今回は二つ一緒です。
「昨日は残念ながら日記にまでたどり着けなかったので、今日のステージについて書く前に最大の山場ステージについて少し触れておきたい。
アルブラ峠を越えるコースで総合の行方も見えてくるだろうというのはみんな分かっていた。ぼくとぼくのチームにとって、このステージは都合良く進んでいた。前方では「好都合な」グループが逃げていた ― つまりぼくのイエロージャージにとって危ない選手がいなかったってこと ― だからぼくらがレースをコントロールすることが出来たんだ。うちのメンバーはとってもよく仕事をしてくれた。その後さらにサクソ・バンクも一緒に加わってくれて、逃げグループのリードはどんどん小さくなって、アルブラ峠の前でみんなもう一度合流した。
残念だけど、ぼくはこの登りのもっとも勾配のきついところで優勝候補たちのテンポについていけず、自分のリズムで登ることにした。比較的早い段階で1分半から2分の差をつけられてしまったけど、その後はそれ以上話されないですんだ。頂上までの最後の4キロは比較的平坦になったけど、そのかわりに向かい風だった。この時点で、もうアシストがいなくなってて、ところによっては一人で走らなければならなかったのでますます不利な状況になった。ぼくとしては、レッドゾーンに入らない程度に全開で走ったんだけどね。
ゴールでは先頭との差は、TTで10位以内に入るチャンスが完全に潰えたというほどまでは大きくなかった。山岳コースでのぼくの成績は想定内だった。自信がついたよ。
今日のレースはみんな疲れていた ― それなのに60キロ地点まではとっても早かった。どのチームも今日の逃げ集団に誰か入れたがったんだ。だって今日は逃げが決まるだろうっていうことは分かっていたからね ― そしてその通りになった。
逃げ集団が言ってしまった後、 ― ぼくに見えた範囲では ― なにも特筆に値することは起きなかったね。また今日もひどい天気で、長時間雨が降って気温も低かった。
ラジオでマルクス・ブルクハルト

が二度目の勝利を挙げたと聞いた。僕はそれがとっても嬉しい。この場を借りてお祝いを言っておきたい。
んじゃ、またあした。」
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