
昨夜は家族で、自転車ファンの間でも知っている人は知っている餃子荘ムロさんへ。うーん、むちゃくちゃうまいっす。だいぶ食べたところで、思いついて携帯で写真に撮ってみました。やっぱりちょっとピンボケですね。
というわけで、rsn には「スピードが遅くなったのはクリーンなツールを保証するか?」と題して、総じてこれまでよりスピードが遅くなったのは、薬に頼らなくなったからという可能性についての記事が載っています。まず、これまでのところドーピングチェックに引っかかったのはカチューシャのコロブネフ

一人だけだというのもクリーン度が上がったことの証拠にはなるでしょう。さらに総じて以前よりタイムが悪くなったということも、薬への依存度が減ったことの証拠になるかもしれません。プリュドムは「結論を急ぎたくはないが、プラトー・ド・ベイユやラルプ・デュエズのタイムが以前より遅くなったのは事実だ」と、暗に脱ドープの効果として力を込めて言ってます。
ラルプ・デュエズのタイムは今年最速はサミュエル・サンチェス

でしたが、パンターニ

の98年の記録より4分以上遅かったそうですし、エヴァンス

の総合の平均時速39.795キロは04年のアームストロング

の41.654キロよりだいぶ遅いことは確かです。
ただ、去年のコンタドール

の微量のクレンブテロールを検出したケルンのアンチ・ドーピングエキスパート、ヴィルヘルム・シェンツァー博士は「ツールの平均時速が遅くなったことがクリーンなレースを意味するかどうかは慎重に考えなければならない」と言ってますし、HTCの監督アルダークも「こんな比較は意味ないだろう、だってコースは違うし、風も道路コンディションも、他にもいろいろ違うんだから」としごく当たり前の発言をしてますね。
先のシェンツァー博士は「ツールのドーピングチェックの回数は増えたから、それが威嚇にはもちろんなっている。だが、一人しか引っかからなかったからと言って、ドーピングがなくなったわけではない。それに血液ドーピングに使える新しい薬剤ヘマティーデは今のところ検出できない。しかし、いまそれを研究中だ」とも言ってます。
間違いなくクリーンなヴォクレール

があわや総合優勝かっていうぐらい粘れたのも、ツールが以前よりずっとクリーンになった証拠だという言い方をする人も多いですね。ヴォクレールが間違いなくクリーンだと言い切れるかといわれると、ぼくにはわかりませんが、ただ、ドーピングをした選手についての発言が他の選手に比べてかなり過激で、あそこまで言ったらまあやってないだろうということなんでしょうけど。
ただ、こういう書き方をすると、じゃあ、名前の挙がった以前の選手たち、アームストロングやパンターニは薬漬けだったのかということになるけど、推定無罪の原則は絶対に守らなければいけませんからね。それにただのファンに過ぎないぼくらに、そんなのわかりっこないでしょう。
そういえば、少し前にアップしたウルリッヒ

のインタビューの中でも話題になっていた、5年以上にわたって待たされたウルリッヒのフエンテス事件との関係、CASで8月22日に裁定が下されるそうです。
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