トニー・マルティン、拙ブログではずいぶんお世話になりました。パソコンで見ればわかるように自転車カテゴリーのサブカテにもなってて、280回も登場です。しかし、これでたぶんおしまいですね。引退です。8回のアルカンシェルとドイツ国内選手権では個人TTで10回の優勝。しかも最後の世界選手権で男女ミックスのチームTTリレーで優勝しての引退ですからね。
マルティンの話。「世界選手権でのミックスリレーのタイトルは今シーズンのハイライトでした。キャリアを終えるにあたって、特別な意味がありました。全体的に満足しているし、世界一のタイトルを8回も取ってキャリアを終えられるのは、パーフェクトと言えます。
ツール・ド・ロマンディやクリテリウム・ドゥ・ドーフィネのTTでは上位に入れなかったけど、ドイツ国内選手権では以前よりもライバルたちが力をつけてきていたから、それに勝てたことはとても嬉しいです。
一方で今シーズンは【パリ〜ニースでの】骨折や、すっかり有名になったツールでの集団落車【観客の女性が掲げたプラカードに激突】と、その後再び落車してのリタイアがあって、シーズン通して落車がなかったらよかったのですが。
今後については未定ですが、少なくとも自転車から自動車に乗り換えて監督になることは計画にありません。また年間200日も家を離れるなんて嫌です。家族との時間を大切にしたいと思ってます。」
一時期はツールでも単独で逃げきり優勝したりして、インドゥラインみたいに山岳の力をつければツールの優勝も可能だ、なんてドイツ国内では期待されたりもしましたが、まあ、それはマルティンの前のTTに強かったカンチェラーラなんかも言われていました。当たり前のことだけど、なかなか、そう簡単なものではないようです。
いずれにせよ、拙ブログ開始時からの選手がまた一人引退しました。時は容赦無く流れて行きます 涙)
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まあ、あることは知っていたけど、あまり関心なかったんですが 苦笑) 男女それぞれ3人ずつでのチームTTのリレー形式による種目、ミックス・リレー。
チームTTって昔プロとアマに分かれていた時にはアマチュアの部に、4人による100キロチームTTというのがあって(女子は50キロ)、これはできるだけ平坦で直線路25〜50キロを往復、または2往復するレースでした。日本の宇都宮での世界戦では高速道路を封鎖してやったはずです。
まあ上りも下りもほとんどないようなコースで、テクニカルなコーナーもない。当然のようにソ連とか東ドイツとかのガタイのでかい選手を揃えたチームが強かったと思います。宇都宮もどっちかが優勝でもう一方が2位だったと思います。
チームTTってただ淡々と写してたらあまり面白くないんですよ。グランツールでもときどき種目に入るけど、いつも思うんだけど、これって最後の数キロの選手の表情が絶対面白い。そこをバイクで並走して選手の顔をアップで写したら、絶対絵になるし良いと思うんですけどね。
チームのうちで一人は脱落していいので、かつての100キロだと3人目、今回のミックスリレーも2人目のゴールがタイムになります。だから一人脱落した後のプレッシャーはきっとものすごいものがあるでしょうね。そんな選手の顔をアップで並走しながら写したら絶対面白いと思うけどなぁ。
というわけで、今回のミックスリレー、男子はトニ・マルティン、ニキアス・アルント、マックス・ヴァルシャイトの三人、女子はリーザ・ブレンナウアー、リーザ・クライン、ミーケ・クレーガーの三人で、それぞれ22キロのコースを走り、二位のオランダに12秒差で優勝でした。
レースの展開としても面白かったようです。男子が先にスタートですが、男子だけだと、フィリッポ・ガンナ・エドゥアルト・アッフィーニ、マッテオ・ソブレロのイタリアチームが20秒近い差でトップタイム。ところが女子が失速して37秒差で3位に転落。
一方の女子はオランダが、男子が7位だったのを猛然と追い上げて女子の最高タイムを叩き出したんですが、結局男女ともに2位だったドイツが総合でトップになりました。
マルティンの話。「最高の結末です。そうでしょう? 金メダルを胸に自転車競技の舞台から降りるんです。夢見たいな話です。これ以上の結末を思いつきません。チーム全員、特に女性陣に感謝しなくてはなりません。今日は彼女たちは本当にすごかった。この一週間は本当に楽しかった。金メダルを取りたかったから、今夢が叶ったわけです。みんなでお祝いします。
自分のキャリアを終えるのに、いろんな想像ができますが、最も美しい終え方でしょう。いつもどうやって辞めたいかを考えてきましたが、チームがこんなことを可能にしてくれたことに感謝します。表彰台の上で「さよなら」できたこと、そしてファンの皆さんからも「さよなら」と言ってもらえたことは、とても誇らしく思います。
今はキャリアを終えることを悲しいとか寂しいとは感じていません。ただただ金メダルに満足しています。」
トニ・マルティン、8枚目のアルカンシェルです。最初のアルカンシェルは2011年9月23日、つまりほぼピッタリ10年前のことで、10年で円環が閉じたようだとも言われています。
拙ブログでもマルティンのサブカテが作ってあって、最初の頃から頻繁に登場していた選手でした。彼のセリフはちょっと硬めな、ク●真面目な雰囲気で紹介したのも思い出されます。
しかし、このところマルティンの話題と言えば、日本でも有名になっちゃったツールの観客による集団落車ぐらい 苦笑)でも、これでおしまいかと思うと、ちょっと寂しいものがあります。拙ブログとしてもずいぶん楽しませてもらいました。ありがとうとさようならを言いたいと思います。
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観客を訴えるとASOのプリュドムは言っているそうです。最初の落車の引き金になった「Allez Omi-Opi」プラカードを持った女性は事故後すぐいなくなってしまったそうで、果たして訴えることが可能かどうかわかりませんが。
マルティンの話。「そもそもあの時、レースは比較的リラックスした状態だったのです。私たちのチームはみんなで前に出ていました。私は右側にいたチームメイトのロベルト・ヘーシンクを追い越そうとしていました。彼女が手に何か持っているのはわかりましたが、そういうことはツールでは珍しくありません。ただ、ああいう状況では彼女が外側へ避けてくれなければなりません。そうでないと【内側へ入ってきたら】観客の左右を走ることになってしまいます。確かにあのファンが集団の方ではなくテレビカメラのバイクの方を向いていたことに気づきましたが、私には避けるスペースも反応する時間もありませんでした。」
しかしそのマルティンはツールが始まる前にこんなことも言っていました。「【UCIのスーパータックポジション禁止について】正直に言わせてもらいますが、やってるフリが多すぎます。安全対策がなされていることになるとは思えません。下り坂でトップチューブに座ってて落車した選手を寡聞にして見たことがありません。そんなことより、不必要な障害物のある安全性が確保されていないコースがまだまだたくさんあります。安全対策面ではまるで進歩していません。幸いにもこの何年かは、それによって大きな事故は起きてませんが、今後も、何も事故が起きないことを「願う」しかないのです。」
スーパータックについては僕自身は「格好悪い」という理由で禁止に賛成ですが 笑)、選手の立場からすれば、コースの安全性をもっと高めてくれということなのでしょう。今回の観客が原因となる落車も、そういう意味ではコースの問題だった、つまり避けることができる事故だったと言えるのでしょう。
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というわけで圧勝でしたね。トニー・マルティン、ドイツ選手権の連勝記録を9に伸ばし、10回目のドイツTTチャンピオンです。距離30.5キロ、かなりアップダウンのあるコースだったようですが、2位に55秒の差をつけました。
下馬評が高かったマックス・ヴァルシャイトは1分10秒遅れの3位。ニールス・ポリットは4位、ヨーナス・ルッチュは1分39秒遅れで6位に終わりました。2位と5位はコンチネンタル・チームの選手、ミゲル・ハイデマンとユスティン・ヴォルフでした。優勝したマルティン、やはりまだまだ、TTに合わせてくれば強いことは間違いないようです。
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過去世界選手権に3連覇を含む4勝、ドイツ選手権は2012年から19年まで(去年は中止)8連覇しているTTスペシャリストのトニー・マルティン。だけど、このところ国際的なTTでは2016年を最後に優勝がないんですよね。かつてはブログも頻繁に更新していて、拙ブログでもずいぶん紹介してきたんですが、このところすっかり追走集団の牽引機関車となっていて、ブログも更新なし。昔を知る者としてはやや寂しい気持ちもあります。
というわけで今回のサブカテゴリーは久しぶりのマルティンです。
今年のドイツ選手権のTTは、果たしてどうなるか? 以前はライバルと目される選手たちも、レース前に2位狙いを公言していたんですが、今年はライバルとなるヴァルシャイトがはっきりとは言わないものの、打倒マルティンを狙っていますね。
ヴァルシャイトの話。「自分がドイツ選手権のTTで優勝してもおかしくはないとおもってる。目標はあくまでもメダル獲得で、銅メダルでも取れれば満足だけど、タイトルを目指して走るよ。ただ、コースは僕向きではないね。平地部分が全くないんだ。30.5キロのコースで標高差400メートルだからね。ジロのあとのリカバリーはうまくできている。調子はいいと思ってる。僕にとってはトニーは倒すに値する男だよ。やっぱり、僕としては幻想は抱けない。でもね。レース前には順位はわからないからね。」
また2019年に準優勝だったポリットは、今年のTTはクリテリウム・ドウフィネの24位が最高とあまり良くないんですが、「政権交代」の可能性を語っています。
ポリットの話。「トニーは今年の各TTでパッとしないけど、ドイツ選手権では毎年強い。今年も最有力候補だろうけど、彼を破ることができるとしたら、それは誰か、ちょっとワクワクするよね。可能性があるのはジロのTTでよかったヴァルシャイトとか、ヨーナス・ルッチュ、あるいはドイツ選手権では表彰台の常連のヤッシャ・ジュッタリンあたりかな。【2019年に2位だった】僕は比較的リラックスしてるね。アルガルベ一周を除けば、僕の今年のTTの成績はあまり良くないからね。でも、絶対的な優勝候補はいないと思う。」
ヴァルシャイトは今年、UAE ツールでは7位、ジロではプロローグで8位、最終ステージのTTでは6位になっていて、一方のマルティンは順位を探すのも面倒 笑)
で、当のマルティンですが、rsn によるとドイツ選手権についてのインタビューに応じてくれなかったそうです。冒頭に書いたようにすっかり牽引役になっていて、TTでも上位に顔を出さなくなっているとはいえ、ステージレースのTTは、体力温存・回復に利用していると思えるマルティンです。ただ、もう36歳、果たして「政権交代」があるのかどうか。。。
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トニー・マルティン、今年はユンボ・ヴィスマへ移籍しました。主にアシストとして戦い、チームへの貢献度は高かったけど、個人的な成績という点では、内心かなり不満もあったんじゃないかと思うんですがね。ブエルタではエースのログリッチが優勝し、それに貢献したことは確かでしたが、自分は落車リタイアに終わったし、ツールでもチームTTの優勝に大きく貢献したとは言え、イネオスチームのルーク・ロウと喧嘩して失格になったりしてますからね。
「総括としては非常にポジティブと言えます。チームが提供してくれた環境は期待通りでした。自分のタイプを変えて、主にアシストに従事しました。そうは言っても、チームTTの時には原動力になれたし、チームの司令塔としての役割も果たせました。私にとっては新境地でしたがうまくいきました。チーム全体にとって今シーズンは大成功でした。とても満足しています。
他の選手をアシストする役割は、私の性格にも選手としてのタイプにも合っていたし、それは以前から変わっていません。前からチームのためにアシストしてきたし、スプリンターのお膳立てをしてきました。チームのキャプテンの勝利は私の勝利でもあるのです。ただし私自身の成績ということで言えば、ちょっと足りなかったですね。」
結果だけを見ると、ドイツナショナルチャンピオンは別にすると、今シーズンのTTでの優勝はゼロでした。特に世界選はブエルタでの落車の影響がモロに出た感じで9位止まりでした。
「シーズン後半の世界選がハイライトでした。私は順調に行っていたと思います。無論ブエルタでの落車があって、完全に遅れてしまいましたが。あれがなければメダルは取れたと思います。タイム的にはそれほど遅れをとってはいませんでしたから。だから来年の世界選が楽しみにもなります。報告によると概ね平地だということですから。
来年度の目標としてはツールに出場したいです。そしてうちのチームがマイヨー・ジョーヌを最後に獲得して、チームとして喜びたいです。今年は3位でしたから、実現の可能性もあるでしょう。しかしそれができたら本当に素晴らしいことでしょうね。」
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というニュースがrsnに出ていました。オリンピックのTTコースは55キロだけどとてもきついコースなのに対して、世界選は46キロでアップダウンもなだらかなコース。マルティンとしてはオリンピックで上位を目指すよりも世界選で5度目の世界チャンピオンを目指す方が良いと判断したようです。
ドイツは前回の世界選でマルティンがトップテンに入っているので、オリンピックのTTの出場枠は2名。これを誰にするかは個人ロードの出場選手との兼ね合いもあって難しそうです。というのは、オリンピックではTTに出場した二人も個人ロードの4人のメンバーに入れることになるからです。(前回リオではマルティンとゲシュケで、ゲシュケは思った以上の成績で13位に入りました)
オリンピックのコースから考えて、ドイツチームはブーフマンとシャハマンがエースになるでしょう。だけどシャハマンはともかく、ブーフマンがTTというのは如何なものか 笑) 可能性としてはポリットとケムナなんていうのもTTのメンツとしてはいいかもしれないけど、ポリットがオリンピックのコース向きかと言われるとかなり「?」です。
いっそTTは捨てて個人ロードのためのメンバーを選んでいくのか、それともTTも狙うのか。。。アブハチ取らずなんていう言葉が思い浮かびます 笑)
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現在U23の個人ロードをやってますが、又しても雨ですねぇ。。。
さて、トニー・マルティン、過去個人TTで4度世界チャンピオンになっているんですが、今回は個人TTでは9位に終わりました。まあ、このところドイツ国内ではトップを守っていますが、国際的なレースではかつての強さが見られなくなってますねぇ。。。
今回はブエルタで落車して顔面を24針も縫う怪我があって、優勝候補には入ってませんでしたが、3位のフィリッポ・ガンナとは30秒差。まあ、1時間以上走って30秒、カーブのコースを数回間違えるとこのぐらいの差は出そうです。ただ、優勝したローハン・デニスとは2分半、エフェネプールとは1分9秒の差はかなり大きいですね。34歳、もう世界チャンプ返り咲きは無理ですかねぇ。。。
「【3位までの】30秒はもう少し頑張れたかもしれないけど、金メダルまではもっとずっと差があったね。しかしこれは満足できる範囲だと思う。この何日かは私にとって最善のものとは言えなかった。ある程度までは来たけど、いつものパワーは欠けていた。コースの中盤でいくつかきつい登りがあって、それは確かに長くはなかったけど、スピードを落とさないために腰を上げて、平地より100ワット上げなければならなかった。今日の私にはそれが欠けていた。ポジティブなことが少しでもあれば満足できなければならない。でもね、4回も世界チャンピオンになると、トップテンの順位では満足できるものではないんだよ。」
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すでに火曜日からロードトレーニングを再開しているようです。
右目の上下に絆創膏で右手もかなりすごそうです。見た目はかなり酷そうですが、実際はそれほどでもないそうで、日曜日に世界選手権に新たに取り入れらた男女ミックスのチームTTリレーには参戦するということです。
この新しい種目、男3人のチームTTの後、女3人にリレーされ、総合タイムで優勝を決めるそうですが、ドイツとしては初種目でメダルの可能性があるとのことで、入れ込んでますね。
マルティンの話 「私のビアンキにまた乗っている。まだ痛いが、また路上に出られたのはいい気持ちだ。日曜の世界選までには回復していると思う。」
まあ、
ブエルタの19ステージで落車した後も、「世界選に出るのは問題ないと思う、そのぐらいの怪我だ」と言っていたものでしたが、見た目がすごかったからねぇ、どうなるんだろうと思いましたが。。。
なお、ミックスリレーのメンバーはまだ未発表ですが、マルティン個人は、ミックス、チームTT、個人TTの3つに出場を予定しているそうです。
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すっかりロコモティフ係になったようなマルティンですが、昨日のステージでの落車でリタイア。写真を見る限り、どうも大変そうです。右目の上をかなり縫ったようです。

ただ、骨折はなかったようです。でもヘルメットをかぶることができないような位置に大きな怪我を負ったようですね。そして世界選への参加は多分大丈夫だろうとのこと。
落車の状況はこんな感じだったようです。
https://twitter.com/39x28web/status/1172557385900199936よければ、下の各ボタンをポチッとお願いします(まあ、大した意味ないですので、ポチッとしなくても構いません。おまじないみたいなもんです 笑)

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このところドイツ国内はともかく国際的にはTTの力に陰りが見え始めたようなトニー・マルティン、ユンボ・フィスマに移籍と同時に取りざたされたのがTTスペシャリストからクラシックへの転向か?ということでしたが、もう一度TTを中心にレースプログラムを組むようです。マルティンのHPに19年シーズンの出場予定レースが書かれてますが、まず2月はじめのバレンシア一周でシーズンインし、UAEツールとティレノ〜アドリアティコと続きます。
例年だとこの後すぐベルギーの石畳クラシックを走るんですが、今年の予定はベルギーではなくバスク一周。そして4月の終わりにはツール・ド・ロマンディが予定されていますね。最大目標のツールまでに、あとはダンケルク4日間とZLMツールが入り、ドイツ選手権。
つまり今年のマルティンがツール前に走るワンデーレースはドイツ選手権だけ。結局この3年間ベルギーのクラシックに力量を見せることができなかったことで、今年はこうなったようです。
チームプレゼンテーションでのインタビューでは「私はTTで世界のトップに戻りたい。今年最大の目標はTTの世界チャンピオンである。それ以外はチームのアシストとして走る。特にスプリントエースのデュラン・フルーネヴェーヘンと総合エースのプリモス・ログリッチおよびステーヴン・クラウシュヴァイクのために走る」と名言してます。
ただなぁ、個人的には、TTからクラシックへ、カンチェラーラの後を追って欲しかったという気持ちが強いんですがねぇ。。。
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毎年 rsn でおこなっているドイツ語圏選手総括シリーズ、前にも書いているように、本当は今シーズンの成績によって順位をつけているんですが(拙ブログではこの順位のポイントに不満があるので無視していますが 笑)、例年トップ争いの常連だったトニー・マルティン、今年は rsn のつける順位では34位と散々です。
得意種目の個人TTを見ると、ドイツ選手権は7連覇で、国内では無敵ですが、ジロではローハン・デニスに遅れをとって2位。他のレースのTTの結果はこんな感じです。
アルガルベ一周 6位
ティレノ〜アドリアティコ 22位
ジロプロローグ 9位
世界選手権 7位
何しろツールの第8ステージで骨折リタイアしてしまったから、そのおかげで楽しみにしていたドイツツールもキャンセル。9月はじめのツアー・オブ・ブリテンで復帰して、やっと世界選に間に合ったという感じだったので、そこでの7位は上出来なんでしょうけど。。。
TT以外もクラシックではE3ハレルベケでの27位が最高で、ワンデーやステージでの得意の逃げ切り勝ちがありませんでした。
マルティンの話。「ジロの2位が今年の小さなハイライトだった。今シーズンの総括としてはぱっとしなかったと言える。残念だが大きな勝利がなかった。特にTTがうまくいかなかった。だけど世界選の7位は、それまでの状況を考えれば全然ダメというわけではない。チームを変えたことで全く始めからやり直して、新しい刺激をを期待している。昔の調子に戻って、いくつか成果を上げられるといいが。」
というわけで、半月ほど前には、TTスペシャリストとしての復活を目指すのか、それともクラシック狙いに方向転換するのかというのがニュースになっていたことがありましたが、どちらに向かうのかはロット・ユンボチームのミーティングで話し合うと言っていました。さて、ミーティングはあったんですかね? 個人的にはカンチェラーラのように、クラシックを狙って欲しいけど。。。

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いやはや、いろいろ忙しくてバタバタしているうちにジャパンカップも終わってしまいました。前日のクリテでデーゲが勝ったそうで、ドイツのニュースにも乗ってました。だいぶ喜んでますね。うーん、見たかった。この分だとサイタマも行けるかなぁ。。。前日友川カズキライブだし 笑)
というわけで拙ブログではだいぶ前に既報済みのニュースですが、正式発表になりましたね。
……
今日私は皆さんに大ニュースをお伝えする。私は来年と2020年、ロットNLユンボチームのために走ることになった。このオランダのチームで、私のこれまでのTTでの良い成績を継続するための条件を全て見つけることができた。逆にチームTTでは全力でチームをサポートするつもりだ。
この移籍はとても嬉しく思っている。このチームの有する理念に共感するし、この数年のチームの発展ぶりを感心してみていた。あらゆる領域でのプロフェッショナルな仕事ぶりに納得させられた。選手たちは一つになって走り、チーム関係者全員が選手たちが全力を発揮できるようにあらゆる細部に気を配っている。何より、TTに関しての彼らの取り組みが私を納得させた。このチームがTTに大きな力を注いでいることはよく知られている。私はこれまで同様、チームの一員として走り、エースを支えたいと思っている。もちろんTTでは自分の成績を狙っていきたい。
目下、私は中国にいる。現在のチームカチューシャ・アルペツィンのために最後のレースを走っているところだ。カチューシャにはとても感謝している。
……
うーん、16年に仲良しのキッテルがマルティンと同じクイック・ステップへ移籍して1年一緒に走ったと思ったら、マルティンはカチューシャへ。それを追うようにキッテルがカチューシャへ移籍したら、1年後にまたまたマルティンはロットNLユンボへ。となると、キッテルは来年はロットかな?

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とーとつですが、今年の5月から我が家には猫がいます。これが、保護猫なので笑っちゃうぐらい懐かない。しかもものすごいビビリ。ようやく、餌をくれてトイレ掃除をする私の連れ合いには少し慣れてきたかな(と言ってもまだ撫でさせてくれたりはしません)というところですが、私や子供達がちょっと動くと、慌ててケージに逃げ込みます 笑) 触らしてくれるのはいつのことやら。

以上、まるで関係ないですが、マルティンのブログです。(2018,10,5 追記 マルティンは猫顔だから多少のつながりがある、と教えてくださった方がいました 笑)
……
願っていた黄金の、あるいはせめて銅色の日は世界選手権ではやってこなかった。このコースで表彰台に登れるなんてかなり能天気な話だった。しかし、頑張る気持ちがないならスタートする意味もない。
明らかに登りでタイムロスした。登りの前と後はずっとベスト3のタイムだったのだ。これが、今回の世界戦で少しは慰めになることだ。私のやり方でもまだ戦える。日曜の個人ロードは出場しなかった。その代わりに明日はミュンスター・ジロに出る。毎年、シーズンの最後に地元のファンの前で走れるというのは全く特別な気持ちだ。そのあとはパリ〜ツールと中国へ行くことになっている。また報告する。
……
まだロットNLユンボへの移籍の話は出てこないですね。結局 rsn のニュース以外では全く見かけないけど、まあ、公式発表はまだということなんでしょうかね。 rsn は発表しちゃってよかったんでしょうかね?
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腱鞘炎は注射のあとだいぶ良くなってきて、もう自転車にも乗れるかな、というところなんですが、東京はずっと雨。まあ、無理してもしょうがないけど、一月以上乗らなかったのっていつ以来だろう?
というわけで期待したU23TTのケムナも、エリートTTのマルティンとシャハマンもあきまへんでした。マルティン以外はトップテンにも入れず。しかし、ローハン・デニスは今シーズン出場したTTは全部勝ってるんじゃない? まあ、調べてないけどそんな印象です。
それから、巷ではジュニアのTTで優勝したレムコ・エフェネプールという選手、24キロのコースで2位の選手に1分半の大差をつけて圧勝、まだ18歳だけどクイック・ステップと契約したそうです。本人は嫌がっているけど、メルクスの再来という声もあるとか。
さて、契約といえば、噂ではでてましたが、サインしたようです、マルティン。まだ本人のブログには載ってませんが、rsn の取材には答えたようで、来シーズンはロットNLユンボで走ることになりました。
rsn が世界戦試合会場で質問したところ、「契約にサインをした。でもチームがいつ移籍を公表するかは私は知らない」と苦笑いして言ったそうです。
マルティンももう33歳なんですねぇ。世界戦初出場で暫定トップになりニコニコしている顔が、後からスタートした選手たちに次々抜かれてどんどん泣きそうな顔に変化していったのは、もう10年も前だったんですねぇ。今回は病み上がりで7位。レース後のコメントはこんな感じです。
「失望はしていない。うん、してない。でも満足もしてない。目標はあくまでメダルだったから。しかし、今僕が出せるパフォーマンスは示せたと思う。山の感じも僕みたいなタイプに向いていた。だけど、山での能力はいくらか落ちていたかもしれないし、平地から山へのリズムの切り替えがうまくできなかった。聞くところでは来年の世界戦は平地だそうじゃないか。ちょっと楽しみだね。」
さて、今日はジュニアの個人ロードがありますね。数年後に出てくるかもしれない選手たちを、ちょっとだけでもチェックしておきましょうかね。

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というわけで、ツアー・オブ・ブリテン、ブエルタに気を取られてチェックをおろそかにしていたんですが、途中ニルス・ポリットが逃げて、スタナードにはちぎられたけど、2位になったりしたようです。来年は大いに期待できるんじゃないかなぁ。
で、マルティンのブログです。
……
この何日かのよい印象が、昨日のチームTTで実証された。ツアー・オブ・ブリテンのチームTTで3位になり、世界戦を見据えて自信をつけたいという目標を達成することができた。優勝まで20秒差。最後の6キロに限れば、ずっと登り気味で、4人になっていたため、お互いに多少待ちながら走ったので、あれ以上は無理だった。
……
最後のところは、個人TTだったらもっと行けたという意味でしょうかね。マルティンの個人マネージャーのイェルク・ヴェルナーも世界戦に出場すると明言したようです。
しかし脊椎骨折ってどんなものか知らないけど、ものすごい回復力ですねぇ。。。手首が痛くて自転車に乗れない身としてはあやかりたい。
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7月半ばにツールで脊椎骨折したんですよねぇ。なのにツアー・オブ・ブリテンに出場ですよ。大丈夫なのかなぁ?
私なんか8月の半ばに右手親指の付け根の腱鞘炎になってしまって、その痛みが全く取れず、自転車のブレーキパッドに手を置いているだけで痛いので、この半月全く自転車に乗れませんが。って、マルティンと比べるわけじゃないんですけどね 苦笑)
まずは9月4日のブログです。
……
3時間を300ワット。今日は本当にハードに走った。激しい戦いと、数多くのアタックの後、60キロほど過ぎて、逃げグループに入ることができた。残念ながら我々は最大でも1分の差をつけることはできなかった。しかし負荷をかけて試してみたかったのだ。それ以外にも、やってみなければわからない。最後まで逃げ切れることだってあるのだ。いずれにせよ、私はこの日のモーストアグレッシブライダーとして表彰された。長く休んだ後でちょっとしたモチベーションになった。
ゆっくりとだが、私は再びレースモードに入っている。最初の二つのステージはまだいくらか慎重だった。まだ落車の影響を感じられた。しかし今は再びサドルにのってて気持ちがいいと思えている。
この後の日々でワット数をもう一度極端にあげられることを願っている。何より木曜のチームTT が楽しみだ。ではまた。
……
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この間にいろんなことがあったようで、移籍が解禁になった途端に、プロ入り以来10年間ずっと、名称は変われど同じチームに所属していたジーモン・ゲシュケが移籍とか、同じように8年もロットにいたグライペルとそのカタパルトのジーベルクがチームを出て、しかも別々のチームへ行くとか色々なニュースが飛び交っていますが、さらにトニー・マルティンもロットNLへ移籍という噂も。
……
今日はみなさんに良いニュースと、あまり良くないニュースをお伝えする。最初の良いニュースは、私は再び自転車に乗って、またロードトレーニングを再開しても良いというお墨付きをもらったこと。治癒の状態は良い。そして最後に4日間にわたって、私はチームと契約しているミュンヘンのオステオパシー療法士のところで辛い療法を受けてきた。もちろん、さらに自分の安定性を鍛えるよう宿題も幾つかもらってきた。カムバックに向けて順調である。
さて、もう一つのあまり良くないニュースの方だ。私のカムバックは残念だが、少し先送りしなければならない。医者たちから、私はドイツツールの参戦をやめたほうが良いと忠告された。このレースに参加できないのはとても辛い。しかし私は大したやりとりもせずにそれを受け入れることにした。もう一度背中から落車して、さらに椎体だけでなくもっと怪我をしてしまったら元もこもなくなる。我々のような競技スポーツを行っているものは、多くのリスクを負わなければならないことは意識していなければならない。仕方がないのだ。もちろん誇張するつもりはない。私は自分自身と自分の身体のための責任だけではなく、私の家族に対する責任もある。ドイツツールに参加できたらとても嬉しかっただろうが、今はまず休養しなければならない。
……
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脊椎骨折って聞くと車椅子生活になっちゃうんじゃないの、と不安になります。落車直後からある程度予想していたぐらい胸部の痛みがひどかったようです。
……
残念だが私のツールは終わった。今日ゴール前17キロでの集団落車に巻き込まれたのだ。ハンドル越しに地面に投げ飛ばされ、頭から落下して唇をひどく切ったので、縫わなければならなくなった。しかし、これだけなら大した問題ではない。私は激しく背中を打ち付けて、すぐにそこが普通じゃないということに気がついた。すぐにものすごい痛みが襲ってきたからだ。ゴール地点でそのまま移動レントゲン車へ。しかし、この機械でははっきりしたことが言えなかったので、さらに病院へ行った。そして脊椎が骨折していることが判明した。私のツールが終わってしまったことで絶望している。しかしそれを受け入れなければならない。今は4週間は自転車に乗れない。というのは骨折部分が再び再生するまで振動は絶対に避けなければならないからだ。プロトンに残り2週間の無事を祈る。また戻ってくる。
……
ドイツ選手権のTTで復活宣言していたのになぁ。世界戦も間に合わないかなぁ。どこかで一発逃げに乗って見せ場を作るんじゃないかと期待していただけに、非常に残念です。今年のドイツ勢はパッとしませんねぇ。
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いやあ、始まってしまいましたね。今日はFBでネトウヨさんと議論。バカなことをしてるんじゃないよね 笑)ホント、無駄な時間だよ。最後はこの写真でおしまいにしました 笑)

……
私にとって10回目のツールがやってくる。恐ろしいぐらい早く時間が過ぎていく。。。しかし、私にとってこのレースの魅力は潰えることはない。沿道で何が起きるかは信じられないほどである。明日のスタートが待ち遠しい。私はすでに火曜からここに来ている。いつでもスタートできる体制だ。
今日は最初の二つのステージについて、私たちは話し合った。ゴールの登りは簡単ではない。コースとタイミングをよく知っておくことは非常に重要だ。特に最初のステージというのは経験上ナーバスになるものだ。何が起きるか、私たちが日々をどう追っていくか、焦らず待つしかない。私はイルヌールとマルセルのためにアシストの役割をしっかりとこなすつもりだ。しかしもちろん、チャンスを探しながらステージ勝利も狙っていきたい。ルーベのステージはもちろん狙えるステージの一つだ。覚えてるかい? しかし、まだ他にも可能性があるだろう。どこで私がアタックするかは君たちをびっくりさせたいと思っている。しかしそれはまたいつもの通り運も左右するものだ。うまい逃げグループに入り、なおかつ集団が僕らを許してくれなければならないから。
では、沿道で会いましょう。それができなければ、TVで楽しんでください。 トニー
……
というわけで、このブログとは別件でフランクフルターアルゲマイネ紙のインタビューにも答えているマルティン、フルームの件について怒ってます。
「これはスポーツ一般に対して恥ずかしいことだ。こんなことがあり得るなんて理解できない。どうしてこのケースで当該アスリートに対して出場禁止ができないのか、そして説明する時間があるなんておかしくないか?」
うーん、すでに書いたように、僕もなんか釈然としないんですけどね。
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