なんだか、毎日があっという間ですわ。昨日のスプリント、最後の方でチラッとデーゲらしき選手が見えたので、おおっと思ったんですが、なんとかトップ10入りでした。一昨日の最下位ボッチゴールから考えれば 笑)
*1ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ジョン・デーゲンコルプ: ラッキーなことに、今日は昨日よりも僕の周りにもっとたくさん人がいてくれたよ 笑)
C: その代わりに、昨日は誰もいない道路上ではっきりとゴールが見えたじゃないか 笑)それに比べて今日は、特に最後の何メートルかはかなりカオスだったように見えたけど。激しいゴールだったんじゃないの?
デ: うーん、確かに予期した通りのカオスだったけど。。。でおニキアス・アルントが素晴らしい仕事をしてくれたよ。今朝特別にゴールのコースを車で見ておいたんだけど、それがとても役に立ったね。
C: 君たちは早い段階で前に出ていたよね。計画通りだったの? それともこういうラストだと勝手にそうなってしまうもので、ああいう慌ただしさの中ではきちんとタイミングなんか量れないのかな?
デ: ゴール4.5キロ手前で少し狭くなっていたんだ。そこで僕らはしっかりとポジションを確保したいと思っていた。それが本当にうまくいったね。いずれにせよ、この布陣でトップ10入りは非常によいスタートだと言えるね。
C: 明日もまた新たなスプリントになりそうだね。うまく回復してね。どうもありがとう、また明日。
*
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ひえーっ、始まってたのね。初日のチームTT、見逃しました 苦笑) 恒例のcyclingmagazine.de のツィートによるレース日記、なんと、今回のブエルタはこのところすっかり落ち着いちゃったジョン・デーゲンコルプです。7回目のブエルタ。過去ブエルタではステージ10勝、ポイント賞を取ったこともあるんですがねぇ。初日はパンクで遅れて最下位ゴール。
*1ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどんな日だった?
ジョン・デーゲンコルプ: ウララ〜、どう言ったらいいかな。。。多分「忌々しい」7年目【マリリン・モンローの「7年目の浮気」がドイツではこの題名だったようです】っていうのが一番当たってるかな。5キロほど走ったところでパンクだよ。
C: あれまあ、君が抜けてしまって、チームにはどれぐらいの影響が出たかな? レースの結果にもそうだけど、当初の予定にも大きな影響が出たのかな?
デ: うん、レースの早い段階で一人がいなくなっちゃうってのはとんでもなく影響が出るよ。でもみんなはとてもよく走ってくれたね。ただ、15秒から20秒は遅くなったと言えるんじゃないかな。
C: 君のポジションはマルコ【ブレンナー】の後ろだったね。大雑把でいいから、君たちのレースの(当初の)計画を教えてもらえる?
デ: 手堅くスタートしたかったんだ。。。最初のパートは技術的に難しかったからね。コーナーでスピードを落とさないっていうのがとても大切だったんだ。僕もパンクするまでは本当に良いリズムで走れてたんだ!
C: 最初の日記の最後に、コースの感想と、周りの雰囲気はどうだった?
デ: ブエルタにとってもユトレヒトにとっても、とっても素晴らしい始まりになったと思うよ。コース沿道は本当にすごい雰囲気だったし、いずれにしてもグランツールにふさわしかったよ。
C: それじゃあ、うまく回復してね。この最初の不運が、この後の残りのブエルタに幸運をもたらしますように。どうもありがとう、また明日。
*
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ボーラとしてはグロースシャルトナーがなんとかトップ10に滑り込んだって感じでしたが、ステージ優勝は結局なし。ステージ優勝の可能性が一番あったシャハマンが不調&リタイアだったからしょうがないですね。で、今回もグロースシャルトナーはボーラの指定席のステージ7位。
思わず数えちゃいましたよ。21ステージ中7回7位にボーラの選手で、うち4回がグロースシャルトナー。
しかし今回のブエルタはストーラーとかコルト・ニールセンとか、ジノ・メーダーとか、びっくりの選手がブレイクした感じです。
*21ステージ
Cyclingmagazine : 今日のTTはどうだった?
パトリック・ガンパー: もう一度苦しむってのがメンタル的にハードだった。いい成績が出るはずないのはわかっていたしね。でも、最初のグランツール完走だし、フェリックスもトップ10に入れて大成功だったよ。
C: チームとしては簡単なブエルタではなかったね。落車もあったしね。フェリックスが総合トップ10は、全体としては満足かい?
ガ: 満足できると思うよ。浮き沈みがひどかったけど、おかげで良い経験になったよ。僕の見解だけど、できる中で最高のものを獲得したしたくさん経験値を得たと思うな。それをきちんと分析するためには、たぶんまだちょっと時間が必要だろうけど。
C: 簡単に総括を。
1 このブエルタで最も素晴らしかった瞬間は?
2 一生忘れない思い出は?
3 次のグランツールのために学んだ最も大切なことは?
4 今一番楽しみなのは?
ガ: 1 チームのアシストと闘争心をバックにヨルディ【メーウス】が2位になったステージ。
2 今日のサンチャゴでゴールした時と、フェリックスがトップ10に入った時の気分。
3 常に3週間の間全レースを意識し、うまく力を配分すること。
4 ほぼ40日ぶりに家族と、ここスペインで再開できること。
C: どうもありがとう、パトリック! たくさんの見方と誠実な回答に感謝するよ。では乾杯!! また会いましょう。
*
この後の J スポの放送は11日にポリットが勝ったドイツツール、19日に世界戦のTTとエシュボルン・フランクフルト、26日に世界戦ロード、10月3日にパリ〜ルーベ、6日にミラノ〜トリノ、7日にグラン・ピエモンテ、9日にイル・ロンバルディア、10日にパリ〜トゥール、さらに16日にクロアチアのレースがあって、19日からはサウジ・ツアーと、まだまだ続きますね。
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うーむ、途中からグロースシャルトナーのいる第4集団のタイム差すら表示されなくなったので、こりゃあダメだと思ったんですがね。ロペスのリタイアもあって、終わってみたら再び?三度?トップテン入りです。
しかしシャンプッサン、名前が印象的なのでよく見かける感じだったんですが、え?いつここにいたの? って感じでした。要するに上りはやっぱりマイペースで行った方が、アタックかけたり休んだりという走り方より速いってことですかね。
*20ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: 予想よりずっと良かった。昨日はホント酷かったんだけど今日はまた上手くいった。フェリックスを少しだけアシストできたし、本格的にレースが始まったら、あとはうまく乗り切れた。
C: ガリシア地方の山々をもう一周したいって言ってるのかな? 笑)
ガ: う〜ん、コースも風景も信じられないぐらい美しかったけど、3週間でまずは十分だよ。でも最後に良い一日だったのが嬉しいな。
C: もう明日の夜のTTだけだね。フェリックスはトップ10に復帰だ。君たちのチーム内ではたぶん雰囲気もいいんだろうね?
ガ: うん、もちろん。今日は素晴らしい一日だったよ。彼が明日のTTでもやってくれることを願っているよ。でも多分大丈夫だと思うな。
C: 君の計画はどう? 今夜はもうすでにワイン? 明日はのんびりかい?それともゴールまで全力でいくの?
ガ: 楽しむつもりでいるけどね。この何日かかなり疲れてるから、明日何かしようと思ってもできないだろうな。
C: じゃあ、明日は最大限楽しんでね。がんばれ、ありがとう、またあした。
*
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いやあ、最後の方、逃げる7人のローテーションの美しかったこと!! 途中で風が変わり、先頭引いた選手が下がる時の方向が逆になります。のこり1キロからのクラドックの一人びきの歯を剥き出した顔。気がついたら、見てるこちらも歯を剥き出してました。
そしてコルト・ニールセンがスプリントに入る直前、頬を膨らませて息をバンっと吐いてから腰を上げるところの美しさ! もう誰が勝つかなんてどうでもいい!!って感じでした。
*19ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: 最初は逃げに乗ったんだけど燃料切れで脱落。そのあとはメイン集団から脱落、追走集団からも脱落、でヤコブセンが中心のグルペットに落ち着いた。もう少し上手く走れたらよかったんだけど。。。
C: 後ろではリラックスできたかい? それともそれなりに一生懸命走らなけりゃならなかったの?
ガ: 最初の何キロかはかなり速かったけど、だんだんリラックスしていったね。最後はタイムリミットの心配もなかったし、大きなグルペットになってたからね。おかげで平地ではかなり楽できたよ。
C: 三週間目はどんな感じ? 朝食に向かうときに、すでに足の状態がわかるの? それとも自転車に乗ってペダルを漕いで初めて足の状態がわかるものなの?
ガ: スタートしてからわかるね。僕の場合、数キロ走ったら足の状態がよくなることがよくあったんだけど、でも今日は真逆だった。
C: 明日の最後の足の状態が良いことを祈ってるよ。ありがとう、がんばってね、またあした。
*
今日のゴールも10キロで標高差500メートル。2級山岳とあるけど、スピード上がるからキツそうです。ここまで拙ブログで注目してきたグロースシャルトナー、メィンティスのリタイアで12位になってますが、トップテンに入るには明日のTTと今日で4分強縮めなければなりません。今日は逃げられるかなぁ。
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濃霧のゴールでした。濃霧の激坂登りゴールというと即座に思い出すレースがあります。まあ
これまでも何度か書いてるんですが、昨日の放送でも名前が出ていたアングリルという最大23%の上りが登場した1999年のレース です。最後の濃霧の中、ゴール直前で唐突に出てきた故ホセ・マリア・ヒメネスが、それまで一人で逃げていたパーヴェル・トンコフを逆転してステージ優勝したんですが、後ろの方では23%のところで選手たちが足をついていた時代でした。36X28なんて無かったですからね。
当時はまだ日本語の放送はなく、スペイン語チャンネルで字幕もないまま放送してました。むろん選手の名前が時々聞き取れるだけだったけど、毎日ハラハラドキドキしながら見てました。
というわけで、グロースシャルトナーは大きく遅れました。トップテンからも滑り落ちて13位。10位のルイ・メィンティスとは4分半の差がついてしまいました。
グロースシャルトナーの話。「今日は一日調子が悪かった。これ以上の走り方はできなかったね。ショックから立ち直るのには何時間か必要だよ。昨日の落車は影響があるかもしれない。ちょっと頭をぶつけたし、いまもちょっとクラクラしてる。あとでバスに戻ってチェックするよ。」
*18ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: やっと逃げに乗ることができたよ。でも最初の山までだけだったけど。そのあとは千切れたよ 笑) 絶好調じゃなかったけど、そうだとしてもあのスピードにはついていけなかっただろうな。あれじゃどうしようもない。
C: 最初の山までは力が蓄えられていて楽に走れたんだね? だけど集団は速すぎたってことかい?
ガ: 楽に走れなんかしなかったよ 笑) ただ、集団に戻った時にはまだ力が残ってたから少しだけ集団に残ってたけどね。
C: 最後の山の感想を。そして君の使ったギアを教えてよ。
ガ: 長くてきつい坂だった。ちょっとでも勾配が緩くなると嬉しかったね。36X30 を使ってたよ。
C: 今日のクイーンステージは最後がブエルタで最もハードな山だった。このステージが終わってほっとしているのかい?
ガ: うん、まだハードな日が2日待ってるけどね。マップで見ると比較的簡単そうに見えるけど、僕はかなり怪しいとおもってるね。
C: うまく休養してね、ありがとう、またあした。
*
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雨の山岳ステージって好きです。なんか荘厳な感じがするじゃないですか 笑) というわけで、昨日のブエルタ、すごいステージでした。ゴール近くのコーナーで突然湖が見えて、あれって自分で走ってたらまっすぐそっちに行っちゃいそうな雰囲気でした。しかし、やっぱり今回出場している中ではログリッチが一頭地抜けている感じです。
*17ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: なんというか、先頭集団とは一緒にいたくないよ。。。またまた山になる80キロまでの戦いさ、ほんと、信じられないよ。そのあとは、グルペットに入れた。フェリックスは落車はしたけどいい日だったんじゃないかな。
C: 調子は悪かったの?
ガ: 悪かったね。今日はダメだった。途中からどうもイライラさせられたよ。なんだかどうでも良くなって、やめちゃいたくなった。
C: 最後の登りはどうだった? 新しいお気に入りの山になった?
ガ: 実は最後の登りが今日一番楽しかった 笑) 残念ながら霧がすごくて風景が楽しめなかったけど、それを除けば、僕としては5点満点で4点だね。
C: フェリックスは今の所総合トップ10に入ってて、今日も総合上位陣と一緒だったね。もうスプリントになる日はおそらくないけど、今君たちのチームとしては彼がトップ10で最終日を終えられるようにするのが目標かな?
ガ: まさにその通り。それがこのブエルタでの僕らの唯一の目標だよ。そのためには、最高のメンバーとはいえないかもしれないけど、ガッツでなんとか足りない分を埋め合わせたいね。
C: ベン・ツヴィーホフが今日はフェリックスにずっと付いてたね。彼もこのブエルタでは落車して辛い毎日を送ったようだけど。今日の彼のパフォーマンスに、彼自身は喜んでいたかい? それともハードなステージの後だから、バスの中では静かだったのかな?
ガ: いや、正直なところ、ベンとはレース後に1分だけしか会ってないんだ。こんなステージの日は僕がチームバスに着いた時には、クライマーたちはもうシャワーを浴びてホテルに向かっているからね。
C: それじゃあ、よろしく言っといて。
ありがとう、パトリック、うまく休養してね、またあした。
*
今回は最初の方、何言ってるのかよくわからないところがあって、適当に誤魔化してます 笑)まあ話題の方向性としては間違ってないと思いますが。。。
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ヨルディ・メーウス、もう少しでしたが、結果的にファビオ・ヤコブセンの発射台になったようでした。ゴール2キロ前まではうまく3人が固まっていたのに、その後はバラバラになっちゃいましたね。ラスト1キロでは、メーウスは前から5番手以内を常にキープしてたけど、結局結構風を受けてたし、もう一人風除けのチームメイトが欲しかったかなぁ。
*16ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: 最悪のスタートだったけど最後はよかったね。うちのスプリンターのヨルディ・メーウスと僕は最初のところで一緒に落車したんだ。彼は太ももに切り傷を作り、僕は今回は大したことなかった。正直に言うと、僕はメーウスは途中リタイアするんじゃないかと思ってたんだ。
でも彼はゴールまで走りきって2位になった。僕らは理想的なリードアウトができた。信じられないぐらいうまいチームワークだった。そういう前段があったから2位でもほとんど優勝したみたいだよ。僕自身も良いパフォーマンスを示たので嬉しいよ。
まさにこれが僕らが計画していたことだったんだ。レースでそれを期待以上にうまく実行できた。あのポジショニングよりうまくやることはできなかったと思う。
C: UAEは途中でヤコブセンを引き離そうとし、実際に引き離すことに成功したよね。結局ダメだったけど、地形が単にハードさが足りなかったってことかな?
ガ: けっこう何度も千切りあいがあったけど、問題は山越え後の向かい風だったんだ。クイックステップはすぐに反応して追いついた。
C: 休息日の後って自分のリズムを取り戻すのにうまくいかない選手もいるよね。君はいつものリズムを思い出すのにちょっと時間が必要だったかい? それともゴール前みたいに最初からガンガン行けたのかい?
ガ: 僕は自分の調子が悪いとは感じなかったな。ガンガン行けたと言っていいと思うよ。足の調子はちょっと良かったとはいえなかったけど、レースが進むと共にどんどん良くなっていったね。
C: それじゃあ明日のために、最後はよいウォームアップになったね 笑)
ありがとう、パトリック、うまく休養して明日の参学のために調子がいいことを祈ってるよ。またあした。
*
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休息日のグロースシャルトナーの短いインタビューが radsportnews に載っていました。
「2周目は本当に良かった。自分のリズムがつかめたよ。この1週間はなにより総合順位争いで疲れたね。プロフィールマップからはあまりそう見えなかったけど、毎日最初から結構なストレスだった。もちろんステージのラストでも、いつも力を振り絞らなければならなかった。
第二週も大きな問題はなく過ごせたのが嬉しいよ。何しろ暑かったからね。それなのに、今回のブエルタはレベルがとんでもなく高い。20キロの長い山頂ゴールで1分以内に25人もいるんだ、どれだけ強いかわかるだろう?
昨日はもう十分疲れてたけど、他のみんなも同じだったと思う。第3週もまたもう一度本当にすごいレースになるだろうね。今は今日の休息日を楽しみながら回復することが大切だよ。」
*休息日 2
Cyclingmagazine : 今日の休息日はどうだった?
パトリック・ガンパー: 休息日はいつもの日和あっという間に過ぎちゃう感じ。でも素敵な一日だったよ。朝食のパラチケン(オーストリアではパンケーキをこう言うんだ)、ゆっくり走るサイクリング、素晴らしい会話と、そして指の怪我の抜糸をした。
C: 君の電池の充電率はどのぐらいになった? (パラチケン1枚で5%、甘いスプレッドをつけると7%になるって読んだことがあるけど 笑)
ガ: 明日のために28%ほど増やしたよ 笑) メンタルは最高の状態だね。足の調子はまあ見てみないとわからないね。まだ少し疲れが残っているのが僕だけじゃないことを願ってるよ。
C: 【前回君が出たグランツールの】20年のジロでは早々にリタイアしちゃったから、今回はグランツールで最初の第三週目になるね。君自身に何か変化を感じるかい? 完全にブエルタの一団の一員になってるとか、ルームメイトはまだ変な目で見てくるとか、あるいは新しい儀式をしているとか。。。
ガ: 儀式は好きじゃないけどルーティンはあるね。毎日がいつも似たような日なんだから、WhatsApp で送られてくるスケジュールを見るってのがそれかな。
*
今日は最後の Cyclingmagazine からの締めのツィートが欠けてます。 WhatsApp って FaceBook の電話機能みたいなものでしょうか??
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昨日シャハマンに期待してると書いたんですが、とっくにリタイアしてました 苦笑) 教えてくださった方に感謝します。一昨日の13ステージをスタートしなかったのでした。なんか筋肉がどうだら言ってますが、要するに体調不良ということのようです。
シャハマンの話。「ブエルタは今シーズンの大目標だったのに、こんな状態で残念だよ。最初の何日か随分苦しかったけど、まだ調子が良くなるだろうと思っていた。残念だけど、そうならなかったんだ。今はできるだけ早く前の強さを取り戻せるかが大切だ。」
予定ではこの後9月末の世界選手権と10月のパリ〜ルーベ、イル・ロンバルディアの三つのレースに参加するようですが、体調が戻るよいんですけど。
というわけで、ラファウ・マイカが独走で逃げ切りましたね。去年までボーラにいて、かつてのツールの山岳王が、なんかすっかりパッとしなくなったなと思っていたら、UAEへ行って復活。まあ、こればかりはなんともね。
*15ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: 明日の休息日が楽しみだよ。思っていたよりうまく走れたけど、僕の上りの調子がよかったのか、それとも他のみんなが疲れているのか、どっちだろうね。
今はバスに乗ってるとこで、これから4時間の移動が待ってるんだよ。
C: レースの最初の1時間はどんな風にしてたの? そのあとはレースでの力の配分をどうしてたの?
ガ: 僕たちは大きな逃げに入りたかったんだ。チェチェ【おそらくチェザーレ・ベネデッティでしょう】もいたけど、逃げが決まるまでにまたしても時間がかかったね。。。正直に言えば、最初の山で僕のチャンスは行っちまったと思ったね。
C: 休息日前のお約束だよ。10段階で言ってね。明日の休憩は君にとってどれぐらい必要?
ガ: 今回は 7 と言っておくよ。まだそれほどリラックスしてはいないけど、明日の朝はきっとのんびりした一日がうれしく感じるだろうね。緊張が解けた時にならないと本当の疲れってわからないもんだよ。
C: ありがとう、すぐにホテルに着くことを願ってるよ。思いっきり休息してね、また明日また聞かせてね。
*
ドイツツールの方は最終ステージ、クリストフがアッカーマンを破って2勝目でしたが、ポリットの総合はそのままでした。ボーラが完全に強かったようです。9月10日ごろに J スポーツでダイジェストをやるようですので、楽しみにしておきましょう。
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ドイツツールでは案の定逃げが決まりました。ニルス・ポリットがソロアタックを決めて総合でもトップ。しかし後続のスプリント争いでは3位にグライペル、5位にデーゲンコルプ、6位にカヴェンディシュと数年前の結果みたいです。
一方、ブエルタは久しぶりに見ましたね、ロマン・バルデ。
*14ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: 特別なことはなかったって言えるね。逃げはすぐに決まって、あとは最後の山まで全くノーマルな進展だった。綺麗なコース、すごいファン、良い天気。こういう日は楽しまなくちゃね。
C: そうはいってもまた「ヤギの小道」をのぼらされたわけだけど、素敵だったとか、面白かったとか、あるいはいらねとか、君の評価ではどうなる?
ガ: かなり素敵だったよ。観客は3重に並んでた。これもブエルタらしいって言えるよね?
C: 確かにそうですね。でもお前も登ってみろと言われない限りで 笑) 明日もまたハードな一日ですね。もうそろそろ足が嫌がり始めてますか? それともまだまだ勝手に足はまわってくれてます?
ガ: 今のところはかなり足も動いてくれてる。気温が低くなってきたので少し調子が良くなってきたよ。たしかにかなり疲れてるけど、目下のところはかなり楽観的だね。もうしばらく足がまわってくれることを祈ってるよ。
C: ありがとう、パトリック、うまく休息してね、また明日、まずはよく寝てね。
PS. こっちのドイツツールでも君のチームメイトはかなり頑張ってるよ。
*
ドイツツールはともかく、ブエルタでももう少し目立ちたいところですがねぇ。。。シャハマンの情報がまるで出てきませんね。どこかで必ず逃げに乗って活躍すると信じたいんだけど、コース的になかなか難しそう。
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ドイツツールもすでに4つのステージのうち2つが終わって、今年でボーラとお別れのアッカーマンが総合でリードしてます。まあひたすらゴールでのボーナスタイム争いのレースですから、42位まで16秒差で、一発逃げが決まればここまでの選手なら誰でも総合の可能性がありますが 笑) もし逃げの可能性があるとすれば今日の第3ステージでしょうか。ラスト20キロで100メートルぐらい登る丘がふたつ出てきますが、でも最後は5キロ以上降ってゴールだからねぇ。。。まあ、今年は J スポーツが録画でダイジェストを放送するようなので、楽しみにしておきましょう。
*13ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: 今日はリードアウトを文字通り大失敗。ビッグチャンスを逃して残念だよ。ちょっと長く様子を未すぎて、ラウンドアバウトの前ですでにかなり後ろの方にいたんだ。
C: 最後は全体的にとてもカオスな状態だったね。いくらか収拾できたの? なんでカオス状態だったのかわかるかい?
ガ: ゴール3.5キロ前のラウンドアバウトで、クイックステップが思いっきりスピードを上げたんだ。だれも予想してなかったから、みんなあわててしまった。
C: 横風状況は? 予想してたの?
ガ: クイックステップチームは予定していたね。突然やられたけど、横風を使ったというより、むしろアタックしたって感じだった。
C: ああ、なるほど。ありがとう、パトリック、うまく休息してね、また明日。
*
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ついにボーラの7位の壁が破られました 笑)昨日のグロースシャルトナーは6位でしたね。当然メーウスかラースだと思ったら、結果を見たらグロースシャルトナーでした。リザルトを見るとボーラはみんな遅れてますね。暑さにやられたかな? グロースシャルトナーは孤軍奮闘という感じですねぇ。。。
*12ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: これまでで一番暑かった。最高気温が43度だよ。今日は暑さに苦しんだね。
C: たくさん水分補給してアイシングバックを使う他に、なにか役に立つものはあるの?
ガ: あるとしたら、僕はまだ使ってない。なにかない? 言ってみてよ、どんな提案でも本気でウェルカムだよ。それはともかく、このステージは僕に向いてると思っていただけに残念だよ。このブエルタでは僕のチャンスは本当に稀だ。
C: で、またしても逃げを追いかける羽目になったね。逃げに乗るのは人気がないのかな? 笑)
ガ: でもそんなに長く追いかける必要はなかった。ところで、驚くなかれ、逃げが決まるまでに90キロもかかったんだから。ここではホント信じられないぐらい時間がかかることがあるよ。
C: つまり、みんな逃げに乗りたがり、その結果、逃げが決まるまでに時間がかかりすぎて、逃げきりのチャンスが少なくなるってことかな?
ガ: いや、普通なら逃げが決まるのに時間がかかる方がいいんだよ(そうすればゴールまでの距離が短くなるからね)。だけど今日はゴール近くに山が2つあったからね。
C: 明日は山はないね。でもきっとスプリンターたちが手を挙げてるんだろうね。それともスプリンターがずいぶん辞めちゃったから、逃げにも希望があるかな?
ガ: 明日は間違いなくスプリントになるだろうね。誰もが逃したくない最後のチャンスだからね。それは僕たちにとっても同じだよ。
C: ありがとう、パうまく休息してね、また明日。
*
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ああいう激坂のフィナーレだと、今ログリッチに勝てる選手が思い浮かばないですねぇ。
最後マグヌス・コルト・ニールセンが捕まると思ったら、後ろでログリッチがマスを牽制してペースダウン、あれ? 今回もログリッチがコルト・ニールセンに譲るのか?? ひょっとして逃げ切れるのか? と思ったら、改めてスピードアップ、一気に抜き去りました。なんか猫がネズミでも弄ぶようで、
ログリッチ、バチが当たるぞ 笑) と思ったけど、まあ、みんなで追い抜いたから、今回は大丈夫でしょう 笑)
*11ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: 短かったけど、ピリッとしたステージだった。最初のところで逃げに入ろうとしたんだけど、すぐ捕まった。そのあとは一日中かなりスピーディーなテンポだった。
C: ユンボ・ヴィスマが完全に後ろを走っていたのは驚かなかった? それとも今日はどうせ逃げても逃げ切りはむずかしいのは織り込み済みだったのかな?
ガ: それは思わなかったなぁ。今日も逃げが有利だと思っていたよ。でもログリッチはほとんど毎日勝てそうだよね。
C: 「なんでも食べちゃうログラー」が今日みたいな日に後ろで走ってると【つまり楽して走ってると】、集団の中ではみんな驚くのかな?
ガ: そうは思わないなぁ。彼は勝つべくして勝ってるし、現時点では単純に最高だよ。昨日は逃げが決まったけどね。でも彼はアタックしてたし、安全策を弄することはしなかったよ。落車はしたけど、昨日の彼はインパクト強かったよ。
C: さて、ゴール前の激坂はどうだったのか教えてよ。30%以上っていう感じだったけど、足はほとんど壊れた? それともすぐにもう1〜2回登りたいと思った?
ガ: 一回で十分だよ。僕の場合は多分歩いた方が早かっただろうね。何%かはわからないけど、でもいずれにしてもクソ激坂だったね。20%はゆうに超えてたと思うよ。
C: このブエルタでは、まだ数回ヤギ用の細い道が出てくるね。きっとそこに君の新たなお気に入りの山も出てくるだろうね。ありがとう、パトリック! うまく休息してね、また明日。
*
というわけで、ボーラとしてはまたまた7位。これで5回目の7位。うーん。。。
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昨日のグロースシャルトナーのインタビューでも言ってましたが、グラン・ツールレースとしてはチームによるコントロールが弱いですね。いや、少し前ならログリッチがマイヨ・ロホを誰かに受け渡すとしたって、このタイム差を許したかなぁ。いや、こういうレースの方が面白いんですけどね。
*10ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: またしても逃げが決まるまで、時間がかかったね。。。残念ながら僕は逃げに乗れなかったけど、チェーザレ【ベネデッティ】とシャヒ【シャハマン】が入れた。プロトンはとてもリラックスしてたよ。。。
C: チームとしては絶対逃げに入れたいから、誰が、いつ行くかあらかじめ決めていたの?
ガ: 逃げのたびに誰が行くか変わるようにしたんだ。最初に誰かが行けば、次はまた誰かって具合。でもそう簡単じゃなかったね。今日はほとんど全員が逃げようとしてたよ。
C: ログリッチがリーダージャージを手放したがっているのはすぐにわかった? 君はそれを予期してた?
ガ: 比較的早めにわかったよ。ユンボはまだ省エネで行きたいはずだとは思ってた。今日がそのためのチャンスだろうと。でも総合狙いの選手たちの間ではまだタイム差がある。フェリックスはまた少し存在感を見せられたね。
C: フェリックスのことで最後に質問するよ。彼にとっては戦術的に見ると、ジャンプアップしなければならないところだけど、今日も逃げのチャンスを掴もうとしているのがわかった。彼はそういう決断を君たちアシスト陣にしっかり伝えてるの? それともむしろ何も言わない?
ガ: 彼は比較的言わないほうだね。でも僕らは可能性を考えているからね。アシスト陣のモチベーションは高いよ。チャンスがあればそれを利用し、一度それをつかんだら黙って頑張るべきだね。
C: ありがとう、パトリック! うまく休息してね、また明日。
*
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昨日、若手クライマーのアントン・パルツァーとベン・ツヴィーホフが機能してないと書いたんですが、この二人、両方とも落車で体調が悪いようですね。
*休息日
Cyclingmagazine : 今日(の休息日)はどうだった?
パトリック・ガンパー: 短すぎ。もうほとんど終わりだよ。 いや真面目な話、とても楽しんでるよ。特に僕にとって最初のグランツールの休息日だったからね。去年はジロに出たけど落車しちゃったからね。今回はまだこの先も走れるのがとても嬉しい。
C: 落車といえば今回のブエルタでも序盤で巻き込まれたね。怪我して縫った指のアップデートは? よくなってるのかい?
ガ: ドクターは大満足、僕も治りが早いんでびっくりしてるよ。でもまた普通に動かせるようになるにはもうしばらく時間がかかりそう。でもこの不自由さにも慣れちゃったよ。
C: 若いんだね、きっとすぐに治るよ。ところで2020年、コロナのシーズンに君はプロになったわけだけど、今回のブエルタが沿道に観客がいる初めての大きなレースになると思うけど、どんな気分?
ガ: 海辺に来てからは遠藤のファンがさらに増えたのがわかるよ。まじ、ヤバいよ! しかもレース後のバスへ帰る時でも応援してくれるんだ。自転車レースってどういうものかを実感しているよ。
C: 今日は今後のコースマップに目を塔して第二週目に向けて気合を入れてたのかい? それともチームメイトのアントン・パルツァー(残念ながら落車の怪我に苦しんでいるようだね)みたいに、翌日のことだけしか考えられないのかな?
ガ: いや、今日はマップなんか見なかったよ。メンタル面でリフレッシュしたかったから、頭のスイッチは切っておいた。もちろん、いつもはマップを見てるよ。
C: ありがとう、パトリック! うまく休息してね、また明日。
*
うーん、今日は最後に600メートルぐらい登って下ってゴールという設定ですね。やっぱり山に強い選手が一気に逃げてゴールということになりそうです。
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グロースシャルトナー、この人笑うと西洋人には珍しい八重歯なんですねぇ。色の薄い口髭がかなり老け顔にしてます 笑)
rsn に休日のインタビューが載っていましたのでご紹介。
グロースシャルトナーの話。「第9ステージでは最後の4.5キロで3分失ったことになるね。でもログリッチに次いで2位のポジションを保持するのは難しいだろうと、前日の段階で既にわかってた。ここまではログリッチは絶対的で、エンリク・マスだけが彼についていってる。でもまだみんなタイム差はそんなにないから表彰台争いの戦いは激しいものになるでしょう。ログリッチがバッドデイがなければ、総合は彼でしょうね。
ベスト5〜6の選手たちは間違いなく私よりレベルが一つ上だね。でもそれだって流動的だよ。今回のブエルタはレベルが高いよ。ほとんどスプリンターやクラシックライダーがいないんだ。みんなクライマーばかりだよ。この中で上位に入ろうと思うなら、かなり強くないとダメだね。
それとどこかのチームによるコントロールがあまりないんだ。このところ強豪チームが山の下からスピードを上げて集団を小さくして、結局上ではエースだけが残っているというのが多かった。もっとも日曜日はイネオスとモビスターがとても攻撃的に走ったけどね。
調子の良い日もあれば、日曜日のように力が出なくなる日もあるさ。どのチームも選択肢がいくつかある【エースになりそうな選手が複数いる】というのが、見ているファンには楽しいと思うよ。
概ね僕は調子がいいとかんじているけど、結果だけ見れば、ここまでジェットコースターみたいだ。でも体調は良いし、この後が楽しみだよ。
ログリッチにとっては僕は危険度は高くないだろうからね。僕が逃げに乗ってもユンボはきっと本気で追ってこないと思うんだ。チャンスがあれば掴みに行くよ。でもレースの状況次第だよ。僕にはまだカードが何枚か残ってるからね。」
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やっぱり昨日の不安は当たりました 笑)しかし9位まで落ちちゃうとは予想外でした。熱中症みたいになったと本人は言ってますが。
グロースシャルトナーの話。「一日ずっと調子がいいと感じてたんだ。とても暑かったけど最後の山では登り始めて最初の3キロはついていけてた。だけど多分ちょっと頑張りすぎたのかなぁ。完全に熱中症みたいになってしまって。。。苦しかった。ベストを尽くしたんだし、まだトップテンに入ってるから、それを喜ばなくちゃ。今日の結果をポジティブに考えるなら、また逃げに乗る可能性ができたってことだね。またステージ優勝を狙って走れるかもしれない。だからネガティブになってないよ。目指すのは総合トップテンだとすれば、現状そんなに悪くないよね。」
*第9ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: 今日は「非クライマー」にとってはワーストケースだった。逃げができたのは最初の山の麓の80キロ地点で、そのあとちょっとだけ間を置いて、再びイネオスがペースアップした。
C: イネオスのペースアップ後すぐにグルペットができたの?
ガ: そうだね。遅れたみんなは各自で自分に適切なグルペットを探したよ。あの時点で、これなら制限時間は問題ないだろうってわかったしね。
C: 休息日前のお約束だよ。10段階で答えてね。君にとってこの休息日の必要性はどのくらい?
ガ: 5ってところかな。ここまでのステージのコースはそれほどひどくなかったけど、暑さにみんなやられたよね、僕もそうだけど。
C: 5点をいただきました 笑) 最大限の休息を。また明日。
*
うーん、始まる前はシャハマンがもっと目立つんじゃないか、ひょっとしたらステージ狙いに逃げに積極的に乗るんじゃないかと思っていたんだけど、ここまでは全くパッとしませんね。フラットと登りゴールばかりだったから向いてないってことかなぁ。第二週は中級の山のステージがいくつかあるから、そこでステージ狙いにいくのかも??
それ以外にも本来山岳でグロースシャルトナーをアシストするはずの若手のクライマー、ベン・ツヴィーホフとアントン・パルツァーがまるで機能してないですねぇ。
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今日が一つの山場ですね。もうグロースシャルトナーを逃すなんてことは許してくれないでしょうから、最後の超級山岳での実力勝負ですかね。個人的には今の2位が終わってどのぐらい下がってるかなぁ、ベスト5に残っているといいけど、と弱気です 苦笑)
*第8ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: サウナの中みたいだった。殺人的な暑さと湿気。毎日そうだけど、プロコンチームの3人の逃げで始まって、最後の何キロかまではとても快適だった。人数がすくない傷だらけのスプリントトレインだからね、4位は十分 OK だよ。でももう少し上だったらなぁ。でも今日のハイライトは観客だったね、全くみんなどうかしてるよ。今日はスタートからゴールまで人垣ができてるみたいだったね。
C: 最後の方でアスタナがちょっとだけプロトンを分断しようとしたけど、分断できるほど横風が強くなかったみたいだね。それともあれはお約束の景気づけだったのかな?
ガ: え、そうなの? だれもそんなこと教えてくれなかったよ 笑)横風はそれほどなかった。ここ何日かと同様、横風分断への関心は、みんな持ってないようだけどね。集団がバタバタし始めるとみんな前に出たがって、だけど前に出ればそれで満足。それ以上のことは起きない、って感じでストレスも溜まるよ。
C: バタバタし始めると、君達としてはフェリックスをなんとしてでも守り、ストレスを解放したいんだろうね。マイヨ・ロホから8秒しか離れてないことを考えると、いつもとは何か違う感じなのかい?
ガ: ようやくその話になったね。うん、まさにそう感じる。みんなモチベーションが特別に高いし、ある種のリラックスも感じている。
C: 明日はものすごく大変な山岳ステージだね。君としては「目をつぶって乗り切る」のか、それとも「この後は休息日だから全力を出し切る」のか、どっちだい?
ガ: 明日は逃げに乗れなければ体力温存だよ。僕はフェリックスを出来る限りアシストして、それから力を温存するだろうね。なにしろブエルタは長いからね。
C: 上手く乗り切ってね。ありがとう、また明日。
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いやあ、惜しかった。8秒かぁ。ただ、ここでマイヨ・ロホになると、チームのアシストを酷使することになるからねぇ。ただ、ログリッチを向こうに回して、今後、総合トップに、たとえ1ステージだけでも、なれるとは思えないからねぇ。このあと総合トップを狙うなら8秒差の2位は良いポジションだけど、そうじゃないだろうし、千載一遇の大チャンスだったと言えるかなぁ。特に、過去オーストリア人がブエルタでトップのジャージを着たことはないそうだからねぇ。
しかしグロースシャルトナー、こっそり大きな逃げについていって、そのままこっそり目立たずに上りで生き残って、実に上手いことやりましたが、残念 笑)
グロースシャルトナーの話。「マイヨ・ロホのチャンスはあったのに、結局なにも手に入らなかった。チャンスを活かせなかったのはとても辛い。最後の牽制が長すぎたかなぁ、がっかりだよ。でも最初の山頂ゴールでこの結果は誰も予想してなかっただろう。ポジティヴに考えなくちゃね。」
*第7ステージ
Cyclingmagazine : 今日はどうだった?
パトリック・ガンパー: 暑くてハードだった。でも今日は僕だけ辛かったわけじゃないからね。先頭ではかなり忙しかったしね。でもフェリックスがマイヨをもう少しで取れたのに、残念だよ。
C: スタートからもうとても速かったし、最初の山でみんなバラバラになったね。クライマーじゃない君たちはグルペットに集まろうとしたの? それともまずは全力で行ったの?
ガ: とりあえずそれぞれ行ける範囲で全力を出したよ。こういう時に戦術を回らすことなんかないよ。最初の山ではむちゃくちゃ暑かったね。40度あったよ。
C: それからフェリックスが逃げに乗った。これは最初から狙っていたの? それともたまたまそうなったの?
ガ: 彼は無理しなくても場合によっては逃げグループに入れることは分かっていた。今の時点でこんなふうに総合順位のアップを果たせたなんて、ほんとすごいよ。こんなふうにワンステージで上位にジャンプアップできたんだ。
C: フェリックスはステージ直後は赤いマイヨを僅差で逃したのでかなりがっかりしてたけど、もう気を取り直したかな? 君たちは大喜びしたんじゃないかい?
ガ: いや、僕はまだ彼に会ってないんだ。なにしろちょっと遅れてゴールしたもんでね 笑)ブエルタが始まる前に今日のようなことを言われてたら、彼は大喜びしただろうね。だけどまだまだレースは終わってないからね。。。
C: 明日は山はお休みだね。今日はご苦労様でした。ありがとう、うまく休息してね、また明日。
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