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人は差別する

2020.09.14.13:22

大坂なおみが、差別主義者ではないだけでは不十分だ、反差別主義者でなければならない、と言ったそうです。すごいね。22歳の女性がカメラを前にしてこういうことを言えるのがすごい。

人間は差別する生き物だ。このブログでも何度も書いてきたけど、通常自分は差別主義者ではないと胸を張っていても、何かの表紙に差別意識が出てしまうのは人間のサガというもの。それは僕自身だってそうだったし、多分今だって何かの拍子に差別意識が出てしまうのかもしれない。これについては30年も前の個人的な体験を書いたことがあった。

うちなる差別意識を憎め! へ

だけど、この「人間は差別する生き物だ」というテーゼに続くのは、だから仕方がない、であってはならない。そうではなく、だからこそ、自分のことを見つめて、自分の中にもそういう恥ずかしい感情があるかもしれない、と常に注意していることが大切なんだと思う。こんなことも山本太郎と絡めて書いたことがある。っていうか、拙ブログではこういうことをずっと書いてきたつもりだ。

山本太郎の会見から、その人間観 へ

いや、俺は差別主義者なんかじゃない、と言う人もいるだろう。普通の人は多分ほとんどがそうだと思う。だけど、差別主義者じゃないよということで、この問題に決着をつけてないだろうか? それ以上考えなくて済むと、この話題から降りてないだろうか?

自分は反差別主義者であると自覚するのはもちろん、その批判の先には自分もいるのだと思わなければならないのだと思う。


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続)諸君、あの男の退陣を喜ぶな!

2020.09.02.12:38

南ドイツ新聞という、まあリベラルとレッテルを貼られているドイツの全国紙では明確に安倍辞任を「政治的な観点では安倍の辞任は日本にとって本当に福音だ (in politischer Hinsicht ist Abes Rücktritt tatsächlich eine gute Nachricht für Japan)」と言ってますね。

まあ、別に外国の評価なんてどうでもいいんです。ただ、病気で止めるのが「お気の毒」という今の日本を覆っている雰囲気、これって本当にみんなそう思っているの? それともマスコミの情報操作? 昔、大平正芳と言う総理大臣が選挙期間中に亡くなったことがありました。これによって「香典票」なんて言われたんだけど、直後の選挙は自民党が圧勝したんですよね。日本の有権者なんてこんなもん。

ただ、そうは言っても、大平は古き良き時代 苦笑)の自民党の政治家で、間違っても自分を批判するマスコミや有権者を「こんな人たち」なんて言わなかった、いや、そういう発想なんかなかったでしょう。自民党の政治家たちだって野党との「対話」を重視する姿勢は決して崩さなかった。そして実際に大平の時代、日本は一億総中流と言われ、働けば普通に生活できたし、今使われている意味での「自己責任」なんて言葉は存在しなかった。公的な場でヘイト発言などする人はいなかったし、憲法を変えたいなんて公的な場で言う政治家もいなかった。政治家の憲法遵守義務をわきまえていたんだろう。

安倍がこの8年近くで何をしたでしょう? 具体的なことはともかく、僕は社会がこぞって安倍的になったと感じています。安倍的とは? 人々には自己責任を問いつつ自分は責任など間違っても取らない。責任を問われれば隠蔽・削除・改竄し、他人のせいにする。本来忖度は勝手にするものだったはずが、安倍の場合は忖度を強要している。社会を見るとそんなプチ権力者が増えたと思いませんか? それこそ頭が腐れば全て腐る

そして、ヘイトの野放し。ご本人はヘイト的発言はしないかもしれないけど、安倍がトップに立って以降、世の中にヘイト発言が異常に増えたと思いませんか? 安倍の意向に沿った忖度なんじゃないのか? 総理大臣になってからは確かにヘイト的なことは言ってないが、安倍には前科がある。

拙ブログでは何度も書いたけど、安倍の時代、これは明治以後の政治史上最悪の時代として記憶されるだろう。この後誰が総理大臣になるか知らないが、おそらく安倍的社会はもうしばらくは続くだろう。安倍の時代はまだ終わってない。


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山本太郎の会見から、その人間観

2020.07.18.13:59



命の選別を政治が行うと発言した大西つねき発言と彼の除名に関する山本太郎の会見を聞いた。途中でこんなことを言っていた。

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この問題をこの人はそんなことを言う人じゃないよということで片付けないでいただきたい。実際にそう言ってます。それを見つめることが必要。大西さんにも多くのファンの方々がいらっしゃいますけれども、ぜひこの問題と向き合っていただきたい。大西つねきの中にあったものはおそらく山本太郎の中にもあるかもしれない。だからそれを自制しながら、そうしちゃいけないっていうことを考えていかなきゃならない。誰の心の中にもある社会的な問題なんだと、大西つねきさんを入り口に、(この)社会の問題というものにもう一度みんなが向き合うそういう機会にしていただければ、というふうに思います。何よりもこの社会的な問題に対して、私たちれいわ新選組の中にもそれが存在していた。そしてれいわ新選組の中にも存在していたというそのものが、許されないものが、ひょっとしたら、私、山本太郎の中にもあるかもしれない。そういった緊張感の中でしっかりと、弱い立場に置かれた方々の最前に立つと、私たちが立党の時に示した精神をより強固なものにしていく。そのお約束をさせていただきます。(上のYouTube動画の31分から)
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命の選別云々については書くことなどない。いうまでもないことだ。すでにこの世の中は命の選別をしている、末期医療の現場では命の選別をしているなどと言ってる人もいるが、土俵の違う話だ。山本太郎が言っているのは政治の場での話。

上に引用した人間観が、手前味噌で恐縮だけど、拙ブログで書いたことと重なっていると感じた。山本太郎の語る反緊縮・積極税制を中心とした経済政策の提案に対して、僕は正直に言ってわからない。ただ、この人は本物だ、と感じたのはこういう、街頭インタビューなどの時にも話の端々に出てくる彼のこういう人生観、人間観に共鳴するものがあったからだ。

拙ブログのエピグラムにしている漱石の「いざというまぎわに、(普通の人間が)急に悪人に変わるんだから恐ろしい」という言葉は、現代の、あるいは歴史の様々な事象を考えるときの大きな手がかりになると思っている。

また、映画「否定と肯定」でアウシュヴィッツを見た弁護士が語ったセリフ「恥を感じた。もし自分があのような立場に立たされたら、自分だって同じことをしただろう」が、自分を被害者ではなく、悪をなす可能性のある者として考えるこの見方が大切だというのは常々書いている通り。だからこそ、そうした悪に取り込まれないように、悪と向き合い、常にそれを反省することが大切なんだと思う。これ、きれいごとじゃないと思うよ。

参考
辺見庸「1⭐︎9⭐︎3⭐︎7⭐︎」
「ヒトラーの娘たち」覚書き
南京事件個人的論争顛末記 笑)
堀川恵子の二冊の「永山則夫」本
Ch.ブラウニング「普通の人びと」とそこから思うこと
映画「日本鬼子(リーベンクイズ)」
自らのザマアミロ感を憎むこと
なんか、適当に検索したら山のように出てくるからこの辺でやめときます。結局私は同じことしか言ってない 笑)


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意思表示する生き方

2020.07.05.22:33

負け惜しみじみて聞こえるだろうけど、結果は結果。仕方がない。でもあなたが誰に投票したかが大切なんだよ。自分の「意思表示」として投票したことが、あなたの人生において大切なんだと思う。

拙ブログのエピグラムをしつこくあげておく。

「あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、 それでもあなたは、それをやらなければならない。 それはあなたが世界を変えるためではなく、 あなた自身が世界によって変えられないように するためです。」(ガンジー)


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都知事選(その2)

2020.07.04.20:48

都知事選、22人も立候補ですからね。さて、彼らはなぜ都知事になりたいんでしょう。

この切り口で見ると、まあ、いろんな人がいそうですね。都民のために、というのがはっきりわかる人も、都民よりモロ新自由主義的に、行政の節約のことしか考えてないような人も、都民のことなどそっちのけで自分をアピールしている人も、都民は自分のためにいると思っているような人も、単に自分の差別意識を大声で吠えるチャンスと捉えている人も、そのほか、何だかよくわからない人もたくさんいるようです 笑)

私の目には、都民のために立候補したんだな、と納得できる人はあんまりいないように見えます。そう、私には選択肢は二つしかないな 笑)

私は明日は選挙に、雨だろうと雪だろうと、たとえ槍が降ろうと必ず行きます。


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都知事選のこと

2020.07.03.15:01

この件、ブログでどう書いて良いのかわからないので、こんな書き方をしてみます。

今回のコロナ感染者数の増加にあたり、これからどうなるかわかりませんが、今後も現在のようにコロナ禍がおさまらなかった場合、もし仮にあの人が都知事だったらどうするだろう? この人だったら? と考えてみるのは誰に投票するかの手がかりになりますね。 無論都知事の役割はもっと他にあると考える人もいるでしょう。コロナ対策だけではないでしょう。

でも、このコロナという災害を考えれば、政治なんて誰がやっても同じだ、というシニカルな見方はできないでしょう。このコロナ災害の中で、誰が本当に都民のことを考えてくれるか? これはちょっと考えてみたほうが良いでしょう。

コロナなんてただの風邪だと言っている候補者もいるし、東京でコロナ感染者が増えたのは現職都知事のせいではない、それぞれの感染者がでた区長のせいだなんて言い張っちゃう 爆笑)評論家もTVに出てくるし、切り口は色々あります。まあ、コロナは誰かのせいではないけど、感染者が増えるか減るかに責任を取るべき人はいるはずですがね 苦笑)

後になって後悔しないためにも都知事選には行きましょう。


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山本太郎を隠すアクション!

2020.06.17.21:15

山本太郎を応援していた人たちの間でも評判悪いですね。彼が都知事選に出馬した理由ってインタビューを聞けば明確で、全く頷けるものだと思うけど。

ただ、これによって宇都宮さんを罵倒する人(多いのが、宇都宮さんの年齢を理由にあれでは小池に勝てないというやつ)や、逆に山本太郎を反小池陣営を裏切る行為といったりする人が、普段リベラルなはずの人たちの間にも出てきたというところが、予想はしていたけど、ちょっと悲しいことではあります。

山本太郎は与党対野党という図式を踏まえたくないんでしょう。もっと言えば敵と味方という二分法を避けようとしているんでしょう。そして今の安倍たちがやっていることは(トランプもそうだけど)まさしくこうした二分法。こういう思考法を突破したいと思っているんでしょうね。彼の念頭にあるのは、困っている人を助けたい、これだけだと思います。

宇都宮さんを支持する人はそうすればいいし、僕のように山本太郎を応援したいと思う人はそうすればいい。それによってあのおばさんが漁夫の利を得るというのなら、それは仕方がない。たとえそうであっても、少なくとも宇都宮さんや山本太郎が得た得票数は、真っ当な政治家ならプレッシャーとなるはずだからです。

まっとうな政治家じゃないのがトップにいるのが日本だから、そんな手ぬるいことを言ってられないのだ、というのも一理あるとは思うけど、あくまで理想を追求していく。その心意気やよし! としましょう。そうは言っても政治というのは勝たなければ実現できないと考えるとしたら、それは安倍的なやり方、数が多ければ、何をやってもいいという発想に毒されているということです。そうじゃないんだという空気を作っていきたいというのも山本太郎の狙いの一つにあるのでしょうね。

というわけで、我が家にも山本太郎を隠すポスターが到着したので、早々に上に貼りました。
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山本太郎が都知事選立候補

2020.06.15.15:45

噂は出ていたけど、多分出ないだろうと思っていた。でも出ましたね。宇都宮さんとのバッティングが辛い。結局バラマキと言われようと、今深刻に困窮状態にある人を助けたいという気持ちが勝ったんだろうね。

理想とする社会像は宇都宮さんとほとんど同じだと思う。そういう意味では一本化できるはずなんだけど、結局財政出動という具体的な経済施策面が違うってことなんだろう。ただ、すでに宇都宮さん支持で心が決まっていた人たちも多いだろうから、嫌な想像だけど、同じ価値観・世界観の支持者同士で批判し合うような事にならなければいいけど。

宇都宮さんを応援している人は応援すれば良い。わざわざ山本太郎を貶す必要はない。同じことは山本太郎を応援する人にも言える。僕は宇都宮さんを尊敬しているし、これまでの選挙では宇都宮さんにずっと投票してきた。でも今回は山本太郎を応援する。

しかし、都知事選に立候補したということで、公職選挙法上、18日からは山本太郎の顔写真も名前も出せないらしい。我が家に貼ってあるポスターも大急ぎで山本太郎の顔と名前を隠さなくちゃならない。というわけで今「山本太郎・東京特設サイト」で上に貼るポスターを注文したところです。


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権力者が批判に逆ギレする国

2020.05.24.22:27

安倍の支持率が27%だそうだ。こんな数字で一喜一憂するつもりは全くないし、そもそも支持率に関する世論調査にはいろんな噂も聞く。それにこれだけものすごいことをやっててもまだ3割近くの人が支持していると言うのも、ちょっとにわかには信じがたい。

安倍を猛烈に支持している人が一部でいることは知っている。しかしそう言う人たちは安倍の何を支持しているのだろう? まあ、安倍真理教だかアベノウィルスだかにやられちゃった人たちのことはどうでもいいけど、でも謎だわ。国民のことなんかまるで考えてないことは、さすがにもうわかっただろうに。

安倍が嘘しか言ってこなかったことは、誰がどう見たって明らかであり、これだけ次々と不祥事が起きたって「責任は私にある」と言えば責任を取ったことになると決めているらしいし、こんな男の何に期待しているのだろうね?

昨日のTBSラジオの「久米宏、ラジオなんですけど」を聞いていたら2、3年ほど前の森達也がゲストで来た時の放送を流していた。そこで言われていたのは、安倍は批判されると自分の人格が批判されていると勘違いしているという話だった。批判されると、まるで子供のように逆ギレする。しかし、そうではない、日本の総理大臣だから、権力を持っている者だから批判されているのだ、と。

歴代の首相で誰だったか忘れたが、批判されるのが自分の仕事だと言った人がいた。権力を批判するのは健全な民主国家として当たり前のことなのである。そうでなければ権力は絶対に増長し、国民を押さえつけにかかる。こんな簡単な理屈がわからないで、批判されると「こんな人たちには負けられない」と国民に刃を向けてくるような権力者なんて、民主国家として危険極まりないのである。


なお、久米宏のラジオはラジコで週末までは聞けると思いますので、よろしければ是非どうぞ。


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緊急事態宣言と緊急事態条項のまやかし

2020.05.04.11:04

いやあ、「未来少年コナン」日曜の7時半だったかな?初のNHKアニメということでリアルタイムで見てました。そういえば「宇宙戦艦ヤマト」や「ガンダム」(これは確か夕方やってたような)も、低視聴率だった最初の放映を見てましたっけ 笑)

コナンは多分今見ても普通に面白いはずです。我が家にはビデオをDVDに焼き直ししたのがあるけど、画像はもうひどいものですから、今回のデジタルリマスター版というのは嬉しいです。

というわけで、コロナがこんな状態なのに、そんな状態に漬け込んで憲法改正って頭どうかしてるとしか言いようがない。前回にも書いたけど、安倍の頭の中には国民のことなんてこれっぽっちもない。それは今回のコロナ騒動ではっきりわかったはずだ。

「ショック・ドクトリン」という本を紹介したことがあった。
「ショック・ドクトリン」(まだ読書中)
「ショック・ドクトリン」覚え書き

もうだいぶ昔のことだね。惨事に便乗して犯罪的な悪辣さで市場万能主義を持ち込み、あっという間に金持ちを大金持ちにし、公的社会保障を解体して中流階級を貧困に追いやった。つまり「火事場泥棒」だ。

安倍がやろうとしていることは多くの人が言っているように「火事場泥棒」である。ただしすでに新自由主義は日本中に蔓延しているから、「ショック・ドクトリン」とは違う。惨事に便乗して自分の権力を強化しようとしているのだ。緊急事態宣言と緊急事態条項が言葉として似ているからケムに巻いて騙せると思っているのだろう。

生物学者の池田清彦がツイッターでこんなことを書いていた。



僕はこの池田の予言は外れると思う。ナチスの時代、ナチスを心底応援したドイツ人たちは生き残って戦後を迎えた時にも、多くがナチスを擁護し続けた。自らの行為を否定したり後悔したりしなかった。自分の家族や子供が死んでも、自分がナチスを応援し言われるままに行動したことを悔いるような者は少数派でしかなかった。まあ、ナチス擁護をおおっぴらに公言する人は流石にほとんどいなかったが。

311で原発が爆発した後、原発を積極的に推進してきた人たちの中で、その過去を後悔した人がいただろうか? 自らの過去を後悔したのは小出さんのように、原発にずっと反対し、自らの非力を悔いた人たちばかりだ。ナチスの時代も、戦後になってナチス時代のドイツを後悔謝罪したのは自らナチスに追われて亡命し、のちに首相になったヴィリー・ブラントみたいな人たちだった。

安倍という戦後日本の最大の災厄も、彼を応援するネトウヨたちは、自分にその災厄の火の粉が降りかかってきても、自らの過去を後悔することはないだろう。しかし、現在のドイツでナチス時代のドイツを肯定的に見る人は、一部のネオナチ以外いないだろう。同様に、この先何十年か後に、安倍という戦後最大の災厄を肯定的に語る人はほぼいなくなるだろう。


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相模原事件の判決について

2020.03.17.17:49

拙ブログでは何度かこの事件について書いた。

今回の大量殺人事件について
今回の大量殺人事件について(続き)
今回の大量殺人事件について(その3)
今回の大量殺人事件について(その4)
立岩真也・杉田俊介「相模原障害者殺傷事件」覚え書き
「開けられたパンドラの箱」感想

昨日判決が出た。犯人自身は自分は良いことをしたのだと言い続け、トランプや安倍ならわかってくれると思っていたようだし、今も思い続けているんだろうと思う。

こういう強い思い込み、自分が死刑になる可能性が高いのにそこから逃れられないのって、ある種の「才能」だと思う。「強い思い込み」という言葉を使ったけど、これが例えば先日ここで紹介したテレンス・マリックの映画「名もなき生涯」なら「信念」という言葉になるだろう。今回のように「強い思い込み」から人を次々と殺す一方で「信念」から自らの命を捨てる。これって同じコインの裏表のような気がする。無論やったことがまるで真逆だから、こんな言い方をすると怒る人も多いだろう。ただ、どっちにしても僕にはこんな強い「思い込み」も「信念」もない。普通の人にはないだろう。そういう意味である種の「才能」だと思うわけ。

でも、この「才能」がどっちに向くかはいろんな要素が働くんだろう。今回の犯人の場合は今の社会を覆う雰囲気が大きく影響したんだろう。つまり今の社会、自己責任を言い募る社会(その実、権力を持つものたちは口先ばかりで責任を取ろうとしない)、人間の価値を生産性とか経済効率で語りたがる社会、こういう社会が犯人を生み出したんだと思う。

そういう社会の中で、山本太郎が言うように、自分が役に立つところを見せようとして、役に立たない(と彼が思いこんだ)人たちを殺したのが犯人だった。

だから、障害者を排除して日本の財政負担を軽くするべきだと盲信した馬鹿な犯人を死刑によってこの世界から排除しても社会は変わらない。排除の連鎖を断ち切らなければ、世の中は変わらない。


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あの時安倍でなくてよかったのだ!

2020.03.04.12:24

311の追悼式典はキャンセルされそうです。しかし、当時の民主党政権、菅直人が首相でした。今この安倍政権による惨状を見るにつけ、本当にあの時安倍が首相だったらどうなったのだろう、と天の配剤に感謝するしかない思いです。まあ、「もし」なんて言ってもしょうがないんだけどね。

あの時、菅直人は老人の部隊を組織して、自分も先頭に立つと言った。国としての脱原発も表明した。色々言われたし、避難所で住民から罵られているシーンがTVに映ったりした。枝野も「ただちに」健康に影響はないなどとほざいていた。でもその枝野だって、言葉の正確な意味で不眠不休で頑張っていた。

今回の安倍を見てると、当初ほったらかしにして毎晩のように飲み食い。その後思いつきで全学休講なんて発表して、あとから専門家とは何も話していなかったことがわかると、今度は緊急事態条項があれば、なんて言い出す。記者会見もやらせだし官僚の書いた原稿を読むだけ。しかも質問の答えすらあらかじめ用意したものを読み上げるだけ。

江川紹子らが「まだ質問があります」と声をかけてもさっさと退場し、その後は自宅に帰ったんだからね。もし311の時に安倍が首相だったらと考えると、本気でゾッとする。言論統制とマスコミ支配で日本は壊滅的な被害を受けただろうね。少なくとも菅直人の時には、マスコミは菅直人を批判することができたからね。もし安倍だったら、今頃は日本は北朝鮮みたいな国になっていただろうね。

しかも安倍はその後、これを好機とばかりに菅直人批判に明け暮れ、与野党一致でと言われても無視し続けた。こういうことはいつか必ず歴史が検証するだろう。

一方で、東京都知事の石原なんかも、当時は天罰だと言ったんだよ。当時僕は日本一くだらない男が都知事をやっていると思ったものだった。だけど、今は世界一くだらない男が日本国総理大臣だと思ってる。明治維新以来最悪の指導者だと思っていたけど、最近、江戸時代の徳川将軍たちを入れても最悪かもしれないと思うようになった 笑)

安倍しかいないと言っている人たちは頭がどうかしている。少し前に森達也のツィートにあったけど、もし猿が電車を運転していたら、サルの代わりの運転手がどうこういう前に「まず運転席から猿を引き摺り下ろすだろう」と。本当にそうだと思う。安倍しかいないって、安倍以外なら誰でもできる。

FBに出回っているこんな絵を笑ってられないよね。

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なお、ここには教養不問とあるけど、その後に「むしろ教養はない方が望ましい」と書き加えるべきだし、さらには「嘘がバレても絶対に認めない肝っ玉があること」と付け加えた方が良い。

しかし、石原にしても麻生にしても安倍にしても、どうして日本人は、中身がないのに威張り散らし踏ん反り返っている人間を偉いと勘違いしたがるのだろう?

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今朝の東京新聞から

2020.02.20.10:47

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東京新聞の「本音のコラム」、曜日ごとに人が変わって、それがどれも面白く的確で毎朝楽しみにしているんだけど、今朝は元青学学長で弁護士の三木義一がこんなことを書いている。

これまでも三木義一のコラムってダジャレでオチをつけながら、無茶苦茶面白かったけど、前回のコラムはカナダのニューファンドランド州が借金のためにカナダに統合された話とともに、「借金大国の日本が【中国対策として南太平洋の島嶼国を】支援する」というニュースを取り上げて、国の借金が膨らんでいくことを大丈夫なのか、と憂いていた。

その時、三木義一に山本太郎の話してることについてどう考えるか聞きたいな、と思ったものだった。そしたら今回のコラムは明らかに山本太郎の暗示だ。過去、この「本音のコラム」では斎藤美奈子が山本太郎の名前を出していたことがあったけど、いよいよ三木義一も触れてくれた。

山本太郎は、国の借金を増やすことに問題はない、ただ、インフレ率だけは常に見張らなければならないという。そしてそれを補強するものとして過去の財務省の発言や、ケネディとノーベル賞経済学者トービンとの話の例を挙げる。

法人税や所得税の累進性を強化するという話ならわかりやすいけど、このMMT理論に基づいた、新規国債を発行して国の借金を増やしても大丈夫という話は、正直言って経済音痴の僕にはよくわからない。この理論についても良い本が何冊かあるらしいけど、ちょっとなかなか読む気にならない。

確かに消費税が必要だという話は、前にも書いたように、山本太郎の話を聞くまでは、普通に信じていた。だけど実は消費税が上がるとその上がった分だけ法人税が下がっていたという事実を聞かされ、消費税は廃止しても問題ないと思った。僕らは様々なところで財務省の刷り込みを受けてきたんだろう。

この三木義一のコラムにあるように、明るい政権交代が可能であることを願っている。


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共産党が暴力革命? 爆笑)

2020.02.15.21:44

昔、浜田幸一という政治家がいた。元ヤクザの下っ端をしていたとか言われ、国会でも何もされてないのにひっくり返って、あたかも暴力を振るわれたかのように、痛え痛えと叫んでいたが、それはTVカメラが全て写していて、バカじゃないか、こいつ、と思ったものだった。

討論番組などにも出てきて、誰も相手にしないようなことを言って、なんでこんな頭の悪いおっさんをTVに出してくるんだ?と疑問だった。だけど、馬鹿なことを言うことと、そのいかにも悪党ヅラの風体で、そして何よりハマコーという愛称でテレビ受けしたんだろう。よくテレビに出ていた。

そのハマコー、予算委員会の委員長になった時に、まるで違う質疑中に、まったく唐突に、日本共産党の宮本顕治を、戦前の治安維持法下での共産党スパイリンチ事件に基づいて殺人者呼ばわりしたことがあった。しかもそれはテレビの生放送の残り時間を考えたかなり悪意のある確信犯的発言だったし、ハマコー自身も委員長を辞任するつもりでの発言だったらしい。実際すぐ辞任した。

ハマコーを讃えるつもりなどまったくない(僕は大嫌いだった)が、少なくとも本人は自分の首を賭けて発した不規則発言だったわけだ。今回の安倍の「共産党は暴力革命を目指している」という発言はハマコーの覚悟すらないまま、デマを撒き散らしているだけである。

桜で共産党議員にボコボコにされたから、腹いせに言ってるんだろうな。昨日書いた「馬鹿な質問云々」や、野党議員を「嘘つき呼ばわり」しているのと同じ発想だろう。

昨日も書いたけど、もう一度。明治からこっち、これほど低劣な首相はいなかった。これは間違いない。


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山本太郎が語る相模原事件

2020.01.26.16:27

先日、1月23日の島根県松江市での山本太郎のおしゃべり会。相模原事件の犯人についての分析が素晴らしかったので紹介したいと思う。



人生を生産性で考える社会が蔓延した結果、犯人はああいう思想に染まったのだという。この YouTube では2時間21分30秒過ぎぐらいから1分ほど。以下、文字起こししておく。


【現在の社会は】あなたが頑張らなかったから、あなたはそんな状態なんでしょ、っていうような、究極の自己責任社会に、もうなっちゃってるじゃないですか。

【相模原事件の犯人も】役に立ってないって思われたくないから、19人の障害者の命を奪ったんじゃないですか? 自分に少しでも価値があるってことを、まわりにわかってもらうために、人の命奪ったんじゃないですか? あの人だってそうですよ、緊縮の考え方。

緊縮の考え方、【犯人は】このままだったら日本の財政破綻するって思ったから、役に立たないものは殺すってことを決めた。それによって自分は感謝されるって思ってたってことですよ。役に立たなきゃ、ってことで。

緊縮っていう経済政策が、人の役に立ってなきゃ生きてはいけない、生きる条件として世の中の役に立つことっていうような生産性で測られたら、究極はそんなところまで行くっていうことですよ。

これ変えたいんですよね。


当時から僕はこの事件を安倍的社会の蔓延した結果だと書いてきた。無論安倍が一人でこういう社会にしたわけではない。当たり前だ。だけど、犯人の青年が、実行前に安倍に伝えてくれとしつこく言った理由はこういうことだ。安倍ならわかってくれる、安倍なら自分をほめてくれると思っていたのだ。つまり、安倍晋三は現在の自己責任社会のシンボルなのである。

もちろん、安倍が犯人の青年にGOサインを出すはずはない。しかし、もし仮に安倍以外の別の人間が首相だったと仮定したら、あんなこと(自分が実行する重度障害者安楽死計画に賛同して欲しいと言うこと)を犯人が書いただろうか? 

そしてこの事件について安倍がどういう反応を示したか? 犯人を精神障害者と断定して、措置入院について検討せよと命じたのである。犯人の青年も屋根に登ったら梯子を外されたようなものだ。

僕も山本太郎が言うように、こんな社会を変えたい、強くそう思う。


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消費税は廃止にすべきだ

2020.01.05.13:43

消費税が必要だというのは、結構刷り込み効果って大きい。僕も山本太郎の話を見聞きするまではしょうがないのかな、ヨーロッパ行けばもっと高いしな、となんとなく思い込んでいた。

デンマークなんかは消費税28%だけど、老後のために貯金する人がいないし、学費は無料だし、それどころか大学生には月々日本円にして10万円ぐらいのお金が配られると聞いたこともある。そういう社会保障のために高い消費税は仕方がないのかな、と。

だけど、これが大ウソだと言うことをわからせてくれたのが山本太郎だった。まずもって、前回5%から8%にあげた時、安倍政権はなんと言ったか? この3%上乗せ分は全額社会保障の充実・安定化に使うと約束したのだ。

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だけど、実際は、この3%の全額約8兆円のうち社会保障に使われたのは16%だったそうだ。つまり、国家ぐるみで詐欺を働いたのだ。そもそもその後、社会保障が充実どころか低下させられているのは明らかだろう。老人の医療費だって上がる。最初はある程度の所得がある金持ちの老人だけだが、いずれみんな上がるだろう。

少し前のTVでも10%に上がった時の街の声として、これから先社会保障を充実させていくためには仕方がないのではないか、と話す人が何人か出ていた。つまり、国の借金は国民一人当たり800万円分とか、国が破産すると言って、これからの高齢化社会で消費税増税は仕方がないのではないか、と思い込まされている。さらに、TVやマスコミで、消費税を上げないなら社会保障費を削らなくてはと発言するような政治家や有識者たちがたくさん出てくる。これによって、消費税が何か社会保障のための目的税のような印象が与えられてしまうのだ。

財源はある。山本太郎が言ったことで知られるようになったが、これだってずっと言われていたことだ。税金の法人税と所得税の取り方を変えれば良いだけだ。山本太郎が言っているもう一つの方法、国債を発行するというのは僕にはよく分からないが、少なくとも、税金をあるところから取れ、ないところから取るな!というのは普通に納得できる話だ。

しかし、財源がどうこう言う以前の問題として、消費税が3%でスタートした時からの累計額が260兆以上、それと反比例するように、法人税の税収減は200兆近いという事実を見れば、大企業に金を貯めこませるために金持ちも貧乏人も関係なく消費税という税金を徴収しているというシステムになっているのは明らかである。消費税は社会保障のための目的税ではない。そんな目的のために徴収されているわけではない。

以上、上に書いたことは、ほとんど全部山本太郎の受け売りだ。だから本当はYouTubeにたくさん上がっている映像を見た方がいい。だけど、自分でも納得しておきたいので書いてみました。


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牧内昇平「『れいわ現象』の正体」

2019.12.26.12:41

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著者は山本太郎を「『脱原発』ばかりいうタレント政治家、国会では「一人牛歩」など派手なパフォーマンスを好む」(p.24)人として良い印象を持っていなかったと言う。この本も「目的は特定の政党への支持を広げることではない。まして、「山本太郎というすばらしい政治家がいる」と喧伝したいのではない」(P.16)と断りつつ、れいわ現象の正体を一言で、「現代社会を覆う『生きづらさ』」であると言い切る。

著者の意図はともかく、見事に山本太郎の応援エールになっていることは間違いない。確かに「れいわ新選組」という名称に対する批判や、「デフレからインフレに切り替わるタイミングを正確に察知できるのか」(p.95)などという批判はある。生活保護を悪だと思わせるような言説を吐いた片山さつきに対するシュプレヒコールをやりすぎだという批判もある。だけど、こんなものは瑣末なことだ。

れいわと山本太郎は、「自己責任」などという言説のデタラメさや、命の上下を生産性で決めるなという、ごく当たり前のことを主張する(後ほど書く哲学者・森岡正博は1970年代の「青い芝の会」という障害者運動にその主張の源流を見ている。青い芝の会については拙ブログでも書いたことがあるので、リンクしておきます。よろしければどうぞ)。

この当たり前の主張は、21世紀に入り、公然と大声で主張することがはばかられるような社会になってしまった。何を甘いことを言っているんだ、生きることは競争なんだから弱い者が滅ぶのは生物の理(ことわり)だ、自然淘汰だ、とばかりにダーウィニズムが生活のレベルにまで敷衍されてしまった(ダーウィンのために言っておくが、ダーウィンご本人はこんな主張をしてないそうだ)。れいわと山本太郎はこうした価値観・世界観(その延長上に相模原の障害者虐殺事件があるのだと思う)の転換を促している。

山本太郎とれいわの運動は政治運動ではない、もっと根元的な、人間の生き方の転換を目指した革命運動だと考えた方が良い。

この本の中で哲学者の森岡正博が言っているように、この運動には表の層と下の層という二層がある(p.158以下参照)。山本太郎がしばしば叫ぶように「政治でしか変えられない」社会の構造・仕組みが表の層だ。「社会正義」の話だ。彼は生きづらい人たちをいかに生きやすくするかを、「具体的な政策」として語る。


ところで、山本太郎の主張は共産主義のように全ての人が平等に、などとは主張していない。企業を国有化しろなんて言ってない。企業の自由は認めているし、金持ちと貧乏な人がいるのは仕方がないというのが前提になっている。

環境問題についてだって、僕もそうだったけど、これまでなら経済成長というのは環境問題にとって悪であるというおぼろげな感覚があった。環境を守っていくにあたり人間が一番の悪なのだとか、もうこれ以上経済発展しなくていい、多少の不便があっても僕らは人間という地球上の生物の一つとして身の丈にあった生き方をしていくべきだと、なんとなくそんなふうに考えていた。

ところが、山本太郎はそう言わない。お金をどんどん刷って社会にもっと流通させ景気を良くして、内部留保している大企業にも日本の人々に投資したくなるようにしろ、と言う。(前から書いているように、僕は経済に関しては無知だ【金持ちの家庭ではなかったのに、子供の頃からお金というものを軽蔑していた、いや、軽蔑しようとしていた、いや、軽蔑するのがいいのだと信じていた 笑】から、山本太郎がいうことが正しいのか、本当にできるのかわからない。もちろんこれが正しく、できて欲しいと思っているけど。。。)


何れにしても、こうして具体的に政治という仕組みを使って社会を良くしていこうとする運動が表の層だとすれば、上記のように、人生とは何か、僕が、君が、あるいは彼が、彼女が、彼らがこの世に生まれたのはどういうことなのか、これをじっくりと考えてみよう、というのが下の層、山本太郎の運動の「底流」だ。この運動を支える「理念」だ。

人間の生を金勘定と重ねていいのか? 何かを決断する時、それは純粋に「自己決定」という言葉で語れるのか、そしてそのいわゆる「自己決定」の結果生じたものを「自己責任」という言葉で受け入れるべきなのか? そうじゃあないだろ! 「たとえ私がどんな人間であれ、ここにいて構わないし、誰からもそのことによって責められない、という風に全ての人が心底思えるということ」(p.159) これは政治の面で変える話であるとともに、僕らの人生観にも関わってくる。山本太郎の主張の「底流」にはそういう、僕ら誰にでも関わる深い哲学(というとお大げさだが)があると思う。

山本太郎の運動は単なる政治運動ではない。


拙ブログで10年近く前、最初にブロ友になった一つ歳下の方が先日急逝されました。FBのリベラルなグループでの、誠実かつ真っ正面からの発言に、いつも敬意を抱いていました。誰かリベラルな政治家を具体的に名前を出したり応援するというのはこの方のスタイルではなかったから、山本太郎について直接語ったコメントはなかったように思いますが、口には出さずとも山本太郎の運動に関心を持っていたことだろうと信じています。この運動の行く末を見られなかったこと、さぞや残念だっただろうと思います。この場で改めて心よりご冥福をお祈りいたします。


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自らのザマアミロ感を憎むこと

2019.12.20.22:35

昨日の山本太郎と死刑制度の話をFBの山本太郎応援グループにアップしたけど、まあ、これについては評判悪いですね。昨日も書いたように、この質問って地雷かも、と思っていたし、逆に死刑制度廃止を主張する人たちが山本太郎を利用していると言われる可能性もあるな、と思ってはいたけれど。。。

そして、僕がグループにアップしたら早速「あなたの子供が殺されても死刑反対と言えますか」と書いてきた人がいたので、こちらもいつものように「あなたの親が無実で死刑になっても死刑賛成と言えますか」と混ぜっ返したら、まあ、ものすごい怒り方。そもそもがなんでそんなに怒るのか、僕には理解できない。

以前にも書いたけど、酒の席でポロっと一言、冗談めかして、笑いながら、僕は死刑制度反対ですから、と言ったら、正面に座っていた人がものすごい勢いで「あなたの子供が殺されても云々」と、上で書いたのと同じことを言い出し、こちらは場も場だし、簡単にいなそう、冗談にしてしまおうと思ったのに、猛禽類が獲物に飛びかかるかのような勢いで、本気で腹を立てて食いついてきたことがあった。その人も普段は安倍を嫌っているリベラルな人だった。

このブログのコメントでもそういうことがあった。なんでなんだろう? そういうことを言う人が、本当に自分の子供を殺された当事者だとしたら、これはもう申し訳ないと謝るけど、仮定の話、想像の話なんだよね。そして死刑廃止を唱えると、それを綺麗事を言うといって腹をたてる。まるでお前の子供が殺されたら、ザマアミロと言ってやるぞとでも言わんばかりの勢い。

結局、このザマアミロというのが今の日本の社会の雰囲気を作っているキーワードなのではないかと思う。遠い昔、このブログを始めたばかりの頃にも書いたことだけど、東京都知事の石原慎太郎が、このザマアミロを体現しているように感じた。そこには何か鬱屈したものがある、何かに対する劣等感のようなものがあると思わせられた。そして彼のそうした鬱屈、劣等感に自らの鬱屈や劣等感を仮託して、一緒にザマアミロと叫んでいる人たちがいるように感じた。

だけど現在、もう石原の支援者たちだけじゃなく、日本人の多くが、右も左も関係なく、何かを叩いて、ザマアミロと言いたがっている。それはなぜか? 山本用語でいうなら、社会がとてつもなく生きづらくなっているからだ。

そして人々が誰かに、あるいはある種のグループに自分の鬱憤をぶっつけている。ザマアミロと言う相手は、例えば「パヨク」(まあ私もその一人でしょう 苦笑)だったり、生活保護受給者だったり、凶悪犯罪者だったり、朝日新聞だったり、リベラルだったり、在日外国人だったり、死刑反対論者だったり、上級市民だったり、金持ちだったり、ネトウヨや右翼政治家だったり、あるいは場合によっては産経新聞や安倍や自民党だったりもする。そう、リベラルな人たちの中にも、このザマアミロという病原菌は蔓延しているような気がする。

だけど偉そうなことを言うつもりはない。この病原菌は人間誰でも保有しているものなんだと思う。間違いなく僕にもある。ザマアミロの気持ちを持たないようにしようなんて言うのは無理だと思う。

僕の人間観はモットーにあるように、悪い人間なんていない、普通の人間がいざとなったら急に悪人に変わるから恐ろしい、と言う漱石の言葉に基づくものだ。だから差別心もザマアミロと言う気持ちも、人間である以上誰だって抱く。だけど、そうした内なるさもしく浅ましい感情を憎まなければいけない。そう思うんだよね。僕のうちなる差別意識の自覚についてはこちら 笑)うちなる差別意識を憎め!


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もう一度、山本太郎は本物だ

2019.12.19.11:29

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昨夜(12月18日)新宿南口に行ってきました。YouTube の街宣は色々みてきたけど、これまで出てこなかった質問をしてくれた人がいた。死刑制度についてだ。
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拙ブログでも死刑制度についてはサブカテゴリーにあるように、何度も書いてきた。山本太郎が主張する優しい社会、誰も排除しない社会では死刑制度はそぐわない。間違いなく彼は死刑制度反対だというだろうと予想していた。ただ、これ質問しづらいな、という気持ちもあった。

今、日本では85%の人が死刑制度に賛成だと言うそうだ。アンケートなんていい加減なものだとは言っても、それでもこれだけの数字が出ると、やはり多くの人が死刑制度に賛成なんだろう。そんな状況で、山本太郎が死刑制度に反対だと言ったとしたら、支持者を増やしたい「れいわ」にとってはあまり良いことではないのかもしれない。そんな気持ち。

だけど、山本太郎は明快に答えた、「私は(死刑制度に)反対です」と。(下のYouTubeでは48分前後から)解答は主に冤罪をもとにしたもので、司法制度の問題点と絡めていたけど、同時に犯人を殺すことで幕引きしてはいけない、という理念的なことにも触れていて、これはとても大切なことだと思う。ただ、そこまで考えず、単に悪いやつは殺せとばかりに感情的になる人が多すぎる。これはおそらく山本太郎を支持している人たちの中にもたくさんいると思う。


個人的にはこの死刑制度反対という言葉をもって、山本太郎の世界観には完全に一本の、絶対にブレない筋が通ったと思う。一言で言えば、「排除しない社会」だ。排除してはダメなんだというのも拙ブログの当初からのモットーの一つだったっけ 笑)「排除の思想」へ

その場の熱気は上のYouTubeでもある程度わかるだろうと思うけど、びっくりしたのは質問のある方と振ると同時に30〜50人ぐらいが一斉に手を上げる。これにはびっくりしました。

今回も少額だけど寄付して、車に貼るマグネットと缶バッチ、さらにTシャツまで買ってきました 笑)
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通勤自転車で使うウエストバックにつけてみました。

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これってどこで着るんだろう 笑)


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前川喜平氏の講演会

2019.12.05.10:43

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昨夜はルネ小平大ホールで前川喜平の講演会がありました。自宅の壁に山本太郎のポスターを貼ったおかげで 笑)、突然(本当に突然)ポスターとか貼っているわけではない、政治なんか興味なさそうなご近所のおばさんからこの講演会のことをわざわざ教えてもらったのでした。「おたく、山本太郎のポスター貼ってるからご存知かもしれないけど、明日ルネ小平で前川喜平さんが来るらしいわよ」と。

情報が結構コアなので、あのおばさん実は政治にもそれなりに興味があるんだな、反安倍なんだろうな、と、町内の、道ですれ違えば挨拶する程度だったおばちゃん、我が家では一目おく存在になったのでした 笑)

会場はかなり大きなホールでしたが、私がついた開始5分前には、1階はほぼ満席、2階も7割がた埋まっていました。ただ、若い人もいるけど、やっぱり圧倒的に老人が多く、もっと若い人たちにも聞いて欲しいと思ったのでした。

さて、山本太郎の街宣を見ていたから、反新自由主義に関して、言われることはほとんど重なっていたと言ってもいいですね。それと安倍批判と、安倍を取り巻く日本のトップの異常さを、元現場にいたものとして具体的にあげていたのも印象に残りました。そして文部省の官僚だった時代には面従腹背を貫いて役職についたけど、それは出世したいからではなく、自分のやりたいことをするためにはそういう権力がある役職に就かなければならなかったからだ、と言われていました。

こういうことを聞いてしまうと、前川喜平は参院選前には山本太郎の応援演説もしていたし、次のいつ来るかわからない衆院選では是非ともれいわから立候補してほしいと思ったのでした。

講演会の後は立憲民主党の末松義規、共産党の笠井亮、社民党の福島みずほが登壇して10分程度ずつ話をしましたが、その前に山本太郎からのメッセージが読み上げられました。愚直なぐらい繰り返し消費税を5%で野党共闘し、政権奪取しようといういつもの主張で、これを最初に言った以上、後の3人もこの点について何かいうかな、と思っていたんですがね。

5%の話が出た時に会場から大きな拍手が湧き上がり、末松義規、笠井亮はそれに合わせて拍手していましたが、福島みずほが手を叩かなかった(ように見えた?)のが気になりました 苦笑)

結局3人の話の中で消費税5%のことに言及したのは共産党の笠井亮だけで、なるほど民主と社民は現時点では様子見なんだろうな、と納得したのでした。

しかし、山本太郎が言っていることは、累進性の強化に始まり、公務員を増やしてもっと大きな政府にするなど、優しい社会という理念も含め、極めて社会民主主義的で、社民党なんかはいの一番に共闘を宣言しなければならないと思うんだけどねぇ。。。

(今回は敬称を全て省略です。山本太郎のことになると、どうも山本太郎氏とか、山本太郎さんとかって呼ぶのがなんとなく違和感があって、それに合わせて 笑)全員省略しました。悪しからず)


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プロフィール

アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、クラシック音楽(特にバッハ)、友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎても困るが)。少し前から草食動物と化そうと「努力」しています。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとして、こちらにも通知されないまま、ゴミ箱に入れられてしまいます。これは管理ページで迷惑メールをチェックすれば見られるのですが、そんなところは滅多にチェックしないので、承認待ちの印が表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す

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