rsn では毎ステージごとに総合最下位の選手を取り上げてます。昨日はそれまで総合最下位をキープしていたモヴィスターのアンドレイ・アマドール

に変わってリクイガスのファビオ・サバチーニ

が総合最下位の座を奪取。サバチーニは06年にプロになって、グランツールは9回目の出場とのこと。ただしどれも総合では3桁の順位で終わっていて今回もそれは間違いないだろうとのこと。
これまで最下位の座を守っていたアマドールの方は昨日のステージでなんと11位!この選手もまた面白いですねぇ。コスタリカの国籍も変わっているけど、父親はコスタリカとスペインの混血、母親はロシア人、だから正式の名前はスペイン風に母姓も表記して、アンドレイ・アマドール・バッカザコヴァ。アンドレイというロシア風の名前、バッカザコヴァとロシアの女性名に変形した名前(たとえば、ドストエフスキーの奥さんはアンナ・ドストエフスカヤ)、マルチな雰囲気です。
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今日は自分が強く感じられた。だからレース中はどうもどこか自転車がしっくりしないという確信のようなものを感じていた。タイヤはパンクしてないし、タイヤに瞬間接着剤がついてて道路にぺたぺたくっついているわけでもないのを確認したあと、少しでも軽く走れるようにしようとブレーキを出来るだけ広げてみた。
ゴール後になってもBBシャフトが固いんじゃないかとか、ホイールのハブの回りが悪いんじゃないかって調べてみた。そして結局、なんのことはないぼくの足に、今日がひどい日だった理由のすべてがあるという結論にならざるを得なかった。
たすかったのは、チームのみんながぼくと同じ状態だったわけではなかったってことだ。バウケ・モレマ

とマールテン・チャリンギィ

は今日の逃げグループに加われた。残念なことにノルウェー人に追いつくところまでは行かなかったけど、バウケはボアッソン・ハーゲン

に次いでステージ2位になった。これでツールに参加した二人のノルウェー人で4勝目だ。すごい!
ぼく自身にはトラブルもなかったし、タイヤが道路にぺたぺたくっつくこともなかったけど、今日のゴールまでの下りはほとんど限界を超えてたね。幸いなことに、どの落車も大したことにはならなかった(自分の家の入り口前の門を待避口として開けておいてくれた住民に感謝だ)。
思うに、ツール・ド・フランスでのこういう下りは勘弁して欲しいね。もし今日雨が降っていたらどうなっていたかなんて考えたくもない! でも雨は降らなかったし、テレビで見ているぶんにはすごかっただろうし、なにより最後はハラハラしたよね、だから、こういうコースは今後もなくなることはないんだろうなぁ。
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セストリエールの下りはたしかに道幅も広く気持ちよさそうでしたが、最後のプラマルチーノとかいう峠道の下りはすごかったですね。エヴァンスはともかく、コンタドールがあんなに下りが速いとは驚きです。というか、あんなにリスクを冒すことに驚きましたね。
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