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マヨルカ・チャレンジ、デーゲ2戦2勝

2018.01.30.17:50

先日のインタビューでも好調をアピールしていたデーゲンコルプ、マヨルカチャレンジで出場した2レースに両方とも優勝しました。2018年シーズン最高のスタートですね。

「これ以上良いスタートはないよ。びっくりするぐらい上手くいった。チームメイトが素晴らしい働きをしてくれた。去年は想像したように上手くいかなかったからね。この冬は思いっきりトレーニングして、安定した良いシーズンのまたの土台作りをしてきた。今のところ上手くいってる。」

このマヨルカ・チャレンジって以前にも書きましたが、4日間で4戦あるんですが、別にステージレースではないし、それぞれレースを選んで出るレースで、今年のデーゲンコルプの場合だと第1戦と第4戦に出たようです。





デーゲンコルプの次のレースはドバイ。まあ、すべては春のクラシックのための調整レースなんでしょうけど、勝ち続けられるといいけど。



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再び、デーゲンコルプのインタビュー

2018.01.26.21:50

この冬、インスタグラムで定期的にトレーニングの状態をアップしていたデーゲンコルプ、ミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベに優勝してから2年、事故もあってパッとしない2年を過ごしましたが、調子が戻ってきたという自覚があるようです。VeloNews でのインタビューです。

「やっと再び完全いリズムに乗れるようになった。プレッシャーもない。去年よりずっといいと思う。2年前の事故から連鎖的に悪循環になってしまった。事故があって、それを克服することに一生懸命になりすぎ、できるだけ早く元に戻ろうと頑張りすぎてしまった。後ろから急き立てられているみたいな焦りがあった。僕は自分にプレッシャーをかけたがるタイプだけど、それは良いこともあるけど悪いこともある。」

今シーズンの目標は例年通り、春のクラシックに全力を挙げる、特にミラノ〜サンレモ、ツール・ド・フランドル、パリ〜ルーベを狙うということですが、ひょっとしたら故郷のレースエシュボルン〜フランクフルトまでの間にアムステルゴールドにも出場するかもしれないとのこと。

しかし、まずはマジョルカ・チャレンジに参加して、それからドバイツールに出場し、3月初めにパリ〜ニースを走るというプログラムのようです。

前の Cycling Magazin のインタビューでも言ってましたが、今年はフランドルのクラシックではヤスペル・スタウフェンとのダブルエース体制ですが、これがうまく作用すればいいんですけどね。



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デーゲンコルプの新春インタビュー(2)

2018.01.15.00:11

CM: 君にとってクラシックの魅力ってどこにあるんだろう?

デ: もちろん昔はレースをTVで見ていた。のちにU23でプロと同じ丘を走ってみて、すごかった。例えばタイエンベルフやエイケンベルフの壁を自分で走ってから、1週間後にプロが同じところをどう走るかを見たんだ。忘れられないよ。
 でもクラシックへの興味は父の影響かな。一緒に毎年サンレモもフランドルとルーベもTVで見ていたからね。E3プレイスについては当時はまだ知らなかったけどね。

CM: これらのレースを知らない人たちに、クラシックの魅力を伝えるとしたらどう話せばいいでしょう?

デ: 最大のポイントは伝統かな。そこで勝てば優勝者リストに載って、100年後にも残っているんだ。これらのレースの雰囲気も一種独特だ。一言で言えば、クレージーだよ。数えきれない人の人垣を走り抜けていくんだ。
 誰も知らないような選手だったのに、一度あそこに出れば、僕のことを知っている人がたくさんいるんだ。それも僕のゼッケンを見て判断するんじゃなくて、顔を見て、「あー、デーゲンコルプが来るぞ」って。信じられないよ。説明は難しいよ、一度体験しなくちゃわからないんだと思う。

CM: あのスタートラインに立つと、みんなが声を合わせて「トム・ボーネン、トム・ボーネン。。。」って叫んでくれるよね。なんで自分はベルギーに生まれなかったんだ、と思ったりしなかった?

デ: (大笑い)そうだったらよかったね。だけどそう簡単なことばかりじゃない。ベルギー人としては、あのレースに参加するだけでも大変だろうからね。

CM: でももうベルギー人もみんな君のことを優勝できる選手とみなしているよ。

デ: うん、少しはね。チームでベルギーへコース試走に行って、夕方に自転車好きの集まるレストランに行ったら、みんな僕のことを知っていてくれた。その雰囲気、壁に飾ってあるマイヨやキャップ、それがベルギーの自転車文化なんだ。それを感じられることだけでもすごいよ。みんな僕らを眼の前で見て、ちょっとでも話をしたいと夢中なんだよ。
 ドイツだとそういう人たちはそんなに多くないよ。フランクフルトのクリスマス市場を歩いていたって、僕だとわかる人は2、3人だね。フレフ・ファン・アフェルマートが故郷のクリスマスマーケットを出歩いたら、全く前へ進めなくなるだろうね。

CM: 君がそういうレースを好んでいて、体質的にも合っているっていうのは幸運だったね。

デ: そうだね。昔のコーチに感謝しなくちゃ。僕はU23時代にはロンデだけ走って、ルーベは走らなかったんだ。チューリンガー一周レースと日程的にバッティングしていたからね。だけど当時のコーチはずっと「ジョン、君は良いクラシックレーサーになれる。ロンデに向いているのは言うまでもない、でももう一つ言っておくよ。君はきっといつかパリ〜ルーベにも勝てるようになる」って言い続けてくれた。この言葉のおかげで今の僕がある。
 そして一度勝ってみたら、もうずっと勝っていたい。12月の気温2度の中何時間も雨に濡れながら走るのが楽しいわけない。でも夢を実現するためにはそうしなくては。夢は無論もう一度石のトロフィーを手に入れることだ。

CM: 二つ目を手に入れるのは難しそうかい?

デ: パリ〜ルーベみたいなレースに2回勝つなんて難しいのは当たり前さ。ラッキーで勝てるようなレースじゃない。

CM: 君たちプロ選手がルーベの競技場に入ってくると、何千人ものファンは鳥肌が立って、競技場は大騒ぎになり、狂ったような雰囲気になる。君たちはレース中にそれはどんな風なんだろう、それを感じ取れるゆとりがあるの?

デ: 勝利を目指して走っている時はトンネルの中にいるようなものだ。競技場では何も感じない。2015年に優勝した時は、もう流れの中で、これは大チャンスだと思ってたから、100%集中していて、ビデオで見ると、僕はもう何度も後ろを確認している。後ろから突然アタックされるのが嫌だったから。きっと1000回ぐらい振り返ってるよ。それだけ集中してると、周りの雰囲気はまるで感じ取れない。

CM: 2015年の勝利では何を思い出す? 今でも最後のところは覚えてるものなの?

デ: 取りこぼしの可能性があったよね。イヴ・ランパールトとフレフ・ファン・アフェルマートがいたから、僕は後ろから行かなければならなかった。あの時追想グループの中からアタックした場所は正確に覚えてる。今でもそこを通ると特別な気持ちになるよ。
 最高のシチュエーションだったから、忘れることはできないね。ルーベでは一番強くなくてはならない。それでも2、3回トラブルがあれば、それでチャンスは消えてしまうんだ。

CM: このレースがもっとも勝つのが難しいレースかな?

デ: うーんんんん。。。。

CM: では、君向きではないレースのことを。リエージュ・バストーニュ・リエージュは君向きじゃないだろう?

デ: (大笑い)間違いない、勝つのは一番難しいね。全てのモニュメントの中で一番勝つのが難しいな。

CM: 幸運、知性、脚力のうち、こういうレースで一番必要なのは?

デ: うーん、少なくとも50%は脚力だね。絶好調でないとダメだ。でも知性は極めて大切だ。自己を信じ、諦めず、慌てず、作戦を信じること。優勝候補の一人であれば、単純ではない。
 新聞を見れば名前の一覧に星付きであげられているわけで、これだって影響力は強い。戦術だって大切だし、チームのサポートも、そして機材はパーフェクトじゃなくちゃダメだ。だからこそ難しいんだよね。

CM: 予想記事を読むときには、ヘト・ニウスブラットやレキップが君に星をいくつつけているかがきになる?

デ: 自然に目には入る。毎日ネットを見てるわけじゃないから、あえて探そうとはしなけど。

CM: さて2018年に向けて、今は100%順調かい?

デ: うん、世界戦の後、完全に体をチェックして回復時間もたっぷりとったからね。全く新しい気持ちで自転車に乗っているよ。

CM: 気管支炎のおかげで早めにシーズンオフに入れて、たっぷり充電できた?

デ: いやあ、健康だった方が良かったよ。世界戦は走りたかった。でも、そういう風にも考えなくちゃね。2年前の事故も同じように良い方向へ考えたいよ。

CM: 新しいシーズンの大きな目標は?

デ: 例年通りだよ。2018年もモニュメントを中心にする。僕に向いているし、僕が好きなレースだからね。

CM: ツールでの緑のマイヨは狙わないの?

デ: うーん、とても難しいね。何よりペテル・サガンがいる限りはね。

CM: サガンができることで、君にもできそうなことがあるんじゃない?

デ: (笑)彼の自転車コントロールだけでももうすごいよね。彼は違うタイプだよ。僕らはそれぞれ別の特質を持っている。僕だって自転車のコントロールは自信があるよ(笑)、ウィリーしながらの手放し、あれはきっと練習すればできるかもね。
 しかし冗談は別にして、僕は他の選手と自分を比べて、何か利益を得たいというより、自分自身のことに集中したいタイプなんだ。

CM: チーム・トレック・セガフレドではクラシックではキャプテンを一人に固定せず、君はヤスペル・スタウフェンとのダブルエースになるね。君たち二人は互いにどうなの?

デ: 良好な関係だよ。理解し合えているし、ヤスペルは100%信頼できるやつだ。うまくお互いに機能しあえると思っている。

CM: 2018年のクラシックの計画はできてるの?

デ: 僕らは春はクラシックチームとして活動するけど、サンレモを考える時、パリ〜ニースにするかティレノ〜アドリアティコにするかはよく考えなくちゃ。回復までの時間も、それから天候が悪くて危険度が増す可能性も考えなくちゃ。そんなことは話し合ってるよ。

CM: キャプテンになるレースは幾つか決まっているの?

デ: いや。誰が一番調子良いかはその時に見なくちゃならないからね。誰がエースになるかは数週間前まではわからない。その方が僕らにとっても良いよ。強い選手がたくさんいて、レースがフレキシブルになるからね。

CM: レースではどう走るものなの? 車から指示があるの? それともみんなで話し合って、誰が誰のアシストをするか決めるの?

デ: 無論レースではみんなで話し合うよ。レースには明確な計画を持って走るけど、実際には何が起きるかわからないからね。チームにとって最良なのは何かは、レースの中で決めていかなくちゃならない。

CM: サドルポジションを変えた?

デ: ほとんど変えてない。僕は自転車ごとに少しずつポジションが違うんだ。無論しっかり分析して、徹底的にテストしているよ。シーズン前にはサドルの圧力計測もした。とても興味深いことがわかった。今はあまり細かいことにこだわりたくないけど。

CM: ドイツでは何と言ってもツールだ。君はモニュメントに勝ってるけど、ツールのステージがまだだ。ドイツではツールのことばかりなのに、ちょっとイラッとしない?

デ: まあね。ツールでステージ2位になっても注目されないのはちょっと残念だ。僕がツールの前に、僕はツールにステージ優勝を目指していくのではなくて、アルベルト【コンタドール】のために走るんだと言ったのに、多くの人は信じてくれなかった。でも、カタパルト役の選手が決まってない状態で出場して、2位になったというのは、僕としては悪いことじゃない。無論、僕の願っているのはレースに勝つことだ。それはツールでも変わらないよ。

CM: 最後の質問。君にとってはツールでのステージ優勝と二つ目の石のトロフィーとどっちが大切かな?

デ: それは言うまでもなく石の方だよ。



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デーゲンコルプの新春インタビュー(1)

2018.01.14.21:10

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デーゲンコルプクラスになると、見ている方も、上位に入れても勝てないと、ああ、だめだったな、と思っちゃうので、その意味では気の毒ではあります。

今日はいつもの rsn (radsportnews.com)ではなく、Cycling Magazin からのニュースですが、何しろ長いので、2回に分けます。それでも長い 苦笑)


CM: まず最初に目を去年に向けることから始めよう。2017年の最高の瞬間はいつだった?

デ: ああ、それは娘の誕生した瞬間だよ。父親になるっていうことは何か特別なことで、現実の足元を見直させてくれて、人生において本当に大切なのは何かを教えてくれるものだ。

CM: シーズン真っ盛りでも同じように感じたかな?

デ: 絶対に。家族や子供たちとのコンタクトは再びレースに挑むために絶対必要なことだ。回復するために大切なんだ。でも、今娘の誕生を思い出すと、もう少し誕生が遅いほうがよかったかな。ツールの後2週間後だったからね。でもそういうのってどうしようも無いだろ。ツールの間は本当にヒヤヒヤしてたよ。僕がフランスにいる間に生まれちゃったらどうしようって不安だった。

CM: 本当に生まれてたらどうしたかな?

デ: チームとはあらかじめ話し合っていたよ。そうなれば僕は家へ帰るってね。

CM: 子供の誕生には何としてでも立ち会いたかった?

デ: もちろん。僕自身のためだけじゃなく、妻のサポートにだってなるからね。ずっと彼女は僕に尽くしてくれたんだ。僕が家にいるときだって、僕はしばしば家を空けて何時間もトレーニングしなければならなかった。子供が生まれるときにそばについているのはとても大事なことだったんだ。そして本当に感動的だった。涙が出たよ。言いようのない出来事だった。

CM : 僕も子供の誕生には立ち会ったことがあるけど、パリ〜ルーベに買ったことはない。感情的には比べることができるものかな?

デ: うん、似てるね。もちろん全く違うものだけど、頭の中の感情的な爆発は比べることができるかもしれない。

CM: さて、最高の瞬間を聞いたから、今度は最悪の方へ行こうか?

デ: 世界戦の出場を断らなければならなかった時の監督のアンドレアス・クリアへの電話だね。

CM: 辛かった?

デ: 電話がというのではなくてね。だってもうどうしようもなかったからね。世界選手権は走れればいいと思っていたわけではない。このレースにエースとして走ることが願いだったんだ。むろん調子が良くて結果を残せる可能性があるときにね。気管支炎でそれはダメになった。僕にとってその条件を満たしていただけに辛かった。2017年最悪のポイントはそれだったね。

CM: レースをTVで見なければならなかったのは、とても残念だったね?

デ: 最悪だったね。レース展開もコースも僕にぴったりだったもんね。ホームに辿りついたらドアが閉まって、電車が出発するのを見ているような気分だった。

CM: 君は何に勝ちたいか、負けたくないか、をしっかり意識している人だよね。

デ: うん。だけど、それが僕の強みであるとともに弱みでもあり、またその点は変えようがないと思っている。

CM: そして、レースに勝つためには必要なことなのかもしれないね。

デ: うん、世界のトップレベルで競い合いたいなら、そこそこの結果で満足してはダメだよ。もっと上位を目指さなくちゃ。
 いつでもそう考えてきたんだ。すでにU15の時に監督は僕のことを、こいつは二番になるための選手じゃないと思ったんだそうだ。ジュニアの時代にも、その後のU23の時にも。監督は常に僕に言ってた、「デーゲ、君は負けてはならんのだ」って。これは時として逆効果だったこともあるけど、だいたいは励まされる言葉だった。

CM: すでにジュニアのクラスで野心は強かったわけだね。でもそのための才能も明らかにあったわけだ。何よりもクラシックに関して。2009年のロンデ(ツール・ド・フランドル)のU23を覚えているよ。その時君は3位になった。見ていたメディア関係者はみんな、こいつはきっとクラシックスペシャリストになるに違いないって思った。

デ: 当時からこういうレースが僕向きだし、可能性があると思っていた。実際に走る前からああいうレースに魅了されていた。
 初めてロンデを走った時、はっきりわかったね。当時(2008年のU23のロンデ)ガティス・スムクリスがかなり早い段階から逃げて、ものすごい単独ゴール優勝をあげたんだ。僕は追想グループでやっと16位になった。でも僕にはこのレースは向いているし、そこで上位に入れるようになりたいって思った。このレースで若いうちに重要な経験を得られたことは良かったと思う。

CM: プロになってもU23の体験から得るものはあった?

デ: もちろん。何しろ最初は何も知らなかったんだからね。コースを知らなかったら何もできない。2008年に初めてロンデを走る前、大ベテランの先輩シュテファン・シュレックと話をして幾つかのヒントをもらった。石畳のレースに単純にワクワクしてて、何でも知りたいと思った。他のレースではやったことがないのに、レースよりだいぶ前からコース図を印刷しておいた。
 実際にレースでは、それがどれぐらい長く続くかとか、最後のところがどうなっているかを知らなければしょうがなかった。当時すでにコースの丘は全部暗記していたから、それはもちろんプロになっても役に立ったよ。



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デーゲンコルプ、今年の総括

2017.12.19.19:05

デーゲンコルプは今シーズンは1勝だけです。怪我の後遺症があるのかなぁ、と思うんだけど、よく見ると、優勝はなくても結構成績残してますね。ただ、最後の世界戦が不出場だったのがなぁ。

トレックに移籍して最初の年で、デビューと言っていいドバイツールで早速ステージ優勝をあげ、総合でも3位になった後、アルガルベ一周やパリ~ニースでのステージ2位を収めて、クラシックに臨んだんですがねぇ。

ミラノ〜サンレモが7位、ヘント・ヴェフェルヘムが5位、フランドルが7位、パリ〜ルーベが10位と、結果だけはトップテン入りだったけど、決定的なところで逃げに乗れずに、帳尻合わせしたみたいな順位だからなぁ。

その後地元のエシュボルン〜フランクフルトではリック・ツァーベルとクリストフにやられて3位どまり。ツールのためのレースとして出たカリフォルニア一周でもトップテンは3回あったけど、勝てず、GPジッピンゲンでも2位、ツール・ド・スイスではステージ3位が一度だけ。そしてドイツナショナル選手権も、最後は結構ハラハラさせながら、ボーラのブーフマンとブルクハルトにやられて3位どまりでした。

いよいよのツールでは例のサガン失格のステージでカヴのすぐ後ろにいたおかげで派手に落車に巻き込まれて、その影響も大きかったようで、ステージは2位と3位が1回ずつに終わりました。

その後、過去ステージ10勝を挙げているブエルタに参加したのですが、気管支炎でリタイア。結局この気管支炎を拗らせて世界戦も出走せずとなってしまいました。結果から見ると、世界戦はチャンスだっただろうと思うんだけどね。

来年はまずは春先のクラシック、特にミラノとフランドルとルーベのどれか一つ、無論できれば全部 笑)優勝して欲しいところです。

「今年の総括? うーん一言では言えない。あまりに複雑な一年の流れだったね。春先、これだけ良いとは予想外だった。何しろ去年はこれらのレースに出るどころか、トレーニングだって満足にできなかったんだから。僕としては今年のクラシックの結果に不満はないよ。

ツールについては、最初のひどいクラッシュにもかかわらず、結構前で走れたし、決定的な瞬間に加わることができた。だけど、地元であったツールだったからね。あんなに鳥肌がたったのは初めてだったね。

でも今シーズン一番のハイライトは夏の娘の誕生だ。これは間違いないね。

ブエルタでの気管支炎で今シーズンの後半は完全におじゃんになったね。世界戦の不参加は本当にがっかりしたよ。ドイツチームは強かったし、僕はキャプテンになるはずだった。みんなが実力を出してくれれば、コースは僕向きだったよね。しょうがないけどさ。

気管支炎は完全に治ったし、その後は家族と一緒の時間をたっぷり過ごせた。モロッコへ旅行に行って、砂浜で砂のお城を作って、浮世の騒々しさを完全に忘れることができたよ。充電完了だね。

来年も春先のクラシックから地元のエシュボルン〜フランクフルトまでが第一段階で、その後はツールに向けて頑張るよ。」



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デーゲンコルプ、世界戦欠場

2017.09.17.22:53

あ〜あ、今日の午前中に発表されたようです。ブエルタでリタイアの原因になった気管支炎が治りきっていないようですね。世界戦のためのトレーニングレースとして出場したデンマーク一周の最終日、スタートして20キロでリタイアでした。

「健康上の問題からブエルタをリタイアしたけどすぐにまた自転車に乗れるようになって安心していたのに、どうも調子が上がってこなかったんだ。キャプテンとしてレースに臨み、タイトル争いをすることができなくてはいけないのに、ダメだった。

本当に残念だし悲しいよ。調子をあげようと思っていたのにこんなことになるなんて。ドイツ車連も僕をエースにしてくれて、大きな信頼を寄せてくれたのに。僕にとってとても名誉なことだったのに。しかし、自分に対してだけではなく、ドイツチームのみんなや車連に対しても誠実でなくてはならない。ドイツチームの成功を祈っているよ。幸運を!」

これにより、ヨハネス・フレーリンガーが出場ですが、他はニキアス・アルント、マルクス・ブルクハルト、トニー・マルティン、ニルス・ポリット、ヤッシャ・ジュッタリン、ジモン・ケシュケ、パウル・マルテンス、リック・ツァーベルとなります。うーん、誰がエース?? マジでゲシュケとかマルテンスになるのかなぁ。

スプリントならアルントだろうけど、最後まで残れそうな気がしないし、アルントが残るようなスプリントじゃあ他にも大物スプリンターがたくさん残りそう。 

そもそもが、スプリント列車のメンバーや強いアシストばかり揃ったって感じです 笑) 運よく先頭集団にゲシュケとかマルテンスが紛れて最後まで行き、なだれ込みでベスト10に入る、これが最良のシナリオのような気がしてきました 笑)

あるいは、まさかのトニー・マルティンの大逃げ。まあ、目立つことはできるだろうけど、仮にも世界戦だからねぇ。小さなステージレースのワンステージなら逃げ切ることもあるかもしれないけどねぇ。

結論 : 序盤でポリットあたりが逃げて捨て駒になり、中盤でフレーリンガーやブルクハルトが集団コントロールに精出し、ジュッタリンやツァーベルが先頭集団にゲシュケとマルテンスを送り込んで、なだれ込みであわよくば。。。 苦笑)



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デーゲンコルプは世界戦に間に合うのか?

2017.09.15.17:45

いよいよ土曜日からノルウェーのベルゲンで世界選手権が始まります。ドイツチームの期待はTTのマルティンとロードレースのデーゲンコルプということになりますが、デーゲンコルプの調子がどうなのかよくわからないですねぇ。

出場中のデンマーク一周ではトレックチームは調子よく、若手のマッツ・ペデルセンが第3ステージで優勝してリーダージャージ獲得しましたが、そのお膳立てのアシストをしたのはスタウフェンでした。まあ、山岳コースだったようですが、デーゲはグルペットゴール。間に合うのかなぁ。一応チームコーチのアンドレアス・クリーアは「デーゲはここまでとても良いトレーニングができた。モチベーションも高まっている。メダル争いで大きな役割を演じることになると信じている」と言ってますが、何しろ、今シーズンはまだ1勝しかしてませんからねぇ。怪我する前のスプリント力には戻れてないような気がしてならないです。

U23はサンウェブでブエルタに出場したレンナルト・ケムナがエースです。ケムナはジュニアで個人TTの世界チャンピオンになり、翌年19歳で出たU23のTTでも銅メダル。ブエルタのTTでも一時トップで、最終的には8位でしたが、今回はロードレースに出場です。ただ、ブエルタは最後に来て膝が痛くてリタイアしたんですよね。よくなったんでしょうか。ならなければ出てこないか。



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デーゲンコルプ、今日復帰

2017.09.02.11:22

ブエルタの方はフルームがこけて、え?と思ったら、翌日はゴールスプリントに参加してダメージゼロを派手にアピールしてましたね。

しかし、デーゲンコルプが離脱した現在、スプリントでトレンティンに対抗できる選手が一人もいないですねぇ。で、気管支炎でブエルタをリタイアしたデーゲンコルプはすっかり回復して、今日のブリュッセル・クラシックでレース復帰です。その後もフランスのワンデーGPフルミエに出場予定とありますが、世界戦の準備としては、ブエルタよりも量的に低いだろうから、どうなんでしょうね?

昔、87年のトリプルクラウンになったロッシュはツールの後ほとんどトレーニングをせず、世界戦ではケリーのアシストをするつもりだったら、休んだせいで体力回復して優勝しちゃったということがありましたが。

ところで、今日のブリュッセル、キッテルもグライペルも出てきます。他にもドイツの若手スプリンターのフィル・バウハウスやマックス・ヴァルシャイトも参加。ドイツのトップスプリンター勢ぞろいですね。うーん、デーゲ以外にももう一人ぐらいブエルタに回ればよかったのに。

ドイツのスプリンター以外でも、ボーラのサム・ベネットや、フランスからはデマール、コカール、ブーアンニが出てきますね。ある意味ブエルタより質量ともにレベルが高いスプリンターたちが勢ぞろいです 笑)


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デーゲンコルプ、リタイア

2017.08.24.10:43

山梨の方では市長が職員採用で不正関与の疑いで逮捕され、芋づる式に校長やら住職やら、本来人格者であるべき人たちが捕まっている。でも、これってちょっと考えてみれば、当たり前だよね。今の世の中の風潮をよく表す事件だって言えるよ。今のこの国の空気が、自分の周りの人間だけでうまいシルを吸いたいっていう空気だもの。

そもそもが、国のトップが同じようなことをやってて、それでもお咎めなしなんだから、それじゃあ、俺たちだって、って思う小権力者たちが出てくるのって、当たり前のことだ。タイは頭から腐るんだよね。

というわけで、ブエルタの話題。デーゲンコルプは気管支炎でリタイアです。

デーゲンコルプの話。「僕はまだグランツールの途中リタイアはしたことがなかったから、ブエルタをリタイアしなければならないのは、本当にがっかりだ。僕は調子も良く、ここには二つの目標を持って乗り込んできたんだ。ステージで勝つこととアルベルト【コンタドール】をアシストすることだ。彼の最後のレースで素晴らしい結果を出せることを願っていたのに。

僕は二日前から体調が悪かった。そして、今、もうやめなければならなくなった。なんとか頑張って耐えて、体調が戻ることを願っていたんだよ。だって足の方は調子がいいんだもの。だけど普通に呼吸できないんだ、もうこれ以上は不可能だよ。

フラストレーションは溜まってるよ。今シーズンはドバイで1勝した後、クラシックでは何度かトップ10に入ったけど、その後は思うように走れていない。だけど健康が一番だし、シーズンはまだ終わったわけじゃないから、リスクは冒せない。今は家に戻って、この後のシーズンのことに集中するよ。」

デーゲは9/24の世界選でドイツチームのエースとなることが決まっています。まあ現時点での気管支炎だから出場は問題ないでしょうけど、その準備として乗り込んできたブエルタをこんなに早々とやめてしまうのはちょっと痛いですね。レースカレンダー的にも、世界戦準備として追い込めるようなレースがあまり残ってませんからねぇ。



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デーゲ、ゴール前で失速

2017.07.24.20:14

やれやれ、あんな夜中に見てられんわ、ということで先ほど仕事から帰ってから(自転車のニュースは見ずに)、残り15キロぐらいから見ました。グライペルの連覇か!と一瞬思ったんですが、デュラン・フルーネヴェーヘンが長い距離を良くもちましたね。栗村さん?がこのところクリストフがキーパーソンで、彼を追い抜いた選手が優勝しているというのは面白いポイントでした。

ラスト、トンネルを抜けたあたりではトレックの白いマイヨと赤いヘルメットがチラチラ見えていたので、これはデーゲンコルプもあるかもしれない、とワクワクしたんですが、最終の右カーブ直前でちぎれて行ったので、やっぱり疲れがたまってるのかなぁと思ったら、メカトラだったようです。だけど、デーゲンコルプだけではなく、発射台のクーン・デ・コルトもゴール前3キロで同じくメカトラで脱落していたようです。

うーん、今回は運がなかったですね。トレックとしてもコンタドールで山を、デーゲで平地を狙わせようと思ったんだろうけど、どちらもちょっと上手くいきませんでした。

「何を言ったらいいのかわからないよ。ただフラストレーションが溜まってるし、がっかりだよ。さっさと忘れてしまわなくちゃ。今シーズンはまだ幾つかのレースで勝ってみせる、と予告しておくよ。」

どうもツールとは相性が悪いですねぇ。



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14ステージ後のデーゲ

2017.07.16.11:39

ちょっと話が古くなりましたが、第11ステージでキッテルが勝ちました。このゴール地点はポーという町。この町ゴールのツールの因縁話で、rsn は盛り上がっていました。

20年前の1997年、この町ゴールのステージで優勝したのがエリック・ツァーベル。今回キッテルが追い抜くまで、ツールのステージ12勝はドイツ人選手でナンバーワンでした。

さらにその20年前の1977年、この町ゴールのステージで優勝したのはディートリヒ・トゥーラォ。この年ツールでステージ5勝で、この数字はドイツ人ナンバーワンだったんですが、キッテルに並ばれてしまいました。

というわけで、14ステージはマシューズ。サン・ウェブはゴール10キロぐらい前でしょうか?カチューシャのトニー・マルティンが逃げようとした時にはゲシュケが必死に追ったし、ニキアス・アルントは逃げ潰しに入ったし、終わってみればマシューズの勝利はチームとしては勝つべくして勝ったと言えるかもしれません。

しかし、あんなグチャグチャなゴールでタイム差がついて、再びフルームがトップに立つとは思いませんでしたね。バルデもフルームから4秒遅れちゃいました。バルデとしてはTT前にフルームからマイヨ・ジョーヌを奪っておきたいところです。

一方マシューズのライバルと言えるデーゲンコルプの方は大怪我以来、どうもあまりパッとしません。ミラノとルーベを勝ってクラシックレーサーとしてトップに君臨する選手になったと思ったらあの大怪我ですから、やっぱり痛かったなぁ。昨日のコースなんか、デーゲ向きだと密かに期待していたんですがねぇ。実際、ゴール前500メートルぐらいでは前から10番以内でいいところにいたんですけどね。ファン・アフェルマートについていけませんでした。 まだ本調子とは言えない感じです。

「今日はあの狂ったみたいなスピードについて行く足がなかった。決定的なところで、僕は何度も死んだよ。調子も今ひとつだった。これまでのところは僕にとっては辛いツールだね。あの落車【カヴに乗り上げた落車】の影響はあるし、もちろん、コンタドールのためにボトル運びをしなくちゃならないし、少しずつ力が削がれている感じだね。

明日はスーパーハードだ。どんな計画にするかはこれからだ。でもアルベルトにとってはいいステージだよ。だけど、逃げれば、それもチャンスがありそうだ。でも、今は次の休息日がぼくにとって良いものになることを願っている【前回の休息日の翌日はキッテルに次いで2位になっている】。」



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スイスのデーゲンコルプ

2017.06.16.23:25

気をとりなおしてデーゲンコルプのインタビューが rsn に載っていました。2年前にはミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベのダブルを成し遂げたのに、去年は事故のせいでパッとせず、今年もここまでドバイでの1勝のみ。一昨日の第5ステージはチャンスだったはずなのに、12位に沈んでしまいました。

デーゲンコルプの話です。

「もう本当にフラストレーションが溜まっているよ。素晴らしい働きをしてくれたチームに勝利をもたらせなかったことで、とっても失望している。僕らは集団スプリントになるようにお膳立てをして、やるべきことをしっかりやったんだ。全てをコントロールして、ゴー500メートル前までは全てパーフェクトだったんだ。なのに、運が悪かったのか、決断が悪かったのか。何れにしても最後、後ろにつくべき相手を間違えてたんだ。クイックのトレンティンがアシストを伴って僕の前にいて、突然ブレーキをかけたんだ。僕もブレーキをかけざるをえなかった。危うく落車するところだった。」

ビデオで見る限り、2位になったアルバジーニがトレンティンの発射台と接触して、一瞬トレンティンがブレーキかけ、デーゲもブレーキをかけたら、その間に別の選手に入られて、そのまま後ろに下がっていってしまいましたね。

それに対してサガンの反応はすごかったですね。引くのをやめた選手が下がっていくのを、接触スレスレのところでかわして、その向こう側にいたサン・ウェブのニキアス・アルントのアタックを利用して加速。一気に後ろを引き離しました。サガンらしいアクロバチックなスプリントでしたね。

ボーラとしては現在総合11位にパトリック・コンラートがつけていますね。ドゥフィネのブフマンに引き続きトップテン入りしたいところです。可能なんじゃないかな?



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デーゲンコルプのフランクフルト~エシュボルン

2017.05.03.17:32

なんだかバタバタしてしまってアップの時期がずれました 笑) rsn にデーゲのレース後の談話が載っていました。ゴール直後は3位の結果に不満な様子ありありだったんですが、1時間後のプレス会議では満足していると言っています。

「僕は失望なんかしてないよ。(1年前はシーズンオフに大怪我してこのレースが復帰第一線だったのだから)再び表彰台に立てて嬉しい。でもあの大怪我の話はもういいよ。もう復帰して随分経ったんだ。今は再びこうして故郷のレースの表彰台に立ったんだ。一番大切なのはそのことだ。今はもうあの事件について話すつもりはないよ。」

で、このレースについて聞かれると、

「リック【ツァーベル】が先頭でアレックス【クリストフ】が二番目にいて、ヤスペル【スタウフェン(デーゲの発射台)】が三番目だった。僕は6番手につけていて、ヤスペルのすぐ後ろにつけることができれば圧倒的に有利なポジションだった。ところがそうならなかった。ヤスペルのチェーンがブロックしてしまって、もうスピードを上げることができなかったんだ。

僕らの間にいた他の選手たちもそれを見てたけど、そういう一瞬の状況ではすぐに反応なんかできないだろう? だからあっという間に差が開いてしまって、それがゴール400メートル前だからね。もうその差を詰めることなんかできないよね。何れにしてもカチューシャはいいレースをしたし、リックも本当にいいリードアウトをしたね。彼が強かったからこそ2位に入ったんだよ。」



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デーゲンコルプのパリ〜ルーベ

2017.04.11.22:45

トレックはベストテンに3人はいったんですね。ヤスペル・スタウフェンが4位、エドヴァルト・テーンスが8位、そしてデーゲが10位。

デーゲもミラノとフランデレンで7位、ルーベで10位と安定しています。ただなぁ。この三つともに決定的な瞬間に遅れを取ってしまったからねぇ。でも本人は満足しているとのこと。

「まずは時間をおいて考えなくちゃね。だけど、、僕はこの結果を満足できるものだと思っている。優勝はできなかったけど、全てのモニュメントでトップテンに入ったんだからね。これは安定性があるってことだし、僕が何年にもわたって築き上げてきた結果だよ。顔を上げて帰れると思うね。僕らのチームは本当にすごいチームだ。この後のシーズンにもこの気持ちを携えて向かっていかなければならない。いや来年以降にもそうだよ。アランベールの後の二つのセクターで僕らはスピードを上げたんだ。これは計画通りだった。そこで僕らはレースを本格的に開始して、集団を小さくしたわけだよ。僕らは満足しなければいけないよ。とても強かった。カルフール・ラルブルまでずっと前にいたからね。クレバーな作戦を立てて、うまくやったよ。僕自身は調子が良いと思ったけど、絶好調とは言えなかったね。こういうレースでは絶好調じゃないとダメだってことだよ。でもチームを誇りに思う。若いエドヴァルト・テーンスが最後まで先頭集団に入られたからね。彼も去年ひどい落車に見舞われたんだ。僕もそうだった。そして彼も僕も再びここに戻ってきたんだ。これだけでもとても大きな自信になるし、モチベーションだって高まるよ。」

と言っていますが、何れにしても、デーゲのクラシックシーズンはこれで終わり。この後、拙ブログとしてはアルデンヌでのゲシュケに注目していくことにしましょう。



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デーゲンコルプのフランドル

2017.04.03.17:41

拙ブログとしては期待していたんですけどねぇ。ミラノ〜サンレモ7位、ヘント〜ヴェフェルエム5位、フランドル7位。常にトップ10だけど、ちょっと不満でしょうね。どれも逃げに乗って勝てなかったのではなく、逃げに乗れず、最後に帳尻合わせしたみたいな感じがありますからねぇ。。。

デーゲンコルプ自身はクイック・ステップの戦術の素晴らしさに感服ということのようです。ゴール前90キロ以上あるヘラールツベルヘンですでにボーネンがアタックし、14人のグループからジルベールが50キロ以上残っているアウデ・クワレモントで単独アタックと波状攻撃。

「レースがあんなに速く動くとは予想外だった。そう言われてはいたけど、あんなに早く誰かがくなって信じられなかった。」

結局、ジルベールのリードが1分になっても、デーゲンコルプとアシストたちはまだ不安はなかったというのですが、二回目のクワレモントでサガンがペースアップした時にはそれに乗れませんでした。

「サガンとファン・アフェルマートのそばにいたんだよ。だけど、あの瞬間には僕についていくだけの脚がなかったんだ。そこからは苦しかったね。なんとか追いつこうとしたんだけど。僕がこれまで走ってきたフランドルの中で一番きつかった。」

rsn はデーゲンコルプがパリ〜ルーベで優勝した2015年のフランドルも7位だったと言ってますが、来週はどうなる事か。

ところで、もう終わったので書いてもいいと思うのですが、昨日いろいろなところから教えていただいたり、コメントも頂いたりしたライブストリーム、tiz-cycling. 非常にスムーズに動いて、全く問題なく見られました。正直に言って、これなら、どうせ日本語解説のないDAZN、わざわざ契約する必要性は全くないじゃないか、と思いました。ただし、これが法律的に問題がないのかどうか、そこが心配なところではあるのですが。



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デーゲンコルプ、今年の総括

2016.12.28.12:08

というわけで拙ブログが紹介したい rsn の総括シリーズ、今回はデーゲンコルプです。

何しろ一月のトレーニングで骨折だけでなく、ブレーキや変則に大切な人差し指がちぎれかけるという大怪我を負ったから、春先のミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベは連覇どころかスタートすることすらできませんでした。五月あたまの絵シュボルン〜フランクフルトでカムバックしたものの、まずはリタイア。

「でも、あそこでたくさんのファンや友人が沿道で僕を応援してくれて、リタイアしたのを残念がっているのを見ることができた。あれは僕を、再びレースに戻り、もっとハードに走らなくては、という気持ちにさせてくれた。」

その後少しづつ調子を上げていきます。カリフォルニア一周ではステージ5位、クリテリウム・ドゥ・ドゥフィネではステージ8位と着に絡んできて、なんとかツールには間に合いました。でも内容的にはステージ4位が2回だけ。

そして、やっとノルウェーの北極圏レースで今シーズン初勝利を挙げます。このレースではその前に2位が2回あったので、調子は良かったんでしょう。競り勝った相手もクリストフやデマールですから、ほぼ本調子に戻ったと言えるのでしょう。その後のハンブルクのサイクラシックスで2位になり、今シーズン初のワールドツアーレースでの表彰台。

これで世界選にも選ばれ、直前のミュンスターラントジロでは優勝もして、キッテル、グライペルとともにドイツ人スプリンターのうちの誰かがアルカンシェルじゃないかと期待したんですがね。TVでは写ってなかったけど、横風で分断した後、デーゲンコルプは先頭集団に追いついたらしいんですけど、その直後にマシントラブル(パンク?)で遅れたそうです。

「残念だったけど、これが自転車レースってもんだよ。何れにしても僕の復帰に関わってくれたみんな、友人や、特に僕の家族にはいくら感謝してもし足りない。」

来年は5年在籍したジャイアントからトレック・セガフレドへ移籍し、引退したカンチェラーラの後釜に座るようです。

「ファビアンの業績には大きな敬意を感じている。僕自身もパリ〜ルーベとミラノ〜サンレモの二つのモニュメントに勝った者として、来年以降も精進を重ね、もっと他のレースに勝利を重ねていきたい。それだけにファビアンの姿は僕にとって励みになる。プレッシャーはいつでも感じている。それは常にあるよ。そういうもんだよ。そういうプレッシャーとうまく付き合っていかなくちゃね。

まずは春先のレースに焦点を当てたいね。ミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベは楽しみにしてるけど、ベルギーのクラシックはどれも楽しみだ。特にツール・ド・フランドル(ロンデ・ファン・フラーンデレン)は勝ててないからね。

それからもちろんツールだ。今年のグラン・デパールはドイツだからね。ステージ優勝したことないし。それとノルウェーの世界選。コースはそれほど悪くなさそうだからね。」

ということですが、個人的にはやっぱりフランドルとルーベの連勝を狙って欲しいですねぇ。ミラノ〜サンレモもツールのステージ優勝もいらないから、この春のクラシック二つと世界選の優勝。これがプロデビュー前からデーゲを応援する拙ブログの願いであります 笑)



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デーゲンコルプのインタビュー

2016.12.16.22:58

rsn (radsport-news.com)にデーゲンコルプのインタビューが載っていたので、かいつまんでご紹介。

トレック・セガフレドのトレーニングキャンプでスペインにいるわけですが、去年の大事故の現場近くにいることを聞かれてこんなことを答えてます。

「年度が変われは過去のことになるし、もう気にかける必要もないね。終わったことだし、もういいよ。ただ、そうは言っても、事故現場を通って、その場所をよく見てみたいね。それで締めくくりになるし、そうしたら事故についてのインタビューも最後にしたい。それよりも、僕は本当にワクワクしている。【新チームという】新しい刺激で、とてもポジティブな気持ちなんだ。シーズンが始まるのが本当に楽しみだよ。」

トレーニングキャンプではメニューに鬼ごっこやカートレースが組み込まれていたそうです。

「面白かった。カートレースではみんなでレース気分を少しだけ味わったよ。ジャコモ【ニッツォーロ】が優勝したんだ。あいつは体重で僕よりちょっと有利だったからね。2位はアルベルト【コンタドール】だった。」

ニッツォーロは5キロ、コンタは15キロもデーゲより軽いそうです。それ以外にも不思議なプログラムメニューがあったようです。

「僕らはフリーダイビングもやった。呼吸の技術に役立つんだ。呼吸をコントロールして改善させるために家でもできるエクササイズだよ。刺激になったね。」

2015年にミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベに優勝したわけですが、ツール・ド・フランドルが抜けているが、と水を向けられると、こんなことを言ってます。

「もちろんこの三つ全てに勝てたは素晴らしいことだよ。ちょうど三大ツールでステージ優勝をしたみたいな感じだよね。これと世界戦のタイトルは、引退するまでになんとか手にしたい目標だね。でも僕の目標はサンレモからルーベまでのレースで絶好調の状態にしておいて、そこで与えられたチャンスをものにしたいっていうことだね。E3【ハレルベケ】とかヘント=ヴェフェルヘムも、なんとかいい成績を上げたいレースだよ。これらはどれもユニークだし、独自の特徴がある。サンレモでローマ街道の雰囲気は強く心に残っている思い出だし、ルーベのヴェロドロームでのあの瞬間も、言葉にできなかったよ。何が一番かって言えないよ。フランドルでの勝利もきっと同じようにものすごいだろうね。勝ちたいよ。」

フランドルは今年5年ぶりにヘラールツベルヘンの壁が復活です。これについても答えてます。

「この壁は自転車レースの歴史的なコースだよね。でも、このレースを左右するものではないと思う。最後に一番強くなくちゃならないんだ。昔なら早めのアタックで勝つこともできたかもしれないけどね。」

まあ、ヘラールツベルヘンの壁でアタックしてワープ走行で優勝したカンチェラーラの時とは違って、今度のコースはアウデ・クワレモンとパテルベルフの周回コースになっているらしいので、早めのアタックは無謀だということのようです。でも、現在のトレーニングキャンプが終わったら、デーゲはベルギーへ飛んでクリスマス前にルーベとフランドルの石畳で、トレックの機材テストを兼ねてトレーニングをするようです。

「今の時点でパヴェヘ行くなんて、頭大丈夫か、って言われちゃうかもしれないけど、チームも変わったし、いいことだと思っている。でもクラシックでは、このチームでは何年もファビアン【カンチェラーラ】が優勝候補で頑張ってきて、プレッシャにも耐えなければならないんだ。それは選手だけでなく関係者みんなそうだったんだ。みんな100%の力を出さなければならない。」

クラシックでは、これまでトレックのみんながカンチェラーラのためにやっていたことを、今度はデーゲのためにやるわけです。他にも、デーゲが「カードが2枚あれば有利だ」というように、ヤスペル・スタウフェンも準エース扱いになるでしょうか。それ以外にもエドヴァルト・トェーンスやグレゴリイ・ラスト、マルケル・イリサール、それにクーン・デ・コルトがクラシックのメンバーになるのではないかとrsnは予想しています。

本当にフランドルに優勝できるといいんですけどね。ドイツ人ではルディ・アルティヒとシュテフェン・ヴェーゼマンしか優勝してないんですよね。ただ、パリ〜ルーベだって第一回のヨーゼフ・フィッシャー以来二人目のドイツ人になったデーゲですから、可能性は大きいような気がしてますが。。。



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デーゲンコルプのブログ、バタバタの一年終了

2016.11.19.00:27

というわけで、デーゲのブログが更新されてました。11月9日の日付なので、だいぶ経ってしまいましたが 苦笑)

……
精神的に、プロになってこれまで最高に緊張した一年が終わった。落車の後、耐えに耐えて、無論汗もかかなければならなかったが、最後にやっとまた、レースに勝つことができるのを証明できた。無論前年のような勝利の数を上げることはできなかった。しかし、今シーズンはものすごく成長したと思う。自分のキャラクターが試されるハードな試練だったし、この数ヶ月はひどく力を尽くさねばならなかった。何よりも、復帰後にまたレースで戦えることがわかった瞬間の気分は言葉にできない。もう一度この場を借りて、僕のことを信じ、支えてくれた人たちみんなに感謝する。

肉体的に、今年はレースに出られない時期があったから、それほどきつくなかった。まあ、最後に世界戦とアブ・ダビのレースで、砂漠のグランツールみたいな思いをしなければならなかったんだけどね。その後、家族と一緒にドバイで一週間休養を取って、天気の良さを楽しんだ。今週は、まだ自転車は立てかけたままで、ぼちぼち準備をまた始めなくちゃならない。

今年で、これまでのチームとの時代が終わる。この時代に感謝しているし、クラシックで勝てたことや、選手たちやマッサーたちとの素晴らしい時間のことを思い出している。彼らのうちの何人かは親しい友人になれたんだ。おかげで今チームを後にするのが、そう簡単にはいかない。友達たちと別れなければならないんだ。だけど、他方で、僕はチームを変える選択をしたことを喜んでもいる。僕はもう一段上へ進むために決断したんだ。そしてトレック・セガフレドでの時代を楽しみに待っているところだ。

シーズンの準備についてはまた報告する。じゃあまたね。デーゲ。
……

カンチェラーラの後釜という立場ですからね。僕としてはパリ〜ルーベかツール・ド・フランドルに優勝してくれないかと期待しているんですけど、相変わらずギブスが取れない指の状態はどうなんでしょうね?



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デーゲンコルプのブログ、ミュンスターラント・ジロ

2016.10.04.22:24

自転車に乗れない日に限って天気がいいっていうのはどういうことじゃ!! このところ、自転車に乗れずにフラストレーション溜まってます。東京は今日とは打って変わって、明日はどうやら天気は悪そう。去年の同時期に比べて600キロほど距離が少ないです。うーん、この分で行くと今年の総距離は2500キロどまりかなぁ。

……
2度の二位の後、今日はとうとう勝てた。今日のミュンスターラント・ジロでの勝利は本当に幸せだよ。チームの働きがすごかったしチームメイトにこの勝利をささげられて嬉しい。彼らのほとんどとは、このマイヨで一緒に走るのは最後なんだ。それだけにこの「さよなら公演」が嬉しいよ。ドイツで勝てるのはいつだって特別な想いだからね。この勝利は誇りに思うよ。

最初はあまり調子が良くない気分だったんだ。そして最終周回もかなり激しかった。雨も降り始めてひどくハードなレースになった。石畳ではたくさん落車があったし、常に前でポジション取りしなければならなかったから、力も随分削がれた。しかし、最終的にはその甲斐があった。スプリントでは、勝つために十分なだけのパワーを発揮できた。すごい気分だよ。

あと1日家で過ごしてから、アムステルダムへ向かい、そこからさらにカタールへ行くことになる。世界戦は楽しみだよ。
……

というわけで、このミュンスターラント・ジロというレース、今年はカヴとキッテルとグライペル、それにこのデーゲが出るというので、盛り上がっていたんですが、カヴが体調不良でドタキャン、キッテルとグライペルが落車でダメだったようです。



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デーゲンコルプのブログ、世界戦出場決定

2016.09.28.22:36

先日、安倍をヒトラーと重ねることについて、ちょっと思ったことを書いたけど、ますます、本当にそうなんじゃないか、彼は自分をヒトラーであれ、金正恩であれ、独裁者と重ねたがっているのではないか、本当にそんな気がしてきた。ちょっとでもまともな頭を持っていれば、こんなことしないだろう。



さて、ドイツの世界戦メンバーが発表されました。なんだか不思議なメンバーです。グライペルをエースに、キッテルはジョーカー、デーゲンコルプとマルティンと、グライペルのアシストのマルセル・ジーベルク、それに若いニールス・ポリットとヤッシャ・ジュッターリン。ドイツの出場者は六人なんですが、ジーベルクが鎖骨骨折で出場できるか、微妙なので、予備として七人ノミネートしているようです。

……
エネコツアーでいくらかうまくいかなかった後で、でも少しづつだけどうまく走れるようになっている。もちろんもっと良くなりたいけど、今の所自分の調子には満足している。

週末まで、もっと集中してトレーニングして、トレックとの最初のチームミーティングに出かけ、それからドイツで最後のレースのミュンスターへ行く。このレースに参加できるのは楽しみだ。故郷でレースができるのはいつだって素晴らしいことだからね。

でもそれ以上に楽しみなのは、世界戦に参加できるっていうことだ。今日、参加選手がようやく公表された。ミュンスターのレースの後、すぐに旅立つ。僕はチームTTにも出るから早めにカタールへ行くんだ。

ロードレースもかなりワクワクしている。ここではアンドレ・グライペルとマルセル・キッテルと僕で本格的なスプリンターチームを結成だ。またここに書くよ。じゃあまた。デーゲ。
……

個人TTはマルティンとポリットとジュッターリンの三人が出場のようです。ポリットは結構上位へ行けるんじゃないかと期待してます。ジュッターリンはエネコの最終ステージで逃げに乗って、最後の最後に登りでちぎれちゃいましたけど、目立っていました。



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プロフィール

アンコウ

アンコウ
**********************
あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、クラシック音楽(特にバッハ)、友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎても困るが)。少し前から草食動物と化そうと「努力」しています。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとして、こちらにも通知されないまま、ゴミ箱に入れられてしまいます。これは管理ページで迷惑メールをチェックすれば見られるのですが、そんなところは滅多にチェックしないので、承認待ちの印が表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す

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