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「バベルの塔」展

2017.05.30.21:55

面白い展覧会でした。そもそも、僕の大好きな15世紀から16世紀のフランドルの絵画で、ボスやブリューゲルは言うまでもないとしても、バウツとかダフィトとかパティニールは、何度も読んだ古典的名著と言われるフリートレンダーのネーデルラント絵画史に出てくる画家たちです。

しかし、やっぱり何をおいてもブリューゲルの小バベルですね。これは1993年にも展覧会があって、その時も見に行きました。初めて見たのは1990年にロッテルダムへ行った時に見たんですが、その展示の仕方があまりに無防備でさわっちゃおうかと思ったほどでした 笑)

さて、今回の展覧会では巨大な拡大図などが用意されて、CGで動かしたりして、いろんな面白い企画をやっていました。当時のクレーンの動力もハムスターみたいで笑いました。この絵って、上から下へ二箇所白と赤の線が入っていて、何だろうと思っていたんですが、漆喰とレンガのくだけた後だということで、ブリューゲルの一種偏執狂的な細かさもわかり、面白かったです。しかし、実際のサイズから行って、人間なんて豆粒、多分筆をポチっとやればそれで終わりのはずなのに、それぞれの豆粒に動きがあります。

しばし、15、6世紀のフランドルへ思いを馳せてきました 笑)

もう勢いで色々買い込んできました。
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左が今回のパンフレット、真ん中と右は1993年の展覧会のものです。

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定番のTシャツ。このところ友川カズキTシャルとかたくさん買い込んだので、この夏はTシャツには困らなそう。

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そして1000ピースのジグソーパズルです。下の箱がそれ。上のは同じブリューゲルの「バベルの塔」の2000ピースですが、ウィーンの歴史美術館にあるもので、いわゆる大バベルとよばれているもの。今回のものより色合いが明るいし、もっと大きいものです。個人的にはこちらの方が好みです。

以前にも書いたことがありますが、マンション住まいの時にはこのジグソーが飾られていました。今は私の机の横に目立たないように置かれてます 笑) これ以外にもネーデルラントの諺という3000ピース「一角獣と貴婦人」の木製のやつなんかが、まだ手付かず状態で、これを作るのはいつになることやら。



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ユーゲントシュティル

2017.03.16.23:33

やっと忙しい4日間が終わり、昼に免許の更新にうちから6キロほどの府中の運転免許試験場へ行ってきました。一応無事故無違反の安全運転ですので、講習も30分でサクサクと終了、帰りに小金井公園の前を通過するとき、あまりに陽気がいいので、前から見たかった江戸東京たてもの園に寄ってみました。以前、知り合いのFBで見てて、行きたいなと思っていたデ・ラランド邸。素敵な建物です。
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ユーゲントシュティルっていうやつで、この様式で有名なのはドイツのブレーメン近郊のヴォルプスヴェーデにある、かつてフォーゲラーという画家が住んでいた家です。

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実は大昔、この家を見るために、ブレーメンからバスに1時間近く乗って行ったことがありました。ただ、冬だったので、こんな感じで、今ひとつでしたね。

バルケンホーフ
レンガ色の屋根が特徴なのに、雪で真っ白でした 笑)


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藤田嗣治展

2016.12.10.17:50

府中でやってたので、うちから一番早いのは自転車だというわけで、自転車で行ってきました。今回のお目当ては藤田の描いた戦争画の大作3つ。いや、藤田嗣治にそれほど興味はなかったんですが、昔、もう30年近く前でしょうか、TVの深夜にやっていたドキュメンタリー番組で、藤田と坂本繁二郎が比べられていて、坂本はついに戦争画は描かなかったのに対して、藤田はパリに長年いながら軍国主義日本に戻ってきて戦争画をたくさん描き、戦後はパリへ逃げ帰ったというような話が出てきて、ずっと気になっていたのでした。

坂本繁二郎の場合は戦争画になりそうにないタイプの絵だけど、藤田だって有名なトレードマークの乳白色を捨てて、あんな暗い絵柄の戦争画をいくつも描いたんだと考えれば、坂本だってそうする可能性はあったんでしょうけど。何れにしても芸術家と戦争のテーマはナチスとフルトヴェングラーをはじめとして、いろんなことを考えさせてくれます。

というわけで、どんなものかと思った戦争画は正直に言って、あまり思うところはありませんでした。サイパンの絵の右端にボッシュやブリューゲルの地獄のような部分があり、これまで自分がやったことのない冒険・実験をしたかったのかもしれません。ともかく、この絵で戦意を高揚させようと思ったとは、ちょっと信じられません。

というわけで、今回気に入った絵の一つバラの絵のバックを買ってきました。

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……追記、12/10、18:30……
今、ネットで調べたら上記のドキュメンタリー、木村栄文という有名なディレクターが製作したものらしく、題名も「絵描きと戦争」で、1981年に放映されたみたいです。数年前に渋谷で回顧展でやったようです。僕が記憶していたのは岡本太郎の言葉だったみたいですね。藤田を擁護する人も随分いたようだけど、そちらはあまり覚えてません。もう一度見たいなぁ。こちらのブログに詳しいですので、興味があればどうぞ。 http://ryo-jin.at.webry.info/201202/article_26.html



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ゴッホとゴーギャン展

2016.11.29.23:09

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昔の映画にゴッホをカーク・ダグラスが、ゴーギャンをアンソニー・クイン(ザンパノや!)が演じた映画がありました。昔はこういう画家や音楽家を描いた映画ってたくさんあり、しかも、それをTVでよくやっていたんですよね。

このゴッホの映画ですが、なんとなくゴーギャンが無口で嫌な奴の印象が残っています。それに対して、何しろカーク・ダグラスのゴッホですからね。鬼気迫る演技しすぎのカーク・ダグラスですからね 笑) 特に包帯を巻いたカーク・ダグラスが、結構ゴッホっぽさがよく出ていた記憶があります。

というわけで、個人的にはゴッホはともかく、ゴーギャンは題名がやけに哲学的なわりに、絵そのものはあまり心を惹かれなかったんですが、今回見てなかなか色合いのバランスが魅力的だな、と思いました。そして、ゴーギャンの最後のひまわりの種を取り寄せた話と、椅子の上のひまわりの絵には、ちょっと感動しました。



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ラスコー展

2016.11.18.23:29

上野の国立科学博物館で行われているラスコー展を見てきました。2万年前の人間が描いた絵が残っているっていうのも驚きですが、それがつい75年前に発見されたというのも驚きです。そして、現在では絵の保護のために洞窟内へ入ることはできないそうです。

ただねぇ。。。人類ってまるで進歩してないんだなぁ、というのも再確認。2万年前の人間がこんなにリアルな絵を描いたってことは、逆に言えば、ちっとも進歩してないじゃないか、ってことです。これらの絵を描いたのはクロマニョン人、僕らの直接の祖先にあたるわけですが、その前のネアンデルタール人は2万数千年前に絶滅しました。

2万年後の人類はどうなっているんでしょう。いやいや、200年後だってどうなっていることやら。。。

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これはおみやげ物屋で購入した消しゴムです。何考えてるんだ!と家族みんなから激しくバッシング 苦笑) 



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ルーカス・クラーナハ展

2016.10.22.01:31

上野の西洋美術館で見てきました。僕は自己紹介にも書いてあるように15、6世紀のフランドルの、ファン・エイクからブリューゲルあたりまでの絵が特に好きなんですけど、なんでそんな古い絵が好きなのかな、と考えてみると、実は、絵じゃなくて、あの時代の雰囲気が好きなんだろうな、という気がしてきます。

ホイジンガというオランダの歴史学者がいて、その著作に「中世の秋」という本があるんですが、その時代のメランコリックな雰囲気とか、敬けんで静謐な宗教的な情感とか、そんなものに憧れていた、とともに、これらの画家たちの絵に描かれている人々の佇まいに惹かれたんでしょう。実際の画家たちは、ホイジンガの本でも指摘されていたけど、そうした静謐で敬けんで宗教的な世界とは真逆の、宮廷や貴族や金持ち階級のけばけばしい世界で活躍してたんですけどね。

まあ、それはともかく、クラーナハといえばやっぱりファム・ファタルというやつ。普通運命の女とか訳すんですかね? 男を破滅させる女のイメージ。敵将を色仕掛けで酔わせて文字通り寝首をかいてしまう美女、ユーディットの絵が一番有名でしょうか。この絵、画集なんかで見るよりずっと明るいのに驚いたんですが、どうやら最近修復されたようです。

クラーナハは工房で大量生産したんで、ものすごい数の作品があるらしく、女性の顔は魅力的なのもあれば、なんか下手くそな印象のもある。ヌードも、やたら妖艶な魅力的な(まあ、俗にいえば「いやらしい」)のもあれば、腹ぼて気味でなんかゴツゴツ腰骨が浮き出てんじゃないのって感じの、あまり魅力的じゃないのもある。今回来ていた中では、やっぱり会場に入ってすぐの聖母子像とユーディットが一番でした。それと、今回実物をたくさん見て思ったのは、なんか黒い色がものすごく黒いという印象です。それは肖像画の背景だったり、森の木々の間の影の色だったり、ルターの僧服の色だったり、いろいろなんですが、恐ろしいぐらい黒いというのが印象に残りました。

デューラーの版画なんかも一緒に展示されていて、見比べると、クラーナハはデューラーより、やっぱりワンランク下なのかな、なんて思いました。例えばクラーナハのルターの肖像とデューラーのメランヒトンの肖像の差は、モデルの違いを別にしても、同じ銅版腐食版画であるにもかかわらず、迫力がずいぶん違います。デューラーもそうですけど、なんとなく無骨な感じで、イタリアルネサンスの絵画なんかと比べると、逆に写実的なのかな、とも思えます。なんか、みんな田舎の姉ちゃんみたい 笑)

金曜の3時ぐらいから見たんですが、けっこう人は入ってましたね。



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魔女の秘密展

2016.02.20.11:27

昨日は昼過ぎから魔女の秘密展へ行ってきました。魔女除けのブツが置いてあったり、魔女の立場になって審問を受けたり、拷問道具の実物が置いてあったり、首切り人のマスクの不気味さなんてハンパじゃない。なかなか面白かったです。スペイン長靴というすねを圧迫していくのなんか、冗談じゃないよねぇ。拷問好きのハンジ(進撃の巨人)なら喜びそう。

見ているそばに全身黒と紫の魔女の格好した若い女の子たちがいて、とんがった黒い帽子までかぶって、さすが原宿、いろんな人がいるんだな、と思って展示場から出て監修者の魔女おばさん(笑)や裏方さんと談笑、入り口に誰でも自由に羽織れる魔女の装束がいくつもぶら下がっているのに気が付き、おもわず、ああ、ここでこれ貸しだしてるんだ、だから中にも魔女の格好をした子たちがいたんだ、と一人納得して言ったら、この装束はこの場だけで貸し出しはしてないとのこと。あれ?でもそういう格好した若い子たちがいたんですよ、と言っているそばを、まさにその子たちがぞろぞろと。。。みんなで顔を見合わせて必死に笑いをこらえました。裏方さんに教えてもらったところ、ゴシックロリータというんだそうです。

まあ格好良いけど、でもあの格好で地元(自宅)へ帰っていくんでしょう? それとも帰りがけに駅のトイレででも着替えるのかなぁと、連れあいに話したところ、でもそんな滑降して魔女展を見に来るなんて、意識の高い魔女たちだわよ、とのこと。

「魔女の秘密展」のお知らせ

2016.01.21.00:20

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昨年春の大坂から、新潟、名古屋、浜松、広島、そして最後に東京で、2月19日から3月13日まで、ラフォーレミュージアム原宿で開催されます。敬愛する魔女おばさま 笑)が監修したアヤシイ展覧会 爆)で、小生もカタログに微力ながら協力させていただきました。ご興味がありましたらご覧いただけると幸いです。

この記事は展覧会が終わるまで拙ブログトップに出るように、日付を3月13日にしてあります。(2016年1月21日・記)


東京での展覧会が終わり、この後は福岡で4月初めから開催されるようですが、とりあえず、この記事を書いた日付に戻します。(2016年3月14日)

ウィーン美術史美術館・風景画の誕生展

2015.09.25.23:00

久しぶりに都心に出たので渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで表題の展覧会を見てきました。

地味な展覧会なのか、それとも雨のせいなのか、あまり人が入っていませんでしたが、僕としては大好きな画家の一人ヨアヒム・パティニールが一枚あったので、絶対見たいと思っていたのでした。

この画家は残っている確実な絵は10枚ぐらいしか無く生涯も謎。だから、ほとんど知られていないと思いますが、個人的には15世紀、16世紀のネーデルラントの画家たちについて書かれたマックス・フリートレンダーの古典的な名著「ネーデルラント絵画史」で知って以来、どうにも気になってしょうがない画家の一人。


さらに最近「青のパティニール」という本も出版されました。


本屋で見て、もう完全に衝動買い。読んでから必ずブログに書こうと思っていたんですが、どうもこのところ、全く違う本をまとめ読みしていて、どうやら当分読みそうにありません 苦笑)

この人、風景画の巨匠なんですが、情けないことに 苦笑)人物画が苦手だったんですね。なので仲良しの、以前紹介したクエンティン・マサイスなんかに人物像だけを描いてもらったりしているんですね。もっともこの時代のこういう合作は常識なんですが。

なんでこういうネーデルラントの絵に魅了されるのか、よくわからないんですが、昔からなんとなくこういう褐色や緑や青の色合いの絵が好きだったんですね。それと輪郭がくっきりした、なんか空気が澄み切ったような感じや、絵の中の世界のたたずまいとでもいうのか、穏やかでゆったりと時間が流れているような感じが好きなんです。

最近むちゃくちゃブームになっているフェルメールなんかにもそういう時間の流れというか事物のたたずまいというか、そういうものが感じられるんだけど、でもフェルメールに比べれば絵のレベルとしては、たとえば構図やデッサン力なんかも含めて、かなり劣ると思われるパティニールの方が好きです。まあ、描く対象が全く違うし比べる方がおかしいのかもしれないけど。

ちなみに私のパソコン、ランダムに出てくるスクリーンセーバーの中のひとつはパティニールの「カロンの渡し守」 笑)

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©  https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1b/Crossing_the_River_Styx.jpg



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鴨居玲はすごい!

2015.06.26.22:25

今日は東京駅のステーションギャラリーへ行ってきました。ここは15年ぐらい昔でしょうか、ハインリヒ・フォーゲラーという19世紀末の北ドイツの画家の展覧会を見に行ったことがありました。ここへ来たのは、おそらくそれ以来ですね。今回、知人に勧められて、7月20日までというので出かけてみました。

凄かったです。人間が赤黒いんですよ。人物が塊(かたまり)として黒々と描かれるのはともかく、描かれている老人や老婆のおでこと鼻だけが見分けがつくだけのような絵がものすごい迫力でした。スペインにいたと言うこともあるのか、ゴヤのサチュルヌスなどのいわゆる「黒い絵」群のような黒々した感じで、老婆や傷痍軍人だけでなく、酔っぱらって踊っている老人でさえも、なんとも痛々しい絵ばかり。特に晩年の一連の自画像はなんとも痛ましい。みんな口を半開きにして惚けたような悲しい顔をしています。確かに主題的にはわかりやすすぎてつまらないとも言えるんですけど。だけど、他の絵と違ってバックを真っ赤にした「出を待つ」と題された道化師の絵などは、死の世界という舞台への出を待つ道化師の姿をした自画像なんだろうなぁ。

人物像が暗いもの以外でも、なんか肌の色が死人の色とでもいうのか、どうしようもなく暗く重たく、鴨居玲はすでに30年も前に亡くなっているにもかかわらず、現代の雰囲気にヘンにピッタリとはまっている気がしました。



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クエンティン・マサイスの絵

2015.04.17.19:18

今日は午前中時間があったので国立新美術館のルーブル展へ行ってみました。午前中、それも開館すぐだから空いてるだろうと思ったら、いやあ、想像以上の人数でした。なんといってもフェルメールですからね。他に並んでいる同時代の風俗画や静物画と比べても際だっています。人も事物も輪郭が光にまみれて柔らかいし、なにより構図のバランスが凄いですよね。

実はフェルメールは実物を結構観てます。ドレスデンやアムステルダムやベルリン、ウィーン、フランクフルトと、たまたま旅行した先に偶然あったんですよね。それから日本であった展覧会でも結構観ています。数えてみたら今回の「天文学者」で14作品目。まあ、このネットで何でも観られるご時世、本物を観たからなんだ、という気持ちもないことはないんですがね。

で、実は今回のお目当てはクエンティン・マサイスという画家の両替商の夫婦の絵。

かわいい奥さんと、魅力的とはとても言えないダンナの絵で、この時代の北方ルネサンスの絵画にはこういうの、たくさんあるんですが、一番有名なのはファン・エイクの「アルノルフィニ夫妻」

なんか陰険で意地悪そうな夫と品の良い可愛い奥さんという取り合わせ。このダンナだけの肖像画というのもファン・エイクの絵にあって、そちらはこれより少しマシだけど、やっぱり意地悪そう。これがさらに極端になると不釣り合いな夫婦っていうテーマで、ルーカス・クラーナハ父子なんかが醜い老人と若く美人の奥さんの絵をたくさん描いています。

必ずしも夫が年寄りと決まっていなくて、逆に奥さんがお婆さんで若いハンサムなダンナという組み合わせもあります。まあ、これは必ず金が絡んでいるんですね。アルノルフィニも豪商でしたし、このマサイスの両替商もそうでしょう。可愛い奥さんは聖書をめくる手を止めて、ダンナが天秤で量っている金を思わず見つめています。

ブリューゲルの農民の踊りでも右側にいる手をつないでいるカップルは老人と若い娘で、このテーマがさりげなく隠されているという説をどこかで読んだことがあります。

テーマはまあそんな感じなんですが、マサイスはイタリアでダ・ヴィンチの影響を受けたと言われていて、かつて私も観て感動したんですが、ベルリンにあるマグダラのマリアの絵はとてもいい絵だと思います。輪郭のおぼろな感じはダ・ヴィンチのスフマートという手法を取り入れたと言われています。

この両替商の夫婦はそうしたダ・ヴィンチ風の輪郭ではなくくっきりしていて、むしろ素朴な感じで、遠近法もずれているし、細部の思いっきり力(りき)の入ったリアリティに対して、大きな意味でのバランスがちょっとおかしいような気がするんですが、なんとも言えない静かなたたずまいに魅了されます。のちほど、納戸にある画集で見直すことにしましょう 笑)



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レオナルド・ダ・ヴィンチのミステリアスな生涯

2014.06.07.23:02

レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯、以前にもすでに書いたことがあるけど、今回ひょっとしたら30年ぶりぐらいで見直すことができました。スカパーのミステリーチャンネルでこれを見つけて、大急ぎで契約。満足しました。他にもミステリーチャンネル、入って良かったと思う番組がいくつもありますが、それはまた別の機会に。

で、このレオナルド・ダ・ヴィンチですが、どうしても気になることがあります。どうもこれって、やっぱりダイジェスト版じゃないのかなぁ? 

最初に書いたように、以前にも書きましたが、このドラマ、最初に見たのは高校時代だったと思うんですよ。で、その後再放送があって、それも見ました。それからしばらくして、また放送されたときにはダイジェスト版だったんですよ。ダイジェストと言っても、そんなにすごくカットされていたわけじゃなかったと思うんですけど。

今回のやつ(たぶんDVDで出ているやつでしょう)がダイジェスト版だと言うのは、記憶しているシーンが二カ所なかったんですよ。そのシーンがないという記憶はダイジェスト版を始めて見たときにもそう思ったので、記憶に鮮明に残っているんです。ただ、これって記憶の捏造の可能性も全くないわけではありませんけどね。

このドラマって、解説役の学者然とした男性が当時のシーンのなかに現れていろいろ解説するんだけど、そのスタンスがとてもイキにできているんですね。「ちょっと失礼」とか言いながら、そばにいる人物が持っている鉛筆を取り上げたりして、でも当時の人たちにはこの男性が見えていないかのような、見えていても無関心のような不思議な感じの反応をするんだけど、まさにその鉛筆(だったと思う)を取り上げるシーンがなかったのと、もう一つは晩年のレオナルドが生まれた家に戻ってきて、もう二度とここへ戻ることはないと知りながら部屋を見回すと、巨大な石臼の後ろから幼年時代のレオナルドがちょこんと顔を出すシーン。とくにこちらのシーンは最初に見たときに、ものすごく印象に残ったから、今回楽しみにしていたのに、なかったんですよねぇ。

想像ですが、このドラマってアメリカで賞を取っているんですよね。今回のは副音声が英語らしい(未確認)し、ぼくが最初に見た完全版はおそらくイタリア本国で放映されたもので、ダイジェスト版の方はアメリカ用に編集されたものなんじゃないかと思っているんですけどね。ほら、連中ってガサツだから 笑)、いかにも(彼らにとって)冗長と思えるようなところはカットしそうじゃない? 

どなたか、この当たりのことを知っている方いませんかねぇ。いずれにしても、最初の奴を見たいよお。



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「貴婦人と一角獣」展

2013.06.22.00:00

個人的には21世紀に入って一番良かった展覧会です、ってそんなにいくつも見てないけど。リルケの「マルテの手記」が学生時代のバイブルで、そのちょうど真ん中にこのゴブラン織りのタペストリーのことが長々と書いてあって、そういう意味では満を持して見に行ったわけですが、期待通り、いや、期待以上でした。

だけど、実物がこれほど大きいものだとは思いませんでしたね。他の展示品はそれほど多くなかったのですが、それがかえって意識を拡散させずに、この6枚のタペストリーに集中できたのでした。大きな展示室にどかんとこの6枚だけが飾られていて、薄暗い部屋の真ん中に突っ立ってぼーっとまわりを見回しているだけで、とても幸せな気分になれました。

帰りに、思わずATMで金をおろして大枚はたいて買ってしまいました。750ピースの木製ジグソーパズル。これで今月はおろか来月も、ひょっとして再来月も(?)お小遣いなしです 笑)でも、いつ作れるのかな?



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レーピン展

2012.10.04.21:23

レーピンというロシアの画家の展覧会を見てきました。といっても、日本ではあまり知られてませんよね。19世紀末から20世紀初めの、ロシア革命前夜、怒濤の時代の画家です。

ロシアの革命前夜の画家たちは一時期好きで、画集なんかも随分集めました。そんななかで好きだったのは、なぜか、このクラムスコイという人の書いた荒野のキリスト。
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© 講談社版 世界の美術館「トレチャコフ美術館」1969

ショックを受けたのは、一見シュールリアリズムの絵かと思うようなヴェレシチャーギンという画家の「戦争礼賛」という絵。
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© G.Hallmann, Russische Realisten (ISBN 3-475-52543-7)

まあ、今回の展覧会はレーピンの作品だけでしたが。

そうそう、20年ぐらい前にトレチャコフ美術館、ロシア近代絵画という展覧会があったときに見たレーピンの娘の肖像画がまた来ていて、おお、お久しぶり、って気持ちになりましたね。

で、レーピンというとこの絵が一番有名でしょうか。
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© G.Hallmann, Russische Realisten (ISBN 3-475-52543-7)

ボルガの曳舟人足の絵です。船を流れに逆らって人力で引っ張る人足たちの絵で、当時の帝政ロシア時代の貧しい人々の過酷な労働を描いたものです。むろん今回の展覧会には素描や下書きや別バージョンは来てましたが、この有名なのはさすがに来てません。

他にも政治犯を護送する馬車が泥沼のような道を行く絵とか、死刑囚が教誨師の差し出す十字架を拒否するシーンとか、あるいは民衆集会で弁舌をふるう学生革命家とか、革命前夜の雰囲気が漂う絵がいくつもありました。

レーピンという人は当時の帝政ロシアの民衆の悲惨さを告発するような絵や、革命家達の絵(発表禁止になったものもいくつもあるようです)を描いたかと思うと、とてもリリカルな絵や、肖像画、あるいはロシアの歴史に基づいた劇的な絵を描いた人で、今回の展覧会にもそういうタイプの違う絵がいろいろ出ていました。それほど混雑していなかったですが、東京では10月8日までですね。


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ドラマ「レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯」

2012.09.30.14:23

昨日のジロ・デ・ロンバルディア、ジルベールがアルカンシェルを着て両手を挙げるシーンを確信していたので、ちょっとがっかりでした。しかも勝負所が豪雨で放送電波不良になっちゃったしねぇ。まあ、ロドリゲスが勝ったことに不満は全くないんですが。。。

というわけで、レオナルド・ダ・ヴィンチの新しいモナリザのニュース。うーん、本家がなんか能面のような気品というか、不気味さの底にへんなかわいさがあるのに対して、新しいのはちょっと妖艶な嫌らしい媚びのようなものが感じられて、どうもなぁ。モナリザとしてお互いを比べると、どうも新しいのよりも本家のほうが圧勝っていう感じだけどねぇ。個人的にはモナリザはレオナルドの自画像だという説が一番好きだけど。

数日前にBSで岡田准一の司会でレオナルドについての番組をやっていた。内容そのものはそれほど目新しいこともなかったんだけど、最初のほうで再現ドラマとして写っていたのが、僕が高校生の時にNHKで連続ドラマとしてやっていた「レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯」からの場面だった。このドラマ、あの当時、ぼくは昼休みになると図書館の画集のコーナーでジョルジュ・ド・ラ・トゥールの薄っぺらな画集を繰り返し見ていた高校生だったけど、、ものすごく感動した。ちょっともの悲しげな古楽のテーマミュージックまで覚えている。当時の場面に背広姿のいかにも学者然とした語り手が入り込み、説明を加えるんだけど、その手法がものすごくおしゃれでおもしろかった。

その後、何回かの再放送を経て、あるとき古本屋で見つけたのが、そのドラマを本にしたもの。


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1976年の出版。当時の写真ってこんな程度だったんだねぇ。しかし、BSの番組でちらっと出てきたということはDVDになっているんだろうかと、調べたら、ありました。しかし値段が2万オーバーじゃあねぇ、だれも買わないよ。

ダ・ヴィンチ ミステリアスな生涯 DVD3巻セット【著作権処理済・図書館用無償貸出権付き】ダ・ヴィンチ ミステリアスな生涯 DVD3巻セット【著作権処理済・図書館用無償貸出権付き】
(2012/02/28)
フィリップ・ルロワ、ジュリオ・ボセッティ 他

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ひょっとしてYouTubeは、と探すと、おいおい、スペイン語版だけどあるじゃないの。しかも
パート5まであるよ。


時間的に見ると、再放送時に見たダイジェストじゃなく完全版じゃないかな?冒頭、レオナルドの死のシーンから始まります。そして解説の紳士登場。伝説ではレオナルドをフランスに招いた国王フランソワ1世の腕の中で息絶えたと言われてますが。。。

後世のアングルなんて画家はそのシーンを見ていたかのように絵にしてます。
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© http://www.salvastyle.com/

さて、最初の新モナリザ、まあ、これをモナリザと比べなければレオナルドの他の中性的な肖像の雰囲気があると言えないこともありません。しかし、モナリザは古来偽物がたくさんあるようだしね。それになんか、どこかこの肖像画、不純ないやらしさを感じちゃいますけどねぇ。どうなんでしょ。


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エルミタージュ美術館展

2012.06.16.00:01

先日久しぶりに都心へ出ました。国立新美術館。始めていきました。でかいことでかいこと。ついでに入り口で音声ガイドも借りて中野京子さんの解説付きでした。イタリアルネサンスからバロック、ロココと来て、フランスアカデミーから印象派、それにセザンヌやピカソやマチスもそれぞれ1枚展示されてました。   

僕の好みはアルプスより北の絵で、しかもバロックよりもっと前のほうが好きだからねぇ。そういう意味では。。。。でも、ヴァン・ダイクのやたらと美男の自画像とか、むかし読んだ若桑みどりさんの「女性画家列伝」に出てきたヴィジェ・ルブランとカウフマンのそれぞれ美人画家の自画像なんかが展示されていて、ヴィジェ・ルブランのいかにもフランス風の洗練されたかわいらしい自画像と、いかにもドイツ人らしい田舎の美人といった感じのカウフマンの自画像が並べられていてうれしかったです。

中野京子さんは印象派に駆逐されてしまった感のあるフランスアカデミーの画家に思い入れがあるようで、ジェロームという僕は全く知らなかった画家の「舞踏会の後の決闘」という絵の解説に、ずいぶん力が入っているようでした。ぼくも印象派って好きじゃないんで(だって、印象派の画家って絵が下手じゃない??)、うんうんと音声ガイドを聞いていました。

で、ふと思ったんだけど、印象派が出てくるまでは絵は物語性があったんじゃないか。印象派によって、それ以前の絵画の物語性(文学性)が否定されたんじゃないか、ってそんなことを考えました。

映画でもそうだけど、映画は映画であって文学ではないって言って、ストーリーの話とか、演出や役者の話は映画本来の批評対象ではない、みたいな風潮がはやったことがあったけど、絵画でも同じように、絵画に物語性は不要だという風潮が大勢を占めて、それに対して印象派って言うのは絵そのものの図像性というのかなぁ、文学性(=物語性)がない絵が多くて、ある意味で印象派が持てはやされたのは、絵そのものの評価以上に、物語性を排除したい批評の側から、特に印象派が批評しやすかったということはなかったのかな、なんて、まあ、素人の戯れ言ですけどね。ただ、印象派ってどうしてそんなに(日本だけではなく世界的にも)人気があるのかな、ってどうも僕にはよく分からないんですよね。


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ピンゼルという彫刻家

2011.10.29.18:29

ピンゼルピンゼル
(2011/10)
ボリス ヴォズニツキ、 他

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昨夜、自転車ロードレースの本をたくさん出している未知谷の20周年記念があり、末席を汚して参りました。頂き物の写真集です。18世紀のウクライナの彫刻家ということで、今までほとんど無名。その生涯もほとんど不明。だけど、だんだん広まってきて、今度ルーブルでも展覧会が開かれるとのこと。

これはサムソン。

なんというか、まあ、マニエリスムというかバロックというか、連想したのはトレドの画家エル・グレコの絵でした。なにか、デフォルメの仕方がちょっと不気味というか、気持ちが悪いというか、それなのになんか惹かれてしまう絵ってありますね。私の印象はそんな感じです。好きかと言われると、私の好みはいずれ書くこともあるでしょうけど、北方ルネッサンスの静謐なたたずまい。こういう強烈な感じではないので、好みだとは言えません。でも、一見して心が波立つというか、なんとも目を引きつけられるものであります。
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これは一般にはイサクの犠牲と言われる奴ですね。

NHKでも特集番組が放映されたそうで、今後もっと有名になるのかもしれませんが、いずれにしてもキリスト教を題材にした作品ばかりなので、日本で人気が出るかどうかは何とも言えませんね。
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この老婆はなにかの寓意像らしいです。

あれ、Nacoさんにすでに先を越されてしまった 笑)

ピンゼルについてはこちらが詳しいようです。

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ブリューゲルの真作?

2010.09.27.23:33

ブリューゲルのこれまで知られていなかった絵が見つかったというニュース!!

うーん、右の自己紹介にも書きましたが、ヤン・ファン・エイクからブリューゲルぐらいまでの、いわゆる北方ルネサンスの絵画って大好きなんですよ。リビング(と呼べる代物ではないが)には2000ピースのブリューゲルの「バベルの塔」のジグソーパズル(仕事から帰ってきて、毎晩、連れ合いと酒を飲みながらチマチマと作ったのでした)が、もう10年以上前から壁に掛かっていますし、パソコンのバックグラウンドも「狩人の帰還」です。ブリューゲルの絵のなかでは、これが一番好きですね。ちなみにタルコフスキーという映画監督の「ソラリス」でも、実に印象的にこの絵が使われていました。
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これ以外にも押し入れには「ネーデルランドのことわざ」の3000ピース(!)が手つかずのまま眠ってます。一応老後の楽しみの予定。
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さて、ブリューゲルの画集はいろいろあるけど、このニュースの絵はもちろん初めて見ました、っていうか、世界中のほとんどの人が初めてでしょう。雰囲気はたしかにブリューゲルの宗教画(サウルの回心とかゴルゴダへの行進)の色合いがありますが(もっとも宗教画ばかりではないんでしょうが)、ずいぶん痛んでいるようにみえますね。

巨匠ブリューゲルの大作見つかる プラド美術館

「聖マルタン祭のワイン」という題名がつけられたようですが、所有者がずいぶん変わってきたようだから、この題名だって怪しいものでしょう。ただ、たしかに聖マルタン祭はフランス北部からフランドルへかけてのお祭りのようですけど。ブリューゲルの絵って主題は絵の中でまったく主題らしくなく描かれているんですよね。イカルスの墜落なんかも、初めて見たときにはどこにイカルスがいるの?って思ったし、ゴルゴダへの行進もイエスはどこって感じだし、サウルの回心なんか、手前の馬の尻ばかり印象に残って、神の声に打たれて落馬したサウル(後の使徒パウロ)はどこ?っていう絵ですから、この絵もひょっとして主題ははじっこのほうにあるのかも。それにブリューゲルの父ちゃんの絵って息子たちがずいぶん模写して、父ちゃんの名前で商売していたということですし、もうしばらくこのニュースは眉に唾つけたままのほうがいいのかも。。。

ブリューゲルがらみでお勧めの本はこれですね。著者はだいぶ前に亡くなりましたが、結構クセのある人だったみたいで、好き嫌いが分かれるかもしれません。でもこの本はまちがいなくお勧め。

ブリューゲルへの旅 (文春文庫)ブリューゲルへの旅 (文春文庫)
(2004/05)
中野 孝次

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プロフィール

アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、クラシック音楽(特にバッハ)、友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎても困るが)。少し前から草食動物と化そうと努力しています。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとして、こちらにも通知されないまま、ゴミ箱に入れられてしまいます。これは管理ページで迷惑メールをチェックすれば見られるのですが、そんなところは滅多にチェックしないので、承認待ちの印が表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す

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