ついにエフェネプールがログリッチを切り離しました! って感じです。
ラスト500メートルではログリッチにピッタリつかれ、このままゴールスプリントになったらログリッチだな、と思っていただけに、あの残り距離で、しかもあの緩斜面(?)で千切るとはねぇ。
しかし、ジュニアの世界戦当時からそうでしたが
http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3304.html、先頭交代を求めて応じてもらえなくても、怒るでもなく駆け引きするでもなく、そのまま先頭を引き続ける潔さが、相手がログリッチでも変わりありませんねぇ。
ボーラはヒンドレイとアイテブルックスはここでも順位を落とすことなく順調にゴール。ヒンドレイは実績あるから当然として、アイテブルックスはこのメンバーでトップ10に残れたら、この先楽しみになりますね。
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ゴールの横断幕に左側に英語はまあ良いとして、右側にドイツ語が書いてあったのはなんで?
拙ブログでは名前を出した記憶がないけど、なかなか2枚目のイタリア人でした。エフェネプールとしてはログリッチ相手のスプリントはハナから諦めていたでしょうけど、チッコーネがログリッチを破るとは思いませんでした。
しかし、拙ブログとしてはやはりボーラ 笑) 昨日の登りスプリントで3位に絡んだイーデ・スヘリングに代わって、このステージではシアン・アイテブルックスがトップ10に入りました。
アイテブルックスはまだ20歳になったばかりですね。クラシックライダーを目指すのかと思っていたけど、こんな2000メートル級のステージで結果を残せたのはすごいです。第1ステージも同タイムゴールだったから、これで総合でも9位です。
一方でヒンドレイとともに総合上位を目指すのかと思っていたオーストリアチャンピオンのコンラートは二つのステージともに大きく遅れてますねぇ。第1ステージのスヘリングが大きく遅れているし、この後も登りの強烈なステージが待ってるから、そこでヒンドレイをアシストするために、いまは体力温存なんでしょうか?
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優勝候補の二人が最初から登りのスプリント合戦でワンツーってのも面白いです。
やっぱりチーム力というか、最後のスプリントのところでの支配力、構成力という点ではユンボのアシストが揃ってますね。エフェネプールはスプリント開始が後ろすぎましたね。その分、力が余って最後伸びたともいえるんでしょうけど。
拙ブログとしては3位に入ったボーラのイデ・スヘリングを挙げておきましょう。まだ若いオランダ人で、去年あたりから時々目立つようになってきました。しかし、ボーラは今シーズン2位3位は随分あるけど、勝ててませんねぇ。。。とりあえずエースのヒンドレイも同タイムゴールで、スタートとしてはまずまずですが、なんか予感として総合3位とか4位とかで止まりそう 苦笑)
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去年はボーラのセルヒョ・イギータが総合をとってるんですが、今年はログリッチとエフェネプールが出てきますね。こりゃあ、この二人の争いだろうなぁ。パリ〜ニースのポガチャルとヴィンゲゴールの激突と同じくらい興味深い争いです。
それと、イネオスのエガン・ベルナルも出てきますね。1月のサン・ファンで落車して、ずっと出てこないので、また大怪我か、と思ったんですが、大丈夫のようです。
ボーラとしては今年は、去年のジロの総合優勝者ジャイ・ヒンドレイをエースに立ててきましたが、ログリッチとエフェネプールにどこまで割って入れるか。。。ティレノではまだ調子が上がってないようだったけど。
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いやぁ、強かったあ。デーゲンコルプの予想は外れました 笑)
ポガチャル、ガンナ、ヴァウト・ファン・アールトの三人が後ろで追いかけてたけど、追走という意味ではガンナがジャマだったかなぁ 笑)そのくせ最後は2位に入ってましたが 苦笑)
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2015年にミラノ〜サンレモで優勝したジョン・デーゲンコルプが、 rsn で今日のミラノ〜サンレモの予想をしてます 笑)本人もDSMで出るんですけどね 苦笑)
デーゲの予想「ポガチャルがチプレッサでアタックすることはほぼ間違いないと思うよ。彼は去年ポッジオで長く待ちすぎて、みんなに警戒されてしまったことを学んだはずだよ。去年僕は体調不良でこのレースに出られなかったけど、TVでじっくり見ることができたんだ。
また、風が今日みたいだったら、逃げたぽがちゃるを捕まえるのは一苦労すると思うな。というのは、この登りの下の方では方向が逆になるんだ。そして、ポッジオの上り口でようやくもう一度向かい風になるんだ。
でもチプレッサとポッジオの間は多分完全に追い風になる。そうなると、もし彼がチプレッサでリードを奪えば、本当に大きなチャンスになるだろうね。
もしUAE が彼をチプレッサまでフレッシュな状態で連れてきて、彼がハードな区間で全力でスピードを上げたら、頂上では20秒から30秒のリードを奪えるだろう。そうなれば、後ろで駆け引きが始まるだろうから、彼を捕まえるのはウルトラハードになるね。そこから追い風で10秒15秒リードを広げたら、もう勝負は決まりだよ。」
というわけで、デーゲ本人はすでに評論家になっちゃってます 苦笑)
しかし、ポガチャル、すでに今シーズンは13のレースに出ていて、7勝(総合優勝を入れると9勝)していて、勝率5割以上。メルクスばりのカンニバルぶりですが、今日のミラノ〜サンレモも優勝候補筆頭ですね。去年のツール2位ってのが火をつけちゃった感じですが、どうなりますか。
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うーん、これまで40年近くロードに乗ってきたけど、自分のも含めて周囲でハンドルが折れたなんて話、聞いたことがありませんでしたがね。そう言えば、昔のパリ〜ルーベのビデオで、折れたハンドルを手に、トボトボと自転車を押しながら歩いている選手なんてのを見たことがあったなぁ。あと、
2015年のツールのプロローグでドミニク・ネルツのTT用ハンドルが取れちゃったこともありました。でもあれは折れたわけじゃなくて外れたんですけどね。
GP・ドゥ・デュナンで、ユーゴ・オフステッテルが、最初はゴール前50キロで左のハンドルが折れ、交換後、残り20キロでこんどは右が折れて、頭きてリタイアしたそうです。
画像で見ると最初の左のハンドルが折れたのは落車したせいみたいに見えるけど、二度目はそうじゃないように見えますね。
しかし考えるだに恐ろしいです。むかし83年だったかな? フィニョンが走行中にカンパの中空のBBシャフトが折れてクランクが抜けて落車したなんてのがありましたが、走行中にハンドルやクランクが折れたら、なんて考えたくもないです。
追記(3/17, 12:10)
フィニョンの映像、YouTube にありました。82年のブロワ・シャヴィル、今のパリ〜トゥールですね。
この映像カンパから放送するなと圧力がかかったなんて、当時噂になってましたが。。。今回のハンドルも、メーカーとしてはあまり広めてほしくないだろうなぁ。
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いやぁ、ティレノ〜アドリアティコ、ゴール5キロ前まではうまくいってたんですがねぇ。。。ヴラソフが逃げて暫定トップで、捕まったところでケムナかヒンドレィが行けたらよかったんだけど。坂の勾配がキツすぎでしたね。まあ、完全に力負けでした。ケムナも総合表彰台から落ちちゃいました。
ただ、作戦としては良かったよね。あれで上手くハマることもあるだろうし、チームの作戦としては最高だったと思うけどね。ログリッチもアシストがファン・アールトだけだったしねぇ。ただ最後の坂が激坂すぎたってことかなぁ。
ケムナの話「きつかった。アレックス【ヴラソフ】が逃げた時は、僕らはとても良い状況になった。ユンボにプレッシャーをかけられた。でもUAEとイネオスが追走仕事を請け負っちゃったからね。最後の決定的なアタックのところではついていけなかった。アレックスがそばにいてくれて、素晴らしい引きを見せてくれたけど、追いつけなかった。でも、僕らは最高のチームスピリットを見せたし、できることは全てやったと思う。
僕としてはこの数日には満足しなければならないね。調子は良かったし、ハッピーだよ。ただ、もっと上位に行くには、なにかがちょっと足りないんだろうね。」
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これまでは逃げに乗って、逃げ切りのステージ優勝を狙うタイプでしたが、
シーズン前に自分でも言っていたように、総合狙いに方向転換がうまくいっていると、まあ、良い方に考えましょう 苦笑)
ケムナも言ってるように、昨日のステージはログリッチのスプリント力からしてしょうがないとして、その前日のゴールで、ちょっと気を抜いた拍子に前が中切れして5秒差になったことの方が後悔が大きいですねぇ。
あれが同タイムゴールなら、まだ1秒差で総合トップだったんだけどね。まあ、前ので書いたように、ログリッチについで2位ならよしとしましょう。
と書きながら、ふと
2年前のパリ〜ニースを思い出しました。2021年ボーラのシャハマンが連覇を果たしたんですが、あの時もログリッチに最終日スタート前に1分近い差をつけられていたんですよね。しかも前のステージでログリッチは孤軍奮闘逃げ続けたジノ・メーデルをゴール前30メートルで容赦無く抜き去って強さを誇示していて、
その時も「総合2位は十分立派な成績でしょう」なんて書いたのですが、最終日にログリッチは二度にわたる落車で遅れ、アシストもなく逆転されたのでした。
いや、またああなることを期待してるなんて、そんなことありませんよ 笑) ただ、ヒンドレィとヴラソフをうまく使って揺さぶってみたいところですが、今日のコースはうまく逃げが決まれば、まだどうなるかわかりませんね。
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一番狙っていたパターンにハマったんだけど、ログリッチのスプリント力を忘れていましたわ。
TVではボーラ内の3人の確執を盛り上げたいようですが、去年から、ずっと言っているように、ボーラの作戦はトリプルエースですからね。別にチームないライバルというわけではないでしょう。
しかし、ケムナ、ログリッチについで、総合2位なら十分じゃないでしょうか 涙)
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うーん、集団ゴールしたと思っていたんだけど、ちょっと遅れたんですね。ログリッチから5秒遅れで、ログリッチは優勝のボーナスもあって、両者の差は6秒。うーん、最後までこの差をキープはちょっと辛いかなぁ。
去年のジロではエトナ山のステージで優勝して、その後何日か総合2位、ツールでも惜しいところで総合2位につけたことがあって、三度目の正直は、やや格は落ちるけど、ワールド・ツアー・レースですからね 笑)
ケムナの話。「本当にハッピーだよ。ワールド・ツアー・レースで総合リーダージャージを着るのは初めてだからね。しかもそれがイタリアで起こったってのも特別な気分だよ。僕らのチームにとっては、去年のジロは素晴らしい経験だったからね。そのときの勢いをここでまた発揮できるのは、とても誇らしいよ。
【マップを見た時は】ここでガンナを追い抜くのは無理だと思っていたんだけど、あの周回の登りをなめていたね。1周目を終えてすぐに、これはとんでもなくハードだって確信したよ。そのあとはできるだけ前にいることだけに集中した。リーダージャージが取れるチャンスだと思ったからね。全力を出したよ。特に最後の1キロはきつかった。全力でスピードを上げて、余計なことは考えずに、できるだけ早く走ろうとした。
明日の登り(長さ約13キロ、平均7.3%)は、今日のようなパンチの効いた最後ではないから、今日よりは僕向きだと思うけど、でも僕にとっては結構きついね。このジャージを守るために全力を尽くすよ。でも、本当に難しいね。プリモシュ・ログリッチに6秒のリードじゃあ、まるで不十分だね。」
ボーラとしては6位と7位にヴラソフとヒンドレィが17、8秒差でいるので、彼らがうまく波状攻撃で揺さぶって、結局ゴールしたらみんな同タイムっていうのが良いんだけど、って、ちょっと消極的すぎ?? 苦笑)
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いやあ、なにか、山本太郎か? ってぐらい、TV中継ではケムナの名前が出ませんでした 笑)
ボーラはヒンドリィとヴラソフの名前が何度か出ましたが、しかし途中の様子を見ると完全にケムナがエースでしたね。ヒンドレィは前に出るたびに後ろを確認していたし、途中3人がまとまっている時もヴラソフ、ヒンドレィ、ケムナの順番で並んでましたから、今日のボーラとしてはケムナに総合を取らせるという作戦だったのは明らかでした。
それに応えて戦闘集団でゴールしたのは立派でした。
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いや、TVの解説も言ってましたが、最後まで二人のつば迫り合いかな、と思ったんですが、ヴィンゲゴールが思ったより脆かったですね。チーム力でリードを奪い、そのままポガチャルについていくというやり方をされたら、ポガチャルがいかに攻撃的な選手だとしても、なかなか難しいし、ツールでもこのチーム力を活かしていくとすると、ポガチャルも辛いなと思ったんですが。
このステージに限って、ユンボのアシストが今ひとつでした。ヴィンゲゴールが何度も後ろを振り返ってアシストを期待するそぶりでしたが。。。
で、ボーラのシャハマンは1分半以上遅れて、総合でも13位。まあ、ポガちゃんとヴィンゲゴールがいるから、せめてトップ5に入れば十分と思ってたけど、ちょっと難しいかなぁ。
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昨日のパリ〜ニースのチームTT、新方式でした。実はティレノを見てから見始めたので、当初、なに?これ?? 状態でした。従来のように4番目の選手のゴールタイムで順位づけすると、総合順位上位の選手は一つのチームの選手たち4人(以上)で占められてしまうから、とか理由が言われてましたが、うーん。
トラック競技のチームスプリントみたいに、最後1人になるチームが多かったけど、ボーラなんかは以前と変わりなく4人でゴールしてました。
ただ、チームTTの魅力って、僕なんかは、最後の4人になった時の選手のプレッシャーを想像するのが楽しいんですよね。以前にも書いたことあるけど、チームTTって、各チームのラスト2キロぐらいをバイク並走で選手の顔をアップに写したら、特に、残り4人とか5人になって、その中で余裕のない選手の顔のアップなんか、絶対見どころになると思うんだけど。 え? ドS ? 笑)
昨日のシステムだと、最後にエースが一人になるとして、そのエースの力を温存させて、最後に行かせ、そのためにアシスト選手たちは犠牲になるということで、山頂ゴールのレースと変わらないんじゃないかって気がするんだけどね。
まあ、グランツールとかで導入されないことを祈ります 笑)
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いやはや、昨日のパリ〜ニース初戦ではサム・ベネットが2位、そして今日のティレノの初日ではケムナが2位。どうもボーラは勝てません。
しかしスタート前にボーラのヒンドレイがケムナの方が自分より調子は上だと言ってましたから、この先も期待しましょう。
しかし、2位以下が数秒差なのに、ガンナだけ30秒近く引き離して優勝ですからね。途中の走ってる格好も他の選手に比べて流線型の形が違うって感じでした。暫定トップのシートにいたケムナも呆れたような苦笑い?でした。
さて、パリ〜ニースの第二ステージ、あと20キロを切るところですが、今日もどうやら集団スプリントになりそうです。
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女子と男子、最後の激坂まで似たような展開で、一人逃げてうしろで、女子は二人、男子は5人が追走という展開でした。女子は追走二人が同じチーム、男子も5人の中に、今をときめくユンボ・ヴィスマの二人がいるということでしたが、結果は全く違いました。
女子はハーバードを出たフォークナーが捕まり、去年優勝のコペッキィとフォレリングの同チーム同士のスプリントで、アシストしていると思われたフォレリングが後ろからコペッキィを差して優勝。思わず
1963年の世界選手権で、ベルギーの大エース、リック・ファン・ローイを差して優勝してしまったベノニ・ベヘイトのことを連想したりしましたが。
今の男子のレースではまずやりませんね。たぶん、契約時に決まってるんじゃないのかなぁ? このあたり、選手に聞いてみたいところです。ただ、追走中フォレリングがずっと引きっぱなしだったわけじゃなかったですから、アシストとエースという役割分担は男子ほどきちんと決まってなかったのかな? わかりません 笑)
一方の男子。後ろでユンボが二人いて、途中8秒差まで追いついてきたので、これはティーシ・べノートかな?と思ったんですがね。そこから牽制が始まっちゃったようで、狭い降り道のせいもあったのか、あっという間に差が開いてしまいました。
ゴール後のユンボのもう一人、ハンガリー人のアッチラ・ヴァルターは、ベノートと同じレースを走ったことがあまりなかったので、意思の疎通という点で自分に欠けているものがあったと反省してます。また6位になったマテイ・モホリッチもヴァルターが引っ張って追いつくだろうと思っていた、と言ってますね。
さて、ボーラはと見ると、コンラートとヴラソフがMVDPのグループでゴール。コロナ明けの初レースだったケムナはちょっと遅れて28位ゴールでした。
ケムナの話「ボーラはジャリ道区間でかなり不利な状況になったので、ちょっと追いかけなければならなかった。最後にそれがボディーブローみたいになった。僕自身は第6セクター手前でパンクして、そのあとはずっと一人で走って第7セクター手前でやっと追いつけたけど、そのあとは集団の後ろにしかいられなかった。結局それで精一杯だったんだ。調子はいいと思う。だからそのうち運も結果もついてくるさ。」
このあと、ケムナはティレノ〜アドリアティコへでますね。パリ〜ニースのほうはシャハマンが出るようです。ま、こっちはポガチャル対ヴィンゲゴールで盛り上がるんでしょうけど。
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ふと思い出しました、私、2005年にツールのスカパーの放送で栗村さんと白戸さんとご一緒したことがあるんですよねぇ。まあ、見てる方は誰も知らないから、誰だこいつ?となって、当時のネットで大炎上しましたけどね 笑)
それはともかく、その栗村さんが自転車選手への安全配慮の面で重要な提言をしています。
https://news.jsports.co.jp/cycle/blog/rinseisodan/2023/03/post-32.html?fbclid=IwAR339AbLwk5S7nvbIuAla7AvlWTPByXjEMu3hgoqesEVFZk5QfpNwv5Ziwcまあ、栗村さんはかなり前からテレビの放送でも、機材に比べて選手への安全性への配慮が足りないと言うことは繰り返し発言していましたが。。。
自転車競技、1980年代まではヘルメットの「ヘ」の字も話題になりませんでした。ただ、ベルギーだけは国内レースでカスク着用義務があったはずで、80年代のツールなんかではベルギーが一部でもコースに入っていると選手たちはみんなカスクをしていましたし、ツール・ド・フランドルをはじめとしてベルギーのレースはみんなカスクをかぶっていました。
あまり記憶が定かではありませんが、1990年に突然ヘルメットが義務化された時には選手たちが猛反発して、ヘルメットをかぶっていたおかげで熱射病になりそうになった、集中力の点でこれはむしろ選手を危険にさらす、なんてフィニョンとかブーニョとかが発言していました。その後再びヘルメット着用義務は無しになったんじゃなかったかと思います。
プロがこんなでしたから、私が参加していたホビーレースの世界でも、ヘルメットが格好悪いのでなしでOKにすべきだなんていう、いきった投書がサイスポに載ったりしてました。でも、当時、1980年中頃から後半、皇居前に日曜早朝にホビーレースチームで集まって10人前後で練習していた時、みんなヘルメットなんてかぶってませんでしたね。キャップがほとんどで、2、3人がカスク。アメリカ人のチームメイトが一人いて、彼だけは黒いベルのヘルメットを必ずかぶっていました。僕はクリケリオンのカスク姿が格好良かったので、わざわざ同じロジェッリのカスク(これが高かったんですよ)をかぶってましたが。

その後、1995年でしたか、カザルテッリがノーヘルで事故死して、ふたたびヘルメット談義が活発になり、着用義務が復活したのでした。
ただ、1990年、最初の義務化のときのヘルメットはかなりダサかったんですよね。こんな感じ。

たしかに昔のレースを見るとヘルメットもサングラスもないから、選手が誰だかすぐにわかるし、軽やかで格好良く見えますが、1960年代ぐらいまでは道路が今のように綺麗ではなかったこともあって、集団の密度が現在ほど詰まってなかったし、当然スピードも今より遅かったわけです。だから、コッピやバルタリの時代、1950年代までは集団落車というものが滅多になかったそうです。
今はレースが高速化しているし、集団なんかものすごい密度ですからね。高速での集団落車なんて考えただけでも怖い。というわけでプロテクター、一考に値するのではないかと思います。上の栗村さんのコラムでもリンクが貼ってありますが、実際にバイク用のプロテクターをしてレースに参加している大学生の記事も参考になります。こう言うのが広がってプロの世界でも取り入れられるといいと思うのですがね。
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先日ファン・バーレの優勝で終わったヘト・ニウスブラット。最後の山場で、ツール・ド・フランドルでも有名なカペルムールの坂だけピックアップしたYouTubeがありました。
いやぁ、やっぱり前が詰まって一回止まっちゃうと、みんな自転車を押してますね。ギア比が昔とは比べ物にならないくらい軽くなったとは言え、やっぱり止まったらもう乗って走り出すのは無理なんでしょう。
この坂については昔ぐちゃぐちゃ書いたことがありました。あの礼拝堂が見える坂をカペル・ムールと言い、このコースは1981年に初めてコースにしたみたいです。その前のところはムール・ファン・ヘラールツベルヘン、フランス語でミュール・ド・グラモンと言って、それ以前もコースだったようです。実際にカメラつけて走っている YouTube もありますね。
これとGoogleマップで Muur van Geraardsbergen で検索して見るとコースがよくわかります。ヘラールツベルヘンの町からアウデンベルフ通りを登っていき、途中で右に曲がってぐるっと遠回りしてレストラン、ヘメルレイクの脇を通って右へ曲がって礼拝堂の前へ。こんな道をよくもまあ自転車レースのコースに入れたものです 笑)
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北のクラシックシーズンを告げる二つのレース、ヘト・ニウスブラットとクールネ・ブリュッセル・クールネは両方ともユンボの選手が優勝でした。一昨日はファン・バーレ、昨日はベノートが優勝、だけじゃなくて、ニウスブラットではラポルトが3位、クールネではファン・ホーイドンクが2位と圧倒的な強さです。日替わりでメンツが変わってますからね。
スペインではグラン・カミーニョ(カミーノって書いてましたがこっちの方がよさそうです)で全4ステージ中3ステージをヴィンゲゴールが優勝、残り一つは中止ですからねぇ。。。
かろうじてUAEツアー最終ステージでUAEのアダム・イェーツが優勝、総合はスーダル・クイック・ステップのエフェネプールが取りましたが、しかし今週末はユンボ圧勝という感じです。
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昔はヘット・フォルクと言って、北のクラシックシーズンの開幕をつげるレースで、1980年代には日本の自転車競技マガジンでも必ず取り上げられていたレースです。モニュメントのフランドルより距離は短いけど、コースは石畳の登りがいくつもかぶっています。
残り38キロでファン・バーレがアタックしてフェルメールスなど3人がついていくんですが、どんどんちぎれて結局単独逃げ切りゴールでした。ユンボ・ヴィスマ、強いです。去年優勝のファン・アールトがいなくてもこれだし、先日雪でキャンセルになったグラン・カミーノではヴィンゲゴールが圧倒的だし、このチーム力はすごいですねぇ。
一方のボーラ、今シーズンは上位はあっても勝ちがありません。ベネットが一つどっか小さなレースで撮っているだけじゃないかな?
このレースでもポリットが追走集団でゴールスプリントして7位には入りましたが、ポリットのスプリントにかけるってのもね 笑)
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