ツールが近づき、いろんな情報が出てますが、オーストリアからは、あのベルンハルト・コールがテレビの解説をするとのこと。まあ、潔く不正を認め、さっさと引退しちゃったからね。どんな解説するか、通訳付きで(笑)聞きたいところです。
さて、rsn では去年のブエルタでレース日記を書き、無線禁止処置に対して公開書簡を提出し、震災直後に別府選手からのメールを紹介しながら You are NOT alone のメッセージをアピールしたラボバンクの地味なアシスト選手、グリーシャ・ニーアマンがレース日記をアップするようです。文字通りアシスト専門で、TV画面に単独で映ることはまずない選手ですので、一部の限られたファンの方のためにではありますが、今回もできる限りご紹介しましょう。第一回はチームプレゼンテーションのことです。表題は「馬グソのなかのグラディエーターたち」
会場はローマ時代の競技場を模したテーマパークだったらしく、選手たちはグラディエーターよろしく紹介されたようで、
http://www.cyclingnews.com/news/photos/photo-gallery-the-tour-de-france-team-presentation " target="_blank" title="サイクリングニュースに写真がありますね">サイクリングニュースに写真がありますね。まあ、ノリノリの選手やチームもいれば、ややひき気味の選手もいるようで。。。
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きのうぼくはチームメイトと一緒に土曜からツールが始まるヴァンデに旅立った。前日はいつだってむちゃくちゃ緊張するけど、今日も例外じゃなかった。
朝、血液検査。バスに乗ってチームTTのコースへ。2周プラスホテルまで(65キロ)を自転車で。急いでシャワーを浴びて食事をして、また1時間バスに乗ってテーマパーク「ル・ピュイ・ドゥ・フー」でチームプレゼンテーション。
そこでいつもの選手のブリーフィング、そこでぼくらは毎年教えてもらうんだ。選手はボトルが欲しいときには手を挙げなければならない、とか、レース中の自動車やバイクの数は正確に何台かとか。これはとても役に立つことだ。もし「百万長者は誰だ」【TVのクイズ番組。日本ではみのもんたがやってた奴。個人的にはクイズ番組大好きなんだけど、あの番組だけは大嫌いでしたね。1回だけ途中まで見て、二度と見なかったもん。】で、「共和国憲兵隊」のバイクはツールで何台走るでしょうっていう問題が出たって、ぼくはもう答えられるモンね。35台!!
ブリーフィングの後はチーム紹介で、ぼくらは後ろから5番目だったから、約1時間半も待って、ようやくグラディエーターとして、当時のコスチュームを着た騎馬兵士に囲まれてローマ時代のアリーナを模した競技場に登場したわけ。この日の総括。ホテルに戻って15分もかけて、本来自転車を洗うために用意されたブラシで、ぼくのシューズの靴底からウマの糞を搔き落とした後、ようやく今マッサージ用ベンチに横になって、ちょっとだけリラックスしているところ。
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ニーアマンは35歳、ツール出場9回目なんですね。ぼくの記憶にあるのはジロのフィネストレ峠(砂利道)が初登場の時(2003年?)、後続に10分近く逃げ続けていたけど、まったくTVカメラが写してくれなかったという印象ぐらいです。むろんこの峠の途中でつかまりましたが、記憶ではつかまったときもカメラはほとんど写してくれませんでしたね (>_<)
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