あれは1991年のこと。89,90と連覇したグレッグ・レモン

がボロボロと遅れ、挙げ句の果てに他チームのサポートカーにぶつかられて落車。総合ではたしか7位でしたかね。10分以上遅れたはずです。翌年最後のツールはラルプ・デュエズへ向かう途中にリタイアしていきました。歴史を遡れば77年のメルクス

だって、ついにステージ優勝を一つもあげられずに終わり、66年のアンクティル

や1959年のボベ

は途中リタイアで最後のツールをを終えていきました。みんな落日の姿をさらけだしてキャリアを終えていったわけですね。
2005年、アームストロング

が総合優勝したまま引退したとき、勝ち逃げという言葉を思い浮かべたものでした。しかし、やはり、偉大なる者は昨日のようでなければなりません。
さて、HTCのグラープシュ弟

の日記のはずですが、なにしろ昨日は最後のグルペットだったようで、日記がまだアップされてませんね。
しかし、ミルラム、惨憺たるものだったようで、 radsport-news.com の書き出しはこんなです。
「『ミルラムの残っている8人の選手はすべて、フランスアルプスでの汗にまみれた灼熱の闘いを乗り切った』これがチーム・ミルラムのサイトの今日午後のニュース報告だ。むろんこういう報告もありだ。しかし、いいのか、こんな目標で?ステージを乗り切った??しかも新しいスポンサー探しも、これまでのところ不調に終わっているというのに!」
怒ってますねぇ。ドイツ唯一のプロツールチームなんだからねぇ。一番成績が良かったのがローレッガー

の86位。ワンステージで20分以上の遅れですよ。うーん。この後本気でステージ優勝でもしないと、ホントに消滅しちゃいそうだなぁ。
ゲルデマン

の話。「最初のきつい山でスカイのテンポアップについて行けなかった。総合で大きなタイムロスだとわかり、もう力も抜けてしまった。ぼくらの目標ステージ優勝を今後も追い求めていくよ。」
どうでもいいけど、スカパー実況の Sascha さん

、ずいぶんと太ったね。
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