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ペストルベルガー、今シーズンの総括

2022.11.13.16:00

ペストルベルガー

rsn で毎年恒例のドイツ語圏選手たちの総括シリーズ。これをもとにして、気になる選手をピックアップして今シーズンを振り返ってみましょう。まずペストルベルガーです。この選手はもう拙ブログではこれしか書きませんが、2017年のジロの最初のステージで、ラスト1キロ、スプリンターの発射台として戦闘に出たら、そのまま1キロ逃げ切って、昔のティエリー・マリーとかイェレ・ネイダムみたいな、スプリンターを嘲笑うような勝ち方をして、強烈な印象を与えたんですがね。

その後どんどん勝つかと思ったら、去年のクリテリウム・ドゥフィネの1勝のみで、どうもパッとしません。今シーズンは活躍するどころかコロナに3回かかって、さらに脳震盪。ある意味最悪なシーズンと言えそうです。

「言い訳にはしたくないけど、去年の11月にコロナ陽性、12月にまた陽性。おかげでシーズン開始はうまくなかったね。その後、心筋梗塞の兆候があってトレーニングができなかった。12月に3週間も何もしなかったんだから、最悪だよ。」

マヨルカ島でのトレーニングキャンプは練習なしで参加したため、マヨルカ・チャレンジは4レース中2つのリタイア。2月中旬のアルガルヴェ一周でようやく走れるようになったとは言え、基礎的な体力に不安があり、春のベルギークラシックは出場レースの半分以上リタイア。挙句に「ドヴァルス・ドール・フラーンデレンで落車して脳震盪で、1ヶ月以上レースに出られず。

それでもツール・ド・フランスを目指して5月中旬にツール・ド・ハンガリー、6月前半にクリテリウム・デュ・ドゥフィネを走ったんですが、パッとした成績は挙げられませんでした。本人は後者のレースについて、こんなことを言ってます。

「去年は強かったからね。4日間黄色いマイヨをキープしたからね。だからみんなそれを思い出して、僕を逃げさせてくれなかったし、一方で僕と一緒に逃げたがった。こんな状況だと何もできないよ。」

オーストリア選手権ではボーラが圧勝して、最後は形のみ3位に入りましたが、結果、ツールの切符は手にできず。

「あの前に3週間高地トレーニングに出て調子が上がっていただけに、仕方はないとは思ったけど、ちょっと悔しかったよ。正直に言えばモチベーションに穴があいたね。去年の10月から、今年のツールを目指すようにとチームとも確認し合っていた。でもチームの決断はしょうがないよ。」

結局グランツールにはどれにも出られませんでしたからね。本人も、ボーラを離れる理由の一つに挙げているそうです。来年はバイクエクスチェンジへ移籍です。ズデネク・スティバル、マイケル・マシューズがエース格で、まずは春先のクラシックを狙いに行くことになるのでしょう。

「パリ〜ルーベはどうかわからない。あのレースのためには、僕はたぶんちょっと体が小さいし軽量だからね。むしろ、マシューズとアルデンヌクラシックにフォーカスしてみたいね。あのレースは一度しか走ってないけど、面白かったからね。その前はカタロニアへ行くので、準クラシックは出ないと思う。でもドヴァルス・ドーアとE3ハレルベケとロンデ・ファン・フラーンデレンはまた出ると思う。」

くどいけど、グランツールのステージ優勝を狙える潜在力はあると思うので、どこかで派手に勝って欲しいところです。


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今シーズンのボーラ・ハンスグローエ

2022.10.30.11:29

Cyclingmagazine.de にボーラの今シーズンの総括がでていたのでそれを参考にします。

シーズン終了後のUCIチームランキングでは4位と、チームの予算を考えれば大成功と言えます。なによりジャイ・ヒンドレイがジロで総合優勝したのが大きかったですね。チームはグランツール上位を目標に掲げて、チームとしての方針転換を公言していただけに、正しさが証明された気分でしょう。ジロ以外も、ツール・ド・フランスではアレクサンドル・ヴラソフが5位に、ブエルタもヒンドレイがトップ10入りしてます。

バレンシア一周、ツール・ド・ロマンディ、エシュボルン〜フランクフルトなど、チームの勝利数は30。ツールではステージ優勝はできなかったけど、レンナルト・ケムナがマイヨ・ジョーヌまであと少しと沸かせました。

ただ、春のクラシックはコロナ感染で、ほぼ壊滅状態でした。フランドルの石畳系は、リーダーのニルス・ポリットが振るわず、アルデンヌの丘陵系でもリーダーのマキシミリアン・シャハマンがコロナ感染など、体調不良で出走すらできませんでした。

一方のスプリンターの勝利という点では、パスカル・アッカーマンを放出して再契約したサム・ベネットが、シーズン前半は膝の故障でトレーニング不足。やっとブエルタでのスプリントステージで2勝を挙げ、今回の出場者の中では突出しているかに思えたんですが、コロナで序盤でリタイアと残念な結果になりました。でも、来シーズンは期待できるでしょう。ベネットの勝利をバックアップしたダニー・ファン・ポッペルも、勝利はあげられなかったけどシーズンを通じて全般的に活躍しました。

来シーズンはケルデルマン、グロースシャルトナー、ペストルベルガーらがチームを出て、ルクセンブルクの元怪童ボブ・ユンゲルスや、拙ブログではツィートレース日記でお馴染みのニコ・デンツが加入します。ユンゲルスはジョーカーとしてアシストでも勝利狙いでも使えて、グランツールでの活躍が期待できそう。

今シーズンはドイツ人選手がパッとしませんでした。来シーズンはケムナやシャハマン、ポリットらもっと頑張って欲しいところです。


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2023 ツールのコース、デンクの話

2022.10.28.15:13

ピレネー、中央山塊、アルプス、ジュラ、ヴォージュとフランスの5つの山脈を全て横断というコースです。山頂ゴールが4つあるのに対してTTも上りで、だけどこちらは1つだけ。距離も22キロと短めです。

個人的には第9ステージのピュイ・ド・ドームゴールが楽しみです。ここでのプリドール対アンクティルの肩をぶつけ合う一騎打ちは以前写真多数入りで書きましたので、よろしければどうぞ。

史上最高のツール・ド・フランスhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3324.html

ただ、この山頂は狭くて関係車両の駐車スペースもあまりないので、今後はもう登場しないだろうと思われていたんですがね。最後に登場したのはデルガドが総合優勝した1988年。

さて、このコース、ボーラの監督ラルフ・デンクはウェルカムですね。

デンクの話。「来年のツールのコースはなかなか普通じゃないね。バスクでスタートして第一週目からすぐにハードになる。ピレネーで勝ちを決定づけることはできないだろうけど、ここだけで負けが確定する可能性もある。TTは22キロというのはちょっと少ないね。TTのツールでないことは確かだ。でもボーラにとっては、TTスペシャリストが揃っているわけじゃないからむしろ良いことだね。メンバーを決めるのはだいぶ先のことだけど。」

ボーラとしてはヒンドレイ、ブラソフ、ブーフマンと山岳に強い選手が揃っていますが、ヒンドレイもヴラソフもヴィンゲゴールやポガチャルにアタックされると、ちょっとかないそうにありません。ブーフマンが総合4位になった19年のような調子に戻っていれば、ひょっとして、と思いたいところですが、このところ今ひとつパッとしないですからねぇ。


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ボーラの初日

2022.07.02.11:16

個人的にはボーラのヴラソフが結構上位に入るんじゃないかと思ったんだけど、あんまり良くなかったですね。ボーラとしてはケムナの25秒遅れ19位が最高で、ヴラソフが31秒遅れの21位、シャハマンとコンラートが37~9秒遅れの27、28位。オーストリアの二冠になったグロースシャルトナーは1分以上遅れて86位、ドイツのTT3位のポリットも1分半近く遅れて121位でした。

ケムナ。「序盤はコーナーを比較的慎重に走り、徐々に安定してきたので、終盤はコーナーをいくらかスピードを上げて走った。全体として堅実なTTだったと言えるね。」

ヴラソフ。「まだ初日だし、リスクは冒せなかった。落車するよりは少しスピードを抑えたほうがいいと思ったんだ。あんまりタイムを失わないように走ったよ。調子はいいし、雨でなければもっと良いタイムが出たと思うけど、とりあえずこれでOKだよ。」

シャハマン。「タイムを大きく失うことなく、無事にゴールすることが大切だったんだ。ただ、わかってはいるけど、どうも本気になっちゃうんだよね。でも、今日は抑え気味で走ったよ。バイザーを取って走ればよかった。雨で視界が悪くて。。。」

コンラート。「スタート前に考えていたよりも、リスクを冒して走った。気持ちも体調も良かった。ただコーナーを二つミスって修正しなければならなく、タイムを失ったね。でも、今後に大きな自信になるよ。」

グロースシャルトナー。「コーナリングが最低だった。ちょっと恥ずかしいぐらいだよ。調子は良かったからかなり残念だよ。でもコケなかったからよしとしようか。」

というわけで、このボーラのコメントは気が向いたら 笑) 漢字の変換間違いご指摘ありがとうございました 汗)

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ボーラのツールメンバー

2022.07.01.09:36

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独墺系6人でヴラソフの総合上位をアシストするとともに、場合によってはファン・ポッペルのスプリントの発射台にもなるという布陣ですね。ただ、スプリントでステージを狙うためにはファン・ポッペルではちょっと辛いかな。

でも、中級・上級レベルのハードなステージなら、独墺系6人のうち、司令塔のハラーを除けば誰でも逃げて勝てる可能性がありますね。特にコンラートとポリットは去年のツールでステージ勝利を挙げているし、ケムナは先のジロで勝ってます。今年はついてなかったシャハマンも、コロナを乗り越えての出場で、長い登りがあるステージではダメだろうけど、中級レベルの生き残りレースになれば強いし、長い登りがあるステージはむしろグロースシャルトナーにチャンスが出てくるかもしれません。

いずれにしても、今年のツール、ボーラの独墺系のステージ優勝は結構可能性があるような気がします。あとはコロナだな 苦笑)


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ツール・ド・スイス第7ステージのボーラ

2022.06.19.10:03

最終ステージが平地TTなので、2秒差で2位につけたゲラント・トーマスの総合は固いところでしょうけど、ボーラはイギータが総合トップになり、チームとして存在感を示しました。

この日はアシストのマルコ・ハラーがコロナ陽性で強制リタイア。ボーラで残っているのは総合トップのイギータと9位のグロースシャルトナー、それに11位のシャハマンだけになってしまいました。最後のTTのことを考えると、シャハマンがトップテンに入る可能性は高そうです。

グロースシャルトナーもTTはそれほど悪くない印象があるから、うまくすれば、ボーラは生き残った3人が全員トップテンの可能性もありそう。イギータもたぶん大崩れはしないだろうし、4位とは1分以上の差があるから表彰台はなんとかセーフじゃないかなぁ?


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スイスでボーラ大躍進

2022.06.17.09:25



まあ、今日の山頂ゴールがあるから、この後どうなるかはわかりませんが、スイス一周の第5ステージでヴラソフが優勝、ステージトップテンにグロースシャルトナー、イギータ、シャハマンと入りました。

総合もヴラソフが6秒差でトップ、そのあと16秒差でイギータが6位、40秒差でグロースシャルトナーが8位、1分ちょいの11位にはシャハマンがつけています。シャハマン、第3ステージでゴール前4キロでの落車で遅れなければ、総合ワンツー、トップテン4人と圧倒的だったんだけど 苦笑)

しかし、ヴラソフが安定しています。今日の山岳ステージでもこの調子が続くと、ツールでも活躍が見込めそうな気がします。ログリッチは強いけど、ときどきモロいので、ひょっとしてポガチャルの最大の対抗馬になれるかもしれません。


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ボーラ監督、デンクのインタビュー

2022.05.31.18:12

なんか昨日一昨日と、最後のところが二重になっていたようで、ご指摘くださった方に感謝です。

というわけで rsn のデンク監督へのインタビューをご紹介。


rsn: ジロの優勝が決まった時のお気持ちは?

デンク: いい気分だったよ。なにしろちょうど10年前に最初のグランツール、ジロでチームの前身のネットアップが初出場したhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-776.html。当時は生き残りをかけて戦っていた。それが今は優勝だ。この勝利はそれだけに特別だよ。

r: ボーラはエマヌエル・ブーフマン、ヴィルコ・ケルデルマン、ジャイ・ヒンドレイと3人エース体制で白に臨んだわけですが、誰に一番期待していたのでしょう?

デ: ブラックマンデーに相当するLBLの翌日以降はそんな余裕なかったよ。幹部で話し合って、そもそも8人の選手をメンバリングできるかさえ不安だった。代替案も考えていた。ケルデルマンはリエージュで酷い落車をしていたし、ヒンドレイは体調不良で出走すらできなかった。ブーフマンも高地トレーニングで風邪をひいていた。本気で代替案を考えたんだが、それはありえなかった。けっきょく「やってみるしかない」という結論に落ち着いた。できるだけうまくいけばいいなとおもっていたんだよ。

r: どんなふうに「やってみるしか」なかったんでしょう?

デ: 攻撃的に走ることだよ。総合順位争いはどうなるかわからなかった。例えば、エドナ山への第4ステージでは、3人がそもそもうまく登れるかどうかすらわからなかった。だからレンナルト・ケムナを逃げに送り込んだんだよ。それが素晴らしくうまく機能してステージを取れた。

r: あの時点ではジロの総合優勝など考えずに、ケムナにステージを取りに行かせたということでしょうか?

デ: そう、やれることをやるというモットーに従ったんだ。うちのチームにスプリンターはいなかったし、山でやってみるしかなかった。しかし、コーチ陣にも賛辞を送らねばならない。彼らはレースに向けて多大な努力をしてくれた。コースの下見や選手たちとの打ち合わせでね。3月に下見に行った時、トリノ周辺は曇っていて霧がかかっていたんだ。その時に第14ステージ(ボーラが集団を引いて人数を絞ると共に優勝候補を限定したステージ)の戦術を思いついたんだ。これならびっくりするようなことができるとね。

r: 新しいコーチ陣の中でガスパロットはこの勝利にどのように関与しているのでしょう?

デ: 新しいコーチ陣のアルダークとガスパロットの二人組が大きく関与したよね。彼らは最後の最後までジロを徹底的に分析し、どんな小さなことも見逃さなかった。20ステージの戦略は本当に上手くいっただろう? ケムナがリレーを請け負って実にうまく機能した。すごかったよね。あの戦術はもちろん常套的なものだけど、あそこまでうまく行ったのは、アルダークとガスパロットのおかげだよ。

r: ケムナは去年ほとんどレースに出られなかったけど、見事な復活です。これはあなたとしては驚きでしょうか?

デ: 彼が自転車に乗れて、それを嬉しいと感じていれば、才能があるからなんでもできると思っていた。私としては彼に再び自転車に乗る喜びを与えることが重要だったんだよ。こちらを足して、あちらを引いてとか、高地トレーニングをもう少し増やすとか、そんなことはどうでもいいことだったんだ。そういうことは何もしなかった。彼を楽しい気持ちにさせることだけが重要だったんだ。たとえば去年の10月のアフリカでのマウンテンバイクレースに出すこともそうした計画の一環だったんだよhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-4161.html

r: このジロの後、ケムナへのプレッシャーは再び大きくなりそうだけど、その点で心配はないですか?

デ: レンナルトはとても良い状態になっていると思ってる。彼にツールを走らせるかどうか考えているところだ。一応第一次メンバー表に名前は入れてある。彼が目標を持っていた方がよいだろうからね。彼ならポディウムも順位も気にせず自由に走らせることができるからね。

r: エマヌネル・ブーフマンはこのところのグランツールは運がないですね。潜在力はもっと高いと思うのですが。彼について今後はどうするのでしょう?

デ: どうするか考えねばね。ブエルタは間違いなく可能性が高い。ツールはどうだろうね。ジロでは総合7位だった。もちろん感染症で完全な準備ができなかったということもある。でも、ジロでドイツ人選手がトップテンで走ったのはいつのことだ? 十分これでも満足できるだろう。

r: あなたの夢はグランツールの表彰台でした。今それを成し遂げましたね。今はラルフ・デンクはどんな夢を見ているのでしょう?

デ: もちろんツールでの優勝だよ。さっき言った通りさ。青春の夢みたいなもんだけどね。でもジロで優勝したんだから、真剣に考えたっていいだろう。だけど、どの選手でいつできるかは言えないよ。でもうちのチームを見れば傾向は見えるだろう。もしかしたら将来のツール優勝者がうちのチームのU19チームにいるかもしれないよ。わからないけどね 笑)しかしそのためには経済的な条件も必要だ。それが私の本業だからね。私たちはスポンサーを満足させなくちゃならないし、もちろん新しいスポンサーも募集中だよ。


ちなみにジロって、そもそも有力ドイツ人選手があまり参加してないんですけど、トップテンはほぼ40年前の1983年のディートリヒ・トゥーラォが5位に入って以来ですね。その前を遡っても2人しかいません。ブーフマンは4人目ということです。


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ジロ第20ステージ

2022.05.29.00:49

いやぁ、栗村さんはヒンドレイが踏み続けたと言っていたけど、あのヒンドレイのアタックは、絶対に前にケムナが見えたからだよね。結局ケムナの前待ちアシストがハマったということだと思うな。

実際、カラパスが千切れたのもケムナの引きの結果だったし。。。むろん、ヒンドレイが強かったから、ケムナがいなくても似たような結果になっただろうとは思うけどね。ただ、ケムナが前で遅れた時も、なんとなくチームからの指示だったんじゃないのかなぁ?? まあ、明日のツヴィーホフの日記が楽しみです。


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今日からジロですが。。。

2022.05.06.18:30

rsn ではリチャルド・カラパス(イネオス)、サイモン・イエーツ(バイク・エクスチェンジ)、ミゲル・アンヘル・ロペス(アスタナ)、ミケル・ランダ(バーレーン)、ジョアン・アルメイダ(UAE)の5人が四つ星。ボーラのブーフマンとケルデルマンは三つ星で、ジャイ・ヒンドレイは星一つと、今ひとつ下馬評が良くないですが、それも理由があるようです。

この三人、今シーズンはどうもあまり良くないんですよねぇ。ケルデルマンはLBLで落車リタイアでしたが、「ジロの直前としては理想的とは言えなかった。膝の調子も完璧とは言えない。でも調子はいいんだ」と言ってます。

ヒンドレイも今シーズンはレースをまだ11日しか走ってません。「シーズンの開始はあまりうまくいかなかった。でもちょっとずつ良くなっているよ。また高いレベルに戻れたのは嬉しい。LBLのあと風邪になったけど、うまく回復できた。ただ、自分の調子がどの程度の段階にあるかはわからないな。」というわけで、rsn の予想でヒンドレイが星一つなのもこうしたことが理由ですね。

ブーフマンもいつのまにやら29歳。今シーズンはレース日数22日ですが、最後に出たのは4月初めのバスク一周で、その後ずっと体調不良だったようです。「自分の調子がどのぐらいかはレースを走ってみるしかない。トレーニングでもいくつかの項目は省いてしまっているからね。三週間落車せず健康で走れたら、それで大成功だよ」とかなり慎重なものいいです 笑)

というわけで、この三人は対等なキャプテンということのようで、「キャプテンが多ければ戦術的な可能性は増える。誰か調子がいいのが上位を狙えばいいし、調子が悪ければアシストになればいい。一番いいのはもちろん三人とも上位を狙えることだ」と言っているのはブーフマンですが、はたしてどうなることやら。。。

むしろ拙ブログとしてはケムナのステージ狙いに期待をかけたいと思います。私の目には、中級の山岳ステージで逃げにのって、その後ソロアタック、そのまま逃げ切りの勇姿がすでに見えてるんですが。。。 笑)


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ツール・ド・ロマンディ第4ステージ ボーラ、ワンツー

2022.04.30.23:18

イギータとグロースシャルトナーがもう少し早めに揺動作戦に出て、ヴラソフの援護をするんじゃないかと思ったんですが、ユンボのペースメークがかなり速かったようで、なかなかアタックかけられませんでしたね。最後の方は一人逃げるルビオとの距離を見ながら、牽制し合うというかなりレベルの高い争いでした。

しかし、ヴラソフはチームとして勝ったからいいや、と思ったんですかね? 優勝したイギータはゴール直後に2位が誰かに気がついたみたいだけど。。。ボーナスタイムは良かったんですかね? グロースシャルトナーが消えたけど、ヴラソフが総合3位に上がってきました。

拙ブログとしてはもうひとつ、ゲシュケが総合9位に入ってきたのが嬉しいです。


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スヘルデプレイスとバスク一周

2022.04.07.00:47

うーむ、スプリンターのためのレースとか、スプリンターの世界選手権とか言われているスヘルデプレイスで、スプリンターのクリストフがソロ逃げ切り優勝でした。スプリンターとして名を馳せた選手が晩年一人で逃げて勝ったシーンって、90年ごろにイタリアのボンテンピがツールで逃げて勝ったのを思い出しましたって、古いなぁ 笑)

しかし、17キロほどの周回レースで、登りがなく一箇所ある石畳が勝負所というコースですが、最終周回に、ここでクリストフが逃げて逃げ切りがちでした。しかしボーラは12、3人の逃げ集団に4人いて、ダニー・ファン・ポッペルなんか完全に後ろで休んでたのにねぇ。他にもDSMやアルペツィンも複数の選手がいたのに、一人しかいないアンテルマルシェのクリストフが勝ちました。

ボーラとしてはファン・ポッペルが2位になって、あ〜残念なのか、あ〜よかったなのか。。。でも、ああなっちゃうとどうしようもないんでしょう。複数いるチームのアシスト役が協調して追いかければいいのに、と思うんだけどねぇ。

一方のバスク一周、こちらもやっぱり15人ほどの逃げ集団で、ラスト900メートルぐらいからエフェネプールが後ろにアラフィリップを引き連れて、全力で引っ張りまくって、ラスト150メートルぐらいでアラフィリップ発射、完全に第2ステージの再現かと思ったら、ちょっとスプリントが長かったんですかね、ペロ・ビルバオにさされてしまいました。

ボーラはヴラソフがいいですね。なんどか先頭集団で逃げを試みてましたし、最終的にはこのステージ3位でボーナスタイムがついて、総合3位に。こちらはよくやった、といえるでしょう。


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カタロニア、イギータが逆転

2022.03.27.10:12

ボーラがイギータと契約した時は、まだ若いから期待値は高いと思いつつも、また中途半端なステージレーサーを一人増やして、と内心では思ったんですがhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-4090.html 苦笑)

TV中継が始まった時にはすでにカラパスと二人で逃げてましたが、最初の登りの後、残り120キロの下りで抜け出したようです。

しかしリーダーチームのUAEが予想以上に弱かったですねぇ。アユソとソレルがいて、と思ったらソレルは早々にちぎれたようです。

まあ、今日のバルセロナのステージも結構難しいステージのようなので、まだこれでイギータの総合は安心できないですが、かなり有利になりました。ボーラとしてはバレンシア一周のヴラソフについでチャンスです。


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バレンシア一周でボーラのヴラソフ優勝

2022.02.07.11:14

うーむ、ボーラへ新加入のロシア人アレクサンドル・ヴラソフがブエルタ・バレンシアで総合優勝です。第3ステージの山頂ゴールで、それまでトップだったエフェネプールを引き離して優勝、総合トップに立つとそのまま総合優勝でした。この第3ステージ、最後に2、3キロの砂利の登りがあって、そこでのヴラソフのアタックに誰もついていけませんでした。下のYouTubeだと17分半ぐらいから砂利道が始まります。おすすめ。



ときどき置いてある観客の自転車もマウンテンばかりですね 笑)

ボーラは今シーズンのツール・ド・フランスはヴラソフをエースで行くと言ってましたhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-4205.htmlが。ヴラソフ、過去の成績を見ると頻繁にトップ10に入っている割に優勝はあまりないんですね。まあ、今回はツールでライバルになりそうな選手はエンリク・マスぐらいかな。次は2週間後のUAEツールに出場だそうで、ここだとポガチャルも出てきますから、この時の登りでどのぐらいやれるかが、ツールでの目安になるでしょうね。


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プロフィール

アンコウ

アンコウ
**********************
あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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