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