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拙ブログのモットー

2037.06.17.12:21

社会は強い者がより強くなるように、富める者がより富むように、力をかざす者がより強い力をかざすことができるように、そのようなことのためにあるのではありません。弱い人間のためにこそ社会はあります。私たちは、そうでないときにはそうであるように社会を変えてゆかなければなりません。(八尋 光秀)


あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、 それでもあなたは、それをやらなければならない。 それはあなたが世界を変えるためではなく、 あなた自身が世界によって変えられないように するためです。(ガンジー)


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サガン、まさかのハットトリック!

2017.09.25.21:41

昨夜はもう眠くて眠くて、諦めて寝ました。今朝、パソコンを開いてびっくりしましたねぇ。風邪引いて本調子じゃないって言ってたじゃん!

ドイツ人でトップは20位のゲシュケでしたがこんなことを言ってます。「一発にかけてたね。全然目立たなかったのに、最後になったらそこにいたっていう感じだよ。あれぞサガンだよ。別次元だね。」

しかし、クリストフが早めにスプリントに入って大チャンスだったのに、なんであそこにサガンがいたんでしょうね? 上空のヘリコプター映像で見ると、常に2番手をキープしてきたクリストフの後ろに、最後から二つ目のコーナー直前で、逃げていたデンマーク人が捕まった瞬間、それまで10番手ぐらいだったサガンがヒョイと飛びついて、コーナーでの集団の歪みを利用したように、隙間が空いたクリストフの番手を取るんですよね。



この感覚。それと、何より、あのコーナーでの集団の隙間をうまく利用して間に割り込むテクニック。もう尋常じゃないですね。

最後逃げたデンマーク人はマグヌス・コルト・ニールセンでしょうか?それをトレンティンのために一人で追いかけて潰したのはアルベルト・ベッティオル。トレンティンもうまくクリストフの後ろの3番手にいたのに、サガンにうまく割り込まれてしまいました。

これはもう、天性の勝負勘と、それを実際に実行できるテクニックの二つがあっての勝利でしょうかね。しかし、言っても詮無いけど、ここに絶好調のデーゲンコルプがいたらなぁ。。。



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今夜世界選エリートロード

2017.09.24.12:37

いや、昨日のジュニアの部も面白かったですね。デンマークのユリウス・ヨハンセンという選手が単独で逃げてどんどん差を開き、余裕の逃げ切りでした。いわゆる19歳以下ということで、ギア比の制限があるはずだし、距離も短いとはいえ、すごいですね。

さて、エリートの方です。サガンは勝てば前人未到の3連覇なんですが、どうやら風邪ひいて熱を出してたみたいですねぇ。チームTTもキャンセルして休んだようですが、試走はしなかったようです。

「先週体調が悪くて、今はベストではないね。全力は尽くすけどどうなるかな。周回コースを11周するんだろ?どんなコースかを覚える時間はたっぷりあるよ。【3連勝で】歴史を変えるってことについては話したくないな。何が起きるかわからないよ。起きるべきことが起きるのさ。」

宇都宮の世界戦ではグレグ・レモンが同じことを言って、全くコースを試走せずにスタートしましたね。

一方で個人TTで圧勝したトム・デュムランがむちゃくちゃ調子が良いようで、個人ロードも優勝狙うぜ宣言。もし勝ったらチームTTと合わせてトリプルです。

「前から言ってるだろ、俺はこの世界戦で3種目とも勝てるぜ。最初の2つでそれを実現したんだ、ますます三つ目に焦点を当てて頑張るぜ。トリプル世界チャンピオンってやってみたいだろ?」

確かにジュニアのヨハンセンもデンマークのTTジュニアチャンピオンだし、U23で逃げたケムナもTTは19歳でU23の世界チャピオンになっているし、TTスペシャリストが狙えるコースなのかもしれません。

しかし、順当に行けばベルギーのファン・アーフェルマートやジルベール、ボアソン=ハーゲンやクリストフ、クヴィアトコフスキの名前が上がるのでしょう。

一方デーゲンコルプが気管支の精密検査で入院してしまったドイツチーム、順当に行けばトップ10に入る選手がいれば万々歳、トップ20でも満足というところのようですが 笑)チーム監督のアンドレアス・クリーアはレースがアタックが繰り返され、逃げ集団の入れ替わりが激しいレース、いわば混沌としたレースになったらチャンスは出てくると強気。

ただスプリンターはニキアス・アルントしかいないし、アルントのスプリントは準トップクラスという感じで、ぐちゃぐちゃのスプリントでトップ10はあっても、そこまでかなぁ。

むしろ僕の希望はゲシュケが他の誰かと逃げに乗り、生き残って数人のスプリントで表彰台を狙うというシナリオ。まあ、無理でしょうけど 笑)

…追記…
YouTubeでLiveStreamをやってます。ほとんどストレスなく見られます。一応、ここを覗くような方ならご存知だとは思いますが。

…追記の追記…
YouTube でやってないですね。誤った情報でした。すいませんでした。Tizではやってますが、画像は今ひとつ。多分山場で止まるんだろうなぁ。http://tiz-cycling.stream



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南京事件個人的論争顛末記 笑)

2017.09.23.13:00

このブログでも南京大虐殺のことについてはすでに何度か書いた。特に堀田善衛の「時間」辺見庸の「1☆9☆3☆7」清水潔「南京事件を調査せよ」という本について書いているので、そちらも見てもらえると嬉しい。

僕の考えはいたってシンプルだ。

これだけ多くの当事者の証言があり、奇跡的に残された公的文書「第66連隊第1大隊の戦闘詳報」があり、軍の命令によって虐殺が行われたことは明らかである。また、旧陸軍軍人の集まりである偕行社が「南京戦史」というものもまとめていて、そこでは具体的に「中国軍捕虜・便衣兵などへの撃滅、処断による死者約一万六千任。一般市民の死者約一万五千七百六十人」と書かれているそうである。これによれば3万人余り。中国は30万と言っているという話はひとまず置く。ただ、もし仮に3万だとしても、大虐殺である(参考までに、ナチスがウクライナで行ったユダヤ人の大量虐殺、バビ・ヤール事件、ショスタコーヴィッチが交響曲を作曲して追悼の意味でその題名にバビ・ヤールとつけた事件で殺害された人数がやはり3万強である)。何れにしても、数字の話にしてしまうつもりはない。それにどんなに研究が進んでも、タイムマシンでもできない限り、本当の数字は未来永劫絶対にわからないだろう。それは広島や長崎の死者の数も同じことだろう。

上の清水潔の本に出てくる話だが、福島に住む人で、福島県から南京へ出征した元兵士たちに聞き取り調査をし、さらに当時の従軍日記を集めた人がいる。ほぼ200名(福島県だけ)から話を聞き、さらに証言者ご本人のビデオ撮影もしたという。その話はいうまでもなく恐ろしい話である。しかし、僕は彼らを批判・糾弾しようとは全く思わない。彼らがどんな気持ちで証言したのか、それを想像するとき、仮に彼らが南京でどんなことをしようとも、きっと彼らの魂は成仏されているに違いないと信じたい。自分は女子供も含めてたくさんの無抵抗の人を殺したという証言を、嘘で言えるはずはない。心の底から、取り返しのつかないことをした、と後悔しているからこそ、証言できたのだ。

ところが先日、FBのあるグループでこうした証言者たちは嘘つきである、スパイであると書いて反論してきた人がいた。南京事件は「冤罪」なのだ、という。挙句の果てにお前は自分の目でその証言や従軍日誌などの証拠と称するものを見たのか、見てもいないのに、よく信用できるな、と書いてきた。証言があるなら裏をとるのが当たり前なのに、それすらしないで、お前は我々の父祖を殺人鬼のレイプ魔だと言って愚弄している。絶対に許さない! と。

無論、誰でもすぐに反論できるだろう。自分の目で見なければ信用できないというのなら、北朝鮮のミサイルなんかも信用できないだろう。さらに僕は「殺人鬼」だの「レイプ魔」だのという言葉は一切使っていない。当たり前だ。ほんのわずかの想像力さえあれば、もし自分がその場に、1937年12月の南京にいたらどうしただろう、と考えれば、彼ら旧日本軍の兵士たちを「殺人鬼」だの「レイプ魔」だのと言えるはずがないではないか!!

僕は、この人が僕のことを父祖を愚弄すると称して「許さない」と言ったその倍以上の強い気持ちを込めて、こうした証言者、止むに止まれず自らの戦場での罪を告白した証言者たちを「嘘つき」とか「スパイ」と愚弄したこの人に対して怒りを感じる。

結論はもう出ている。僕のブログではもう何度も書いてきたことだ。この世の中には99.9%の普通の人と0.1%の悪人がいるわけではないのだ。人間は、普通の善良な人が、状況によってはとんでもないことをする、そういう生き物なのである。僕だってそうだし、誰だってそうだ。水戸黄門のように悪代官がいて、善良な町民がいるというわかりやすい世界だったらよかったけど、それは絶対に嘘である。状況によって普通の人が、とんでもないことをする。そして、状況によって、そうしたとんでもないことに慣れてしまう。それが人間なのだ。だからこそ、そんな普通の人がとんでもないことをしないで済むような社会を作らなくてはならないはずなのである。

こういう言い方をするといわゆる性悪説ですね、と言われることがよくある。でも前提はそうでも、重要なのは後ろの部分だ。「だからしょうがない」ではなく、「だからこそ社会をよりよくしていこう」という話なのだ。

以前書いたことがあるが、「教養」という古めかしい言葉がある。今、経済一辺倒の時代にこんな言葉になんの意味があるのか、という人もいるかもしれないが、教養というのは先人が積み上げたことに対するリスペクトの気持ちなんだと思う。それがないから、南京事件にしても、あるいは関東大震災時の朝鮮人虐殺にしても、多くの人々が第一次資料をもとに営々と積み上げてきた学問的な遺産を知ろうともせず、すべて吹っ飛ばして陰謀論の一言で片付けてしまうのである。議論するための前提がないから、簡単にトンデモ説に引っかかる。そして「お前、見たのかよ」と、子供の喧嘩のようなことを恥ずかしげもなく言い出すのである。

いずれにせよ、このブログにコメントを書いてきたネット右翼の人みんなに言えることだが、相手が言ってもいないことを言ったことにして、自分で勝手に悪意を掻き立てているのである。いわゆるストローマンとか藁人形論法というやつだ。先の人なら僕が旧日本兵たちを殺人鬼やレイプ魔だと考えていると妄想して、僕に対して絶対に許さないと怒っているのである。あるいは以前ここに書いてきたネット右翼でいえば、僕を年金の心配もなく高所から偉そうなことを言う奴とか、レースに出たことものないくせに偉そうに自転車レースを語る奴とか。民進党の支持者と勝手に決め付けて、民進党の悪口を延々と書いてきた人もいた。少し前までは、議論して納得させることができると安易に考えていたけど、彼らは何か「蟲」に取り憑かれているとしか思えない。つまり、彼らに必要なのは議論よりお祓いだろう。ということで、僕はネット右翼と議論することを完全に放棄したわけです。

……追記(2017,9/24, 12:00)
予想はしていたけど、やっぱりネット右翼がこの記事にいちゃもんつけてきましたが、相手にする価値もないので速攻で消去しました。しかし、最低限の基本資料すら読んだことがない(間違いないと思います)くせに、よく文句つけるよなぁ、と呆れている次第です。



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世界戦U23、ケムナ残念!

2017.09.23.01:25

いやあ、久しぶりに最後の数キロは心臓ばくばくになりました。拙ブログではおなじみのレンナルト・ケムナがアタックした瞬間は本気で震えました。

フランスのブノワ・コスヌフロワにスプリントで、ケムナ敗れましたが、最後一人でアタックして10キロ以上逃げましたからねぇ。ケムナが勝てなかったのはちょっと残念ですが、まあこれだけ目立てば十分でしょう。まだ21になったばかりだし。個人的にはデーゲンコルプが2位になった2010年のU23を思い出しました。あの時もデーゲンコルプが一番動いて、一人でアタックを潰し、最後マシューズのスプリントにやられてしまったのでした。そういえば、この時のデーゲも21歳でした。

今回も二人で逃げてる間のフォームを見る限りケムナの方がはるかに余裕があるように見えたけどねぇ。コスヌフロワの方はかなりヨレてて、一発アタックしたらちぎれるんじゃないかと思ったんだけど、スプリントはケムナよりあったってことでしょう。しかし、ケムナが一瞬アタックした瞬間にカメラは後ろばかり映し続けて、かなりイラつきました 笑)

前半日本の岡と山本が逃げグループでかなり目立っていたし、特に岡はかなり強い感じでしたが、結局最後のあの時点まで力を残しているのがトップクラスということなんですね。しかし、個人的には今年一番ハラハラしたレースでした。ちなみに3位はデンマークのミカエル・スヴェンゴールが追走集団のスプリントで勝ちました。



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ただいまLive観戦中 (個人TT)

2017.09.21.00:43

しかし最後の山がとんでもないですね。のぼり始めのところがつづら折り。こりゃあマルティンは無理だわ。登りゴールのTT、世界戦の個人TTのコースってあまりこういうのぼりは入れてこなかったと思うんだけど。。。平均時速も40キロになかなかならないですね。

だけど、これだけ登りでスピードが落ち、しかも道は狭くて、これはこれで現地で見ている人はかなり楽しめますね。一人一人やってくるんだものね。

追記

というわけでデュムランが圧勝でした。 まあ、何はともあれフルームの変形トリプルクラウンはなりませんでした。まあ、まだわからないけど。



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マルティンのブログから、絶好調

2017.09.20.19:07

さて、世界戦TT、今夜ですね。一応日本時間夜8時から LiveStream があるようですが。。。

マルティン自身はコース的にベスト3に入りたいと、ちょっと弱気ですが。ブログは昨日の更新のようです。

……
結果はどうなるかわからないけど、チームTTで明日のためのモチベーションを高めることができた。私の調子は最高だ。今シーズン初めて、最高の状態だと感じている。この調子ならもう世界チャンピオンになったも同然だと言いたいところだ。明日のTTはそれほど長い距離ではないし、ゴール前にある山はかなり険しいから、すべては最初のところでどれだけタイムを稼げるかだろう。メダルに近づくためには登りまでにできるだけ良いタイムを出して、山でそのリードを守れるようにしたい。現実的に見れば、明日はデュムランやフルームみたいな選手が優勝候補だろう。

チームTTを思い返すと、私たちはもちろん結果に満足していない。チームをネガティブに言うつもりはないが、個々のばらつきがありすぎて、うまく調和して走れなかった。私はいつもの通り機関車役だった。しかし後ろに下がれば休める平地とは違って、コースでは後ろにいても疲れ、もしかしたら、私が先頭を引いて丘を越えるときには、何人かのチームメイトにはいくらかきつすぎたのかもしれない。しかしすでに言ったように、ここで、私たちは自分たちの状態を知り、コースのどこで力を入れればいいのかを知りたかったのだ。私は今それが確認できた。私たちは間も無くライバルとして争うことになるだろう。

この後、私はホテルから3キロしか離れていない空港で彼女と娘に会う。そこできっと明日のためのモチベーションの最後の一切れを追加することができるだろう。何れにしても、全力を出す。 トニー
……

チームTTで一緒に走った仲間も、今日はライバルということですね。



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デーゲンコルプ、世界戦欠場

2017.09.17.22:53

あ〜あ、今日の午前中に発表されたようです。ブエルタでリタイアの原因になった気管支炎が治りきっていないようですね。世界戦のためのトレーニングレースとして出場したデンマーク一周の最終日、スタートして20キロでリタイアでした。

「健康上の問題からブエルタをリタイアしたけどすぐにまた自転車に乗れるようになって安心していたのに、どうも調子が上がってこなかったんだ。キャプテンとしてレースに臨み、タイトル争いをすることができなくてはいけないのに、ダメだった。

本当に残念だし悲しいよ。調子をあげようと思っていたのにこんなことになるなんて。ドイツ車連も僕をエースにしてくれて、大きな信頼を寄せてくれたのに。僕にとってとても名誉なことだったのに。しかし、自分に対してだけではなく、ドイツチームのみんなや車連に対しても誠実でなくてはならない。ドイツチームの成功を祈っているよ。幸運を!」

これにより、ヨハネス・フレーリンガーが出場ですが、他はニキアス・アルント、マルクス・ブルクハルト、トニー・マルティン、ニルス・ポリット、ヤッシャ・ジュッタリン、ジモン・ケシュケ、パウル・マルテンス、リック・ツァーベルとなります。うーん、誰がエース?? マジでゲシュケとかマルテンスになるのかなぁ。

スプリントならアルントだろうけど、最後まで残れそうな気がしないし、アルントが残るようなスプリントじゃあ他にも大物スプリンターがたくさん残りそう。 

そもそもが、スプリント列車のメンバーや強いアシストばかり揃ったって感じです 笑) 運よく先頭集団にゲシュケとかマルテンスが紛れて最後まで行き、なだれ込みでベスト10に入る、これが最良のシナリオのような気がしてきました 笑)

あるいは、まさかのトニー・マルティンの大逃げ。まあ、目立つことはできるだろうけど、仮にも世界戦だからねぇ。小さなステージレースのワンステージなら逃げ切ることもあるかもしれないけどねぇ。

結論 : 序盤でポリットあたりが逃げて捨て駒になり、中盤でフレーリンガーやブルクハルトが集団コントロールに精出し、ジュッタリンやツァーベルが先頭集団にゲシュケとマルテンスを送り込んで、なだれ込みであわよくば。。。 苦笑)



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デーゲンコルプは世界戦に間に合うのか?

2017.09.15.17:45

いよいよ土曜日からノルウェーのベルゲンで世界選手権が始まります。ドイツチームの期待はTTのマルティンとロードレースのデーゲンコルプということになりますが、デーゲンコルプの調子がどうなのかよくわからないですねぇ。

出場中のデンマーク一周ではトレックチームは調子よく、若手のマッツ・ペデルセンが第3ステージで優勝してリーダージャージ獲得しましたが、そのお膳立てのアシストをしたのはスタウフェンでした。まあ、山岳コースだったようですが、デーゲはグルペットゴール。間に合うのかなぁ。一応チームコーチのアンドレアス・クリーアは「デーゲはここまでとても良いトレーニングができた。モチベーションも高まっている。メダル争いで大きな役割を演じることになると信じている」と言ってますが、何しろ、今シーズンはまだ1勝しかしてませんからねぇ。怪我する前のスプリント力には戻れてないような気がしてならないです。

U23はサンウェブでブエルタに出場したレンナルト・ケムナがエースです。ケムナはジュニアで個人TTの世界チャンピオンになり、翌年19歳で出たU23のTTでも銅メダル。ブエルタのTTでも一時トップで、最終的には8位でしたが、今回はロードレースに出場です。ただ、ブエルタは最後に来て膝が痛くてリタイアしたんですよね。よくなったんでしょうか。ならなければ出てこないか。



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行ってきました、柳沢峠

2017.09.13.22:17



青梅から奥多摩湖まではトンネルも多いし車も多いので、このところ奥多摩方面へ行く時は車で湖まで行ってしまって、そこから411号線で柳沢峠まで登るというのを基本にしています。

8月末に一度行ってるんですが、この時は腰が痛くなって、途中で3回ほど休憩を入れながら登ることになりましたが、今回はなぜか腰の痛みを感じず、最後まで乗り続けることができました。この峠は30年前にはクラブチーム(草レースチーム)で何度もタイムアタックしたものでしたが、さすがにそんなことをするつもりもなく、登りが始まるとすぐに42X24のインナーローにチェンジ。昔のコースに比べてトンネルが出来ていたり、道が良くなっていたり、そもそもスタート地点も当時より10キロ近く先の駐車場からスタートしたにもかかわらず、当時のベストタイムより40分以上かかりました 笑) まあ年には勝てません。

ここの登りはそれほど激坂というのはないんですが、長いんですよね。今日走った片道25キロ強のうち、最初の10キロほどはアップダウンがあるんですが、その後はほとんど登りっぱなし。

標高は湖のほとり500メートルぐらいから1472メートルまで、標高差にしてほぼ1000メートル、ツールに出てくる峠で似たようなのないかとパラパラ見てたんですがなかなかないですね。ツールでは基本25キロも距離のある峠は少ないです。もちろん、ガリビエ峠とかイゾアール峠とかありますが、標高差はもっと大きいし、柳沢峠みたいに序盤でアップダウンの繰り返しがないです。

アップダウンがなくなる丹波山村からだと15キロで800メートル強というところでしょうか。そうすると必然的に距離14キロのラルプ・デュエズが思い浮かぶんですが、さすがにこちらは標高差が1100メートル以上あります。

何れにしても、ツールに出てくる有名な峠はどこも、柳沢峠より平均勾配がきついですね。

平日にもかかわらず、途中ですれ違ったサイクリストが4人ぐらいいました。次は11月の連休中にまた1度来たいと思ってるんですが、鎌北湖から奥武蔵グリーンラインというのも捨てがたいので、どっちにするか思案中です。



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マルティンのブログ、ツアー・オブ・ブリテン

2017.09.12.10:01

ツール以後、すっかり忘れていたマルティンのブログが7月26日以来の更新です。日付は出てないんですが、1週間弱ほど前の記事のようです。世界戦に向けてどうしているんだろうと思ったんですが、ツアー・オブ・ブリテンに出ていたんですね。

……
ここのツアー・オブ・ブリテンの最初の2ステージは激しいスプリンターのフィナーレだった。私たちのチームじゃアレクサンダー・クリストフのためにアシストをした。幸運はまだ微笑んでくれないが、この後もそれを続けていくだろう。もちろん私たちは、ここで最低でも一つぐらいは勝ちたいと思っているが、私のように世界戦に出る選手たちにとっては、レースのハードさを取り戻すことも重要なことである。

過去2週間で私はかなりトレーニングしてきて、TTバイクでも練習してみたが、高い集中性はレースでしか得られない。今はすでに最後の仕上げを始めるべき時なのだ。ベルゲンの世界選手権まではもうあまり時間がない。楽しみだ。ノルウェーは素晴らしい国だ。私は去年初めてツアー・オブ・ブリテンを走り、そして世界チャンピオンになれた。これはいずれにせよ良い兆しだと考えよう。
……

マルティンはTTもロードも出場ですね。少し前にインタビューを載せたフレーリンガーは残念ながら補欠になりました。ドイツチームのエースはデーゲンコルプで、去年と違って今年は9人の出場です。そのデーゲは12日から始まる5日間のステージレース、デンマーク一周に参加です。一昨年ミラノ〜サンレモとパリ〜ルーベを勝った時は、次は世界選手権だな、と思ったんですが事故以来、やっぱりそれ以前の強さに戻りきっていないですね。今回のブエルタもデーゲがいなくなったので、トレンティンの独壇場でしたけど、デーゲがいたらどのぐらいやれたのか見たかったところです。



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政治離れを加速させたいのだろうか?

2017.09.10.22:54

民進党の山尾という女性議員が不倫騒動で離党したそうだ。僕はこの議員がどんな人なのか、実を言うとよく知らない。一方で少し前には元アイドル歌手とかいう自民党の女性議員も不倫騒動で随分騒がれていた。女性に限らず、不倫とかそんなものでのスキャンダルというのは何度も目にしている。20世紀には総理大臣だった宇野は指3本でどうや、と女性を口説いて辞任したんだったと記憶しているし、大臣だった山崎なんとかもパンツ一丁の写真を取られて、笑いながら、これはどうやら俺だと白状した事件なんかもあったように覚えている。ただ、女性議員だと騒がれ方もより大きくなるようだ。おかしなものだと思う。

こうして政治家はどうも清廉潔白ではない、という印象が強まることで、政治不信の雰囲気が強まり、政治離れが加速されていくのだろう。よく考えれば政治家は公人であって、公人の向こう側には当然「私(わたくし)」が隠れているわけだ。

フランスの大統領だったミッテランは記者から隠し子のことを質問された時に、ああ、いるよ、で、それが何か問題かね?と問い返したそうだ。大統領という「公」の仕事と「私」の生活とは別だと、きちんと分けていたわけだろう。

一方で、日本では、こうして堕落している政治家たちが勝手なことをやっている、と一般人は考える。当然政治に何か期待することもなくなる。目新しいこと、威勢のいいことでもなければ、投票にもいかなくなる。組織票だけである程度の票集めができる与党にとっては、政治に関心を持たない国民が増えること=安泰ということなんだろう。しかし、清廉潔白なんてのはフランス革命時の恐怖政治、ギロチン政治を行ったロベスピエールやヒトラーが誇ったことだ。

TV番組などは朝から女性議員の不倫騒動に血道をあげてきたし、今もそうしているが、一般国民はそんな番組を喜んで見ているのだろうか? 作る方も見る方も、みんなどうかしてるんじゃないのか、と思う。



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ブエルタ20ステージ雑感

2017.09.10.15:25

うーむ、アングリル、あまり霧もなく激坂も慣れてしまったせいか、ワクワク感が少し薄れてしまったかなぁ。1999年、初登場の時には翌日のBSのスペインニュースでも取り上げられていて、その時に出てきたのグルペットの様子で、23%のところではみんな足ついてましたけどね。当時紫のマイヨだったスプリント賞のブレイレフェンスが自転車を押してました。まあ、1回ストップしたら、周りの観客が押してくれない限り走り出せないでしょうけど。そういう前近代的(笑)なレースシーンはもう見られないんでしょうかね? そして今後激坂ももっと過激になっていくんでしょうか?

Jスポの放送も完全にコンタドール応援放送になってしまいました。僕としてはフルームに対してもう少し組織的な攻撃があるかな、なんて思ってたんですけどね。コンタドールが逃げたおかげでサンウェブが先頭を引いてアシストを無駄遣い(笑)してしまったし、ニバリはあまり調子が良くなかったみたいで、ペリツォッティに引っ張ってもらってたようだし、ザカリンはアシストいないし、何より集団が13人中、スカイが6人いるような圧倒的な強さでは、これは他のチームとしてもどうしようもなかったですかね。

ツールとブエルタのダブルはイノー以来ですかね。

……追記 9/10, 23:40
結果論といえばそれまでですが、第7ステージでケルデルマンがトラブった時にバルギルがアシストしていたら、ケルデルマンは表彰台に立てたかどうか。 ザカリンとの差は24秒差。第7ステージでの遅れは17秒差。単純な数字合わせだとダメかな? 



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GPケベック、サガン通算100勝目

2017.09.09.18:31



サガンが通算100勝目だそうです。ケベックの街を一周13キロ弱のコース16周だそうで、楽しそうなレースですね。ビデオを見ると、広い直線の道でのいわるスプリントロワイヤルっていう感じですが、サガンがうまいなぁ。

最初クイックステップのペテル・ヴァコチが300メートルで早駆けのスプリントを開始し、これでちょっと虚をつかれた感じで、マイケル・マシューズとかソニー・コルブレリといったスプリンターが出遅れてしまった感じでした。マシューズなんか、この面子なら優勝できただろうに。

一方フレフ・ファン・アフェルマートはサガンをマークしてましたね。ヴァコチのスプリントが始まった時点ではサガンもアフェルマートも集団の中で塞がれた感じだったのに、残り100メートルで集団が伸びるまで待って、斜めに飛び出してスピードアップ。その斜めに飛び出すところの格好いいこと!

さて今日のブエルタはアングリルですね。この峠が初登場した時には、なんかとんでもない勾配で話題になったものですが、その後もっとすごい勾配の峠がいくつも出てきて、あまり話題にならなくなってしまいましたかね。そうは言ってもどうなることやら。



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ブエルタ17ステージ雑感

2017.09.07.11:36

いや、デニフルってサポートカーに轢かれそうになったあのデニフルだよね?と写真を検索したらありました 笑)



ほとんど轢かれてるやないか! と目を覆うなかれ。上半身が向こう側へ丸まっていたんでしょうね。セーフでした。しかしミリ単位のきわどさです。

DeniflcrashATOC5_511-028.jpg

しかし、一昨日のTTで圧倒的な強さを見せたフルームだったので、これで完全に決まったなと思ったんだけど、なんか知らないうちにズルズル遅れて行きました。

昨日のJスポの放送で栗村さんが言っていたように、フルームが激坂が苦手だとしたら、最後のアングリルは楽しみです。とは言っても1分16秒の差は大きいですかね。崩れたらこんな差はあってないようなものかもしれないけど。。。でもやっぱりまだフルームが圧倒的に有利かなぁ。

しかし21世紀に入って、メカがほぼ完成の域に入ったというのか、26%の坂も登れるようになってしまったんですね。グルペットなんかも普通に登ったんでしょうかね?初めてアングリルが登場したのは1999年だったと思いますが、あの時はグルペットはみんな自転車を降りたり足をついたようなんですけどね。

ところで、TT、最後の総合狙いの選手たちが次々とタイムを更新していきましたが、しばらくの間、今回のブエルタ最年少のレンナルト・ケムナが10分ほどでしたがトップでした。最終的にもベスト10に入れましたね。しかし、ほとんど真っ平らのコース、今回TTスペシャリストがあまりいなかったとはいえ、フルームが優勝しちゃうんですねぇ。



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ツアー・オブ・ブリテン第2St.はヴィヴィアーニだけど

2017.09.05.14:58



なんか、ツールのサガンの失格もそうだけど、スプリントでの斜行に対してかなり厳しくなってますかね? ボアソン・ハーゲンの斜行により、確かにヴィヴィアーニが踏むの一瞬止めてます。だけど、前を走っているボアソン・ハーゲンにはヴィヴィアーニがどの位置にいるかは見えないし、あの回り込みはそれほど悪質だとは思えないんですけどね。確かに塞がれたヴィヴィアーニはゴールで抗議してますけど、これ問題ないと思うけどなぁ。(上のYouTube画像では15分過ぎぐらいからラスト1キロになります。)

つまり、スプリントって後ろからまくる方が絶対有利なんですよね。だからこそ、あえて風を受ける覚悟で、勇敢にも前に出た選手の方に進路を決める優先権があると思うんですけどね。無論限度問題で、当たり前だけど、コカしたり突き飛ばしたりしたらダメだけど。後ろからまくろうとして進路を塞がれたら、やっぱりそこにいたのが悪いという面があるんじゃないのかなぁ。そして進路を塞ぐやり方に老練さを見るべきなんじゃないのかなぁ。

まあ、判断は難しいところだけど。でも、この調子なら、今後はちょっと寄せられたら、ゴール地点で抗議のポーズをする、っていうのが流行るんじゃないでしょうか。



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ブリュッセルズ・クラシックはデマール

2017.09.03.11:11



デーゲンコルプの復帰戦となったブリュッセルズ・サイクリング・クラシックはデマールが優勝でした。YouTubeで見ると、FDJは綺麗に列車を作って、デマールはかなり早めにスプリントに入った感じでしたが、そのまま先頭をキープしてゴールインでした。

昨日名を挙げたドイツのスプリンターたちはグライペルを除くとみんな轟沈。キッテルは登りで遅れて諦めました。チーム移籍が決まって、世界戦も出ないし、気分はすでにシーズンオフなんでしょうか。

3位になったグライペルは完全に集団の中に埋もれてしまって、前に出られませんでした。「【カタパルト役の】ヤスペル・デ・バウストとともに囲まれてしまって、ラスト1キロの時のポジションは30番手ぐらいだった。しかもスプリントが早めに始まったので、風をまともに受けながら上がっていかなければならなかった。このポジションからでは勝てないよ。表彰台に登れたのだけで十分素晴らしい結果だ。」

デーゲンコルプは先頭集団でゴールはしましたが、その集団の後ろから2番目でした。トレックではヤスペル・スタウフェンが5位になっているから、デーゲは今回はスタウフェンのアシストだったようです。最後デマールがスプリントに入る直前、トレックが二人で対抗するように出てきましたが、あの先頭を引いていたのが、結果を見る限り、どうやらデーゲだったようです。トレックとしてはラスト1キロまでマティアス・ブレンドレが逃げ続けていたので、後ろではうまく立ち回れたはずなんですけどね。

というわけで、昨日のレースは、ブエルタのマイカの勝利で、拙ブログとしてはヨカッタヨカッタと言っておきましょう。



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デーゲンコルプ、今日復帰

2017.09.02.11:22

ブエルタの方はフルームがこけて、え?と思ったら、翌日はゴールスプリントに参加してダメージゼロを派手にアピールしてましたね。

しかし、デーゲンコルプが離脱した現在、スプリントでトレンティンに対抗できる選手が一人もいないですねぇ。で、気管支炎でブエルタをリタイアしたデーゲンコルプはすっかり回復して、今日のブリュッセル・クラシックでレース復帰です。その後もフランスのワンデーGPフルミエに出場予定とありますが、世界戦の準備としては、ブエルタよりも量的に低いだろうから、どうなんでしょうね?

昔、87年のトリプルクラウンになったロッシュはツールの後ほとんどトレーニングをせず、世界戦ではケリーのアシストをするつもりだったら、休んだせいで体力回復して優勝しちゃったということがありましたが。

ところで、今日のブリュッセル、キッテルもグライペルも出てきます。他にもドイツの若手スプリンターのフィル・バウハウスやマックス・ヴァルシャイトも参加。ドイツのトップスプリンター勢ぞろいですね。うーん、デーゲ以外にももう一人ぐらいブエルタに回ればよかったのに。

ドイツのスプリンター以外でも、ボーラのサム・ベネットや、フランスからはデマール、コカール、ブーアンニが出てきますね。ある意味ブエルタより質量ともにレベルが高いスプリンターたちが勢ぞろいです 笑)


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憲法9条があると日本を守れない?

2017.08.31.23:59

ちょっと時間的にタイトなので、かなり荒っぽい覚え書き程度にまとめておきます。

今日、某FBグループで憲法9条があると日本を守れないと書き込んだ人がいた。その理由は、9条では交戦権を認めていないから、攻撃されても守れないというものだった。かなり低レベルの話である。いうまでもなく、憲法13条の幸福追求権と自然権を援用すれば個別的自衛権は保障される。

憲法って条文をそれぞれ一つづつ切り離して読んでもダメなんだよ。木村草太が言うように、憲法13条には生命自由幸福追求権というのがある。万が一日本が攻められても防衛すること=個別的自衛権は、この13条をもとに考えれば憲法9条の例外と認められる。あるいは憲法以前に自然権というものがある。例えばヴィキペディアにはこう書かれている。「人類の普遍的価値である『人間の自由』と『平等』を中心とする基本的人権、並びに、基本的人権を基調とした現代政治理論において、最も基本的な概念・原理であるとされている」。

つまり人間の最も基本的な権利ということになる。誰かから殴られたら、それを防御する権利があるわけだ。日本国憲法はどこかの国が攻めてくることなど想定してないのだろうから(「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しよう」とするものだから)、殴られそうになったらそれを防御する権利があるなんていうことはわざわざ書いてないけど、そんなことは常識でわかることだろう。

逆になぜ憲法9条があると日本を守れないのか、と問いかけると、そんなことは自分で調べろ、と返事が返ってきた。これって、拙ブログでも過去にコメントしてきたネトウヨ連中の常套句だったな、と、思わず苦笑してしまった。

教えて欲しくて質問しているんじゃないんだよね。追い詰めるために問いかけているんだよ。だから、13条と自然権のことを書いた上で、さて、では9条があるとなぜ日本が守れないのですか? と改めて質問したら、もうその後は返事がない。

質問を逆にしたらどうだろう? 憲法9条がなくなれば日本を守れる、と言われた時、どのようなものを想像するだろう? 単純に言えば、交戦権を認めるということと、軍隊を持つ、ということだろう。これで防衛は完璧? いや、軍隊を持ったところで、その軍隊が弱っちい軍隊だったら役に立たない。まず兵隊の数を確保し、優秀な(=高価な)武器を揃えなければ意味がない。仮想敵国よりも強い軍隊でなければ意味がない。そうして軍備に金を使って行ったら、社会保障や福祉はどんどんやせ細っていくだろう。当然核武装しなければ意味はない。そんなことをして国民が黙っているはずないから、それを黙らせるためには独裁制を敷くしかない。

僕は憲法9条は一つの理想を述べたものだと思う。現実には自衛隊が存在しているし、さすがに僕だって、今すぐ憲法9条に従って自衛隊を解体しろなんて言うつもりはない。だけど、現実に合致していないからダメだなんて言ったら、憲法なんて成り立たない。上に引用した前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」なんていう文言もそうだし、25条の「国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」も、そして9条の「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」というのも、一つの理想だ。いつの日か、それはおそらく僕らが生きているうちには不可能かもしれないが、いつの日か、人類の英知がこの理想を実現してくれることを願っている限り、この理想を手放してはならないのだと、そう思う。

現在の国際社会がそんな理想の実現を不可能にしている。現実を見ていない、と言ってくるだろうというのも想定内。(国際社会の理解についても言いたいことはいろいろある。中国が攻めてくるはずないし、北朝鮮が日本に先制攻撃してくるはずはない。よく言われていることに、中国が尖閣と沖縄を領土にしようとしている、というのがあるけど、尖閣はここでもなんども行ってきたように、先に火をつけたのは日本の石原慎太郎だよ。沖縄を中国が狙っているなんていうのは妄想の最たるものだ。中国は沖縄が中国領だなどと一言も言っていない。)

9条に限らず、現在の国際社会の中で、日本が求めるべき理想というのはいくつもある。例えばアメリカからの完全な自主独立というのもそうだ。これは左右を問わず、よく聞く言葉だ。本当の意味でアメリカから独立する、つまり、アメリカに頼らずに独立するためには軍隊が必要だから憲法を改定すべしとは、漫画家の小林なんとかも言っている。9条があるからアメリカに頼らざるをえないのだ、と。これなども短絡的すぎると思う。軍隊を組織するための武器はアメリカから購入するのだろうか? 笑) 核兵器はどうするのだろう?

そもそも核兵器に関して言えば、これは日本が所有することなど他の国が許すはずはない。隠れて開発すれば、日本の科学力を持ってすれば数ヶ月で作れるという人もいるけど、本気か? そんなことをしたら世界中から、日本も北朝鮮と同レベルの国とみなされ、国益を損ねるのは明らかである。

アメリカからの完全な自主独立も理想なのだ。しかし、それが一朝一夕に実現するはずはない。しかし、少しずつでも理想に向かって歩をすすめることは可能だろう(その際問題になるのは、日米安保の利権で大儲けしている者や武器開発で儲けようとしている連中だろう)。

しかし、理想は実現不可能に思われるから放棄しろというのだろうか? 確かに、この理想は今すぐ実現する可能性はない。だが、理想を放棄した時、僕らに残っているものはなんだろう?



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バルギル一発退場

2017.08.29.12:49

このニュース、なんとなくバルギルが体調不良でリタイアしたのかと思ってスルーしてたんですが、全く違っていたようです。Jスポーツの放送では話題になっていたんでしょうか?

サンウェブがワレン・バルギルをブエルタの第8ステージスタート前に帰宅させました。彼の走り方がチームの目的と合致しないので、チームとしてこの決断を下さざるをえなかったとのこと。詳細はわからないけど、エースのヴィルコ・ケルデルマンが第7ステージでパンクした時にアシストを拒んだのではないか、がもっぱらの噂。バルギルは彼を待たず、有力集団と一緒にゴールしてました。何れにしても、チームの規律を乱したということです。

cyclingmagazine.de ではフレーリンガーのツィート日記が掲載されているんですが、そこでも質問されてますが、当たり障りのないことしか言ってませんね。

Cyclingmagazine : 君のチームでは今日はちょっとした騒ぎがあったね。チーム指導部がワレン・バルギルをレースから退場させてしまった。これについて、君は何か聞いている?

フレーリンガー: いや、選手としては何も聞いてない。2010年のオグレディとシュレックのこと【ブエルタでサクソバンクの二人が夜中に飲酒していたとして、チーム規約違反で棄権させられた】を思い出すね。あれはまた別の理由だったけど。しかしもっといいことだってあるさ。

まあバルギルとしては来年はフランスのプロコンチームにエース待遇で移籍するわけですが、ちょっとチーム方針に対するリスペクトが足りなかったかなぁ。一方のケルデルマンも第9ステージでは4位ゴールだったし、総合11といってもまだ2分半の差だからまだまだ上位の可能性がありますね。



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北朝鮮のミサイル報道と原発報道と

2017.08.29.10:41

朝起きると、TVではどのチャンネルでも北朝鮮のミサイル発射で大騒ぎしている。電車もいちじ止まったらしい。東北や北海道では、緊急地震速報ならぬ Jアラートとやらが発令されたそうだ。目覚ましになった人も多かったらしい。

横目で見ていて、ふと思った。震災後の原発情報の時には権威ある大学者様がお出ましになって、背後の画像で爆発しているのに、大丈夫大丈夫と言い続けた。「ただちに影響が出ることはない」とか、ひどいのになると、「笑っていれば放射能も逃げていく」なんて言った学者もいた。今現在だって、どうしようもない事態になっているというのに、ほとんど報道されることはない。

今回、日本から1000キロも向こうに飛んで行ったというのに、みんなが深刻な顔してゆゆしき事態だと言ってる。北朝鮮のミサイルが日本に向けて発射されたわけではないし、間違って日本に落ちてくる確率だってほとんどないだろうに。このギャップはなんなんだろう?

何れにしてもJアラートとやらが発令されて、政府が主導したように頭を抱えてコンクリートの建物の中へ逃げ込み、窓から離れることを、本気でした人が、本当にいたのかどうなのか。

しかし、ニュースで、この時とばかりに深刻そうな顔をして「国民の皆様の安全」を強調している安倍のドヤ顔を見ていると、朝から嫌なものを見ちまったという気分になる。

確かにゆゆしき事態なのだろう。ただし、それは今回のミサイル発射以前から変わらずそうだった。北朝鮮は明らかに日本なんか眼中にない。北朝鮮はアメリカとの関係改善を願っているだけだ。具体的には、核兵器の所持を認めさせて、自分たちの政権を安泰なものにしたいのだろう。

こんな状態で、日本としては戦争だけは絶対に困るわけだから、やれることはアメリカに無茶なことはしないでくれと言うことしかない。日中の関係がもっと良好なら別の方向から、というのもあるんだろうけど。

無論、僕なんかに複雑な国際情勢の細かい機微まで分かるはずもない。あくまでも素人の戯言にすぎないが、しかし、一つだけはっきりしているのは、安倍政権は明らかにこういう北朝鮮のミサイルを奇貨として、自らの政権の基盤を固めるための材料にし、ひいては憲法改定のため道具にしているということだ。

北朝鮮という独裁国家はいうまでもなく酷い国で、「どうにかして」あの体制を変えさせなければならないのは間違いない。しかし、その「どうにかして」が戦争をして滅ぼしてしまえという意味ではないのは当たり前のことだ。



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ブエルタ第9ステージ雑感

2017.08.28.10:55

いやぁ、登りゴール前600メートルでアタックして後ろを千切っちゃいましたからね。強すぎ、フルーム。

フルームは嫌いじゃないんですが、いや、グランツールで総合争いのできる選手では好きな選手なんですけど、ダブルツールかぁ。。。ちょっと微妙な気分です。21世紀に入ってからはないよね?と思って調べたら、コンタドールがジロとブエルタのダブルをやってました。

しかし、ニバリがもう少し暴れるんじゃないかと思ったんだけど、じわじわと引き離されていってますねぇ。まだまだ山だらけだし、最後にはアングリルが控えているので、何があるかわからない、とはいえるんだけど、スカイのアシストも充実しているし、なかなか他の選手にとっては辛いところがありますねぇ。



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震災の被害者と虐殺された人の違いがわからない人たち

2017.08.27.17:00

トランプがどっちもどっちという低劣な相対主義にしてしまったおかげで白人優位主義者たちが一層勢いづいている。外から見れば、白人優位主義なんてものが真っ当なものではないのは誰でもわかるだろう。

都知事の小池が、これまでの慣例を破り、関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付をやめたおかげで、ネトウヨや歴史改竄主義者たちが一層勢いづいている。

関東大震災での死者は国籍を問わず多かったから、すべての死者への法要を行うために、特別な形での追悼文は提出しないそうである。

とんでもない間違いである。

僕だってすぐにわかる。震災で亡くなった人と、流言飛語により虐殺された人とはまるで違う。震災で亡くなった人を慰霊するのはわかる。しかし流言飛語(しかもその情報源が官憲だった可能性も高い)で殺された人に対しては謝罪も込めて慰霊しなくてはダメだろう。

虐殺などなかったと主張する人もいるようだけど、これはもう信じられない話で、最近も1100の証言集が出ているし、少し前にNHKのETVでも扱われていたが、これだけ証言者がたくさんいるのになかったというのは、証言している人たちは嘘つきであると言っているわけである。



なんだろうなぁ、ゆがんでいるよね。美しい国ニッポンと言いながら障害者を虐殺した奴もいたけど、関東大震災で朝鮮人虐殺はなかったと言い張りながら、良い朝鮮人も悪い朝鮮人も殺せとシュプレヒコールする連中もいる。

ネトウヨにせよ歴史改竄主義者たちにせよ、犠牲者の数を問題にする。だけどこういうケースで正確に数字などわかるはずがない。310東京大空襲での犠牲者は10万人以上とある。広島の場合、広島市の公式HPでは「原爆によって死亡した人の数については、現在も正確にはつかめていません。しかし、放射線による急性障害が一応おさまった、昭和20年(1945年)12月末までに、約14万人が死亡したと推計されています」とある。数字はあくまでも数字に過ぎない。

以前にも拙ブログで書いたことだけど、堀田善衛の「時間」に、こう書かれている。

「死んだのは(。。。)何万人ではない、一人一人が死んだのだ。一人一人の死が、何万にのぼったのだ。何万と一人一人。この二つの数え方のあいだには、戦争と平和ほどの差異が、新聞記事と文学ほどの差がある」(新潮文庫「時間」p.57)

あるいはエルマンノ・オルミ監督の映画「緑はよみがえる」の中で隊長が叫ぶ声。

「死んだものの名前をリストアップせよ。死んだものの数ではないぞ、一人一人の名前を書き出せ」

こういう想像力を持たず、単に死者を数字にして、多い、少ないと言い合いながら、人が殺されたことを些細なことに、場合によってはなかったことにしたがる。これって海外から見ればまっとうなものじゃないのは誰にでもわかるだろう。

……追記 2017,8/29, 12:52……
歴史修正主義という言葉、想田和弘さんの言葉に従って、歴史改竄主義(れきしかいざんしゅぎ)という言葉に差し替えます。



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ブエルタ第7ステージはモホリッチ

2017.08.26.12:07

マティ・モホリッチ、17歳でジュニア(U19)の世界チャンピオンになったと思ったら、翌年18歳でU23の世界チャンピオンになって、すごい選手が出てきたんじゃないか!と思ったら、さすがにプロ入り後はあまり名前を聞かなくなっていました。まあ、U23時代、世界チャンピオン以外の成績を見ると、あまりパッとしないので、世界チャンピオンはたまたまかな、と思っていたんですが、プロ入り2勝目がブエルタのステージ優勝。

一方でボーラのパヴェウ・ポリャンスキは二日続けて逃げて二日続けて二位。第6ステージでは3人のスプリントで同じポーランドのトマシュ・マルチンスキにスプリント負け、第7ステージではモホリッチに逃げられた後の3人のスプリントでトップだったけど、やっぱり二位。

第6ステージの後のインタビューでは「素晴らしい結果だよ」と喜んでいたのですが、さすがに二日連続となるとがっかりしてますね。

「逃げではみんなうまく協調していた。だから最後の登りで決まるというのはわかっていた。モホリッチが行った時、僕もうまく登れていたけど、ロハスが前に行こうとしなかったので、躊躇してしまった。下りでは他の二人は【牽制して】100%の力を出してなかった。しかしモホリッチが強かったということだね。」

ちなみにモホリッチはスロベニア出身で、サガンで有名になったスロバキアと名前も国旗もよく似てます。スロベニアはイタリアの東側ですね。旗の違いはこんな感じ。スロベニア スロバキア 正確にはヴィキでご確認くださいませ 笑)


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デーゲンコルプ、リタイア

2017.08.24.10:43

山梨の方では市長が職員採用で不正関与の疑いで逮捕され、芋づる式に校長やら住職やら、本来人格者であるべき人たちが捕まっている。でも、これってちょっと考えてみれば、当たり前だよね。今の世の中の風潮をよく表す事件だって言えるよ。今のこの国の空気が、自分の周りの人間だけでうまいシルを吸いたいっていう空気だもの。

そもそもが、国のトップが同じようなことをやってて、それでもお咎めなしなんだから、それじゃあ、俺たちだって、って思う小権力者たちが出てくるのって、当たり前のことだ。タイは頭から腐るんだよね。

というわけで、ブエルタの話題。デーゲンコルプは気管支炎でリタイアです。

デーゲンコルプの話。「僕はまだグランツールの途中リタイアはしたことがなかったから、ブエルタをリタイアしなければならないのは、本当にがっかりだ。僕は調子も良く、ここには二つの目標を持って乗り込んできたんだ。ステージで勝つこととアルベルト【コンタドール】をアシストすることだ。彼の最後のレースで素晴らしい結果を出せることを願っていたのに。

僕は二日前から体調が悪かった。そして、今、もうやめなければならなくなった。なんとか頑張って耐えて、体調が戻ることを願っていたんだよ。だって足の方は調子がいいんだもの。だけど普通に呼吸できないんだ、もうこれ以上は不可能だよ。

フラストレーションは溜まってるよ。今シーズンはドバイで1勝した後、クラシックでは何度かトップ10に入ったけど、その後は思うように走れていない。だけど健康が一番だし、シーズンはまだ終わったわけじゃないから、リスクは冒せない。今は家に戻って、この後のシーズンのことに集中するよ。」

デーゲは9/24の世界選でドイツチームのエースとなることが決まっています。まあ現時点での気管支炎だから出場は問題ないでしょうけど、その準備として乗り込んできたブエルタをこんなに早々とやめてしまうのはちょっと痛いですね。レースカレンダー的にも、世界戦準備として追い込めるようなレースがあまり残ってませんからねぇ。



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デーゲもマイカも。。。

2017.08.23.12:09

やれやれ、拙ブログで期待したデーゲンコルプ、どうしたんだろうと思ったら、案の定、昨日のJスポーツでも言ってましたが、体調不良だそうです。昨日の第4ステージでもグルペット。かなり辛そうですが、この先の世界戦のことなどを考えると、ここでやめてしまって、体調が戻ってからトレーニングするより、このまま走りながら体調回復を待ち、走る距離や強度を稼いだほうがいいということなんでしょうね。

一方、最年少のレンナルト・ケムナがどのぐらいやれるかと思ったけど、やっぱりまだまだでした。しかしこれはある程度織り込み済み。何よりがっかりしているのが、ボーラのエースのラファウ・マイカ。昨日も遅れて、この時点で総合はすでに6分半の遅れです。ボーラのHPでは胃のトラブルを抱えているとのこと。レース中も補給食はほとんど食べられなかったそうで、最後の5キロのところで集団から千切れてしまいました。

マイカの話。「昨日の時点でかなりひどい胃のトラブルを抱えていたんだ。今日もレース中は全く何も口にできなかった。足に力が入らず、ずっと辛かった。早く良くなることを祈っているけど、まずは明日のステージを何とか乗り切らなくちゃ。ハードになるだろうな。でもそれでどのぐらい回復できるかを見てみなくちゃね。総合上位はもうダメだよ。でもブエルタはまだ終わったわけじゃないしね。」

ブーフマンも総合では5分近く遅れているし、昨日のスプリントでは列車を作ってシュヴァルツマンで勝負しようとしてましたが、結局残り1キロぐらいではもうアシストがいなくなって、埋まってしまってトップ10すら入れませんでした。だいたいボーラは早めに列車を作って、これからっていうときにはもうアシストもカタパルトもいなくなって、スプリンターが孤立するというパターンが多いような気がします。



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映画「ザ・ウェイブ」(ほぼネタバレ)

2017.08.22.18:22



非常にわかりやすい映画だし、現代社会のいろんなケースを連想することは容易だろう。原作者はアメリカ人で、自分自身の経験をもとにしたものらしいが、それを現在のドイツに置き換えてある。

高校の体験授業で独裁制について教えることになった教師が、まず、授業中だけ、自分のことを苗字に「さん」づけで呼ぶこと、というルールを決めると、最初のうちは面白がっていたり反抗的だった生徒たちが、徐々にクラスの一体感を感じ始めて、どんどん暴走する。

確かにクラスがまとまって、それまでクラスの中では異端とみなされていたトルコ系の生徒も差別感を感じないようになれる。それまでいじめられていた生徒がそうした一体感の中でどんどん気が大きくなり、エスカレートしていく。

みんなで白いシャツとジーンズという「制服」や、挨拶のポーズを決めて、HPを立ち上げ、シンボルマークまで作って、街中のあちこちにいたずら書きを始める。

ちょっとしたカリスマ性があれば大衆操作なんてチョロいチョロい。しかも教師が言わなくても、生徒たちがどんどん忖度して、ユニフォームを着てなければ仲間はずれにしたりする。

仲間で団結するということは、仲間でないものに対しては排除したり敵意を見せたりしがちなのである。

しかもこの映画では、主人公の教師は最初から人望があったり、カリスマ性があったわけではない。最初の授業で自分のことを「さん」付けの苗字(それまではファーストネームで呼んでいた)で呼び、発言するときは立ち上がってすること、と決めたことから、自然と教師に権威ができてくる。

昔、日韓W杯で最優秀選手になったドイツのGKオリバー・カーンが、TV番組?で日本人の小学生たちを相手にアドバイスした時、日本人小学生たちの行儀の良さに呆れたとコメントしていた。ドイツの小学生たちはもっと行儀が悪いし、おしゃべりはうるさいし、話を聞いてないやつもたくさんいるのに、日本の小学生はすごい!と、半分呆れながら感心していた。ある意味、ドイツから見たら日本の学校なんてのはかなりの管理教育に見えるんだろうね。

それはともかく、こうしてクラスに一体感が出てくるとともに生徒たちの学習意欲も高まるし、不良たちと付き合っていた生徒も真面目になる。管理する側が独裁的な手法をとると、人は容易にそれに快感を覚え、生きがいを感じるとともに、管理する側もとても楽ちんになるわけだ。権力者が独裁制に憧れる理由もよく分かる。安倍さまを支持するネトウヨ、なんていうのが簡単に連想できるシチュエーションではある。

俳優は教師役が「エーミールと探偵たち」で悪役をやったユルゲン・フォーゲル。「エーミール」では歯並びの悪い、いかにも悪党そうな、一種吸血鬼じみた雰囲気を出していた。

あまり他の映画で見ないな、と思っていたんだけど、少し前に見た「ローゼン・シュトラッセ」に出ていた。

主人公の生徒もどこかで見たなと思ったら、「ナポラ」の主役。そういえば監督も「ナポラ」の監督だった。




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フレーリンガーのインタビュー

2017.08.20.12:01

始まりましたね。ブエルタ。フルームもアルもバルデもニバリもコンタもザカリンも出てくるので、総合争いが楽しみですが、拙ブログとしてはデーゲンコルプが以前のようにスプリントで何勝もできるか、が気になります。それと出場選手中最年少のサンウェブのレンナルト・ケムナ。アシストでしょうけど、将来のステージレーサーとして、ドイツでは期待されている選手です。あと、ボーラはマイカがエースで、ツールに続きブーフマンと、さらにコンラートも出場です。

さて、拙ブログではこのところすっかりごぶさたでした、サンウェブの小柄なアシストのフレーリンガー。rsnにブエルタを前にしたインタビューが載っていたのでご紹介。もう32歳になったんですね。何しろ地味なアシスト兼司令塔役をずっと続けてきたので、記事になることはほとんどないんですが。。。

……
調子はどうです?そしてブエルタでは個人的な野望は?

フ: ポーランド一周ではちょっとした筋肉の損傷があったけど、今はもうなんでもないし、準備はうまくできたよ。うちのチームはとても面白い若いチームだ。僕の使命はこのチームを3週間うまくリードしていくことだよ。チームのうち五人は初のグランツールだからね。スペインでは僕は結構走っているし、その経験をできるだけうまく生かしたいね。

おっしゃる通り、チームは総合上位にいけそうな若い選手が多いですね。どうやって彼らを最もうまく支えていくつもりでしょう?そして、その選手が一番総合で上位に行きそうでしょう?

フ: 総合のエースはもちろんヴィルコ・ケルデルマンだよ。ブエルタは彼にとってシーズンの目標だったし、ポーランドでも調子を上げているのを証明した。チームはヴィルコを完全アシストしていく。チーム内でもこれを徹底させていくのが、僕にとっても大切だ。もちろんポジション争いやボトル運びでの従来のアシストの働きもやっていくよ。僕らのラインナップでブエルタ初出場の五人もみんな非常に優秀な選手だし、初のグランツールに準備万端整えているよ。でも少し緊張気味でもあるから、少しでもチームを落ち着かせることもしたいね。

あなたにとってもブエルタが今シーズン初のグランツールです。ドイツ出発のツールでは暫定メンバーには入っていたけど、最終的には選ばれませんでした。失望しましたか?

フ: もちろんドイツで始まるツールに出られたらよかった。残念だけど補欠メンバーにしかなれなかった。無論急遽出場するかもしれないと備えていたけど、誰かが怪我して代わりになるのを望んではいなかった。

ブエルタはすでに出場9回目です。あなたの目から見て、このグランツールの特徴は?

フ: たくさんの登りですごい雰囲気だけど、きっと一番リラックスできるグランツールだね。極端な急勾配ゴールも特徴的だけど、北の海岸沿いのステージを除けば大体とても暑くて、典型的なスペインのリズムだ。優勝は大体とても遅くとるけど、朝は大抵ぐっすり寝ていられる。トランキーロ【のんびり落ち着いて】。

あなたの契約は2017年末までです。このブエルタは貴方にとって新たな契約のための応募書類を書くようなものに当たるのでしょうか? それとも貴方の将来はすでに決まっているのでしょうか?

フ: 自転車に乗るという意味での将来は、ありがたいことに数週間前に決まったよ。契約問題や来シーズンのことを考える必要はないんだ。つまりブエルタでは落ち着いて毎日の自分のすべきことに集中できる。もう少ししたら発表されるはずだよ。

現在のドイツ自転車界の状況をどう思いますか?

フ: 目下のところ、ドイツ自転車競技という点ではものすごく強い世代だね。10年後にもこんな状態であるかと聞かれたら、どうかな、疑問だね。でも若い世代にもU23にもタレントはいる。うちのデベロップメントチームもとてもいいトレーニングをしているし、ワールド・ツアーのレベルへ行けることを前提にやっている。うちもボーラも、そしてカチューシャ・アルペツィンも、次世代の選手のことを考えている。

あなたは世界戦の暫定メンバーに入ってます。ベルゲンの世界戦に出場できるチャンスはどうでしょう?

フ: うん、今言ったように、ドイツのプロ選手はみんな高いレベルにある。ツールでは16人も出たんだ。だけど9月末にみんなが絶好調とはいかないよね。ブエルタでうまく走れれば、普通なら世界戦のために丁度いいレベルに達していることになるね。これは僕だけじゃなくて、ブエルタに出るドイツ人みんなに言える事だ。ベルゲンではデーゲンコルプがエースになるだろう。僕らは一緒にたくさんのレースを走ってきたし、気心も知れている。何れにしてもドイツチームは世界戦にいいメンバーを送れるだろうね。僕がそこに入れたら、名誉な事だよ。
……



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キッテルのブログ、新しい始まり

2017.08.19.10:57

ランダがやっぱり、というのはまあ良いにして、キッテルがカチューシャへ移籍というニュースはちょっとびっくりしました。せっかく青いキッテルに慣れてきたところだったのに、今度は赤いキッテルになるわけで、来シーズンの始まりはなかなか慣れないでしょうね。

……
今のチームクイックステップフロールスで二年過ごした後、俺はこのチームを去って2018年からカチューシャ・アルペツィンで走る事にしたぜ。

クイックステップで一緒に祝った勝利の全てを、俺はむちゃくちゃ誇らしく思っているぜ。今までのところでは、27勝を挙げているぜ。そこにはツールでのステージ6勝、ジロでの2勝、それに世界戦のチームTTが含まれているんだ。この2年間、素晴らしいサポートを受けたし、このチームで2015年のホラーな年から、再び昔の強さを取り戻すことができたんだぜ。このことに関して、俺は監督のパトリック・ルフェーブルとチームメイトのみんなに感謝したい。このチームの一員だったことは本当に誇りに思うぜ。だけど、俺はチームを変える決断をした。

その理由は、主に2015年の俺の体験によるものだ。この時のとんでもなくがっかりな年の後、俺は自分のために、多くの物事を変える決断をしたんだ。俺は今冬場はスペインのジローナでトレーニングしてて、連れ合いのテスと、俺の個人的な幸福をボーデン湖半に見つけたんだ。いろんな期限に縛られず、俺のやってるスポーツと俺の目的のためにもっと妥協せずにやっていきたいと決心したんだ。だからこそ、当時俺はチームを変えた。そして、今もまた同じ理由でそうすることにした。俺は今後のツールスタートについて、そしてまた俺のスプリンターとしての役割について、議論になるんじゃ嫌なんだ。チームの上層部はそれを確約はしてくれないし、それは俺だって理解している。ジロでフェルナンド・ガビリアがステージ4勝を挙げたんだから、もちろん奴だってツールで走ってみたいだろう。それを俺は尊重するし、一緒に素晴らしい時を過ごせたことを思い出せば嬉しいし、嫌な気分でチームを離れるわけじゃないのもいいことだぜ。

こうして次の2年間を迎えるんだ。俺としちゃあ、新チームが楽しみだぜ、何よりも、トニー【マルティン】や他にも何人かドイツ人選手と一緒にやれるのが嬉しいぜ。クイックステップへ移籍する時もそうだったように、トニーには先に行ってもらって、「赤い」マイヨで走るのがどんな気分かチェックしておいてもらったぜ 笑) カチューシャ・アルペツィンは大きく変わった。俺にとっても他の仲間にとってもすげえ環境を整えてくれているんだ。新たな挑戦が楽しみだぜ、特にスプリントのためにほとんどドイツ人ばかりだってのがすげえ! ツール・ド・フランスをしっかり見てたなら、ニルス・ポリット、リック・ツァーベル、マルコ・ハラーがスプリントになると素晴らしいリードアウトを見せていたのを見たはずだぜ。すげえチャンスだし、俺もやる気が出るぜ。

しかしまずは2017年をうまく終えたいぜ。もう暫くは、2年間一緒にやった今のチームメイトと頑張って、秋にはあと一つ二つ勝利をあげられれば理想的だぜ。
……

キッテルとマルティンは特に仲が良いようなので、クイックステップにキッテルが移籍してきた時は二人とも喜んでいたんですが、またまた一緒になったわけで、ただ、仲が良いからうまく機能するかどうかはわからないですね。

で、結局キッテルが移籍する理由は、なんだかんだ言っても、やっぱり若いガビリアがスプリンターとして伸びてきてて、チームとしても二人の使い分けに困るというのを察したキッテルがチームを出たということですかね。



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澤野雅樹「絶滅の地球誌」覚え書き

2017.08.18.22:38



生命が誕生して以来、周期的に生じる生物の大量絶滅の話、つまり古生物学の話かと思って読み始めたけど、強烈な現代社会批判の書だった。特に原子力というものが「賢者でも哲人でもない普通の人間の手元に残され」(p.13)たことで、人類はのっぴきならぬ事態に追い込まれている。

内容が、数式なんかも出てきて、文系人間には難しいところもあったけど、文章として、あちこちにちりばめられた比喩が秀逸。また、紹介される個別のエピソードもとても面白いし、ここで展開される現代社会批判も納得いくものばかりである。

著者は最終的に「見えてくる眺望は最悪のシナリオになる。しかし、そのシナリオを最も深刻な形で素描することによって、その傍らに一つの希望が見えるようにしておきたい」(p.14)という。その最悪のシナリオはこんな感じ。

「いつか地球は窒素と毒ガスの大気に包まれた岩の塊になるだろう。人間が何をしようが(あるいは何もすまいが)その未来は必ず訪れる。ただ、遅いか早いかの違いだけだ。それゆえ、我々人間にできることがあるとすれば、終末の景色を急いで手繰り寄せるか、あるいは可能な限り遠ざけようとするかのいずれかである。あるいはその選択すら避けて、何の根拠もなく同じ日常が永遠に続くと信じることも可能だろう。その選択が最悪の手にならなければ良いが。」(p.84)

僕らの想像を絶する未来の話だと思っていたSF的な終末の姿は、実はこの先数百年、ひょっとしたらもっと近い将来の話なのかもしれない。ネイティブアメリカンのナバホ族の言葉に7代先のことを考えて行動しろ、というのがあるが、今こそ、僕らは7代先のことを考えなければならないのだと思う。

そして、「人間は進化の目的でも終着点でもない。人間に何か特別な使命があるわけでもない。人は内輪の目的を追求しているだけであって、宇宙や自然の観点からは人のどんな活動にも価値はないし、どんな人生にもそれ以外の意味はない。」(p.177)

僕もこれには強く同意する。僕らがやっていることに何かの価値があるわけではない。これは常に意識していなければならないと思う。相模原の障害者虐殺事件で、犯人は重度障害者には価値がないというようなことを言ったそうだ。そして、それに同意する人もたくさんいるらしい。バカなことを言ってはいけない。宇宙や自然という大きなものを考えた時、どんな人間にも価値などない。

だけど、ここから簡単に、「だから何をしても無意味だ」というニヒリズムに逃げるのは安易すぎる。逆である。だからこそ、人間の命はどれも大切なものなのだと思う。何十億年にもわたって進化してきた生命の歴史を考えた時、僕が今ここでこうしてキーボードを叩いていることに何の意味もない。いずれ、おそらくそう遠くない将来「地球は窒素と毒ガスの大気に包まれた岩の塊になる」のかもしれない。だけど、だからこそ、ここでこうしてキーボードを叩いているこの一瞬が大事なことであるとともに、この一瞬がとてもいとおしく思えてくる。



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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、クラシック音楽(特にバッハ)、友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎても困るが)。少し前から草食動物と化そうと努力しています。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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