少し前に「子育ての責任」という表題で記事を書いた。題名はちょっとへんだったかなと反省気味。ただ、子供を産み育てることを産んだ者の自己責任にしてしまったら、国は滅びる。個人的には国などという制度はいつかなくなると信じているが、今すぐなくせと言うわけにもいかないだろう。ただ、子供はある意味で社会にとって、将来の社会を担う資源でもあるわけ。だからこそ、理念として、「公」的な支えが必要なんだと思う。そんなことも含めて、モデルとして北欧に対するあこがれを、これまでも何回か、拙ブログでも書いてきた。
こんどの10月30日に学習会があるそうなので、そのお知らせメールをこの場で紹介しておきます。
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■秋の北欧学習会のご案内
日時 2011年10月30日(日)15時~17時30分
(18時~ 交流会予定)
会場 明治大学リバティタワー校舎 16階の1165教室
JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html学習会=安心して生まれ、育つために
~フィンランド・ヘルシンキ市の乳幼児支援ネウボラの取り組みに学ぶ~
今、日本では、安心して、子どもを産み育てることができないという声を
よく聞きます。
それは、子どもたちの生命・健康・発達の環境が急速に悪化しているから
です。今、政府が検討している「子ども・子育て新システム」も、
こうした状況を改善するどころか、さらに悪化させるのではないかといわれています。
これまでも私たちは、子どもたちが安心して生まれ育つことをめざす制度や
システムの充実のため、学習や運動に取り組んできました。
今回はその一環として、フィンランド・ヘルシンキ市のネウヴォラと健康推進部門
の責任者であるハンネレ・ヌルッカラ(Hannele Nurkkala)さんをお招きし、
フィンランド・ヘルシンキ市の乳幼児支援ネウボラの取り組みを学びます。
ネウボラとは、日本の保健センターに近い機関です。フィンランドでは妊娠がはっ
きりすると、ネウボラから両親への指導、カウンセリング、健康診断や
歯科検診などのサービスが開始されます。このサービスは出産後には子どもの
健康管理を中心とし、就学前の6歳まで続けられます。日本ではいくつもの機関で
バラバラに行われているものが、ここでは一元化されていて、
担当保健師もほとんど変わりません。
フィンランドにおけるネウボラの取り組みに学び、我が国の乳幼児支援の制度
やシステムに活かしていきたいと思います。
講師=ハンネレ・ヌルッカラ(Hannele Nurkkala)さん
ヘルシンキ市のネウヴォラと健康推進部門の責任者
参加費 1000円(交流会費用は別途)
主 催 NPO法人発達保障研究センター
TEL 080-4332-2601
〒169-0051 新宿区西早稲田2-15-10
西早稲田関口ビル4F 全障研気付
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