今回のコース、2015年と全く同じコースだったんですね。その時と比べても47秒もタイムが良かったそうです。もちろん風向きとかあるし、単純な比較はできないんでしょうけど。
インタビューでは「アスファルトが新しかったからワット数値が高めになった。それで時速が変わったのだろう。以前、世界チャンピオンになった時と同じワット値だった。今日みたいな日の後だと、ツールが個人TTで始まらないのが残念だと言いたくなる。」
自信回復のマルティンであります。
……
最近数ヶ月で私の最高のTTだった。再びドイツチャンピオンになれた。このタイトルを喜ぶだけでなく、それ以上に内容が嬉しい。最初から最後まで自分に強さを感じた。最後は何か出してゴールまで楽しみたいと思ったぐらいだ。走っている全時間、素晴らしい緊張感だった。ポジションが決まって、ワットの数値は計画通りだった。常に大たち440ワットで走るつもりだった。それは完璧にうまくいった。
トレーニングキャンプから戻ってからは、去年以上にこのタイトルに照準を定めてきた。しかしライバルたちがとても強く、このレースには絶好調で臨まなければ勝てなかっただろう。
コースは確かに非常に単純だったが、メンタルでは本当に気を使った。何しろ直線コースが長かったのだ。目標を失わないようにしながら、最後は着実に進むことを考えた。
明日のロードレースではうちのエースマルセルのために走る。無論全力を出してスプリントゴールに持ち込みたい。もちろんいろんなことが起きるだろう。ボーラやサンウェブのようなチームは数が多いし強烈だし、オプションもたくさんある。私たちカチューシャは五人で、どんなことが起きても対処できるようにしておきたい。もしマルセルが頂点に立てたら、いうまでもなく素晴らしいことだろう。彼の準備も怠りない。
……
さて、今日はドイツナショナル選手権、ボーラは何があっても逃げを成功させたいところでしょうし、デーゲの調子がどうなのかもきになるところです。どっかでライブストリームやってないかなぁ。フランス選手権はあるようだけど。。。
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予告とは違ってだいぶ待たされましたが、デーゲツールに出場決定です。調子が上がってるのかどうかよくわからなかったのですが、上がっていない選手を選ぶはずはないから、期待しましょう。
で、TTのドイツナショナル選手権、トニー・マルティンが7連覇(8勝目)です。このところTTでは勝ててないマルティン、ドイツ国内だと無敵ですね。45キロのコースを51分23秒、2位は1分2秒差でヤッシャ・ジュッターリン、3位が1分半強の差でスプリンターのニキアス・アルントで、4位にシャハマンが、5位にはポリットが入りました。
マルティンの話。「非常に緊張して臨んだ。去年は非常に僅差だったし、今年もどうなるかわからなかった。ジロの後は2週間休息して、その後の2週間はこの日のために集中してトレーニングしてきた。レース中、自分のワット数値が3年前より良いことに気がついた。【周回コースの】最初の1周を終えて、昔のわたしが戻ってきたと思った。今シーズンはまだ勝利がなかったし、ライバルたちも非常に強かっただけに、このタイトルは特別なものだ。」
調子が戻ってきたのなら、ツールのTTにも期待できますね。
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というわけで、たった今、ブログ更新されました。TTを走れば優勝というのはもう難しいんでしょうかね?
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とうとう再び大きなTTでトップクラスの成績を出すことができた。確かにあれだけ長い間ホットシートに座っていたのに、最後にスタートした選手たちの一人によってタイムを逆転されたのは悔しい。しかし、もちろんデニスとデュムランは私の優勝候補リストにも入っていた。それ以外にも、スタートリストにはトップTTスペシャリストたちがいた。だから私は自分の成績に満足している。長いTTで再び上位で走れた。これは私を楽観的にするし、これをもとにしてトレーニングを積んでいきたい。
これまでのところ、総合的にはジロをうまく走れている。調子は良い。私の計画は逃げ集団に入ることだったし、今もそうだ。何度かそれはうまくいった。もちろん今回は基本的なスピードがどうかしていると思うほど高い。だから逃げにはちょっと不利だ。それは結果にも現れている。逃げが決まるのはほとんど不可能だ。しかしこれをさらに試みてみたい。まずは長い山岳を耐えなければならない。それから、ひょっとしたら私たちにもローマでもう一度チャンスがあるかもしれない。
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なんだか連休の忙しさ 笑)に紛れて、いつの間にかジロが始まっていました。マルティンはジロに参戦。しょっぱなの個人TTは9位に終わりました。去年あたりからドイツ国内以外ではTTで勝てないですねぇ。
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イェルサレムでのジロのスタートの舞台は素晴らしかった。そして自分の結果にも十分満足している。私はジロの始まりの、10キロ足らずの比較的短いステージに絶対的な目標を定めていたわけではない。私が準備してきたのは、むしろ、もっと後できちんと走れるようになることだ。だから9位という結果も全く問題ない。それに私たちのチームはトップテンに三人入ったのだから。これは、今後のレースに大いに自信になる。コースはかなりテクニカルで、リズムが取りづらく、カーブも多く、軽く登っていた。しかし、とても楽しめた。三大ツールの一つの初日はいつでもちょっと特別だ。イスラエルでのこの後のレースもかなり楽しみである。
……
マルティンとしてはどこかで逃げ切り勝ちを狙っているということなんでしょうか? それとも、TTの力が落ちた分、ひょっとして減量に励み、総合狙いのステージレーサーに体質改善しているとか。まあ、一時期そんなことも言われたことがありましたが、長い登りは体重を減らした程度ではトップクラスにはなれないでしょうし、この前の石畳クラシックにも積極的になっているみたいだし、やっぱり逃げ屋としてやっていこうということなんでしょうか?
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一昨日アップしようと思ってたのに、つい興奮して忘れてましたわ 笑) だいぶタイムラグがありますが、2月18日に終わったアルガルベ一周の報告です。
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私のパフォーマンスには満足しているが、結果についてはそうはいかない。アルガルベでは正直に言えば、もう少しできると思っていた。もちろん私は今年はスローペースで準備トレーニングをした。ルーベまで、そしてジロまで調子を保たせなければならないからだ。スローペースと言っても、乗り込み距離を少なくするのではなく、トレーニングの強度の点でなのだが。無論そのことはわかっていた。そして結果が出てないとは言っても、このステージレースは私にとっては、現在の私の状態を知る上で重要だった。これに基づいて、今再び戻ってきたマジョルカ島で、次の課題のために一層ハードなトレーニングを積み上げていくつもりだ。
……
今年もパリ〜ルーベに出るんですね。ジロの方は去年は出てなかったよね?? ジロに出てツールにも出るのでしょうか、それとも今年はジロだけ? 何れにしてもアルガルベのTTステージは20キロで6位どまりでした。シュテファン・キュングにも負けてるから、それほど登りではなかったと思われます。うーむ、去年あたりからTTのずば抜けた強さが陰りを見せているような気がしますが。。。

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バタバタしてて、チェックしてなかったら、マルティンのブログが2回も更新されてました。
まず2月9日の日付です。
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トレーニングの時間は終了だ。明日、ついにまた始まる。ムルシア一周と日曜のクラシカ・デ・アルメリアで、水曜から始まるアルガルベ一周できちんと走れるように、レースのリズムを見つけることが大切だ。
ここまでの準備には大変満足している。素晴らしい冬を過ごし、最高のトレーニングを積んで、体調を悪くすることもなかった。調子はとてもいいと感じている。しかしそれはレースを走ってみて初めて、本当にそうだったかがわかるのだ。何れにしてもスタートが待ち遠しい。
……
というわけで準備レース2つはどちらも完走というところでした。続いて、アルガルベが始まってます。
……
本当にハードな始まりだった。ゴールするまで全力を出した。40人がリタイアだ。トイレタイムもなかった。5時間ハンドルの下を持っていた。ムルシア一周では最終的にタイムリミットで走れたのはわずかだった。私は26位だったが、本当にハードだった。日曜のアルメリアではいくらか穏やかなレースだった。私としてはむしろ逆であって欲しかった。つまり、平地のレースで始まって、それからアップダウンのあるレースが良かった。しかし、うまく走れてとても満足しているし、スペインを超えて【ポルトガルの】アルガルベへ向かうコースをとるのを後悔していない。
というわけで、今私はポルトガルにいる。車で7時間走って、ここにも慣れるだろう。それから水曜日には今シーズン最初の本気のテストが始まる。つまり、何よりもTTがセッティングされているのだ。このステージレースではかつて勝ったことがある。だから私としてjはこのレースとこの素晴らしい地域に親近感がある。
……
と気合十分だったマルティンですが、アルガルベの第3ステージの個人TT、ダメでしたね。20キロほどのコースでゲラント・トーマスに遅れること27秒の6位。去年もTTではほとんど勝てなかったし、このところTTの力に陰りが見えてますね。その分、逃げに力を入れて、ソロアタックで逃げ切るようなレースを見せてくれれがいいという気もするんですけどね。

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マルティンはマジョルカでのトレーニングを終えて、オーストリア南部のアルプス山地で休養中のようです。
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マヨルカ島の穏やかな気候の後、今、冬のパラダイス、オーバーグルクルで休養を取っている。休んでいる時も高地効果を生かそうというわけだ。リラックスしながら、身体の方には刺激を与えている。もちろんローラー台も持ってきてはいるが、まずは選手間でよく言う言い方を使えば、何よりいくらかここで空気を送り込みたい。それからシーズンスタートのムルシアヘ乗り込むつもりだ。
これまでのところ、ここは完璧な天候だ。陽が出ているが、温度は0度から5度の間。散歩には理想的だ。もう随分長い間冬山には来てなかったが、素晴らしい。パノラマ風景は最高だ。3000メートル級のたくさんの山に囲まれた地域で、ここでは毎年エッツタールサイクルマラソンが行われる。参加するなら2月1日から申し込める。いつか、引退した後で、私もこの催し物に参加することを夢見ている。きっと楽しいだろう。もっとも、この高度を登れるならば、だが。
……
エッツタールサイクルマラソンは240キロ弱で2000メートル以上の峠を3つ越え、標高差は5500メートル以上という無茶苦茶なサイクルマラソン。去年からは日にちを変えてプロの部も開催されるようになったみたいですが、基本ホビーサイクリストのためのもので、毎年1万人がスタートし、3〜4000人が完走しているようです。YouTube で Ötztaler Radmarathon で検索するといっぱいアップされてますが、8時間以上、定点カメラという映像もあったりして、誰が見るんだ、こんなの?

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うーん、アルペツィンのマイヨ、ビミョーに青みがかった肩の下、真っ赤なラインが入って、あとは早稲田カラーみたいな暗い赤の腹から下、という変な色合いです 笑) プロトンの中で見分けやすいかもしれませんが。。。。苦笑)

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この写真を見たら、羨ましいと思われるかもしれない。その通りだ。マヨルカ島の天気はこの3週間、私が以前から知っている天気そのものだった。穏やかな気温と太陽。この何年かはマヨルカへ来るのはちょっとリスクがあった。しばしば雨が降ったし、温度もあまり快適ではなかったのだ。しかし、今は改めてこの地に対する愛情が燃え上がっている。
理想的なトレーニングができた。チームと一緒にかなり集中してやった。チームTTのシミュレーションをし、みんなでパルマのバンクでポジションの練習をした。私は僅かな修正を試みたが、これはほとんど説明する必要もない程度のものだ。また、オークレーの新しいヘルメットもテストしてみたが、これにはとても良い印象を持った。
こうして、私の新年のスタートは大いに期待できるものになった。
……

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このところフルーム騒動で派手に批判して、いろいろ目立っているマルティンですが、今回はクリスマスです。
ドイツ人ってクリスマスが大好きで、何しろ12月に入るとアドベントカレンダーを毎日開け、クリスマスリースにろうそくを4本立てて日曜ごとにお祝いして、シュトーレンというお菓子は12月に入ると、毎日少しずつ薄く切って食べて、クリスマス当日に食べ終わるようにするとか、ほとんど12月は毎日クリスマス。で、25日が終わると、26日(あ、今日だ)は第二クリスマスと言って、まだクリスマス気分なんですね。
……
3075.13ユーロ(40万円ぐらいですかね)! 地元エアフルトのアルバート・シュヴァイツァー子供の村に寄付してくださった方々すべてに感謝します。去年に比べても200ユーロも多い額になった。素晴らしいことだ。もちろん、全額が子供たちに届くようにする。
このところ、うまくトレーニングできた。マジョルカの天気は最高だった。しかし数日前に私は帰宅した。クリスマスをみんなで一緒に過ごすためだ。クリスマスの日は静かにお祝いをし、第二クリスマスは私たちの娘と一緒に楽しむつもりだ。しかし、今年は娘も自分のプレゼントを開けることができるようになったから、きっと去年よりずっと生き生きとしたクリスマスになるだろう。去年はまだ小さくて、クリスマスツリーの灯りもクリスマスの魔法の恩恵も、よく分からないでいた。
みなさんにも、素敵なお祭りと愛する人たちとのリラックスした時間を願っている。 トニー。
……
マルティンの娘は去年の12月初めに生まれたんでした。今年は1歳になったから、いろいろ物事が分かりかけ始めているところでしょうね。

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というわけで、日本でも一週間ほど前から話題になっているクリストファー・フルーム問題、例によってマルティンは辛口です。
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私は本当に腹を立てている。クリストファー・フルームの事件では完全に二種類の基準が用いられている。他の選手なら陽性の検査が出ればすぐに出場停止である。だが、UCIは彼と彼のチームには弁明の時間を与えた。最近の同様のケースで、寡聞にも私はこういう例を知らない。本来世界選手権には絶対に出られなかったはずなのだ。これはスキャンダルである。
私も、そして一般的に見ても、印象は、背後にインチキがあって、このケースから彼をどうすくいだすかを検討しようという話し合いがあるに違いないと思ってしまう。彼も彼のチームも、このような特別扱いが嬉しいのだろうか?
このようなやり方は、私やマルセル・キッテルのようにアンチ・ドーピングの戦いを進めてきた選手たちをあざ笑うような一撃である。我々に対する信頼、我々の偉大なスポーツが危機にさらされている。我々は首尾一貫した透明な手続気をUCIの側に求める。今起きていることは一貫性がなく、不透明で、非プロフェッショナルかつフェアではない。
……
と、これがフルームの事件が出てきた12月13日のブログでした。これに対して、やはり反響が大きかったのでしょうね。数日前に新たにブログ更新されました。
……
私のクリス・フルーム事件へのコメントは非常に大きな反響を呼んだ。UCIの代表者までが私に電話してきて、今回の事件がどう扱われているか、詳しく事情を説明してくれた。UCIはこの事件では規則通りに扱っていて、クリス・フルームを特別扱いなどしていない、というものだった。今回のような違反行為の場合は、規則によれば、選手は誰でも弁明の機会が与えられるのだそうである。基準値のオーバーが自然な理由と推定される場合にあたるそうだ。
なるほど、しかしそれでも私は相変わらず非常に腹が立っている。私たちの競技に、アンチドーピングの戦いと私たちへの信頼性にダメージを与えかねない事件が起きたのだ。これまでも行ってきたように、私はさらに今後もアンチドーピングの戦いにおいては強い気持ちで臨みたいし、100%クリーンなスポーツの代表者であり続けたいと思っている。
……
まあ、UCIはアームストロング事件でいっぱい前科がありますからね。
コンタドールのクレンブテロール問題の時も、拙ブログでも強く批判したように、明らかなダブルスタンダードがありましたから。フルームの場合どうなるかはわかりませんが。

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まあ、パッとしませんでしたかね。春先のバレンシア一周でステージ一勝とドイツ選手権の個人TTの勝利だけに終わりました。
得意のTTでは2位が3回もあったし、ツールのTTステージは2回とも4位どまりでした。TTが以前のように勝てなくなりましたね。その分山岳が強くなったとか、そういうこともなさそうだし。。。
5年ぐらい前はツールでも総合で40位ぐらいになり、山をこなせるようになれば総合争いにも加われるのではないかと噂された時期もあったんですがねぇ。もうそれはありえないな。
「順位だけを見れば今シーズンはがっかりである。特に地元ドイツのツールの最初のステージで優勝してマイヨ・ジョーヌを着るのを一番の目標にしていたから残念だった。あの時の雰囲気は最高で、ドイツ自転車界にとっては最大級の注目度だった。過去のドイツ自転車界のアンチ・ドーピングの姿勢が評価された瞬間だった。若い世代にとっても大きな刺激になったはずだ。
世界戦がコース的に向いてないことはわかっていたけど、その前のチームTTが悔しい。国内選手権以外のTTで一つも勝てなかったのは、プロ入り初だ。その原因はいろんなものが重なっている。ライバルたちが強くなったこともある。私が常に100%を出し切れなかったこともある。そして残念なことにどんどんと古典的な平地や軽いアップダウンの長いTTが少なくなっていることもある。
来シーズンはクラシックで上位に入ること、グランツールのステージ勝利、そして特にTTでうまく走りたい。【アレクサンダー・クリストフが移籍するから】クラシックの、特にパリ〜ルーベみたいな石畳のレースで新たなチャンスに恵まれるかもしれない。こういうクラシックでも自分がうまく走れる選手なのだと証明したい。」

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マルティンのブログが少し前に更新されていたようで、すでに
キッテルの方は同じテーマの話をご紹介しましたが、こちらは見逃してました。
……
なんという自転車の祭りだ!ミュンスターラント・ジロではファンの皆さんが雰囲気をものすごく盛り上げてくれた。私はスタート直後のほぼゼロキロから逃げグループに入って楽しませてもらった。残念ながらゴール20キロ手前で捕まってしまったが、私は十分満足である。残念ながら風が強くて、これ以上前で頑張ることができなかった。しかし調子はとてもいいし、その状態でシーズンオフに入れるのが嬉しい。それ以外にもチームとして、地元であまりプレッシャーを感じたくなかった。だから、私が逃げグループに入れて、アピールできたことはとても良かった。私たちが注目の的になることは最初から分かっていた。【私が逃げに入ったから】他のチームが追走集団を組織しなければならなかった。
今は私はオフに入った。シーズンを終えるにあたって素晴らしいレースだったと思う。休暇はスペインのカナリア諸島のテネリフェ島へ行く予定だ。でも、ちょっとだけエアフルトに帰って昔の友達たちに会うことも予定している。
何か近況報告すべきことがあればまた報告する。ファンのみんなのおかげで素晴らしいシーズンだった。みんなのサポートに感謝する。
……
まあ、これで日本へ来る選手以外はみんなヴァカンスモードですかね。

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大昔の選手でリック・ファン・ステーンベルヘンという世界選手権にサガンと同じく3勝している選手がいました。この選手、春のクラシックなど重要なレースで勝つと辛くて長いツールには出なくてもいいという契約を結んでいたそうですが、それに習ったか、サガンも世界戦3連覇で、まだ9月だというのに、もう辛いレースはおしまい。シーズンオフ宣言ですね。
「一年中旅から旅だったんだ、最初の子供が生まれる時には家にいたいよ。」
というわけで、ウッハウハのサガンを尻目にマルティンの、少し時期を逸したブログです。個人ロードの前のものです。
……
個人TTの成績には満足できない。自分で期待していたようなパフォーマンスができなかった。最後の登りに入る直線ではベストタイムを出すというのが私の明確な目標だったのだ。しかし狙い通りにはいかなかった。本当に力を出し切ることができなかったのだ。まだ山があるということがプレッシャーになった。しかし登りでのパフォーマンスには満足してそれほど大きな差があったわけではない。しかし順位に関しては喜べない。
雰囲気は最高だった。アルプ・デュエズのような気分だった。ノルウェーの人たちは本当にスポーツが大好きな国民だということを改めて納得した。
レース後、私は彼女と娘と一緒に素敵な時間を過ごし、嫌なことをわすれられた。今は日曜の個人ロードが楽しみだ。ジョン【デーゲンコルプ】がいないので、本当のエースがいない。しかしこんな状況でもベストを尽くしたい。他のチームにとっては私たちの行動が予測し難いだろうから、それを利点としてやってみたい。
……
マルティン自身はアラシロくんらと一緒に、2分半ほど遅れた大集団でゴールでした。

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さて、世界戦TT、今夜ですね。一応日本時間夜8時から LiveStream があるようですが。。。
マルティン自身はコース的にベスト3に入りたいと、ちょっと弱気ですが。ブログは昨日の更新のようです。
……
結果はどうなるかわからないけど、チームTTで明日のためのモチベーションを高めることができた。私の調子は最高だ。今シーズン初めて、最高の状態だと感じている。この調子ならもう世界チャンピオンになったも同然だと言いたいところだ。明日のTTはそれほど長い距離ではないし、ゴール前にある山はかなり険しいから、すべては最初のところでどれだけタイムを稼げるかだろう。メダルに近づくためには登りまでにできるだけ良いタイムを出して、山でそのリードを守れるようにしたい。現実的に見れば、明日はデュムランやフルームみたいな選手が優勝候補だろう。
チームTTを思い返すと、私たちはもちろん結果に満足していない。チームをネガティブに言うつもりはないが、個々のばらつきがありすぎて、うまく調和して走れなかった。私はいつもの通り機関車役だった。しかし後ろに下がれば休める平地とは違って、コースでは後ろにいても疲れ、もしかしたら、私が先頭を引いて丘を越えるときには、何人かのチームメイトにはいくらかきつすぎたのかもしれない。しかしすでに言ったように、ここで、私たちは自分たちの状態を知り、コースのどこで力を入れればいいのかを知りたかったのだ。私は今それが確認できた。私たちは間も無くライバルとして争うことになるだろう。
この後、私はホテルから3キロしか離れていない空港で彼女と娘に会う。そこできっと明日のためのモチベーションの最後の一切れを追加することができるだろう。何れにしても、全力を出す。 トニー
……
チームTTで一緒に走った仲間も、今日はライバルということですね。

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ツール以後、すっかり忘れていたマルティンのブログが7月26日以来の更新です。日付は出てないんですが、1週間弱ほど前の記事のようです。世界戦に向けてどうしているんだろうと思ったんですが、ツアー・オブ・ブリテンに出ていたんですね。
……
ここのツアー・オブ・ブリテンの最初の2ステージは激しいスプリンターのフィナーレだった。私たちのチームじゃアレクサンダー・クリストフのためにアシストをした。幸運はまだ微笑んでくれないが、この後もそれを続けていくだろう。もちろん私たちは、ここで最低でも一つぐらいは勝ちたいと思っているが、私のように世界戦に出る選手たちにとっては、レースのハードさを取り戻すことも重要なことである。
過去2週間で私はかなりトレーニングしてきて、TTバイクでも練習してみたが、高い集中性はレースでしか得られない。今はすでに最後の仕上げを始めるべき時なのだ。ベルゲンの世界選手権まではもうあまり時間がない。楽しみだ。ノルウェーは素晴らしい国だ。私は去年初めてツアー・オブ・ブリテンを走り、そして世界チャンピオンになれた。これはいずれにせよ良い兆しだと考えよう。
……
マルティンはTTもロードも出場ですね。少し前にインタビューを載せたフレーリンガーは残念ながら補欠になりました。ドイツチームのエースはデーゲンコルプで、去年と違って今年は9人の出場です。そのデーゲは12日から始まる5日間のステージレース、デンマーク一周に参加です。一昨年ミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベを勝った時は、次は世界選手権だな、と思ったんですが事故以来、やっぱりそれ以前の強さに戻りきっていないですね。今回のブエルタもデーゲがいなくなったので、トレンティンの独壇場でしたけど、デーゲがいたらどのぐらいやれたのか見たかったところです。

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昨日はマルティンの逃げが捕まったあたりで、どうにも耐えられず眠ってしまいました。しかし逃げている時のマルティンのライディングフォームの格好いいこと。
もっともお尻をサドルの前に落とす奴は、個人的には好かんです 笑)
……
ここ数日調子が悪く、その上悪寒までしてたのだが、やっと再びアタックできる状態になった。前のステージではすでに途中で少しだけ逃げてみたが、今日のステージではゴール前60キロぐらいで自分の運を試してみた。もちろんカテゴリー1の山があって、私にはいくらかキツすぎだった。特に一緒に逃げたグループには、山岳ポイントを争っているバルギルのような良いクライマーがいた。20キロほど逃げたが、失敗に終わった。しかし調子は良いし、休息できるのも嬉しい。今はやっと休息日だ。そして再びトライしてみるつもりだ。もちろんTTも楽しみにしている。
……

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知り合いのお通夜に始まり、安倍の信じられないような暴言に怒り、選挙があって、昔お世話になった市議さんが都議会に挑戦して、見事当選、さらに友川カズキのライブがあって、もう無茶苦茶慌ただしい週末でした。おかげでマルティンのブログも更新されているのはわかっていたけど、今頃のご紹介です。
第1ステージのTT、雨が原因だったのかと思っていたのだけど、本人は天候については何も言ってません。
……
簡単に書いておきたい。マイヨ・ジョーヌを着たいと思っていたから、この結果にはもちろんがっかりしている。途中タイムのリードを守るためのパンチ力が、最後の3キロで足りなかった。今はこの結果を受け入れなくてはならない。勝つべき者が勝ったのだ。私もうなだれているわけにはいかない。まだこの先3週間ある。そこで私のチャンスを求めていこう。
それはともかく、沿道の雰囲気は圧倒的だった。ファンは信じられないような大騒ぎ状態だった。応援の声がすごくて自分の無線が聞こえなかった。沿道の声には随分励まされた。沿道に集まった方々に感謝したい。本当に鳥肌がたった。まるでトンネルの中を走っているみたいだった。明日のデュッセルフドルフスタートのステージが楽しみだ。きっと素晴らしいものになるだろう。
……
と言っていたマルティンでしたが、第2ステージは集団落車で膝に深い怪我を負ったようで、10分近く遅れてゴール。マイヨ・ジョーヌはもうありえなくなりましたが、逆に言えば、危険な選手ではなくなったので、逃げやすくなったのではないでしょうか。必ずや、どこかで逃げて見せ場を作ってくれるだろうと思っていますが、怪我がどうかはちょっと心配ですね。

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いつもだったらすぐに自分のブログで報告するはずなのに、現時点ではまだ更新されてませんね。確かに7回目のTT国内優勝ですが、今回は今年も2位のヤッシャ・ジュッターリンとの差が15秒。しかも後半だけならジュッターリンが12秒速かったそうです。
マルティンの話。「このタイム差は嬉しくない。もっと差をつけたいと思っていた。中間地点までは良かったんだが。その後タイム差が広がったかどうかわからなかった。48キロずっと誰からも情報なしで走ったのだ。メンタル的にきつかった。すでに僕の目はツールに向いているから、このレースに集中するのは難しかった。慢心するのだけは避けたい。ドイツ選手権は絶対走らなければならない。そしてこのレースでは絶対負けるわけにはいかない。」
一方のジュッターリンは大喜び。「僕にとって、トニーとの差を前年よりも縮めることが目標だったんだ。それができたから嬉しい。今日は僕としてはとてもうまくいった。こんなにタイム差が少ないとは予想外だったよ。」
ジュッターリンもツール初出場ですね。モビスターというスペインのチームでドイツ人選手は珍しいですが、存在感を見せてくれるといいんですけどね。
3位は、これもツールに初参加するニルス・ポリットです。こちらも前半はジュッターリンと変わらないタイムだったようですが、後半でタレました。それでもやっぱり去年よりマルティンに迫れたと喜んでいます。「去年に比べて1分ぐらいトニーに近づいた。今シーズン、僕が進歩している証明だ。やってきたことが正しかったことがわかるし、ツールが楽しみだよ。」
というわけで、2位3位が力をつけたのか、それともマルティンの調子が今ひとつなのか、どうなんでしょうね。マルティンとしては地元ドイツのデュッセルドルフのプロローグで、何としても勝って、マイヨ・ジョーヌを着たいところでしょうけどね。一番のライバルと目されるローハン・デニスはツールに不出場みたいだし、可能性はかなり高いとは思うけど。。。

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ジロですっかり飛んでしまいましたが、ベルギー一周、マルティンは総合3位だったんですね。気にしてなかったわ 苦笑)
というわけで、ブログが更新されてました。
……
ベルギー一周の後、私はそのままニースへ飛び、そこでキャニオンのためのビデオ撮影をした。私たちはF1のコースを走り、何よりもモナコのトンネルで素晴らしい写真を撮った。ここでは週末にドイツのゼバスチャン・フェッテルが優勝しているので、私としてもここを走るのは嬉しかった。無論彼のようなスピードは無理だったが、しかし、私のレーサーもコースにマッチしていた。
この数日、私はとても満足している。ベルギーでは総合の連覇を逃したが、私の準備の状態では3位は十分納得できるものである。私はここでツールのための準備を目的としていたのだし、何度も目立つことができた。正直に言えば、とてもうまくいったのでとても嬉しかった。このあとのドゥフィネで、これがさらに先へ進むことを楽しみにしている。ドゥフィネでも目立ってやろうと思っているし、トップレベルで、自分をよりレベルアップさせたいと思っている。
……
F1のフェッテルは、調べてみると、通常ヴェッテルと英語読みしているようですね。私はF1てシューマッハーぐらいしか知らないので 苦笑)

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というわけで、どこかでフランドルのLiveStreamをやってくれるのかどうか。。。
……
調子は良いのでこのまま石畳へ向かっていくつもりである。今はこの後の週末のフランドルとルーベが楽しみである。パリ〜ニースの後少し休んだが、調子は徐々に筋肉に戻ってきた。このままそこにとどまってくれるといいが。
ハレルベケでは最後は追走集団でゴールできた。確かに結果は何にもならなかったが、ゴール直前で私はもう一度アタックしてみた。しかし捕まってしまった。そのせいで、最後にスプリントに加わる力は残ってなかった。しかし、明らかな上昇傾向にあることがわかったし、自分のパフォーマンスには満足している。今日のヘント〜ヴェフェルヘムではこの気持ちはさらに固まった。200キロ走った後に大集団の中で落車してしまったのではあるが。私の前で数人の選手が落車し、私ももう避けようがなかった。レースを最後まで走ることはできたが、チャンスはフイになってしまった。
二つのレースを良い準備にしたい。今はもう次のモニュメントが、そして沿道のファンが楽しみである。あの沿道の雰囲気はものすごいものがあるから。
……

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