昨日の日曜は昼過ぎからお台場のシクロクロスを友人と見に行き、その後神田の飛梅という酒場で友川カズキの独演会、そしてその後打ち上げと称する飲み会で大興奮、帰宅は深夜を回っていました。
というわけで、以前から見に行きたいと思っていたシクロクロス。ものすごい人でした。こんなに盛り上がってるのね。シクロクロスはレースに参戦したことないけど、クロカン車は昔もっていました。毎年12月31日に当時のチームのみんなと高尾山を走ってクロカンごっこをしたりしたけど、なにしろ休めないのでえらく辛かった印象があります。ロードだと、かなりのハイスピードでも誰かの後ろだと休むことができるし、足を止めても前へ進むし、下りなら身体低くしていればいいけど、クロスは後ろに付いたって無意味だし、足止めると自転車止まるし、下りも路面が悪くてブレーキをかけっぱなしですからね。
レース自体もかなりハラハラする展開でした。全日本チャンピオンの竹之内悠選手がリードし、アメリカチャンピオンのジェレミー・パワーズがぴたりとマーク、少し遅れてベン・ベルデンと小坂光選手が追走で始まったレース、中盤はパワーズがずっとトップを走り、竹之内が追いかける展開。
(これは一週目か二週目ですね。竹之内、パワーズ、少し遅れてベルデン)
(パワーズ、名前通りパワーがあって、砂道でもほとんど降りることなくガシガシ走りきってました。また、パワーズを始めディスクブレーキが多かったのですが、竹之内、小坂の両選手がカンチでしたね。カンチのほうが格好良いと思うんだけどねぇ。)中盤になると後ろからベルデンと小坂が徐々に差を詰め、4人がかなり接近。その後ベルデンが遅れ、小坂が合流、3人の争いとなり残り3周ぐらいでしょうか、小坂が一気にリードして、後ろではパワーズと竹之内がからんで止まってしまって、あ、こりゃあ小坂が一気に行くなと思ったら、パワーズがそこから追い上げて最後はゴールスプリントでパワーズが優勝という展開でした。
(トップ小坂、全日本チャンプの竹之内とアメリカチャンピオンのパワーズが追いかけます。この直後Uターンしたところで竹之内が転びそうになって停止、後ろのパワーズも止まって、自転車をかついでランで追いかけて、このときは小坂が50mぐらい差を付けたので、これは決まったかなと思ったんですが。。。)
(なにがあったか自転車を押してランでシケイン前にやってきた小坂選手)
(逃げる小坂を追い詰めるパワーズ。結果的にこの砂浜で降りたのが小坂の敗因と言うことになるんでしょうか?)
(いつものように肝心なところでボケるゴールスプリント 苦笑)途中のブリッジでは勢いよく登ってそのままジャンプする選手に歓声が上がったりしていましたが、アレって力を余計に使っちゃうんじゃないのかな、と素人ながらの心配。
(例によって半分しか移ってませんが 苦笑)、後輪が浮いているのが分かるでしょうか。)また砂浜を出てすぐの連続シケイン。日本の選手は全員降りて越えてましたが、パワーズを始め、海外の招待選手の何人かはそのままピョンピョン跳んでました。TVやライブストリームでベルギーのレースなんかを見ると、自転車を降りても飛んでも決定的な差はつかないように感じましたし、飛ぶときの全身かかる労力を考えると、どっちも同じじゃないかと思っていたんですが、特にパワーズは一気にスピードを上げて飛んでいって、あきらかに降りるより速いと感じましたね。


(ゼッケンからティム・アレンという選手のシケインジャンプの連続写真です。うまく撮れたのがこれぐらいしかなかったという悲しさ 笑)しかしホビーレースに出ていた頃だったら、是非やってみたいと思ったでしょうけど、もうすぐ60だからね。自転車かついだら腰を痛めそうだし、もうまねごともできないな 苦笑)ま、次に生まれてきたときの楽しみにしておきましょう 爆)
というわけで昨日のメインイベント、友川カズキはまた後ほど。

にほんブログ村
スポンサーサイト
なんかこのところ誰かが亡くなったニュースばかりですねぇ。。。
パリ〜ルーベに4勝しているメルクスのライバルロジェ・ド・フラーミンクのお兄さんですが、この人はシクロ・クロスの世界では史上最強と謳われている人です。長い闘病生活の後70歳で亡くなったとのこと。
シクロクロスの世界選手権で5連覇を挟んで7勝、ロードでもベルギー一周で総合優勝していたり、ツールでもステージ優勝があります。引退後もベルギーチームの監督としてスフェン・ネイス、エルヴィン・フェルフェッケン、バート・ヴェレンス、マリオ・デ・クレルク、ケフィン・パウヴェルスと5人の世界チャンピオンを生み出し、これまた空前絶後。シクロクロスの7勝も、当時ライバルがいなかったわけではなく、ロルフ・ヴォルフスホール(余計なことですが、ヴィキペディアではヴォルフショールと間違った読み方で表記されています 笑)のような、ブエルタでも総合優勝したような選手を破ってのことです。
2002年を最後に監督業からも引退したんですが、その時の世界選手権はベルギー勢の表彰台独占でした。その後アルツハイマー病とパーキンソン病を発病し、公の場にも出ないまま今月4日に亡くなったそうです。
シクロクロスの世界では歴史を作った選手でした。
合掌

にほんブログ村
シクロ・クロスワールドカップ、第7戦でスティバール

が優勝した以外、パウエルス

とネイス

しか優勝してないって状態で迎えた昨日の世界戦。今シーズンのワールドカップでは2位に1回なっただけだった去年のワールドカップ総合優勝者のアルベルト

が優勝しましたね。野村監督なら、この日のために死んだふりしとったんや、と言ったところでしょう、ってちょっと古くてわかりませんね? 笑)
しかし、なんなんだ、7位までベルギー人が独占、ようやく8位に去年の世界チャンプのスティバール、9位にスカパーの放送ではほとんど写ったことのないヴァルスレーベン

。うーん。。。世界戦の放映はまだ一月も先ですね。できれば来年はリアルタイムで見ることができるようになってほしいなぁ >> Jスポーツ様 (._.)オジギ
良ければ、下のボタンを押してみてください。

にほんブログ村
たった今、スカパーの放送が終わりました。いやぁ、今回もかなりおもしろかったですね。ただ、誰が勝つかという興味よりも、むしろ見てて楽しいっていうのがクロカンレースでしょうか。
あのドロドロの下りも、あの無茶苦茶な階段も、見てておもしろい。勝負って言うことになると毎回だいたいメンツが同じで、下位の方の選手はめったに画面に出ません。ロードだと、山岳コースでも早めに逃げた無名の選手なんて言うのが画面に映ることはよくあるわけですが、クロカンはなにしろ1時間と時間が決まってますから、最初から最後まで全力疾走って感じで、無名選手が逃げる余地などまるでない。そういう意味では勝負のおもしろさよりも、走っている姿を見ているのが楽しいっていう感じです。
やっぱりある程度ドロドロの方がおもしろいですね。今年のヨーロッパは暖かいそうで、あまり雪も降ってないんでしょうか?昔のクロカンレースの写真だと雪が積もっていたりしたけど。。。
それと、どうでもいいことだけど、あの自転車に飛び乗るとき、選手達ってだいじょうぶなんでしょうか? (え、なにが? そう、なにが σ(^◇^;))
良ければ、下のボタンを押してみてください。

にほんブログ村
いやはや、次女と三女をつれて映画「怪物くん」ですよ。わけわからんめがねをかけさせられて、うーん。たしかに飛び出すように見えます。奥行きもあるように見えます。でも正直言って疲れました。
というわけで、ついにスカパー初登場、クロカンです。いや、つらそうな種目です。スピードがそんなにでないからかえって休めない、自分で踏むしかない、ただただつらいって感じでした。
しかし障害物のシケイン、半数以上の選手がぴょんぴょん跳んでましたね。これは予想外。15年ほど昔でしょうか、ダニー・ド・ビーというベルギーの選手がシケイン飛び越しの名手で、ライバルのアドリ・ヴァンデルプールなんかがシケインの高さにクレームをつけて、もっと高くさせたけどド・ビーはやっぱり飛び越えていって優勝したなんていうのを自転車雑誌で読んだ記憶があります。でも、今回見てみると、飛んでも担いでもあまり速度は変わってませんでしたね。
スカパーではワールドカップ8戦全部放送するみたいです。冬場のロードのオフシーズンの楽しみが増えました。クロカンの老舗
Tannenbaum さんのところですこし選手のことなども勉強し直してみましょう。
良ければ、下のボタンを押してみてください。

にほんブログ村