こちらもやや遅れ気味のご紹介。
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やあ、みんな、
ノルウェー南部のオールネスから挨拶だ。僕はここでツアー・オブ・ノルウェイに参加し、初めてこのレースを走っている。僕らのチームはスカンジナビアのチームだからこのレースは重要度がより高いし、できれば良い成績を上げたいと思っている。
先週の日曜日に終わったバイエルン一周についてもちょっと書きたい。すばらしいレースだったし、レースの舞台もとても楽しかった。ただただ凄かった。僕個人は残念ながら第三ステージで一度10位になっただけで、それ以上の成績は上げられなかった。ぼく自身の調子は良かったんだけど、スプリンターチームがすべてをコントロールしていて、どんな逃げも全て徒労に終わった。
今は、今日のツアー・オブ・ノルウェイの第一ステージ、182キロのスタート前だ。幸運を祈ってね。
じゃあまた。
ファビアン
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で、ノルウェー一周はすでに日曜に終了してますね。ヴェークマンは第一ステージで7位に入ったものの、結果的にはそれぐらいでした。総合では15位。まあ、純粋のスプリンターでもなければ登りもアレなので、こういうステージレースでの総合はあり得ないんでしょうけどね。

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5月の週末というのは、どうやらこの時期にドイツ各地で町のお祭りに合わせて、国内選手を招いてレースをするようです。ヴェークマンが出場したのはルターの町ヴィッテンベルクで、ドイツ人プロ選手が参加したもの。距離は63キロとありますから、町中を走るクリテリウムレースということでしょうか。
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やあ、みんな、
やっぱり先週の伝統的なレース「エシュボルン〜フランクフルト」についてちょっと書いておきたい。レースは爆弾が見つかったあと、よくわからないまま、危険な状態という理由で中止になってしまった。もちろんぼくもとてもガッカリしたし、こういう素晴らしいスポーツイベントがこんなことで開催できなくなるなんて、とても悲しいよ。しかし、安全を考えれば正しい決断だった。そして2016年にこのレースがあらためて開催されて大成功を収めることを祈っている。
ところで5月2日には、ヴィッテンベルクの旧市街で行われたレースに出場した。とっても楽しかった。そして僕はニキアス・アルントとロジャ・クルーゲを破って優勝した。落車したんだけど、とても素敵なレースだった。来年もぜひまたレース予定に入れておきたいと思っているよ。
じゃあまた。
ファビアン
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Wittenberg Wegmann Arndt でネット検索すると写真も結構出てきます。まあ、田舎レースとはいえ、優勝はうれしいでしょう。

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というわけで久しぶりのサイト更新です。
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やあ、みんな、
アルデンヌ週間は終わって、僕はなんの結果も残せなかった。1週間前のアムステル・ゴールド・レースも昨日のリエージュ・バストーニュ・リエージュもパンクで遅れてしまって、決定的な瞬間にどちらも何にもできなかったんだ。特に昨日は二回もパンクだよ。最初はコート・デュ・ヴァンヌの直前で、次はコート・デュ・ストッケだったんだ。まさにレースが決定的な段階になったところだった。そこまで僕は調子が良かったし、いつもいいポジションにいたんだけど、二度目のパンクはあまりに大きかった。もう前に追いつくことはできなかったんだ。
金曜日はエシュボルン〜フランクフルトが待っている。僕はこのレースが楽しみなんだ。ドイツで行われるレースだし、沿道の雰囲気もすごいし、コースが僕向きだからね。僕にとってもチームCULTエネルギーにとっても、何が起こせるか楽しみだよ。いずれにせよ、このレースでは僕は過去二回勝っているし、去年は7位だったからね。
じゃあね。
ファビアン
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エシュボルン〜フランクフルトは拙ブログではおなじみのレースですが、今年も livestream はないのかなぁ。
参考までに。
2014年度の記事2013年度の記事2012年度の記事2011年度の記事2010年度の記事
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昨日のブラバンツェ・ペイル、あと10キロまで livestream で観てたんですが、そこで眠ってしまって気が付いたら終わってました。ヘルマンスがあのまま逃げ切っちゃったんですね。そのブランバンツェ・ペイルに出走していなかったヴェークマン、一番好きなレース、アムステル・ゴールドを前に、体調はまだ戻らないのかな、と思っていたら、rsnにインタビューが載っていました。
ここ数年、ガーミンに所属してこのレースに出てきたんですが、良くてジョーカー【勝手に動ける選手】、たいていはアシストとしての参加でした。こんどはプロコンチームとはいえ、エースとして参加、ゼッケンもエース番号です。
「アムステルに対してすごくモチベーションが高まっているけど、でも風邪のせいでちょっとフラストレーションもある。トレーニングは1週間半前から再開していて、今はとても調子は良いと思っている。アムステル・ゴールドとリエージュ・バストーニュ・リエージュが楽しみだ。以前はゴールが登ってすぐで、一番足がある選手が勝つというレースだった。2013年から数キロ先に伸びて、戦術が大切になった。目標はトップテンだ。風邪が完全に快復していれば、可能性は十分あると思う。」
と強気ですが、一方、ティレノ~アドリアティコで鎖骨を折ったゲシュケは去年6位だったんですが、やっぱり間に合いませんでした。残念。

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今夜のスヘルデ・プレイス、三連覇中のキッテルはもちろんのこと、カヴもグライペルもスタートしないということは、クリストフの可能性がかなり高いですね。もしそうなると9日間で6勝目と荒稼ぎになります。
さて、拙ブログ応援のヴェークマンは体調不良です。
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やあ、
みんなの中にはきっとシルキュイ・ド・ラ・サルトの確定出走表を見た人もいるかもしれないね。そう、僕の名前はそこにはないんだ。要するに体調が良くないってことさ。ヴィールス性疾患でスタートできないんだ。
すぐに良くなって、来週水曜のフレッシュ・ブラバンソンヌに出られることを願っている。
幸運を祈ってね。
じゃあ。
ファビアン
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なんだか拙ブログで良く取り上げるネルツもキッテルもそしてこのヴェークマンも、この春先病気でレースに出られないケースが目立っています。日本もなかなか暖かくなりませんね。東京(多摩地区)は4月8日に雪が降ってますよ。先ほど見たら、サイクリングロード沿いのサクラもずいぶん落ちてスカスカになっていました。

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こちらはヴェークマンです。4/2の更新でした。
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やあ、みんな、
僕はまたクリテリウム・アンテルナショナルから戻っている。コルシカでのこの2日間のステージレースを、僕は57位で終えた。風邪のおかげでかなりしんどかったし、これ以上のことはできなかった。その後、健康状態は更に悪くなり、チームと話し合って土曜日のオランダで行われるリンブルフ・クラシックは出場しないことにした。このレースはアムステル・ゴールドに似ていて、みんなも知ってるように、僕はこういうタイプのレースがとても好きなだけに、残念でならないよ。
今は来週火曜に始まるシルキィ・ド・ラ・サルトまでに回復して万全の体調でのぞめるよう願っている。アムステル・ゴールドを見すえれば、この来たフランスのレースに出ることは大切なことだ。幸運を祈ってね。
じゃあ
ファビアン
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リンブルフはフレーリンガーが何年か前に逃げた惜しいレースでした。昨日はデ・パンヌの最終日に衝撃的な注目を浴びたスイス人のシュテファン・キュングが単独で逃げて優勝したようです。このキュングという選手、第二のカンチェラーラとかいわれているようです。

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木曜日のE3ハレルベケ、livestream で見ていましたが、アムステル・ゴールドみたいな狭い道に直角よりさらに鋭角なコーナー、あぜ道や裏道、森の中の幅1メートル半ぐらいの切り通しと、あきれるようなコースでした。しかし、サガン、動きすぎですよねぇ。残り30キロで逃げてからは常にイニシアティブを取って結局ゲラント・トーマスに一発で決められてしまいました。これまでもに多用なケース、何度もありましたね。もう少しクレバーにならないと。。。
また、ミラノ〜サンレモとヘント〜ヴェフェルヘムの間のレースということでデーゲンコルプにも期待したんだけど、序盤のカンチェラーラがリタイアした落車に巻き込まれて腰を強く打ったようで、先頭集団でゴールしただけで満足だと言ってます。
話変わって、クリテリウム・アンテルナショナルです。やって出てきました、今シーズン2レース目のネルツ君。なにしろ情報がほとんどないので、矢っ張り体調不良だったのでしょうか。ヴェークマンとともに普通に第一集団でゴールした第一ステージに続いたTTではヴェークマンとネルツ、ともに1分前後の遅れでした。まあ、ヴェークマンがTT苦手なのは分かってますが、ネルツ君としてはもう少し調子を上げていきたいところでしょう。明日の山岳ステージ、どのぐらい走れるかですね。
というわけでヴェークマンのサイトから。レース前日のアップです。
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やあ、
今、地中海のコルシカ島の南部のポルト・ベッキオにいる。二年前にはツール・ド・フランスのグラン・デパールになったところだ。ここで明日クリテリウム・アンテルナショナルが6度目のスタートをする。レースは2日間で3つのステージで争われ、小さなTTと標高956メートルのロスペダル峠の山頂ゴールを含んでいる。
僕はこのレースに最高の条件で出場するとは言えない。ここ数日風邪気味で、まだ相変わらず治っていないんだ。先週のクラシック・ロワール・アトランティクとGPシャレ—ペイ・ド・ロワールや二日前のドワルス・ドール・ファン・フランデレンではその影響がでてしまった。上位の成績は上げられなかったし、水曜日のヴァレヘム【ドワルス・ドール・ファン・フランデレン】では途中リタイアになってしまった。天候状態も最適とはほど遠かったしね。
今はコルシカの太陽のもとで、気温が20℃あるから、再び体調が戻って良い成績が上げられればと願っているところだ。
じゃあまた。
ファビアン
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上述のレース、最初の二つでは、ヴェークマンは一応先頭集団でゴールでした。

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というわけで、ヴェークマン

のサイトが更新されてました。
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やあ、みんな
土曜日、ぼくはすんでの所で表彰台を逃した。単独で逃げたベン・ガストアウアー

、ジョナサン・イヴェール

とフィリップ・ジルベール

についで4位だった。残り1000メーターの看板まで、リーヌス・ゲルデマン

とラスムス・グルハンマー

が僕のことを理想的なポジションまで連れていってくれたんだ。だけど、その後僕は戦術的なミスを犯してしまった。最後のカーブで僕は前の選手にくっつきすぎていて、この登りスプリントでコーナーの立ち上がりですぐにスピードを上げることができなかった。そしてイヴェールとジルベールに追い抜かれてしまったんだ。それでも僕としてはレースにも自分の調子にも満足できた。
翌日は大変ショッキングな事件が起きた。ホテルの前に置いておいたチームのトラックに泥棒が入り、根こそぎ機材をもってってしまった。おかげでスタートできず、僕の総合4位もオジャンさ。
ところが今日はとてもうれしいニュースがオランダから届いた。僕らのチームはワイルドカードでアムステル・ゴールドレースに招待されたんだ。僕の一番好きなレースだよ。毎年、僕はこのリンブルフ州のレースを楽しみにしているんだ。ここまではこんなふうにアップダウンの毎日だった。でも泥棒騒ぎのショックからもすぐに立ち直れると思うよ。
じゃあね
ファビアン
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かなり長いです。ドイツでの自転車競技の人気についてとか、あまり面白くないところはカットしましたが、それでも長いので、よろしくお付き合いください 笑)
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ファビアン・ヴェークマンはプロ生活15年目を迎えます。ゲロルシュタイナー、ミルラム、レオパード・トレック、そしてガーミン・シャープのあと、今シーズンはデンマークのプロコンチームのカルト・エネルギー・プロサイクリングに所属することになりました。彼は3回ドイツナショナルチャンピオンになり、ドイツのクラシックレース、フランクフルト〜エシュボルンで2勝しています。しかし彼にとってはもっとも大きな勝利は別のところにあると言っています。マジョルカ・チャレンジのあと、Pedaleur.net はインタビューして、引退の危機に立たされた去年のひどい落車や、ツール・ド・フランスに対する思いについて、などを話してもらいました。ヴェークマンさん、マジョルカ・チャレンジは新チームカルト・エネルギー・プロサイクリングで走る最初のレースでした。第一印象はいかがでしょう?とても良い感じだしホントに楽しかったよ。去年の11月ルクセンブルクでチームでの会合があってから、最初のチームとしての集合だったからね。でも、これまでのところ一緒に長いトレーニングなんかできなかったのに、ビックリするほどあっという間にチームみんながフィットできた。僕らのチームはホントにすばらしいし、ベテランと新人がうまくかみ合っている。みんなで完璧に作戦を立てて、うまく走れたし、大満足だよ。
カルト・エネルギーはプロコンチームなので、レースの主催者からの招待が頼りです。2015年、あなたはどんなレースに出場したいとお考えでしょうか?なにがなくてもアムステル・ゴールドレースだよ。みんなそれに合わせているし、僕らの大目標だ。もちろんフレッシュ・ヴァロンヌやリエージュ・バストーニュ・リエージュでワイルドカードがもらえたら素晴らしい。だけどなにをおいてもアムステル・ゴールドレースだね。それを狙っているんだ。
しかし、アムステル・ゴールドレースの最初の招待チームには選ばれていませんね。それでもまだ出られると?
うん、僕らはまだ交渉中だし、まだ出られると思っている。
3年間所属したガーミンシャープをシーズン終了とともに去ることになりました。2014年シーズンについて、とくにどのようにお考えでしょう? ガーミンシャープでの最後のシーズンはどうでした?ジロ・ディ・イタリアで落車してひどい目に合ったよ。ほんとにひどい落車だった。でもすぐに「今の僕にとっては、これが【ベッドで回復に努めること?】自転車レースだ」って納得させたんだ。
実際そうだったのでしょうか?あれはそんな小さな落車じゃなくて、長期入院でほとんど動けず、ひどいものだった。だから、シーズンの終わりごろにまたいくつかのレースを走ることができてうれしかったし、その結果にもとても満足だった。落車してから3カ月で、僕は再びトレーニングを開始でき、3カ月半後にはツアー・オブ・アルバータを走って総合13位でゴールした。これでまだ自転車を降りる時じゃないと思った。
状況はあなたにとってずいぶん微妙だったんですね。契約は更新されず、怪我もしていたし、プロとして、この先どうなるのか、眠れない夜を過ごしたのではないですか?落車して、多くの人はきっと、もう彼も34歳だしひどい落車だったしもうモチベーションもなくなったと見ただろうね。もう一度ワールドツアーチームと契約するのはちょっと難しかった。ガーミンのチームマネージャーのジョナサン・ヴォータースは僕にチームに残ってディレクター・スポルティフにならないかと言ってくれた。だから僕には引退するという選択肢もあった。だけど僕にはその気がなかったし、どれほど自転車レースが好きか、どれほど楽しいか、って自分でわかったんだ。たとえ毎日5時間も理学療法のリハビリで苦しまなくてはならないとしても。僕は、たとえ監督という良い申し出があっても、落車が原因で引退したくなかった。
ディレクター・スポルティフ、それはあなたが引退後に願っているものでは?そう、その通りだ。本気でそうなりたいと思っていたし、将来そうなれればと思っている。でも今はまず新しい契約を結んだし、この後何年かさらに成績を上げたいとおもっているんだ。
カルト・エネルギーと契約した一番の理由は?チームマネージャーのミケル・スケルデと会って、僕がどんなレースを走りたいかを伝えたんだ。それが彼の考えとピッタリ一致した。彼とはそれ以前にもレースで一緒だったことがあるし、僕がレースで常にアグレッシブで攻撃的なスタイルだったことを覚えていてくれた。そういうタイプの選手を彼は探していたんだ。それに、彼にとってもアルデンヌ・クラシックは重要で、それに出ることが彼にとっても願いだったし、そこで僕がキャプテンの役割を果たせると考えたんだ。これが一番の理由だ。
チームはあなた以外にもリーヌス・ゲルデマンとグスタフ・エリク・ラーションという名前の知れた選手と契約しました。チームはプロコンで居続けるつもりはない、上を目指すつもりだ。今後何年かで発展していくはずだから楽しみだし、その過程で自分の果たす役割もあると思う。
2015年のシーズンが終わったとき、満足できる結果とはなんでしょう?二つか三つ大きなレースに招待されたらいいね。それ以外にもワールドツァーレースでトップテンの成績を上げられれば、僕らはとっても満足だ。
今後ツール・ド・フランスのようなビッグイベントにはもう参加できないかも知れないと思うと、悲しくはないのですか?もう希望がないというわけじゃないさ。僕は2年の契約だ。そして過去4年間はツールに出場できなかった。むろんチームのなかで、ツールで必要なタイプの選手が選ばれるわけだ。この何年かは単純に僕はそうではなかったということだ。僕は過去7回ツールに参加し、毎回最終週にはひどく苦しんだ。ツールはスーパーレースだし、世界で最大のレースだ。でも僕のお気に入りのレースではない。
あなたにとって自転車競技の魅力とは?なんていっても美しいスポーツだよ。どこででもできるし、自分の自転車をどこへでも持って行ける、どの大陸へでも。そしてそこで走ることができる。それから、僕は非常に戦術的なクラシックレースが好きだ。ただの力だけではなく、頭も使わなくちゃならない。力が劣っていても、クレバーに走れば勝つことができるんだ。
引退後のことは考えていますか?いや考えてないし、まだ決めたくないな。まずはまたレースを走れるのがうれしいし、ホントに楽しいんだよ。他のことは成り行き任せだね。
あなたが自転車競技を始めたきっかけは?兄のクリスチャンと父だ。二人とも自転車競技をしていた。子供の時、それから少年時代、ぼくは陸上をしていた。15歳の時に自転車競技にのりかえたんだ。
あなたのキャリアでもっとも大きな勝利はなんでしょうか?ジロ・ディ・イタリアでの山岳賞とジロ・デ・ロンバルディアでの3位だ。この二つは他のレースで僕があげた勝利よりも大きい。今でもまだ当時、ジロで先頭グループでどれだけ苦しかったかを思い出すんだ。山岳マイヨを着たと思ったらまた失って、最後はホントにぎりぎりだった。故郷のミュンスターから友人たちが最終日に来てくれて、僕はなんとか山岳マイヨを取り返せたんだ。忘れられない経験だよ。
ではあなたのキャリアでもっとも悔しかったのは?デビューした2003年のバスク一周でのあるステージだね。僕はレベッリンのためにスプリントでリードアウトした。そして僕らが1位と2位だと確信してすでに喜んで叫んだんだ。ところが、当時まだ無名だったアレハンドロ・バルベルデが僕らを追い抜いていったんだ。
最後の質問です。もしもう一つ勝利をあげることができるとしたら、どのレースに勝ちたいですか?これはもう考えるまでもない。アムステル・ゴールドレースだね、一番好きなレースだからね。
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というわけで、アムステル・ゴールドレース、ただ、まだ出られるかどうかわからないんですよねぇ。。。

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昨日紹介したGPコスタ・デリ・エトルスキについて書いてます。
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やあ、みんな、
昨日僕は表彰台に登った。残念ながらGPコスタ・デリ・エトルスキでの勝利で、ではなくて山岳賞でだったけどね。それでも僕は昨日のレースにとても満足している。いまはムチャクチャ調子が良い…ゴール25キロ前で僕はダミアーノ・クネゴとルドルフォ・トレスといっしょに、標高205メートルのトッレ・デ・セガラリの登り口で集団から逃げ出したんだ。下りの終わりのところでフランチェスコ・ガヴァッツィが僕ら三人に追いついてきて、ゴール前5キロで30人ぐらいの先頭集団に捕まってしまった。むろんその瞬間はガッカリしたよ。でもこの集団には3人のチームメイトがいたからね。すぐに新しい戦略を決めて走ることができた。つまり、ラッセル・ダウニングのスプリントに賭けることにしたんだ。そして彼は最後4位に入った。カルト・エネルギー・プロサイクリングチームとしてはこの結末は満足できるものだ。
僕の次のレースはまたイタリアで、リグリア海のライグリアで2月19日にある。楽しみだし、このレースで自分の存在感を示せると思っているよ。
ところで僕は pedaleur.net でインタビューを受けたことをみんなにも伝えておきたい。是非読んでみてね。
じゃあまた。
ファビアン
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というわけで、インタビューは長いので、明日暇でも見つけて、ご紹介できればしてみたいと思いますが、どうなることでしょう 苦笑)

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さて、こちらも更新されていました。もうすでにおわっちゃったレースですが。。。
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やあ、
寒いミュンスターから挨拶だよ。今週はずっと家にいて、むちゃ寒かったね。先週のマジョルカ・チャレンジのレース後、それほど走る必要はなかったし、それでもOKだった。それより主に新しい自転車リドレイに慣れようとしていた。ミュンスターの gebioMized でいくつか計測とポジションチェックをしてもらって、ポジショニングは完璧になった。
明日はピサへ飛んで、そこからドノラティコへ行く。日曜日にはそこで第20回目のGPコスタ・デリ・エトルスキが開催される。僕向きのレースなんだ。190キロ以上走って、最後はトッレ・デ・セガラリというきつい山を二回こなすんだ。ホントに僕の好きなタイプのレースだよ。なにができるか、見ててくれ。幸運を祈ってね。
じゃあまた。
ファビアン
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というわけで、このレース終わってしまって、30人ぐらいの集団スプリントでマヌエル・ベレッティという選手が勝ったようですが、ヴェークマンはゴール前10キロの最後の登りでアタックしてクネーゴとロドルフォ・トレスという選手と3人で逃げたんですけどねぇ。最終山岳賞は取ったけど、吸収されてしまいました。39分ぐらいから10分ぐらいですね。おヒマなら、あるいはヴェークマンのファンならどうぞ。
CULTエネルギーのマイヨも黒系ですね。一時に比べて黒系のマイヨが増えましたね。しかしひでえ路面だね。
言い忘れました。gebioMized というのはドイツのトレーニング支援センターみたいですね。YouTube で検索すればいくつか引っかかります。

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今シーズンから二部のCultエネルギーで走るヴェークマン、シーズンインはマジョルカチャレンジだそうです。
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やあ、みんな、
ヴェストファーレン州のミュンスターから。僕は家に留まってトレーニングを地元の街道で重ねている。でも、水曜からは南へ向かう。
まずはマウンテンバイクのティム・ベーメとヨハネス・フレーリンガーと一緒にグラン・カナリアで8日間過ごし、そこからマジョルカへ行く。そこでチームメイトと合流して1月29日にトロフェオ・サンタニイ・セスサリーネス・カンポスで新たなシーズンのスタートになる。マジョルカ・チャレンジのうちのどのレースに出場するかは、マジョルカに着いてから決める。これらのレースが終わった後は、2月19日のイタリアのバレアレス諸島のトロフェオ・ライグエリアと、南フランスで2月21日と22日にあるツール・デ・オーヴァールに出ることが決まっている。それ以降のことはまだ未定だ。
いずれにしてもすでに2015年シーズンはすでに順調に始まっている。仲良しのハインリヒ・ハウスラーが昨日のオーストラリア選手権でオーストラリアチャンピオンになった。凄いことだよ。ハインリヒにとってものすごく重要なタイトルだったのはわかるし、彼のためにもものすごくうれしいよ。おめでとう、ハイノ!
今シーズン、僕もこうした成功を収められるかどうか、期待しててくれよ。モチベーションはものすごく高まったよ。
じゃあまた。
ファビアン
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マウンテンのベーメという選手は知りませんが、フレーリンガーとハウスラーの三人はシーズンオフはよく一緒にトレーニングしているようです。3人で雪の中でマウンテンに乗っている写真がFBかツィッターか、どちらかにアップされているのを見た記憶があります。
ハウスラーはカレブ・ユアンにスプリントで勝って、オーストラリア国籍を取ったすえにオーストラリアチャンピオン。うれしいでしょうね。
ところで、フレーリンガーと言えば、新しいジャイアント・アルペツィンのHPの写真、いったいどうしちゃったんでしょう?? 妖怪●●のような迫力があります 笑)
http://teamgiantalpecin.com/riders/johannes-frohlinger-2015/
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いやぁ、UCIからのプロコンチームとしての認証が遅れて、ちょっと慌てた感のあるCULTエネルギーチームでしたが、とりあえずヴェークマンもホッとしたようです。
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やあ、みんな、
今日はフライブルクからではなく、ミュンスターからの挨拶だ。11月終わりに僕らは引っ越しして、ミュンスターの新居に移ったんだ。目下、いくつかの転居に当たっての手続きに忙殺されているけど、まもなくすべて終わるはずだよ。
フライブルクの町、とてもきれいなブライスガウ地区には12年住んでいた。まだまだきっと何度もフライブルクでの素敵な生活のことを思い出すだろうけど、でもふたたびミュンスターに戻れて嬉しい。
そうそう、僕の新しいチームCULTエネルギー・プロ・サイクリングが運営上の問題を全部片付けて、先週UCIからプロ・コンチネンタル・チームのライセンスをもらえ、これで晴れて来シーズンに向けて集中していけることになった。これも嬉しいニュースだ。
しかし、今はまずはクリスマスが目前だ。みんなにも素敵なクリスマスとすばらしい新年がきますように。
じゃあね。
ファビアン
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ヴェークマンはミュンスターが出身地なんですね。毎年秋頃にミュンスター・ジロというレースが開かれるところです。

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というわけで、毎年恒例のrsnのドイツ語圏選手の順位と総括シリーズ、拙ブログひいきのヴェークマンはドイツ語圏選手58位でした。
マジョルカチャレンジのひとつで10位、アムステル・ゴールドレースで14位、エシュボルン〜フランクフルトで7位と、ジロの落車で大けがするまでは、まあまあの成績だったんですがねぇ。
ジロの大けがのおかげで手術した上、3カ月レースに出られませんでした。「あれは、もうこれで引退かと思ったよ。人生最悪の怪我だったよ」
さらにガーミンはキャノンデールと合併が決まり、チームに残れる選手の数に限りがあることから、ヴェークマンはかなり早い段階で、来年は別のチームに行かざるを得ないだろうと覚悟していたようです。なお、引退の選択肢は全くなかったと言ってますね。
「リハビリと再トレーニングはとてもハードだった。これまでの人生で体験したことのないような痛さだったよ。でも、それでも僕は自転車に乗ることがまだとても楽しいし、この職業に魅せられていることを感じていたんだ。」
というわけで、来年はプロコンチームのCULTエネルギーに移籍ですが、春先のレースではエース待遇になります。
「アムステル・ゴールドレースは春の最大の目標だ。ワイルドカードで出場できれば、僕がチームを率いることになる。このところこういうケースはなかったから嬉しい。」
傷の具合は、当初すくなくとも6週間は寝たきりで、さらに6カ月は自転車に乗れないだろうと言われたそうですが、落車から4カ月弱のカナダのツアー・オブ・アルバータで13位になれました。怪我の後遺症とか、何らかの影響はまったくなさそうです。
来年はチームがプロコンだから、ビッグレースにどれぐらい参加できるか分かりませんが、小さなレースでもいいから、また勝利を挙げて欲しいものです。

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このところ名前をあまり聞かないとはいえ、過去、ドイツチャンピオンを3回獲得ですからね。ウルリッヒもツァベルもなしえなかったことです。というわけでヴェークマン、すでに拙ブログでもご紹介したように、来シーズンはデンマークのセカンド・ディヴィジョンチーム、Cultエネルギーに移籍です。rsn のインタビューを適当に編集してご紹介。
ガーミン・シャープとの移籍前の話し合いはどんなでしたか?
「チームの上層部は僕に監督の席を用意してくれた。ガーミンには残りたかったよ。でも、僕は選手として残りたかったんだ。まだまだやれると思うし、自転車に乗ることが楽しいし、競技をやめたくなかったんだ。ジロで落車で大けがしたけど、それがよくなった後、まだあと2年は現役でいたいと決意したんだ。」
ガーミンは来シーズンキャノンデールと合併になるし、選手の数が多すぎるからCultエネルギーからの話は渡りに舟でしたね?
「チームの責任者のミカエル・スケルデから電話があって、徐々にチームとして成長していきたいというチーム計画と考え方に共感したんだ。今は僕も新しいことに挑戦できるという気持ちだね。下部のチームに下がったという気持ちは全くないよ。むしろ小さいチームでより多くの自由が得られるし、狙ったレースに集中して準備できる。」
Cultエネルギーも、とくに【ヴェークマンが一番好きな】アムステル・ゴールドレースのワイルドカードを得たいと考えているようですが?
「むろんアムステル・ゴールドレースが春の一番大きな目標だよ。なんとかしてワイルドカードを得たいし、もし得られれば僕がチームを率いることになる。この数年間は、【この大好きなレースに】出場してもアシストだったからね。それ以外にもツール・ド・スイスやクリテリウム・ドウフィネのようなステージレースもワイルドカードを得られるといいね。僕らのチームはおそらくフランスで多くのレースを走って、2016年にはグラン・ツールにも参加できるように努力したいよ。」
個人的な目標は?
「2006年のジロ・デ・ロンバルディアのように、もう一度クラシックで表彰台に立つことが、僕の夢だね。」
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というわけで、2006年のジロ・デ・ロンバルディアは2位でしたかね。ディ・ルーカが優勝だったと思います。すでに34才、表彰台は運も左右するでしょうけど、ベストテンぐらいなら年に何回かありそうな気がしますし、拙ブログとしても、そうあって欲しいものです。

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うーん、年も年だし、なんとなくポジション的にチームも持て余し気味、本人も不満あり、って感じだったんで、移籍か引退だろうな、と思っていたんですが、デンマークの二部チームに移籍です。
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やあ、みんな、
今日お伝えするのは、ぼくは来シーズンデンマークのプロコンチーム、CULTエネルギー・プロ・サイクリングに所属することになったということだ。ミカエル・スケルデのチームで2年契約を結んだ。このチームでなら、またアルデンヌクラシックや他の僕に合っているレースのための準備ができそうだ。それ以上にこのチームは、僕が引退後についてもいい話を提供してくれた。でも今は来シーズンに向けて集中しながら、若いチームメイトたちと一つでも多くの良い成績を上げたいと思っている。
残念ながら、健康上の理由で北京一周に参加できなくなったこともお伝えしなければならない。だから僕にとってガーミン・シャープのマイヨで走った最後のレースはミラノ〜トリノになった。この場を借りて、チームのスタッフやチームメイト、チームの上層部など、みんなにすばらしい3年間について感謝の言葉を述べたい。
またあとで、僕の新しいチームCULTエネルギー・プロ・サイクリングについて、また僕のレースプログラムについても、報告するよ。みんなにとっても良い日が続きますように。
じゃあね。
ファビアン
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世界戦のメンバーに選ばれなかったのも健康上の理由だったんでしょうかね? この人、地味でエースという雰囲気ではないけど、やっぱりアシストではなく、自由に動けるようにしておくと、まだまだ、それなりに上位に残れると思うんだけどねぇ。ただ、なんにしても「帯に短したすきに長し」っていう言葉を思い浮かべるタイプで、なかなか使いづらいタイプかもしれませんねぇ。
ただ、この新チーム、私は寡聞にしてなんの印象もありません 笑)

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久しぶりのヴェークマンのサイトです。ツィッターではときどきつぶやいてるようですが。。。そういえばツィッターもフェースブックもやってない?フレーリンガーのブログはブエルタが終わって一週間というのに、なにも更新されてません。なんか、嫌な予感。来シーズンは30才になるし、ひょっとしてジャイアントではないのかもしれません。でもここ数年司令塔として走ってきたわけで、ジャイアントじゃなくても、欲しいチームはあるだろうと思うんだけどね。ひょっとしてボーラ?? 笑)
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やあ、みんな、
カナダのレースでカムバックを果たして、またレースの場に戻れたので、言葉にできないぐらい嬉しいよ。ふたたびプロトンに加われるのは素晴らしい気分だよ。しかも成績も悪くなかったからね。
ツアー・オブ・アルバータでは第1ステージでの8位は納得できるし、全体的にひどい天候だったけど総合で13位で終われた。ケベックとモントリオールの二つのワールドツアーレースでも、満足以上の出来だった。ケベックではラムナス・ナヴァルダウスカスをとてもうまくアシストできたし、ぼく自身も先頭グループでゴールできた。
今はシーズン終了前になにか素晴らしい成績を上げたいところだね。おそらくミュンスターラント・ジロでナショナルチームで走るだろうし、ミラノ〜トリノとツール・ド・ペキンはチームで出場するはずだ。今年の他のレースがなにになるか、また、世界戦のメンバーに選ばれるかは、まだわからない。
じゃあね。
ファビアン
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ヴェークマンも出場さえして入れば、それなりに上位に来るんだけど、アシストに徹する事が多いだろうし、なかなか「素晴らしい成績」とはいかないかもしれません。ただ、デーゲンコルプが出場できるのかどうか、まだ病院にいるようですしねぇ。そうなると、ドイツチームのエースはだれだろう? パウル・マルテンスとかゲシュケとか、このヴェークマンも過去の世界戦ではそこそこ先頭グループでゴールすることが多いけど、トップ20はともかく、10はちょっと無理でしょう。デーゲンコルプも此の調子だと、出場しても優勝候補とはとても言えそうにないですねぇ。期待できると思っていたんだけどなぁ。

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いやあ、ステルヴィオ峠、人がいないですねぇ。平日と言うこともあるのかなぁ。昨日のニュースではオーガナイザーもガヴィアとステルヴィオに実際に車で登って確認してOKを出し、それでも万が一に備えて迂回コースでトナレ峠とカストリン峠を通過するコースも用意していると言っていたけど、下りが怖い!
さて、ヴェークマン、手術は成功したそうですが、どうやらレースに戻るのに3カ月はかかるようです。
「すべて非常に順調に運んだ。手術はほぼ1時間半かかった。左の骨盤に二つカギを掛けて、腱を滑車のように骨盤へ引っ張ってカギへ固定したんだ【この当たりの訳は正確かどうか怪しいです】。筋肉そのものは幸いにも傷ついてなかった。だから傷は残らないだろう。すでに松葉杖を使って歩いているし、下腿を動かすようにしている。太ももと骨盤は特別のギプスで動かないようにしている。
僕は下りで足をペダルから外してブレーキを掛けようとしたんだ。それで足が前後開脚状態になって落車した。ものすごい痛みだった。腱が切れたので、立ち上がれなかった。すぐにイタリアで手術するという手もあったけど、チームと話し合って専門の病院へ行こうということになったんだ。サッカーやスキーやアイスホッケーの選手がお世話になるところで、自転車選手でこんな怪我はむしろ珍しいそうだよ。リハビリはすでにかなり動かすようにはしているけど、歩幅は小さくしないとダメなんだ。なにしろ5,6週間は足に負荷をかけてはならないからね。」

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