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ドイツロードチャンプはブーフマン

2023.06.26.10:04

TTで勝ったポリットがダブルで取るかも、いや、ボーラの戦略としては今度は別の誰かを片瀬に行くかも、と色々考えていましたが、盤石の布陣で表彰台独占でした。2位はジロでブレークしたデンツ、3位はTTに次いで銅メダルのシャハマンでした。

ブーフマンは70キロ独走の勝利ですが、昨夜、残り50キロぐらいのところでHPでの文字速報を見たら、ブーフマンが1分45秒の差でリードしていて、追走集団は10人ぐらいだけど、ボーラのデンツとケムナが入り、さらに後ろの集団にもポリットやシャハマン、ツヴィーホフらがいたので、もう完全にボーラがコントロールしてるし、これは逃げ切っちゃうな、と思いましたが、その通りになりました。

ブーフマンの話。「とてもバタバタしたレースで、みんなが逃げたがっていた。集団が極端に伸び縮みして、落車の可能性も高く、危険だと思ったんだ。だから逃げたほうがいいと思ってアタックした。
 とにかく嬉しい。この数年間は何をやってもうまくいかなかった。だからドイツチャンピオンになれたのはとても大きい。ツール・ド・フランスへもモチベーションが高まった。ともかく調子が上がってるのがわかったのがよかった。ツールにチャンピオンジャージで出場できるのが楽しみだ。」

各国の国内選手権は、オーストリアは去年はボーラの選手がたくさんいたので圧勝の談合レースでしたが 笑)今年はミュールベルガーが独走でした。

デンマークはスイスを取ったばかりのスケルモーゼが、これも独走で優勝。フランスでもヴァランタン・マドゥアスが独走、ハンガリーでもアッチラ大王ヴァルテルが2分半の差をつけて独走、日本でも山本大喜が独走と、各国で大差独走優勝が多いですね。

その他、オランダはファン・バーレ、スロヴェニアのポガチャル、ベルギーのエフェネプール、スイスのヒルシ、アメリカはクイン・シモンズ、カザフはルチェンコと、誰も驚かないメンバーが、エフェネプール以外ほぼ独走でナショナルチャンピオンになりましたが、スペインはラスカノって誰? アジュソが惜しくも2位でした。

何人かのゴールスプリントで決まったのはイタリアのヴェラスコとか、チェコのマチアス・ヴァチェクぐらいでしょうか。 あ、エフェネプールも1対1でのスプリントでした。

しかし、各国のリザルトを見ると、やっぱりナショナル選手権って出場選手のレベル差が結構あるんでしょうね。どこの国でも完走者が少ないです。


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ドゥフィネ、始まりました

2023.06.05.10:35

早速の第1ステージは、ルネ・ヘレホス、惜しかったですねぇ。残り20メートルぐらいでしょうかね。途中、残り1キロぐらいで、空撮になった時に、あ、ダメだなと思ったんですが、後ろが少し貯めたんだろうなぁ。思ったよりギリギリになりましたが、最後はユンボの思い通りのレースでしたね。

ボーラとしては今回は総合狙いはヒンドレイ、スプリントはサム・ベネットとファン・ポッペルで、ポリットとかミュレンが逃げに乗れたらステージ狙い、というところでしょうかね。ただ、ジロのように逃げが成功するレースではないと思うので、辛いところです。

ブーフマンはメーデーの日のフランクフルトで落車リタイアして以来のレースで、やっぱり第1ステージはヒンドレイのアシストで、最後20秒ぐらい遅れてゴールです。

フランクフルトの落車の後、普通にトレーニングを続け、高地トレーニングにも行ったようですが、何しろ実質的なレースは4月初めに終わったバスク一周以来ということですからねぇ。あまり高望みはできないです。

ブーフマンの話。「だいぶレースから遠ざかっていたから、僕がどのレベルにあるのかがよくわからないんだ。でも、このドゥフィネを走れば、自分がツール・ド・フランスに出られる状態かはすぐわかるだろう。自分としてはツールのメンバーに入ることが大切なんだ。だからアシストとしてよいパフォーマンスを見せられればうれしいよ。」


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ブーフマンのツールへ向けた予定

2023.02.09.10:42

2019年のツールで4位になったブーフマン、去年のジロでは7位に入っているんですが、チームメイトのヒンドレイが優勝したので、なんか忘れられている感じです。確かに去年のジロを除けばステージレースでは一つもトップ点入りしてませんから、仕方がないところでしょう。

さて、ここ2年ジロをシーズンのハイライトにしていましたが、今年はどうやらツールに戻ってくるようです。それに向けた今後の予定が rsn に載っていました。

2月はオマーンと UAE の二つのステージレースで、それぞれ総合上位を目指すとのこと。

ブーフマンの話。「今年はオマーンとUAEに参加することが決まった時、この両方のレースを一つのブロックとして走るのは、僕のレースプランにぴったりだと思った。どちらも気候が良いし、なにより移動のストレスがなくてすむからね。今年はまた以前の安定性を取り戻さなくてはならないし、これらのレースで上位に入れることを示したいと思っている。」

この後はツールまでに高地トレーニングを3回するそうです。これはツール4位になった2019年を踏襲するやり方だそうです。

ブーフマンの話。「2019年もツールの直前に1週間以上高地トレーニングをした。おかげでドイツ選手権をパスしたんだけど、今年もだいたい同じになると思う。オマーンとUAEの後に最初の高地トレーニングに行く。その後レースに出て、高地〜ドゥフィネ〜高地の順でツールになる。」

グランツールで上位を狙う選手としては、ヴラソフ、ヒンドレイ、イギータといて、それぞれどういう布陣になるかわからないけど、ツールはブーフマンとヒンドレイがダブルトップになるのかな?


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ブーフマンの今年の総括

2022.12.11.22:03

エマヌエル・ブーフマン、19年にはツール総合4位、最後の山岳コースが水浸しになって途中で終わっていなかったら表彰台もあったかも知れなかったのに、その後はもう若手が次々出てきて、もはやツールでの上位は期待薄かもしれません。今年はジロ・ディ・イタリア以外、この人の名前を聞かなかったという印象です。

「ここ2年と同様、またしても全く不満な一年でした。そもそもがまるでうまくいかない一年でした。最後はもう散々でした。これでもう3年、全くうまくいかない年が続いています。最初の2年は落車のせいで、今シーズンは病気のせいです。それで僕はかなり長めのシーズンオフを取りました。5週間トレーニングをしませんでした。これにより、うまく回復して新しいシーズンを迎えたいと思っています。

確かに総合7位になったジロは、それほど悪くないように見えます。でも自分のパフォーマンスはあまり良くありませんでした。最後の週はただただ苦しかったし、【総合優勝した】ジャイ【ヒンドレイ】のアシストをしようとしていた。チームがジロを勝ったというのはもちろん素晴らしい経験でした。でも僕自身はどうだったでしょう? 自分が目指したものと、実際にできたことを見比べれば、全く力が欠けていました。

バスク一周の後1週間休んでしまい、ジロに向けて最高の状態ではなかった。少なくとも願っていたような状態ではありませんでした。そもそも去年のオリンピックの後のコロナ感染の影響で、今シーズンの出だしがあまり調子が良くありませんでした。普段ならトレーニングを重ねれば調子が上がっていくのですが、今年はそれがあまり思ったようにはいかなかったんです。

ジロの前になってやっと体調的に良くなってきました。希望が持てる状態になったということです。そしてスタートは本当に悪くなかった。考えていたよりずっと良かったと言えます。【ジロの初日TTは点灯しながらトップから56秒差で済ませた】 だからジロが進むとともに調子がもっと良くなっていくだろうと思っていました。しかし最後の週はむしろ調子は落ちてしまいました。ベースになるものが欠けていたんです。

その後、ブエルタに出場予定でしたが、尿道感染症でブエルタ出場をキャンセルせざるを得ませんでした。代わりに出たツール・ド・ドイツではボーラのエースとして出場したのに16位。残念な結果でした。ブエルタに出ていたとしても、結果はあまり期待できなかったことでしょう。そのあとはまた風邪です。シーズン終盤には帯状疱疹になりました。本当に次から次と不運は続きますね。

来シーズンは僕にとってハイライトは、おそらくツールになるでしょう。コースを見るとTTは1回だけだし、僕向きのようです。是非とも参加したいですね。ただ、このひどい3年間で【19年のツール総合4位の実績があっても】もうあまり偉そうなことは言えません。ジャイはジロの優勝者だし、ツールのコースは彼にも合っている。でも、ツールに向けて調子を整え、最高の状態でスタートラインに立てることが目標になるでしょう。」


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ブーフマン、ブエルタ欠場

2022.08.17.09:12

やれやれ、ブエルタ出場が決まっていたのに、尿路感染症とやらで急きょ不参加です。19年のツールで表彰台までもう一歩の総合4位に入ったのに、その後のグランツールでは体調が万全ではなかったり、落車リタイアだったりで、20代後半という一番良い時期を棒に振り、20代最後のグランツールだった今回のブエルタもこんな形でスルーせざるを得なくなりました。

今年のジロで総合7位になったので、ちょっと期待できたと思うんだけどねぇ。。。

ボーラとしてもジロの覇者ヒンドレイを中心にイギータ、ケルデルマン、ブーフマンで4トップ体制は、ジロの3トップを超えておもしろそうだったんだけどねぇ。ツールで4位になった19年がピークだったのかなぁ。


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rsn の総括シリーズ、ブーフマン

2021.12.01.21:35

いやあ、エマヌエル・ブーフマン、最低のシーズンだったんじゃないでしょうか。

今シーズンは最初からツールではなくジロに焦点を当てていく予定だったのですが、そしてそのための準備もうまくいっていて、春先のバスク一周などでも総合13位、ステージ5位なんかがあって、順調な仕上がりかとおもわれたんですがね。ジロでは途中11ステージで総合6位まで上げていったんですが、落車リタイア。

で、急遽ツールに割り込み出場。おかげでスプリンターでツール出場の約束があったアッカーマンが押し出されるように参加できず、アッカーマンはへそを曲げてボーラから出ていくことになりました。しかもそうやって出場したツールもパッとしないまま、総合33位どまり。

期待されたオリンピックも同室のゲシュケのコロナ陽性のとばっちりを食らって、本人は陰性だったものの、ゴタゴタのおかげでまるでパッとせずに終わりました。その後、こんどは本当にコロナに感染して、8月のドイツ一周は危険。秋のクラシックに調整しようとしたものの、結局それもだめで今シーズンを終えました。

ブーフマンの話。「ジロの前までの準備は最高にうまくいっていたし、終盤にむけて調子をあげていくという計画もうまくいっていた。ジロのために準備していたのに何にもならなかった。今シーズン最大の失望だった。何ヶ月もかけて準備して行ったのに、自分ではどうすることもできない落車でパアになってしまった。辛いことだよ。

急遽出場のツールもとてもいいレベルにあったんだ。ところがアルプスで風邪をひいてしまって、最後の山岳ステージでは力が出なかったんだ。もう今年は僕の年ではなかった、そうとしか言えないよ。

来シーズンに向けてのモチベーションは高いよ。目標は変わらないね。グランツールでの表彰台は目前だよ。ジロでの成績や調子を見てみれば、あのコースは僕に向いていたんだ。準備が正しかったという自覚はある。

来シーズン、ジロかツールか、どっちにするかはまだ決まってないけど、ジロはTTが短いし、最終週の山はかなりきつい。僕に向いていると思う。ツールの方も山が多くて非常にきついから僕向きだ。だけど最初の週は風が強い地方だし、ルーベのステージもあるし、どうかな、最初の1週間のリスクはツールの方が高そうだね。」

2019年のツールでは総合4位だったから、期待値は大きいんだけど、どうも地味ですね。来シーズン、もっと目立つ活躍をしてくれるといいんですがね。


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ブーフマンは来シーズンはジロへ(?)

2020.12.19.13:13

rsn によると、ブーフマンは来シーズンはツールをパスしてジロに参加するようです。正式発表されたわけではないようですが。まあ、先日アップした記事のインタビューでも微妙なことを言ってましたっけ

「2021年シーズンは新しいことをしてみたいと思います。それがツールでのことになるかどうかはまだわからないのですが。と言うのも、2021年のツールのコースは私向きとは言えないようなので。」

そうするとツールは誰をエースにするか、ですね。総合は狙わずサガンにスプリント賞を狙わせ、集団スプリントではアッカーマンにして、この二人のためのアシストで固めるんじゃないか、というのが rsn の見立てです。アッカーマン用アシストならリューディガー・ゼーリヒ、ミヒャエル・シュヴァルツマン、アンドレアス・シリンガー。サガンのボディ・ガードとしてはダニエル・オスとマルクス・ブルクハルト。これで七人ですが、ステージを狙えるクライマーも入れたいところ。となると今年のツールでステージを取ったレンナルト・ケムナになるのではないか、場合によってはアッカーマンのアシストを一人削ってもう一人クライマーの可能性もあるかもしれないと rsn では推測してます。

うーむ、ケムナは一人で勝手に走らせるのはもったいない気がするけどなぁ。

一方のジロはブーフマンの総合狙いのためのチーム編成になるのではないか。新加入のヴィルコ・ケルデルマンは今年のジロ総合3位だったし、ジロ総合8位のパトリック・コンラート、ブエルタ9位のフェリックス・グロースシャルトナーと揃えれば、かなりすごい山岳アシスト陣になります。

他にもブーフマンの目論見としては、開催されるかまだまだわからない東京オリンピックのクライマー向きのコースも狙いたいと考えているようです。オリンピックは次のパリでは山岳コースはありえないので、今回の富士山が大きなチャンスになるだろうというわけですが、はてさて、東京オリンピックは開催されるかなぁ?


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ブーフマン、今年の総括

2020.12.10.17:56

rsnの総括シリーズのブーフマンのご紹介。今年は期待が大きかったんですがねぇ。

シーズン最初のマヨルカ・チャレンジで2年続けて優勝。http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3702.html 去年のツール総合4位から今年はもっと上も期待できると思わせるスタートだったんですがね。何しろ落車が多かったです。2月末の UAE ツールで早くも落車リタイア、コロナでレースが中断された後、ツールにむけた練習に励み、直前のクリテリウム・ドゥ・ドゥフィネでは雹が降った第3ステージで3位http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3805.html、翌第4ステージ4位と絶好調かと思われたんですがね。

次の第5ステージで落車に巻き込まれてリタイア。結局これが影響してツールには調子を上げられないまま出場し、当然途中からはアシスト役に徹することになりました。

ブーフマンの話。「マヨルカでの勝利はうれしかったです。私は勝利数を稼げるタイプではないので、例え小さなレースだったとはいえ、勝利は特別なものでした。その後は残念ながらポジティブに振り返ることができるシーズンではありませんでした。目標はツールで、そこの表彰台に登ることだったのですが、もう忘れたい一年です。

ドゥフィネで落車した後の何週間かは私のキャリアの中で最悪の時だったと言うことができます。多くの時間とエネルギーを一つの目標のために費やしてきたのに、自分ではどうしようもない落車でダメにしてしまったのですから、残酷なことです。」

落胆のツールの後も、ジロやブエルタが残っていたんですが、結局来シーズンに集中するために回復に充てることになりました。

ブーフマン「色々ありましたが、ドゥフィネで自分がどこにいるかが分かりましたし、全てが順調にいけばグランツールで表彰台に立つことも可能だと思います。2021年シーズンは新しいことをしてみたいと思います。それがツールでのことになるかどうかはまだわからないのですが。と言うのも、2021年のツールのコースは私向きとは言えないようなので。」

ブーフマンも28歳。そろそろステージレーサーとしては一番良いと言われる年齢になりました。ただ、このところ若年化しているからなぁ。。。


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11st.前のブーフマン

2020.09.10.09:29

ゲシュケのツィート日記の更新が昨日に続いて遅れてます。風邪気味と言っていたし、大丈夫でしょうかねぇ。。。

というわけで、ペストルベルガーが行って、そこにユンゲルスとアスグレンが合流したときは、このまま行くんじゃないかと期待したんですがね。しかもアスグレンがユンゲルスのために思いっきりひいてたから、ペストルベルガーとしては無茶苦茶美味しい展開だったんだけど、流石に無理でした。

ところでサガン、ひょっとして取られるかな、と思ったらやっぱりダメでした。43ポイントの減点で、8度目のスプリント賞は難しくなりましたね。しかし、アラフィリップのボトル補給といい、昨今は厳しくなりましたね。サガンがどかしたファン・アールトもゴール後指を立てるポーズをしたことで200スイスフランの罰金だそうです 苦笑)

というわけで、ボーラの願っていたブーフマンの表彰台とサガンのグリーンジャージはどちらも絶望的。後はステージ優勝を目指すしかないんですが、ブーフマンの調子はあまり上がってこないようです。

監督ポイチュケの話。「総合上位を目指すのはもう無理だ。この後彼がどのぐらい回復するかだね。回復すれば何処かのステージでアタックさせたいが、どのぐらい回復するかを見極めねばならない。」

ブーフマンの話。「いや、要するに絶好調ではないってだけだ。総合上位を狙うのはもう意味が無くなったっていうことだ。でも気分はずっと良くなってきているし、この後の回復次第だね。昨日は何にもストレスは感じなかったし、今日もそうであって欲しい。後はステージ優勝を目指して走るよ。でもそのためには今後の調子が上がってこなくてはね。ツールの後は10月後半のブエルタも走るつもりだから、それも見据えて行くよ。」

しかし、ドゥフィネの落車の後、1週間ほど集中的なトレーニングができなかったそうですが、このクラスになると、そうしたわずかなことが大きな差になるんですねぇ。


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8st.後のブーフマン

2020.09.06.11:18

あきまへんでした。昨日のサガンのための頑張りが影響したんですかね。最後の山ではブーフマンのアシストは誰もいませんでした。

「今日はうまくいかなかった。スピードが上がった時、調子が良くないと思ったんだ。引き離されて、自分のペースで登っていかなくてはならなかった。あとはタイムロスをできるだけ少なくすることだけ考えた。アシストは良い仕事をしてくれた。最後は【有力選手も】ほとんどみんな一人だった。チームのせいにはしたくない。【ドゥフィネの落車リタイア後】自分の絶好調には届いていない。もっと調子が上がってもいいはずなんだが。少なくとも今日はダメだった。」

まあ、ボーラ監督ポイチュケが言うように、壊滅的というわけではないし、最終週に絶好調になって一気に上位へ駆け上がるという可能性もないわけではない、と思っておきましょうかねぇ。。。


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6st. 後のブーフマン

2020.09.04.13:01

第4ステージで遅れた時、誰もチームメイトが残ってなかったことを暗に批判したブーフマンでしたが、昨日は良かったと言っています。

「今日は明らかにずっと満足してるし、気分も良かった。全力は出さなかったしマックス【シャハマン】はずっと私のそばで、最後の上りゴールでも誰かが離れずにいてくれた。今日は良いペースだった。逃げが決まってもうステージ優勝がなくなったので、山では全力で行くかペースをコントロールするか五分五分だった。で、後者になった。調子は良いし、タイムを失えない毎日が続く中で良い1日だった。日に日に良くなって行くはずだから、僕は楽観的だ。パリまではまだ長いしたくさんのハードなステージがある。毎日注意を怠らず、本物の山岳ステージを楽しみにしている。」


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ブーフマンもシャハマンも出場

2020.08.25.15:11

ツールのスタートリストが発表され、ボーラはブーフマンとミュールベルガーはともかくも、鎖骨骨折のシャハマンもメンバーに選ばれてます。節ブログとしてはゲシュケとデーゲンコルプも、そしてマルティンも出場で嬉しいところです。

さてボーラに戻ると、ブーフマンが総合狙いで、山のアシストにグロースシャルトナーとケムナとミュールベルガー、中級レベルのステージ狙いがシャハマン、場合によってはケムナ、スプリントはサガンという感じでしょうか。オスとペストルベルガーが牽引役ですかね。スプリントのサガンの発射台にもこの二人なんだろうけど、サガンはカタパルトいらないしね。

ただ、やっぱり怪我の影響が気になります。チームとしても3人(ブーフマン、ミュールベルガー、シャハマン)はトレーニングが欠けているので、絶好調とは言えないと釘を刺す公式発言をしてます。

ブーフマンもドゥフィネの落車は「苦い後退だった。ドゥフィネの落車で起き上がれなかった時、これでツールもオジャンだと思った。いずれにしても調子は後退した。ドゥフィネではピノーと共に、ログリッチに続く好調さだったのに悔しい。ツールでの総合上位は疑問符がつく」と言ってます。

ツールの2日目、ニースのスタートで山が出てくるので、そこでどうなるかですね。ボーラのチームドクターも「現時点で、肉体的には絶好調とはとても言えない」と言ってますね。

20世紀のツールなら、調子を低めにしてスタートし、レースが進むとともに調子を上げて最終週にピークに持っていくなんていうグレッグ・レモン式なんてのもあったんですが、最近はもっとシビアだからどうなんでしょうね。20世紀ならこれも三味線の可能性もあるけどね 笑)

ブーフマン以外にもミュールベルガーはどうやら骨折ではなかったみたいですが、まだ痛みがあり、特殊なギプスだか副え木だかをして練習をしているそうです。ミュールベルガーの代わりにコンラートでも良いような気がするけどねぇ。

またシャハマンの方は骨折の回復が順調で、この数日ハードトレーニングに励んでいるそうで、彼もまた万全の状態での出場とはならないけど、ステージの進行とともに徐々に調子を上げていくということなんでしょう。


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ブーフマン、近況

2020.08.22.00:02

インスタグラムでブーフマンが書いてます。ドゥフィネの落車リタイアからほぼ1週間、本人は楽観的にですね。

「まだ相変わらず背中にいくらか痛みがあるけど、歩くより自転車に乗っているほうが楽だ。だから軽いトレーニングはこなせた。毎日少しずつ良くなっている。今は集中的に生理学的療法を受けているけど、ツールには間に合うと楽観的に見ている。」

火曜日には42キロで1000メートル以上を登るトレーニングをこなしたとのことで、1週間後のツールには間に合いそうです。


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ドゥフィネではブーフマン3位と雹!

2020.08.14.15:22

昨日一昨日とボーラのブーフマンは順調ですね。特に昨日は3位ですからね。 radsportnews.de によれば、スタート前には、ドゥフィネでは結果よりも積極的なレースを心がけたいと言っていたそうですが、積極的にアタックもしたし、結果も出ました。

「イネオスがスピードを上げて引いていたので、アタックすることは考えられなかった。ただ、今日は一日中ずっと調子がいいと感じていたので、最後に何か仕掛けてみたかったんだ。それでアタックしてみた。確かに後ろを引き離せなかったけど、良いテストにはなった。今の状態のログリッチはちょっと付け入る隙がなさそうだけど、この後も何か仕掛けてみたい。僕の調子もいいから。」

というわけで、去年のツール4位ですからね。もっと注目されてもいいと思うんだけど、TVでは今一つ名前が呼ばれる機会が少ないような気がしますが、これは私の贔屓目??

で、雹ですよ、雹。昔チューリヒで8月に雹というほど大きくなかったけど氷が降ってきてびっくりしたものでした。日本で雹とかあられって、あまり記憶にないです。あっても氷が地面に残るほどのものって、僕個人は記憶にない。こんな音がするのっては全く知らないですね。


トニー・マルティンなんか沿道のファンが応援に使っていたユンボヴィスマのエアマットレスを借りて雹に当たるのを防いだそうです。
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デケーニンクのデクレルクの背中なんかとんでもないことになってました。
左はゴール直後、右はそれから2時間後だそうです。
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ブーフマン、今シーズン初勝利

2020.02.01.11:45



去年はダウン・アンダーでサガンがボーラ最初の勝利を挙げたんですが、今年はブーフマンです。去年も全く同じでしたが、http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3378.htmlマヨルカ・チャレンジでシーズン最初のレースで最初の優勝です。

マヨルカ・チャレンジの第二戦、トロフェオ・セッラ・デ・トラムンターナでバルベルデを中心にした小さな逃げグループから最後の下りでアタックして逃げ切ったようです。後ろとの差は38秒ですから、後ろは完全に牽制したんでしょうね。

上のYouTubeはレース展開など全くわからないので、そのうち新しい映像がアップされたら差し替えることにしますが、ボーラのミュールベルガーがバルベルデとのスプリントに敗れたものの3位に入っていますから、ブーフマンとミュールベルガーがうまく連携をとってバルベルデを潰したんじゃないかと夢想したりします 苦笑)

このレースは6つの山岳ポイントがあるレースで、まずボーラ新加入で拙ブログ一押しのレンナルト・ケムナが逃げて、追走グループではブーフマン、マイカ、ミュールベルガーが足を温存できたようです。ケムナがつかまった後、下りでブーフマンがアタックしてそのまま逃げ切ったとのこと。

ブーフマンの話。「チームメイトに感謝します。私たちは今日は非常に積極的だったので、他の選手たちにプレッシャーをかけられたと思います。私としてはもっと良いタイミングで逃げるべきだったんですが。でも私の調子はとても良く、最後はリードを広げられたことに自分でも驚いています。先週のトレーニングでも調子は良かったのですが、でもまだとても良いとは言えませんでした。それなのにここで勝てたということはとても良い兆候です。今後のレースに向けてとても自信になりました。」


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2019年総括シリーズ、エマヌエル・ブーフマン

2020.01.02.10:22

僕はどうもこの人を見ていると、あーあ、ドミニク・ネルツだったらもっとやれただろうになぁ、とちょっと辛い気持ちが沸くのでした 笑)

しかしこれまでドイツというとスプリンターとTTスペシャリストの国という印象が強かったですからね。ブーフマンのツール4位はこれまでの印象を覆すものでした。

今シーズンは最初のマジョルカチャレンジで2戦して優勝と2位というこれ以上ないっていうスタートでした。その後もUAEツールでは4位バスク一周では第5ステージで2勝目をあげ、総合でも3位、ただ、この3位は最終日リーダーマイヨでスタートしながら、アスタナのヨン・イサギレとフールサンにまんまとひっくり返された、ちょっと悔しい3位でしたが。

7位になったツール・ド・ロマンディの後、ツールに向けてレースから離れ、ほぼ1月後のクリテリウム・ドゥ・ドゥフィネをツールのための最終調整にして総合3位の成績。

さてツールです。しょっぱなのブリュッセルで落車に巻き込まれたけど、それを除けばほぼパーフェクトでした。あえて言えばチームTTの12位というのがもう少しなんとかなればねぇ。。。結局優勝したユンボ・ヴィスマに46秒の差をつけられたわけで、それがなければ3位のクレイスヴェイク(ユンボ)をひっくり返せていたんですけどね。しかし、4位は予想以上でしょう。

ツールの後は8月のドイツツールや9月のツール・ド・スロヴァキアではパッとせず、10月のイル・ロンバルディアに向けて調整していき、結局ロンバルディアは8位に入りました。

来シーズンは再びツールを目標にすることになりそうです。今度こそ表彰台に登りたいと思っていることでしょう。コースが彼向きという点もあり、運が悪くなければ、ひょっとしたらそれも実現できるかもしれません。ただ、総合優勝となるとどうでしょうかねぇ。


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rsn のブーフマンインタビュー

2019.12.06.19:20

radsportnews.de に、今年のツールで地味に4位になったエマヌエル・ブーフマンのインタビューが出ていました。ツールの歴史を大きく見ると、誰も勝てそうにない強豪が現れて勝ち続ける時代があって、その合間に群雄割拠の時代があるという、ある種のパターンが見られます。

例えばルイゾン・ボベとアンクティルの間の56〜60年までは、ワルコウィヤクやシャルル・ガォルやバーモンテス、ネンチーニという一度だけツールに優勝する選手が勝っているし、アンクティルとメルクスの間の65〜68年も一度だけツールに勝つジモンディ、エマール、パンジョン、ヤンセンと日替わり(年替わり)優勝。メルクストイノーの間の75〜77はテヴネが2勝してますが、ファン・インプェが勝っている。イノーからレモンの間も、本来ならレモンの猟銃事故がなければ隙間がなかったんでしょうけど、レモンが復活するまではロッシュ、デルガドがツールでの唯一の勝利を挙げている。

インドゥラインからアームストロング(実際は優勝取り消しになるけど)の間もリース、ウルリヒ、パンターニといるし、インドゥラインからフルームの間の06〜12年は、コンタドールの2勝を除けば、ペレイロ、サストレ、アンディ・シュレク、エヴァンス、ウィギンズとみんな一勝。フルームの3連覇の後、トーマスとベルナルと続いて、まあフルームの復活もあるかもしれないけど、なんとなく印象としては18年以降は群雄割拠の時代ではないか、と思いたいところです。なので、ブーフマンが来年こっそりと地味に優勝して、ツールを是非とも盛り下げてほしいものです 笑)


rsn:ブーフマンさん、ツールではもう少し運が良ければ総合4位より上も可能だったのでは?

ブーフマン:もっと運が良かったら、というのは違います。不運がなかったらもっとやれたということです。その不運もそうたくさんではありません。チームTTでは優勝したユンボ・ヴィスマに47秒の差をつけられました【ユンボのクラウシュヴァイクが、最終的にはブーフマンに25秒差で3位】。来年はチームTTがスケジュールに入ってません。運などなくても表彰台の可能性はあります。

r:悪天候により、最後の二つのステージがコース変更になったという不運もあったのでは?

ブ:ええ、最後から二つ目のステージは確かに私むきのコースでした。しかし私がタイムを稼げたか、それとも他の選手が私よりも強かったかは、後になってからでは言うことはできません。でも確かに私むきのステージだったことは間違いありません。

r:あなたには山岳でのアシストが欠けていましたね。でも今度はレンナルト・ケムナが入りました。これはあなたにとって重要なのでは?

ブ:とっても! この前のツールでは本当に山でアシストとして働いてくれたのはグレゴール・ミュールベルガーしかいませんでした。しかしユンボやイネオスのようなチームを見れば、3、4人の山のアシストがいましたから、違いは明らかでした。調子が良くないときや、トラブルがあった時にはアシストはとても重要です。

r:ツールでメンバーの息を合わせるために一緒にトレーニングできるように、ツールの前の段階で、トレーニングのチームが構成されるのですか?

ブ:ええ、グレゴールはいずれにせよそこに加わるでしょう。彼はそれに合わせています。今は私たちは、他に誰が一緒になるかを考えているところです。おそらくはフェリックス【グロースシャルトナー】かレンナルト【ケムナ】になるでしょう。しかしまだ決まったわけではありません。

r:ツールまでのあなたのプログラムは?

ブ:今年と同じです。まずマヨルカ・チャレンジに出て、それからUAEツアー、その後バスク一周、ドゥフィネがきて、ツールになります。

r:あなたをツールで支えてくれるはずのチームも一緒ですね?

ブ:はい、計画では私たちはいくつものレースを一緒に走ります。それによってお互いに調整していくはずです。


というわけで、来年はサガンはジロに出場が決まっていて、ツールも出てくるのかどうかが、ブーフマンのアシストに誰がなるか、とも直結しそうです。サガンのことだから両方出るのかもしれないけど、ひょっとして、今度はブーフマン全面バックアップの体制というのもありかなぁ。。。と思ったりもして 苦笑)


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ブーフマンの話

2019.07.29.14:05

ここまでバスク一周やドゥフィネで表彰台の順位を上げてきたのに全く注目されませんでしたがね。トップと2分足らずの差のままでしたから、たらればは無意味だけど、もし土砂崩れと雹がなければアルプスでアタックした可能性だってあっただろうと思うけどね。まあ人柄にも派手さはないし、喋ってる姿もいかにも内向的な雰囲気なので、まあ万が一優勝しちゃったら白けたファンも多かったことでしょうけど 笑)

rsn にゴール後のインタビューが載ってました。

「この三週間で起きたことを現実のことだと理解するのにはきっとまだ一、二週間ひつようかもしれません。ツール・ド・フランスでベスト5に入れるなんて信じられません。いろんなことが可能だとは常々思ってきましたが、ツールではどんなミスも許されないのです。最後は限界にきてましたが、それでもわたしはミスを犯さずに終えられたのです。今年のツールで総合4位と言うのは最高値です。だって、ベルナル、トーマス、クレイスヴェイクのほうがちょっと強かったですから。今はもう私はすこし休息して、このすべてのことを喜ぶためにのんびりします。この成績で、子供達や若い人たちが自転車競技を始め、地域のスポーツクラブに行くようになってくれたら、とてもうれしいです。それ以外にも、監督のラルフ・デンクとボーラ・ハンスグローエに感謝したいです。この成績のために、私たちはみんなで、この数年非常にハードなトレーニングを重ねてきました。今日はみんなで一緒に乾杯することができるでしょう。」

ボーラとしてはサガンのポイント賞新記録と総合4位はとても嬉しい結果となりましたね。願わくば、シャハマンがあんなところで落車しなかったら、どこかでもっと目立てたんじゃないかと、それがちょっと心残り。

そして、これはいっても詮無いことだけど、ブーフマンが4位かぁ。ネルツが元気だったらなぁ。。。。


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ブーフマンのインタビュー

2019.07.21.16:07

みなさん、選挙へは行きましたか? 行く行かないは個人の自由ですので、僕がここで何か言うものではありませんが。。。

インタビューと言っても、rsn の記者がゴール後のローラー台でクールダウンしている間に聞いただけみたいですけど 笑)

昨日のステージは前半ではケムナが逃げに乗れていたし、見所はいろいろありました。しかし最後の数人になった時に最初にアタックしたのがブーフマンでしたからね。これまで山本太郎並みに無視されてきましたが、さすがにこれで注目しないわけにはいかなくなったことでしょう 笑)

しかし、あのアタックした瞬間、私も久しぶりにTVの前で立ち上がって、行け!と叫んでしまいました 苦笑) ボーラとしてはあそこでコンラートがいたら良かったんだろうけど、パンクで遅れてしまってて、残念でした。

ブーフマンの話。「おおむねこんなレース経過になることを願っていました。しかし自分がこれほど調子が良く、アタックまでできたことに驚いています。これまでのところ調子の悪い日がありません。この後もこういう日が続くことを願っています。

最初は集団の後ろにいて、他の選手たちの調子がどうかを見ていました。最後の方では誰かがアタックした場合にはついていこうと思っていました。他の選手たちがすでにバテているのか、それともまだ軽やかかを観察して、他の選手たちはすでに軽やかではない、もうみんなが必死になっていると思った時に、私は自分から仕掛けてみたのです。

しかし他の選手たちがついてきたので、前で走りたくないと考えました。そこで少し力を緩め、最後に備えました。他の選手たちに後ろのつかれたままゴール前に行きたくなかったからです。

何れにしても私は満足しています。でもパリまではまだいくつものステージがあります。集中力を途切らさないことが大切です。パリへ着くのは楽しみです。目標はトップテン入りです。」

とまあ、謙虚であります。rsn の記者も、このインタビューの様子を「遠慮がちに、言葉を選びながら」という形容で伝えていますね。


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ブーフマンのインタビュー

2019.07.18.10:50

消費税を10%にし、社会の格差をさらに広げ、原発を稼働し続け、年金を破綻させ、自衛隊を海外の戦争に送り出すことを決定する選挙まであと4日。

今朝の東京新聞の斎藤美奈子のコラムは凄かった。いわく、「投票するしないはあなたの自由だ。しかし、この【山本太郎】現象を知らずに投票日を迎えるのは人生の損失である。」

というわけで、ちょっとタイミングが遅れましたが、休息日に現在総合5位のブーフマンに rsn がインタビューしたようです。


ツールの10ステージを終えての感想は?

ブーフマン: 相変わらずとてもいいと感じています。調子も良いし、これまでのところすべてが計画通りに進んできています。1つだけ例外は第1ステージの落車ですが、それもすべて完治しています。

あなたは【第1週の】目標を達成したということ?

ブ: 目標は山で大きなタイムロスをしないことでした。ここまでは完全にうまく言っています。首位までも手が届くタイム差ですから。

あなたはツールで初のエース待遇です。あなたのチームをどのように率いているのでしょう? アームストロングだったらチームメイトみんなを完全服従させていたわけですが、あなたはそういうタイプではないよね。

ブ: 私は食事の時もバスの中でも強く指示を出すタイプではありません。しかしレース中には必要なことは言います。私はチームメイトのモチベーションを高めようと思っています。そして、うまく走れていない時には、それを指摘することもやぶさかではありません。そうはいってもやはり私は大声で指示を出すタイプではないです。

スタート前の、朝の朝食で集まった時にも、何がなされるべきかをあなたは話すの?

ブ: ステージの大雑把なラインは監督たちが話します。それから監督達はキャプテン達とも話します。彼らが勝手に決めることはありません。

【レース中にあなたに指示を出す】ロードキャプテン格の選手はいるのかな?

ブ: はっきりとは決まっていません。私をアシストしてくれるのは若いオーストリア人選手達とマックス・シャハマンです。私はすでに随分レースを走ってきていますし、どこで前方にいるべきかはわかっています。

チームカーからも指示はでるでしょう?

ブ: ええ、無線もありますから。車の中では監督達がTVを見ていて、何が起きているかわかっているし、あらかじめ私たちに情報を伝えてくれます。

レースを読むことができる選手というものがいるとも言われます。あなたはどうでしょう?

ブ: レースの勘はある方だと思っています。今年はその勘に救われたことも何度かあります。この勘を大切にして、正しい瞬間に前にいて、さらには自らアタックしなければならないと思います。

なるほど、今回の横風の時のように、どのタイミングで前にいるべきかを、その勘が感じさせてくれるわけですね?

ブ: ええ、感覚的なものと経験の混ざったものだと思いますが。たくさんのレースを走ってきていますから、誰が何をして、誰を行かせてはならないか、誰についていくべきかがわかるのです。この勘が大切です。もちろんチームカーからの指示もありますが。

あなたのアシストはどの選手が受け持っているのでしょう?

ブ: マックス・シャハマン、ルーカス・ペストルベルガー、グレゴール・ミュールベルガー、それに彼もキャプテンの一人ですが、パトリック・コンラートが山岳でのアシストを務めてくれます。ペーター・サガンのためにはマルクス・ブルクハルトとダニエル・オスがアシストします。

サガンはスプリント賞をリードしていて、7度目のタイトルを狙っています。そのためにあなたの目的は場合によっては後回しにすることもあるのかな?

ブ: いいえ、サガンはスプリントになると、ほとんど一人で動ける選手です。以前私は彼のことを「お世話が楽な選手」と呼んだこともあります。彼はパーフェクトな発射台が必要なタイプではありません。スプリントトレインは全く必要ないのです。

以前、2018年のブエルタでは、食事でミスして水分を保持する能力が落ちて失敗したと言ってましたよね。どういうミスだったのでしょう?

ブ: 私たちの総括では、あの時は準備段階で炭水化物を取るのが少なすぎたのです。レース中は大量の炭水化物を取らなければなりません。私もそうしました。しかし、これによって体が全てを保持してしまうことになりました。今は年間を通じてもっと多くの炭水化物を取ってきましたから、もうああいうことは起きないと思いたいです。


ロードキャプテン格の選手というのはマルクス・ブルクハルトが行なっているのかと思いましたが、そうではないようですね。それと、最後の炭水化物云々は、普段から炭水化物を取っていないと、レース期間中に突然大量にとると良くないということなんですかね? この辺の理屈はよくわかりませんが、科学的なトレーニング方法に栄養学なんかがここまで進んでいる以上、そういうものなのでしょう。


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プロフィール

アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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