いやぁ、今回ははずしまくってます。エフェネプールの調子を買い被りすぎてました 苦笑) というか、スケルモーゼの力を侮っていたともいえますかね。
しかし、各所で第注目の20歳のアユソ(Forvo で聞くとアジュソに聞こえます)がTTで優勝するとはねぇ。と思って調べたら、今年のロマンディでTTで優勝してますね。去年までもそこそこ上位に入っていたけど、今年はTTに力点を置いてきたのかな。
ボーラとしてはアユソ(アジュソ)と同じ年のアイテブルックスが総合7位に食い込みました。去年のツール・ド・ラヴニールなんかでは圧勝だったけど、レベルが上がるとちょっとまだ難しいかなぁ。
拙ブログがスタート前に注目したゲシュケとシャハマン、最終ステージは仲良く 笑)同タイムの27位、28位でゴール。総合ではシャハマン14位、ゲシュケは53位。ゲシュケはツールに出たいと言ってましたが、数日前に発表されたコフィディスのツールメンバーの最初の5人には入ってませんでした。去年の山岳賞2位だけど、残り3人の中に入れるでしょうか?
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ヘルメットも義務化され、ブレーキもディスクで制動力が上がり、路面も良くなり、そういう意味では安全性は高まったはずなのに、一方で集団での密度が上がり、スピードも以前より明らかに速くなって、さらにコース設定も過激化して危険度は上がったってことなんでしょうかね。
前回も書いたように、20世紀には死亡事故ってそんなに多くなかったような気がします。1960年ぐらいまでは道路も悪く、今のように密な集団を作れなかったから、集団落車というものがほとんど起きなかったと言います。また、昔の白黒ビデオなんかで見ると、雨の下りなんてみんな恐る恐る下ってますからね。おそらくブレーキの効きも悪かっただろうから、下りのスピードは今より遅かったんだろうと思います。
というわけで、ツール・ド・スイスの第7ステージはエフェネプールのソロアタックが決まって、独走勝利でしたが、メーダーの不幸もあり、残り25キロまではパレード走行のようなもので、タイムもそこで計測終了ということで、全員同タイムゴールということになりました。総合順位も変わらず。今日の最終ステージ、個人TTで25キロ強で全てが決まるというわけです。スケルモーゼのTT能力がどのぐらいか知りませんが(去年のデンマーク国内選手権でTT3位ですね)、46秒差はエフェネプールにとってハンデにならないような気がします。
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VIDEO ジノ・メーダー(スイス人だと末尾の r を巻き舌で発音することが多いと思うので、メーデルの方が近いかもしれません)、拙ブログでは何度か書いたけど、
21年のパリ〜ニースの第7ステージ をすぐに思い出します。登りゴールの残り30メートル、一人で逃げ続けたメーダーが、後ろでアタックしたログリッチに容赦無く追い抜かれたシーンです。それ以外にも拙ブログでは検索かけると何度も登場している選手でした。
かなりのスピードが出る下りでのことだったようです。一回症状は安定しているという発表があったそうですが、死亡事故はとても残念です。
21世紀に入り、ヘルメットが義務化されたけど、プロのレース中での死者が20世紀に比べてよく起きるような気がします。
合掌
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いやぁ、忙しくて rsn で結果を追うだけで、まだ YouTube をみることもできてません 苦笑)
今日ももう家を出なくちゃならないし、夜は友川カズキライブへ行くので 笑)
というわけで拙ブログではエフェネプールの圧勝予想だったんですが、予想外に強くないですね。いや、強いんだけど突出した強さはないということで、現在総合4位。あと3つのステージでどうなるのでしょうか?
で、AG2Rのオーストリア人フェリックス・ガルが、第3ステージでデンマークのスケルモーゼと逃げて2位になったと思ったら、次のステージで単独で逃げて2位のエフェネプールに1分以上の差をつけて優勝。総合でもトップに。
すぐに落ちるだろうと思っていたら、スケルモーゼとともに相変わらず総合争い中です。昨日はアユソがステージ優勝で総合争いに加わり、スケルモーゼがトップ、8秒差でガル、18秒差でアユソが3位。
ボーラとしてはアイテブルックスが5位まで上がってたんですが、昨日のステージで9位に交代してしまいました。シャハマンもゲシュケも現状イマイチですが、さてどうなるでしょう。
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ドゥフィネはヴィンゲゴールが圧勝という感じでした。ボーラとしてはヒンドレイがトップ3に入りたかったところですが、残念。
ということでスイスでは拙ブログとしては懐かしい名前 笑)
ジーモン・ゲシュケは4月末のロマンディー以来、このスイス直前のカントン・アールガォで6週間ぶりのレース復帰でしたが途中リタイア。昨日のスイス第1ステージの13キロ弱のTTも1分14秒遅れの108位でした。
ただこの間ずっと高地トレーニングキャンプでトレーニングしていたそうで、このロマンディーをツール・ド・フランス出場のためのステップにしようとしているようです。
ゲシュケの話。「17日間ティーニュで高地トレーニングに励んできた。アールガォはパッとしなかったけど、このスイスでは調子は良いはずだ。良いトレーニングをしてきたからね。僕にとっては総合順位は関係ない。たぶん、1つか2つのステージで逃げられたら逃げてみるよ。どうなるかわからないけど。ツールのメンバーに選ばれるためには毎日が大切だ。かなり調子はいいと思ってるけど、まだ100%というわけにはいかないよ。春のレースは思い通りに走れなかった。ツール・ド・スイスではうまく走れるはずだよ。自信はある。
一方、この2年ほどコロナだったり体調を崩したりで、パッとしないシャハマン。今年の春も本来ならアルデンヌクラシックでの上位を目論んでいたはずだけど、体調不良で参加もできませんでした。一昨年のツール・ド・スイスは総合4位になっているんですけどね。色々考えると、昨日の14位は、まあまあでしょうか。
シャハマンの話。「今年最初の個人TTだったけど、また戦いに戻れて良かったよ。春先は体調を崩して辛かったからね。今日はハードなテストになった。まあ、無条件に良いとは言えないけど、堅実に走れたし、かなり満足できるね。ステージレースに戻れたっていうのはいいことだよ。」
個人的にはコロナ前はすぐにツールのステージぐらいとるだろうと思っていたんだけど、なかなか復調しないですね。
ということで、スイスの初日はエフェネプールがシュテファン・キュングに敗れましたね。ただ、総合は、一瞬噂があったログリッチはやっぱり出てきませんでしたから、エフェネプールの圧勝になりそう。
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好事魔多しとはよく言ったもので、ボーラとしてはヴラソフのコロナ陽性は痛いですねぇ。ツールにも影響しかねないです。
すでにユンボ・ヴィスマチームや優勝候補の一人アダム・イエーツや DSM の3人がコロナで第5ステージ前にリタイア扱いになっていたけど、第5ステージ後には、優勝したヴラソフ以外にも EF のウランやUAE のヒルシなんかも陽性ですね。今年のツール・ド・スイスはコロナのクラスターが起きてるのか?? 苦笑)
しかし、こうなってくると、今年のツールもどうなるかわかりませんね。総合トップを突っ走っていながらコロナ陽性で強制リタイアなんてことだってありえますからねぇ。
というわけで、第6ステージの優勝は、拙ブログでも2019年
http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3468.html と21年
http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-3999.html にジロ・ディ・イタリアのツィート日記をご紹介したことのあるニコ・デンツ。
VIDEO ちょうど第1ステージでシャハマンが外から回ったので差しきれなかったのと逆のパターンですね。左コーナーのスプリントでうまく内側から差し込めました。過去に3回ぐらい優勝してるみたいだけど、ワールドツアーレースでは初優勝ですね。DSN は上記のようにコロナ陽性者が3人出て、このまま出場を続けるか撤収するか迷ったみたいですけど、この勝利はうれしいだろうなぁ。
ボーラとしてはイギータが総合3位、グロースシャルトナーが5位。今日も山頂ゴールのステージです。ヴラソフがいなくなってもまだチャンスはありそうです。
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最終ステージを前にして総合3位のアラフィリップが子供が産まれるからとさっさとリタイアして、あれま、シャハマン、これで総合3位に繰り上がりだよ、と思ったら、最終ステージで総合3位を狙うフルサンのアタックについて行けず、必死で単独で追走、最後は7人の追走集団に12秒遅れ、フルサンに逆転を許してしまいました。
シャハマンの話。「このステージはホントきつかった。始まってすぐに登りだったしね。もちろん思いっきり走ったんだけど、最後の最後で千切られたのはちょっと悔しい。一生懸命走ったけど、表彰台を結局逃したのは、ちょっとがっかりしているよ。」
とはいえ、6週間ぶりのレースだったし、高地トレーニングキャンプから直行してきたようなものだったそうで、まだトップコンディションとはいえない状態だったようですから、上々の出来だったと言えるでしょう。
例によって、画像はいまいちだけどオンボードカメラで。
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うーむ、例によって YouTube ではラスト数キロまでは Live で見られますが、その後はダメというのが多いみたい??
で、第2、第3ステージで連勝したマティウ・ファン・デル・プール、風邪気味とのことであっさりリタイアです。まあ、この後の山岳ステージで無理する必要はないでしょうしね。
さて、昨日の第5ステージはアラフィリップがラスト20キロを過ぎてから補給を受けたことで20秒のペナルティ。デジャヴ感がありましたが、去年のツールでもやってたよね。おかげでシャハマンが3位に繰り上がりました。
シャハマンの話。「今日は最初の本格的な山岳があった。最後の前の登りで、もうかなりハードだった。自分では調子がいいと思ったけど、カラパスのアタックはちょっと速すぎだったね。そのあとはちょっと向かい風になって、あまり自分では動けなくなってしまった。でも、今日の結果には満足しているよ。」
ボーラとしては山岳のプロフィールからシャハマン向きと予想して、ステージ狙いとあわよくば総合も、と欲張っていたらしいですが、今日の山岳コースはどうなりますかね。
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マティウ・ファン・デル・プール、スプリントになるともうだれも太刀打ちできないですね。第二ステージで2位に入り、総合でも3位だったシャハマン、第3ステージではスプリントになった瞬間に、2位になるラポルトに前を塞がれてスピードダウン、もう取り戻しようがなかったです。でもそれでも総合4位は、まだまだ期待させますね。6週間ぶりのレースってのに、調子いいやん!
今日はゴール前に二級の山岳越えが待ってます。
ファン・デル・プールもインタビューで明日は僕にはキツすぎるんじゃないかと言ってますが、コース的には少人数の逃げが決まりそうです。シャハマンにはチャンスになるといいけど。
というわけで、今回は YouTube にあったオンバイクカメラのハイライトをご紹介。まず、第2ステージです。
VIDEO でも第3ステージのほうが面白いです。こちら。
VIDEO 途中ユンボの選手がアラフィリップ越しにボトルを渡そうとして、相手が気が付かないとさりげなくアラフィリップが仲介してやるのだって、ものすごい自転車同士が詰まってて、あんなところで片手離してボトルを渡されても、私なら無視しますね 笑)
落車シーンも何度かありますが、前がスピードダウンして、後ろからどんどん近づいていくのなんか、ほんと怖い。練習でもレースでもこういう目にあったことはないんですが、なんか夢に見そうです。
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コンラッドではありません、コンラートです 笑)オーストリア人でツール・ド・スイスの総合3位は今世紀初です。20世紀には3人が優勝してますが、私としては1988年のヘルムート・ヴェクセルベルガーが印象に残ってます。
この選手34歳だか35歳だかでプロ入りして、プロ生活は3年しかなかったんですが、その間にツール・ド・スイスに総合優勝し、他にも7つの勝利を挙げています。スイスで優勝した時の年齢は36歳で、今でも最高齢だと思います。むろんアマチュア時代の実績もすごかったんですが(29勝)、もともと自転車をはじめたのが20代半ばを過ぎてからだったんだと思います。プロ最後の89年に念願叶ってツール・ド・フランスに参加、最終ステージ、レモンがフィニョンを逆転した個人TTで7位に入り、総合では42位で、満足したか引退しています。どこかに詳しい記事があったような気がするんだけど、そのうち見つけたらあらためてアップします。
というわけで、コンラート、レース終了後の話です。
「もちろん表彰台に乗ったんだからスーパーハッピーだよ。ルーカス・ペストルベルガーに思いっきり感謝だ。彼は最初から最後の山まで僕につきっきりでいてくれた。おかげで、最高の選手たちについていけたし、デニスとベルナルがアタックしたときにも、最大のライバルだけに集中できた。この一週間はすごかったし、ツールのための準備はできたと思うね。
デニスとベルナルがフルカ峠でアタックしたのは僕にとってはどうでもよかった。僕の直接のライバルは彼らじゃなかった。みんなものすごくタイムが接近していた。これで【二人が行った事で】ボーナスタイムの問題も解決した。
僕らはレースをコントロールしようとした。最後の山で僕はトラブルが生じた【パンク?】。そのときアスタナの5位のヤン・ヒルトがチャンスとばかりにアタックしたんだ。だけどそれを僕はうまくたいおうできた。有力選手たちと一緒に峠を越えられたんだ。
TTでは力を完全に出し切らないようにしたから、最終日は調子が悪くなかった。だけど、これでもまだ絶好調には至ってない。まだ伸び代があると思っている。」
というわけで、ボーラはツールに対してどうやらブーフマンとコンラートのダブルエースでのぞむんでしょうか? マイカはジロに出ていたから、ツールには出ないなと思っていたけど。他にもトルコ一周で優勝したグロースシャルトナーなんかもいるけど、なんか、このチーム、一週間程度のステージレースならある程度上位に入りそうな選手が何人もいます。ステージ狙いはサガンでしょうから、どういう布陣にするのでしょうかね?
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やっぱりサガンでした。最後のところでサガンとデーゲンコルプが肩をぶつけ合ってポジション争い、負けたデーゲンコルプは完全に出遅れてしまいましたね。あそこだな、すべては。あそこでデーゲンコルプが前に行けていればスタウフェンがカタパルトになってうまく行ったかもしれませんが、ヴィヴィアーニに抜かれたかもしれません。
しかし、あの状況でスタウフェンが一番スピードがあると判断してその後ろを強引に奪いに行くセンスがすごい。
ゴール後、デーゲンコルプはサガンからの握手を拒否してましたね。スタウフェンの後ろに強引に肩を当てて割り込まれたという気持ちが強かったんでしょうね? しかしああいうバランスの良さこそサガンの持ち味だし、見せ場だからなぁ。
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どうした?シリーズ第3弾 笑)
キッテル、デーゲ、グライペルとドイツ期待のスプリンターたちが、ツールも迫ってきたというのにパッとしないですねぇ。
こちらはチームのハーモニーが崩れているようです。すでにグライペルはロット・スーダルで8年目ですが、ベルギーメディアは、新たな若手スプリンターとしてカレブ・ユアンと接触していると伝えているそうです。
目下ツール・ド・スイスに参戦中のグライペル、こちらもデーゲに負けず劣らず、調子が上がってきません。
サガンが勝った第2ステージでは7分半遅れのグルペット、コルブレッリが勝った第3ステージは3分以上遅れてデーゲと一緒のグルペット、ユール・イェンセンが勝った第4ステージは7分半遅れ、まあ山の昨日はともかく、何しろゴールスプリントに加われません。
どうもチームに対する不信感があるようで、「チームにがっかりだ。将来のことを考えれば変化が必要なのはわかる。しかし俺がいつ辞めるかは自分で決めることができるはずだ。俺はあと2年ぐらいこのチームでスプリンターとして走りたいけど、カタパルト役としてなら嫌だ。だからもしそうなるのなら、別の選択を考えなくてはならない」とオランダやベルギーの新聞に語ったそうです。
うーん、歳で力が落ちて若手スプリンターのアシスト役を務めるというのは、さすがに嫌なんですかねぇ。デルガドの講演を見てきたばかりなので、ツールに優勝したデルガドや、次代の優勝候補と言われたジャン・フランソワ・ベルナールなんかが懸命に若いインドゥラインのアシストをしていた姿を見てきた者としては、潔く辞めちゃうのもアリかもしれないけど、若手に自分のノウハウを実践で見せて、バトンを渡すというのも、とても魅力的だと思うんだけどなあ。
まあ、いずれにしても、それ以前にツールに向けてのグライペル、これで大丈夫なんでしょうかね?
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集団スプリントでマイケル・マシューズが優勝でした。サガンとデーゲンコルプが届かず。ゴール後デーゲは抗議のポーズをしていたけど、ちょっとよくわからなかったですね。キュングのリーダージャージはマシューズに奪われました。
しかし、サガンはツール・ド・スイス、去年なんかスプリントで荒稼ぎしたんですが、昨日も今日もダメでした。去年一昨年とゴール前はコーナーだらけで狭いレイアウトが多かったのに対して、昨日も今日も比較的まともなスプリントだったから、サガンとしてはアクロバチックなテクニックを見せるチャンスがあまりないのかもしれません。
一方デーゲンコルプも、なんかいまひとつ爆発力が足りませんねぇ。やっぱり去年の怪我が影響してるんでしょうかねぇ。。。
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いやあ、今、YouTube のCyclingHubでライブストリームを見ていましたが、サガンが強いこと強いこと。残り10キロぐらいのちょっとした登りで、逃げている二人に追いつくために追走集団から単独アタック、みるみるうちに追いついたら、今度は一人で弾きまくって、結局最後もスプリントで優勝。後ろでは10秒ぐらいの差で集団が追い上げてきましたが、結局追いつかず。圧倒的な強さでした。
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ツール・ド・スイス、頻繁にコマーシャルが入り見えなくなったり、止まったりする困った live stream でなんとか追っかけてますが、昨日も一昨昨日もサガンが優勝するステージのゴール前がアクロバットですねぇ。こういうのって圧倒的に強いです。まともな直線の力業スプリントだと、アシストがいるいないにかかわらず、たぶんカヴェンディッシュは無論のこと、昨日3位のクリストフにも勝てないと思うんだけど、直角コーナーを抜けたらもう先頭にいました。
これでスイス11勝目だそうで、伝説の2人のKと並びました。1950年代前半、スイスはフェルディナント・キューブラーとフーゴー・コーブレット、ふたりのツール・ド・フランス総合優勝者を生んだんですが、キューブラーは現時点で最高齢のツール・ド・フランス優勝者です。スイスの歴史で最も有名なスポーツマンの一人だそうです。
強さと美男ぶりではコーブレットだったんだと思いますが、早死にしてしまいましたからね 。
通常同時代に同じ国で同じような強さの選手が出てくれば、ファンも含めてライバル同士で反目し合う者なんでしょうけど(コッピとバルタリ、アンクティルとプリドール、イノーとフィニョンみたいに)、この二人はスイスという小国のせいか、仲が悪かったという話は聞きません。そういえばやっぱり小国のアイルランドのケリーとロッシュもそうですね。タイプもファイターで常に頭に血が上っているみたいなキューブラーに対して、冷静で美男のコーブレットと全く違っていたし、男はキューブラー、女はコーブレットのファンというふうに性別で住み分けていたのかも 笑)
さて、この二人について聞かれたサガンは「キューブラーとコーブレット? いや、そんな名前は言われてもねぇ。しかし、金曜日には僕が単独のレコードホルダーになれるよう頑張るよ」とすげない返事。
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いやぁ、GPSのタイム差に翻弄されて一喜一憂しましたわ。しかし、マルティンをジャイアントシマノのバルギルが引っ張る。あるいはマルティンとデュムランが協同で追走。拙ブログとしては理想的な姿でした 笑) だけど、デュムラン、もっと前へ出てこんかい!
マルティン、孤軍奮闘、矢つき刀折れ、まあしょうがないね。でも、なかなか悲壮感があって良かったですね。マルティンのことだから、きっとブログ更新するでしょう。何と書いてくるかな?
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いやぁ、スイス初日、どうやら凄い風だったようですねぇ。いや、何が起ころうと勝ちは勝ち。きっとキャメロン・マイヤーの優勝に狂喜乱舞している人もいることでしょう。しかし、拙ブログとしては7位の
ミシェル・コッホ ですよ!
でもサガンやカンチェラーラでさえ30秒ぐらい遅れているってことは、ひょっとしてフレーリンガーとかヴェークマンは早いスタートだったりすると、ひょっとして上位にいるかも 笑)明日の順位が楽しみです。
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ペテル・サガン
はコーナリングがうまいんでしょう。カリフォルニアでもコーナーを曲がったら一気に二位のハウスラー
に10メートルの差をつけるようなことがありました。純粋のスプリンターと張り合うと、過去にもキッテル
やグライペル
には勝てなかったシーンが何度もありましたし、カヴェンディッシュ
にも勝てないだろうと思いますから、いわゆるスプリントロワイヤルで優勝するのは難しいかもしれませんが、コーナーのあるスプリントだと敵なしの雰囲気です。
しかし、久しぶりに踏み切りストップを見ました。パリ~ルーベでは昔はほぼ毎年のように踏み切りストップがあったようです。80年代のビデオなどでは良くそういうシーンがありましたし、もっと古くなればフェルディ・キューブラー
なんか遮断機を乗り越え、邪魔する審判(?)にパンチを食らわせているなんている記録映像を見たこともありますし、30年代のツールでは、当時は遮断機は手動だったので、フランス人を勝たせるために早めに遮断機を下ろしてベルギー人を止めて、ベルギーチーム全員が抗議のためにリタイアしたなんていう「伝説」も残っています。
ただ、最近は06年でしたかね?カンチェラーラ
が逃げたときを除いて、あまりなくなったようですが。そういえば、昔ニュースで見た東北だか九州だかの一州駅伝競走でも踏切ストップを見たことがあるような気がします。
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昨日のスプリントはおもしろかったですね。ちょっと登りだったせいなのか、それとも、このところの潮流として完璧な列車を作るスプリントをやめたのか、ぐちゃぐちゃでした。やっぱりこっちのほうが絶対におもしろいですが、危険性も高そう。
スイスは、個人的には、風景を見ている分にはいちばん楽しいレースです。この季節の緑の鮮やかさは、たぶん一番じゃないでしょうか。昔5月の連休中に奥多摩の日原鍾乳洞のほうへ、黄緑色のマイヨを着ていったとき、新緑の緑の中で、マイヨの緑に照り返して、自分の身体全体が緑色のなかにいるような、そんな気分になったことがありました。
ところで、ドイツのプロコンチーム、ネットアップがここ2日ほど目立ってますね。近い将来プロチーム化をめざしていると言われていますがどうなるでしょう。一方、他のドイツ人たちは。。。。ダメですねぇ。。。ネルツはルクセンブルク一周で総合27位だったのでちょっと期待したんだけどね。疲れがたまってるのかなぁ。ツール出場はなさそうですなぁ (>_<) ツィオレクも完全にスプリンター廃業かなぁ、と思ったら、昨日のあのスプリントでゲルデマンが8位に潜り込んでますね (・0・) ルクセンブルクから調子を維持しているんでしょうけど、最終目標はツールのシュレックサポートでしょうから、スイスでなにか狙うことはしないかもしれませんが、明日の山頂ゴールはちょっと期待しちゃおうかな。
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サガン
、あんな山も登れるんですね。最後の下りで逃げるクネゴ
に追いつきかけたのにコーナーのブレーキミスで(?)止まって遅れたので、あ、だめだな、と思ったらふもとでは追いついていたから、下りも速いんでしょう。大きなステージレースではすっかり忘れられていた 笑)クネゴがひょっとしたら、ひょっとするかも。。。
ゲルデマン
がコンスタントに上位につけて、現在総合3分強遅れの14位。どこかで逃げないかなぁ。。。ネルツ
は?どこ行ったぁ??
そういえば、15年以上前に昨日のゴールの町グリンデルヴァルトから山岳ポイントのグロースシャイデックへ登ったことがありました、バスですが 笑)途中多数の牛がいて、氷河もすぐそこに見えたはずですが、たぶん、昨日の最後の下りのコースを登ったのでしょう。しかし、当時もバスが登るにしては以上に狭い道だと思いましたが、ホント狭かったですねぇ。
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