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山本太郎の国民投票法の見解

2021.05.10.11:25

5月2日の山本太郎のお話会。



全部聞くのは体力も時間もいるので、途中34分過ぎぐらいからの話の中からポイントを書き起こしておきます。



憲法改正をいま急がなければいけない理由なんてない、順番が違う、やらなけりゃいけないこといっぱいある、考えてみてよ、だってコロナがきてどうなったかって言ったら、仕事減ったりとか収入減ったりとか、いろんな人たちがいる中で、絶望、もう絶望しかないっていうことで命を絶つような人がどんどん増えてってますよ。

今やるべき優先順位第一位ってなんですか?

たくさんやらなきゃならないことあるのに、憲法改正の国民投票法をって、なんの話ですか? 優先順位全く違うよ。

今何やられているかって言ったら、このコロナという混乱の中で数々余計なことまでやられているっていうことです。それをなんて呼ぶかって言ったら火事場泥棒です。汚染水流すことを決めたりとか、デジタル庁みたいなものを審議ほとんどされないまま、短い審議時間の中で何十本という法律を束ねて5つぐらいにして通したりとか。

この先にやろうとしていることは中小企業をどんどん淘汰していく、つぶしていく、それを大企業とかに、体力弱らしていったうえで食わしていくっていうようなM&Aを進めていくっていうようなことまでかんがえられているんですね。だからこの国民投票法の改正っていうものに関しても何を意味しているかと言ったら、このコロナの混乱に乗じた火事場泥棒の一つです。



以前ナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」について説ブログでも紹介したhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-861.htmlけど、図式通りに惨事便乗型のやり方ってやつだ。火事場泥棒とはよくぞ言ってくれたと思う。

今の政府は国民のことなど考えてない。コロナを好機と捉えて自分たちのやりたいことができる国にしようとしているだけだ。

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植松死刑囚の闇

2021.01.05.23:29



年末にこんな本を読んでいた。

神奈川新聞取材班と朝日新聞取材班のものだけど、裁判経過や面会での話し合いなど重複しているところも多いし、神奈川新聞の方が問題の深め方が上だと思うのでこちらがお勧め。こっちを読んだら朝日の方はスルーしてもいいかも。

しかし強烈な既視感に襲われた。

● 物事を単純化してわかった気になり、これまで人々が積み上げてきたものを一言でひっくり返すような謀略史観的な妄想に取り憑かれる。
● 何とかの一つ覚えのように、同じことを言い続け、全能感に浸って、反論されてもそれに対して考えを深めて再反論しようとはしない。
● 自分の考えを否定する者は敵なのだ。だから議論にならない。

拙ブログにいまだに時々コメントしてくるネトウヨ諸氏にも見られる特徴だ。だから僕は以前にも書いたけど、「蟲」に取り憑かれた彼らと論争しようとしても不毛で、必要なのは「お祓い」だと思うのだ。

特に植松死刑囚が崇拝する人物の名前に安倍晋三、トランプ、プーチン、高須克弥医院長の名前がずらずらと出てくると、もうこちらもわかった気になって、ああ、なるほど、と思えてしまう。つまりネトウヨ的思考回路なのだ。ただ、彼の場合、憎悪の対象が韓国や中国ではなく障害者だった。

ただ、それでも、その、彼なりの信念に基づいて殺人を実行できてしまうというところに異常性を感じるわけだけど。つまり、一般のネトウヨにできるのはツルんで警官に守られながらデモ行進して罵声を浴びせるところまでで、実際に殺人事件を起こした話は聞かない。だからそういう点で特異な事件だったと思う。

でも、これは現代の社会が作り出したものなんだろう。

「社会の役に立たない重度障害者を支える仕事は、誰のためにもなっていない。だから自分は社会にとって役に立たない人間だった。事件を起こして、やっと役に立てる存在になれたんです」(神奈川新聞版 p.105)


彼が記者に向かって拘置所で語った言葉だ。社会にとって役に立つか立たないか。しかし役に立つってなんだ? 誰だってそのぐらいのツッコミ入れられるだろう。


少し前に「シンドラーのリスト」という映画をNHKのBSでやっていた。名高いこの映画は公開当時見てて、それなりに衝撃的・感動的だった。でも、今回見直して、後半のシンドラーがどんどん良い人になっていくのに違和感を感じ、所々にハッとするようなシーン(例えば有名な赤いコートのパートカラーや、地獄落ちを覚悟した収容所長アーモン・ゲートの造形)があるのは認めながらも、ラストの、「もっとたくさん救えたのに」という台詞でしらけた。「浅い」という印象を持った。

それはともかく、今回見てて一番心に残ったのは、ユダヤ人たちが集められ、戦争のために役に立つ特殊技能がある者はブルーカードを得られて、収容所送りを逃れることができるというシーン。一人の男がブルーカードを拒否されて、「なんで私が役に立たないなんて決め付けるんだ、歴史と文学の教師だぞ、それが役に立たないだと?」と言うのだった。


まるで今の日本の状況だ。人文科学系の法学や歴史学の立派な業績のある学者たちを学術会議から締め出した菅のやり口を連想したのはもちろんだが、同時に役に立つって一体どう言うことなんだろう?と思う。ましてや、役に立たないなら排除してしまえという短絡。

「できる、できない」で人を評価することにどれほどの意味があるのか。何かができないとされることで自己肯定感を持てずに苦しむ人を増やしてしまっていないか。逆に、何かができないとされる人を排除することをなんとも思わない人が出てきていないか。その一人に見える植松の姿からは、弱い立場の人を貶めて自分の存在を保とうとする自己肯定感の低さを感じざるを得なかった。(同上 p.305)

そしてもちろん拙ブログでも前々から言ってきたように、役に立たない(と彼が考えた)ものを排除した植松死刑囚を役に立たないと我々が断を下して排除して良いのか? 排除すべき命が、本当にあるのか? 僕が死刑制度に反対する理由はいろいろあるけど、結局ここに行き着く。

これは当然出生前診断の是非につながるとともに、できるできないの能力主義が優生思想の土台にあるとするなら、現代の社会の問題でもあるし、「個人の能力をひたすら伸ばす」(p.361)ことに血道を上げている現代の教育の問題にもつながる。神奈川新聞版はそこまで深めている。

個人的には安易に答えを出す必要なんかないと思うけど(だいたい簡単に答えを出したいと考える風潮こそ危うい)、こうして芋づる式に繋がってきた問題を考えてみることは大切だと思う。


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山本太郎、「さっさと公助しろ!」

2020.11.29.22:32

私の昔の自転車ホビーレースチームの忘年会、こんな状況なのでやっぱり延期になりました。

「個人の努力に頼るステージは過ぎた」政府分科会の会長が27日金曜日に言ったセリフだ。つまり菅が得意の「自助」というやつ、そのレベルではコロナパンデミックは防げないと言ったわけだ。まあ、やっと言ったということだね。

今九州の各地で山本太郎が街頭宣伝を行っている。もうすでに一月以上西日本の各地を回って街宣活動をしているらしい。YouTube にほとんど全部アップされているので、暇を見て時々見ている。11月23日の熊本駅前ですでにこう言っている。



25分10秒過ぎあたりから。

「最近よくTVで流れていることってどんなことですか? 例えばこのコロナに対しても皆さんのご努力が必要なんだと繰り返されません? マスクをしたり人と距離をとったり、できれば会食するときにもマスクを、みたいな、あなたの努力が必要な時なんだとそういう寝ぼけたことをTVも当たり前のように言いません? 何を言ってるんだ! それぞれできることなんてもうとっくの昔にやってません? 今やるべきことは何かと言ったら、政府が公助として最大限何をできるかってことをさっさと出さなければいけない時期に来ているんですよね。(。。。)これまで春から今の間まで何をしていたのかってことです。今大胆に政府が動かなければならない時に、それに対してあまりに遅すぎる。(。。。)で、この感染を拡大させないためにはあなたの努力が必要だっていう自助の話になっている。あまりにもおかしくないですか、それ? もうみんなできることはやってますよ。ほとんど人はマスクしてるじゃないですか。ほとんどの人たちがそういうような自分自身でできることをやり続けている。ここからは誰がやらなければいけないかと言ったら、当然政治ですよ。」

さらには せやろがい おじさんもこう言っている。


みんなとっくに言ってることだ。政治は国民に「自助」を求めるのではなく、どういう施策で「公助」するか考えろってことだ。


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とうとうここまで!!

2020.10.13.11:41

大阪で山本太郎の街頭演説会が警察によって邪魔され、半ば中止に追い込まれた。


去年、北海道で安倍の演説にヤジを飛ばした一般市民を警察が、根拠も示さず(今になっても示してない)取り囲んで排除した事件があったが、とうとうここまできたわけである。もはや法治国家ではない。これは山本太郎を応援するとか否定するとか言うレベルの話ではない。

日本国内では排他的差別的な団体のデモは警察に守られる。権力批判すれば、根拠なく学術会議任命拒否されたり、警察がやってきて法的根拠もなく中止しろと言われる。

数年前に大阪から沖縄に派遣された機動隊員が「土人」発言して批判されたことがあった。あの時大阪維新の松井は機動隊員に労いの言葉をかけた。そもそもその時点で差別を批判するどころか、お墨付きを与えたのである。つまり、勘ぐれば、今回の事件は、維新が進める大阪市消滅に反対する山本太郎を、その時の恩義に報いようとして邪魔したのだと思えるのである。まさか維新が直接やれと命令したとは、さすがに僕も思わないが、そういう忖度(10年前ならこんな漢字読める日本人の方が少数派だっただろう)が働いたのだろう。

世界を見れば、山本太郎を否定する人たちが大嫌いな中国や北朝鮮やベラルーシ、あるいはロシアみたいな権力批判を徹底的に弾圧しようとする国もあるが、日本は辛うじてまだそこまでは行ってない。だからこんなことをすれば逆効果だろう。あくまでも「まだ」だが。


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昨夜の東京新聞から

2020.09.30.15:12

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昨日の東京新聞夕刊の論壇時評で中島岳志が書いていた安倍内閣の総括が面白かった。つまり、安倍内閣の本質は、「実現しないことによって支持を獲得する」というカラクリにあったというのである。

安倍が選挙のたびに吠えてた「道半ば」という標語によって人々に期待感を持たせた。それはいわばニンジンをぶら下げながら、それを追わせ、しかも人々は決してニンジンには届かないのである。これまでも「やるやる詐欺内閣」なんて言われていたしね。

そもそも安倍のやったことって何だったか? 国民のためになることを何かしたか? 社会保障費を削減し、二度にわたって消費税を上げたが、他に何をしただろう? 様々な威勢の良い発言はあったものの、人々の生活はちっとも良くなってないじゃないか? 憲法違反の法律をいくつも通し、長年の慣習だった集団的自衛権や検察庁の定年を勝手に閣議決定で変更し、挙句の果てには自分の名前を冠した幼稚園に9割引の格安な価格で土地を売ったり、何十年も作られてこなかった獣医学部を自分のお友達のために作らせてやったり、自分の支持者のために税金でお花見させたりしたわけだ。

全く反吐が出る。

話を戻して、中島岳志の論壇時評で紹介されている武田砂鉄の「『明日からダイエットをやろうと思っています』政治」という評にも笑った。

「安倍は辞任を発表した記者会見で、実現できなかったこととして拉致問題の解決、ロシアとの平和条約の締結、憲法改正を並べ、『痛恨の極み』とのべた。これに対し武田は、『あたかももう少しで達成できたかのような印象を与える言葉使いだったが、具体的に動いた形跡はない』と論じる。」

政策が実現することに意味があるのではなく、もう少しで手が届くという期待感にこそ意味がある政治だったわけだ。「ダイエットは永遠に始まらない。しかし『スリムな私』という幻想だけが持続される」ということで「明日からダイエットをやろうと思っています政治」なわけ。

安倍の時代。多分後世によって嘲笑われる時代だと思う。上に書き連ねたようなポイントをもあるが、僕個人としては何よりも人々の差別意識の拡大が一番の問題だった時代だと思っている。総理大臣自らが、ヤジを飛ばした国民を指差して「こんな人たち」呼ばわりし、相模原の障害者施設の虐殺事件があったときにも、何ら目立ったメッセージを発信しなかった。結果、犯人に同調する意見を表明するような人もたくさん出た。無論、そういう恥ずかしい意見を胸を張っていう人たちが問題なのだが、それを許す社会的な雰囲気を作ったのは安倍なのだ。何より、あの犯人は虐殺予告の中で、安倍ならわかってくれると繰り返し書いていたのだ。思い返してみても、本当に酷い時代だったと思う。いや、今もその時代が続いている。

この後の総理大臣は安倍の継承なんてほざいているが、何を継承するのだ??


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人は差別する

2020.09.14.13:22

大坂なおみが、差別主義者ではないだけでは不十分だ、反差別主義者でなければならない、と言ったそうです。すごいね。22歳の女性がカメラを前にしてこういうことを言えるのがすごい。

人間は差別する生き物だ。このブログでも何度も書いてきたけど、通常自分は差別主義者ではないと胸を張っていても、何かの表紙に差別意識が出てしまうのは人間のサガというもの。それは僕自身だってそうだったし、多分今だって何かの拍子に差別意識が出てしまうのかもしれない。これについては30年も前の個人的な体験を書いたことがあった。

うちなる差別意識を憎め! へ

だけど、この「人間は差別する生き物だ」というテーゼに続くのは、だから仕方がない、であってはならない。そうではなく、だからこそ、自分のことを見つめて、自分の中にもそういう恥ずかしい感情があるかもしれない、と常に注意していることが大切なんだと思う。こんなことも山本太郎と絡めて書いたことがある。っていうか、拙ブログではこういうことをずっと書いてきたつもりだ。

山本太郎の会見から、その人間観 へ

いや、俺は差別主義者なんかじゃない、と言う人もいるだろう。普通の人は多分ほとんどがそうだと思う。だけど、差別主義者じゃないよということで、この問題に決着をつけてないだろうか? それ以上考えなくて済むと、この話題から降りてないだろうか?

自分は反差別主義者であると自覚するのはもちろん、その批判の先には自分もいるのだと思わなければならないのだと思う。


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続)諸君、あの男の退陣を喜ぶな!

2020.09.02.12:38

南ドイツ新聞という、まあリベラルとレッテルを貼られているドイツの全国紙では明確に安倍辞任を「政治的な観点では安倍の辞任は日本にとって本当に福音だ (in politischer Hinsicht ist Abes Rücktritt tatsächlich eine gute Nachricht für Japan)」と言ってますね。

まあ、別に外国の評価なんてどうでもいいんです。ただ、病気で止めるのが「お気の毒」という今の日本を覆っている雰囲気、これって本当にみんなそう思っているの? それともマスコミの情報操作? 昔、大平正芳と言う総理大臣が選挙期間中に亡くなったことがありました。これによって「香典票」なんて言われたんだけど、直後の選挙は自民党が圧勝したんですよね。日本の有権者なんてこんなもん。

ただ、そうは言っても、大平は古き良き時代 苦笑)の自民党の政治家で、間違っても自分を批判するマスコミや有権者を「こんな人たち」なんて言わなかった、いや、そういう発想なんかなかったでしょう。自民党の政治家たちだって野党との「対話」を重視する姿勢は決して崩さなかった。そして実際に大平の時代、日本は一億総中流と言われ、働けば普通に生活できたし、今使われている意味での「自己責任」なんて言葉は存在しなかった。公的な場でヘイト発言などする人はいなかったし、憲法を変えたいなんて公的な場で言う政治家もいなかった。政治家の憲法遵守義務をわきまえていたんだろう。

安倍がこの8年近くで何をしたでしょう? 具体的なことはともかく、僕は社会がこぞって安倍的になったと感じています。安倍的とは? 人々には自己責任を問いつつ自分は責任など間違っても取らない。責任を問われれば隠蔽・削除・改竄し、他人のせいにする。本来忖度は勝手にするものだったはずが、安倍の場合は忖度を強要している。社会を見るとそんなプチ権力者が増えたと思いませんか? それこそ頭が腐れば全て腐る

そして、ヘイトの野放し。ご本人はヘイト的発言はしないかもしれないけど、安倍がトップに立って以降、世の中にヘイト発言が異常に増えたと思いませんか? 安倍の意向に沿った忖度なんじゃないのか? 総理大臣になってからは確かにヘイト的なことは言ってないが、安倍には前科がある。

拙ブログでは何度も書いたけど、安倍の時代、これは明治以後の政治史上最悪の時代として記憶されるだろう。この後誰が総理大臣になるか知らないが、おそらく安倍的社会はもうしばらくは続くだろう。安倍の時代はまだ終わってない。


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山本太郎の会見から、その人間観

2020.07.18.13:59



命の選別を政治が行うと発言した大西つねき発言と彼の除名に関する山本太郎の会見を聞いた。途中でこんなことを言っていた。

---------
この問題をこの人はそんなことを言う人じゃないよということで片付けないでいただきたい。実際にそう言ってます。それを見つめることが必要。大西さんにも多くのファンの方々がいらっしゃいますけれども、ぜひこの問題と向き合っていただきたい。大西つねきの中にあったものはおそらく山本太郎の中にもあるかもしれない。だからそれを自制しながら、そうしちゃいけないっていうことを考えていかなきゃならない。誰の心の中にもある社会的な問題なんだと、大西つねきさんを入り口に、(この)社会の問題というものにもう一度みんなが向き合うそういう機会にしていただければ、というふうに思います。何よりもこの社会的な問題に対して、私たちれいわ新選組の中にもそれが存在していた。そしてれいわ新選組の中にも存在していたというそのものが、許されないものが、ひょっとしたら、私、山本太郎の中にもあるかもしれない。そういった緊張感の中でしっかりと、弱い立場に置かれた方々の最前に立つと、私たちが立党の時に示した精神をより強固なものにしていく。そのお約束をさせていただきます。(上のYouTube動画の31分から)
--------

命の選別云々については書くことなどない。いうまでもないことだ。すでにこの世の中は命の選別をしている、末期医療の現場では命の選別をしているなどと言ってる人もいるが、土俵の違う話だ。山本太郎が言っているのは政治の場での話。

上に引用した人間観が、手前味噌で恐縮だけど、拙ブログで書いたことと重なっていると感じた。山本太郎の語る反緊縮・積極税制を中心とした経済政策の提案に対して、僕は正直に言ってわからない。ただ、この人は本物だ、と感じたのはこういう、街頭インタビューなどの時にも話の端々に出てくる彼のこういう人生観、人間観に共鳴するものがあったからだ。

拙ブログのエピグラムにしている漱石の「いざというまぎわに、(普通の人間が)急に悪人に変わるんだから恐ろしい」という言葉は、現代の、あるいは歴史の様々な事象を考えるときの大きな手がかりになると思っている。

また、映画「否定と肯定」でアウシュヴィッツを見た弁護士が語ったセリフ「恥を感じた。もし自分があのような立場に立たされたら、自分だって同じことをしただろう」が、自分を被害者ではなく、悪をなす可能性のある者として考えるこの見方が大切だというのは常々書いている通り。だからこそ、そうした悪に取り込まれないように、悪と向き合い、常にそれを反省することが大切なんだと思う。これ、きれいごとじゃないと思うよ。

参考
辺見庸「1⭐︎9⭐︎3⭐︎7⭐︎」
「ヒトラーの娘たち」覚書き
南京事件個人的論争顛末記 笑)
堀川恵子の二冊の「永山則夫」本
Ch.ブラウニング「普通の人びと」とそこから思うこと
映画「日本鬼子(リーベンクイズ)」
自らのザマアミロ感を憎むこと
なんか、適当に検索したら山のように出てくるからこの辺でやめときます。結局私は同じことしか言ってない 笑)


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意思表示する生き方

2020.07.05.22:33

負け惜しみじみて聞こえるだろうけど、結果は結果。仕方がない。でもあなたが誰に投票したかが大切なんだよ。自分の「意思表示」として投票したことが、あなたの人生において大切なんだと思う。

拙ブログのエピグラムをしつこくあげておく。

「あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、 それでもあなたは、それをやらなければならない。 それはあなたが世界を変えるためではなく、 あなた自身が世界によって変えられないように するためです。」(ガンジー)


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都知事選(その2)

2020.07.04.20:48

都知事選、22人も立候補ですからね。さて、彼らはなぜ都知事になりたいんでしょう。

この切り口で見ると、まあ、いろんな人がいそうですね。都民のために、というのがはっきりわかる人も、都民よりモロ新自由主義的に、行政の節約のことしか考えてないような人も、都民のことなどそっちのけで自分をアピールしている人も、都民は自分のためにいると思っているような人も、単に自分の差別意識を大声で吠えるチャンスと捉えている人も、そのほか、何だかよくわからない人もたくさんいるようです 笑)

私の目には、都民のために立候補したんだな、と納得できる人はあんまりいないように見えます。そう、私には選択肢は二つしかないな 笑)

私は明日は選挙に、雨だろうと雪だろうと、たとえ槍が降ろうと必ず行きます。


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都知事選のこと

2020.07.03.15:01

この件、ブログでどう書いて良いのかわからないので、こんな書き方をしてみます。

今回のコロナ感染者数の増加にあたり、これからどうなるかわかりませんが、今後も現在のようにコロナ禍がおさまらなかった場合、もし仮にあの人が都知事だったらどうするだろう? この人だったら? と考えてみるのは誰に投票するかの手がかりになりますね。 無論都知事の役割はもっと他にあると考える人もいるでしょう。コロナ対策だけではないでしょう。

でも、このコロナという災害を考えれば、政治なんて誰がやっても同じだ、というシニカルな見方はできないでしょう。このコロナ災害の中で、誰が本当に都民のことを考えてくれるか? これはちょっと考えてみたほうが良いでしょう。

コロナなんてただの風邪だと言っている候補者もいるし、東京でコロナ感染者が増えたのは現職都知事のせいではない、それぞれの感染者がでた区長のせいだなんて言い張っちゃう 爆笑)評論家もTVに出てくるし、切り口は色々あります。まあ、コロナは誰かのせいではないけど、感染者が増えるか減るかに責任を取るべき人はいるはずですがね 苦笑)

後になって後悔しないためにも都知事選には行きましょう。


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山本太郎を隠すアクション!

2020.06.17.21:15

山本太郎を応援していた人たちの間でも評判悪いですね。彼が都知事選に出馬した理由ってインタビューを聞けば明確で、全く頷けるものだと思うけど。

ただ、これによって宇都宮さんを罵倒する人(多いのが、宇都宮さんの年齢を理由にあれでは小池に勝てないというやつ)や、逆に山本太郎を反小池陣営を裏切る行為といったりする人が、普段リベラルなはずの人たちの間にも出てきたというところが、予想はしていたけど、ちょっと悲しいことではあります。

山本太郎は与党対野党という図式を踏まえたくないんでしょう。もっと言えば敵と味方という二分法を避けようとしているんでしょう。そして今の安倍たちがやっていることは(トランプもそうだけど)まさしくこうした二分法。こういう思考法を突破したいと思っているんでしょうね。彼の念頭にあるのは、困っている人を助けたい、これだけだと思います。

宇都宮さんを支持する人はそうすればいいし、僕のように山本太郎を応援したいと思う人はそうすればいい。それによってあのおばさんが漁夫の利を得るというのなら、それは仕方がない。たとえそうであっても、少なくとも宇都宮さんや山本太郎が得た得票数は、真っ当な政治家ならプレッシャーとなるはずだからです。

まっとうな政治家じゃないのがトップにいるのが日本だから、そんな手ぬるいことを言ってられないのだ、というのも一理あるとは思うけど、あくまで理想を追求していく。その心意気やよし! としましょう。そうは言っても政治というのは勝たなければ実現できないと考えるとしたら、それは安倍的なやり方、数が多ければ、何をやってもいいという発想に毒されているということです。そうじゃないんだという空気を作っていきたいというのも山本太郎の狙いの一つにあるのでしょうね。

というわけで、我が家にも山本太郎を隠すポスターが到着したので、早々に上に貼りました。
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山本太郎が都知事選立候補

2020.06.15.15:45

噂は出ていたけど、多分出ないだろうと思っていた。でも出ましたね。宇都宮さんとのバッティングが辛い。結局バラマキと言われようと、今深刻に困窮状態にある人を助けたいという気持ちが勝ったんだろうね。

理想とする社会像は宇都宮さんとほとんど同じだと思う。そういう意味では一本化できるはずなんだけど、結局財政出動という具体的な経済施策面が違うってことなんだろう。ただ、すでに宇都宮さん支持で心が決まっていた人たちも多いだろうから、嫌な想像だけど、同じ価値観・世界観の支持者同士で批判し合うような事にならなければいいけど。

宇都宮さんを応援している人は応援すれば良い。わざわざ山本太郎を貶す必要はない。同じことは山本太郎を応援する人にも言える。僕は宇都宮さんを尊敬しているし、これまでの選挙では宇都宮さんにずっと投票してきた。でも今回は山本太郎を応援する。

しかし、都知事選に立候補したということで、公職選挙法上、18日からは山本太郎の顔写真も名前も出せないらしい。我が家に貼ってあるポスターも大急ぎで山本太郎の顔と名前を隠さなくちゃならない。というわけで今「山本太郎・東京特設サイト」で上に貼るポスターを注文したところです。


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権力者が批判に逆ギレする国

2020.05.24.22:27

安倍の支持率が27%だそうだ。こんな数字で一喜一憂するつもりは全くないし、そもそも支持率に関する世論調査にはいろんな噂も聞く。それにこれだけものすごいことをやっててもまだ3割近くの人が支持していると言うのも、ちょっとにわかには信じがたい。

安倍を猛烈に支持している人が一部でいることは知っている。しかしそう言う人たちは安倍の何を支持しているのだろう? まあ、安倍真理教だかアベノウィルスだかにやられちゃった人たちのことはどうでもいいけど、でも謎だわ。国民のことなんかまるで考えてないことは、さすがにもうわかっただろうに。

安倍が嘘しか言ってこなかったことは、誰がどう見たって明らかであり、これだけ次々と不祥事が起きたって「責任は私にある」と言えば責任を取ったことになると決めているらしいし、こんな男の何に期待しているのだろうね?

昨日のTBSラジオの「久米宏、ラジオなんですけど」を聞いていたら2、3年ほど前の森達也がゲストで来た時の放送を流していた。そこで言われていたのは、安倍は批判されると自分の人格が批判されていると勘違いしているという話だった。批判されると、まるで子供のように逆ギレする。しかし、そうではない、日本の総理大臣だから、権力を持っている者だから批判されているのだ、と。

歴代の首相で誰だったか忘れたが、批判されるのが自分の仕事だと言った人がいた。権力を批判するのは健全な民主国家として当たり前のことなのである。そうでなければ権力は絶対に増長し、国民を押さえつけにかかる。こんな簡単な理屈がわからないで、批判されると「こんな人たちには負けられない」と国民に刃を向けてくるような権力者なんて、民主国家として危険極まりないのである。


なお、久米宏のラジオはラジコで週末までは聞けると思いますので、よろしければ是非どうぞ。


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緊急事態宣言と緊急事態条項のまやかし

2020.05.04.11:04

いやあ、「未来少年コナン」日曜の7時半だったかな?初のNHKアニメということでリアルタイムで見てました。そういえば「宇宙戦艦ヤマト」や「ガンダム」(これは確か夕方やってたような)も、低視聴率だった最初の放映を見てましたっけ 笑)

コナンは多分今見ても普通に面白いはずです。我が家にはビデオをDVDに焼き直ししたのがあるけど、画像はもうひどいものですから、今回のデジタルリマスター版というのは嬉しいです。

というわけで、コロナがこんな状態なのに、そんな状態に漬け込んで憲法改正って頭どうかしてるとしか言いようがない。前回にも書いたけど、安倍の頭の中には国民のことなんてこれっぽっちもない。それは今回のコロナ騒動ではっきりわかったはずだ。

「ショック・ドクトリン」という本を紹介したことがあった。
「ショック・ドクトリン」(まだ読書中)
「ショック・ドクトリン」覚え書き

もうだいぶ昔のことだね。惨事に便乗して犯罪的な悪辣さで市場万能主義を持ち込み、あっという間に金持ちを大金持ちにし、公的社会保障を解体して中流階級を貧困に追いやった。つまり「火事場泥棒」だ。

安倍がやろうとしていることは多くの人が言っているように「火事場泥棒」である。ただしすでに新自由主義は日本中に蔓延しているから、「ショック・ドクトリン」とは違う。惨事に便乗して自分の権力を強化しようとしているのだ。緊急事態宣言と緊急事態条項が言葉として似ているからケムに巻いて騙せると思っているのだろう。

生物学者の池田清彦がツイッターでこんなことを書いていた。



僕はこの池田の予言は外れると思う。ナチスの時代、ナチスを心底応援したドイツ人たちは生き残って戦後を迎えた時にも、多くがナチスを擁護し続けた。自らの行為を否定したり後悔したりしなかった。自分の家族や子供が死んでも、自分がナチスを応援し言われるままに行動したことを悔いるような者は少数派でしかなかった。まあ、ナチス擁護をおおっぴらに公言する人は流石にほとんどいなかったが。

311で原発が爆発した後、原発を積極的に推進してきた人たちの中で、その過去を後悔した人がいただろうか? 自らの過去を後悔したのは小出さんのように、原発にずっと反対し、自らの非力を悔いた人たちばかりだ。ナチスの時代も、戦後になってナチス時代のドイツを後悔謝罪したのは自らナチスに追われて亡命し、のちに首相になったヴィリー・ブラントみたいな人たちだった。

安倍という戦後日本の最大の災厄も、彼を応援するネトウヨたちは、自分にその災厄の火の粉が降りかかってきても、自らの過去を後悔することはないだろう。しかし、現在のドイツでナチス時代のドイツを肯定的に見る人は、一部のネオナチ以外いないだろう。同様に、この先何十年か後に、安倍という戦後最大の災厄を肯定的に語る人はほぼいなくなるだろう。


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相模原事件の判決について

2020.03.17.17:49

拙ブログでは何度かこの事件について書いた。

今回の大量殺人事件について
今回の大量殺人事件について(続き)
今回の大量殺人事件について(その3)
今回の大量殺人事件について(その4)
立岩真也・杉田俊介「相模原障害者殺傷事件」覚え書き
「開けられたパンドラの箱」感想

昨日判決が出た。犯人自身は自分は良いことをしたのだと言い続け、トランプや安倍ならわかってくれると思っていたようだし、今も思い続けているんだろうと思う。

こういう強い思い込み、自分が死刑になる可能性が高いのにそこから逃れられないのって、ある種の「才能」だと思う。「強い思い込み」という言葉を使ったけど、これが例えば先日ここで紹介したテレンス・マリックの映画「名もなき生涯」なら「信念」という言葉になるだろう。今回のように「強い思い込み」から人を次々と殺す一方で「信念」から自らの命を捨てる。これって同じコインの裏表のような気がする。無論やったことがまるで真逆だから、こんな言い方をすると怒る人も多いだろう。ただ、どっちにしても僕にはこんな強い「思い込み」も「信念」もない。普通の人にはないだろう。そういう意味である種の「才能」だと思うわけ。

でも、この「才能」がどっちに向くかはいろんな要素が働くんだろう。今回の犯人の場合は今の社会を覆う雰囲気が大きく影響したんだろう。つまり今の社会、自己責任を言い募る社会(その実、権力を持つものたちは口先ばかりで責任を取ろうとしない)、人間の価値を生産性とか経済効率で語りたがる社会、こういう社会が犯人を生み出したんだと思う。

そういう社会の中で、山本太郎が言うように、自分が役に立つところを見せようとして、役に立たない(と彼が思いこんだ)人たちを殺したのが犯人だった。

だから、障害者を排除して日本の財政負担を軽くするべきだと盲信した馬鹿な犯人を死刑によってこの世界から排除しても社会は変わらない。排除の連鎖を断ち切らなければ、世の中は変わらない。


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あの時安倍でなくてよかったのだ!

2020.03.04.12:24

311の追悼式典はキャンセルされそうです。しかし、当時の民主党政権、菅直人が首相でした。今この安倍政権による惨状を見るにつけ、本当にあの時安倍が首相だったらどうなったのだろう、と天の配剤に感謝するしかない思いです。まあ、「もし」なんて言ってもしょうがないんだけどね。

あの時、菅直人は老人の部隊を組織して、自分も先頭に立つと言った。国としての脱原発も表明した。色々言われたし、避難所で住民から罵られているシーンがTVに映ったりした。枝野も「ただちに」健康に影響はないなどとほざいていた。でもその枝野だって、言葉の正確な意味で不眠不休で頑張っていた。

今回の安倍を見てると、当初ほったらかしにして毎晩のように飲み食い。その後思いつきで全学休講なんて発表して、あとから専門家とは何も話していなかったことがわかると、今度は緊急事態条項があれば、なんて言い出す。記者会見もやらせだし官僚の書いた原稿を読むだけ。しかも質問の答えすらあらかじめ用意したものを読み上げるだけ。

江川紹子らが「まだ質問があります」と声をかけてもさっさと退場し、その後は自宅に帰ったんだからね。もし311の時に安倍が首相だったらと考えると、本気でゾッとする。言論統制とマスコミ支配で日本は壊滅的な被害を受けただろうね。少なくとも菅直人の時には、マスコミは菅直人を批判することができたからね。もし安倍だったら、今頃は日本は北朝鮮みたいな国になっていただろうね。

しかも安倍はその後、これを好機とばかりに菅直人批判に明け暮れ、与野党一致でと言われても無視し続けた。こういうことはいつか必ず歴史が検証するだろう。

一方で、東京都知事の石原なんかも、当時は天罰だと言ったんだよ。当時僕は日本一くだらない男が都知事をやっていると思ったものだった。だけど、今は世界一くだらない男が日本国総理大臣だと思ってる。明治維新以来最悪の指導者だと思っていたけど、最近、江戸時代の徳川将軍たちを入れても最悪かもしれないと思うようになった 笑)

安倍しかいないと言っている人たちは頭がどうかしている。少し前に森達也のツィートにあったけど、もし猿が電車を運転していたら、サルの代わりの運転手がどうこういう前に「まず運転席から猿を引き摺り下ろすだろう」と。本当にそうだと思う。安倍しかいないって、安倍以外なら誰でもできる。

FBに出回っているこんな絵を笑ってられないよね。

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なお、ここには教養不問とあるけど、その後に「むしろ教養はない方が望ましい」と書き加えるべきだし、さらには「嘘がバレても絶対に認めない肝っ玉があること」と付け加えた方が良い。

しかし、石原にしても麻生にしても安倍にしても、どうして日本人は、中身がないのに威張り散らし踏ん反り返っている人間を偉いと勘違いしたがるのだろう?

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今朝の東京新聞から

2020.02.20.10:47

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東京新聞の「本音のコラム」、曜日ごとに人が変わって、それがどれも面白く的確で毎朝楽しみにしているんだけど、今朝は元青学学長で弁護士の三木義一がこんなことを書いている。

これまでも三木義一のコラムってダジャレでオチをつけながら、無茶苦茶面白かったけど、前回のコラムはカナダのニューファンドランド州が借金のためにカナダに統合された話とともに、「借金大国の日本が【中国対策として南太平洋の島嶼国を】支援する」というニュースを取り上げて、国の借金が膨らんでいくことを大丈夫なのか、と憂いていた。

その時、三木義一に山本太郎の話してることについてどう考えるか聞きたいな、と思ったものだった。そしたら今回のコラムは明らかに山本太郎の暗示だ。過去、この「本音のコラム」では斎藤美奈子が山本太郎の名前を出していたことがあったけど、いよいよ三木義一も触れてくれた。

山本太郎は、国の借金を増やすことに問題はない、ただ、インフレ率だけは常に見張らなければならないという。そしてそれを補強するものとして過去の財務省の発言や、ケネディとノーベル賞経済学者トービンとの話の例を挙げる。

法人税や所得税の累進性を強化するという話ならわかりやすいけど、このMMT理論に基づいた、新規国債を発行して国の借金を増やしても大丈夫という話は、正直言って経済音痴の僕にはよくわからない。この理論についても良い本が何冊かあるらしいけど、ちょっとなかなか読む気にならない。

確かに消費税が必要だという話は、前にも書いたように、山本太郎の話を聞くまでは、普通に信じていた。だけど実は消費税が上がるとその上がった分だけ法人税が下がっていたという事実を聞かされ、消費税は廃止しても問題ないと思った。僕らは様々なところで財務省の刷り込みを受けてきたんだろう。

この三木義一のコラムにあるように、明るい政権交代が可能であることを願っている。


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共産党が暴力革命? 爆笑)

2020.02.15.21:44

昔、浜田幸一という政治家がいた。元ヤクザの下っ端をしていたとか言われ、国会でも何もされてないのにひっくり返って、あたかも暴力を振るわれたかのように、痛え痛えと叫んでいたが、それはTVカメラが全て写していて、バカじゃないか、こいつ、と思ったものだった。

討論番組などにも出てきて、誰も相手にしないようなことを言って、なんでこんな頭の悪いおっさんをTVに出してくるんだ?と疑問だった。だけど、馬鹿なことを言うことと、そのいかにも悪党ヅラの風体で、そして何よりハマコーという愛称でテレビ受けしたんだろう。よくテレビに出ていた。

そのハマコー、予算委員会の委員長になった時に、まるで違う質疑中に、まったく唐突に、日本共産党の宮本顕治を、戦前の治安維持法下での共産党スパイリンチ事件に基づいて殺人者呼ばわりしたことがあった。しかもそれはテレビの生放送の残り時間を考えたかなり悪意のある確信犯的発言だったし、ハマコー自身も委員長を辞任するつもりでの発言だったらしい。実際すぐ辞任した。

ハマコーを讃えるつもりなどまったくない(僕は大嫌いだった)が、少なくとも本人は自分の首を賭けて発した不規則発言だったわけだ。今回の安倍の「共産党は暴力革命を目指している」という発言はハマコーの覚悟すらないまま、デマを撒き散らしているだけである。

桜で共産党議員にボコボコにされたから、腹いせに言ってるんだろうな。昨日書いた「馬鹿な質問云々」や、野党議員を「嘘つき呼ばわり」しているのと同じ発想だろう。

昨日も書いたけど、もう一度。明治からこっち、これほど低劣な首相はいなかった。これは間違いない。


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山本太郎が語る相模原事件

2020.01.26.16:27

先日、1月23日の島根県松江市での山本太郎のおしゃべり会。相模原事件の犯人についての分析が素晴らしかったので紹介したいと思う。



人生を生産性で考える社会が蔓延した結果、犯人はああいう思想に染まったのだという。この YouTube では2時間21分30秒過ぎぐらいから1分ほど。以下、文字起こししておく。


【現在の社会は】あなたが頑張らなかったから、あなたはそんな状態なんでしょ、っていうような、究極の自己責任社会に、もうなっちゃってるじゃないですか。

【相模原事件の犯人も】役に立ってないって思われたくないから、19人の障害者の命を奪ったんじゃないですか? 自分に少しでも価値があるってことを、まわりにわかってもらうために、人の命奪ったんじゃないですか? あの人だってそうですよ、緊縮の考え方。

緊縮の考え方、【犯人は】このままだったら日本の財政破綻するって思ったから、役に立たないものは殺すってことを決めた。それによって自分は感謝されるって思ってたってことですよ。役に立たなきゃ、ってことで。

緊縮っていう経済政策が、人の役に立ってなきゃ生きてはいけない、生きる条件として世の中の役に立つことっていうような生産性で測られたら、究極はそんなところまで行くっていうことですよ。

これ変えたいんですよね。


当時から僕はこの事件を安倍的社会の蔓延した結果だと書いてきた。無論安倍が一人でこういう社会にしたわけではない。当たり前だ。だけど、犯人の青年が、実行前に安倍に伝えてくれとしつこく言った理由はこういうことだ。安倍ならわかってくれる、安倍なら自分をほめてくれると思っていたのだ。つまり、安倍晋三は現在の自己責任社会のシンボルなのである。

もちろん、安倍が犯人の青年にGOサインを出すはずはない。しかし、もし仮に安倍以外の別の人間が首相だったと仮定したら、あんなこと(自分が実行する重度障害者安楽死計画に賛同して欲しいと言うこと)を犯人が書いただろうか? 

そしてこの事件について安倍がどういう反応を示したか? 犯人を精神障害者と断定して、措置入院について検討せよと命じたのである。犯人の青年も屋根に登ったら梯子を外されたようなものだ。

僕も山本太郎が言うように、こんな社会を変えたい、強くそう思う。


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プロフィール

アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、クラシック音楽(特にバッハ)、友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎても困るが)。少し前から草食動物と化そうと「努力」しています。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとして、こちらにも通知されないまま、ゴミ箱に入れられてしまいます。これは管理ページで迷惑メールをチェックすれば見られるのですが、そんなところは滅多にチェックしないので、承認待ちの印が表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す

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