あまりにばかばかしいと思って無視していたんだけどねぇ。きっと Naco さんも、あきれてコメントしてないんだろうと思うんだけど。。。
一週間ほど前から radsport-news.com で Motor-Doping という文字を散見するようになって、新手のクスリが見つかったのかなぁ、と思っていたんですけどね。こんかいはどうやらクスリではなく機材。
チロル地方のグルーバーという自転車メーカーが2007年以来、マウンテンバイク用にグルーバーアシストという、フレームの中に隠れる電動アシスト用モーターを売り出していたんだそうです。このメーカーはこれがレースの場で使われるはずはないと言っているのですが。。。
どうもこれがプロトンの中でも使われているのではないかという噂は去年のツールあたりから出ていたようです。当初まったく相手にしていなかったUCIも特別なスキャナーで自転車を検査することも視野に入れているとかなんとか。。。
特にゴール前50キロぐらいで無意味に自転車を交換する選手が目に付くとか言われだし、さらに少し前に元選手のダビデ・カッサーニ(懐かしい名前です)が
ユーチューブで実際にこのシステムをロードにつけてみるという実験をやって、それを公開し(イタリア語だからわかんないけど、いや、これって冗談なのかなぁ。もしかして時季外れのエイプリールフールかも?だとしたら、オレってとんでもない馬鹿だね)、みずから、このシステムがあれば、すでに50歳を越えた自分でもジロを走れるし、ステージ優勝だって出来ると言いだし、ネットではフランドルとパリ・ルーベに優勝したカンチェラーラが怪しいと噂され、ついにはカンチェラーラ本人も、否定のコメントを出さざるを得なくなってしまいました。
うーん、専門家の何人かが言うように、あまりにリスクが大きすぎるよねぇ。もしばれたら選手本人だけでなくスポンサーだって自転車メーカーだって立ち直れないぐらいのダメージだよ。そんなことを今更カンチェラーラレベルの選手がするとは思えないけどねぇ。
radsport-news.com では緊急の読者アンケートとして「カンチェラーラはこの電動アシストを使ったと思うか?」という項目を立てています。現在6月4日10時の時点で、1300人ほどの参加者は7対3で使ってないという結果になっていますがねぇ。
ちょっとありえないとは思うんだけど、UCIはこの件に関して、来週中に自転車メーカーとの会合を予定しているとのことです。
いや、ほんとなのかなぁ。みんなしてオレのこと騙してない??いや、ホント、こんかいのこの記事、書くのかなりためらったんですけどねぇ。冗談だろ?冗談と言っておくれよ。
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