昔から気に入った曲があると、どうもそればっかりになる傾向があります。長いときでは3ヶ月ぐらい毎日同じ曲ばかり聞き続けて、他のはほとんど聞かない。ただ、そういうことってそうそうないんですけど。これまでではブルックナーとか、以前拙ブログでもご紹介したアルヴォ・ペルトとか、バッハのカンタータとか、はたまた 友川かずきとか。ヘンなところではフルトヴェングラーの交響曲第2番もしばらく、そればっかり聞いている時期がありました。そうそう、ゴールドベルク変奏曲も夢中になり、CDを買いあさったり、近くの図書館で借りまくったりして、結果、現在 iTunes には20数種類の演奏が入ってます。それを聞いた友人が一言。「あんた、そんなに不眠症かえ?」(わかった人だけ笑って下さい)
というわけで、最近はこれです。知り合いに教えてもらったショスタコーヴィチの24の前奏曲とフーガ。ここ一月以上ipodでかけるのはこの曲ばかり。ショスタコーヴィチなんて関心の埒外にある作曲家だったんだけどね。中学生とか高校生の時には、派手で格好いい5番の交響曲は好きだったけど。特に最終楽章のティンパニーのなんと格好良いことか、ってね。でも、この曲も最後に聞いたのはたぶん10年以上前だな。それ以外にショスタコ?? 興味な~い、だったんだけどね。
いや、前奏曲とフーガという題名から、当然バッハの平均律クラヴィーアを連想し、どんなもんだろうと、近くの図書館で借りて聞いてみたら、これがなんと!! すんごい名曲じゃないの!!
最初に思ったのはパウル・クレーの絵。月並みだな、と思ったけど、ネットで検索すると、見あたらないようなので書いておこうっと 笑)
なにしろ良い曲がたくさんある。関心を持った人は最初から通しで聞いてほしいけど、ちょっとだけ4番を聞いてみて下さい。個人的にはフーガの後半、このニコラーエヴァ(この曲を献呈された大ピアニスト)の演奏では5分40秒ぐらいから始まる複雑なフーガが大好きですね。
バッハの平均律は最後の曲はなんだかかわいらしい曲で、あれ?これで終わり?っていう感じなんだけど、こちらの最後はものすごい迫力でこれでもか!って感じで派手に終わります。
良ければ、下のボタンを押してみてください。

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト