今日の日の出です。朝5時30分ちょっと前ぐらいかなぁ。

さて、アシカのレールス

(by ニーアマン)また今日も逃げグループに入りましたね。これで4回ぐらい逃げグループに入ってない?しかも今日はカメラに手までふって愛想を振りまいてました。なのに、スカパーではなにも言ってくれません。やっぱり印象が地味なのかなぁ。名前もオランダ語圏のファン・ナンチャラカンチャラベルフみたいな強烈なインパクトがないしね。ま、まだ次のチームが決まってないみたいだから、その意味では強烈なアピールにはなってます。相棒のフォス

も登りのスプリントで10位に入りましたね。
「カレンダーの10月3日に赤で印を付けている選手にとって、今日の232キロプラス12キロのニュートラルは世界戦に対する理想的なトレーニングだった。長い一日の最後に一番強かったのはだれか、はっきりぼくらにもわかった。だからぼくの見るところではフィリップ・ジルベール

が世界選の優勝候補ナンバーワンだ。これだけ長くてきついレースだと、ジルベールをマークしていた生粋のスプリンターでも彼を破るのは難しい。彼と並んで、ぼくだったらポッツァート

とフレイレ

に賭けるね。それとパウル・マルテンス

にも!
今日のレース中にコロンビアのティージェイ・ファン・ガードレン

と話したんだけど、ゴールではオスカル【フレイレ】のために走るのかとか、彼の体調はどうかと聞いてきた。だからオスカルはきっとムチャクチャ調子が良いし、ゴールは彼のためにといってもいい。でも残念だけど彼は5日前にリタイアしちゃったけど、答えておいた。
ここにも、ジロのように、逃げた距離に評点があって、ツールのような赤ゼッケンがあるんだったら、きっとドミニク・レールスがその筆頭候補だね。ここではミルラムの連中はとっても良くアピールしているし、マルクス【アイヒラー

】もドミニク【レールス】も、パウル【フォス

】も、ビェルン【シュレーダー

】も、みんな来年のチームが見つかるといいね。こんな事を書くのも、彼らは同じホテルに泊まっていて、きっとぼくのこの日記を読んでいるのが分かっているからなんだけどね。」
日記の中の優勝候補に挙げられたパウル・マルテンスはむろん冗談ですね。世界戦メンバーに選ばれてないもん。数日前の日記で彼を追加すべきだと言っていたのに引っかけているんです。
さて、エル・グレコの絵で有名で、タホ川にぐるりと取り巻かれたトレドの町。エル・グレコの絵とは色合いがまったく違い、スペインの町はどこもなんか赤茶色です。かつての山岳王フェデリコ・バーモンテス

の出身地ですね。子供の頃、バーモンテスはこの町の急坂を普通の自転車にジャガイモの袋を載せて登っていたそうです。バーモンテスと言えば、初出場のツールで峠をトップで登ってきて頂上でアイスを食べて後続集団を待っていたというエピソードが有名です。下りが苦手だったんですね。アマチュア時代に下りで転んでサボテンの茂みに突っ込んだのがトラウマになったと言われていますが、ホントかどうかは怪しいもんです。
これは60年代前半のバーモンテスと後ろはプリドール。路面にも注目してね。

© O.Mulholland, Uphill Battle. 2003
後記 2010,9/19, 18:20
パウル・マルテンスは世界戦のメンバーに選ばれていたそうです。チームメイトなのでよいしょしているのでしょうか。情報をコメントしてくださった oratorio さんに感謝 (m_m)
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