だいぶ前から噂になっていたので、あまり驚きません。むしろやっぱり感が強いですね 笑)
コロナもあったけど、20代後半というロード選手の一番いい時期を過ごしたボーラの3年間、ドイツチャンピオンとツールのステージ優勝はあったものの、カチューシャ時代の19年のパリ〜ルーベ2位の後の成績としては、今ひとつでしたかねぇ。期待していたんですけどねぇ。特にクラシックに。
そう言う意味ではチームを変わるのも良いのかもしれません。しかしボーラからUAEへ移る選手って、なんか多い気がしますね 笑) ちょっと調べて見たら、フォルモロ、マイカ、アッカーマン、そして去年のグロースシャルトナーについで5人目です。
しかし、もしポガチャルがパリ〜ルーベに出場するとなれば、ポリットはアシストとして大きいかもしれませんね。
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いやぁ、ケムナの連覇は固いと思っていただけに、ビックリの結果となりました。ポリットがTT初優勝。ケムナは9位に沈みました。なにがあったんでしょう?? rsn でも cyclingnews.de でもケムナの名前が出てくるニュースがありませんから、なにかトラブルがあったわけではないのでしょう。
戦前の予想ではケムナの連覇の可能性が高いと言っていたし、ケムナ自身も調子は上昇傾向で、TTもロードも準備は万全と言っていたんですがねぇ。いや、ポリットだって去年はTT3位、ロード優勝と強いのは間違い無いんですが。。。
優勝したポリットの話。「序盤は自分としてはそれほどスピードを出している感じではなかった。オーバーペースが怖かったんだ。だから最初の計測ポイントでベストタイムだと車から聞かされてびっくりしたよ。そのあとは一定のスピードで走れたし、もちろんチャンピオンのタイトルは嬉しいよ。すでにドゥフィネでもいい感じだった。今度の土曜日(ツール)にはどうなっているかな。
一方、ボーラのチームメイトで3位に入ったシャハマンはツールには出ないと断言。
シャハマンの話。「途中でニールスが僕よりちょっと速いと聞かされたけど、この後の坂は彼より僕向きだと思っていた。でもそうでもなかったんだね。でも、また調子が上向いてきたのが嬉しいよ。でも、ツールには出ない。もっと慎重に行きたいんだ。今ツールに出たらまた大きな問題を抱えそうだ。いまは、今後はシーズン後半に向けて調子を整えていきたい。まだ詳しいことは言えないけどね。」
ボーラのツールメンバーは7人が発表されていて、後一人、山岳アシストが選ばれるはずで、シャハマンもあるんじゃないかと言われていたんですが、発表前に本人があっさり断言しちゃいました。
言い忘れてましたが、2位に入ったのはミゲル・ハイデマンという25歳の選手。所属はコンチネンタルチームのレオパード・トークト。2年前にもドイツ選手権のTTでトニ・マルティンに次いで2位になったことがあるそうです。さて、今夜は男子エリートロードです。
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Jスポーツやウィキでは何故かポリッツと呼ばれていますが 笑) 拙ブログで何度も書いたように、ポリットです。ついでながらシャフマンと呼ばれているのはシャハマン(Schachmann)です。これも何度も書いてますね 笑)ちなみにシャフマン(Schaffmann)という人もいます。
今シーズンは、ボーラの他の連中と同様シーズンに入る前にコロナ感染で準備不足で1月末のトロフェオシリーズに参戦、2月半ばのアルガルベでは気管支炎でリタイアと散々でしたが、その後のフランドルのクラシックでは、ドワルス・ドール・フラーンデレンでは150キロ逃げて5位、パリ〜ルーベでは22位でした。
その後5月以降は順調で出身地のケルンを巡るドイツ最古のレースケルン一周を独走で勝ち、ドイツナショナル選手権ではTTで3位、ロードで優勝と調子を上げたんですが、ツールでは去年に続くステージ優勝は叶いませんでした。
8月後半のドイツツールもディフェンディングチャンピオンだったんですが、山岳ステージでクライマーについていけず、総合38位で終了でした。
「気管支炎とコロナでほぼ3週間トレーニングできなかったんだ。おかげで調子を高めるところまでいけなかった。【パリ〜ルーベなどは】非常に良い状態だったけど、春が僕がイメージしていたように進まなかったから、完璧な準備ができたわけではなかった。
【ケルン一周は】地元のレースで勝てるのは素敵なことだよ。この古いレースの優勝者に名を連ねられてとても嬉しい。【ドイツ選手権は】僕にとっては今シーズンのハイライトだったね。チャンピオンマイヨはとても大切なことだよ。
ツールは去年逃げて勝った印象が強かったんだろうね。そうそう逃げさせてくれなかった。みんなが僕をチェックしていて、去年のように簡単に逃げに乗れなかった。いや、逃げたいと思っていたステージでは逃げに乗れたんだけど、成績は残せなかったね。
でも、春のスランプから抜け出した後はケルン一周とドイツ選手権で勝てたし、ツールも結果は出なかったけど、良いレースができたから、シーズンのバランスとしてはポジティブに評価できると思う。
来年はまずはクラシックで自分のポテンシャルをもう一度呼び起こしたいね。目標の一番はパリ〜ルーべだよ。最高の状態でスタートラインに立ちたい。それと、ツールのメンバーに選ばれたら、またステージを狙っていきたいね。来シーズンはまたいくつか勝利を挙げられたら素晴らしいね。」
3年前にパリ〜ルーべで2位になってますからね。もう一度そこで脚光を浴びたいですね。
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ドイツナショナル選手権、YouTube にかなり画像がひどいのがアップされてました。オーストリアは探したけどないですねぇ。
最後登りが14キロと言ってたけど、標高差が400メートルと聞いて、クライマーではないなと思ったんですが、ポリットが逃げた時点で、後ろのボーラ勢はアシストに回ったということでしょうね。
ポリットの話。「本当に特別な気分だよ。1年間チャンピオンジャージを着ることができるんだ、嬉しくてたまらないよ。TTの時に調子がいいなと思ってたんだ。うちのチームではシャハマンとコッホとパルツァーが【コロナで】出場できなかったけど、レースをきついものにしたかったんだ。」
2位のアルントの話。「きついレースだった。僕にとっては向いているコースとは言えなかったけど、満足しているよ。ニールス【ポリット】は強かったし、勝つ権利があったということは認めなくちゃね。作戦としては完璧だった。ただ、ニールスのほうが強かったってことだ。」
3位のゲシュケの話。「表彰台に登るのが最低限の目標だったんだ。最初のうちは我慢しようと耐えていた。アタックには全く反応しなかった。ヴァルシャイトが素晴らしいアシストをしてくれて3人分の働きだった。序盤で僕は落車したんだけど、引き戻してくれたのも彼だ。満足しているし、ミスもなかった。3位になったのは嬉しいよ。」
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あじゃぱー、結果を見て、思わず叫んじゃいましたよ。2位はニキアス・アルント、3位はゲシュケでした。詳細はまた明日。
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ケルンは大聖堂で有名な街。初めてヨーロッパへ旅行した時、オランダから電車でケルンに入ったんですけど、遠くにケルンの大聖堂の塔が見えてきてワクワクしたのを覚えています。駅を出ると目の前に真っ黒な巨大な塔がドーンとあって、なんか興奮して塔ばかり写真に撮ってました 笑)
そのドイツの古都ケルンの周りを走る、ドイツで現在行われている中では一番古いレース。1908年が第一回です。まあ、一番有名なのは戦後始まったエシュボルン〜フランクフルトなんですが 苦笑)
やっぱり地元ですからね、ボーラの独壇場だったようです。ワンツーフィニッシュの上に、トップテンに4人。
ポリットの話。「地元で勝つのはいいものだ。ずっと夢だったんだよ。いまそれが叶った。本当はもっと後半に勝負を持って行きたかったんだけど、比較的早い段階でDSMが攻勢に出たからね。そこですぐにスピードを上げたらいい塩梅に30人程度の集団ができて逃げが決まった。僕らはこの逃げに6人入れたからね。いろんなカードが使えたよ。」
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ポガチャルはどうやら本気でフランドルクラシックを狙うつもりでしょうかね。このツール・ド・フランドル(ロンデ・ファン・フラーンデレン)の前哨戦と目されるレースでも、結局追いつけなかったけど、途中、逃げにブリッジかけようとアタックを繰り返し、やたらと目立ってました。
結果はラスト2キロを切ったところで逃げたティース・ベノートのアタックにただ一人反応したマティウ・ファン・デル・プールが優勝です。ベノートは後ろについていながら早々に諦めました。
しかし拙ブログとしては5位に入ったニールス・ポリットですね 笑) スタート後35キロで最初の4人の逃げに乗って、その後MVDPらに追いつかれても、常に先頭集団で走り続け、最後の二人のアタックには追いつけなかったものの、3位争いの5人の集団に残りました。2月に気管支炎になって、アルガルベの第1ステージで8位になり、復活したと思ったら、第2ステージは出走せず、E3もヘント〜ヴェフェルヘムも後ろの方で、このところ全くパッとしなかったけど、やっと戻ってきたのでしょうか。
ポリットの話。「今日は僕にとって重要な一日になった。とくに、なんとかなるって思えるようになったことが大切だ。調子はずっと良くなったと思う。ただまだピークではない。それはレース中にも感じていたよ。
今日は逃げに乗れれば、長く逃げ続けられるだろうと思っていたんだ。むろん優勝候補たちが追いついてくるのは織り込み済みだったけどね。5位は僕にとってもチームにとっても素晴らしい結果だよ。ここ数週間は重い時間を過ごしたからね。イギータの勝利はあったけど、クラシックを狙う選手たちにとってはちょっと悪かったからね。でも吹っ切れたかな。
冬の間はチームとして、素晴らしいトレーニングを積めたのに、二週間にわたってチームの半分が体調不良になっちゃったからね。今日は良いチャンスに恵まれて、結果も出たから自信になるよ。今度のフランドルはちょっと距離が長いので前には行けないだろうけど、挑戦はしてみるよ。ただ、フランドルの場合は溜めて走るのと全力を出すところが交互に来る感じなんだ。
それより、今年は選挙で1週間延びたパリ〜ルーベで上位に入りたい。こっちはフランドルと違って、トラクターのように石畳の上を一定のパワーで走るんだ。冬場のトレーニングの効果がまだ残っているからね、今の僕にとってはこっちの方が絶対に合ってると思う。」
あとは、ケムナがどうなってるかだなぁ。。。
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アルガルベの初日のステージで8位に入ったのに、次のステージでいなくなっていたので、何があったんだろうと思っていたら、気管支炎にかかってしまったようです。ただ、それもほぼ回復して、今日のヘト・ニウスブラットと明日のクールネ・ブリュッセル・クールネに出場するようです。去年はニウスブラットが10位で、クールネは7位。そろそろ優勝してもいいと思うんだけどねぇ。
ポリットの話。「ウィークエンドレースの始まりだから、大いに楽しみたいよ。ただ、気管支炎から回復したけど、まだレースのフィーリングを取り戻すことが大切だね。アルガルベでリタイアした後は休んでいたから、準備は何もできなかった。土曜日は自分の体の状態の様子を見たいね。大きな期待はせずにレースに臨むさ。でも日曜日のクールネの方がすこし簡単なコースだから、今年はこっちでなにかしてみたい。
でも、僕としては4月がいちばんの目標なんだ。なにしろパリ〜ルーベがまだ未払いなんだよ。今年はフランドルとルーベの間がいつもより1週間よぶんに間が空いたけど、また春にこれらのレースがあるのは嬉しいよ。1週間の間は新しいチャレンジになるけど、よい準備ができると思っている。」
うーん、どっかでLIVEが見られないかなぁ。。。
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去年ボーラに新加入して、ツールでステージ優勝を果たしたニールス・ポリット、rsn にインタビューが載っていました。なにしろ190以上の長身で手足が長く、自転車に乗ってる姿がとても格好いいんでね。2年前にはジルベールに次いで2位になったパリ〜ルーベが、一番勝ちたいレースだと言っています。
「ルーベでいつか勝つこと、これが僕の大目標だ。去年は他のレースでは僕の強さを示すことができたと思ってるけど、ルーベは年に一回だけだし、なんども繰り返し挑戦しなくちゃ勝てないよ。
去年はチームがコロナのせいでE3プレイスとヘント〜ヴェフェルヘムに出走できなかった。この二つのレースを走っておかないとドワース・ドア・フランデレンやロンデ・ファン・フランデレンで結果を出すことは難しいんだよ。1、2%の違いが大きいからね。今のところうまく冬場のトレーニングをこなしてきたから、春先のレースが楽しみだね。」
去年はオムループ・ヘット・ニュースブラット、クールネ・ブリュッセル・クールネ、コクセイデ・クラシックと春先のレースでトップ10入りを続けたのに、その後のチームのコロナ欠場後のロンデ(ツール・デ・フランドル)では22位止まりでした。秋に移ったパリ〜ルーベは途中リタイアだったし。。。
今年のロンデとパリ〜ルーベは2週間間が空くんですね。その間にアムステル・ゴールドとブラバンツペイルが挟まるというスケジュールになっています。ポリットは1週間ずれたことはあまり気にしてないようで、間のレースのどちらかに出場して調整するつもりのようです。
「ルーベが1週間あとになったけど、それはうまく調整できるだろうと思ってるよ。ロンデとルーベの間の二つのレースのうち一つに出る予定だけど、今の時点ではどっちに出るかはまだ決まってない。」
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昨日も書いたけど、60キロ手前で逃げグループを作っても、優勝候補が何人も一緒じゃなければダメだよねぇ。最初に一回アタックして誰も来ないからやめて、もう一度アタックして、今度はエフェネプールとファン・ヴァーレらが一緒になったけど、その後石畳の登りで後退、あとは追走集団の後ろで回復待ちになっちゃったからねぇ。決定的なアタックで分断された時は後ろに取り残されてしまいました。
あのアタックはチームのエースとしてはただの無駄足だったと思うけどなぁ。。。特にあの時点ではシャハマンとデーゲンコルプの二人を落車で失っていたから、ポリットが絶対エースだったわけで、もっと慎重に待つべきだったと思うんだけどねえ。まあ、見てるだけのファンとしてはなんとでも言えるけど 苦笑)
結局先頭集団から1分以上離れてから、ふたたび単独でアタック。2、3人引き連れていったけど、その後TVにはほとんど出なかったけど、結果的には16位。
ポリット「今日の石畳の登りで何が起きたのか分からない。しかしいずれにしても石畳は今日は僕の友達ではなかった。それにしても、ハードなレースだった。それでも前にポジションを取るのはうまくいっていた。市街地の周回コースで4週目になるとベルギーチームがペースを上げたけど、僕としては前で逃げてグループを形成できれば、と思ったんだ。
残念だけど、逃げグループの統制は取れてなかった。みんながお見合いしちゃったからね。石畳の上りがなければ、多分まだまだ前にとどまれたはずだし、僕がやったこと(残り60キロ以上でアタック)は、そんなに悪いアイデアではなかったと思う。でも実現するには力が足りなかった。」
しかし、ドイツチームとしてはアッカーマンも落車だし、デーゲは頭打ってヘルメットが壊れ、脳震盪のようで、来週のパリ〜ルーベに出られるかどうかも未定とのこと。せっかく
去年デーゲンコルプ・セクションが出来たというのに、去年(中止)に続き、一番好きなレースにまた出られなくなるのは、あまりに残念ですねぇ。
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おひさ〜、って感じですね。拙ブログでは数年前からサブカテゴリーにポリットのカテを作っていたんですがね。19年のパリ〜ルーベではジルベールについで2位になっていて、その時はこのあとかなり活躍するのでは、と思ったんだけど、去年はまったく名前を聞かなくなり、今年も集団コントロールで歯を剥き出している印象しかなく、すっかり忘れてましたよ 笑)
しかし、TVでは相変わらずポリッツって、なんやねん、どこかの偉い人(ひょっとしてアベか? 笑)がポリッツにしろって言って、それに忖度してるんでしょうかね 笑)
Jスポは他の国は原語に忠実にと言いながら、シャハマンをシャフマンにしたり、ポリットをポリッツにしたり、デーゲンコルプをデゲンコルブ(最後はフに「まる」です、「テンテン」ではありません)にしたり、よーわかりません 苦笑)
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Radsportnews.de の毎年恒例の総括シリーズ。去年大活躍したニールス・ポリット、今年は酷かったですねぇ 苦笑)拙ブログでもポリットのサブカテゴリーを作ってあるんですが、去年はパリ〜ルーベで2位、フランドルで5位と一気に一流選手の仲間入りしたと思ったんですがねぇ。今年のポリットの記事はこれが初めて 笑)
それもそのはずで今年はトップテンが3回のみ。それも春先のパリ〜ニースでステージ4位と6位、アルガルベのTTで9位と、コロナ前だけ。秋に移動したフランドルでは19位止まりで、パリ〜ルーベは中止になってしまいました。
ポリットの話「コロナのせいでレースが飛び飛びになってしまったからね。出だしはうまくスタートできて、調子も良かったんだけど、コロナロックダウンで計画が完全に狂ってしまった。再開後に走ったレースはツール・ド・ランとクリテリウム・ドゥフィネで、山岳コースが7つ。理想的なスケジュールとは言えないよね、自分をアピールすることすらできなかった。ツールも僕みたいな重量級の選手にとってはひたすらキツかったね。おまけに落車したからね。でもツールが今年のハイライトだったと言っていい。4回目のツールだったけど全て感想しているんだから。」
秋に移動したクラシックもビンク・バンクでは19位、フランドルも19位。満を辞してのパリ〜ルーベの中止が残念でした。
ポリットの話「フランドルではトラブルが多かった。何度か自転車を交換しなければならなかったんだ。だからそれを思えば19位はよしとすることができるよ。」
来年はボーラへ移籍です。同じように石畳クラシックを得意にしている選手としてはサガンやオスがいますね。結構チャンスが広がりそうな予感がしますが、コロナがどうなるかなぁ。。。
ポリットの話「ボーラで走れることに非常にモチベーションが高まっているし、19年の成績につなげたい。新しいチームで新しい役割を果たすことが楽しみだよ。チームの勝利のために走りたい。」
うーん、あのイスラエルの薄い青いマイヨって格好良かったんですけどね。ボーラの黒っぽいマイヨを着たポリットの姿がまだイメージできません 笑)
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カチューシャ・アルペツィン、キッテルの騒動なんかもあり、チームとしては良いことがあまりなかったですね。そんな中で勝利はなかったものの、ポリットは進歩の跡を見せることができたと言えるでしょう。
今シーズンはアルガルベ一周の個人TTで9位になり、3月になるとオムループ・ヘト・ニウスブラットで19位になったものの、翌日の
クールネ・ブリュッセル・クールネではコースから外れてサイクリングロードを走って即失格になりました 笑)。
3月中盤のパリ〜ニースの個人TTでは惜しくもサイモン・イエーツに次いで2位。3月末の
E3ビンク・バンク・クラシックでは6位、
ロンデ・ファン・フラーンデレンで5位、そして
パリ〜ルーベではジルベールと1対1のスプリントで敗れたとはいえ2位でした。去年7位だったから、来シーズンのパリ〜ルーベはドイツ人3人目の優勝を期待したくなります。
「僕のシーズンの総括としてはとってもとってもポジティブなものだ。シーズン前にトップにあげてたからそれが良かったんだ。クラシックで大進歩できた。誰かが君はルーベの表彰台に乗るだろうと言ってたら、僕は感謝しながら受け流しただろうけど、本当に表彰台だったんだ。一番高いところではなかったけど、小さな石はもらえた。いつか大きな石をもらえるようになりたいね【無論パリ〜ルーベの石のトロフィーのことですね。なお、2位に小さな石のトロフィーはくれないと思うので、小さな石は比喩的な表現でしょう】。僕としてはチャレンジしたいね。僕のキャリアの中で実現できるか、楽しみだよ。」
クラシックシーズンの後のめぼしい成績としては地元のケルン一周で4位、クリテリウム・ドゥ・ドゥフィネの第1ステージ4位、個人TTでの8位、ドイツナショナル選手権の個人TTで、マルティンに次いで2位、そして個人ロードでの4位とまあまあの成績を上げて、3度目のツール出場となりました。
ツールの二日目のチームTTでカチューシャが予想外の5位という好成績を上げたのもポリットの牽引力が大きかったと評価されています。ツールではドイツとの国境近くのコルマールゴールのステージで集団スプリントで8位になったのが驚きでしたが、もっと頻繁に逃げに乗るかと思ったらそうでもなかったのは、チームの方針もあるんだろうけど、ちょっと残念でした。
その後の世界選では新種目の
TT混合リレーで銀メダルをとったけど、多分に女子のおかげでした 笑) そして個人TTでは予想より悪い22位。
個人ロードも最後まで集団について行ってデーゲのアシストをした結果の19位は決して悪いものではないですね。特に残り35キロでのアタックは勝敗を決するものでした。願わくば、あれについていければねぇ。
「総括としては失望感は全くない。小さなミスがあって勝つことができなかったけど、パリ〜ルーベの2位はそれを十分に埋め合わせてくれるよ。僕としては来シーズンもこの上昇機運を続けていきたいね。TTでもそうであってほしい。」
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カチューシャ・アルペツィンがイスラエル・サイクリング・アカデミーと合併?することで、すでにリック・ツァーベル始め6人の選手のイスラエル・サイクリング・アカデミーで走ることが決まっていましたが、ニルス・ポリットの情報がこれまで出てませんでした。
しかしどうやらポリットもツァーベルの後を追うことが正式に決まったようです。
「もちろんカチューシャの選手たちみんなにとって難しいものがあったけど、僕は今状況が明確になれたのでラッキーだった。イスラエル・サイクリング・アカデミーの一員になれたのはとても嬉しいし、このチームに加われたのはとても楽しみだ。」
すでに37歳の大ベテラン・グライペルもここに加わっているわけで、ポリットとしてはグライペルにも期待するところがあるようです。
「このチームで僕はたくさん学べる。特にクラシックに関してね。カチューシャではベテラン選手があまりいなかった。今度はグライペルや他の強い選手たちがいるから、春のクラシックでは良い成績を挙げられるだろうね。無論去年も素晴らしい結果だったけど、イスラエル・サイクリング・アカデミーではもっと良い成績を挙げたい。」
去年はパリ〜ルーベで2位、フランドルでは5位でしたからね。もっと良い成績というと優勝しかないやないの! 笑)
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Jスポーツではずっとポリッツと呼ばれていたポリット 笑) まだ25歳だし、これから何年かは春のフランドルのクラシックでは優勝候補の一人にあげられることになるんじゃないかと期待してます。
思い返せば
去年のパリ〜ニースで二人で逃げたのに全く先頭交代しなかったクザンにスプリントで負けて、その時「僕は将来、あの時のクザンのようなやり方ではない勝ち方をする。あんな風に勝ちたくない。尊敬に値するやり方で勝ちたい」と豪語してたんでした。まあ、勝てなかったけど、65キロ地点のアタックで集団を小さくし、最後はジルベールと二人で逃げることになるアタックを決めたわけで、賞賛に値するレース運びといってよいでしょう。
しかし一人だけ歯をむいていかにも辛そうだし、フランドルでは何度か遅れては追いついていたし、この人の持ち味なんですかね? 昨日も最後のアタックをするまではあまり前に出なかったので、これはもうすぐ千切れるなと思っていたんですが。逆にサガンは相変わらず積極的に前にでたがりますね。そして最後は珍しくスタミナ切れでした。
しかし、デーゲンコルプやキッテル、あるいはマルティンがみんな30を越え、どいつも世代交代なんですかね。ポリットやシャハマンがのしてきた感じで、ブーフマンもグランツールでの優勝はなかなか無理でしょうけど、小さなステージレースなら狙えそうなところまで来ました。
というわけで rsn の記者たちの事前予想では結構評判の良かったポリットが期待通りの成績を挙げました。レース後のポリットの話です。
「正直に言って僕はかなりエモーショナルになっている。パリ〜ルーベで2位になるなんて信じられない。フィリップ・ジルベールに負けたのは恥じることではない。勇気を持ってやれたことをラッキーだと思う。最後から二つ目のパーヴェでアタックした時、もうこうなりゃ一か八か(オールオア・ナッシング)って思ったんだ。
僕はスプリントになる前に後ろに就きたかったんだけど、そのポジションを取れなかった。ジルベールの方が有利だったよね。つまり後ろからランパールトがきているのが見えたから【極端な牽制をするわけにはいかなかった】。僕がスプリントに入ろうとした時にはすでにジルベールは横に並んでいた。パンチ力が上だったね。
でもスタート前に誰かが僕に君は2位になるなんて言われてたら、僕はそんなことを信じなかったよ。このコースを初めて走ったのは21歳の時だった【U23のパリ〜ルーベのこと?】。その時は5回落車して、結局リタイアした。でもその時、これは僕に向いてるって思ったんだ。
パリ〜ルーベは他と違うレースだ。いつ決定的なアタックができるか全くわからない。ここで早すぎることはない。逃げがうまく強調が取れればそのまま行ける。今日はうまくカオスを逃れることができて、素晴らしい成績を残せた。マルコ・ハラーのおかげで集団の中でポジション争いをする必要がなかった。落ち着いて石畳セクターに入れた。ハラーのおかげだよ。ストレスがなかったし成績に大きく影響したね。」
確かに中盤の石畳セクターではマルコ・ハラーが積極的に前に出てました。そういう意味では弱い弱いと言われていたカチューシャ・アルペツィン、ちょっと見直してやりましょう 笑)
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上出来ですよ、上出来。このところのポリットのスプリントなら、もしかしたらジルベールにも勝てるかも、と思ったけど、やっぱりちょっとあきませんでした。後ろにつければよかったんだけどね。
しかし、途中かなり苦しそうで、ツキイチ状態の区間が長かったけど、2回のアタックでレースを大きく動かしたのはポリットでしたし、十分誇れる2位でしょう。
ロンデ・ファン・フラーンデレン(ツール・ド・フランドル)が5位でパリ〜ルーベが2位。トップクラスの選手の仲間入りですね。
来年に期待!
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なんども先頭グループからちぎれては追いつき、グループの一番後ろにぶら下がるようにくっついていたカチューシャのポリット。ひときわ大柄で手足が長いからフォームも格好いいんですが、昨日はなんども「あ〜あ」と思ったら、最終的に集団スプリントでマシューズやバルベルでやナーセンに勝って5位でした。先日のE3ビンク・バンク(ハレルベケ)でもスプリントで集団のトップになり6位、
「ハードなレースになるとそのあとのスプリントが調子が良くなることは知っていた。どうしてそうなるのかはわからないけど。モニュメントでトップテンに入れたなんて信じられないよ。ヘラールツベルヘンでちぎれたときはチームが僕を信頼してくれて、チームメイトが差を詰めてくれたんだ。この結果は僕らのチームとっては重要だよ。クラシックシーズンになって、僕らのチームは強さを見せることができている。チームはドワール・ドールス以来常にトップテンに入ってる。チームはお互いに何をするか理解できてて、うまく協調が取れている。チームは素晴らしく力をつけていると思うよ。
クワレモントとパテルベルフをもう少しゆっくりと登ってくれるグループができてくれないかな、と思ったよ。でもみんな少しでも前へ前へと突っ走るんだものね。パテルベルフではもう何も考えられなかったね。足は完全に抜け殻だったよ。【ユンゲルスとファン・バールレと】一緒にうまく協調が取れて追いつけた。最後の10キロでは再び少し回復して、最後は素晴らしいスプリントができた。ただただ運が良かったね。
次の日曜のモニュメントパリ〜ルーベはもうプレッシャーはない。クラシックレースで二回トップテンに入れたんだもの、落ち着いて走れるよ。楽しみだね。」
というわけで、ポリットは去年のパリ〜ルーベは7位でゴールしてます。まあ、昨日のレースを見る限り、ポリットより強い選手はたくさんいそうですが、説ブログとしてはデーゲンコルプが今ひとつという感じなので、むしろポリットに注目してみましょうか。
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UAEツールの最終スプリントステージもキッテルいいとこ無しで終わりましたが、ブーフマンは総合4位を確保し、いよいよベルギーでは急坂と石畳クラシック前哨戦シーズンとなりました。だけど、デケーニンク・クイックステップ、今年も強すぎ。昔はヘト・フォルクと呼ばれていたオムループ・ヘト・ニウスブラットはズデネク・スティバールが残り2.6キロで5人の先頭グループから単独アタックを決めて逃げ切り、翌日のクールネ・ブリュッセル・クールネもかつての怪童ボブ・ユンゲルスがラスト15キロ以上を単独で逃げ切り。
というわけで、そのクールネ〜で、ニルス・ポリット失格になっちゃいました。前日のヘト・ニウスブラットもこのレースもどちらもカチューシャのエースとして出場、前日は19位ゴールだったんですがね。ニウスブラット直後はこんなことを言ってました。
「今日は比較的良かった。確かに絶好調にはまだ10%ぐらいは足りないけど、でも次のパリ〜ニースでその10%を取り戻せるよ。その後のクラシックにはポジティブな気持ちで臨めると思う。」
で翌日のクールネ。ここではゴール前65キロの石畳区間で禁止されているサイクリングロードを通行して即失格。ポリットの言い分です。
「前半は調子が良かったんだ。石畳が泥で滑りやすくなっててタイヤが取られるんだ。だからそれを避けようとしてたら、コースの隣のサイクリングロードに入り込んじゃったんだ。すぐに戻ろうとしたけど、サイクリングロードとコースの間が泥が溜まった草むらで入ったらコケると思ってね。残念だけど、サイクリングロードを走るのは禁止されてるからね。UCIの決定じゃあしょうがないよ。」
昔、初めてツール・ド・フランドルのレースビデオを見たとき、あれは1980年代だったでしょうか、アルジェンティンが出てましたが、都市部の石畳区間では選手たちの集団がみんな歩道に飛び乗って石畳を避けていたものでした。歩道で見ていた観客の背後を走る選手までいて、こりゃあ見る方も命がけだな、と思ったものでした。今はそれは完全にルールで禁じられているんでしょう。
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ニールス・ポリット、惨憺たるカチューシャ・アルペツィンチームにあって、来シーズンを期待させる若手です。パリ〜ルーベで7位というのはたいしたものでした。ドイツツールでも常に優勝争いに絡んで、最終ステージでプロ初勝利、総合でも2位になりました。他にもパリ〜ニースとツアー・オブ・ブリテンでステージ2位とミュンスタージロでは3位。特に
パリ〜ニースは二人で逃げてほとんど一人で弾いた挙句、最後にツキイチだった選手に負けるという忌々しい2位でした。
「僕はコンスタントなシーズンだった。春はとてもハピーだった。ツールはとてもハードだったけど、完走できたし、イルヌール・ザカリンをうまくアシストすることができた。ツールの後はなんか勝手にうまくいっているような気分だった。特に僕のドイツツールは大成功だった。一番悪かった最初のステージだって13位で、最終ステージは優勝できたんだから。でもすでにそん前の週から、調子がすごくいいと感じていた。故郷のドイツでプロ初勝利を挙げられたことを、僕は絶対忘れないよ。」
来シーズンは春のクラシックでチームに新加入のイェンス・デブスヘレとダブルエース体制でしょうか?
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昨日、そのうち勝つよ、と言ったら、今度こそポリット勝ちました。集団スプリントの第一ステージ以外、すべて逃げグループに入って勝負に絡んでいたし、そのうち勝つとは思っていたんですが、最終日に勝てるとはね。プロ入り初勝利です。
ポリットの話。「ツールの終わった後、彼女が僕はいつ勝つのかと聞いてきたんだ。だからこう答えたんだよ。まあ、待ってろ、もうすぐ勝つって。彼女の方は本当かしら、と。で、僕らはちょっと賭けをした。これで僕の勝ちだ。
パリ〜ニースで惜しいことをした。その後はチームのアシストがメインの仕事になった。今、ドイツ・ツールでまた自分のチャンスを与えられて、それを上手く捕まえることができたんだ。
最終ステージの前に、監督から最後のスプリントの時にはモホリッチをマークして、決して早駆けするなと言われていた。スプリントになってスカイのエナオが最初に行ったけど、この中ではディメンションのファン・レンスブルクが一番スプリントがあるのがわかっていた。だから彼の後ろについた。彼は冷静さを失っていたね。スプリントに入るのが早すぎだったから、結果的に完璧な僕のカタパルトになってくれた。200メーター前で全力でもがいたら、もう誰も追い抜けなかったね。」
というわけで、悔しい思いを2日続けてかみしめていた後で、プロ初勝利が巡ってきました。人間我慢していれば、きっといいことあるよ、っていうやつだな 笑)
さて、ブエルタも始まっていますね。この後の自転車トピックはブエルタネタですね。
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