いや、きょうは久しぶりに映画館で映画を見ました。「名探偵コナンなんちゃらのクオーター」とかいうやつ。むろん下の二人の子供を連れてでした。しかし、最近のアニメって実になめらかに動くんですね。車の動きなんて本物そのもの。むかしのTVアニメなんか紙芝居みたいだったからね。
というわけで、5月3日の日付のあるヴェークマンのブログ、3週間ぶりの更新です。
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やあ、みんな、
いまはもう5月だけど、ぼくはまだ今シーズン1勝も挙げていない。過去3年間と違うところだ。去年まではこの時点ですでにGPインドゥラインかフランクフルト~エシュボルン・金融街周回レースで1勝挙げていたからね。今年は残念だけどそうなっていない。でもまもなく始まるジロ・ディタリアではひょっとしたらいい成績を挙げられるかもしれない。調子はいいからね。
アムステル・ゴールドでは決定的な瞬間にもうちょっとのところで先頭グループから離れてしまった。ベルギーのアルデンヌ・クラシック、フレッシュ・ヴァロンヌとLBLではチームの戦略から、個人的に上位を狙うことは無理だった。イースターの月曜日のケルン周回はLBLの翌日で上位を期待することはできなかった。前日が非常にハードで、万全な体調でスタートラインに立つことができなかったからね。ただ、ウチのチームのスプリンター、ジアコモ・ニッツォロをアシストすることはできた。彼は3位に入った。
フランクフルトは非常に高いモチベーションで望んだんだけど、最終的にたいしていい成績は上げられなかった。各チームの集団スプリントになりそうだと思ったし、知ってのおとり、事実そうなった。ぼくはだいたい15番ぐらいでゴールしたと思うけど、リザルトには載っていなかった。たぶん、トラブルのあと代車に乗り換えたんだけど、おかげでトランスポンダー【ゴールの時に着順を電気的に判別するために自転車につける機器】なしでゴールしたからだろう。うちのチームの監督が審判にこの事実を指摘してくれれば順位は訂正されると思う。
ただ、いずれにしても、この3週間、ぼくは優勝も上位入賞もできなかった。でも自分の調子には満足しているし、今度の土曜に始まるジロ・ディタリアに期待している。目標はステージ優勝だ。プロフィールから見て最初の二週間のステージが狙い目だね。三週目は登りが完全にぼく向きではないからね。ぼくにはきつすぎだ。でもトリノからミラノまでの3496キロで、ぼくが何をできるか、見てて欲しい。このブログで、良いことが報告できるように願っている。
じゃあまた。
ファビアン
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というわけで、rsn によるとヴェークマンは12位になったみたいです。rsnのインタビューも読み合わせると、もう少し広がりが出るかもしれません。
ヴェークマンの話「やれることはやったけど、70人のグループじゃあ、ぼくがスプリントで勝つには人数が多すぎるよね。それに平地でデーゲンコルプやマシューズみたいな連中には勝ち目はないよ。」
さらに自転車交換のトラブルに関連して、無線機なしのルールを批判しています。
ヴェークマンの話「マンモルスハインの山を最後に越える前にチェーンが切れたんだ。再びスタートするまでずいぶん待たされた。UCIの決定は理解できないね。まさにこんなケースでは耐え難いことだよ。それに、レースの経過を見れば、無線なしのレースが、より緊迫したものになるなんていう証拠は出てこないよ。どんな逃げグループも、1分以上逃がしてくれない。逃げに誰が加わっているか分からないからね。各チームは念のために逃げをつぶしにいくことになる。そうするといつだってゴールスプリントのレースになって逃げ屋にチャンスはなくなるね。」
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