暴力あんちゃんのバレド

が逃げた時は、とても応援する気になれなかったけど、捕まる直前は本気で応援していましたね。一人逃げて最後の最後に集団に捕まるっていうのがロードレースの最大の見所ですなあ。ちょっと倒錯してますが、一種の悲壮美とでも申しましょうか、喜劇より悲劇が好きなんでね。なんだか支離滅裂になってきましたが、今日のグラープシュ兄弟の日記はミルラムの監督のグラープシュ兄のものです。
「今日も4つの峠を越えて200キロを走る過酷なステージだった。でも140キロを過ぎると山はもう終わりで総合争いではあまり緊張するものはなかったね。
しかし最初の二つの登りで起きたことはホントにきつかった。最初からアタックだらけで、途中たくさんのバラバラなグループになり、どの選手もリミットいっぱいで走っていた。特に後ろの選手ほど力を振り絞らなければならなかった。
トゥールマレ峠でようやく9人の逃げグループができて、やっといくらか落ち着いた。ウチのチームでは一人だけ追走する先頭集団に加われた。ウチの新しい山岳スペシャリスト、ゲラルト・ツィオレク

だ!スプリンターの彼が今日このステージで見せた力は本当に強かった。
あしたはようやく二度目の休息日だ。もうパリまで遠くない。ただし、木曜日に二度目のトゥールマレ峠をやっつけなくちゃならない。しかも今度はそこの山頂がゴールだ。」
ツィオレクの話。「最初の二つの山を全力で行かなければならなかった。ふと気づくと優勝候補たちのグループに混じってた。この時点で調子が良いと感じたね。足が調子良いと気持ちの方もやってやろうって気になる。最後は一度スプリントで自分に負荷をかけてみた。結果はどうでもいいんだ。」
というわけで、早めにスプリントして売り切れた感じだったけど、そうじゃなくてあれは練習したんですね。ポイントを1点でも狙っているフスホフトに意地悪する必要はないから話が付いていたのかも知れないけど。これで開眼してスプリント一辺倒ではなくオールラウンダーとして逃げに乗ったり出来る選手になるといいんですが。。。
良ければ、下のボタンを押してみてください。

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト