昨日書いたウルリッヒのエッツタール・サイクルマラソン。本人の参加した感想が rsn にアップされてます。引退から5年の歳月を経て、初めての「公式」レースへの参加でした。「いままた自転車熱にとらわれている」とのことで、参加できたことを喜んでいる様子です。
朝6時45分スタート。オーストリアのチロル地方ですから気温は3度だったそうです。4000人の一斉スタート。途中の捕球所で止まっていると、次々とサインを求められ、一緒に写真を撮ったそうで、50人ぐらいの大きな集団でまじって快適に走れたとのこと。
練習はこの6週間、ほぼ毎日トレーニングし、4000キロ以上こなしたとのことで、ということは、毎日100キロぐらい乗ったってことですね。
肝心の成績はというと、距離240キロ弱、標高差5500メートルのコースを8時間12分、優勝タイムからは1時間2分遅れで84位という結果でした。次は10月3日のチャリティ・バイク・カップというサイクルマラソンに参加するそうです。
radsport-news.comには何枚か写真が出てます。
ウルリッヒの写真へ。ウルリッヒがドーピングしてたかどうかなんてわかりません。だけどその後の経緯は他の「疑わしい」選手たちと比べても「気の毒」という気がしています。さまざまな可能性を秘めていたはずなのに、冬場には常に太ってしまって、ツールではアームストロングについに勝てず、でも、インタビューなどを読むと人柄はとても良さそうだし、言動もフェアプレイ精神と他の選手に対する敬意を忘れないという印象だったので、こうしてうれしそうな顔をしている写真を見ると、なんとなくこちらもうれしい気分になります。
良ければ、下のボタンを押してみてください。

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト