(rsn) ネルツのパリ~ニース日記、二日間遅れて、3回分がいっぺんにアップされたので、どうしたのかと思っていたら、rsnの言い訳が載ってます。ネルツ自身はレース後にすぐに書き送ってくれたんだけど、rsnがわの「技術的問題」により、それが受け取れなかったとのこと。タイミングがずれてアクチュアルじゃなくなってしまったことをお詫びするっていうような内容。
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今日はチームの療法士の暴力的なノックの音で始まった。彼はドアを蹴破りそうな勢いだったらしいけど、それが聞こえるまで時間がかかり、目覚めもあんまり良くなかった。
コーヒーを3杯飲んでも良くならなかった。食欲の方は今日もほどほど。だからいつものソースもオイルもない「おいしいライス」は勘弁してもらって、かわりにマーマレードを塗ったバゲットに乗り換えた。そっちのほうがずっと食べたいと思ったんだ。
スタート地点へ行くときに今日のステージのプロフィールをきちんと確認したら、登りが7つもあってうれしくなかった。一つだけ慰めになったのは、明日のステージに比べれば、今日の方がマシってことだった。クレシェ・シュル・ソーヌでスタートしてすぐに山になり、予期したとおり最初の1分からガンガン行くことになった。
ペースは速く、最初の山と、その後すぐに続く二つ目の山の後、もう何人かの選手たちがちぎれていた。ぼくは最初の30分を平均ワット数390で走った。最初の二つの山が終わって集団は再び落ち着いたけど、これによってちぎれた選手たちが再び復帰してきたのは、ある意味残念。
それ以外にも、ウチのチームにとって不運だったのは、二人のチームメイトが落車したのと、チームカーがぼくらのいる前まで来れなくて、代わりの自転車がすぐに手に入らなかったことだ。おかげでメカニックは、必要なのがホイールじゃなくて、自転車そのものだってことが分かって、300メートルダッシュをするはめになった。このおかげでぼくらはずいぶんとタイムロスした。落車したのがエロス・カペッキ

で、ウチのチームの総合狙いの選手だったので、アシストが一人待つことになった。その栄誉に浴したのがぼくだ。
さあ、ぼくらはメイン集団との間にあいた約4分を追いついて、ベルヴィルのゴールまでの残り100キロをなんとかしなくちゃならない。それにウチのスプリンターのために逃げたグループを吸収しなければならないから、集団をひくこともしなくちゃならない。残念ながら今日は逃げグループを捕まえられなかった。
正直に言って、今日はぼくにとってホントにきつい日だった。だからゴールできたときはとってもうれしかった。でもね、明日が待ち遠しくもあるんだ。ぼくの調子は実際に、日を追って良くなっているからね。
明日のために幸運を祈ってね。ホントに残酷なコースなんだから!
またあした。
ドミニク
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うーん、おじさんがついて行けるのは心拍数までで、ワット数は実感がないんですよね。390ってどんなもんなの?
すでに5もアップされてますが、ちょっと時間がなくなりました。また後で。
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