フレーリンガー、勝つとしたら逃げグループに乗って、さらに最後の数キロでもう一度アタックして逃げ切るしかないでしょうけどねぇ。スプリンターじゃないし、山岳での決定的な強さもないからねぇ。スキル・シマノでは総合順位は一番良かったし、各ステージもおおむね50位以内でゴールしてますが、もっと上に行くには、どこかでもう一つなにか足りないのかなぁ。もっと小さいステージレースでもTTがネックだしねぇ。
逃げて勝つっていうのがロードレースの一番の醍醐味で、たしかにスプリント合戦も面白いし、頂上ゴールも面白いけど、やっぱり平地を最後よだれも拭かずに逃げ切るっていうのが、ロードレースの崇高さを一番感じさせるところだと思うんだけど。。。
というわけで、フレーリンガーのブログからです。
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非常にきつい3週間も、今日マドリッドで終わった。ブエルタは全体でとてもたくさんの標高差があり、「比較的簡単な」ステージはほとんどなかった。観客にとって、コースプランニングはとっても面白かったことだろう。いろんな勝者がいて、総合争いも最後のステージまでわからなかった。
全体として、ぼくらはチーム成績に満足していいだろう。ぼくらの強みはチームワークの良さだった。
最後の週でも、もう一度表彰台の順位【3位以内のこと】を達成したし、ほかにもステージトップテンに入ったこともあった。
ぼく個人のブエルタの総括はいくらか不満というところだ。チームの成績には間違いなく関与できた。もちろん個人的な目標を果たすことはできなかった。逃げのグループのチャンスは何度かあった。しかしそのグループで一回でもゴールまで逃げ切ってステージ勝利を争うまでにはいかなかった。
ブエルタの後半では風邪気味だったこともあって、力を存分に発揮することができなかった。幸いなことに風邪は軽くてすんだから、最後まで走れた。17ステージではほとんどずっと逃げグループに入っていたけど、プロトンに対して決定的なリードを奪うことはできなかった。ご褒美として敢闘賞をもらって、一日だけ赤ゼッケンをつけることができたけど。
ぼくの6度目のグランツールはこれで終わり。
予定では9月はもうレースに出ないけど、シーズンが終わるわけではない。10月にはミュンスターラント・ジロ、パリ~トゥール、それにひょっとしたら小さなステージレースに出るかも知れない。
それじゃあまた。
ヨハネス
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コペンハーゲンの世界戦は完全にスプリンター向きですからね。50年代のこのコースでは2回世界戦が行われてますが、どちらも当時最高のスプリンター、ステーンベルヘンが勝ってますから、今回もそうなるでしょう。フレーリンガーの出る幕はないから、でないのかな?そういえばゲルデマンは早々に欠場宣言をしていましたっけ。
フレーリンガー、比較的レースごとにマメにブログを更新してくれてたんですが、今回のブエルタは3回の更新だけでした。個人的にはもう少し個別のことを読みたいところですけどねぇ。それと、今後のレースでは、パリ~トゥールで逃げてくれないかなぁ。
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