(rsn) トートツですが、マジョルカ・チャレンジの第4戦で12位、第5戦で11になったフレーリンガーがUCIの無線禁止を批判しています。
「そもそもぼくはこの議論が無意味だと思っている。自転車競技は繰り返したくさんのネガティブな見出しをつけられてきたし、この議論でさらにもうひとつ話題を提供している。無線は現代の自転車競技には不可欠だし、この禁止通達を後退だと思っている。次にはどんな規則が続くことだろうね。」
UCIの言い分は、レースは伴走車からの遠隔操作がなければもっと予測の付かないハラハラしたものになる、というものですが、フレーリンガーはこう続けます。
「マジョルカのレースは無線なしでも変化はなかった。ぼくはそれによって【無線がなくなることによって ― ヴァルデマール】このスポーツが本質的に変わったり、もっと魅力的になったりするとは思えないね。無線がなくなると、たとえばトラブル【パンク、落車などのこと】はもっと危険なものになる。伴走車はすぐにそれに反応できなくなるよね。レースの結果がトラブルで決まっちゃうなんておもしろいのかい?むろん、ストライキは反対だよ。害しかないからね。主催者にも観客にもぼくたち選手にもね。だけどこの規則は、チームの大多数と選手たちのほとんどが無線禁止に反対したのに、きまっちゃったからね。」
25歳のフレーリンガーはプロとしてレースに参加したときにはすでに無線があった時代でしょうから、こういう意見は至極当然という気がします。ただ、20世紀の劇的なレースを見てきた人たちは、そういう劇的なものが減ったのは無線のせいだと言うわけなんでしょう。でも当時と比べれば、あらゆる面で組織化されてしまったわけで、無線だけが悪者ではないんだろうとは思いますが。。。
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