いやあ、すごい試合でした。なにしろ野手を使い切って、しかもブラゼルが退場になって、しょうがないからピッチャーの西村が外野の守備に入る。相手のバッターが右だとレフト、左だとライトに移動しながらまあ、高校野球みたいでした。しかし、こんな試合なかなか見られないよね。むちゃくちゃおもしろかったぁ。
古い阪神ファンなら、大昔、キャッチャーの田淵が股間にボールを当てて退場し、控えのキャッチャーもピンチヒッターで使い切っていていなくなり延長に入るというのがあったのを憶えているやも知れません。
あの時はロッテから移籍してきた池辺という外野手がキャッチャーに入り、ピッチャーは速球投手の古沢。池辺はなにしろキャッチャーなんかやったことがないので、本職と違って一塁手みたいに手を伸ばしてボールを取りに行く。下手すればバットに当たって打撃妨害になりかねない。古沢投手もキャッチャーのことを考えて直球しか投げられないっていう状態。たしか、最後はランナーも出たけど高めのボールを相手バッターが空振りして引き分けに終わったんじゃなかったかなぁ。相手はどこだっただろう??大洋ホエールズ??
延長11回、ピッチャーの藤川がバッターで出てきたときは、これまた大昔、江夏が中日戦でノーヒットピッチングのまま延長に入ったことがあったのを思い出しました。相手は松本っていう軟投型の左腕で阪神キラー。おもしろい奴で関西弁で落語みたいなインタビューなので、敵ながら憎めない選手でした。で、江夏がサヨナラホームラン。たぶんプロ野球史上、延長でノーヒットノーランを達成したのはこれだけだったと思います。
しかし、ああ、中村豊がいればなぁ、って阪神ファン以外意味不明ですかね。とりあえず、ファンとしては負けなくてよかったぁ。
あれ?もうブエルタやってるね。
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