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ゲシュケのツールツィート日記(21)

2020.09.21.14:43

サム・ベネット、ショーン・ケリー以来のアイルランド人のスプリント賞ですね。またポガチャルが総合、山岳、新人賞と3つの賞をとったということで、69年のメルクス以来と言われてます。まあ、69年は新人賞ってなかったからしょうがないけど、あればメルクスは4賞+チーム賞で全ての賞を獲得だったので、簡単に並べないで欲しいと思うところですが 笑)

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: パリはいつでも最高だ。ステージそのものは僕にはぴったりあつらえたと言うわけには行かなかったけどね。今年は観客がとても少なく、何か奇妙な感じだった。でもやり終えたんだ、素晴らしいよ。

CM: 君と君のチームとしては、どの程度の満足度?

ゲ: 残念ながらステージ優勝の目標には届かなかった。でもツールほど勝つのが難しいレースは他にはないからね。僕らはうまくアピールできたし、色々試してみたし、チャンスはだいたいつかめていたと思う。これ以上は無理だったね。

CM: 最後に簡単に。
1 このツールで最も素晴らしかった瞬間は?
2 この先きっと忘れられないことは?
3 今一番楽しみにしていることは?

ゲ: 1 最初のタフな一週間と風邪のあと、調子が戻って逃げに乗れた時。解放された気分だった。
2 山岳ポイントでマイナス2ポイントになり、スプリントポイントでマイナス6ポイントになったこと。
3 カロリー摂取のために朝食でお米やパスタを食べなくて済むこと。

CM: ありがとう、ジーモン! いつものように素敵な洞察と誠実な回答の日記に感謝だ。またね。

ゲ: 僕も嬉しかったよ。パリからオルヴォアール。願わくばまた来年。


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ゲシュケのツールツィート日記(20)

2020.09.20.12:05

昨夜は完全に寝不足がたたり、11時には眠ってしまって、今朝起きてびっくり。良くてもタイムを縮める程度でログリッチが盤石だろうと思っていたんですがねぇ。89年のフィニョンをひっくり返したレモンのTTを思い出しました。あの時はもっと距離が短いし平地だったから50秒差があればもう決まったと思っていたのですがね。今回も1分近い差だったけど、ログリッチの方が上りでポガチャルより調子が良さそうだったので、まさかの結果でした。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: 総合狙いの連中のラストシーンにちょっと言葉も出ないままだよ。なんというショッキングな結果だったね。僕自身のTTは可もなく不可もなし。平地部分ではあんまり良くなかったけど、上りでは少し良くなった感じ。ドイツのファンがたくさんいたおかげだね。ありがとう。

CM: 今日は何がどうなったのか、僕には相変わらずよく理解できてないんだ。コースの難易度はどのぐらいだったの? 今日のコースを速く走るためには何が大切だったんだい?

ゲ: コースはとっても強烈だった。特に山の前の所が。アスファルトの状態が抵抗があったし。今日は上位でゴールするという強い意志が必要だったね。1時間という非常に長いTTだったこともあるし。

CM: もうパリだけしか待っていない現時点での気持ちは?

ゲ: 例年通り、素晴らしいよ。まだシャンゼリゼの周回で苦しまなくてはならないけどね。今回はアフター・レース・パーテイがないのがちょっとだけ変な感じだろうけどね。

CM: 最後にもう一つ質問だ。コロナの年でパリへの移動はどうなってるの?

ゲ: ちょうど車に乗っている。でも30分で着く。僕としてはどこか、たとえばアルプスからパリまで飛行機で行く方がいいな。明日はやっとゆっくり寝坊できるね。

CM: ありがとう、ジーモン、パリを楽しんでね。


そういえば89年のときもレモンはADRという無名のチームで、対するフィニョンのスーパーUは強豪選手が目白押し。今回の図式とよく似てます。

しかし同じスロベニアという小国の出でワンツー。ちょっと思い浮かばないですねぇ。1950年ごろにキューブラーとコーブレットという二人のスイス人がどっちもツールの総合をとってますが、このふたりが今回のようにガチでツールの総合を争ったことはないし。。。

しかし去年のベルナル、今年のポガチャルと確実に世代交代が起こってます。


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ゲシュケのツールツィート日記(19)

2020.09.19.14:24

いやぁ、安原さん、酒入ってた? 笑)凄かったですねぇ、ある意味レース以上に 笑)

個人的にはこの人の次男と数年前知り合いだったんだけど、普通の大学生だったけどね。自転車はやめたと聞いたけど、どうしてるかなあ。

だけど、むちゃくちゃやなぁ。安原さんから質問してください、と振られて、質問ってここに書いてあるの読めばええんか? 笑) 他にも危ないこといっぱい言ってましたね 苦笑)

しかし、フィル・アンダーソンとかロバート・ミラーとかローナン・パンセックとか懐かしい選手がたくさん出てきて嬉しかったですわ。パンセックの髪型、テクノカットとか言って、市川選手もそんな髪型にしていたものでした 笑)

ところで中盤、64年のツールでルディ・アルティヒがスプリントで勝つ記録映像が出てましたが、オランダのヤンセンが総合優勝したと言ってましたが違いますね 笑) 64年はアンクティル最後の優勝の年です。4連覇、5勝目の年。ヤン・ヤンセンはメルクスの前年の68年でした。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: 全て300ワット以上で火のように燃えた。僕にとって今日はそれだけ酷かったってことだ。最後になってありがたいことに集団は「適度」なペースになったけど、そうじゃなかったら僕は終わってたね。フレフ【ファン・アーフェルマート】とマッテオ【トレンティン】が最後に素晴らしい瞬間を逸したのが残念だね。

CM: 最後はもう一つ別の「クラシックレース」が始まると思ってたかい?(僕らはTVの前で観てて面白かったけど)

ゲ: うん、僕らの計画ではそうなるはずだった。僕らとしては今日はスプリントゴールにしたくなかった。だから、すべてはうまく行ってたんだ。いずれにしてもその最後のためにふさわしい二人が前にいたんだけどね。

CM: 君がいう「燃えちゃった」というのを本気でとると、今のところ明日のTTは全開で行くのではなく、ハーフスロットルで行くことになるのかな?

ゲ: 今日の調子ではタイムオーバーだって気をつけなくちゃならないよ。でも明日は明日、スタートして様子を見るさ。でも今の時点ではハーフスロットルがいいかな。だって来週の日曜は世界選もあるんだからね。

CM: これまでも君の典型的な「まあ行ってみるさ」スタイルが大抵はうまくいってるよね。山岳ステージが終わったら、プロトンの中の雰囲気は変化があるのかい?

ゲ: 雰囲気はもう素晴らしい感じではないね。すべてがかなり穏やかになり、みんなそろそろ帰りたがっている。いずれにしても第一週にはプロトンの中はもっとリラックスして話をしていたね。今はもうみんなゆっくりしている。ほとんど終わったからね。

CM: パリでは美味しいビールが君たちの功績に報いてくれるね。ありがとう、ジーモン、うまく回復して、がんばってね。また明日。


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ゲシュケのツールツィート日記(18)

2020.09.18.10:22

何人かの方から教えてもらいましたが、一昨日の16ステージでセップン・クス (^o^) が一瞬逃げた理由は、他のライバルの対応を見るために逃げて見てくれとログリッチ本人が言ったそうです。うーむ、余裕ありすぎ。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: 今はこの緊張感を台無しにしたくない気分だ。でも、僕が逃げ集団に乗れるのはこのツールではこれで最後だったね。

CM: 明日は、【明後日の】TTで全力疾走できるように、力を温存しなければね。ところで今日もまたトップ15に入ったね。しかも最後はヴァウト【ファン・アールト】なみの強烈なスプリントを見せたじゃないか。まるで新たに最大出力が戻ってきたみたいだね?

ゲ: トップ15争いで勝つよりWvAにスプリントで負ける方がずっといいけどね。でもそれには、最後の山で燃料タンクが空っぽになっちゃってたからね。頂上1キロ前でポガチャルがアタックして、もうついていける選手はそんなにいなかった。

CM: 君の逃げグループは大きかったけど、分解するのも早かったね。イネオスの連中が強すぎるのは早めにわかったかい?

ゲ: 逃げはうまくいってた。ヒルシが山岳ポイントのあとそのまま行っちゃったのにはびっくりしたね。そこからイネオスの連中がクレバーに振る舞って、今日はいずれにしてもうまく連携されてしまった。今日はもう誰にもチャンスはなかったね。

CM: 明日は集団の中で「適度」なペースで比較的リラックスした1日を君のために祈っているよ。明日はマッテオ【トレンティン】がチャンスだね。ありがとう、うまく回復してね。また明日。


しかし、あとはTTだけとなりました。1分差、ほぼ決まりですかね。とはポガチャルがどれだけ詰めるか、ですね。ただ、広がりそうな気もするけど。


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ゲシュケのツールツィート日記(17)

2020.09.17.21:32

ゲシュケ、シャハマンとともに世界選手権のメンバーに選ばれたみたいです。すでに18ステージが始まってて、ゲシュケも第二逃げグループに混じっていますが、昨日のレースです 笑)

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: とても良かったとはまるで言えないね。ムッチャクチャきついステージだった。タイムアウトまで後11分でゴールに来たことってあんまりないな。

CM: うーん、それじゃあ新しいお気に入りの山にはならなかったね。

ゲ: とんでもない! 僕の好みから言えば10キロ長すぎ。だけど最後の急勾配は大変だったね。昨日のレースがあって、僕の足の調子はもう全くだめだったね。

CM: 願わくば、君がちょっとだけでも力を温存できていればいいけど。明日は多分最後の逃げグループのパーティーだろうからね。

ゲ: 確かにそうだね。だけど今日のレースで大きく力を温存するのは無理だった。明日はチームでいろんな計画を立てているよ。僕の燃料タンクにまだいくらか残ってることを祈るよ。

CM: 最後にもう一度ロズ峠に話を戻すよ。こういうモンスターマウンテンをコースに入れるのは良いことだと思うかい? それともこういうのはツールには不要かな?

ゲ: もうこういうのがツールの一部になってるんだろうね。ただ3日も続けてやる必要はないよ。もっと短い山岳コースでも大抵はたくさんのアタックがあるものだからね。

CM: ありがとう、ジーモン、うまく回復してね。山のシューズはもう脱いでいいよ、明日はCCCの仲間とまたうまくやってね。また明日。


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ゲシュケのツールツィート日記(16)

2020.09.16.09:41

スプリントのないケムナとしてはカルパスと一緒に行ったらまずいことはわかっていたでしょうけど、山頂直前にアタックして下りで差を広げるとは思いませんでした。登れてTTが強くて、だけどスプリントはないって、ブロェーキンクタイプかな。

今日はツィート日記の前に、まずゲシュケのrsnでのインタビューからご紹介。

ゲシュケの話。「5位は大満足だよ。想定外だった。僕がアタックした時にはすでに逃げグループができた後だったからね。僕らは1時間ぐらい後ろから追いかけなければならず、とっても力を使ったよ。これが最後の結果を考えるとちょっと残念。逃げ集団に追いついた時に、はっきりした。で、もし最初からこの集団にいたんだったら、と思ったよ。でも、最後の上りになるまでに少し回復したし、他の選手たちも疲れているのがわかった。レンナルトは友人だ。【サンウェブ時代に】ずっとチームメイトだったし、住んでいるフライブルクの町でも一緒にトレーニングしてきた。今日は逃げグループの中で彼に、今日は君にチャンスがあるぞと言ってたんだ。本当にやった。この前ドゥフィネで、そして今度はこのツールでステージ優勝したんだ、絶好調だよ。シャポーだね。」

というわけでツィート日記です。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: それはどうでもいいや。まず一つのことはは言っておかなくちゃ。つまりレンナルト・ケムナはムッチャクチャすごい奴だ。だから、僕の今日1日も良かったよ 笑)

CM: うん、本当に凄かったね、もう頭がどうかなりそうだよ。君も途中で逃げているときに、レンナルトが今日は怪物的に上りが調子良いのがわかったかい?

ゲ: 最後から2つ目の登りで彼は今日最も強い選手の一人だってことはわかった。それは間違いなくそう思えたね。勝利に相応しかったよ。聞いたところではドイツ人のステージ優勝は89回目だって?

CM: その数字は、まあ後で調べるとして、最初に君が言った「どうでもいいや」は絶対にそうじゃないよ。君だってまた5位に入って、調子の良さを示したじゃないか。君にとってもとても満足な1日だったんじゃない?

ゲ: うん、そうだね。残念ながら僕は本物の逃げグループに入れず、ずっと他の4人と追いかけなければならなかったから、随分疲れたよ。それなのに5位になったんだから大満足さ。トップ10は有名選手ばかりだからね。

CM: ところで思ったんだけど、こんなに頻繁に君は山岳ステージで前にいられたんだから、もし最初に君がペナルティでマイナスにされなかったら【これについては第2ステージ参照】、山岳ジャージも可能性があったんじゃない? それについてはどう考える?

ゲ: それは考えたことなかったなぁ。マイナスにされたのは2ポイントだから大して大きな差はないと思うよ。しかしここにはたくさんの強いクライマーが山岳ジャージを目指して走っているんだ。チャンスはほとんどないと思うよ。

CM: 明日はマイヨ・ジョーヌのチームがスピードアップするだろうね。君は今晩はワクワクしながら新たなお気に入りの山の夢を見るんだろうね 笑)

レース日記とすごいレースをありがとう、ジーモン! また明日。


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ゲシュケのツールツィート日記(2回目の休息日)

2020.09.15.21:22

やっと更新されましたが、まもなく16ステージの放送ですね。

CM: 今日の休息日はどうだった?

ゲシュケ: 9時過ぎにやっと目が覚めたから、今朝のストレスはわずかだったね。それから完璧にリラックスできたよ。いずれにせよ、昨日からはうまく回復することができた。

CM: 競技としては別にして、今回のツールは気に入っているかい? つまりホテルや移動などのことだけど。

ゲ: ASOはこれまでだっていつも良い対応だよ。これまでのところホテルはずっと良かったし、今年は飛行機移動がないのも良いね。無論交通規制は相変わらずされないから、僕らのホテル到着はいつも遅れるけどね。それ以外は文句はないな。

CM: 最終週のマップは確認したかい? どのステージが逃げに適しているんだろう?

ゲ: うん、残念ながらまだ決めてないけどね。でもTTは好きだしね 笑) だから一応パリ以外は全部と言っておこう。

CM: じゃあがんばれ!ありがとう、また明日。


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ゲシュケのツールツィート日記(15)

2020.09.14.22:13

いやあ、NTTのミヒャエル・ゴーグルは急斜面で蛇行して登ってましたね。1980年代後半、境川のレースで、ゴール前の1番の急坂で優勝した三浦キョンシーが蛇行しながら、しかも片手で太腿を押しながら(って分かりますかね?)登ってきたのでした。当時は前が39、後は24ぐらいだったと思いますからね。昨日の坂だと立ちゴケでしょうね。しかしユンボ、一時期のUSポスタルとかスカイのように、チームみんなが強いってのが驚きですわ。

さて、ゲシュケ、前半では逃げて逃げて、これはひょっとして15年のプラ・ルーの再現なるか、と思ったんですが、さすがに休息日前もあって、みすみす逃してくれませんでした。

というわけで、だいぶ疲れていたのでしょう、ようやくツィートが更新されました。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: 逃げに乗れればいつだって素敵さ。ただ残念ながら今日は最高の調子ではなかった。でも短い紐付きだったからね、ステージ勝利は遠かったよ。

CM: 君は本当に逃げの通算距離をどんどん溜め込んでるね。トーマス・デ・ヘントの羨ましがっているコメントを見たかい?

ゲ: まだ見てない。でもデ・ヘントのリスペクトを得るためにはまだまだ逃げ続けなきゃダメだね。

CM: 今は休息日はどれぐらい嬉しい? 10段階で表してよ。そして最も楽しみにしているのは何?

ゲ: 今日はもう完全に10だよ。明日はジェルを食べる必要がないのが嬉しいよ。それからもちろん「適度」なスピードのトレーニングも楽しみだ。

CM: それじゃあ最大限の休息をしてね。また明日。


デ・ヘントのコメントというのは、ボーラとCCCのおかげで第二カテゴリーの上りでぶっちぎられちまったというツィートですかね?




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ゲシュケのツールツィート日記(14)

2020.09.13.10:09

途中シャハマンがサガンを引っ張ってベネットをちぎって、まだまだ諦めてないっていうアピールでしたが、10キロ切ってからケムナが逃げた時はちょっとまたドキドキしました。でもあの距離ではねぇ。。。サガンの方もまだ40ポイント以上あるし、なかなか難しそうです。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: 全くだめ。第二カテゴリーの山からゴールまで、ほとんど頭打ち状態。昨日の影響があったね。

CM: うーむ、そもそも昨日の高ワット進撃のあと、今日は「適度」なペースというのが予定だったんじゃないの? しかし君たちはボーラと一緒になってそれをあっという間に覆してしまったね。ステージの前から予定していて、スプリンターたちをちぎってしまう準備をしていたの?

ゲ: そう。みんなボーラが今日は長い上りを使ってマイヨ・ヴェールにもう一度近づこうとするだろうと思っていた。僕ら、つまりフレフやマッテオにとっても、スプリンターがいなくなれば好都合だった。だから僕らもボーラに協力したわけ。

CM: もし君が昨日ステージ優勝を目指して戦ってなかったら、最後にはフレフやマッテオのスーパーアシストになっただろうね。だけど、上りの後、昨日のトップ10争いの疲れからたいしてアシストできないことがわかったというわけだね?

ゲ: そう山からは大体そうだね。上りでもう頭打ちになってゴールまで回復しないままだった。それでもフレフとマッテオが二人、ステージ勝利を狙って頑張ってくれた。今日は勝てなかったけど、残念だよ。

CM: 外部から見ていると、ツールは本当に面白い。毎日全開状態だ。でも、プロトンの中にいて見回すと、徐々に「コロナ休息中の活力」が消えていくんじゃないかい?

ゲ: そうそう。この間にすでに何人も挫折していった選手がいるし、最終週になればさらに多くの選手がリタイアしなければならなくなるだろうね。正直に言えば、8月1日からのトレーニングやレースが始まる前にコロナ休みの活力なんて感じたことなかったよ。

CM: ありがとう、ジーモン、明日もうまく走ってね。山の向こうには休息日が待っているよ。また明日。


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ゲシュケのツールツィート日記(13)

2020.09.12.11:30

うー、残念、残念、残念。拙ブログ贔屓のシャハマン、ケムナ、ゲシュケが逃げに乗って、メイン集団から7分以上離れた時点で、ここから優勝者が出るな、と期待し、シャハマンが単独で30秒以上リードした時点で、これは決まったなと思い、さらにマルチネスが追い始めた時にもケムナだけがついて行ったので、シャハマン、ケムナのワンツーも、と夢見たんですが 笑)

しかし、今年のツールで一番心拍数上がりました。ラストが想像以上に結構な激坂でした。上りスプリントは強いシャハマンでしたが、ちょっと坂の勾配がキツすぎ。スプリントのないケムナにとってはシャハマンが捕まるまで後ろにつくだけで動けなかったのが逆に仇になった感じでした。でも、シャハマンに追いついた瞬間にアタックしてもすぐやめちゃったから、結局ダメだったかなぁ。。。

しかし、ゲシュケも7位ゴールですからね。拙ブログ贔屓選手のうち3人がトップ10なのでよしとしましょう。

CM: 今日の君のストロングな1日はどうだった?

ゲシュケ: モチベーションが高まるね! 7位はコースと逃げた選手たちの強さを考えれば十分だ。それに何よりも、山岳ポイントで僕のポイントはもうマイナスではなくなったからね。小さな成果だけど2つもあったわけさ。

CM: 間違いなくすごいレースだったよ。おそらくレースが始まって1時間後にはもう君のパワーメーターはかなりの数値を示していたんじゃないかい? テレビで見ていても本当に凄そうだったよ。

ゲ: 確かにハードだった。僕のパワーメーターに関して言えば、いくつかの新記録を樹立したね。最初の1時間は5人のチームタイムトライアルみたいだった。

CM: 君たちの逃げグループはかなり強かったし、人数もいた。いくつかのチームは複数の選手がいた。ラストは戦術的にどう考えていたの?

ゲ: 後ろから追いついてくることはないだろうと分かっていた。ボーラとEFとアラフィリップだけ注視していたよ。レースが活性化した時、僕はすぐに自分のペースに切り替えたんだ。戦術って、そんなのなかったね。まさにそのままの力が出るレースだったよ。

CM: 最初から逃げていた君たち(アラフィリップ、ダン・マーチンと君)はレースの最初の段階で力をかなり使わなくてはならず、おかげで最後に力が残ってなかったと言えるのかな?

ゲ: もちろん僕らは最初に逃げるために大きな力を出した。でも最後にもう力が足りなかったことについては、それが原因とは思わないな。

CM: こんなすごいステージで、トップクラスの選手たちに対抗できたんだからね、この後のステージも楽しみだろうね?

ゲ: いずれにしても今日はもっと上位へ行きたかったね。しかし明日は、まずは今日の疲れを回復しなければならないだろうな。できればそのあとでもう一度チャンスがあるかも。今日のワット数値の分析表を添付しておくよ。

https://twitter.com/simongeschke/status/1304477952160288768/photo/1
【図を貼ることができないのでリンクを貼っておきます。上の図はトップパフォーマンスと書いてありますが、時間別の平均最大値なんでしょうか? 見方がよくわかりません。下の図はトレーニングレベルでの心拍数のパーセンテージでしょうか? 最近のパワーメーターは老人には意味不明。私が思いっきりもがくとどのぐらいのワット数になるんでしょうかねぇ。。。】

CM: Ok、明日は「適度」なペースでね。ジーモン、この日記と素晴らしいステージに感謝するよ。また明日。

総合はスロベニアの二人の争いになるんでしょうか? ログリッチは第三週までもつのか? 久々に20代前半のポガチャルが優勝とか?? ウルリッヒとかフィニョン以来ってことになるのかな? それはそれで見てみたいですね。(追記: と書いてアップして、よく考えたら去年のベルナルが20代前半の優勝でしたね。老人になると20年前のことはよ〜く覚えてるのに、昨日のことは忘れる、っていう典型的なパターンか 笑)


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ゲシュケのツールツィート日記(11)と(12)

2020.09.11.13:02

いやあ、マスクを外すとかなり残念!というヒルシでした 笑)インタビューで帽子を被りマスクをしていると、とても綺麗な大きな目をしていて、おお、なかなか美男じゃんと騙されます 笑)帽子を脱いでマスクを外すと、デヴィッド・リンチのデビュー作「イレイザーヘッド」みたいな消しゴム付き鉛筆頭で、ホームベースみたいな顔の輪郭。連れ合いと一緒に、惜しいねぇ、と大笑いしました。

さて、ゲシュケ、11ステージと12ステージほぼ同時にアップでした。まずは11ステージから。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: かなり問題なく終了したよ。いずれにしても、今週最後の簡単な1日を楽しく走れたね。

CM: 風邪の具合は?

ゲ: 今日の穏やかな日が僕にとってはよかった。今日はもうだいぶ回復しているよ。明日は100%回復しているといいな。

CM: しかし平地ステージで逃げグループが以前とは違ったよね?

ゲ: これは言っておきたいけど、僕が若っかった時代には、こういうステージではワイルドカードで出場できたチームはみんな逃げに乗ったもんだった。例えば、僕の最初のツールだった2009年のスキル【シマノ(当時のゲシュケのチーム)】がそうだった。多分ASOが【敢闘賞の】赤ゼッケンをより魅力的なものにしなければならないんじゃないかな。例えばもっと賞金額をあげるとか。

CM: 集団の中でもそんな話が出てるのかい? 例えば賞金額の提案のようなことが起こる可能性はどう思う?

ゲ: 時々そんな話も出るよ。特に誰も逃げなかったステージがあったからね。ひょっとしたらスーパー敢闘賞なんてのができて逃げグループで走った距離が最も多い選手が表彰されるとかね。いろんな可能性があると思うよ。

CM: ASOはきっと考えてるよ。レースのバランスを考えるはずだからね。
明日は金曜日からは100%で行けるように、集団は「適度」な回復ペースで行くんじゃないかと予想している。うまく回復してね、ありがとう、また明日。


続いて12ステージです。

CM: 今日はどうだった?

ゲ: 予想とは違ってたし、期待していたような成果も残念だけどなかった。

CM: 比較的大きな逃げが成功して逃げ切ると思っていた?

ゲ: そう、計画では最低でもフレフ【ファン・アーフェルマート】かマッテオ【トレンティン】が比較的大きな逃げグループに乗るはずだった。【中盤までは??】小さい逃げは許したくなかったのでつぶしに行った。結果はもちろんイメージしていたのとは違ってしまったけどね。

CM: フレフが小さな集団に入っても最後がキツすぎると思ったのかい? それとも攻撃的なチームが多すぎたのかい?

ゲ: 最後がどうなったかはわからないけど、フレフにとってキツすぎるラストではなかったと思う。まあしょうがないよ、ステージ勝利には足りないものがあったってことだ。ステージ勝利をするためには、フレフと、できればアシストが一人、少なくともアラフィリップのグループにいなければならなかったんだ。でも言った通りさ。僕もダメだった。

CM: 風邪はどうだった? 今日はいろいろ働いたよね、君の働きは今後の良い兆候と解釈してもいいかい?

ゲ: まだ100%とは言えないな。もしそうだったら逃げに乗ろうとしただろうね。でも良くなっていることは確かだから、多少の仕事はできたし、最後は力を温存した。

CM: うまく回復してね、ありがとう、また明日。


イヤイヤ走りのシャハマンが終盤の逃げに乗ってたから期待したけど、まあ、病み上がりですからねぇ。ボーラは怪我人ばかりでスタートしたって印象です。ミュールベルガーはやめちゃったしね。


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ゲシュケのツールツィート日記(10)

2020.09.09.21:13

サム・ベネット、ステージ優勝であんなにボロボロに泣いてるのってゲシュケの優勝以来ですかね 笑) しかしこれでもしこのままマイヨ・ヴェールってことになったらショーン・ケリー以来のアイルランド人となりますねぇ。

と、ここまでは昨日のゴール直後に書いてたんですが、今朝になってもゲシュケのツィートが更新されてなくて、お疲れなのかなと思っていたら3時間ほど前に更新されたようです。


CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: ストレス溜まったぁ。でも集団の中のぐちゃぐちゃの場所には介入しないで済んだよ。残念だけど今朝からちょっと風邪気味で、平地のステージで助かったと思っていたんだ。

CM: うわっ、ヤバイね。グランツールの間にそうなるとどうするんだい? たくさん眠って、あとはスピードが上がりすぎないことを願うこと以外にできることは?

ゲ: できることはもちろんそんなにない。すぐに吸入器を使って、明日はできるだけのんびり走るようにするよ。明日は「適度」なペースだと僕にとっては助かるね。

CM: それでは幸運を祈るよ。すぐに小さな逃げが(デ・ヘントなしで)決まって、ゆっくりと「適度」なペースで追いかけるようなステージだといいね。
お大事に、ジーもん、また明日。


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ゲシュケのツールツィート日記(休息日1)

2020.09.08.12:49

ツール期間中に行われているイタリア半島真ん中へん横断レース 笑)ティレノ〜アドリアティコで、ツールではイマイチなボーラチームのアッカーマンがものすごいスプリントで優勝しました。


ラスト300メートルではまだ先頭から50メートル以上後ろだったんじゃない? アシストのゼーリヒが振り向いて、「いない!」って踏むのをやめた残り200メートルぐらいでも20メートル以上離れてたでしょう。上空からの写真でも写ってないもんね。見事にスリップに入ったんでしょう。ガビリアは先頭で腰を上げて自転車を降ってるのに、アッカーマンの方は最後に投げるまでシッティングのままでしたからね。それとフェンスギリギリに突っ込む狂気の沙汰、この勇気がないとスプリンターじゃないんだろうなぁ。

CM: 今日の休息日はどうだった?

ゲシュケ: とっても快適だった。寝坊して「適度」なペースで一周サイクリングして、インタビューでベッドを離れる必要もなかった。

CM: 1週間が過ぎて、今回のコロナ禍のツールは君たち選手にとって例年とは違うのかい? ついでに「適度なペース」についてStrava のファイルでチェックして。

ゲ: 人間ってどんな処置にもあっという間に慣れてしまうもんなんだね。でもたくさんのことが僕ら選手にとっては利点でもある。メディアや客やスポンサー対応のストレスは少ないよ。これまではかなりいろんなことをしなければならない休息日っていうのが何度もあったからね。

CM: これまでのところで、君と君のチームにとって、あるいは一般的に、今回のツールを競技としてはどんな風に考えている? 時々「適度」(笑)なペースがあっても、パフォーマンスのレベルは本当に強度が高いような印象を受けるけど、どう?

ゲ: 競技としては他のどんなツールとも同じで、つまりレベルとしてはとんでもなく高いよ。先週としてはうまく進行していると言える。でも僕らにとってはステージ勝利を挙げなければ満足とは言えない。そして僕の場合だとスムーズに進んでいるとは言えないな。でもそのうちそうなることを願っているよ。

CM: 明日は山岳賞のない唯一のステージだね。君が楽しめることを願っているよ。
うまく休息してね、ありがとう、また明日。


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ゲシュケのツールツィート日記(9)

2020.09.07.10:53

ピレネーといえば霧。手元にあるピレネーの峠の写真集の表紙もこんな風に霧のかかった道です。
名称未設定

いやぁ、雰囲気よかったですね。しかし、ちょっと期待していたブーフマンはどうやらこれで終わってしまいました 残念)ボーラとしては今後はサガンのスプリント賞とステージ狙いにスイッチですかね。シャハマンとケムナのどっちかが勝たないかなぁ。。。

ところでマルク・ヒルシの後ろ姿が、上半身は結構な肩幅なのにお尻が小さいこと! この選手、前にも書いたように、エフェネプールがU19で無茶苦茶な勝ち方をした時のU23の優勝者でしたが、何しろエフェネプールがとんでもなかったから、ちょっと地味な印象でした。

ところで、昔の選手でヘルト・ヤン・トェニセというゴリラみたいな風貌の選手がいました。応援団がみんな作の惑星のTシャツを着ていたものでした 笑) その選手の体型が、やっぱり上半身は結構筋骨隆々っぽいのに、お尻が異常に小さく、足やたらと細く、日本人にはこんな体型の奴いないなと思ったものでした。
pdm_1989_17e-etappe-tour-de-france-alpe-dhuez_gert-jan-theunisse.jpg

後ろからの写真があるとわかりやすいんだけど、これでも腰の細さがわかるでしょう?

と、話が昔の選手の話に向かってしまいましたが、ゲシュケはどうしたでしょう。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: ふーっ、とてもハードだった。平地で逃げに乗ろうと何度もやってみたんだけど、その後山では必然的にムーンウォークをしてた。前へ行くと後退して。それでも僕は比較的満足している。ペテル・サガンが最近適切にも言ってたセリフの意味でね。「ファッキン・サイクリング」

CM: 君は20回のアタックについて行こうとし、自分からもアタックしたわけだけど、今こそ逃げグループが決まるに違いないって思う瞬間があるのかい?

ゲ: 後悔したくなかったんだよ。アタックを繰り返し、それでも逃げに乗れなければ、山ではついていけないのはわかっていたからね。それでも、総合狙いのチームが集団をコントロールするんじゃないかという希望を持って、山に行くまでは逃げられないかやってみたんだ。

CM: なぜそんなに長く逃げグループができなかったんだろう?【結局逃げが決まったのは60キロを過ぎた山の麓でした】 休息日前で、みんな入れ込みすぎだったのかな? それともツールの第一週のペースが「適度」(笑)でみんなまだまだ元気過ぎたのかな? 【「適度」なペースはこの前のやり取りでプロの「適度」なペースが素人にはとんでもないスピードだという話の延長です。】

ゲ: みんな入れ込み過ぎはあったね。それと追い風だった。だから一日中「適度」なペースだった。でも、こんな日はあるよ。昨日みたいに、しばしば最初のアタックが決まってしまう。かと思うと次の日は何時間もアタックするのに何も得られない。

CM: 休息日は10段階で言ってどのぐらい嬉しい? それから、今日の観客は思慮深さがあったかい?

ゲ: 8だな。(時々 笑)「適度」なペースだったけどTTがないハードな1週間だった。観客はOKさ。残念なのは、マスクをしてない人を何度か見たことかな。パリまで大きな事件が起きないことを願うだけだね。でも、僕はそんなこと起きないと確信しているけどね。

CM: ありがとう、ジーモン、休息日を楽しんでね。また明日。


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ゲシュケのツールツィート日記(8)

2020.09.06.10:55

フランス人のくせに末尾のsを両方発音するのね、ナンス・ペタース。狭くガードレールのない、いかにもピレネーらしい雰囲気満載のステージで、風景みてるだけでも楽しめました。

TVでは触れなかった?(聞いてなかっただけかも 苦笑)けど、71年にはマンテ峠でメルクスに大差をつけていた(大差をつけたのが、今回もゴールになったオルシエール・メルレット)ルイス・オカーニャが雨の中転倒、リタイアした峠として有名です。どこかにオカーニャ・カーブと名付けられ、記念プレートがつけられているコーナーがあるはずです。

と、書いてYouTubeを検索したら、TVでも放送されるツールの過去のエピソードがアップされてますね。これって昨日の放送で放映されなかったよね? 


転んだオカーニャに突っ込んだのがズーテメルク。当時のブレーキが雨になるといかに効かなかったかがよくわかります 笑)


CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: 逃げようとしたけど、僕にはどうもうまくいかなかった。でもイルヌール【ザカリン】を逃すことには成功した。残念ながらまたしても4位に「しか」なれなかったけど。それ以外は今日は典型的なピレネーだったね。別の言葉で言えば、きつかった。

CM: スタートの時は前から二列目で君たちが窺っているのが見えた。誰がいつ行くか、チームで話し合っていたの? それともその場で決めたの?

ゲ: ザクが最初のアタックで逃げに乗って、そのまま逃げが決まった。話し合いはしなかったよ。ヤン・ヒルト、イルヌール、そして僕が今日は逃げに乗ろうとしていた。イルヌールが逃げに乗ったから僕らとしては満足だよ。

CM: こうしたステージではどんなふうに体力を温存するの? 力の配分をどんなふうに考え、最終的には温存することができたのかい?

ゲ: もちろん、体力の温存はいつでも大切だ。でもそれをやりすぎてはダメ。3週間のレースでは温存だけを考えるのは避けなくてはならない。僕はいつでも限界まで有力選手たちについていこうと試み、ゴールまでは「気持ちの良い」トレーニングペースを少し超えたレベルで走るようにしている。

CM: 最後の山はとても多い(多すぎる)観客がいて、ほとんど距離を保っていなかったね。どう感じた?

ゲ: これぞ本物のツール、という気分だったね。組織委員会はこれを今年は望んでなかったんだろうけど。僕らとしては、休息日の【PCR】検査が全て陰性になることを願っているよ。いや、そうなると思うよ。だって【関係者の】ほとんどはマスクしているからね。

CM: それじゃあよく休んで、明日は逃げに乗れるよう願っているよ。ありがとうまた明日。休息日まであと1日だね。


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ゲシュケのツールツィート日記(7)

2020.09.05.10:54

しかし、これまでも何度も見た横風による分断。昨日も見事に決まりましたね。あれって、サム・ベネットが集団の後方にいるから横風区間でペースを上げろ、ってボーラの選手たち全員に無線連絡が入るんでしょうか。全員が集団の先頭でペースあげてましたからね。ケムナはほとんど20分に一回ぐらいのペースでボトルベストをつけてみんなに配ってましたね。ボーラの中で頭がフラフラ揺れるのがシャハマンですね 笑)なんか辛そうに見えるんだけどね。何度かこれに騙されました 笑)http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3721.html

しかし、サガン、右へ左へと進路を変え他の選手に体当たりして、最終的にはスピードダウンで諦めました。かつてのキレがないですねぇ。昨日のJスポの増田選手によれば、酒と美味しいものが大好きとのことですから、歳とともに身体のキレも落ちてきてるのかな 苦笑)

さて、ゲシュケもボーラの作戦にはまってしまったようです。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: 位置について、用意、横風。おかげで僕としては最大級に不愉快な1日だった。正直に言って、ボーラの行動が見えなかったんだ。だからサム・ベネットのグループに残されてしまった。

CM: でもそれほど酷くはないんじゃない?どっちにしても今日は君むきのコースではなかったでしょう?

ゲ: そう、その通りだよ。嵐の前の静けさを想定していた。山岳前の平地ステージは大抵静かなんだ。でも今日はすでに結構ハードだった。後ろにいてもそうだったよ。

CM: ふーん、後ろの集団でもハードなレースだったのか。明日の山では何人かは(特にスプリンターたちは)その影響が出ると思うかい?

ゲ: すでに今日影響が出てるんじゃないかな。メンタルでも今日はみんなにとってきつかったよ。でもそんなにすごい影響が出るとはおもわない。

CM: 明日のスタート地点でボーラの連中に会ったら、彼らの作戦を称えるかい? それとも次にああいうことをするなら事前に教えてくれと言うかい?

ゲ: ははは、事前通告してくれたら嬉しいよ。でもうちのチームにはマッテオ・トレンティンがいるからね。彼らはまたきっと僕らをびっくりさせようとするに違いないね。それと、今日のグルペットの中ですでにペスティ【ペストルベルガー】に作戦成功おめでとうと言っといたよ。教科書どうりの作戦だったね。

CM: 最後に、明日はピレネーに入るね。山岳ステージは楽しみかい?

ゲ: うん、特に最初の2日間は、すでに逃げグループに入ったかのような気分だよ。僕たちの見せ所だね。

CM: それじゃあよく休んで、山岳用シューズを準備してね。また明日。


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ゲシュケのツールツィート日記(6)

2020.09.04.12:18

いやあ、昨日は珍しく阪神対ヤクルトをTVで見てました。あ〜あ、能見もよくやったけど、そろそろ引退かな、なんて思ってたら、ヤクルトのマクガフ(そんな名前の犬種なかったっけ?)の見事な独り相撲(まあ、あれってサインプレーだったんだろうけど、見間違えたんだろうね)でした。いや、貴重なものを見ましたね。走者のいない塁に牽制したり、投球動作に入ってからボールを落としてボークというのは見たことがあるけどね。

そういえば、このところ隠し球とかツーランスクイズとか、笑うようなプレーって見なくなったような気がします。亡くなった野村がまだ現役時代に、9回ツーアウトランナー2、3塁でピッチャーが暴投、ところが野村はデッドボールだと言い張り取りに行かず、二人のランナーが帰ってきてサヨナラ、ゲーム終了後も延々と野村が審判に詰め寄っているのもプロ野球ニュースで見ましたっけ。あれ? 何の話や?? 笑)

さて、昨日のJスポ、お待ちかねの栗村Xサッシャ+増田選手。いや笑わせてもらいました。ゲシュケはどうだったでしょう。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: 今日は一日集団の中でフレフ【ファン・アーフェルマート】のステージ勝利とマイヨジョーヌ、あるいはそのどちらかを祈っていたよ。残念ながらどっちもダメだったけど、でも良い1日だった。

CM: 今日はフレフのために君たちはお膳立てしたの? それとも逃げグループのために何人かの選手をあらかじめ決めてあったの?

ゲ: 今日のコースにはフレフが僕らの切り札だったよ。彼だとマイヨジョーヌの可能性もあったしね。でも、平坦コースで始まるときは、逃げに乗れるかはちょっと運が必要だ。だから僕らは全員で逃げに乗れるように試みた。僕らのチームにとってはそういうステージはとても大切だからね。

CM: 逃げグループは強力だった。フレフはステージが始まる前は3分差しかなかった。今日はマイヨジョーヌは取れないことは早めにわかったの?

ゲ: すでに逃げが決まる前に、ミッチェルトンがずっと小さな逃げグループしか許そうとしないのがわかった。でもミッチェルトンに協力しようとするチームがいないのもわかった。だけどリードが6分以上になったら、それは許されないこともわかった。

CM: ルセット峠は結構不愉快な登り坂のように思えたけど、ここでレースを活性化させようとするチームが出てこなかったね。驚かなかったかい?

ゲ: うん、スピードが上がることを覚悟していた。だけどツールはまだ長いからね。みんなそれがわかってるんだよ。それにその後ゴールまでの上りはそんなに険しくなかったから。

CM: 最後に、調子はどう?ツールが始まった時より良くなった?

ゲ: ずっと良くなったよ。徐々に上がっている。第一週はまるでピークから遠かったけど、ありがたいことにツールは長いからね。

CM: ありがとう。よく休んでね。また明日。


というわけで、唐突ですが、阪神のボーアって芸人のクッキーに似てない? 笑)


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ゲシュケのツールツィート日記(5)

2020.09.03.10:57

いやあ、イノーが集団の中でドンだった頃は、今日はゴールまで集団で行くぞ、と彼がいうと、その通り誰も逃げようとしなかったそうですがね。

しかし、ファン・アールトかぁ。ちょっと上りのスプリントは強いですねぇ。スプリントロワイアルで勝てるようなスーパースプリンターだとは思えないけど。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: まあ言うなれば、今日なら君たちだってゴール前60キロまでならなんの問題もなく一緒に走ることができただろうね。それもジーンズとTシャツ姿で大丈夫だったと思うよ。僕の平均心拍数なんて113だったからね。

CM: 君たちの言う「適度なペース」は知ってるからね 笑)むしろ「ぶらぶら」していたっていう表現がいいんじゃない? 本当に誰も逃げを打とうとしなかったのかい?こんなことって、君の経験上あったかい?

ゲ: 「適度なペース」は誇張かもしれないね。ツールではこんなの経験したことないな。どのチームにもスプリンターがいるわけではないからね。でもスタートして5キロですでに、赤いゼッケン【敢闘賞】をみんな諦めたね。

CM: きっと君たちは時間を潰すために、いっぱい悪ふざけをしたんだろうね。集団の中では逃げについての議論は誰かしなかったの?(観客にとってはとても満足とは言えなかったと思うし、ツールらしくなかったと思うけど)

ゲ: 残念だと思ったけど、強制はできないよね。2009年のスキル・シマノ時代だったら、すぐにアタックしただろうけど。でも良かったよ。一人か二人で逃げたとしても、レースはやっぱりそんなに早くエキサイティングにはならなかっただろうと思うよ。どうしてだかわからないけど、今日はみんな休息したかったんだ。お喋りにはたっぷり時間があったよ。

CM: 最後はイネオスが前に出たけど横風でペースが抑えられたね。しかし集団が分裂することはなかった。集団を分断できるほどの風の強さではなかったの?それともむしろ「みんな一緒に行こう」ということだったの?

ゲ: そこまで考えていたわけではないと思うよ。イネオスチームはゴール近くなってレースが激しくなるといつでもエガン【ベルナル】を連れて前の方にいようとするからね。ちょっと試してはみたんじゃない?でも有力選手のうち誰もちぎることはできなかったね。

CM: なるほど。説明をありがとう。よく休んでね。また明日。


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ゲシュケのツールツィート日記(4)

2020.09.02.11:58

ログリッチが強いですねぇ。ポガチャルがいなければ、多分みんな数秒の差をつけられたでしょう。ポガチャルが間に入ったおかげで同タイムゴールになった感じでした。ブーフマンはどうも調子が今ひとつでした。全く動かず集団の後ろの方にいるな、と思っていたら、案の定ラスト離れました。9秒差。まだまだ序盤だけど、先行きはあまり明るくないかなぁ。。。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: 昨日よりは明らかに速かったしキツかった。またテレビでほどよい速さに見えなかったことを願うよ。

CM: (今回は君のいうこともよくわかるよ)一列棒状になっていたからね、かなりのペースなんだってのはテレビからもわかったよ。ところで、君は最初のところで逃げ集団に入ろうとしているように見えたけど?

ゲ: ははは、そう、僕は一緒に逃げようと思ったんだけど、今日はデケーニンクがコントロールしたがっているのがすぐにわかったからね。逃げグループに乗らなかったのはよかったよ。短い紐で繋がれた逃げ集団に入るのっていつだってイライラするもんだからね。

CM: 君は後ろで「彼らが猛スピードで行けば、それだけ早くゴールできる」と考えたのかい?それとも集団の後ろで、苦しく緊張させられたのかい?

ゲ: カーブや下りは嫌だったけど、ペースが速かったのは嬉しかったよ。これまでは晩ご飯がいつもかなり遅くなったんだ。でも今はもうマッサージを受けてるところだよ。すでに食事もしたからね。

CM: これから夜はどうするの? 例えば食後どのぐらいで眠るの? もし寝るのが遅くなったら朝はその分長く眠れるの?

ゲ: 食後すぐにスイッチを切るわけにはいかないよ。電話をしたりNetflix を見たりする。この何日かは寝るのは真夜中だった。朝は今のところ9時前に出ることはないからね。睡眠は十分取れてるよ。

CM: Netflix で何を見ているのかは別の機会に質問するよ。体調に気をつけてね。ありがとう、また明日。


「短い紐で繋がれた逃げ」でしたね。まあ、ポリットがスプリント賞を取ったりしたからよかったけど。ところで、Jスポーツではなぜかポリッツといってます。他の国の発音についてはコメント入れてたりする割に、ドイツ語という比較的規則性のある人の名前(シャフマンとかデゲンコルブとか)がいい加減なのはなぜなんですかね 笑)


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ゲシュケのツールツィート日記(3)

2020.09.01.21:51

相変わらずサガンはうまいですねぇ。今年も優勝なしでポイント賞ですかね? それに対してカレブ・ユアン、かつてのサガンみたいなアクロバチックな コース取りでした。イスラエルのマイヨが見てたので、おお、久しぶりにグライペルか、と思ったらホフシュテッター。rsnによると、グライペルは膝がスプリントに耐えられる状態ではないと出てますね。

CM: 今日はどうだった?

ゲシュケ: プロフィール上はかなりきついステージみたいに見えたけど、実際は今日はイージーだったよ。いや、十分なんだけどね。

CM: たんにイージーだったのかい?それともスプリンターチームがスタート前から今日はスプリントにしたいと考えてペースを上げさせないようにしたからそうなったのかい?

ゲ: みんなそう予想していたんだと思うよ。いつものように、第一週目は腹ぺこのスプリンターたちがたくさんいるからね。僕らのチームも、大集団でいくようにと言われたよ。他のチームもみんなそうだったんじゃないかな。

CM: ハードな2日間の後、今日はかなりリラックスした日だったね。でも明日は頂上ゴールだ。君はこういうレイアウトが好き? それともむしろ山岳は続いていた方がいい?

ゲ: 合間に一日穏やかな日があるのがいいけど、僕としてはあまり違いはないな。3つの山岳ステージ丸ごと、僕はいつでもうまくこなせるさ。

CM: 明日の予想についてだ。明日は最初の山岳ゴールだね。総合狙いの選手たちにとっては需要だろうけど、多分今年は逃げ屋にも重要だろうね。選手たちの半数は逃げに乗って存在をアピールしたいだろうからね。

ゲ: 昨日のステージの後、すでに多くの選手が大きく遅れているからね、チャンスだよ。つまり、クイックステップはマイヨ・ジョーヌを守るために逃げをつぶしに行く必要はないわけさ。明日はリアルスタートの前、審判者のバンパーの後ろでみんなさぞかしうずうずするだろうね。

CM: 前から三列目までは、リアルスタート1キロ前からもうハンドルの下を持ってるのかもね。ありがとう、ジーモン! 体調に気をつけて、明日も落車しないようにね。


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プロフィール

アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、クラシック音楽(特にバッハ)、友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎても困るが)。少し前から草食動物と化そうと「努力」しています。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとして、こちらにも通知されないまま、ゴミ箱に入れられてしまいます。これは管理ページで迷惑メールをチェックすれば見られるのですが、そんなところは滅多にチェックしないので、承認待ちの印が表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す

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