最近のスポーツ界はどの競技でも選手たちがおとなしくなったという印象が強いです。インタビューとかみんな言いたい放題だった時代もあるし、野球なんかしょっちゅう審判に文句つけ、デッドボール喰らって乱闘なんてシーズンに何回もあったものでした。自転車でも、昔の記録なんか読んでると、46年のツールで最終日大逆転優勝したジャン・ロビックなんて、インタビューでも他の選手を名指しで罵倒したり馬鹿にしてたそうだし、もっと近くでも、86年のイノーとレモンのケースのようなことや、87年のジロのロッシュとヴィセンチーニのようなチーム内での批判し合う姿が見られなくなりました。最近は選手たちがみんな良い子になってる印象です。チームの統率力が強まったとも言えるのかも。
というわけで、ユンボの3人は文句も出ずに一番落ち着く結果になりました。しかし、セップン・クスが出てこなかったらどうしてたんでしょうね? ユンボの上層部としても、この結果を想定していたわけではないと思うんだけどね。
というわけで、最終日、いやぁ、最後はハラハラしましたね。40キロでケムナとデンツがアタックしてルイ・コスタと3人で逃げ出した時はすぐ捕まると思ったんですが、超強力エンジンたちが追いついてきましたからね。
エフェネプール、ガンナ、ケムナと独走力がある3人が引く中、何度もちぎれそうになって、ローテーションをカットしながら、ものすごい顔でくっついてきてたデンツには、ちょっと感情移入しました 笑)が、本人は力をセーブしようと思ったと言っています。だから最後スプリントできたのかもしれません。
デンツの話。「僕らの計画は、スプリント賞の後でケムナがちょっとしたカオスを演出することだった。彼は自分のブエルタに相応しいケジメをつけたかったんだろうね。後から強い連中が追いついてきた。僕は力を貯めたいと思ったんだ。だけどレンニは全力で走っていたね。最後はちょっと長く待ち過ぎた。でもグローヴスとガンナが相手じゃあ、なかなかスプリントでは勝てないね。でも観客には楽しめたんじゃない?僕自身は、15ステージだけが僕に合っていたので逃げに乗ったけど、結局僕にはちょっとキツすぎのコースだったかな。今日は楽しむことを優先した。チャンピオンたちの逃げ集団だったし、そこに加われて嬉しいよ。」
というわけで、ツヴィーホフのツィート日記最終日。またまた、最後が欠けてます。この後はアップされて気がつけば 苦笑)、その時に追加します。(9/19, 8:00 追加しました)
*
Cyclingmagazine : 今日はどんな(最終)日だった?
ベン・ツヴィーホフ: かなり叙事詩的だった 笑)バスの中で、ニコとレニがあんなふうにアタックしたらおもしろくね?って計画を立てたんだ。正直、あんなに上手くいくなんて思っても見なかった。最後は本当にアゲアゲで、とにかく格好良かった。脱帽だよ。
C: 本当に大拍手だ。最後に短くコンパクトにいくよ。
1 このブエルタで一番素晴らしかったのはどの瞬間?
2 この後忘れられないことになる思い出は?
3 今回のブエルタは君の個人的なグランツールのランキングでは何番?
4 今最も楽しみにしているのは?
ツ: 1 レニのステージ優勝。
2 最終週のキツさ。
3 2番目だな。
4 ツアー・オブ・トルコ
C: ありがとう、ベン! レース日記とたくさんの見識に感謝だ。とってもためになったし楽しかったよ。
*
結局ボーラとしてはヴラソフとアイデブルックスの総合7位と8位、ケムナのステージ優勝と2位、そしてデンツのステージ3位という結果になりました。もう一つぐらいどこかでステージ取りたかったというところですかね。
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逃げは決まりましたが、ちょっと人数が多すぎでしたね。栗村さんはエフェネプール95%と言ってましたが、ルイ・コスタにケムナがスプリントで負けたステージでは、エフェネプールはケムナのアタックについて来れなかったから、あの再現があり得るんじゃないかと思っていたんですが、プールスのアタックにケムナがついていけませんでした。
前にエフェネプールが追いつかなければ、牽制が始まって追いつく可能性もあったんだろうけど、追いついてもスプリントでは勝てないでしょうしね。
*
Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: また逃げに乗れたし、素敵な結末だったよ。逃げの中ではクイックステップを苦しめ、レンニが最後に前にいられるようにしようといろんなことをしたんだ。いまはちょっと足が痛いね。
C: 君たちは二人でどんな戦術を考えていたんだい? 君はずいぶん早くアタックしたよね。クイックステップにプレッシャーをかけるためかい?
ツ: そのとおりだよ。できれば2、3人で逃げられないかと思ってたんだよ。そうすればクイックステップは後ろで追いかけなければならなくなるだろ? 僕らが早めに戦闘開始したことで、ゴール前70キロ地点でクイックステップにプレッシャーをかけられて、連中は逃げ集団のコントロールのために力を使わなければならなくなったんだ。
C: 逃げグループは本当に強かったね。君は周りを見て誰が強そうかを判断したのかい? それともチームカーから情報が届くの?
ツ: もちろん最初は自分で周りを見て把握する。だからこそ、早めに何か仕掛けてやろうと、すぐに考えたんだよ。レムコやヴァウト・プールスが仕掛けるまで、後ろについて待ってたら、ちょっとのんびりしすぎだろ。
C: なるほど、ベン、君はしばらく風邪気味だったよね。明日で終わりってのは嬉しいかい? それとも、「失われた」1週間を取り戻してやり直したいかい?
ツ: 両方だな。ゆっくりだけど僕の調子は上がってる。でもグランツールの間、ずっと調子が100%なんてのは、残念だけどなかなか難しいよ。だから、僕としては明日でおしまいは嬉しいね。
C: ありがとう、ベン、うまく回復してね、また明日。
*
ボーラ内での鍔迫り合い、このステージ前まではアイデブルックスが1分差でヴラソフをリードしてたんですが、結局何度目かの逆転で、ヴラソフ7位、アイデブルックス8位で決着ついたようです 笑)でもチーム順位は3位。まあ、ステージをもう一つぐらい取りたかったけど、スプリンターがいたわけじゃないし、しょうがないかな。
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今日こそ逃げが決まりそうなプロフィールですね。3級の山ばかり10個詰め込んで、距離も200キロ以上です。キャプテンたちもこれで遅れることはなさそうだし、ケムナやデンツが逃げに乗ろうとするんじゃないかなぁ。
というわけでツヴィーホフの
最後のツィートが見つかりません。これで2度目ですが、最後が尻切れトンボです。(追加されました)
*
Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: 一日中天気の神様に、風が強くなかったことを感謝した日だね。
C: 実際には楽な1日だったのかな? それともブエルタのステージを18も走ってきて、もう「楽な日」なんてないのかな?
ツ: 風はなかったけど一日中ナーバスだったよ。それに平均時速がほぼ48キロと遅くなかったしね。でも本当に風が強かったらものすごくハードな日になっていただろうね。そういう意味で、今日はそれほどハードではなかったかな。
C: 明日は最後のハードなステージだね。もう一度君たちも全力を出してアタックだね。それともむしろ「我慢」して、このブエルタを乗り切ることにする?
ツ: あしたはどうなるかわからないな 笑)でも確かにまた素敵なステージだ! ブエルタは最終日の前日にもういちどいいことを考えついたってわけだよ。
C: 3週間も一緒に旅を続けているわけだね。このグランツールの間に改めて仲間の別の面を見つけたりすることはあるのかい? あらたな友情の始まりになったりすることは? それともグランツールというレースのトンネルの中ではそんなことは無理なのかな?
ツ: もちろんだよ。僕らのチームはスーパーで時間はもうあっという間に過ぎた気分だよ。僕らがみんな仲良く一緒に楽しんでいる証拠だね。いずれにしてもこのチームの一員であることを誇りに思うよ。
C: それじゃあ今日は最後のハードなレースを楽しんでね。成果を期待しているよ。ありがとう、また今晩よろしくね。
*
最後は尻切れトンボですが、現時点ではツィートはここまでで切れてます。追加があればその時に追加しましょう。(ということで追加しました。 9/17,18:10)アップされたのは翌日の20ステージの前だったようです。だから最後の挨拶も今晩になってます。
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まあ、予想通りでしたね。どう考えたって、自由に走って3人で勝手に争え、なんてチームの指導部として無責任すぎますからね。ま、外野は、特にマスコミは少しでも話題が欲しいでしょうからさんざん煽りましたが。。。これでクスの総合優勝は確定でしょうね。アメリカ人二人目です。
*
Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: またまた残虐なハードさだったね。ユンボは今日はちょっとだけ優しく走ってくれたけど、その代わりにバーレーンが最後の二つの山で本気だったね。僕らはうちにリーダーたちを一日中安全に運んで、またしてもチームとしてうまく機能したよ。最高だったね。
C: 逃げ集団に入ることに対して、少しだけ浮気心は出なかった?
ツ: うん、だけど逃げてもせいぜい山の麓までだとも思ってたからね。最初のほうのアップダウンの時には逃げに乗ろうとしてたんだけど、結局うまくいかなかった。風邪をひいてから、どうも平地でのパンチ力が足りないんだよ。だからニコ【デンツ】があそこにいてアタックしたのは素晴らしかったね。
C: 「ユンボのキャプテン」問題は昨日今日とファンや評論家の間で熱い議論がなされたけど、プロトンの中でもみんなが話題にしたりしてるの? それともみんなレース中は、自分の役割に集中してるのかな?
ツ: まずは自分たちのことに集中しているよ。例えば昨日のようにテンポがとんでも無く速かったりすると、そうなっちゃうよね。でももちろんレースの後では誰がどうなるのか話題にしたりするけどね。
C: 明日は山はなしだね。禁断症状が出ないことを祈ってるよ。ありがとう、ベン、うまく回復してね、また明日。
*
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やっぱりアングリルです。霧が出てなんとも凄惨な雰囲気でした。しかし、この峠が初めて登場した1998年はチェーンホイールもフリーも今とは違って、多分38X28ぐらいまでだったと思うので、選手の足の回り方が全然違ってましたが、いまはクルクル回っていきますね。
さて、今日のステージで逃げが決まって、後ろがのんびりいけばクスはタイムを守れそうだけど、なにしろ8秒差ですからね。でも今日のステージをクスがトップで終えれば、ほぼ決まりでしょう。
ちょっと調べてみると、1966年のブエルタはトップ3を KAS チームが独占してます。この年はものすごくて、7位までに KAS が6人というめちゃくちゃさだったようです。ただ、当時だと、ひょっとしたら同じチーム内でも露骨に争ったかもしれません。詳しいことはわかりませんが。
*
Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: 第一週第二週に比べれば良くなっているのがありがたいね。健康状態も良くなったし、早く良くなってよかったよ。ステージ自体は、ともかく凶暴だったね。でもアングリルはもっと吐きそうになるかと思っていた。ファンも多くてとても素晴らしかった。
C: 新しくお気に入りの山になったかい?
ツ: うーん、それはないな 笑) でも好きな山のリストの中ではそんなに下の方じゃないな。
C: 質問1。勾配の急なところで使ったギアは?
質問2。シアンの強さの秘密は?
ツ: 1。ギアはともかく大きなのを使ったよ。
2。むちゃくちゃ強かったね。今日バーレーンとユンボについていくなんて簡単なことじゃなかった。最後もあんなふうに走ったなんて、本当にすごいよ。
C: 明日もまたすごいステージだ。選手たちでも疲労困憊っていうのがいないのかい?
ツ: いるといえばいるし、いないともいえる。レベルとしては第一週とあまり変わらないよ。違うのは最後まで残っている選手の数が少なくなったってことかな。明日はまた明日の山だからね。だけど、ユンボがのんびりするはずはないよね 苦笑)
C: 明日も調子がいいことを願っているよ。ありがとう、ベン、うまく回復してね、また明日。
*
今日はユンボが早めに容認して、逃げが決まるんじゃないかという気がしますが、1級の山頂ゴールですからねぇ。。。ケムナが行けたとしても、ちょっとむずかしそう。。。
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ナータン・ファン・ホーイドンクが自動車事故で重症だそうです。私の世代だと父親のエドヴィック・ファン・ホーイドンクのほうが圧倒的にインパクトが強いですが。北海道のこともあったし、ニュースを見た時には自動車に突っ込んだんじゃないかと思ったけど、自動車を運転してての事故のようです。
しかし、ブエルタ、アングリルでどうするんでしょうね? クスが優勝しないとユンボとしては禍根を残すんじゃないのかなぁ。。。笑)
*
Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: かなり、かなり速かった。逃げ争いは本当にきつかった。最後、僕はそこに加われなくてほとんど喜んじゃったよ。それから後ろでユンボが仕掛けたスピードがまたとんでもなかったね。あんなふうに走ったのはしばらくなかったよ。
C: ユンボが今日みたいなステージであんなふうに力を出すなんてびっくりしなかった? だって明日以降だって大変なんだよ。
ツ: 正直言って、逃げ争いがあんなに長引けば、あんなふうになるのも予想していたね。ステージはとても短かったし、ユンボにとって、最後はパーフェクトだった。結局逃げ集団が捕まった時にはもうい45キロしか残ってなかった。
C: 明日はアングリルだね。凶暴なステージだ。ちょっと楽しみかい? それともヤギ御用達の道なんかどうでもいい?
ツ: もちろんクライマーのはしくれとして楽しみだよ。明日はどうなるかね? アングリルのためにタンクに少しでも燃料が残っているといいんだけどね。
C: 明日も君たちのエースたちが調子がいいことを願っているよ。ありがとう、ベン、また明日。
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今回は写真のオンパレードという新機軸です 笑)ただ、動画はここに貼れないようなのでご容赦。それと、最後が尻切れトンボです。いろいろ探したんだけど、最後の質問に対するツヴィーホフの返事は見つかりませんので、悪しからず。
Cyclingmagazine : 今日はどんな休息日だった?
ベン・ツヴィーホフ:

C: コーヒータイムの写真はないのかい?
【老人がコーヒーポットから直接コーヒーを飲む白黒動画】
ツ:

C: 素敵な休息日だね。風邪の方は良くなった?
ツ: 幸いなことに、良くなってるよ。この後も、日に日によくなっていくはずだよ。
C: まだ厳しいステージがいくつもあるけど、逃げるチャンスもあるね。最終週に向けてどんな気分?
*
コーヒータイムの食事はなんでしょう?? アップルトルテかな、と思ったんだけど、アップにするとパイ生地のキッシュの上に炒めた玉ねぎが載ってて、さらにクリームチーズがまぶしてあるみたいに見えます。それにバケット? バケットにこれをのせて食べるんでしょうか?
今日も逃げが決まりそうなステージです。120キロぐらいと短い距離で、115キロまではほぼ平坦。最後の5キロだけ平均9%という登りゴール。ただ、明日が1級二つの後のアングリルなので自重する選手も多そう。エフェネプールはインタビューでアングリルを狙いたいと言ってるようなので、今日はどうするかな? 逆にケムナはうまく逃げに乗れればチャンスのような気もしますが。。。
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おしかったなぁ。。。ケムナ2勝目になるかと思ったんだけど。下りで後ろが2、30メートル離れた時、思わず「コケんなよ」と一人で口に出して呟いてましたが、その直後に誰かに押されて再出発するケムナの姿が空撮で写って、あ〜〜っ! でした。
ただ、前が牽制すれば追いつくだろうとは思ったんで、実際そうなったんだけど、スプリントでは勝てないだろうとも思ってました 笑)
まあ、いつかのインタビューでも夢はスプリンターだ、なんてふざけてましたからね。
アンダーの世界戦でもコヌフロアにスプリントで負けてたし、この三人で誰がスプリントあるかはわからなかったけど。。。
ケムナの話。「とてもうまく行ったんだ。他の選手がバテてるのがわかったので飛び出したんだ【たぶんブイトラゴとルイ・コスタに対して後ろから飛び出して追いついた時のことだと思われます】。実際気分も調子もとても良かった。なのに結果が出なかったのが残念だよ。
おそらくチャンスは大きかったと思う。【最後の下りで】少しリードを奪えた。なのに、ほんとうになんてバカなんだろう。リスクを冒してコーナーに飛び込んだんだ。そしたら曲がりきれないとわかったんだ。ダメージを最小にしようとコースを外れて直進してこけた。
それでもまだ可能性はあるかもしれないと追いかけた。追いついた時は驚いたよ、でもね、最大のチャンスだったのに、落車でフイにしてしまったのは残念だ。」
あの逃げ集団の中ではエフェネプールが半分ぐらい引いてましたからね。やっぱり強かったんでしょうね。ただ、例によって駆け引きなしだからねぇ。
*
Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: またまた完全にクレージーだった。今朝は風邪気味で制限時間内にゴールできるか不安だったから、レムコやヴィンゲゴールなんかが入った逃げグループに飛びついたんだ。その後再び吸収されたけど、チームとして逃げに乗って欲しかったレンニとニコはうまく逃げに成功した。
そこからはアレックスとシアンのサポートに集中したんだけど、かなりいいパフォーマンスを見せられた。自分でも驚いているよ。レンニとニコが素晴らしいレースをしたことは良かった。結果となって報われなかったのは残念だったけど。
C: 【あのアタック合戦の時】突然、総合の選手たちまでアタックしたのはびっくりしなかった? UAE が何か仕掛けてくるというのは予想外だったのかい?
ツ: 可能性はあると思ってたよ。逃げグループに入ったら、突然、ヴィンゲゴールとソレルが入ってるって言われて、ちょっとイラっとしたね。まあ、僕らとしてもアレックスが逃げに乗りそうになった時があった。あれは絶対チャンスだったんだよなぁ。あの時は僕らも思い切りスピードアップしたんだけどね。
C: はい、休息日の前のお約束。明日の休息日がどれぐらい嬉しいか10段階でお願いするよ。
ツ: 体調面から言えば10点満点、自分の調子ってことで言えば 4 点だね。
C: ありがとう、ベン、うまく回復してね、また明日。
*
しかし、昨日は残り80キロぐらいの逃げ形成のアタック合戦が面白かったですね。何度か決まりそうになりながら、なかなか決まらず、やっと最後にユンボが前に出て集団コントロール。だけど、まだそれでも、はじっこからアタックする奴が何人もいて。。。
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1971年のツール・ド・フランス、オルシエール=メルレットへ向かう第11ステージ、ツール2連覇中のメルクスは、60キロ独走で逃げた最強のライバル、ルイス・オカーニャにほぼ9分の大差をつけられ、総合では10分近い遅れとなった。誰もがメルクスの3連覇は無くなったと思った。
しかし、翌日のマルセイユへ向かう第12ステージ、メルクスはアシストたちに序盤からハイスピードで集団コントロールするように指示。最後はアシスト二人を引き連れて、オカーニャの集団に2分の差をつける逃げに成功する。
たった2分だったが、メルクスの王者としての意地を見せたステージだった。
その後、第14ステージ、豪雨のピレネーで総合トップのオカーニャが落車して、2位のメルクスに7分半の差をつけていながらリタイアして、メルクスの3連覇がなったのはご存知の通り。
いや、見ていたように書いてますが、もちろん見てません 笑)しかし、こんな大昔のエピソードを、思わず思い出しました。あんなに勝つことに慣れているエフェネプールが号泣してましたからね。
*
Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: 昨日よりは良かった。でもまだ体調はいいとは言えない。だけど明後日は休息日だし、そうすればまたよくなると思うよ。しかし、みんな少しずつ、自分たちがもう2週間も自転車に乗り続けてきたんだってことに気がつき始めたようだよ。
C: 今日は総合候補の集団では、各自がそれぞれ自分のいるべき場所を見つけたように見えたけど、誰も自分が誰に対してアタックすべきなのかがわかってないようにも見えた。でも、もしかしたらみんな自分のことで手いっぱいで、一方でユンボが圧倒的な支配力を見せつけているっていうことなのかな?
ツ: ブエルタが徐々にボディーブローのように効いてきているんだと思うね。超一流の連中にとってもそうなんだろう。ユンボだけは強すぎるから、たとえば今日みたいにアシストのヴィルコ【ケルデルマン】がバッドデーでも、簡単に対処できる。そしてレースは彼らの後ろで順位争いをしているんだな。クレージーだよ。
C: チームやバスの中でもみんな疲れを感じているのかな? みんな口数が少なくなったりしてる? もしかして休息の時間がもっと欲しいのかな?
ツ: いや、僕は風邪気味だからバスの中では静かにしているけど、みんなの雰囲気はいつでも最高だよ。僕らはみんなで2週間走ってきて、仲間が相変わらず総合で上位にいるんだ。だからみんなまだご機嫌だし、そんなに静かじゃないよ 笑)
C: それは良かった。ありがとう、ベン、うまく回復してね、また明日。もうすぐ休息日だ!
*
今回は、ツヴィーホフの最初のコメントで、何言ってるか意味がわからんところが一箇所ありましたので、その一文はカットしました。もしかしたらツヴィーホフの打ち間違いかもしれません。
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あっさり終わってしまいました、今年のブエルタ 笑) あとはユンボのうちの誰が優勝するか、ですが、チームとしてはクスに勝たせたいんでしょうね。
ヴィンゲゴールだとツールとブエルタ、ログリッチだとジロとブエルタ。どっちになっても禍根を残しそうだから、ここはクスで行くのがチームとしても平和なんじゃないでしょうか 笑)
*
Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: 2時間は本当に良かった。アレックス、シアン、エミュと一緒にオービスク峠で分断させたんだ。残念だけど、僕は2日前から風邪気味なんだ。できる限りのアシストをして、スパンデレス峠の途中からは惰性モードでゴールまで辿り着けた。みんなには心から敬意を表したいね。
C: すでにオービスク峠でかなりバラけていたね。スピードがそんなに速かったのかい? それともバードな2週間のあとで、疲労が溜まっていたってこと?
ツ: まだ逃げが決まってなかったから、スピードは超速かった。無線でレムコとアルメイダが遅れたと聞こえたら、ユンボが実に気前よくスピードアップしたね。それから下りでバーレーンのランダがアタックしたら、あとはもうgo! go! さ。
C: ユンボがやっぱり超強かったね。今日はワンツースリーで、総合でもワンツースリーだ。総合優勝は今日で大体決まったと思うかい?
ツ: 答えはシンプルだね。イエス!! あのチームのパフォーマンスには脱帽するしか無いよ。
C: うまく回復してね、ベン。風がすぐによくなることを願っているよ。ありがとう、また明日。
*
一方、ボーラはヴラソフとアイデブルックスが交互に良かったり悪かったりでつばぜり合いしてます 笑)が、とりあえず二人とも総合トップテンに入りました。このまま行ければ、チームとしては成功と言えるでしょうね。でも、デンツかケムナで逃げ切りのステージ優勝がもう一つ欲しいですねぇ。
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いや、昨日だったら同じスプリントステージでもツアー・オブ・ブリテンのファン・アールトの方が面白かったですね。最後1キロ強までアシストの後ろについて、直角コーナーで前に出たら、あとはは最後まで踏み倒して逃げ切ってしまいました。前から何度も書いてるかもしれないけど、こうやって残り1キロぐらいを早駆けして逃げ切り、後ろでスプリンターたちが地団駄踏むって、スプリントステージでは一番格好いい勝ち方だと思いますね。
*
Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: 幸いなことにリラックスした日だった。もし今日のステージで風が強かったら、かなり面白いレースになっただろうね。だからその意味ではずっと緊張してはいたよ。でも明日に向けて力を温存するには良い1日だったって言える。
C: 今日がのんびりしていたというなら、話題は明日のことにしよう。明日はトゥルマレゴールの過酷なステージだね。君としてはちょっと楽しみだったりするかい?
ツ: そうだね。でも、ユンボが序盤からスピードを上げて、優勝候補たちがかなり早い段階から絞られることもありえるね。どっちにしても、明日は、僕が思うに、本当の総合の行方が決まる日になるだろう。僕らのチームも、この地形のために編成されたメンバーだからね、楽しみだよ。
C: 体力的にハードな日々だけど、明日は大きな差が出ると思うかい? そしてもう明日のステージで表彰台もおおよその検討がつくようになると思う?
ツ: そうなる可能性はあるね。もちろん予想するのは難しいけど、ユンボが絶好のポジションにいるし、僕らみんなにとって厳しい日になることは間違い無いだろうね。でもまた、もしかしたら、みんなが明日のステージばかり気にしてるから、むしろ明後日が決定的なひになるかもしれないよ。まあ、わからないね。
C: 君の登坂力が調子の良いことを祈ってるよ。ありがとう、ベン。うまく回復してね、また明日。
*
今日は3級、超級、1級、超級ゴールですが、明後日も超級、超級、3級、1級ゴール。他にも来週水曜はアングリルが控えてるしねぇ。3週間のピークをどこにもってくるのかで、総合も大きく変わりそうな気もしますが、もしかしたら、それって昔の話で、最近は3週間ずっとピークなんていうこともあるのかも 笑)
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ヘスス・エラーダ。
以前書いたデルガドの講演会があったときに、期待のスペイン人若手選手は、の私の質問に、ミケル・ランダとともに名前が上げていました。あれからもう7年。エラーダも30を超えて、デルガドが当時期待したほどの活躍ぶりではないですが、昨日は最後まで動かずに、最後の最後に爆発、見事な勝利でした。
*
Cyclingmagazine : 今日はどんなTTの日だった?
ベン・ツヴィーホフ: たくさん働いたよ。最初はニコ【デンツ】、レンニ【ケムナ】、それに僕が逃げに乗ろうといろいろやった。でも今日の僕は、特に最初の1時間は平地でバンっと行く加速性が足りなかったね。最後はまたまたバタバタしたよ。シアン【アイデブルックス】が最後の山の5キロ前でパンクしたんだ。
C: ふーっ、「みんな」が逃げたがっているときには、そこで最初に何が起きてるのか、簡単に教えてよ。
ツ: 60〜70キロにわたって元気なアタックが繰り返されるんだ。総合でトップ15(例えば今日ならトーマスだ)が逃げに入ろうとするからメチャクチャになるんだよ。そうなるとポーカーが始まるわけ。どの逃げが決まるかはわからない。こういうゲームだよ。
C: チームを超えて協調しようとすることもあるの? それとも完全にぐちゃぐちゃでみんな自分の逃げることしか考えてないのかな?
ツ: 協調はめったにないね。でも、誰が行こうとしているかは、もちろん常に目を光らせておかなくちゃね。たとえば今日のイネオスだ。ガンナが牽引するだろうから、イネオスが行かなかったらみんな行かなかったと思うよ。
C: こんなふうにステージが始まってもなかなか逃げが決まらないときって、君の場合、どの時点で、「もうや〜めた!」ってなるの? 足がもうやだ、っていうまでにどれぐらいのアタックに付き合えるもんなの?
ツ: それはその日によるね。今日だと、僕は2、3回だった。調子のいい日なら5回ぐらいいけるかな。でもどこかでやめないとね。序盤で全ての力を振り絞っちゃったら終わっちゃうからね。
C: ありがとう、ベン。うまく回復してね、また明日。
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今日はたぶんスプリントステージですかね。早寝させてもらいましょう 笑)
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アイデブルックス、やっぱりTTがトップテンに入れるぐらいだといいんだけどねぇ。一方でなぜかニコ・デンツが結構いいタイムを出しましたね。立場からすると流しそうなステージだと思ったんだけど、セップン・クス 笑)に次いで14位ゴールでした。
*
Cyclingmagazine : 今日はどんなTTの日だった?
ベン・ツヴィーホフ: クールなTTだった。沿道の雰囲気は最高で、ともかく今回のブエルタ最良の日の一つだったね。バリャドリドに感謝だ。
C: このTTでの目標はなんだったの? それとレースのペース配分は?
ツ: まずエネルギーを使いすぎないこと。2番目に楽しむことと、負荷の掛け方をリズミカルにすること。アシストとして、負荷をコントロールすることはいつもやってることだからね。他のクライマー系の選手たちもみんなそうしていたはずだよ。明日のためにちょっとだけ慣らしで負荷をかけたけど、オールアウトにはしない。
C: 1日半の休息日でうまく休養できたのかい? 次の逃げグループ入りの準備は?
ツ: もちろんできたよ。次のチャンスはいつあるかな? 今日もアレックス【ヴラソフ】はむちゃくちゃ強かった。この後は僕も総合上位狙いのためにアシストするだろうね。僕としてもあの二人のために信頼できるアシストとしてその場にいたいのは言うまでもないよね。だから、やるべきことはきっとたくさんあるだろうね。
C: ありがとう、ベン。うまく回復してね、また明日。
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今日もほぼ平坦の150キロのあと、最後に7キロぐらい(?)の登りゴールです。逃げが決まるとは、あまり思えないけど、まあ、それも逃げのメンツ次第でしょうか。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな(休息)日だった?
ベン・ツヴィーホフ: リラックスできたね。昨日は飛行機に乗って楽ができた。おかげで今日は本当に体力回復だけだった。
C: レースとは違う質問だけど、ここまでホテルや移動、ステージの場所や雰囲気はどう思う? このブエルタは気に入ったかい?
ツ: 言ったようにここまでは僕らはかなりラッキーだった。70点かな。あとまだ2週間あるからね。どうなるかね。
C: 今後も幸運を祈ってるよ。うまく回復してね。またあした。
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今日は個人TT。誰かが爆発するんでしょうかね?
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やりましたね、ケムナ! いやあ、久しぶりに最後はドキドキしました。追ってくるソブレロがどんな選手か知らなかったので、思わずスマホで調べちゃいました 笑) タイム差が16秒とか出てたけど、空撮でみるとそんなになさそうだったし、ドキドキしました。
しかし大混乱のステージでした。どんな泥道や? と思ってたらまるで大したことなかったですね。私なんか大昔の自転車レースに興味があるので、シクロクロスみたいなドロドロの道でのレースや、未舗装路の峠道でのレースは白黒写真で見慣れているので、拍子抜けでした。
*
Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: 昨日に続いてかなりハードだったよ。今日は本当に辛かった。終わってホッとしているよ。できる限りチームのアシストをしようとしたんだけど、正直言って、昨日逃げたツケをモロに感じたよ。レンニがすごかったね。やったよ!!
C: レンニは今日はみんなに豪勢におごらなくちゃならないのかな? グランツールのステージトリプルはすごいよね。
ツ: 絶対そうだね。でも彼ならそれぐらいやっても不思議じゃないよ。僕のお手本だし、常に何かを学び取れる選手の一人だ。でもそれ以上にむちゃいい奴だよ!きっとみんなに派手に奢ってくれるよ 笑)
C: 泥道は君にはどう感じた? むかしのマウンテンの時代を思い出したりしたかい?
ツ: 僕としてはそんなにワイルドだとは思わなかったけど、きっと聞く相手をまちがってるね 笑)
C: それじゃあ、休息日前のお約束だ。休養日は君にとってどのぐらいうれしいか、10段階でお願いするよ。
ツ: うーん、7。 でもメンタルな面を充電するためにもう少し大きいかなぁ。
C: ありがとう、ベン。うまく回復してね、また明日。
*
昨日の放送の栗村さんが言っていたナショナリズム剥き出し時代のブエルタ、デルガド初優勝の時の話は説ブログでも、5、6年前に紹介したことがありますので、興味があればどうぞ。
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結局エフェネプールって自分のペースで走るタイプなんですね。ただ、その自分のペースが、他の選手がアタックできないスピードってことでしょうか。第6ステージのように、誰かがドンと先にアタックしちゃうと、それに合わせるってタイプじゃないのかな。あとは自分のテンポで行くしかない。
だから昨日は早めに先頭に出てずっと先頭交代なんてしない。他の選手たちはアタックするにはちょっときついってペースで、そのままゴールまで引きっぱなし。
例えが適切かどうかわからないけど、コッピとバルタリの戦いを思い出します。バルタリは典型的なインターバル走行で登って、ライバルたちを疲れさせたのに対し、コッピはロープウェイのようと形容されるような滑らかな走り方で、バルタリのダッシュで引き離されても、そのうち追いついてしまう。
さて、昨日は序盤から逃げの大集団にボーラから一人入っていたツヴィーホフ、なんと言ってるでしょう。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: 調子は良かったと勘違いした1日だね。
C: 逃げ切れるという希望はどのあたりまで持っていたの?
ツ: 結構長く思ってたよ。だって逃げグループのメンツがほぼ理想的だったじゃん? 一日中スタミナ配分をうまく管理して走ってたよ。そしてバルデをマークしてた。たぶん、最後になれば彼が一番強かっただろうからね。
C: どんなふうにペースを配分したの? 常にアタックがあったし、なんども集団が別れたよね。自分の勘に頼ったの? それともチームカーからの指示?
ツ: 僕としてはやりすぎないように心がけた。だけどああいうアタック合戦は、クライマータイプの僕には結構辛いんだ。だから僕としては集団が一定ペースで行ってくれることを願ったね。だけど、ロットが四人いたのに、一定ペースを作ろうとはしなかったね 苦笑)
もちろんチームカーからは何度も指示が出たよ。でも今日はそんな暇はなかった。ずっと、お釜に圧力かかりっぱなしで、シュンシュンいってたからね。
C: 君はロードに移ってきてまだ日が浅いよね。ああいう集団の中では、逃げグループでの戦術のようなものについて、他の選手たちはやっぱり経験豊富だと感じることはあるかい?
ツ: うん、それは感じるね。でも初日からずっと注意深く、強い選手たちのやり口を勉強させてもらってるよ。今日はいずれにしても、僕にとってやり方としてはベストの逃げだったね。レースが終わって結構足にきてるよ。
C: ありがとう、ベン。うまく回復してね、また明日。
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ボーラは、今度はヴラソフがアイデブルックスより30秒ぐらい先にゴール、総合では仲良く3秒差で15位と16位。ふたりそろってトップ10も可能だと思えますが。。。
まあ、今日は2級の頂上ゴールなので、あまり大きく変動がないかな?
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うーむ、あんた、ビン・ラディン? っていうすごいヒゲでした、ジョフレ・スプ。35歳にしてワールドツアーレース初優勝ですね。しかしゲシュケもあそこまですごくないですね。1920年ごろまでだと、選手たちはみんなカイゼル髭みたいな立派な口髭を蓄えてますが、顎髭はいなかったと思います。補給食がベタベタして、たれたりすると、なかなか気持ち悪いことにならないんでしょうかね?
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: 最初はリラックス、その後伝統的にストレス。幸い僕らは全員無事ゴールしたよ。チームワークもうまく行って僕らのリーダーたちはタイムロスなくゴールできた。
C: 今日のフィナーレは特にカオスで、落車も何度もあった。レース中にも危ないと感じたのかな? そしてその原因はなんだったんだろう?
ツ: 僕にはちょっと説明できないな。普通は選手の95%は最後の15キロをトレーニングなんかで走ったことがあるもんなんだ。ものすごい向かい風だったのに、またまたすごいストレスかかったし、落車も多かった。もしかしたら昨日のせいでバテてた選手が多かったのかもね。
C: 今日みたいにほとんど何も起きなかった日には、レース後にレースについて、どのぐらいやり取りしあうものなの? 数分でおしまい? それともどんな日でも話し合いはたくさんやるの? ステージを分析するのにしばらく時間がかかった昨日と比べたらどう?
ツ: 今日は実際かなりあっという間に切り上げたね。総合を狙うチームとしては、こういう日はそう勝てるもんじゃない。だからバスに到着したらすぐにもうこの後の二日間のハードな日にフォーカスしたよ。
C: ありがとう、ベン。うまく回復してね、また明日。
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セップン・キスじゃなくてセップ・クスの優勝でした 笑) 表彰台では喉を鳴らしてゴクゴクとカバ?をがぶ飲みしてましたが、あれって500cc ぐらい飲んだよね。ゲップ・クスになっちゃうぞ。
ブーフマンとケムナがあの逃げの大集団に入ってたけど、最後のプロフィールマップを見る限り、ちょっと勾配がキツすぎるなぁ、と思っていたら、案の定でした。
ブーフマンもツールで総合4位になった頃なら、激坂は得意としていたからチャンスがあったかもしれないけど、本人も言うように、どうもあの頃の調子に戻らないですねぇ。
ボーラとしてはヴラソフとアイデブルックスがログリッチたちに少し遅れてゴールでしたが、アイデブルックスの方が30秒ぐらい速かったですね。ヴラソフをアシストするのではなく、自由に行って良かったってことでしょうか。ボーラとしては公認のダブルエース体制なんでしょうか?
しかし、アイデブルックス、名前がローマ字表記 (Uijtdebroeks)だと普通読めない 笑)からか、それとも顔が精悍さがないせいか 笑)あんまり話題にならないけど、今をときめくアユソ(アジュソ)と同学年、実質1歳下ですからね。
発音といえば、アユソかアジュソか、これもわからんのです。Forvo ではアジュソと聞こえるんだけど、スペイン長かった友人がマドリッドの人に聞いたら、これはあきらかにアユソ。これって本人がなんて言ってるかで決まりという人もいるんですけど、うーん、前にも書いたことがあるような気がするけど、太宰治は自分のことをツスマスーズと言っただろうけど、ツシマ・シュージだよね。海外の新聞で太宰の本名は Tsusuma-suhzu だとは書かない。どの言語でも標準語の決定をする権威ある機関があると思うんだけどねぇ。スペインの場合南米まで広がっちゃってるからどうなんでしょう?
というわけで、閑話休題、昨日は山の途中でちぎれていくのが見られたツヴィーホフのツィート日記です。TVでも最初のシーンで出てきましたが、序盤で何度か落車があって集団がばらけたのと、大人数の逃げが決まったのがタイミング的に合ってしまったようです。ツヴィーホフの証言もちょっとごちゃごちゃしてます。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな山の日だった?
ベン・ツヴィーホフ: これまででトップ5に入るぐらいカオスな1日だった。逃げが決まったところで、落車の後後ろに下がっちゃったうちのリーダー二人を待ったんだ。その後ニコ【デンツ】とヨナス【コッホ】が引っ張って最初の長い山で復帰させたんだよ。あとはダメージを最小限にすることだけだったね。
C: 残念ながら、TVではエミュ【ブーフマン】とレンナルト【ケムナ】がすでに大きな逃げ集団に入っているところからしか見られなかったけど、最初はアタック合戦でかなり荒れたのかな? それとも落車が影響したのかな?
ツ: 前でアタック合戦で荒れ始めた時に、ニコとヨナスは待つことにした。チームメイトたちは最初の山の麓では大体30秒ぐらい後ろに遅れてたんだ。だから僕も逃げ集団から降りて、できるだけ急いでこの状況に手を貸すことになったんだ。
C: おお、それから君はまたプロトンの中でキャプテンたちと一緒に走ることになったよね。そこでも大変だったのかな? だって、最初は逃げのリードは5分以上容認されていたのに、その後本気の追走が始まったわけだよね。そこでもうかなりキツかったのかな?
ツ: うーん、プロトンという言い方はかなり後になるまで正確ではなかったね。うちのキャプテンたちが戻ってきた時は30人ぐらいしかいなかった。まず最初にクイックステップがみんなが戻ってくるのを待って、それからイネオスとモビスターが戻ってきて、スピードが上がって、さらに横風もあってキツくなった。
C: レース展開と落車の話を聞くと、君たちのキャプテンたちの成績はとても立派なものだね。結果にはチームとしては満足しているかい?
ツ: アシストの視点から言えば「イエス」だ。一方で、今日はもちろん、うちのリーダーの一人と逃げに乗ってちょっとでもプレッシャーをかけるチャンスもあったわけだよ。このチャンスを逃したって言う意味では、ぼくの目は片方笑ってるけど、もう一方は涙だね。
C: 君は集団の中でずいぶん長く走ったね。できるだけアシストとして走ったあと、ちぎれたら、あとは力を完全に抜いてしまうの? それともある程度力を温存しながら、つまり、それなりに走るの? ちぎれた時、セルヒオ【イギータ】もいたよね。二人で一緒だったけど。
ツ: 最初は僕は力をかなり残してた。だから総合狙いの連中の集団がいつの間にか小さくなって、しかもそこにアレックス【ヴラソフ】とシアン【アイデブルックス】が残っていることが大切だった。その後【ちぎれてから】は、今後のために力を温存できるペースで行った。たくさんの選手がもっと後ろへ行っちゃってたからね。
C: ありがとう、ベン。うまく回復してね、また明日。
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今日はボーラの全員の名前がでましたね 笑) ツィートではヴラソフとアイデブルックスが落車で遅れたように出てますが、少なくともアイデブルックスは落車に巻き込まれて腰を打ったと言ってますね。
アイデブルックスの話。「タフな1日だった。僕は落車に巻き込まれて腰を打ったようだ。体の方はたいして問題なかったけど、代車に交換しなければならなかった。みんなが逃げグループを追いかけてスピードが上がっていた時で、最悪のタイミングだった。」
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グローヴス、発射寸前に周囲をキョロキョロ確認してましたね。スプリンターってあまりああいうことをしないような気がするんだけど、一昨日もそうでした。癖なのかな?
というわけで、ツヴィーホフのツィート日記ですが、最初に出てくるオズボーンとバラーシュテットはどちらもアルペツィン・デケーニンクのドイツ人アシスト。昨日のステージはほとんど先頭固定で集団を引っ張ってました。
ところで、このオズボーンって、ドイツ人らしくない名前の選手ですが、ファーストネームもジェーソンで、どう考えても英語圏の名前でしょ? と思ってたんですが、お父さんが在独イギリス人のハーフみたいです。
でもそれ以上にびっくりは、この人つい数年前までボート競技の超一流選手だったんですね。2018年シングルスカルのライトウェイトで世界チャンピオンになってます。21年の東京オリンピックでもダブルスカルの軽量級で銀メダル。
しかし、ボート競技にも体重別クラスってのがあるって初めて知りました。
所属していたボートのクラブチームには自転車チームもあったので、すでに2018年から自転車競技にも挑戦して、ドイツナショナル選手権の個人TTに出場、8位になって、翌年にはロードにも参加して6位ゴール。
その後 E サイクルで20年に世界チャンプになって、リアルなロード選手になったようです。だから年齢はすでに29歳。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: オズボーンとバラーシュテットに聞いた方がいいよ。きっとたくさん話すことがあるはずだから 笑)うちのチームはかなりリラックスして走れたよ。山では下りがちょっとストレスかかったけど、またみんな無事にゴールまで来れたね。
C: ステージはチャッチャカ終わったって感じかい? それとも内部では色々あった1日だったのかい?
ツ: いやいや、スムーズに終わったね。僕の好みで言えば、もう少しリラックスできる方が良かったけど、前で逃げてたファグンデスはかなり目立ってたね。よくやったと言ってやりたいよ。
C: こういう平坦ステージでは、誰がどの総合ライダーと一緒にいるかという役割分担は決まってるの? それともレースの中で勝手に決まるものなの?
ツ: それはすべて決まってるよ。
C: さて、明日のために登山靴の準備はできてるかい?
ツ: もちろんさ。どんな履き心地か楽しみだ。僕にとってはグランツールはまだ始まったばかりだ。僕は大抵は第二週第三週で調子が上がっていくもんなんだけど、ここまでのフィーリングはすでに、以前出た2回のグランツールのときよりもずっと良い感じだよ。
C: それを聞けば、きっと、君のキャプテンたちも喜ぶね。ありがとう、ベン。うまく回復してね、また明日。
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UAE のモラーノがアタックした時に、少し遅れ気味でついていきながら周り見てたからね、グローヴス。余裕あるなとおもったら、やっぱりあっさりでした。
過去のブエルタでもスプリンターがまとめ勝ちする傾向が強いので、この後も、今年のブエルタのスプリントステージはグローヴスを中心に争われることになるんでしょうかね。
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Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ベン・ツヴィーホフ: 最初はリラックス、最後は少しカオス。幸い、僕らはみんな無傷でゴール、4つのステージをうまくクリアしたよ。
C: なぜ最後があんなに激しいレースになったんだろう? なにか特別な理由でもあったのかな? それとも、グランツールの最初のほうのスプリントステージではこういうのが普通なのかな?
ツ: 最初はたぶん横風ステージになるって聞いてたから、一日中少しナーバスになってたね。最後があんなふうになったのは単純に落車のせいだよ。でも僕らは冷静でいられた。チームとしては調和が取れてた。総合での遅れはなかったから良いよ。
C: こういうステージで集中力を高いまま保っていくのは難しいことなのかい?
ツ: うーん、そうでもない。でもマウンテンバイカー時代を思い出せば、どんなときでも、たとえイージーな状況でも、ボーッとしてたらだめだ。心の中ではいつも、集中力をとぎらせるな!って自分に言い聞かせてる。それが良いんだと思う。
C: ありがとう、ベン。うまく回復してね、また明日。
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今日のステージも、プロフィールマップを見ると、昨日のステージをそのままコピーしたみたいだから、やっぱり集団スプリントになりそう。
ところでケムナはこのブエルタは完全にステージ狙い一本に絞ってますね。昨日のステージでは早くも1分半遅れてゴールでした。
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