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2010・ツール グラープシュ兄弟のレース日記 21

2010.07.25.10:38

39秒差ね。後からは何とでも言えるってことですが、それでも、後から考えればあのメカトラがなければ、って奴です。

あの池田の落球がなければ阪神が優勝だったのに、っていう73年のセ・リーグみたいなもんですわ。これを知っているあなたは、相当古いか筋金入りの阪神ファンね。

しかしメカトラなければ同タイム。TTのコンマ以下が対象タイムになったところですなぁ。どっちが上だったんだろう??って、これはあくまでも73年の池田の落球ですがな。しつこい。

87年のロッシュ対デルガドが38秒差、もっと遡ると68年だっけ?ヘルマン・ファンスプリンゲルがヤン・ヤンセンに逆転された時が40秒。今回はめでたくこの間にランクインです。

というわけで、今日はミルラム監督のグラープシュ兄の日記。

「2010年ツール・ド・フランスの決着がいまついた。優勝候補二人のすごい闘いだった。特にアンディ・シュレックはすごかった。TTでコンタドールに対して全力を振り絞って限界値まで追い込んでいた。

TTはお城がたくさんある地域で行われた。伴走車からのパノラマ風景はとてもすばらしかったけど、選手たちはきっとそんなもの見てる暇もなかっただろうね。なにしろ向かい風を時速52キロで走るんだから。

それ以外にも今日ぼくが注目したことは、TTの優勝候補3人がどのようにレースをするかってことだった。そしてその3人が他の選手たちを大きく引き離して表彰台を独占した。

この3人はTTのスタート順位が早かったので、レースが行われた6時間の間、カンチェラーラ、トニー・マルティン、それにぼくの弟のベルトの名前が、中間計測地点で繰り返し放送されていた。

明日はパリに向かう。ここまで耐えた選手たち全員へのご褒美の日だ。」

というわけで、ミルラムの選手たちの名前はまったく出てきません。もう完全に見限ってます。

ところでツール・ド・スイスで radsport-news.com にレース日記を書いていたマルティン(関心ある方は右のカテゴリーの自転車の中のツール・ド・スイスをクリックしてみてね)、やっぱりツールの山岳ではズタボロになりました。あのパーヴェでの落車もこたえたみたいだけど。。。もう少しやるんじゃないかと思っていたけどねぇ。ただ、アシストとしては目立ってましたね。同じTTのスペシャリストでもベルト・グラープシュの方は追走集団の先頭を引く係、マルティンは主にゴール1キロ前と完全に役割分担が決まってましたね。

しかし、あっという間の感じがある一方で、振り返るとパーヴェのステージなんかだいぶ昔のような気もします。時間とは異なもの。。。


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プロフィール

アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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