ほらほらほらほら、拙ブログで一押しのレンナルト・ケムナ、アンダルシア一周レースのルータ・デル・ソルのクイーンステージで優勝ですよ!!
最後の登りゴールの残り3.4キロ地点で単独アタック、そのまま一人で逃げ切りました。
ケムナの話「この勝利は僕にとって無茶苦茶重要だよ。だって去年はずっと自転車に乗ってなかったんだから。戻って来れてとても幸せだ。最初から全力で行ったよ。何人かと一緒に逃げられた。お陰で戦術的にとても上手く立ち回れたよ。パーフェクトだったね。」
5.4キロぐらいからブーフマンが先頭を引っ張って3.4 キロ地点で引くのをやめたとほぼ同時にケムナがアタック。それが見事に決まりました。結局ブーフマンもステージ6位。まあ、総合は全然ダメでした。で、ヴァウト・プールスが総合優勝です。
ところで、上のYouTubeをミュートにしながら見てる時、たまたまチャイコフスキーの6番の交響曲を流していたんですが、ケムナがアタックしたのとほぼ同時に、第一楽章の中盤で極端に静かになった後、突然ドンと全楽器がフォルテシモで大音響を鳴らすところが重なったんですが、それまでのアダージョが一気にアレグロになって、そこに一気に集団が活性化していくのが重なり、うーむ、これはぴったりや! と一人悦に行っていました 笑)
アタックの瞬間にドン、そしてその後の集団のバタバタとしたのが、煽るようなアレグロで、もしお暇でしたらやってみてください 笑)なかなかでっせ。
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ここ何年かでやたら多くなった砂利道(グラベルロード)の登りが含まれた、スペイン版スタラーデ・ビアンケとも言われているクラシカ・ハエン・パライソ。
ルチェンコが単独アタックを成功させ、かなり長い距離を逃げ切り優勝という結果に終わりましたが、ボーラからはケムナ、ヒンドリー、ブーフマンの3人が上位に入ることを目標に5人が出場、ケムナが4位、ヒンドリーが6位、ブーフマンが15位というまあまあの結果でした。
ケムナは最後の砂利道でルチェンコを追う2位グループで、かなり積極的に走っていて、ビデオで見ると追走グループではラスト1キロ過ぎまで一番強そうでしたが、アンテルマルシェのロイク・フリーヘンのアタックについていけませんでした。結果的にそれに反応できたティム・ヴェレンスが2位。上のビデオではケムナのゴールシーンがなく、5位に入ったコナー・スウィフトを4位、6位のヒンドリーをケムナとアナウンスしてますが 苦笑)
しかし砂利道というか、残り1.4キロのところではワダチかそれとも泥なのか、先頭を走るルチェンコは足ついてたし(11分ぐらい)、最後の1キロの砂利の上り激坂も蛇行して登ってました(14分過ぎ)。13%だそうですが、未舗装路だとダンシングもできないだろうし、13%はかなり凄そう。
ケムナの話。「僕としては自分のパフォーマンスに大満足だよ。長い間レースを休んで、まだサウジ・ツールしか走ってなかったんだからね。こんな超ハードなレースで前でゴールできたことはとてもいい気分だよ。スーパーハードで、正直に言えば、所々危険なところもあったけど、素敵なレースで楽しんだよ。
【サウジでもクイーンステージで11位だったけど】うまくレースに復帰できた。ハードで風が酷かったけど、再びプロトンに戻ってきて、それに慣れることができてよかった。
いずれにしても、砂利道は自分にとって不利になることはないと言える。もちろんエキスパートじゃないけどね。砂利道の下りでも引け目は取らないと思うよ。上手く走れたし、自分でも安定しているって感じたし、グラベルロードでは平均的な普通の選手だよ。」
しつこいですが、拙ブログとしては一押しの選手ですので、この後はルータ・デル・ソルに出場だとのこと、ちょっと期待して見ていきましょう。
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去年は途中から肉体的精神的に不調に陥ったケムナ。去年10月のマウンテンのステージレースに参加して、これで復調するかと心配していたんですが、マヨルカチャレンジに名前がなかったので、どうしているかと思ったら、既に始まっているサウジツールに参加していますね。8ヶ月ぶりのロードレースです。
第1ステージでは70人の大集団スプリントになったようですが、その集団でゴールして29位。順位から見ると、このステージで2位になったマルティン・ラースのアシストを、新加入したダニー・ファン・ポッペルと一緒にしたと思われますね。しかし、最後に砂利道の登りがあってかなりバラけた第2ステージは1分33秒遅れの集団で44位ゴールでした。第3ステージは集団ゴールスプリントでフルーネヴェーヘンが勝ったようですが、結果未詳 笑)
スタート前のケムナのインタビューが rsn にありましたので、ご紹介。
「今シーズンは完全にノーマルな計画で、目標も普通に設定しています。すべては再び通常通りになっています。去年のことについて言えば、要するにそんな気分じゃなかったってことです。自転車に乗ってレースをしたいという気持ちが全く感じられなくなってしまいました。その理由はいろいろありました。
その原因を一つだけに絞ることはできません。いろんなことがあったんです。でももうあまりもう考えずに今シーズンに集中していきたいと思ってます。
サウジで今シーズンをスタートして、2月に1つか2つのレースを走り、4月5月にピークに持って行きたい。【ドイツでは再びツールでの活躍が期待されているが】ツールでの活躍はポテンシャルはあると思うけど、総合狙いでもステージ狙いでも、どの程度の可能性かと言われれば、まだ答えようがない。グラン・ツールを狙うような選手になるためにはまだまだやるべきことがたくさんあります。クレイジーなぐらいトレーニングを積んで、なによりとても長期的に集中力を持続させなければならない。これはこの数年あまりうまくいってなかった。つまり僕にはやらなければならないことが山積みだってことです。」
しかしケムナは、今シーズンのグランツールは、ツールではなくジロに出場することが決まっているようです。ボーラはジロをブーフマン、ケルデルマン、ヒンドリーのスリートップで参加することは前に書きました
http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-4205.htmlが、ここにケムナもアシストとして参加するようです。ただ、監督のアルダークは「単純に3人の総合狙いの選手のアシストというわけではない。攻撃的に走ってライバルたちにプレッシャーをかける役割だ。攻撃的な走り方がケムナの持ち味だから、彼を投入する意味があるんだ」と言ってます。
ジュニアのTTチャンピオンになり、U23の世界選ロードで2位になったときも、決定的なアタックを決めたわけで、アグレッシヴな走り方をする貴重なタイプですから、期待しているんですけどねぇ。
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拙ブログ一押しだったんですがねぇ。。。今シーズンは結果として3月のカタルニア一周と5月のアルガルベだけしか走りませんでした。1週間のステージレース二つだけ。今シーズンのレース日数は12日だけ。距離も1860キロどまりでした。
3月はじめのカタルニア一周では第5ステージで優勝、総合では31位だったんですが、本人は「とっても満足している。調子がすごく良かったし、シーズンをアクティブにスタートできた。とてもたのしかった」と言っていましたが。。。
この後体調不良に陥って、次のレースは2ヶ月後のアルガルベ一周。このレースは去年は総合で7位に入っていたから、そういう総合狙いのタイプになるためには大切なレースだったはずですが、51位とパッとせず。「平均点のレースだった。でも問題なかった。OKだった」と言いながら、その後はさらに休息期間に入り、そのままシーズンを終了してしまったのでした。
この休息は病気や怪我が理由ではなく、プロ選手としての生き方に悩むというメンタル面での不調が原因でした。地元の地方新聞のインタビューでは「選手としてトンネルを抜け出さなければならない時にうまく対処できなかった」という言い方をしています。
ただ、ロードのシーズンがほぼ終了した10月に南アフリカのマウンテンバイクレース、ケープ・エピックに参加して、来シーズンに向けたスタートが切れたと喜んでいますね。
ケムナの話。「ケープ・エピックは特別な経験で、僕にとってはまたゼッケンを背にサドルに跨がれたことが重要だった。レースの雰囲気も少し味わえたし、2022年に向けた準備として良いスタートになった。
レースに出たのはたった12日だけだったけど、2021年が失われた一年だったとは思わない。自転車選手としては確かにあまり得るものはなかったと言えるけど、僕という人間にとっては良い一年だった。
2022年がツールとドゥフィネでステージ優勝できた2020年のように行くかはわからないけど、普通にレース活動ができるだろう。トレーニングもうまく始められているし、来年に向けて気合も入ってきているし、体も強度の高さを受け入れているからね。」
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先日コメントをいただいて知ったケープ・エピックというマウンテンバイクのステージレース。10月17日から1週間、南アフリカで開催されるかなり過酷なレースのようです。ロードと違って距離はどのステージも100キロ以下ですが、未舗装の、場合によってはがれ場のような、しかも標高差が1000メートルを常に越えるかなり激しい道を走るようです。全7ステージで、総合タイムは25時間以上になりますね。チームは二人ペアで一緒に走るようです。YouTubeにもアップされているので Cape Epic で検索すればハイライトを見ることができます。
このレースでレンナルト・ケムナが同じくボーラのチームメイトで元マウンテンバイカーのベン・ツヴィーホフと一緒に参加、最終順位は21位となりましたが、順位以上に楽しかったようです。
ケムナの話。「今日もまた気合が入ってたよ。序盤はかなり頑張った。ほんと、楽しかったよ。」
ツヴィーホフの話。「完走できたことが本当にうれしいよ。ケムナと二人でちょっと自慢できると思うよ。僕は1年でケープ・エピックとグラン・ツールの両方を完走した初めての選手だってさ。そしてレンニ【ケムナ】はマウンテンバイク未経験者だよ。そんな選手がケープ・エピックを完走したのだって初めてだね。今日のビールは楽しみだ。」
今シーズンのケムナは、春先の出だしはよかったんですが、その後感染症で体調不良に加えてメンタルも落ち込んだようで、このまま消えちゃうんじゃないかという不安もあったんですが、このレースで自転車に乗ることの楽しさを思い出せたようで、これで来シーズンに向けてモチベーションが上がれば良いのですがね。
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去年のツールでステージ優勝し、今シーズンも3月のカタロニア一周でステージ優勝して幸先良いスタートを切った、拙ブログイチオシのレンナルト・ケムナ。
ところがその後感染症に罹って、完全に良くなる前に5月のアルガルベ一周に出場したら、肉体的・精神的にスランプに陥って、その後とんと話題に出て来なくなったことは、
拙ブログでも触れました。
ツールのメンバーに予定されていたけど出場せず、ボーラとの契約更改は果たしたものの、どうしているかの情報が全くなかったところ、ようやくボーラのチームマネージャーのラルフ・デンクが質問に答えたようです。
デンクの話。「レンナルトはもちろん順調にトレーニングに復帰しているけど、今年はもうレースに出ることはないだろう。でも来年はノーマルなレンナルトを見ることができると楽観視している。肉体的な消耗で、それはもちろん精神的にも影響した。でも心理的な問題を抱えているわけではない。創造的な休息が必要だったんだよ。」
来年の活躍を期待しましょう。
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ブルゴス一周でも予定されていたケムナの名前は出走リストにないようです。暫定のスタートリストにはあったらしいんですけどね。結局ボーラはメンバー7人のはずが6人でスタート。ケムナがいつレースに復帰するかは、チームは何も情報を出してません。ただ、ケムナとの契約は更新したばかりで、来シーズンもボーラで走るのは確定しているんだけどね。
5月のアルガルヴェを最後に長期休養に入ってしまって、今シーズンはほとんどレースに出てないんですよね。去年のツールでステージ優勝してるし、拙ブログでも期待しているんですけどねぇ。。。
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第1ステージで逃げて4位、第4ステージでも逃げ集団からさらにソロアタックで50キロぐらい逃げたけど、集団に捕まり大きく遅れ、ついに3度目にしてソロアタックを決めました。
拙ブログでは2015年から追いかけていた選手ですが、いっとき調子を崩していたようだけど、去年今年ととても魅力的な選手に成長しました。
ケムナの話。「僕のシーズン最初のレースでこんなに上手く走れてとても良かった。本当にスーパーハッピーだよ。昨日も逃げてみたけど、アタックするのはちょっと早すぎたよね。今日は最初はあまり調子は良くなかったんだけど逃げグループに乗るのに成功した。ずっと力を温存してたら、最後の山で調子が回復したんだ。最後は駆け引きが大変だったけど、ちょうどいいタイミングで逃げ出せ、逃げ切ることができた。」
しかし、最後の下りはずっと話題のスーパータックポジションでしたね。このスタイルは4月からは禁止されるそうで、このレースでほとんど見納めかな?スイスの研究所だかが実験した結果、直線の下りだと、このポーズを取ると取らないで、10キロで30秒以上の差がつくんだとか。
ケムナのスーパータックをピックアップしたYouTubeがありました。
うーん、やっぱり私としては好きになれませんなぁ。。。かなり滑稽 笑) ただ、Jスポでも言ってましたが、
昔のパンターニやステファン・ロークスなんかがやっていた肘を伸ばしてお尻をサドルの後ろに思いっきり引くスタイルも禁止だそうです。こっちはかなり安定性があると思うんだけどね。
ボーラはシャハマンのパリ〜ニースの総合に次いで今シーズン2勝目です。
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やりましたね、レンナルト・ケムナ。何度もアタックを繰り返し、他の選手のアタックには反応し、最後はソロアタックを決めて逃げ切り!!
いや、連日のソロアタックで、昨日も敢闘賞だったし、おおいに名を売ったのではないでしょうか。素晴らしかったです。
僕としてはステージ優勝なんかいいから総合上位をねらってくれ、と思っていたんですが、総合上位の目がなくなったのでステージに切り替えたという感じです。昨日は早すぎたから、今日は逃げ切れる距離を測っていたっていう感じ。うしろもタイミングよく 笑)牽制しあってくれました。
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いや、早すぎだよね。まあ、総合トップテンに入れなければ、あとは総合順位なんか関係ないからねぇ。でも12人の逃げグループから、残り60キロ以上のところでソロアタックしたみたいですね。積極的だし勇敢な走り方。同時にボーラのチームにとっても、また総合5位につけているケルデルマンにとっても良いことだったと言えるでしょう。
ケムナの話。「ふえぇ、いずれにしても今日はなにか仕掛けてみたかったんだ。でも最後はダメだったね。レースは最初からハードだったけど、逃げに乗れた。だけど逃げグループで何人かが本気で逃げる気がないのが感じられたから、早めにアタックしたんだよ。なんて言ったって僕に取ってはそれしかチャンスがなかったからね。調子は良かったけど、コースが単独で逃げるコースじゃなかったね。下りが長すぎた」
ボーラの作戦としてはイーデ・スヘリングが逃げに乗るはずだったようですが、アタック合戦中にトラブル発生で、急遽ケムナが反応したらしいです。
ねがわくば、ケムナ追走のためにイネオスのアシストが疲弊して、明日に影響が出てくれれば。。。笑)
30歳の誕生日だったケルデルマンの話。「今日もまた僕らにとっては良い日だったね。レンナルトはずっと逃げてた。残念ながらイネオスが大きく逃してはくれなかった。物凄くコントロールしてたよね。最後は調子がいいと感じた。少なくとも昨日よりは良かった。自分の調子にも、日に日に調子が上がっているのにも満足しているよ。」
なんとか3位まで上がってイネオスの表彰台独占を阻止したいところですが、なかなかタイプとして自分から仕掛けてタイムさを稼ぐタイプではないからなぁ。5位をなんとか死守して欲しいというほうが現実味があるかな 苦笑)
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うーむ、もう少しやるかなと思っていたんだけどなぁ、ケムナ。
まあ、rsn によればすでに前に、最近はTTの強化をしてないと言っていたそうなので、しかたないのかな。しかし残念。
ケムナの話。「ハードなTTだった。自分のパフォーマンスには満足しているけど、状態は最高とは言えないのは間違いないね。もっとTTバイクに乗って練習しなきゃね。でも、山岳前のスタート地点としてはいい位置にいるよ。明日の僕の調子がどうか、まあやってみるさ。」
ケムナは総合10位で、遅れも20秒程度です。ボーラは怪我が癒えたケルデルマンも総合11位につけてます。
ケルデルマンの話。「今日は良かったと思うね。ボーラに移って、つまり新しい機材で最初のTTだった。感覚的にも良かったしタイムもOKだよね。明日どうなるかね。怪我の後は、たとえトレーニングでは良くても、レースではいつだって難しいんだ。でもレンナルトと一緒だからね。」
ボーラとしては、もし山岳で二人とも調子が良ければ、かなり面白くなるんじゃないでしょうか? それと山岳アシストのイーデ・スヘリングがTTを完全に体力温存で走ったようだから、きっと期待できるでしょう 笑)
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4位は上出来。少し前のインタビューで、夢はスプリンターなんて冗談を言ってましたからね。4人のスプリントで勝てるはずないところへ、L.L.サンチェスが最後完全にケムナマークで前に出されたし、ケムナとしては総合の方が重要だろうからステージ勝利以上に後ろとのタイム差が大切だったはずです。4人の中では一番積極的に前を引いていたし、有力選手とのタイム差をつけるチャンスだとワクワクしました。
だから、最後の上りで自らアタックしたときには、そんな無駄足使うな、ステージ優勝なんかいいからペースを落とすな、と思って見てましたが。。。
ボーラとしては若いスヘリングが良い働き見せてましたね。
ケムナの話。「僕らは良いレースをした。全てうまくコントロールできた。最後は勘がうまく働いて、最終的な逃げグループに入れた。ゴールはパーフェクトとは言えなかったけど、とても満足している。調子がいいことがわかったし、良いシーズンスタートが切れたからね。でも4人中4位ってのはもちろん残念だけどね。」
今日のTTで、うまくすれば総合トップもありえるかもしれません。期待が膨らみます。
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ミラノ〜サンレモとは違って山ばかりですね。特に第3ステージのゴールは10キロ以上平均勾配7.5%、第4ステージでは超級カテが2つとなってます。
Jスポでも初放映だそうですし、 拙ブログとしては満を辞してのレンナルト・ケムナ

に注目したいところです。ブレーメンの地方放送局でインタビューを受けたようです。
ケムナ自身は「トップ10にはいれれば御の字」と言っていますが、一方で、「プロ入りしてから初めてリーダーとしてレースに臨むことになるし、最初から自由に走れるのは励みになる。楽しみだし、最高のパフォーマンスを出せるよう頑張る」とも言ってます。
他のチームメイトが次々にレースに出ている間、ケムナはマヨルカ島で一人でトレーニングしていたそうです。カタロニアは山岳の比重が大きいけど、第二ステージのTTもポイントになるので、かつてのジュニアのTTチャンピオンとしてはチャンスにしたいところですが。。。
ボーラの出場メンバーは、怪我の影響で初レースとなるヴィルコ・ケルデルマン

もケムナとダブルエースとなります。他には山岳アシストとしてベン・ツヴィーホフ

と19歳のフレデリク・ヴァンダール

、イーデ・スヘリング

、ノケーレ・クールセで4位になったヨルディ・メーゥス

、それにエース番号を背負うのはペテル・サガン

。
しかしスタートリストをみると、各チームともにクライマーの名前が目白押し、エンリク・マス

もゼップ・クス

もジョアン・アルメイダ

とかリチャード・カルパス

や、ジロで2位のジェイ・ヒンドリー

とか。そしてフルーム

やダン・マーチン

やリッチー・ポート

、アダムとサイモンのイェーツ兄弟

やゲラント・トーマス

も、リゴベルト・ウラン

やバルベルデ

やザカリン

みたいなベテランも。
こんな中でケムナがベスト10は御の字というのもわかりますね。
というわけで久しぶりに国旗をあしらってみました 笑)
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rsnにケムナについてのインタビューなどが載っていました。
拙ブログでは前から将来のグランツールで上位に入ることを目指して欲しいと言ってきたんですが、一応そういう方向のようです。
監督のポイチュケの話。「まずは小さなステージレースでレンナルト【ケムナ】をキャプテンにしてやって見たい。つまり総合順位で彼に上位を狙わせたいということだ。彼がどのぐらいできるか見てみたいね。彼の場合ツールの第一次候補メンバーにも入っている。彼にはもっと成長してもらいたい。まだ若いし、ポテンシャルは大きいことはわかっているからね。今後何年間かでそれを発揮できるようにしたいね。いくつかのクラシックにも参加させて、どう機能するか試してみたい。」
まずはカタロニア一周でエースで走るということでしょうか。ただ、本人はツール出場が第一目標と言い続けています。
ケムナ自身の話。「僕の役割がどうなるかは正確にはわからないけど、もう一度ステージ勝利を狙っていきたいと思っています。今年ももちろんレースに勝ちたいですが、良い結果を得られれば、それでもOKです。大切なのは昨シーズンに続くコンディションでいられることでしょう。【ツールのエースはヴィルコ・ケルデルマンで】もちろん僕の当面の役割は彼のアシストでしょう。でも今年のツールは27キロと31キロのTTが2回あります。僕にとっては有利ですね。でも僕がトップレベルに達するためにはまだまだ長い道のりがあります。総合で上位を狙うためには、まず今年どんな具合かを見なければなりません。まずは好調さを続けることが必要でしょう。」
まだまだ謙虚なケムナでした。
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いずれ出てくるだろうと信じていたけど、やっぱり出てきました 笑)
去年のツールですでにステージ6位と4位になってたんですが、ボーラに移籍してとうとうツールのステージ優勝です。
今シーズンはマヨルカチャレンジで4位スタートした後、
ムルシア一周で総合3位になり、
U23の世界選以来の表彰台に登りました。直後のアルガルベ一周でも総合7位になったんですが、その後コロナでレーススケジュールは中断、再開後のブルゴス一周もステージ5位があって臨んだツールの前哨戦クリテリウム・デュ・ドゥフィネ。ブーフマンのアシストとしてどのぐらいできるかが試されるはずだったんですが、
ブーフマンが落車リタイアしたそのステージでステージ優勝。
ツール直前のドイツナショナル選手権ではボーラのエースはケムナだったんですが、コース的に数字以上にユルすぎで、レース中にエースをアッカーマンに交代することになりましたが、ツールではブーフマンの怪我が癒えず、アシスト役から自由に動けることになり、13ステージでダニエル・マルティネスには敗れたものの2位。そして
16ステージでは逃げの中で圧倒的な強さを見せて、とうとう優勝しました。
「私の総括はとても良い点数だと思う。いろんな分野で力が伸ばせたし、非常に内容も濃く持続的なトレーニングが積めたおかげで、新たなレベルに達したと思う。ドゥフィネとツールでは自分で思っていた以上の走りができた。この二つの勝利はとても嬉しいよ。来年は今年につながるだけでなく、もう一歩上を目指したいね。」
rsnによれば、来年はブーフマンがジロに回ると言うし、ケムナにはツールに回ってもらって、自由に動き回れるといいですね。
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いや、ツールのステージ優勝はシャハマンが先だろうと思っていたけど、ブーフマンのアシストから解放されたことで繰り返し逃げにのり、とうとう勝ちましたね。U21から注目していた選手ですからね、拙ブログとしてはとても嬉しいです。ゲシュケも5位かな?
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ブーフマンが落車でリタイアした日にケムナがステージ優勝です。うーむ、喜ぶべきか悲しむべきか。。。
ネルツがボーラのエースで出場しながらリタイアした2015年のツール第11ステージ、ここで3位に入ったのがブーフマンでした。それをなんとなく思い出したりしました。
しかし、ケムナ、たいした勝ち方でした。アタックした後、ついてきたダビド・デ・ラ・クルスを前に出すことなくぶっちぎっちゃいましたからね。
ブーフマンとミュールベルガーは酷い擦過傷で病院へ送られたと言ってますね。下りで落車だというから結構なスピードが出ていたのでしょう。
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ケムナがアタックしてちょっと目立ちましたが、もちませんでした。まあ、集団を引くユンボに対する牽制にはなったと信じたいところですが 笑)それにあのアタックで集団のペースが上がってトーマスやウランやクラウシュヴァイクが千切れましたからね。
ただ、ブーフマンのアシストとして移籍してきたわけだから、ツールに向けたテストとして、まあ上々のところなんじゃないでしょうか。
ケムナの話。「僕らは長時間前を引くのではなく、別の形で他のチームにプレッシャーをかけたかったんだ。それに自分自身の調子もチェックしたかった。で、エミュ(ブーフマン)とちょっと話をして、集団のテンポを上げた方が良いかを聞いてみた。そうしたら、アタックした方が良いと言われたので、アタックしてみたんだ。
ただ、あのアタックが最後まで決まって、フォルモロを逆転できるとは、もちろん考えてなかったよ。単純に全力を出してみた。後ろをどのぐらい離せるかみたかったんだ。だからその点はかなり満足だ。でもあれが全てだったね。しばらくしたら捕まってしまった。」
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拙ブログ一押しのレンナルト・ケムナ、二日間のステージレース、ムルシア一周(ブエルタ・シクリスタ・ア・ラ・レジオン・ド・ムルシア)で総合3位になりました。総合は第一ステージで優勝し第二ステージで4位になったクサンドロ・メーリッセが優勝。2位にはピアノの教則本の名前みたいなチェルニーという選手が入り、両ステージともに5位だったケムナが3位でした。
何しろ第一ステージで10人が逃げて、追走グループはみんな17分近く遅れるという、最初のステージにして総合の可能性が一気に絞られた展開。ディフェンディングチャンプのバルベルでも17分遅れで連覇の望みはゼロになっちゃいました。要するに逃げた十人に入れた有力チーム、モビスター、ボーラ、アスタナ、CCCが後ろで完全に引くのをやめたってことですね。
逃げグループは大量リードで、安心して残り20キロぐらいからアタック合戦と牽制が始まったようです。ケムナもアタックして逃げ、最大20秒リードしたようですが、ラスト5キロで捕まってしまいました。
「逃げ集団からのアタックはチャンスがありそうだったからね。でもみんなが協力して追走してきたから最後はもたなかったし、いくらか逃げた税金を払わなければならなかった。だけど、5位は大満足だよ。総合を考えることができるポジションにいるんだから。明日はアップダウンの激しいステージだけど調子は良いよ。自信を持って走ることができる」
というわけで、税金(17秒差)を支払いながら 笑)5位に食い込んだケムナは、第二ステージでも逃げグループに入り、さらにそこから、残り40キロでバルベルデと二人で逃げて(上の写真)、一時はバーチャルで総合トップになったようですが、結局捕まっちゃいました。
「なんかしてやろうと思ってた。実際、今日はできることをなんでもやってみた。最後まで総合優勝を狙って走ったんだ。バルベルデが最初にアタックした時、フェリックス【グロースシャルトナー】が僕のために思いっきり働いてくれて、後ろに連れてってくれたんだ。僕らが追いついた時、今度は僕がアタックしてグループは5人になった。だけど逃げることに協力してくれそうな選手が他にいなかったし、リードはどんどん小さくなっていったから、もう一度アタックしなければならなかった。バルベルデと二人で逃げられた時、これでうまくいきそうに思えたんだけど、最後はちょっと届かなかった。でも自分のパフォーマンスと総合3位の成績にはとっても満足しているよ。この後アルガルベ一周に出るけど、こちらは最後にTTがあるから、きっともっとチャンスがあるんじゃないかな」
うーん、調子が良いようです。ただ、今年は無精髭を伸ばしているみたいですが、この人のヒゲって金髪でなんか汚らしいし、かなり老けて見えるからやめたほうがいいと思いますね 笑)
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というわけで、山本太郎は日本各地を飛び回って街頭で市民と交流。すごいのは市民の質問などにその場で答える知識量の豊富さと、即座に反応する反射神経。ある特定分野に詳しい国会議員はいるだろうけど、これだけ様々な問題に精通し、喋りもうまく説得力のある表現のできる議員は他にいないでしょうね。まあ、これはまた別の機会に書くことにして、恒例のrsnの今シーズンの総括シリーズです。 笑)
まずはケムナが出てきました。拙ブログでもサブカテゴリーに追加したわけで、
一昨年の世界選U23で2位になって、個人的に思いっきり期待しているんですがね。去年、今年の前半と体調を崩して、そもそもがレースに出られない状態が続きました。今シーズンはツール・ド・スイスの最難関のゴッタルト峠のステージで9位になり、総合での17位でした。その成績が考慮されて急遽ツールにも出場できたのでした。
ツールでは最終週の山岳ステージで2回のトップテン入りでしたね。
「春はつらかった。でもツール・ド・ロマンディの後からは調子が良くなって、ツール・ド・スイスとツール・ド・フランスに間に合い、どちらでも予期していた以上に良い走りができた。今シーズンには満足しているよ。
ツール・ド・スイスでは9日間常に全開状態だった。でもおかげでツールのための体力がついたんだと思う。調子が絶好調だと思っていたツール直前のドイツナショナル選手権は、自分で期待していたんだけど、リタイアでがっかりした。なのにツールはどんどん調子が良くなったね。もちろん今年のハイライトだったよ。ブリュッセルでの最初の3日間は、他では絶対味わえないような物凄さだった。」
来年度はサンウェブからボーラ・ハンスグローエへ移籍が決まっています。おそらくは3つのグランツールのどれかで山岳のアシストとして参加することになるんでしょうけど、TTが強い(ジュニアの時は世界チャンピオンでした)から26、7歳を目標に、グランツールで優勝争いができるような選手になれると良いなぁ。
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