昨夜、自転車ロードレースの本をたくさん出している未知谷の20周年記念があり、末席を汚して参りました。頂き物の写真集です。18世紀のウクライナの彫刻家ということで、今までほとんど無名。その生涯もほとんど不明。だけど、だんだん広まってきて、今度ルーブルでも展覧会が開かれるとのこと。

これはサムソン。
なんというか、まあ、マニエリスムというかバロックというか、連想したのはトレドの画家エル・グレコの絵でした。なにか、デフォルメの仕方がちょっと不気味というか、気持ちが悪いというか、それなのになんか惹かれてしまう絵ってありますね。私の印象はそんな感じです。好きかと言われると、私の好みはいずれ書くこともあるでしょうけど、北方ルネッサンスの静謐なたたずまい。こういう強烈な感じではないので、好みだとは言えません。でも、一見して心が波立つというか、なんとも目を引きつけられるものであります。

これは一般にはイサクの犠牲と言われる奴ですね。
NHKでも特集番組が放映されたそうで、今後もっと有名になるのかもしれませんが、いずれにしてもキリスト教を題材にした作品ばかりなので、日本で人気が出るかどうかは何とも言えませんね。

この老婆はなにかの寓意像らしいです。
あれ、Nacoさんにすでに先を越されてしまった 笑)
ピンゼルについてはこちらが詳しいようです。
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