80年代の半ば頃、昨日と同様、ツールで石畳区間がコースになったことがありますが、その時はトゥーン・ファン・フリート

という選手が逃げていて、この石畳区間で足がつって止まってしまったことがありました。ファン・フリートは、その後パナソニック・チームで逃げ選手として名を馳せましたが、癌になって引退したのでした。アームストロング

より後の時代だったら、彼も治癒した後に選手活動を再開したかも知れません。でも、当時はそんなことは考えもしなかったでしょう。
さて、ミルラムです。フレンク・シュレック

の不運に比べれば、まだ運がよい方なのかも知れませんが、うーん、調子が良かっただけにゲルデマン

、ちょっと残念でした。3回パンク2回落車。大きくタイムロスしてしまいました。ゲルデマンのコメントです。「ゴール前3キロで続けて2回転んで遅れてしまった。それまでは何事もなくうまく走れていたのに。後になってみると、総合順位で良いところへ行けるチャンスだったのに。とっても悔しい。」総合で79位まで落ちてしまいました。
一方、ヴェークマン

の方は落車を免れたようですが、まったく怪我せずに第3ステージを終えたわけではなかったようです。石畳区間を走っている間に右手の薬指を怪我した模様。ヴェークマンのコメントです。「ベルギーや北フランスのパーヴェを走るなら、結婚指輪をしたまま走るのはやめたほうが良いって、誰かアドヴァイスしてくれよ!指が青くなって、指の背が振動でひどい水ぶくれができちゃったよ。でも、まあ、これぐらい我慢しよう、指輪はなくさずすんだんだから。そもそもぼくは体重61キロなんだ、ぼくの身体はパーヴェ用に出来てないよ。これはまったく別種目の競技だね。」
というわけで、ドイツ人はやっぱり右手の薬指に結婚指輪をするのでした。
ところで、オランダナショナルチャンピオンジャージのニキ・テルプストラが発熱のために第3ステージ未出走でした。残念。
それから、チームマネージャーのヘリ・ファン・ヘルヴェンの言葉によると、7月21日の二度目の休息日には来年度のチームの新しいスポンサーを発表できると言っています。うーん、どこだろう。やっぱり食品会社が良いけどなぁ。
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