
汚染水と書くと怒る人もいるらしいけど、海外では「処理された水」なんて書いている国なんかほとんどないと思う。ほとんどが「放射能汚染された水(radioactive Water)」だ。これは山本太郎の街宣なんかでもよく言っているけど、今日の東京新聞のコラム「時代を読む」の文言で言えば、
「処理したとはいえ、事故後の水を海に意図的に流した事例は世界初」なのである。
世論調査などでは海洋法室に半分以上の人が賛成と言っているが、ここ10年ほどの自公政権が言ったりやったりしたことを見てきて、連中が「大丈夫」なんて言ったとしても、それを信じられるなんて、日本人ってホントおめでたいんだなぁ。大丈夫か大丈夫じゃないかなんて、素人にわからないのは当たり前だし、専門家にだって、本当のところはわからないだろう。だとしたら、予防原則を大切にするのは当たり前の話ではないのか?
数日前の山本太郎のおしゃべり会でも国民民主の地方議員が山本太郎に代替案を出せとか影響がいつ出るのかエビデンスを出せとか息巻いて、あっさり撃沈してたけど、この田中優子のコラムにもあるように、モルタル固化もあるし、山本太郎が言っていたように石棺化もできるし、タンクで保管するなら場所はまだいくらでもある。【興味ある人は YouTube で 「2023年9月7日」、「山本太郎」「水戸」で検索すればヒットすると思います。49分過ぎぐらいから見てみてください。】
政府はIAEA(国際原子力機関)のお墨付きがあるというけど、実際は、ここにもあるように、IAEAの報告書には「その政策を推奨したり支持したりするものではない」と書かれているわけで、政府の誤魔化しがここにもある。
結局、無かったことにしたいのだろう。
「汚染水のタンクが目の前からなくなる。デブリが隠されて見えなくなる。そして、事故は忘却される」
まるで、かつての名作「AKIRA」の中で、アキラのとんでもない力を封印しようと慌てて冬眠室に閉じ込めた人々と同じ。

「見てみろ。。。この慌てぶりを。。。怖いのだ。。。怖くてたまらずに覆い隠したのだ。。。恥も尊厳も忘れ。。。築き上げてきた文明も科学もかなぐり捨てて。。。自ら開けた恐怖の穴を慌てて塞いだのだ。。。」
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先日紹介した「ごまかさないクラシック音楽」に教えられたんだけど、旧ソ連には「無葛藤理論」なるものがあったんだそうだ。調べてみると、当初は文学理論・芸術理論としてはじまったそうだけど、後々には社会全体の見方となっていった。
つまり「葛藤があるということは、まだ矛盾があるということになってしまう。ソ連はすでに葛藤を克服して、ユートピアを実現しているのだから、『無葛藤』だと。」西側には「貧乏人がいて苦しんで葛藤しているようだけど」ソ連は「すでにユートピアを達成しているのだから、みんなニコニコしている。」(「ごまかさないクラシック音楽」p.310-311)
おかげでソ連のモスクワ音楽院の教授はこう言ったそうだ。「皆さんがこの国で作曲家として生きていくために、どうしたらいいか。それは皆さんが書きたいと思う音楽を書かないようにすることです。」(同p.310)
今の日本を見ていると、権力者たちが、そしてそれに追従するホシュを自称する連中が目指しているのは「無葛藤国」日本だってのがわかる。
昨日の続きだけど、関東大震災時に差別意識に駆られて起きた大虐殺事件や南京事件の歴史を改竄、隠蔽したがる人たちが目指しているのは、ソ連の「無葛藤理論」だ。北朝鮮のマスゲームのように、みんなが無葛藤でニコニコしている世界だ。
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NHKBSで放送していたので、思わず録画して、朝の忙しい時に、冒頭10分ほどを見てしまった。多分映画館で3回見てる。一種、超人気カルト映画だから、3回ぐらい見ている人は日本中に山ほどいるだろう。ジャパンアズナンバーワンの時代に作られた映画だから、2019年のロサンゼルスは日本人がたくさんいて、有名な「二つで十分ですよ」の屋台のうどん屋の親父や、巨大スクリーンの強力わかもとのコマーシャルなど、ロサンゼルスは日本人に乗っ取られている 笑)本当の2019年が過ぎてしまった今から見ると笑うしかない。
*
当時のアメリカ人の中には本当にアメリカが日本に乗っ取られると思っていた人たちもいたんだろうね 笑)ま、この監督はイギリス人だけど。でも、いまの北海道が某国に乗っ取られるぞって煽るホシュを自称する人たちも、この映画を見るべきだね 爆)
*
だけど、冒頭のレプリカントの審査をするシーン、クーラーないんだよね 笑) 人類は高性能アンドロイド(レプリカント)を作り、空飛ぶ車を作り、別の惑星への移住も果たしていながら、ロサンゼルスの酸性雨も煤煙もそのまま。そして部屋の天井には大きな扇風機が回っている。いや、今の時代から当時の映画のへんなところをあげつらいたいわけではない。思ったのは、人間って上の方ばかり見てて、足元見てないから、こういう世界もありえるなってことだ。
地球からロケットに乗って100キロ以上上空、つまり宇宙へ行った人は世界中で500人以上いるんだそうだ。僕らはネットを開けば100億光年以上離れた銀河の姿を見ることができる。なのに、地上をみれば国をあげての殺し合いをしている。国民に殺し合いの覚悟を持てという権力者がいる。メルトダウンした原発を冷やすために出た汚染水を、どうしようもないので海に流すことにする。この先どういう影響が出るかもわからないのに。。。 そしてアメリカ政府は再び月に人類を送り込もうとするけど、餓死する人たちをなんとかしようとは考えない。
ある意味、資本主義って行きすぎるとこうなるんだろう。金儲けができるところにはどんどん金を注ぎ込むが、儲けにならないところは目を向けない。映画の世界も、現実も、国家が大企業(映画の中ではレプリカントを独占的に作っているタイレル社)のためにあれば当然の帰結。バランスが悪すぎるんだよ。
映画の世界では、続編で分かるように、この後大停電が起きて、世界はリセットされちゃうらしいけど、映画の中では原発はない。でも、今、原発だらけのこの世界がリセットされちゃったら人類は滅びるだろうね。
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今日はツィッターからの頂き物です。
このところ、山本太郎の街宣がない。YouTube で見るのを楽しみにしていたので、どうしたんだろうと思っていたら、ここにいました!
一方で自民党の女性局(なんちゅう名称や!)とやらはフランスで優雅に研修中と称して観光旅行中です。しかも「ケンシュウ」と銘打っている以上、たぶん公費でしょう。
一部を切り取るな、という人もいるかもしれない。でも、フランスへ行って少子化対策やら政治における女性活躍やら、イケンコウカン?? ふーん、誰でも感じるよね。こいつら半分以上観光気分でしょう。
しかし、こんな写真をアップして、誰に見せたいんだろう?? ネットで調べると呆れるような写真がいっぱい出てきます。不快なのでここには貼りませんが。
特権階級はなにしてもいい、なにをしても捕まらない、税金は自分たちのためにある、国の将来なんかどうでもいい、国民のことなんか考えない、いまの特権を享受するだけに血道を上げる。そうしてプチ特権階級まで増長して不正行為に邁進して、ゴルフボールで車をボコボコにしろと指令がでて、車だけでなく社会もボコボコになっていく。でもみんな無関心。なんか自然災害をみるような気持ちで政治を見てるんだろうなぁ。
山本太郎がいうように、僕らが主権者、国のオーナーなんだ。この国を、社会を、生活を良くするためには僕らが政治にもっと関心を持たなければならないと思う。政治が変われば社会は変わり、僕らの生活もかわる。もし、あなたが政治に無関心でも政治はあなたに無関心ではないんだよ。
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このところの街宣を聞いていると、一連の悪法に対しては体を張るべきだ、野党がみんなでハマコーにならなければならない、などと、ちょっと過激化していたから、ひょっとしてあるかな、とは思っていたけどね 苦笑)
ハマコーといっても知らない人も多いのかもしれない。まあ、ロクな政治家ではなかったが、引退後にたけしのTVで露悪的なことを言って人気を得た 笑)国会が揉めると体を張って、バリケードを突破したり、床に転がって、だれも触ってないのに「いてえ、いてえ」と怒鳴って誰かに殴られたかのようなそぶりをみせていた。だから、ハマコーにならなければ、という山本太郎の比喩はあまり好きになれない。
さらに、こういうのを悪目立ちと言って非難する人も多いだろう。最近もFBで山本太郎大嫌いという人に噛み付かれたけどね。
だけど、山本太郎としては計算づくではないだろうと思う。思わず怒りで我を忘れたんだろう。暴力はいかん、それはその通り。だけど、上のYouTubeをみればわかるけど、こんなの暴力じゃないよ。「けが」ってなに? 暴力ってのは自民党の佐藤なんとかのパンチをいうんだよ。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164262このところ大石議員と櫛渕議員が午前と午後にプラカードをあげたとして、あとでやった櫛渕議員が登院停止10日間といいう、もう露骨な嫌がらせを受けた後だけに、山本太郎の懲罰がどうなるか、一抹の不安はあるが、だけど、他の野党の議員たちは何をしているんだ??
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普段から考えているんだね。そうでなければ、咄嗟の状況でここまで鮮やかに語れないだろう。いつもの街宣で顕正会という宗教団体の関係者からの質問に、山本はみごとな回答を見せる。こういうのを見ると本当にすごいと思う。
この動画の 1時間12分47秒から。
まず最初に統一教会を揶揄することから始め、「世界を救うため」と言う宗教に対して、「祈っているだけでは、もうどうにもならないんですよ。祈りだけで世界が変わると言うなら、こんな世の中になってません」と一括。
「その一方で祈りを忘れてしまったからこんな世の中になっているんだという切り口」も認めながら、「祈りでしか変えられない、心にある悪を追い出さなければどうにもならないというような教義でなんとかなってるんだったら、世界はとっくに平和になっている」
ここから山本太郎は心の問題から一気に「現実に向き合うこと」へ大転換。「悪霊のような悪政が目の前にあるんだから、これを倒しに行かなければダメ。悪政は祈ったって倒れない」と主張する。
山本太郎は宗教を否定しているわけではない。それは日蓮が700年前に言ったことによって救いがあった人たちがいるから繋いでこられたのだろうと認めながら、しかし700年前からずっと「祈りだったり教義ってもので社会が変わるんだったら、とっくに変わっているはずだ」と言う。
確かに祈ることも重要だろうが、それだけでは世の中は変わらない。今、社会は変えられるはずだが、それは祈ったり何かを布教することによって変えていくんじゃなくて、今、目の前にある人権の一つとしての参政権を駆使しながら変えていく時代なのだと。
「これだけ無茶苦茶な世の中になったら拠り所ってものは必要になってくると思うし、(何かを信じることで)救われたりバランス取れるんだったら、そんな素晴らしいものはないと思う。ただし行き過ぎたものでなければ。」
「今、この現実の社会の地獄を考えると、地獄はどこかって言ったら、来世(死後)じゃない、今のこの世が地獄なんだ、だからそれを変えるために私たちは生きているんだ、とそう思う。そして変える方法は政治しかない。」
突然の質問に対して、これまでもなんでもよく考えていて、それに的確な応答をしてきたけど、このやりとりなんかも、山本太郎の凄さをものすごく感じさせられた。日本中に実はあまたいる壺議員たちとは、政治家として、そして人間として、なにか一番おおもとにあるものが決定的に違うと思う。
そうなんだよね。映画「魂のゆくえ」を紹介した時にも書いたけど
http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3741.html、キリスト教であれば、神の意思が今の世の中を作っているのだ、だからそれに逆らってはいけないと言えてしまうし、仏教だって世の中の無常を悟ることをめざしたり、来世に期待したりして、現実へのコミットを拒否させてしまうところがあるんだろう。
山本自身はカトリック教徒だと聞いたことがあるが、この点をはっきり切り分けて、政治の話に信仰を持ち込まない。信仰に基づいたら、偏りが出てしまうだろう。山本太郎の語ることは破綻がない。
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この前の金曜日の記者会見のYouTube です。
全部見るのは時間がかかるけど、12分50秒ぐらいからの山本太郎の話を5分でいいから聞いてください。せめて14分50秒過ぎからを書き起こしておきます。
「もう終わっている国は何に走るかって言ったら、軍事に傾くしかないんです。で、そのスクラップってことに力を合わせていきながら、次のビルドってところでまた金儲けしようと。リセットしようとするような動きに対して、絶対にノーと言わなければいけない。」
戦争しようとするはずないよね、と思いたかったけど、これって結構当たってるのかもしれない。穿ち過ぎ? 陰謀論めいている?? だけどさ、あの統一教会が自民党に食い込んで、政策も統一教会が求めるような形にさせていたんだよね。僕だって、1年前なら、統一教会が自民党とつるんでいるなんて言われても信じなかったけどね。
こうなってくると、一部の軍事ヲタクのネトウヨとは別に、本気で戦争になってもいい、否、戦争になった方がいいと考えている連中がいるんだろうと思えてくる。
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梅村みずほって、公設第一秘書が殺人未遂で逮捕された人ね。「支援者の一言がウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながったおそれも否定できない」
つまり支援者が病気のふりをすれば釈放してもらえるとアドバイスして、ウィシュマさんが逆に医者から詐病の疑いをかけられたと言ってるんだよね?
この理屈、意味わかります???
どういう意味かよくわからないけど、もしかして、ウィシュマさんがアドバイスに基づいて病気のふりしてたから、本当の病気になったとき医者が相手にしてくれなかった、というオオカミ少年の理屈なのかな?
そうだとすると自業自得と言いたいわけか? さすが維新!
さらには支援者がへんなアドバイスするなと主張しているんだよね? だけど支援者がいなかったらウィシュマさんの死は全く知られないままだっただろう。
さすがに人々のさもしい「ザマアミロ」の気持ちを煽り、自己責任を言い立てて人気を得てきた政党だけのことはある。善意の支援者をバッシングして権力におもねるなんて、吐き気がする。
少し前にNHKのバタフライエフェクトで、新大久保駅で転落した人を助けようとした日本人カメラマンと韓国人留学生の話を放映していたけど、この維新の議員は、おそらく、助けようとして亡くなった人をバッシングするんだろう。
追記(5/18, 10:45)
どうもその後のこの梅村という議員の発言を聞くと、詐病で死んだ可能性があると言っているようですね。病気のふりをしただけで、人間って死ねるもんなんでしょうか? さらにはハンガーストライキの結果で死んだ可能性とも言ったようですが、国会ってそんななんの証拠もない推測を垂れ流していいとこなんですかね?
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2、3日前にNHKの夜遅くの時論公論という番組でドイツの脱原発について扱っていた。
ここでも書いたように、ドイツは原発から完全に撤退した。しかし、このNHKの番組では、ウクライナ危機による電気料金高騰によって、原発停止に反対するパーセンテージが60%を超えたと言いながら、そのほかにも石炭火力回帰傾向を強調していた。ほかにもフランスをはじめ東欧諸国やフィンランドが原発回帰に向かっていることを強調していた。
そこに続けて、日本は原発回帰しつつあることを言いながら、ドイツとは違うからそのあとを追いかけるのが良いのかどうかはわからないという論調。
だけど、そのNHKの番組で一言も触れられていなかったのが地震のことだ。
これから日本では南海トラフや首都直下型の地震が起きると言われている。この地震大国日本で、原発は耐えられるのか?
耐えられるかもしれない、耐えられないかもしれない、そんなギャンブルに日本国民を巻き込まないで欲しい。地震があるたびに、よかった、大丈夫だったって、いつの日か、あかんかった、はい、さいなら、でいいの?
ほかにも、使用済み燃料はどうするのか? たとえば番組で原発回帰と言われたフィンランドにはオンカロという使用済み燃料の最終処分場が作られているのだよ。とりあえず、10万年管理できる(かどうかわからんけど)場所を確保したわけだ。日本にそんなところある? 今後そんなところ見つけられる?
さらには、ニポンちゃちゃちゃの連中は台湾有事だ!とか北朝鮮からのミサイルが!と不安を煽っているが、それ以前に日本海側にあれだけ原発作って、通常兵器で攻撃されたって核爆弾爆発したのと変わらん脅威だよ。
一方で中国が、北朝鮮が、ロシアが、と言いながら、原発を推進って、どういう頭の構造しているんだろう?
原発だけではない、統一教会のことも含めて、自公政権の言っていることは、どう好意的にみてもデタラメである。
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今朝の東京新聞でも地方議会議員や首長の統一教会汚染の話題が載っていたけど、オウムの時にあれほど延々と朝から晩まで何ヶ月もやっていたテレビがすでに忘れてしまったかのようなのが実に解せない。
FBの知り合いに教えられたんだけど、1978年出版の「新版 社会科学事典」という本がある。新日本出版だから共産党系の出版社だ。
そこには統一教会=国際勝共連合の項目にこう書いてある。
「38度線は神と悪魔が衝突する『第一線』だともいい、日本は生活水準を3分の1に減らし、税金を4倍、5倍にしてでも、軍事力を増強してゆかねばならない、と日本の国民に犠牲になることを要求している。」共産党の宣伝でしょ? と思うかもしれないけど、事実はこの通りになってるわけだ。1978年以降、じわじわと統一教会が国や地方の保守政治家たちに食い込んだ結果、上の解説文通りの日本になっているわけだ。40年前に言われていたことがいま実現しているんだよ。共産党がどうかなんて関係ない、統一教会=勝共連合がそう言っていたってことだ。
給料上がらず物価ばかり上がるコストプッシュインフレの中、政府はなにもしない。技術の発展により便利になったから、生活水準が三分の一になったという実感はないが、少なくとも働けば衣食住に困らなかった1980年ごろの日本と比べて、外面的内面的に貧しくなっているのは間違いないと思う。税金を見たって消費税などなかったし、一般庶民にはいまほどの重税感はなかった。だが今はどうだろう? 消費税を廃止する気などさらさらなく、今度は個人事業者狙い撃ちのインボイス制度を導入する。そんな中で軍事費になら何十兆もポンと出す。
まさに上にある統一教会=勝共連合の思い描いたままの日本になっている。プロパガンダじみて聞こえるかもしれないけど、自民党に票をいれるっていうことはこういうことなんだよ。
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このところ、山本太郎の街宣で野党共闘を質問されると、山本太郎の野党批判がけっこうキツめだなとおもっていた。貴族みたいな戦い方して、本気で戦ってない! と。れいわ新選組をNHK党(名前変えたらしいが)とか賛成党(漢字がちがうか)と同列にキワモノとしてあつかう雰囲気があるが、確かにちょっと見で品がないように見えるので、一緒にされているのかもしれない。
でも、国会でのれいわの議員の質問を少しでも見れば、極めてまともで、一般国民のために一生懸命なのがわかる。
それなのに、牛歩と不規則発言で与野党が一緒になってれいわの大石議員と櫛渕議員に注意を与えた。びっくりしたのは共産党までそれに同意したという点だ。
少し前に、高市追求の急先鋒だった小西議員を、立民は「サル」というワード一つで更迭した。ようするに貴族みたいな戦いすらしていない。
要するにこういうことだ。

© 「百億の昼と千億の夜」(秋田書店1977)
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前にも書いたことがあるけど、うちの子供達が通った市立の障害児の通所訓練施設が移転騒動に巻き込まれた時、共産党と社民、生活者ネットワークの市議会議員さんたちには、特に共産党の何人かの議員さんにはとてもお世話になった。自民公明は個別に話せば理解を示してくれるけど、いざ採決になれば期待するようなことはしてくれなかった。
まあ、彼らには彼らの理屈、困っている当事者を思うよりも上位の理由があったんだろう。だから、今でも当時の共産党の議員さんたちのなかで、まだ続けている人の動向は気になる。また、高校、大学、そしてその後今に至るまで、尊敬できる仲の良い党員の友人もいる。いまでも年に1、2回一緒に酒を飲む。
だけど、僕自身の共産党に対する気持ちは、学生時代に民主青年同盟のクラスメイトや、共産党と近いリベラルな何人かの大学教員に対する複雑な思い出もあって、ビミョーなものがある。いや、共産党の発言を見ている限り、全く普通のことを言っているし、共感できるものばかりである。ただ、共産党の名前は東西冷戦が終わった時に変更すべきだったと思うけど。
だけど、その共産党を称して暴力革命の方針を放棄していない」と言って非合法化しろと言った議員がいたのには驚いた。さらに西欧では共産党は非合法化されていると続けたのには、唖然とした。
いくら無知でもほどがあるわ。
こういうデマを拡散するネトウヨもいて、それってご本人もこのデマを信じるんだろうね。国会でここまで出鱈目を言っても良いというふうになったのは、やっぱり安倍晋三のせいだろう。あれだけ嘘をつき続けてきたんだから、もう歯止めが効かない。昔は言葉にはもっと責任がついて回った。
昔ハマコーと呼ばれ、衆議院議長をやった元ヤクザとも噂された浜田幸一って議員が、議長になって最初に、日本共産党の宮本顕治は殺人犯だ、と言って辞任したことがあった。
ひでえ奴だと思ったけど、まあ、ハマコーの場合議長の立場を辞任する覚悟で言ったんだろうね。それに対して、今回は言った議員はシラを切り続けるだろう。要するに、こういうことを言えば、喝采を叫ぶ少数の人間がいるということを意識しているんだろう。
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うじきつよしってバンドやってた人なのね? 私にとってうじきつよしと言ったらただひとつ、カルトQの司会者だ。それ以外で思い浮かぶものは何もない 笑)
カルトQなんて言っても知ってる人は50代以上だろうけどね。1990年ごろにフジテレビの深夜にやってた、文字通りのカルトなクイズ。そもそも問題の意味がわからないようなクイズに回答者たちが早押しでバンバンボタンを押しまくる。
もしや、と思ってYouTubeで探したらいくつもアップされてますね。思わずマッキントッシュと阪神タイガースを見ちゃいました 笑)
というわけで、そのうじきつよしのツィート。戦後長く社会民主主義政党が与党だった北欧の国々と同じぐらいの重税感だそうだ。北欧の国々って言ったら、大学まで学費は無料だし、老後のために貯金するなんていう人はいないと言われるぐらい、年金や社会保障のシステムがしっかりしている国々だ。1970年代には日本も北欧のような国を目指すべきだと言われていたものだった。重税感だけが北欧並みになったわけだね。北欧が医療教育社会保障に費やした金を日本はどこで使っているのだろうね?
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うーん、理解できない。自民党の西田昌司って議員、これまでも国民に主権があるなんてのがおかしいんだ!とほざいた奴だ。
性的少数者(LGBT)への理解増進を図る法案に関し「差別の禁止や法的な措置を強化すると、一見よさそうに見えても人権侵害など逆の問題が出てくる。社会が分断されないような形で党内議論をしていきたい」と述べた。この人に限らず、自民党の多くの議員にとっては社会が分断せずに、日本人すべてが統一教会的価値観を持って一致するのが理想なんだろうね。
しかし、理解に苦しむのは差別禁止措置を強化すると(別の)人権侵害の問題が出てくると言っている点。意味がわからん。
つまり、差別したい、差別発言を口にしたいという人たちの人権を考えろ! って言っているわけかな? これって痴漢にも痴漢したい自由を担保しろと言って新潮45って雑誌を潰した自称文芸評論家の言ったことと同じじゃない?
誰だよ!こんな奴に投票したの!! それとも比例?? だとしたら杉田と同様、自民党がこいつを応援してるってことだね。
追記 2/10 西田昌司の発言、「国民に人権があるなんてのがおかしい」と書いてましたが、人権ではなく主権でした。訂正します。
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山本太郎の街頭演説をYouTubeで見てたら最後の方でお前反日だろうと叫ぶ人が出てきた。山本太郎は見事に切り返していた。反日って、あるとしたら統一教会なんかと組んでる自民党でしょ! まあ、その通りだと思うけどね。
だけど、ネットを見ていると、数は少し少なくなったような気がするけど、相変わらずリベラル=サヨク=反日=共産主義=悪と決めつけているおめでたい人たちがまだまだたくさんいる。そういう人たちって、きっと、自分たちが反日だと思い込んでいるリベラルが吠え面かくなら、自ら反日になることもいとわない、っていう覚悟があるんだろうね。リベラルが悔しがるなら、日本は北朝鮮になってやる、って思ってるんじゃないの? そういうふうに考えなければ、どう考えたって辻褄合わんもん。
山本太郎が平和外交を主張すると、そんな甘いことを言っていると中国が、ロシアが、北朝鮮が、さらにはあろうことか 笑)韓国が攻めてくるって言い出し、軍備増強しなきゃダメだと言い出すんだけど、自分で考える頭を持ってるのかね? と思う。
拙ブログで何度も書いたけど、まず原発50以上剥き出しなんだよ、
食料自給率30数%なんだよ、リアルに戦争になったら、と考えたらどうやったって、たとえどれほどの軍備を揃えたって勝てるわけない。いや、負けるだけじゃないよ、この国放射能汚染で住めなくなるよ。
それなら核装備だぁ、なんてのはもうどうかしてるとしか言いようがない。他の国が日本の核武装を許すはずないし、こそこそ隠れて核兵器開発なんて、北朝鮮と同じ手口で、国際社会からの鼻つまみ者になるよ。核シェアに至っては、口から出まかせな思いつきっていう安倍的やり方だ。
戦争やって日本を滅ぼそうとしているのを反日っていう言葉以外のどんな言葉で言い表せばいいんだろう??
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いやぁ、れいわと山本太郎には本当に驚かされる。同時にえらく感動して涙が出た。今日の不定例会見で、水道橋博士がせっかく当選したのに病気のせいで議員辞職したと発表された。この水道橋博士の辞めた後のれいわの議席は普通なら次点の候補者が繰り上がるものだけど、今回は6年の任期を5人で回り持ちするという。聴きながら涙が出た。そしてもちろん水道橋博士には今後もれいわと関わってもらえるよう働きかけるという。
これってドイツの現与党のひとつの緑の党が採用したシステムなんだそうだ。今回の辞職で繰り上がり当選するのが大島九州男、1年後に大島さんは議員辞職して、今度は長谷川羽衣子が繰り上がり、次は辻恵、蓮池透、依田花蓮と順番に変わっていく。
会場では、日本テレビの記者から「議席の私物化じゃないか」って質問が出たけど、はぁ? だね。ただの嫌がらせの質問、それ以上でもないし、質問した記者自身が自分が言っていることをまともに考えていないなというのがわかったし、たぶん「私物化」という言葉を使いたかっただけなんだろうね。山本太郎は優しいから、この記者を追い詰めなかったけどね。
いずれにしても、この候補者たちってそれぞれが自分の得意分野を持っているわけで、それを全面に出して1年間全力で国会でアピールするって、確かに1年は短いけど、山本太郎が言うように、6年間何もしない、ただの賛成要員に過ぎない議員なんて山ほどいるからね。
依田花蓮が順番的に最後で、順当にいけば2027〜28年になるという。彼女が言う通り、この時代に本当に今の形の日本が存在しているのか、確かに不安ではある。
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正月はこんな本を拾い読みしてました 笑)昭和の時代の詩人で、現代詩人らしい暗さと連想の飛躍 笑) ただ、辻まことの書いた解説にこんな文句がありました。
「観念のハシゴにつかまって身を支え、晦渋な思弁で立ってみせる幼児性は彼にはほとんどない。四つんばいになって世界の方へどんどん関与していく」
連想したのは年末年始のれいわ新選組代表の方の山本太郎のボランティア活動。「四つんばいになって世界の方へどんどん関与していく」姿。

昨日のれいわの代表記者会見でも質問されていたけど、毎年年末年始にはこうした活動は「自分の中の恒例になっている」そうだ。これを売名だとか言う人もいるんだろうけど、まあ、そういう人は僕に言わせれば、心がかなり腐ってる。
その後の回答の端々からもわかるが、こうしたホームレスをはじめ生活困窮者に対する活動は年季が入っていて、かなり深くコミットしていなければ言えないような具体的な例が挙げられている。(
YouTube に動画が挙げられていますので、興味があればどうぞ)
言いたい人には言わせておけば良い。売名で結構、ただし、何のために名前を売っているのか? 私腹を肥やすためではない、世の中を良くするためだ。困っている人を助けたいという思いだ。
3年前の参議院選で、重度障害者の木村英子に立候補を打診した時、木村は山本太郎に、「障害者を利用しているって言われるんじゃないか」と心配したら、山本太郎は即座に「いいじゃないですか、利用してやりましょうよ」と答えたそうだ。また、ポピュリズムだと批判された時にも、「ポピュリズム上等」と言ったこともある。
これらはすべて、自分のためではない。困っている人を助けたいという彼の強い思いからだ。普通なら、つまり、目的が自分のためなら、売名行為や障害者を利用しているとか、ポピュリズムなどという文言は鋭い批判の言葉になるだろうけど、山本太郎はそんなものとは無縁だ。似たような言い方で山本太郎を批判する人も多いが、この点を見落としていると思う。
さて、最初の詩人の山本太郎を語った辻まことの言葉に戻ります。右だの左だのいうイデオロギーに関与せず、困っている人を助けたいという分かりやすい(けど、新自由主義の世の中ではだいぶ前から偽善だと罵られている)強い思いに駆られた、れいわ新選組代表の山本太郎にも
「観念のハシゴにつかまって身を支え、晦渋な思弁で立ってみせる幼児性は彼にはほとんどない。四つんばいになって世界の方へどんどん関与していく」
という文章が当てはまるんじゃないでしょうか? え?牽強付会? 笑)
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前に書いたように、僕は防衛費二倍とかGNP2%とかいっても、実は「奴ら」は戦争の準備をしているわけではないと思っている。だってどう考えたって原発をこれだけたくさん作っておいて、さらに稼働期間をさらに伸ばして、戦争になったらどうなる?? リアルに考えていたら、こんなのなんの意味もないことは明らかだ。さらに食料自給率は40%以下。もし仮に外国からの食糧輸入が絶えたら、日本人の半分以上は餓死すると言われている。食糧輸入が途絶える可能性は、なにも日本が戦争の当事国になるだけではない、と次の YouTube で東大教授が言っている。世界のどこかの戦争で物流が止まっただけでも危険だということだ。
「防衛費は5年で43兆円とか増税してでもふやすと勇ましい議論は盛んに行われている。敵基地攻めればいいんだと勇ましい議論が行われている。しかしながら、我々は食料を持ってないんです。食料を持たずに武器だけ持ってもまず兵糧攻めで、戦う前に一巻の終わり。国防というなら、食糧こそまず国防の第一ですよ。」
第二次大戦の日本の戦死者の半数以上は餓死である。戦艦大和や武蔵を作って零戦を作って、戦死した兵士の半数以上は餓死したのである。
まさか自民党の「奴ら」がそんなことも知らないはずはない。それでも防衛費を云々してるのは、ようするにアメリカの政府と軍需産業を喜ばせ、それに伴う利権に食い込んでいるからだ。国民のことなんて何にも考えていない。「奴ら」は戦争なんて本当にするつもりはないだろうし、中国や北朝鮮が本当の意味での脅威だとも考えていなんじゃないかと思う。だから本当に怖いのは中国や北朝鮮ではなく、戦争がやりたくてしょうがないアメリカの軍需産業とその意向を受けているアメリカ政府なんじゃないのか? 日本が戦争に巻き込まれる可能性があるとしたら、中国や北朝鮮が日本に攻めてくるのではなく、むしろアメリカの戦争に巻き込まれることだと思う。
だからこそ憲法9条が大切なのだ。9条じゃ日本を守れないという人がいるが、そんなのあたりまえだ。
すでにさんざん拙ブログでも言ってきたように、憲法9条は日本を守るためではなく、日本がロシアのように戦争を始めないためなんだよ。今一番可能性のあるシナリオはアメリカの手先になって戦争するというやつだろう。
朝鮮戦争時にアメリカは日本にも参戦を要請してきたが、時の政府は憲法9条を盾に戦闘行為には参加できないとつっぱねた。今の政府なら言を左右して強引に閣議決定とかで参戦してしまうだろうね。
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あきれる。各所で言われているように、すでに台湾有事は日本の有事と言って、中国を仮想的にしていることは誰にでもわかる。中国が日本に向けてミサイル発射準備をしているとして、それに「敵基地攻撃」を仕掛けることが可能だというわけだけど、では「敵基地攻撃」したとして、その後どうなるんだろう? 当たり前のことだが相手がそれで攻撃を止めるはずはない。そもそも、そうやって喧嘩腰でいることでどんなメリットが日本にあるのだろう?
僕は明日にも戦争になる、とか、自民党がいずれ戦争をやろうとしている、なんて考えてはいない。まさかそんなことを考えている奴は自民党のタカ派にもいないと思っている。そもそも前に書いたように、原発が日本中にあるんだよ。本当に戦争になったら日本は住めない島になってしまうだろう。そもそも防衛費を倍にしようが、中国の半分にもならない。人口だって国土だって日本と比べ物にならない。
ネトウヨさんたちは自衛隊と中国軍が戦ったらどうなるか? で盛り上がり、自衛隊が勝つ、なんて言っている馬鹿もいる。いやいや、なにをゲームみたいなことを言っているんだろう? 戦ったら、どっちが勝つか、以前に死人がたくさん出るっていうことだ。
いずれにせよ、自民の奴らは防衛費とそれに絡む利権が欲しいだけなんだと思っている。だからその点では、つまり「リアルな」戦争という意味では、僕は結構楽観的だ。中国だって先制攻撃なんか目論んでいるはずはない。台湾や日本に戦争を仕掛けるとも思わない。ウクライナ戦争が始まった時に、このブログ常連のネトウヨはこれで中国が沖縄に攻めてくると、本気で書き込んできたが、中国と沖縄は、ロシアとウクライナみたいな地続きではない。そもそも中国にとって沖縄を占領することでどんなメリットがあるんだろう? だいたい、中国は沖縄を中国領土だなんて言ったことは一度もない。まあ、その常連ネトウヨさんんも統一教会以後は全く音沙汰なくなってしまったが 笑) とにもかくにも、破竹の勢いで、ダンケルクからイギリス軍を追い落とした頃のナチスドイツだって、イギリス上陸はできなかった。
そうはいっても、こんなに挑発するようなことをしてしまっては、どんな偶発時があるかはわからない。そして何かあったときには死ぬのは誰だ? 戦争を決断した奴らやその親族は死なない。

今日の東京新聞で、本当に頭に来たのは、上の写真の右端にある岸田の「一人一人が国を守る意識が大切だ」というセリフ。国民を守ろうとしない権力者が何を言うんだ!! しかもご本人は「リアルな」戦争を全くイメージしていないだろう。頭にあるのは防衛利権、ひょっとしたらアメリカ様に言われて従っているだけかもしれない。アメリカ様としても武器を高値で買い取ってくれるんだからウハウハだ。そして日本の普通の国民の中にも、自分と国を一体化させるというどこか回路がおかしい人が一定数いるのだろう。
今日の東京新聞の最終面は宮本三郎の戦争画「飢渇」。この絵は描かれた当時は戦意高揚を意図していたらしいけど、今この絵を見て戦意が高揚しちゃう人はいないだろう。

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一昨日、昔のホビーレースチームの忘年会があったんだけど、そこでも話題になったのが統一教会。このメンバー、普段は政治的な話など全くしないんですが、さすがに誰にとっても衝撃的だったようでした。
ほんの半年前だったら、統一教会が自民党政治に食い込んでいて選挙の時にボランティアをやったり、信者が秘書になって、議員たちに憲法改正をやらせようとしたり、個人より家族の大切さ(=個人より国家)を主張させたり、LGBTQの権利を抑えさせようとしたり、同性婚や選択的夫婦別姓に反対させているって誰かが言ったら、僕だって「うがちすぎ」って言って苦笑いしただろう。東日本大震災はアメリカの地震兵器によるものだとか、アポロ11号は月に入ってないとか、安倍射殺は山上容疑者が犯人ではないというレベルの陰謀論だと笑ったはず。
だから安倍射殺後のさまざまな情報、元信者の証言や二世の苦しみを聞くにつけ、なにか足元の土台が崩れたような気分になったことは、ここにも何度も書いた。
僕の世代だと、1970年代末からの強引な勧誘や霊感商法、壺を売ったり合同結婚式をしたり、という不気味さはみんな知っているが、21世紀に入ってとんと聞かなくなったのも、自民党との協力関係により、守ってもらっていただけで、やってることは以前とあまり変わっていなかったのもわかってきた。
いや、政治家たちは、宗教活動に賛成したのではない、反共という思想に賛成したのだというのかもしれないが、1990年ごろの冷戦終結後、ソ連崩壊後、共産主義国家なんかどこにもないだろう。北朝鮮があるじゃないか、というかもしれないが、その北朝鮮と、反共思想をもつ統一教会はツーカーだったんだからね。資金提供しているんだからね。反共なんてお題目、嘘だとわかっていてのアリバイにすぎない。
統一教会の霊感商法の典型的な手口は、あなたの先祖がその悪行によって地獄で苦しんでいると「不安を煽り」、あなたにはその先祖を献金によって、あるいは高額な壺を買うことによって救う「義務」があるというものだ。
今の日本の政治も似てない?? 中国がぁ、北朝鮮がぁ、と「不安を煽り」、献金(=増税)をする「義務」があると称するやり方って、そのまま統一教会のやり方だよ。
そもそも中国との危機を煽りながら、その一番の原因は石原が尖閣の棚上げ論をぶち壊したせいだ。少し前に平和外交しか日本の道はない、と書いたら、日本が平和外交したくたって、話をしようとしない相手とどうするんだ? という反論を受けたけど、いやいや、話をしようとしないのはどっちだ? 北朝鮮だって安倍のときに拉致被害者を返す打診をしたら、日本政府が蹴ったんだよ。
まあ、いずれにしても、安倍の時代から日本政府のやり方は、統一教会に学んでいるんだろうと思えてしょうがない。統一教会の先祖が地獄で苦しんでいるから献金しろって、こういう手口を考えだした奴(ら)って、絶対自分では「地獄」の存在なんか信じてない。同様に自民党政府の連中も本気で戦争になるなんて信じてないんだろう。
だけど、本当に地獄があったら、いの一番に落ちるのは詐欺師の奴らだ。しかし戦争の方は、本当に戦争になったら被害を受けるのは僕ら日本人すべてだ。
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