どこもかしこも、すでに消費税アップは既定路線のような話しぶりです。WCで日本がデンマークと戦うという日にもTVでデンマークの紹介をしていましたが、消費税は25%ということだけを言ってましたね。
でも、騙されちゃいけません。
この本を書いたデンマークが大好きな友人からのメールを参考に言わせてもらいましょう。
まずもって、あちこちのブログでも言われているけど、消費税を上げる議論をする前に、もっと議論すべきところがあるはずだよ。
日本ほど大企業の税金が優遇されている国はないし、メガバンクは税金を払ってさえいない。金持ちしかできない株の売買に伴う課税が10%なんておかしくないかい?こんな国、ないよ。
たしかにデンマークの税金は数字だけを見れば、日本とは比べものにならない。だが、デンマークは国民の「幸福度」が世界一だ。ちなみに日本は桁違いだよね。と今調べたら90番!!なに?消費税が25%になれば日本も世界一国民が幸せだと思う国になるのか??そんなはずないよ。
デンマークは消費税25%だけど、その国民に対する社会保障は尋常じゃない!
まず教育費は大学卒業までまったくかからない。障害福祉も医療費も完全無料。デンマークは北海道よりだいぶ北だからね。冬は寒いけど、必要に応じて住宅費は補助され、暖房費もほとんどかからない。だから、そうした関連の保険は不要。そもそもデンマーク人は老後のために貯金をするなんていう人がいない。
そもそも消費税って平等だっていう人がいるけど、ちがうだろう?よ~く考えてみようね。生活保護を受けている人も、収入がゼロの人も払わなければならない税金なんてどう考えたってヘンじゃない?
どう考えたって、金持ちはもっと金持ちになるように、貧乏人はもっと貧乏になるように、というシステムだよ。
つくづく思うよね。国っていう制度はなんのためにあるのか。拙ブログではすでに二回書いた文句をまたまた書くよ。
社会は強い者がより強くなるように、富める者がより富むように、力をかざす者がより強い力をかざすことができるように、そのようなことのためにあるのではありません。弱い人間を排除する社会は、私たちに必要な社会ではありません。弱い人間のためにこそ社会はあります。私たちは、そうでないときにはそうであるように社会を変えてゆかなければなりません。八尋 光秀著「障害は心にはないよ社会にあるんだ」良ければ、下のボタンを押してみてください。

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