なんちゅうこっちゃあ、よもやのショッキングなニュースです。レムコ・エフェネプール、総合トップのピンクジャージでポディウムに乗った数時間後にコロナ陽性が判明してリタイア決定です。先日ボーラのジョヴァンニ・アレオッティがコロナでリタイアになって、ボーラの他の選手は大丈夫かな、と心配していたんですが、まさかのまさかです。
アルケアのクレマン・ルッソ、イネオスのガンナ(このTTなんか出場していれば優勝できたんじゃないかと思うんですけどね)とアレオッティに次いで4人目だそうで、運がないなぁ。。。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: このジロで二回目の雨の日だ。僕らのチームではレンニとアレックスだけが全力で走るようにとの指示だったから、他のみんなは今後しなければならなくなることに備えて力を温存したんだ。僕としてはちょっと残念。だって今日はまたスーパー調子良かったし、絶対もっと速く走れたはずだったからね。
C: コースについてはどう感じた?できるだけ速く走りたいと思ったら、どうすれば良かった?
デ: とてもうまくできたコースだと思ったよ。確かに完全にフラットだったけど、スイッチを入れなければならないところもあったし、テクニカルなところもあった。雨のせいでコーナーは滑りやすかったし、僕は安全第一で、ほとんど止まりそうなスピードで走ったよ。一番大切だったのは、コースが結構長かったからペース配分をうまくしなければならないってことかな。
C: 総合狙いの選手たちの差はそんなに大きくないよね。アレックスとレンナルトもとても調子がいい。みんな大体同じぐらいのレベルにあると見ていいのかな? それとも少しはコンディションの影響もあって、こんなに僅差なのかな?
デ: みんな大体同じレベルなんだと言っておきたいな。コンディションは全員一緒だから、僕としてはあまり深読みしたくないね。最終週まで僅差のままっていうのは良くあることだし、ゴールラインを越えるまでわからないってことだってあるよ。
C: 休日前のお約束だ。明日の休息日は10段階でどのぐらい嬉しい?
デ: 文字通り10点満点だ。今晩妻と子供達が来るんだ。休息日はずっと一緒だ。明日は精神的に完全にスイッチオフさ。
C: ありがとう、ニコ、上手く回復してね、家族と一緒に自由な1日を楽しんでね。また明日。
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しかし、レムコいなくなっちゃったかぁ。。。LBLのポガチャルのリタイアといい、なんか今シーズンは主役が消えちゃうなぁ。。。
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スタート前はコンラートあたりに逃げさせたら、なんて考えたんですが、ボーラはチームとして最後の山にかけてましたね。
最後の山の手前、残り15キロぐらいから、ボーラがユンゲルス、コンラート、ケムナ、ウラソフと4人並んでいたので、アタックする気かな?と思ってたら、案の定、残り8キロでケムナがアタック、瞬間、ログリッチとレクネスンの3人だけになったので、これは!!と思ったんですが。。。
ケムナの話。「チームとしてとても良いレースができた。最後の10キロは本当に調子が良かったので、ちょっと羽目を外しすぎたね。ちょっとスピードを上げすぎた。『今日は俺の日だ』と思ったんだけどね。」
最後はちょっと調子に乗りすぎた代償を支払う羽目になりました。総合はヴラソフ、ケムナともにまだトップ10にいますが。。。今日の真っ平のコーナーも少ないTTは二人にとってあまり良くないですね。どうみてもガンナみたいな大柄な選手向きコースですが、どうなりますか。。。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: 僕個人としては全く問題なかった。逃げに乗る予定はなかったから力をいくらか温存できたよ。僕の出番は周回コース直前だった。ここで僕は二人のチームリーダーを前方へ連れて行くように言われていたんだ。これは本当にうまくいった。そのあとはただペダルを回すだけだった。。。
C: 総合狙いの連中のタイム差は小さいけど、そうはいっても差は開いたね。ここから力関係を読み取れるのかな? それともこういうステージではあまり結果を重視すべきじゃないのかな?
デ: 今日のステージは極端にパンチ力がものをいうステージだった。つまり何が言いたいかっていうと、第三週目の長い登りのステージと比べるわけにはいかないってことだ。しかし、イネオスは広範囲にわたって強さを見せつけたし、レムコも弱点があることがわかった。残念ながら僕らも何秒か失ったけど、僕の考えでは、まだまだ混戦の中にいると思う。
C: 最終周回では本当にたくさんの観客がいたね。雰囲気を楽しめたかい? それとも長い第一週の最後に、そんなことはもう感じてられない?
デ: 特にカップッチーニ山では実にいろんなことが起きたよ。みんな錯乱状態で、それがよくわかった。いずれにしても最高だったよ 笑)
C: 長いTTの前夜だね。ちょっとリラックスしているの? それともテンションが上がってる?
デ: 今のところは比較的リラックスしている。正直に言えば、まだまだこれからだよ。今日はまた少し長めの移動があるんだ。8つもステージを終えたあとだからルーチンワークだよ。ホテルで全ての段階(マッサージ、オステオパシー、食事、ベッド)をオートパイロットでこなして行くことになるんだ。
C: ありがとう、上手く回復してね、また明日。
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初日のTTで22位とパッとしなかったケムナですが、監督はジロの前に体調があまり良くなかったのが、あの結果になったんだと言ってます。今回はうまく上位に入れるといいんですがね。
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うーむ、やっぱり、なんとなくチェコ人を応援してましたが、粘り強いマイペース走法で遅れては追いつきを繰り返した挙句、最後はダヴィデ・バイスが一番強かったのでした。
グラン・サッソはプロフィールマップでは最後がものすごい激坂のように見えたけど、おもったよりずっとなだらかでしたね。ボーラはヴラソフもケムナも無事先頭集団でゴールでした。
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Cyclingmagazine : 雪がたっぷりの今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: レインジャケットが規則的に必要になるね。朝食の時の気温は22度で、最初の山の前で9度、そしてまた25度だった。ジャケットをサポートカーから受け取って前にいるみんなに配り、またそれを回収して車に戻して、そんなこんなで大仕事だった。で、最後は向かい風で止まっちゃったよ。
C: あれだけ強い向かい風だと、誰もアタックする気になれなかったのかな、それとも、プロトンには消極的になる別の理由があったのかな?
デ: とんでもない向かい風だったよ。だからプロトンはあんなふうに大きかったんだ。風除けになるからず〜っとあまり踏む必要がなかった。
C: 逃げに乗らなかったのを何人かは悔しがっていると思う? それともあんなふうに逃げ切れるなんて予想できなかったのかな?
デ: 総合狙いのチームはお互いに牽制しあっていた。それに午前中は高原では横風が吹いていたんだ。でも風向きが変わって、そのあとは正面から強い風になった。ジロは長いからね。どこで力を入れるか考えなくちゃね。逃げが決まった時には、僕は総合狙いが動く日だと思ったんだけどね。
C:今日は最後に一番大切な質問をするよ。君の体調はまたよくなった?お腹の調子は?
デ:うん、昨日はうちのメディカルチームのドクターとオステオパシーのお世話になったから、今日はずっとよくなったよ。1日だけですみそうだ。
C: ありがとう、ニコ、上手く回復してね、また明日。
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今日も長距離の逃げグループが逃げ切りそうなプロフィールマップです。ボーラはコンラートとか逃げても良さそうな気がするけど。。。
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今日のグラン・サッソへの登りゴール、去年までのケムナだったら逃げに乗ってステージを狙うんでしょうけど、今年は総合で上位を狙うことに決めているので、おそらく動くことはないだろうと思うんですけどね。
グラン・サッソは1999年のあのジロではパンターニが勝った山です。もう四半世紀になろうかっていう昔ですねぇ。。。最終日、ヘマトクリット値が50%を超えたパンターニが、失格ではなく、身体的に危険だということで出走を認められず、総合優勝直前でジロを去るという劇的な年でした。今はヘマ値が話題になることはないですねぇ。どうなってるんだろう?この値って。
で、この1999年のグラン・サッソ、2位がホセ・マリア・ヒメネスでした。このステージの1位と2位が、その数年後に相次いでうつ病により自死したのでした。
もっとも、調べてみたらこの峠、2018年にもコースに登場していて、サイモン・イェーツが勝ってますね。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: 今日は最初の苦しかった日になったよ。レースがスーパーハードだったことはもちろんだけど、それより、何かを食べるたびにお腹が痛くなったんだ。大したことにならなければいいけど。。。
C: あれあれ、まずは早く良くなってね。 逃げ集団は速かったね。5分台で追走開始になった時に、今日はハードな1日になるってすぐにわかったのかしらん?
デ: どう転んでもきつい1日になるのやわかっていたよ。コース設定が100万回のコーナー、中央分離帯のポスト、穴ボコなどなどで、限界を超えてたよ。このステージを走り切れて嬉しいよ。アレックスとレンニも問題なくゴールできたしね。明日は最初の山岳テストだ。
C: レース中にドクターが君を診察するわけにはいかないよね? 今、レースが終わって見てもらうのかい? きっとパフォーマンスや身体のデータを評価するんだろうね?
デ: そう。今となってはもうそれで一喜一憂するつもりはないよ。今はバスの中でちょっと食べれたし、今日の足の調子も悪くなかった。そういうことを無視せずに、なにか問題が起きる前に対処することが大切なんだ。
C: 問題なさそうだね。それじゃあ 上手く回復してね。アリガトウ、ニコ、また明日。
追伸。僕らも明日の最初の本格的な山を前にして、ちょっとワクワクしているよ。
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拙ブログでも紹介した
カルロ・レーヴィの小説「キリストはエボリで止まった」のエボリがゴール30キロぐらい前で出てきましたが、集合住宅が多くてゴミゴミした都会という印象でした。サッシャも言ってたように戦争で被害を受けたということだから、上記小説のエボリとは街の姿も違うのでしょう。
それはともかく危なっかしいステージでした。リザルトを見るとずっと後ろでゴールしている選手が何人もタイム差 0:00 でした。ボーラはケムナは無事ゴールでしたけど、ヴラソフは落車。
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Cyclingmagazine : 雨の今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: ミスタービーンが溺れそうになっているGIFアニメの画像のみ 笑)
C: フィナーレになる前に、今日は集団の中でも、特に下りは一部非常に滑りやすいので注意するようにという話は出たの?
デ: なにも話し合いはしなかったけど、みんなA地点からB地点まで無事移動したいという感じだったね。一日中コントロールされていたし、リスクはなかった。それにもかかわらず、いつもの通りフィナーレはストレスがかかったね。結局、それでみんなが命懸けの危険を犯すことになるんだよね (お手上げポーズ)
C: フィナーレで君はどうだったの? ゴール前7キロのコーナーで最初の落車があって、さらにもう一度残り2キロ半ではアレックス【ヴラソフ】が巻き込まれたね。 ああいう時混乱しないようにするためにはどんなことをするの?
デ: 僕らは常にまとまって走っているんだけど、落車があると反応は常に「アレックスはどこだ?」となるね。
この最後のカーブまでは僕らは先頭のポジションにいたんだ。アレックスとレンニ【ケムナ】を引くことができなくなって、僕は少し力を抜いて20番目かそれぐらいのポジションに下がった。そうしたら僕らの直前で落車が起きてアレックスが巻き込まれたんだ。僕は全力で引っ張って、その後ユンボが引くのに任せたけど、それからまた次の落車だよ。地獄だね。
C: 現状でみんなが無事かどうかはわからないのかな?
デ: 僕らはみんな大丈夫だよ。他のチームもそうだといいね。ゴールで誰かが啖呵に乗せられているのが見えたけど、あれが「念の為」であることを祈るよ。
C: 明日はもっと混乱状態にならないように願っているよ。 ありがとう、上手く回復してね、また明日。
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最初の山岳テスト、ボーラはヴラソフとケムナは無事先頭集団でゴールでした。
さて、すでに第5ステージが半分以上終わっていますが。。。笑)
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: 今日は初めて最初からレースだったよ。その上天気がねぇ。。。ハードな1日だったね。しかし、正直言ってクイックステップが何をしてるのかよくわからなかったな。奴ら集団コントロールのためにペースを上げて、なのにその後トイレタイムで、それからまたペースを上げて、結局今じゃあマリアローザを失ったんだよ。
C: 君たちも(特にパトリック【コンラート】)当初は逃げに乗ろうとしていたよね。チームとして誰か逃げに乗せたかったの? それともコントロールのためだったの?
デ: コニ【=コンラート】は今日は自由に走って良かったから、ちょっと試してみたんだね。そのあとは、レース展開に合わせてたわけ。路面は濡れてたし、ハイスピードだったからね、前で走れるなら一番いいよ。
C: 逃げが決まるまで随分長い時間がかかったけど、その点はどうだった? レース前から予想してた?
デ: レムコがマリアローザを手放したいと記者会見で言って、それ以外にもプロフィールから逃げが決まりそうなステージだってわかってたからね、戦争状態になるのはわかってたよ。でも逃げが決まるまでこんなに長くかかるとは思わなかった。
C: 今日は以前のチームメイトがステージ優勝して、別の元チームメイトがマリア・ローザを獲得だったね。ちょっとは嬉しいものなの?それともプロ自転車レースの世界ではそんな余裕なんてないのかな?
デ: いや、うれしいよ。心から二人におめでとうと言いたい。二人ともすごい選手だし、いい奴らだ。報われたね。脱帽だよ。
C: ありがとう、ニコ。上手く回復してね、また明日。
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ラストのぐにゃぐにゃコース、サガンがいればブッチギリだったかなぁ。 笑)しかしマイケル・マシューズの勝利は久しぶりに見た感じです。それとコニシェフの名前も懐かしかったですね。
ボーラはヴラソフとケムナは遅れなしでゴールでした。デンツも昨日に引き続き先頭集団の最後のほうでなんとかゴール。総合でもヴラソフが6位、ケムナが13位に上がってきました。あ、デンツも総合14位です 笑)
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: 追い風が有り難かったよ。それと、と〜〜〜っても長かったぁ。。。前で逃げた二人もスタートですぐにアタックして勇気があったよね。。。でも225キロの長さだからね、途中ニュートラル状態になってもしょうがないよね。で、山に来たら予想通り猛スピード。足がよく回って、最後の1キロまでアシストできたよ。
C: 序盤はみんなで噂話かい?
デ: うん、AG2Rの時の古いチームメイトに2週間前に第二子誕生って情報を得たよ、ほかにもチマチマと。。。笑)
C: ところでチームメイトは最後のところでホントに頑張ってたね。最後集団があんなに 笑)小さくなったのには驚かなかったかい?
デ: 正直に言えば、あのペースでまだ60人も先頭集団にいたってのはびっくりだったね。ペースはもう本当に速くなってたんだ。調子の良いクライマーもいるし、明日から本当のレースが始まるからね。
C: そうすると、今日は「ちょっとした」山岳のテストでもあったわけだ。レンナルト【ケムナ】もアレックス【ヴラソフ】もとてもリラックスしているように見えたけど、君のチームはみんな上手く行ってるの? 明日に対してやる気はどう?
デ: みんなハッピーだよ。みんなガソリンタンクも満タンだ。自信もあるよ。
C: 上手く回復してね、ありがとう、また明日。
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というわけで、今日は2級山岳を二つ超えて、最後も2級の、ほぼ登りゴール。まあ、誰が優勝するかはまだ占えないにしても、誰が優勝できないかは分かるステージって感じでしょうか。
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落車で先頭集団が小さくなったけど、ボーラはとりあえず誰も落車に巻き込まれることなく無事ゴールだったようです。ケムナもヴラソフも、そしてデンツも同タイムゴールでした。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: やれやれ、落車をかろうじてかわしたけど、みんなセーフだったね。誰も深刻な怪我がなく元気であることを願うよ。
C: 落車の時の状況はどんなだったの?
デ: 僕の右前で塊になった。僕としてはそんなにウルトラきわどかったわけではなかったけど、でもブレーキはかけたよ。レンニ【ケムナ】はすぐに無線で全員セーフだったと連絡くれた。僕はそばに彼がいるのを見つけ、再び前集団へ復帰させた。それからアレックス【ヴラソフ】からも連絡があり、彼も復帰させた。
C: ふーっ、普通ならもっとリラックスできる日だったのにフィナーレがストレスフルになったね。それとも、TVで見てるほどリラックスしてたわけではないのかな?
デ: いやいや、割とリラックスしてたよ。でもいつもそうなんだけど、リラックスできる日はたいてい最後がひどくなるんだよね。
いずれにしても、みんなとおしゃべりして、いろんな噂をきけるよ。
C: おおっ、明日はもしかしたらそんな噂も聞けるかな。上手く回復してね、ありがとう、また明日。
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今日のプロフィールを見ると最後に山を超えてゴールです。山で逃げがあって小集団での逃げ切りになりそうな予感。
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いやはや、速いとはおもってもガンナに20秒以上の差をつけちゃうとは!! エフェネプール強すぎでした。
ボーラは、ヴラソフの10位(55秒遅れ)はともかく、ケムナの22位(1分23秒遅れ)はちょっとがっかりでしたが、本人は「悪くなかったと言っていいと思う。コースはハードで直線が長く、息つくところがなかった。カーブがもっとあればもっと上手く走れただろう。でも綺麗なコースだったよ。ハードだったけどOKだね。トップ10に入れたらよかったけど、他の総合候補との差は1発で取り戻せる程度だから、スタートとしては悪くないよ。惨敗っていうのとは全然違う、すべて想定内だね。」
というわけで、恒例の Cyclingnews.de の選手によるツィートレース日記、今回はボーラのアシストで、昨日のTTでもケムナに次いで23位だったニコ・デンツです。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ニコ・デンツ: 全力疾走したよ。本当にいい気分だ。僕としてはとても良い結果が出た。要するにステージレースとしては堅実なスタートだったね。
C: 全力疾走は意図的にしたの?今後のステージのために身体を目覚めさせるため?
デ: その通り、3週間の苦しみに慣れておくために、エンジンの温度を上げておきたかったんだ 笑) それ以外にもこの前のレースでのTTはどれもそこそこの結果だったから、ここでも、世界最高の選手に対してどれぐらい迫れるかを試してみたかったってこともあるね。
C: コースはどんな印象だった? 今日のポイントは? 前を見ると、結構大差をつけられたけど。
デ: 大切だったのは素早くリズムに乗って、できるだけエアロフォームでペースを高く保つことだった。でも最後の2キロのために体力を残して、そこでもう一度全力を出さないといけなかった。僕としてはその点はうまくいったね。
C: スタートリストを見ると、ボーラはスプリンターがいないね。そうなると明日は穏やかな1日なのかな? それとも総合狙いの二人のために風除け仕事でストレスがかかるのかな?
デ: 第一週はいつでもナーバスになるから、穏やかなのは残念ながらないね。総合狙いの二人が山までできるだけ力を温存できるようにチェチェ【ベネデッティ】と一緒に使命を果たさなくちゃならない。だから大変だよ。
C: ありがとう、ニコ。上手く回復してね、また明日。
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エシュボルン〜フランクフルト。いやぁ、最後クラウ・アナーセンの番手についた時は、これはチャンスかも!!って思ったんですがねぇ。ちょっとドキドキしました。
先に駆けたらどうだったでしょうねぇ。後を気にしている間に、最初に先頭のクラウ・アナーセンがスパートしちゃいましたからねぇ。コンラートとしては先にスパートしたかったなぁ。
しかし、栗村・サシャのコンビの解説、いつもながら、むちゃくちゃ面白いです。
追記。表彰式で右側にいたおばちゃん、フェーザー内相でした。閣僚がわざわざこのために来るのね。
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八人が発表になりました。プロフィールを見ると、スプリンターが勝てそうなステージもいくつかあるんですがね。ボーラは完全に総合狙いの布陣です。
このところ得意の複数総合エース体制ですね。ヴラソフとケムナで、去年のジェイ・ヒンドレイについでマリア・ローザを狙うと言う作戦でしょう。コンラートやボブ・ユンゲルスなんて、ステージ狙えそうだし、結構魅力的な布陣になったと思うけどどうですかねぇ。
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いやぁ、ポガチャル落車骨折しなかったらどうだったでしょうねぇ。悔しいなぁ、見たかったなぁ 笑) 今日すぐに手術ということで、ツールまでには直ってるんでしょうけど。。。
しかしエフェネプール1発目のアタックなんか、こりゃあ行くな、ってのがわかってて、ほら、行った! って感じで、かろうじてピドコックが追いついたけど、前に出て一緒に逃げるという雰囲気ではないな、と思ったら、やっぱり第2発目で、あっさりピドコックをぶっちぎり、もう、なによ、これ! って感じでした 笑)
その後もあっという間に差が1分以上になりましたからねぇ。
いや、強かった、でも、でも。。。。笑)
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今夜のLBL、ポガチャル対エフェネプールで盛り上がってます。そして、もしポガチャルが勝つと、フランドルとLBLを同年度で両方勝った2番目の選手になります。
そもそもこのレースを両方出るという有力選手があまりいなかったですからね。現役ではMVDPが2020年にフランドルで勝ってLBLで6位になってるけど、コロナでスケジュールがずれましたからね。他は両方上位の印象に残るのはジルベールぐらいで、カンチェラーラもサガンもLBLには出てないようです。
過去フランドルとLBLの両方に優勝したことがあるのは、ミケーレ・バルトリ、マチューの父親のアドリ・ファン・デル・プール、エディ・メルクス、ロジェ・ド・フレーミンク、ヴァルター・ホーデフロート、リック・ファン・ローイ、それに今年ポガチャルが加わったわけですが、同年で両方はメルクスだけ。
フランドルのスペシャリストは基本体重重めの頑強なタイプなのにたいして、LBLは軽めの選手が有利なはずなんだけどね。
アルデンヌ3連勝にフランドルとLBLの優勝となると、メルクスもやってない。空前絶後のこの記録、エフェネプールが阻止できるのか?? それとも漁夫の利を得る第三の男が出るのか?
なんかポガチャルとエフェネプールが逃げ集団に入って、そのまま集団が小さくなり、最後は二人が抜け出し、最後の登りでポガチャルが引き離す、あるいはゴールまで二人の鍔迫り合いで、スプリントでポガチャルが勝つ、そんな印象です 笑)
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このステージレース、ボーラとしてはなんともビミョーな結果に終わりました。第1ステージではヴラソフとケムナがトップテン、第2ステージはケムナがギリギリトップテン、第3ステージではケムナとヴラソフがワンツー、第4ステージはコンラートが4位、最終ステージはファッブロとリポヴィツが逃げに乗って3位と4位。
まあステージ勝利もあったし、まんべんなくトップテンに入れたし、総合ではケムナが6位になったし、LBLのために最終日未出走のヴラソフも実質総合7位だったし、数字だけ見れば、良かったような感じではありますが。。。
だけど、期待された若手のシアン・アイテブルックスが発熱で早々にリタイア、復活を期待されたシャハマンも体調不良で途中リタイアでした。
ケムナの話。「このツアー・オブ・ジ・アルプスは、僕らとしては満足できる1週間だったと言える。チームとしてもうまく機能したし、みんなが役割を演じられた。調子はいいし、この後の出走レースが楽しみだよ。僕は、ジロのための微調整を行う前に、ちょっとだけ休養するよ。」
ジロはヴラソフと共に、ステージ勝利と総合トップ10を目指すことになるのでしょうね。
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まあ、世界中のファンがポガチャルの優勝だろ!と思っていたと思うけど、その通りになりました。さすがにこのコースでは長距離の逃げより、最後の心臓破りの登りで勝負を仕掛けるのが得策と思ったか、次のLBLのことを考えたか、派手な独走はなかったけど、やっぱり残り200メートルでアタックしたらみるみるさが開きましたから、もうどうにも止まらない、でした。 LBL はエフェネプールとの一騎打ちになるんでしょうか。
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すでにフレッシュ・ワロンヌが佳境に入っていますが、ツアー・オブ・ジ・アルプスのクイーンステージでケムナが今シーズン初優勝です。2位もブラソフで、ボーラとしては大成功でした。
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うーむ、このレース、以前はジロ・デル・トレンティーノと言ってたやつですね。YouTube にはもっと綺麗な画像のダイジェストもあるけど、画像が少々悪くても、ラスト3キロ強ノーカットのこれが面白いです。
バーレーンのジャック・ヘイグが残り10キロぐらいから単独で逃げて、それを後ろで10人ぐらいの集団が追うという展開で残り3キロ。ボーラからはウラソフとケムナが集団に残っていますが、イネオスが引いてます。
残り1キロを切ったところでEFのヒュー・カーシーがアタック、ヘイグを捉えて残り300メートル。こりゃカーシーだな、と思えるぐらい差ができたところでゲーガン・ハートがアタック。残り150メートルないぐらいでしょうか、見事にひっくり返しました。
カーシーが苦しげな顔がいいし、重いギアを体をよじるようにパワフルなダンシングでスピードをあげようとするのは、ちょっと最近あんまり見ない感じでした。ゲーガン・ハートと足の回転スピードがずいぶん違ってましたが、私としては重いギアをゴリゴリっての、古風で好きです 笑)
ま、それはともかく、3キロぐらいからずっと引いていたイネオスが結局報われたということですね。
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手がつけられませんねぇ。残り28キロ独走とかやられちゃうと、もうどうしようもないよねぇ。なにしろロンデであのMVDPをちぎって15キロ独走だから、このメンツ(2位のヒーリーはブラバントの矢でも2位になってはいるけど)では、ある意味楽勝でしたかね。
ロンデとアムスに両方勝ったのは
2017年のジルベール以来です。かなりタイプの違うレースなんだけど、どっちも独走勝利。他の選手はどうしようもないよね。
レース後にアタックしたケーテルベルフのことを聞かれて、3日前にMVDPがあそこでやってみろってメッセージをくれたと言ってます。オイオイ、ただでさえ圧倒的なところに、アドバイスするなよ 笑)
ポガチャル、水曜のフレッシュはパスでLBLに備えるんですかね? それとも、2011年のジルベール以来のアルデンヌ3連勝を狙う?? 狙えば可能性はかなりあると思うけど、彼にとって1番の目標はツールでのリベンジだろうから、へんに無理なことはしないかなぁ。。。
(
ジルベールの3連勝、311のあとで、呆然としていた頃だから、拙ブログを遡ってもあまりきちんと書いてないです。その頃のエントリーを読み直し、今の日本を考え合わせると、やっぱり暗澹たる気分になります。)
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ボーラのマキシミリアン・シャハマンの名前を聞かなくなってずいぶん経ちます。20年21年と運もあったもののパリ〜ニースに連覇した後、ドイツチャンピオンになってからほぼ2年近く。去年はちょくちょくトップ10に名前は載るものの、コロナに2度感染して、疲労の蓄積のために7月末にシーズン終了でした。
今年になっても、ダウン・アンダーで始まったシーズンはパリ〜ニースは途中リタイア、その後もふたつのレースに出場も、どちらもリタイア。
2021年には3位入賞したアムステル・ゴールドも欠場が決定しました。最近の体調不良の原因がなんなのかはわかっていないようですが、コロナの影響ではないかと言われています。なにしろ2021年にはアルデンヌクラシックですべてトップ10入りしていましたから、体調がままならないのは残念なことです。
アルデンヌクラシックをすべてパスかというと、とりあえず月曜からのツアー・オブ・アルプスに出場して体調を見ながら、リエージュ・バストーニュ・リエージュは参加の方向で考えているようです。
このところ、ドイツ人選手みんなパッとしませんからね。シャハマンなんて30前で一番脂の乗った時なので、体調回復を期待したいところです。
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聞き取り能力ゼロなので、YouTube の字幕機能で読んでみましたが 笑) ツッコミ大歓迎 笑)
*
ジョン、カルフール・ド・ラルブルで何があったの?
思い出すのも辛いね。右側にいたんだ。先頭のフィリプセンが右に寄ってきた。僕はすでに右側の路肩を走ってた。そしたらマティウが割り込んできて、押されて、スペースがなくなって、路肩の観客の中に突っ込んでクラッシュした。僕が言えるのはこれだけだね。
うまく走っていただけに、どれほど残念かわかるよ。
左肩が少し痛いけど、がっかりしているかは、わざわざいうまでもない、ずっと先頭集団にいて、最後があんなだもん。いいレースをしていたんだ。本当にがっかりだよ。上位に入れるチャンスをフイにしてしまった。あの集団で僕が一番強かったわけじゃない、それはわかっている。でもね。ルーベはルーベだ。なんだって起きる。先頭グループに入って、ゴールも見えてきていた。思い出すのも辛い。それについて何かいうつもりはないよ。
*
字幕もすごいのでね 笑) まあ、多分こんなこと言ってるんでしょう 笑) 最後のところはひょっとしたらマティウに対していうことはないって言ってるのかも?
ビデオを見ると、フィリプセンが真ん中にいてデーゲが右側路肩を走ってて、3番手のマティウが真ん中で、フィリプセンが後ろに下がりながら右に寄ってきて、それをデーゲが追い抜こうとしたら、その間にマティウが割り込んできた。フィリプセンは右に寄る、マティウは右からフィリプセンを抜こうとして右に寄る、スピードを上げてたデーゲは逃げ場がなくなる。まあ、しょうがないね。どうしようもないです。あえて言えばマティウがちょっと強引だったかな。
しかし、たぶんデーゲにとってこんなチャンスはもう2度と来ないだろうからねぇ。それだけにこういう形になったのは残念だなぁ。。。
追記。4/10, 22:20 ツイートに沿道のファンの映像発見
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