ポーランドも終わって少し遅れ気味ですが、追いかけましょう。まとめていきます。まず8月4日のブログ。
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ザコパネの集団スプリントまがい
残念だけど今日はうちのチームは6人でレースを走れなかった。トム・フェーレルスが風邪のためスタートできず、チェン・ジがレース序盤で高速で落車した。
たぶん骨折はしてないけど、状態はひどい。早く回復してくれればいいけど。
ポーランドの山岳地帯の二つのハードなステージのうち最初の方は、想像していたよりはかなりラクだった。かなり大きなグループでゴールまで来た。マルセル【キッテル】は集団に残れず、ぼくらはシモーニ【ジーモン・ゲシュケ】にスプリントを託そうと思った。ぼくは彼を最後のカーブで良いポジションへ連れて行った。だけど、残念ながら彼にはスプリントに加わる足が残ってなかった。そこでぼくが、自分に出来る限りの力を込めてスプリントに加わった。でもやっとこさの13位だった。
これはそれほど良い結果ではないね。
明日は予定では高い山がいくつかあるから、総合順位はそこで決まるだろうね。
じゃあ。
ヨハネス
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第5ステージはサガンの圧勝でしたね。フレーリンガーはこの時点で総合で33秒遅れの21位です。つづいて8月5日のブログ。
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長くきつい。。。
今日は予期した通りのきつい日だった。周回コースを3周半するコースだったけど、ぜんぶで4000メートルこなした。
ぼくの調子自体は満足しているし、出来るだけ長くなんとかして強い選手たちについていこうとしたし、総合での上位にあと少しだということもわかった。
だけど、周回コースのもっとも険しい最後のところでちぎれてしまった。この最大23%ところで約30人がぼくより強かったということだ。
結局ぼくは調子よくレースに望めたけど、やっぱり限界に突き当たってしまった。ずごく良い成績というのはどうやら無理みたいだ。
おそらくマルセル・キッテルはぼくよりずっと苦しかったはずだ。彼はアルベルト・ティンマーのアシストを受けて、3人のグループでなんとかタイムオーバーせずにゴールした。今日はたくさんの選手がリタイアしたけど、マルセルはまだ残っている。だからぼくらにはまだ最終ステージでの優勝のチャンスが残っているんだ。
ヨハネス
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うーん、このステージ、それまで総合で9位だったヴェークマンもフレーリンガーと同じ2分以上遅れのグループでゴール。総合でヴェークマンは28位、フレーリンガーも31位に落ちてしまいました。優勝はジャパンカップで勝ったダニエル・マーチンでした。
もうひとつ8月6日の最終ステージです。
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またしても。。。
ホント信じられないよ!マルセル・キッテルが走り出すともう止まらない。ダンケルクの4日間でもそうだったけど、ポーランド一周でもまた4つのステージで優勝だ。
このポーランドのレースにだってライバルはたくさんいるんだ。だからこれらの勝利はホントにレベルの高いものだと言って良い。
最終ステージはクラクフの市内を10周するものだった。コースにはたくさんのカーブがあり、所々石畳で路面も悪く走りやすいものではなかった。総合争いがまだ決定的でなかったから、平和なステージとはほど遠かった。ペテル・サガンが中間スプリントとこの日の2位の順位でボーナス秒を稼いで、総合優勝を決めた。
ぼくのほうはこの数日すでに風邪気味だったけど、レース中はマルセルをうまくサポートできたし、最後の1キロまで彼の傍らにいた。
ある程度満足して、ぼくはこのステージレースを後にすることになる。でも今年のハイライト、ブエルタ・ア・エスパーニャの準備をできるのは2週間しかない。
その時まで。
ヨハネス
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結局、このステージレースは7ステージのうちキッテルが4勝、サガンが2勝で、ディフェンディングチャンプのダニエル・マーチンが1勝でした。
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