愛読しているきっこのブログに、元スノーボードチームコーチの古川元幸さんのコメントが引用されている。国母選手にからみ、日本のどのスポーツ界でも言われる、いわゆる「連盟のお偉いさん」問題である。是非多くの人に読んでいただきたいと思う。日本のスポーツ界がだめなのはマスコミがひどいせいもあるが、やっぱり競技のことや選手のことをなにも考えていない「連盟のお偉いさん」が一番問題なんだろうなぁと素人ながら思う。
オリンピック選手は国民の代表なのか? まあ、自転車界も昔は(今は知らない)すごいものだったからね。80年代のTV放送によく解説として出てきたアマ車連の O 氏なんか、89年のスーパークリテにやってきたショーン・ケリーを、「ケリー選手ですか?若手ですね。まだまだこれからの選手です」とか、「下りではブレーキはかけません、ギアをローギアに入れますね、自動車と同じです」とか、たぶんこの人はロードレースなんか興味ないし、それどころかロードレーサーに乗ったこともないんだろうと思ったものでした。
スーパークリテリウムのことを知っている人も今となっては少ないでしょうね。87年と89年に東京は立川の昭和記念公園でヨーロッパの名だたる選手たちを招待して開かれたもので、87年は前日に池袋の東武デパートでサイン会が開かれ、終了後には同じデパートでオークションが行われました。
ここで持ち物自慢をさせていただくと、その時小生はツールのスプリント賞を取ったヴァン・ポッペルと84年の世界チャンピオンで、当時市川選手のチームヒタチのエースだったクリケリオンのマイヨを、それぞれ 9Kと8Kで手に入れました。ほかにもデルガドのレーサーパンツとか、モテのシステムUのマイヨ、ブロェーキンクのパナソニックカラーのオールカンパの自転車が160K ぐらいで売れたような記憶が。。。
今はヨーロッパもそう遠くないし、衛星放送なら有名レースはほとんど見ることができますが、当時は自転車競技マガジンやミロワールの写真ぐらいで、まれに朝早起きすれば7時前にNHKのニュースで時々粒子の粗い映像で穴埋めのように数分、しかも選手の名前の呼び方はむちゃくちゃで、映し出してくれることがありましたけど。。。まあ、そんな話もいずれぼちぼちと。
クリケリオンのサイン入りマイヨです。襟と袖に市販品とは違うアルカンシェルがついてます。クリケリオンは私より2,3cm背が高かったのですが、このマイヨを私が着ると完全に寸足らずで腹が出ます。
こちらはヴァン・ポッペル。これも腹のCのむかって左側にサインがあるのですが、こちらはずいぶん着たのでサインは消えかかっています。さらに一度落車して肩の後ろに穴を開けてしまいました。かなり丁寧に修復したのであまり目立ちませんが、価値としてはもうただのボロだな。
右肩が引きつっているのは修復の跡です。こうしてみるとあまり目立たないけどね。
そうそう、mas.ciclismo などで話題になっているとおり、手に入れた当初はなんともいえない良い香りがしましたっけ。1,2度洗濯しても消えなかったけど、さすがにあれから20年以上たち、今では全くしませんね。ただ、20年前にもあちらのマイヨは香ったことは確かですねん。
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