いやあ、エフェネプール、ロードの世界チャンピオンになってて、とうとう個人TTも世界チャンピオンになっちゃいました。初めてですかね。(追記 アブラム・オラーノがいましたね。二人目でした。 8/12, 15:25)最後はガンナかエフェネプールか、ちょっとハラハラしましたね。しかし
去年のジュニアで優勝した巨漢ビジュアル系のターリング がポディウムに乗るとはね。
さて、ボーラの新加入第一弾としてオーストリア人のアレクサンダー・ハーィエクと、
去年のジュニアの世界チャンピオンのエミール・ヘルツォーク の契約が発表されました。
ヘルツォークという名前の映画監督がいて、すきな監督の一人なので この選手は気になってたんですよね 笑)ヘルツォークって名前も「公爵」とか「太公」という意味の昔の爵位の名称です。まぁ考えてみればキングさんとか、ドイツだとケーニヒさんみたいに王様もいるからね。
まあ、それはともかく、今年のU23にヘルツォークは出てくるんだろうと思っていたら、今回はマウンテンのクロカンU23に出場していましたが、あまりパッとしませんでした。一方のハーィエクはU23のロードに今晩出場です。
ところでジュニアのロードで一人逃げてどんどんリードを広げて優勝したアルバート・ヴィーテン・フィリプセンというデンマーク人選手。ジュニアと言ってもまだ16歳だったんですね。普通16歳以下はユースっていう区分で、まだ世界大会はないんじゃないのかな? よくわかりませんが特例で出たんでしょうか? そして、驚くなかれ、木曜のマウンテンのクロカンジュニアで優勝しています。これもソロアタック独走。2月にはシクロクロスの世界選にもジュニアの部で出てます。結果は8位ですが。
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うーん、YouTube でやってないかな、と思って色々検索して見つけたんですが、音声がない 苦笑) 残り20キロ弱ほどから見たんですが、その時点では7、8人ほどの戦闘集団が30秒ほど後ろの30人ぐらいの集団をリードしている状況でした。
15キロ地点の登りでデンマーク人のフィリプセンという選手がアタックして、少し差がついたな、と思ってたら、これがものすごく強い。残り1周、13キロぐらいでは追走する6人との差は20秒ぐらいだったんですが、それがみるみる内に広がって、最後は1分以上の差がつきました。追走グループはノルウェー人が2人、イタリア人とドイツ人とデンマーク人が一人ずつという内訳でしたが、結構頻繁にバラけてはまとまるを繰り返しましたね。
その中でドイツ人が登りでアタックを繰り返し、最終的にノルウェー人と二人になり、追走しますが、ときすでに遅し、という感じで独走ゴール。1分以上の差がつきました。2位はスプリントでドイツ人のフィーツケという選手がノルウェー人のエルン・クリストフを破りました。
ドイツのフィーツケという選手は見た感じが小柄で、肩幅がありながらお尻が小さいというクライマータイプ。拙ブログとしては、ちょっと気にしておきましょう。
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絶好の位置につけていたボーラのサム・ベネット、絶好の位置につけたと思ったら、発射どころかズルズル交代。最後の登り基調のレイアウトで足使い切っちゃったんですかね。
と思ったら、最後にそのベネットを追い抜いて、2ステージ連続のトップ10入りを果たしたのが、DSM の20歳、マルコ・ブレンナー。うーん、
去年のブエルタの山岳コースでステージ5位 、 Procyclingstats でもクライマーとして224ポイントに対し、スプリントのポイントは2って、これ今回の二つのポイントじゃない?? 笑)そんな山岳スペシャリストのはずのブレンナー、どうした、スプリントに目覚めたか?
ブレンナーの話。「昨日はテクニカルな上に最後雨だったから、それが僕にとって有利に働いたね。無茶苦茶良いポジションだったけど、今日のも今日もスプリントは超ハードだったよ。スプリント力の問題じゃなく、力をどれだけ残せたかの問題だった。ポジションのことだけ考えて、ただ前の選手について行くことだけ考えたんだ。現在総合8位は嬉しいよ。モチベーションも上がるし自信にもなる。」
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先日
DSMの六人のドイツ人選手で紹介した 、レムコがいなけりゃジュニアの世界チャンプだったのに、のマリウス・マイアホーファー、私がぎっくり腰で寝込んでいる隙にプロ初勝利です 笑)
オーストラリアのカーデル・エヴァンズ・ロードレースで、最後の10キロが YouTube にありました。
VIDEO 残り10キロでビィストレムが逃げて、このところよく見かけるスイスのシュミートが単独でブリッジかけてラスト1キロ切っても100メートルぐらい差があったと思うけどね。追走する三十人ぐらいの集団にとってはあっという間でした。後ろからイネオスのオーストラリアチャンピオンジャージのプラップがアタックして追いかけ、残り200メートル弱ぐらいでしょうか、最初に逃げてた二人が吸収され、プラップが逃げ続け、後ろのスプリンター集団の中で最初に飛び出したマイアホーファーが上手くそのスリップに入りました。
しかしマイケル・マシューズもカレブ・ユアンもいたからねぇ。マシューズなんかカタパルトがいたのに、それより一瞬早くスピードを上げていたのが勝因かな。しかし膝を抱えて号泣しながら、その膝から一筋の血が。。。笑)
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拙ブログではケムナやシャハマン、ポリットのいるボーラに目が向きがちですが、DSMも期待できそうなドイツ人選手がいます。rsn で紹介されていたのでチェック入れておきます。
マルコ・ブレンナー
まだ20歳ですがすでに2年間のプロ生活を終えて、特に去年のブエルタでは山岳ステージで積極的に逃げて5位ゴールがあったり、モニュメントのイル・ロンバルディアでも38位完走を果たしたり、期待度はこのチームのドイツ人選手としては一番高いと言えます。今年どこかで1勝したいけど、まだ早いかなぁ。ただ、いずれにせよ、そのうち注目されるようになるのではないでしょうか。
ジョン・デーゲンコルプ
拙ブログでは
この選手がU23で準優勝した時 から、一時期ずっと1番の「おし」でしたが、事故の後は勝利を狙うというよりもベテランの司令塔役が多いようで、この役割は今シーズンも変わらないようです。もともと親分気質の「好漢」という感じだったから、この役柄が合ってるのかもしれないけど、まだまだ、もっと目立って欲しいところですが、いつの間にやら34歳です。もうパリ〜ルーべで勝つことはないのかなぁ。。。ところでこの写真、どうしちゃったの? 昔のボクサーのマービン・ハグラーみたいになっちゃって 笑)
ニクラス・メルクル
5年前のジュニアの世界ランク2位ですが、現在23歳。拙ブログでは初登場かな。タイプとしてはスプリンターらしいけど、チームでの役割は、現状はスプリントの発射台の役割のようです。
フローリアン・シュトルク
この選手は
一度だけ紹介したことがありました 。プロ入り前はケルン大学でヘルマン・ヘッセを研究していた大学生だったという話でした。そのあと21年のUAEツアーの山岳ステージで目立ったりしたんだけど、直後に膝を骨折しちゃったんですね。これにより半年間のリハビリ生活を余儀なくされました。この時のUAEツアーでの調子に戻れるかですね。
マリウス・マイアホーファー
この選手は
レムコ・エフェネプールがいなければジュニアの世界チャンピオンだったんですけどね 笑)その後、どこか
かつての東の怪物オラフ・ルートヴィヒを彷彿させるということで紹介した こともありました。ジュニア時代はクライマータイプだったようですが、現在はむしろハイスピードレースを得意とするそうです。だからまだ現時点ではスプリントトレインの一員としての役割がメインになるんでしょう。
レオン・ハインシュケ
3年前のU23のドイツチャンピオン 。プロ2年目になる23歳ですが、去年の成績を見ると出場レース23のうち14が途中リタイア。チームの方針として無理させないというのがあったのか、それともまだまだということか? 名前は格好いいんだけどね(個人的見解です 笑)。
というわけでデーゲを除けばみんな若手でプロ入り未勝利の選手ばかり。まさに拙ブログの真骨頂の青田刈り 笑)
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マルコ・ブレンナー、ここではあまり大きく取り上げたことがありませんでした。独墺系青田刈りを旨とする拙ブログとしては、この人を扱わないのはおかしいじゃないかという声も聞こえてきそうです 笑)まだ20歳になったばかりで、すでにプロ2年目。エフェネプールあたりから増えてきた10代プロ入りのU23スキップ選手の一人ですが、今シーズンはブエルタでグランツールデビューも果たしました。
「シーズン総括としてはポジティブなものだと思います。僕は成長できたし、たくさん学べました。それは肉体的な意味もあるけど、チームに属する人間としてもそうでした。それをときどき、たとえばノルウェーツールやポーランド一周、ブエルタなどで示すことができました。自分としては来年の自信になりました。」
ノルウェーツールでは第3ステージで総合5位につけていたのにコロナでリタイアでした。ポーランドではTTステージで5位になり、最終的には総合12位、ブエルタでは総合74位とはいえ無事完走、
途中12ステージの山岳ステージでは逃げに乗って5位になって注目されました 。なにしろブエルタの最中にやっと20歳になったんですからね。大学2年でブエルタ完走って十分でしょう。
さらにシーズン末期のイル・ロンバルディアでは初モニュメントも38位の完走。
「去年に比べてなにより持久力のレベルが上がりました。だから長距離のレースにもうまく対応できました。イル・ロンバルディアではゴールまで力を尽くせました。去年だったらこれは無理だったでしょう。」
DSMチームとの契約は4年契約。まだ2年あるしゆっくりと力をつけていってくれるといいんですけどね。
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VIDEO VIDEO 調べ直したら YouTube にラスト30キロぐらいからの要約版や、ヘルツォークが追走し始めてからの10分ぐらいのがありました。10分ぐらいのやつはオランダ語の解説ですが、ヘルツォークが追いついて、前に出ないモルガードに「Can I win?」と言って前に出させるのをマイクが拾って、解説がやたら盛り上がってます。これってやっぱり、そんなに引かないなら俺が勝つべきだぞ、って挑発したのかな?
残り30キロの時点では先頭は20人強の集団で、フランス人が3人ですね。優勝したドイツと3位のベルギーは一人ずつ。2位のポルトガルは2人います。ただ、複数いたフランスやイギリスは25キロまでに一人ずつ遅れて行きますね。
25キロぐらいのところからモルガードが単独で逃げ出し、ずっと20秒ぐらいのリードで逃げ続けたようです。残り9キロ弱で24秒差。そこでヘルツォークがアタックして、ついてきた二人も500メートルぐらいでちぎり、結果5キロ弱でで約20秒を追いついたわけです。
しかし登りの時の周りを見回す様子といい、余裕が一番あったし、粘り強く追い続けて、追いついた後もほぼ先頭を引っ張ったし、最後のスプリントも残り250メートルで先に仕掛けたモルガードの後ろにつくのではなく、合わせるように横並びでスプリント、とても強い勝ち方をしたんじゃないでしょうか。
追記。UCI の LIve もありました 汗)
VIDEO よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)
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久しぶりにドイツ系若手青田刈りカテゴリーです。先日の個人TTでも表彰台に登っていた17歳のエーミル・ヘルツォークがポルトガルのアントニオ・モルガードとサイドバイサイドのスプリントで僅差で優勝です。ドイツ人のジュニアは8年ぶり3人目。問題は以前のジュニアロードチャンピオンになった二人の選手がその後無名のままだったってことですね 笑)
ただ、ここ10年のジュニアの世界チャンピオンは結構錚々たるメンツが揃ってます。モホリッチ、MVDP、エフェネプール、クイン・シモンズなんかがそうですね。
ヘルツォークとモルガードは共に来年はアメリカのコンチチームで同僚になるらしいです。レースはモルガードがラスト20キロ弱から一人で逃げて、最大30秒弱リードしたけど、残り10キロ弱の山でヘルツォークが追走集団から単独アタック。山頂では18秒差でモルガードがトップ通過だったけど、ヘルツォークが残り3キロで追いついき、ラスト早めのスプリントを開始したモルガードに反応して二人並んでスプリントになったようです。
まだYouTubeにはアップされてませんが、文字情報だけでも、最後20キロぐらいはアタック合戦になり、激しいレースだったようです。ハイライトじゃなくて、ラスト20キロぐらいを見てみたいです。2、3日したらUCIの動画がアップされると思うので、ちょっと楽しみ。
一応最後の二人のスプリント、スマホで撮った?映像があったので、リンクしておきますが、あまり期待しないよーに 笑)
https://youtube.com/shorts/zZVBf-NhVgU?feature=share よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)
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この名前の選手は過去にたくさんいます。選手名鑑で見るとフランス人やドイツ人、スイス人、アメリカ人も含めて8人ほどいますが、一番有名なのはスイスのウルス・ツィンマーマンでしょう。86年のツール・ド・フランスでイノーとレモンが争った時の総合3位になり、翌年はジロでも総合3位になっている選手です。
さてさて、今年プロ2年目のゲオルク・ツィンマーマン君、インターマルシェチームの選手です。今年初めてツール・ド・フランスに参戦し、ツール・ド・ランではプロ初勝利も上げました。以下、rsn の記事とインタビューでまとめておきます。
ツィンマーマンの話。「僕がやりたかったことができたから、とても満足している。【春先は体調不良で予定していたティレノ〜アドリアティコやミラノ〜サンレモを欠場、4月にバスク一周では落車して、その後のアルデンヌ・クラシックもパスした。】春はがっかりだった。怪我と病気ばかりだった。本当のスタートは5月からだったね。
5月のマヨルカチャレンジで7位と8位になったけど、ツール・ド・スイスでは第4ステージでチームがコロナ感染者が出て出場停止になってしまった。でもドイツナショナル選手権では3位(優勝はシャハマン)になって、おかげでツールに出られたんだ。
ツールでは19ステージで8位になったけど、そのあとのツール・ド・ランでプロ初勝利。総合でもトップになったけど、最終的には総合7位止まりだった。でもこの結果はとても満足いくものだった。
さらにドイツ・ツールでは総合5位になってヤングライダー賞も獲得できた。今年のハイライトだったね。世界選手権のメンバーにも選ばれたし。今年の印象はツールと世界選手権の雰囲気が一番記憶に残ってる。あんなにたくさんの観客の前で走ったのは初めてだったよ。
【インターマルシェでの2年目となる】来年はワールド・ツアー・レースでもっと良い成績を残せるように頑張りたいね。」
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ヨーナス・ルッチュ、EFエドゥケーションの2年目の選手です。身長197cm、体重82キロの巨漢選手ですが、ツール・ド・スイスの山岳TTでは15位になってるし、初出場のツールでもリゴベルト・ウランの山岳アシストとして働いたようです。
しかし、上の写真を見ると体もでかいんだろうけど、首も長いし顔も長いし。。。
シーズン初めにコロナに陽性になったことと、春先に胃腸の調子を崩してペースダウンしたようですが、ツール・ド・スイスの開幕TTでは6位になり、ドイツ選手権でもTTで6位、ロードで8位に入賞してます。また、ツールでの成績は総合55位。まあアシストですから十分でしょう。
なにより秋の(!)パリ〜ルーベの11位が目立ちました。タイプとしてはオールラウンダーのようですが、この先どういう方向へ向かうのか、ちょっと体格を考えると予想が立ちません 笑)
ルッチュの話。「今シーズンの総括としては全体的にポジティブと言えるし、本当に満足している。春のクラシックについては、もう少し自分に期待していたけど、準備はうまくいってたんだけどね、体調不良がブレーキになっちゃったね。
ドイツ選手権はもっと上位に入りたかったけどね。調子は良かったけどボーラのコントロールが強烈すぎたね【優勝はシャハマン】。
ツール・ド・フランスはもちろん一番大切なレースだった。このレースに出られるのは名誉だよ。振り返ってみれば、自分をうまくアピールできたと思う。だから世界選手権のメンバーに選ばれてもおかしくなかったはずなんだけどね。むろん受け入れるしかなかったんだけど。
パリ〜ルーベは目標にしてたからうまく走れたよ。結果には大満足だ。だって2回もパンクして最初の石畳から後方に取り残されちゃったんだから、それを思えば大満足だよ。最後の方で5位まで順位を上げたけど、結局エネルギーが切れてしまったんだ。でも今後に期待できるレースができたと思うから、もう今から来年が楽しみだよ。
春になったら体調をしっかりさせてクラシックで自分の力を発揮できるようにしたい。2022年はもっと良いシーズンになるはずだと思ってるよ。」
若手ドイツ人選手の中では期待値は結構高いのではないでしょうか。
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ユンボ・ヴィスマのミヒェル・ヘスマンという20歳の選手が優勝です。エリートのマルティンと共にユンボがダブルでドイツ選手権のTTに勝利ですね。ちなみにヘスマンに次いで2位に入ったモーリス・バラーシュテットもユンボの選手です。ヘスマンのタイムはエリートに当てはめると5位相当。出走前にチームメイトのマルティンからアドバイスを受けていたそうです。
ヘスマンの話。「今日はかなり暑かったけど、どう走ればいいかのアドバイスをトニー・マルティンから聞いていた。レースの前半はトニーのタイムにかなり接近していて、ちょっと速すぎだった。その後少しペースを落として、なんとか自分のリズムを取り戻せたんだ。」
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17歳のベルギー人シアン・アイテブルックスがボーラ・ハンスグローエと2022年から3年間の契約を結んだそうです。文字通りの先物買いです。つまり来年はボーラのジュニアチームで走り、その後ボーラのチーム員になるということですね。昔は10代でプロチームに入るのは禁止されていたもんなんですがねぇ。この選手が注目されたのはジュニアのクールネ・ブリュッセル・クールネの勝利だったそうで、ベルギーのメディアではすでに「次のエフェネプール」と呼ばれ、ボーラだけでなく、デケーニンクやサンウェブ、ユンボなども獲得競争に乗り出していたそうです。
アイテブルックスの話。「クールネ・ブリュッセル・クールネで勝った後、ほとんど全てのワールドツアーチームから話が来ました。プロになる道も自分をより高めるやり方も色々あるでしょう。でもボーラと会ってすぐに良い感触を得ました。このチームは若い選手を生理学的に伸ばしてくれるだけでなく、一人一人と個人的につながっています。来年はジュニアチームで走るけど、すでにボーラの一員に組み込まれていると思っています。良いチームと契約したと思うし、自分の決断に満足しています。これで【来シーズンの】前半三分の一のクラシックレースに集中していくことができます。」
ジュニアチームの監督でボーラのスカウトでもあるクリスチャン・シュロートはこの若手についてこんなふうに言ってます。「この子はいろんな分野でポテンシャルがある。上りも強いしTTも速い。彼の総合的なパフォーマンスデータは17歳にしてはとんでもないものだ。来シーズンはプロと一緒にいろんなトレーニングをしてみたいと思っている。」
しかし22年から契約って、そういうのアリなんだ 笑)
追記(20,12,18、10:45)
最初アイトデブルックスと表記しましたが、Forvo で聞くとアイテブルックスと聞こえますので修正しました。
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久しぶりの若手選手青田刈りネタです。ただ、この名前は拙ブログで登場2度目です。覚えてる人がいたらオカシイけど 笑)
レムコ・エフェネプールが拙ブログ初登場した2年前のジュニアの世界戦ロードの時にこのマイアホーファー君の名前も出てきたのでした。 何しろ異常な強さのレムコ君に最後まで食らいついたのが彼マリウス君。もっとも二人になったら最後までほぼ一度も前に出ることなくツキイチで、しかも最後は千切られましたからね。誰も覚えちゃいないよね 笑)でもエフェネプールに次いで2位ですからね。今20歳になり、サンウェブのデベロップメントで活動中。
今年はコロナのせいでほとんどレースを走ってないみたいですが、8月末のドイツ選手権で、上りの集団スプリントで5位になってます。顔はというと、どこかかつての東独の王者オラフ・ルートヴィヒを彷彿させるオデコから目にかけてに、ちょっと期待が高まります 笑) 来年はサンウェブの1部に昇格して、今年ブレークしたヒルシの後を追って欲しいものです。
ルートヴィヒはこちら
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久しぶりのドイツ若手青田刈りです 笑)23歳だから拙ブログ注目のレンナルト・ケムナと同じ歳です。チーム・サンウェブで、今年初のグランツールとしてジロのメンバーに入っていた選手。cyclingmagazine.deにあった記事を紹介します。
旧東側出身のドイツ人選手たちってマルティンもデーゲもキッテルもゲシュケもみんな小さい頃からスポーツ一筋、自転車一筋、っていうタイプが多いという印象なのに対して、旧西ドイツ出身の連中はどこかお金持ち(本当にそうかは知りませんが)の勉強もできたっていう感じの選手が多いというのが以前からの印象でした。実際、ヴェークマンもネルツもフレーリンガーもケムナも大学入学資格試験に通っていますから。
で、このシュトルクも同様で、プロ入り前はケルン大学でドイツ文学を学んでいたそうで、研究対象はヘルマン・ヘッセだったそうです。うーむ。僕の中学時代は国語の教科書にヘッセの短編「夏の日の思い出」が載っていたし、大学生の頃は萩尾望都や竹宮惠子の漫画はヘッセのイメージと言われていました。新潮文庫で水色の表紙で高橋健二訳で20冊ぐらい出てたんですけど、最近はどうなんでしょうね?
この選手は去年の3月末に、サンウェブの選手たちが次々怪我や病気で休養せざるを得なくなった時に、突然U23のチーム、いわば二軍から呼び寄せられたんですね。最初に走ったレースが、クライマータイプの彼にとってはまるで水と油のフランドルクラシックだったそうで、呼び寄せられたその日にパンヌの3日間(87位完走)を走り、その後E3ハレルベケ【ビンク・バンク】、ヘント・ヴェフェルヘムを走ったのでした(両方リタイア)。
「これらのクラシックレースは全く別の世界だと思っていたんだ。そもそもあんなにたくさんの観衆を見たのも初めてだった。【U23チームから呼び出されて】冷たい水に放り込まれたような気分だった。ただただ自分に課せられた、逃げのグループに入るという役割だけに集中していた。この役割は僕にとってはありがたい仕事だった。だって重要なポイントでの集団内でのポジション争いは荷が重すぎるからね。
E3ハレルベケでのことだ。あるところで大きく遅れてしまったんだ。気がつくと僕の前にいるのはフィリップ・ジルベールじゃないか。彼がなんでこんなところにいるんだろう、と思ったけど、なんとか前に追いつこうとして頑張った。でも結局ダメだった。ところがリザルトを見たらジルベールは11位でゴールしているんだ。すごいよね。
僕は自分の才能を平均以上だと思っているけど、決して突出しているわけじゃない。もっとトレーニングを積まなければならないよ。」
周囲からはステージレーサーとしてのポテンシャルが高いとみなされているようですが、本人はアシストの役割についてしか語らず、内心の夢のようなことはあまり話さないそうです。
デビューは散々でしたが、その後は去年はバスク一周やツール・ド・ロマンディー、ドゥフィネ、ZLMツールやツアー・オブ・ブリテンなど1週間程度のステージレース8つに出て、すべて完走しました。まあ、順位は普通のネオプロっていう感じですが 笑)
今年はコロナ騒ぎになる前のダウン・アンダーやUAEツールなど2月末までに18日間レースに出ていて、総合は24〜36位というところですが、ジロの出場は楽しみだっただろうに、残念なことでした。というわけで、さてさて、この選手の行く末やいかに?
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レンナルト・ケムナ、ツール・ド・スイスの最終日には果敢に逃げグループに入ったんですが、結局遅れて、せっかくTTで総合12位まで挙げていたのに、最終的に17位に落ちてしまいました。しかし、rsn の記事を読むと、それも想定内だったようです。
拙ブログでレンナルト・ケムナの名前が初めて出たのは2014年9月のこと 。ジュニアのTT世界選で優勝したのでした。19歳でプロ入りしたときには、この先順調に伸びてツールで新人賞とか狙えるようになってほしいし、ゆくゆくは総合狙いも、と過剰に期待したんですが、
去年は体調不良でほとんどレースに出ませんでしたからねぇ 。
しかし、これでなんとか去年の最悪の状態は脱したといえるんでしょう。
ケムナの話。「僕らはアグレッシブなレースをしようとプランを立てていた。総合で12位だったけど、なんでもありだったし、リスクを覚悟しようと思っていた。僕は最初の逃げに何としても乗るようにと言われていたんだ。だから最初から全力アタックをして、逃げグループに入れたんだ。
ゴッタルト峠で頂上まで3キロのところで、この何日か頑張りすぎた影響が出て、消耗していることがわかった。そして足が売り切れになって、最後の登りになったときには完全にへばってしまった。
もちろん総合で大きなタイムロスをしたけど、それでも17位だ。この順位なら十分満足だよ。調子が良かったことは嬉しいね。なにしろ、総合を目指して走るなんて目標にしてなかったからね。
この後はたぶんモーターペーサーのトレーニングをしていくよ。ドイツナショナル選手権でうまく走れるようにしたいからね。調子は整っているよ。」
ということで、rsn によると、ツールに参加するのかの質問には答えなかったようですが。。。
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一昨年のU23世界選で積極的なレースを展開して2位になって以来、病気もあって期待を裏切り続けているレンナルト・ケムナ。同時期にプロ入りしたニルス・ポリットやマキシミリアン・シャハマンより若くてなおかつTTも強かったのに、どうも大きく水をあけられてしまった感じです。拙ブログではカテゴリーの自転車の欄の中に、すでにポリットとシャハマンは入ってますが、ケムナはまだ「ドイツ系若手青田刈り」のカテゴリーです 笑)
現在ツール・ド・スイスに出ていて、昨日の第7ステージでは最後まで粘って、結局ステージ9位、総合で15位。なにしろサンウェブは今シーズン良いことがないですからね。トム・デュムランは落車でジロをリタイアしたかと思ったら、ツールの欠場をすでに早々と発表しているし…
そんな中で、昨日のケムナはチームの士気を高めたのではないでしょうか。
ケムナの話。「今日のレースでトップ15に入るとは予想外だった。こんなに上位についていけたなんてすごいことだ。前からこんな日を夢見てたんだ。この結果には大満足だ。僕が正しい道を行っていることの証明だ。トレーニングの結果が実りになっている。」
まだ22歳だし、何と言ってもプロ入り前はポリットやシャハマンより総合力は上だと言われていただけに、ここからですね。今日のTTは、ジュニア時代に世界チャンプになっているし、と書いているうちに、すでにスタートしてますね。
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ブーフマン、一応ドゥフィネというツール・ド・フランスを占うと言われるレースでポディウムに登りましたが、総合2位だったアダム・イエーツが発熱リタイアしたので繰り上がったというのがなんともなぁ。。。そう言えば
今年の春先のバスク一周でも、表彰式が終わった後に繰り上がりで総合3位になったことがありましたっけ 。あの時3位から転落したのは今回の総合優勝車のフルサンってのも、なにかの因縁か? 笑)
というわけで、今日は久しぶりに青田刈り。今年のU23のドイツチャンピオンになったのは19歳のレオン・ハインシュケという選手でした。サンウェブ・デヴェロップメントに所属していて、U23のドイツチャンプはこれで3年連続このチームから出ています。ちなみに去年一昨年は今年サンウェブのネオプロになったマックス・カンター。ハインシュケも来年か再来年には昇格でしょうかね?
このU23のレースは去年からドイツとスイスとルクセンブルクの3カ国合同で一斉スタートして、各国のトップでゴールした選手がそれぞれの国のチャンピオンになるというシステムで行われています。HPで結果を見ると、ルクセンブルク人選手は14人しか出走していませんからね。これじゃあロードレースにならないです。
1970~80年代はドイツ系のプロロード選手が今ほど多くなく、エリートの部でもほとんどがこの3カ国合同でレースをしていたものでした。たぶん北欧なんかもそうっだったんじゃないかと思うのですが。。。
だから、今年はハインシュケが2秒差で追走集団をかわしたんですが、2位と3位もドイツ人、そして4位にスイス人が入ったので、その4位のスイス人マウロ・シュミットがスイスチャンピオン、ルクセンブルクはだいぶ遅れて2分差でゴールしたケン・コンターという選手がルクセンブルクチャンピオンになりました。
まあ、レース展開とか戦術とかってどうなるんでしょうね? 先頭集団から遅れても、自国の選手がそこに入ってなければ、前を追うより、ライバルたちの様子を見ることになるだろうしね。ルクセンブルクチャンピオンになったコンターは、このレースでは25位ゴールでしたから、表彰式で大喜びというわけにはいかなかったんじゃないかと想像しますが。。。
ところで、HPの結果を見ると、U23のレースでも罰金を取られるんですね。審判の指示に従わなかったとして50スイスフランが選手個人に、チーム監督の場合は100フラン課せられています。これって個人が払うはずないよね。チームとして払うのでしょうか? そういう時のためにちゃんと予算に計上しているんですかね 笑)
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radsportnews.com の総括シリーズ、前々から書いているように、実際には順位づけされていて、ドイツ語圏の選手だけですが、1位から100位までカウントダウンで名前が挙げられています。ドイツ語圏なので、ドイツ、オーストリア、スイス、ルクセンブルクの選手が取り上げられます。
ルクセンブルクなんてルクセンブルク語とフランス語も公用語だけどね。スイスだってドイツ語使用人口は70%ぐらいだそうだけど、他にもフランス語やイタリア語、レト・ロマン語なんてのが公用語。細かいことをいえばイタリア北部の南チロル地方やベルギーのドイツと国境を接しているところはドイツ語が使われているそうだけど、こちらはこの総括シリーズの対象になってませんね。そういえばリヒテンシュタインもドイツ語圏だけど、この国出身の自転車選手って知りませんねぇ。
というわけで、前回紹介したデーゲンコルプは実はこのランクでは3位でした。と言っても、これまた前々から書いてきたように、このランクづけの根拠が今ひとつ納得いかないのですがね。フレーリンガーみたいな完全アシストの選手は100位までにランクインしないし、コンチネンタルチームの若い選手とかでも勝てば点数がつくシステムになっているので、100位のうち半分は知らない選手だったりします。
で、2位はルクセンブルクの怪童、否、元怪童ボブ・ユンゲルスでしたが、これはパスしていよいよ1位です 苦笑)それが、な、な、なんとアッカーマンでした。進撃の巨人のリバイやミカサじゃないよ 笑)ボーラのスプリンターのパスカル・アッカーマンでした。日本のファンの中でもこの名を知っている人は少数派でしょうね。
今シーズン3位以内に入ったのは19回、うち9回の優勝でその中でワールドツアーレースは6勝でした。春先のデ・パンヌ、スヘルデプレイスで2位になり、ツール・ド・ロマンディの最終ステージでプロ入り初勝利、その後もクリテリウム・ドゥフィネでステージ1勝したかと思ったら、ドイツナショナルチャンピオンになっちゃいました。スプリンター用のコースだと言われていたけど、デーゲとヴァルシャイトを下しての優勝だから、スプリンターの多いこの国でもトップスプリンターの一人とみなされるようになりました。
ドイツチャンピオンマイヨでツールに出場は叶わなかったけど、7月末のイギリスのプルデンシャルライドで優勝。そのまま次のポーランド一周でもステージ2勝と順調に勝利を重ねたんですが、地元ハンブルクのユーロアイではゴール2キロ手前で落車してしまいました。その影響か、すぐ後のツール・ド・ドイツはステージ2位が一つあっただけでしたが、1週間後のブリュッセルと翌日のGPフルミエで連勝し、さらにシーズン最後のツアー・オブ・広西で1勝を挙げました。
「こんなにうまくいくなんて思ってもいなかったし、一年でこんなに大きな飛躍ができたことにびっくりしてる。こんなにうまく言ったシーズンはなかった。考えていた目標は全てクリアできた。特にドイツチャンピオンマイヨで勝てたイギリスのプルデンシャルライドがもっとも大切な勝利だった。ワンデーのワールドツアーレースで初勝利だったからね。勝利は予期してなかったんだ。チームに大感謝だよ。気合が入っていたツール・ド・ドイツはなんとか1ステージ勝ちたかったんだけど、その直前のハンブルクでの落車の影響が少しあったね。」
来年はマヨルカチャレンジでスタートだそうです。そして予定ではジロに出場するとのこと。グランツールでのステージ優勝を叶えたいところでしょう。
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拙ブログではほとんど名前を出したことがないAG2Rのドイツ人選手、ニコ・デンツ。一昨々年のツール・ド・ラヴニールで一瞬(!)総合トップに立ったことがありましたが、どうもほとんど名前の出てこない選手でした。だけど、今年はちょっと目立ちましたね。しかし、この頭、もう少しなんとかしろよ!
ジロ・ディ・イタリアでは同じ24歳の神童マテイ・モホリッチと逃げを成功させて一騎打ち。残念ながら2位でしたが、シーズンもそろそろ終了という時のツール・ド・ヴァンデーでついにプロ初勝利を挙げました。
これ以外にも世界選では初の代表に選ばれたし、グラスゴウのヨーロッパ選手権ではゴール直前まで表彰台も可能なところにいたんですがね(9位)。
デンツの話。「今年はずっとポジティブなシーズンだったね。ようやく自分のポテンシャルを発揮して、しかも勝つこともできたんだから。世界選の代表も名誉なことだったし、独特の雰囲気だった。
ヨーロッパ選手権は最終周回までは僕としては最高の展開だった。最後の最後に落車で全部ぱあにしちゃったけど。
ヴァンデーの優勝は、本当のことを言うと、すでにシーズン終了の気分だったんだ。確かに世界選に合わせて練習していたから、それが残っていたんだけど。最後のレースでの勝利というのはいいモチベーションになるよ。
2019シーズンはクラシックでオリヴァー・ナーセンのためにより重要なアシストとして走り、彼の勝利を支えたい。また、ジロでも今年と同じように自由に走らせてもらえることを願っている。目標はまた優勝したいということと、もう一度世界戦のメンバーに選ばれたいということだ。」
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というわけで久々の総括シリーズ。ペストルベルガーは17年のジロの第一ステージで、ものすごい勝ち方しちゃったので、期待していたんですが、そういう意味ではパッとしなかったですね。
「残念だけど春のクラシックシーズンはまるで何もしなかったね。でもそのかわりにシーズン後半は自分のパフォーマンスを高めることができたと思っているよ。
春のクラシックシーズンが始まる前にジロのために準備を始めたんだ。去年のジロの再現を狙ったんだけど、自分の体の声に耳をすませることができなかった。プロとしてはやってはいけない初心者のミスだ。
チームの指導部と一緒にフォームを作り直すことからはじめなければならなかった。後から考えれば、正しい決断だったと思う。おかげで初めてのツール出場がかなったし、後半はうまく行ったよ。ツール直前のナショナル選手権で勝てて、オーストリアチャンピオンマイヨでツールに出場できたからね。
だけどアシストだったから日陰者の立場で目立つことはできなかった。このスポーツは複雑で、アシストの重要性はまだまだ認識不足だ。僕はエースをアシストするっていう大きな責任を負わされていたんだ。ワールドツアーレースでは小さなところが成功への大きな秘訣になっているんだ。
故国での世界選手権は生涯最初で最後の体験だった。自転車競技に追い風が吹いていると感じたよ。来年のヨークシャーでの世界戦には是非出たい。今年よりもずっと僕向きだと楽しみにしている。
来シーズンはまず春のクラシック、ついでツール出場を目指すよ。ボーラ・ハンスグローへチームとの契約は2020年まで決まっている。比較的小さいステージレースではエースを任されそうなんだ、楽しみだ。モニュメントではさすがにぺテル・サガンのアシストをすることになるけど。
目下の僕はまだ経験不足だし、責任を追いきれない。」
さて、17年のジロではステージ優勝だけでなく、オーストリア人初のマリア・ローザでしたからね。もう一度ああいう勝ち方を見たいものです。
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