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拙ブログのモットー

2037.06.17.12:21

社会は強い者がより強くなるように、富める者がより富むように、力をかざす者がより強い力をかざすことができるように、そのようなことのためにあるのではありません。弱い人間のためにこそ社会はあります。私たちは、そうでないときにはそうであるように社会を変えてゆかなければなりません。(八尋 光秀)


あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、 それでもあなたは、それをやらなければならない。 それはあなたが世界を変えるためではなく、 あなた自身が世界によって変えられないように するためです。(ガンジー)


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映画「ヒトラーへの285枚の葉書」(いろいろネタバレ)

2017.07.22.22:54

昨日は仕事の後に「ベルギー奇想の系譜展」を見て、さらに夕方この映画を見てから、日本最年長DJのいる餃子屋さんで痛飲。 

というわけでこの映画、以前その原作「ベルリンに一人死す」について書きました。原作は傑作だと思います。映画はこの原作を知っていると、登場人物がかなり「映画的」になっています 笑) つまり、小説より人間関係がわかりやすくなっているし、かなりマイルドです。



密かに反ヒトラーのビラを配る主人公クヴァンゲル夫妻は、自分たちはナチスの共犯者にならなかった、自らの主体性を放棄しなかったと言って、満足して刑死し、彼らの生き様に心を打たれたゲシュタポのエシュリッヒは押収した葉書をもう一度ばらまくわけで、非常に感動的になっています。

たとえば、これも少し前にブログに書いた「ヒトラー暗殺、13分の誤算」でも、ヒトラーを暗殺しようとして捕まるエルザーの態度に心打たれた検察官ネーベ(名優ブルクハルト・クラウスナーがやってました)は、のちのワルキューレ作戦という軍部のヒトラー暗殺計画に加わって刑死することになっていました。つまり、彼らがやったことは決して犬死ではなかった。一粒の種は地に落ちて死ななければ、一粒のままだが、落ちて死ねば多くの実を結ぶという聖書の言葉をなんとかつなげたいという「いじましさ」を感じてしまうんですね。拙ブログのモットーにしているガンジーの言葉を思い起こしてもいいでしょう。

「あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、それでもあなたは、それをやらなければならない。それはあなたが世界を変えるためではなく、あなた自身が世界によって変えられないようにするためです」

映画のような展開なら、これでいいんですが、原作はこんなに美しく死なせてくれません。原作では映画に出てこなかった、まるで無関係の親類まで巻き込まれていきます。これは辛い。同時にナチスの、まるで白土三平の「カムイ伝」に描かれる話のように、一族郎党がみんな同罪にされてしまうような残虐な社会では、反抗することイコール自分の死であるだけでなく、無関係のものも含めた死になってしまう。

また、夫妻が置いた葉書を読んだ人たちの反応があまり出てこないですが、原作ではナチのような監視密告社会では人々がどう反応するかがとてもうまく描かれています。

原作にはヒトラーユーゲントの青年が語る印象的な言葉があります。「従っていればいいんだ。考えることは総統がやってくれる」というもので、これに対して、主人公夫婦はまさに自ら考えて、従うことをやめたわけですが、それが無関係の人まで巻き込んで死なせてしまう。ナチスのように残虐悪辣な社会で、自らの精神の自由を守ることはどういうことか、なかなか簡単に解決つかない問題でしょう。

映画としては当時のベルリンの雰囲気や、アパートの様子、戦争だから大量に必要になる棺桶製造工場の雰囲気など、とてもリアリティがあり、さらに主役の二人がものすごい存在感です。特に夫のブレンダン・グリーソンという俳優。無口で実直、頑固で表情を表に表すことのない職人という役そのもので、妻のエマ・トンプソンも良いし、前半で出てくるヒトラーユーゲントの青年なんか、僕がイメージするそのまんま 笑) タレコミやの男やユダヤ人の老婦人なんかも素晴らしいです。

ただゲシュタポの警察官をやったダニエル・ブリュールは「グッバイ・レーニン」の好青年やドイツにサッカーを伝えたコッホ先生役のイメージが強すぎて、口ひげつけてもやっぱり童顔だし、僕としてはもっと強面(こわもて)の役者の方が良かったんじゃないかって思うんですけどね 笑)

最後に、まあ、どうでもいいのだけど、やっぱり一言。ドイツを舞台に、出てくる新聞や、キーになる葉書の文字も、そして遠くでスピーカーから流れる言葉もすべてドイツ語なのに、会話だけが完全に英語というのは、やっぱりかなり違和感です。まあ、字幕に集中しちゃえば、あまり気にならないんですけどね 笑)



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18ステージ雑感

2017.07.21.01:34

フルームで終わりましたかね。ただ、そんなに圧倒的という強さは見せませんでしたね。いつものあの高速ペダリングのフラフラしたアタックが不発でした。今日もカス・デセールの奇岩の直前でアタックして、うわぁ、ここで出ちゃったか、と思ったら、結構あっさり追いつかれてしまったし。ちょっと衰えたか?とすると、来年以降、バルデが楽しみかもしれません。

しかし、バルデといえば、AG2Rはなんであんなに早い段階でスピードアップしたんでしょう? アシストを使い切るのがちょっと早すぎだと思うんだけどねぇ。いや、アシストを残しても何ができたかはわかりませんが。

しかし、昨日も書いたように、最後にきて、ことごとく緊張感を奪う展開になっちゃいましたね。総合はせめてTTまでハラハラしたかったし、スプリント賞は最終日までドキドキしたかったんですけどね。

バルギルは最後強かったですね。アプトゥマで決まったかと思ったら1分以上の差を追いついちゃいましたからね。こちらもバルデについで、来年以降の総合争いに加われる可能性がありますね。



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ブーフマンのここまで

2017.07.20.23:04

ボーラの総合狙いエースのラファウ・マイカがリタイアし、山岳アシスト役だったエマヌエル・ブーフマンが、少なくとも山岳ステージでは自由に走れるようになったわけですが。。。

ここまでの山岳ステージでは、決定的なシーンでは、優勝候補たちの集団に混じることは一度もないんですが、それでも大きく遅れることはないですね。ただし、逃げにも一度も乗れず、ほとんどTV画面に映ることもない。去年だとドイツチャンピオンマイヨだったのでわかりやすかったんですが。。。

ここまで4つあった山岳ステージは24、23、20、22位。3回あった中級山岳ステージでは22、14、39位。総合順位もマイカがいなくなった第9ステージの18位から徐々に順位を上げて現在15位。昨日の22位はキンタナと一緒にゴール、つまり、不調のキンタナ程度の力はあるってことで 笑)

ボーラの監督は「エマヌエルには逃げに乗って欲しいんだけどね、ここまではうまくいかないね。それでもよくやってるよ。彼がエースになることは予定外だったんだけど、とてもうまくこなしている。十分満足できるよ」と言っていますが。。。

一方昨日のゴール後の本人の言葉はこんなです。「ガリビエまではフルームたちにもなんとかくらいつけましたが、アタックがかかった時、私は自分のリズムで走ることにしました。下りではリスクをかけず、下ってから回復できて20秒以上取り返したのですが。。。明日もう一度全力を尽くします。」

うーん、なんかなぁ。。。今日も逃げに乗れてないし、ボーラは15位を守るために集団を追いかけてますが、きっと20位台前半でゴールインじゃないかなぁ 笑)

ところで初日のTTは33位と悪くなかったんですね。明後日のTTではどのぐらいの順位になれるか、ちょっと期待してみましょう。



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キッテルのブログ、リタイア

2017.07.20.10:41

というわけで、マシューズの頑張りのおかげでシャンゼリゼが楽しみになっていたんですが、しかし、逆に考えれば、シャンゼリゼはスプリンターにも逃げ屋にもチャンスが広がったと言えるかもしれません。デーゲンコルプがここで勝てるといいんだけどねぇ。ちょっとくたびれてるからなぁ。ここまで音無しのグライペルはどうでしょう? あっと驚く逃げが成功なんてことは??

……
今はもう終わったぜ。今年は残念だけどパリには行けねえ。今日の落車でKOを食らっちまった。クロワ・ド・フェール峠の5キロ手前で、アシスト役の二人に合図して、もう走れねえ、峠で自転車から降りるぜと言ったんだ。そうしなきゃ、二人もタイムリミット内での完走が危なかったからな。残念だけど、緑のマイヨを獲得して、パリでスプリントで勝利するっていう夢はこれでオジャンだ。だけどお尻と肩の傷が、レースを続けられないほど痛いんだ。ここ数日は胃の調子も悪く、風邪気味で、シャンゼリゼへたどり着くことだけ考えていたところにこれだからな。だけど、5勝したのは残るぜ。

俺の素晴らしいチームに感謝だ。俺たちはツールでロックンロールしたんだぜ。今俺が実感しているのは、まさにこのことだぜ。勝利と沿道のすげえ雰囲気、もう言葉にできねえ瞬間だった。チームとして達成したことにも、俺自身が個人的に実現できたことにも、誇らしい気持ちでいっぱいだ。俺のチーム、残っているみんなに、あと少しの距離でいいことが起きることを祈っているぜ。

ファンのみんなにも大感謝だ。絶対忘れられないお祭りだった。じゃあな。
……



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ツール・ド・フランス、肩透かしの連続

2017.07.20.10:18

やれやれ、フルーム対バルデ&ウランに特化すれば30秒足らずの差で最後の山場に突入は楽しみではありますが。。。

しかし、今年のツールはなんだか、これからというところで肩透かしの連続でした。まずカヴが落車リタイアでペテル・サガンが責任を問われて失格。これでエリック・ツァーベルに並ぶサガンのスプリント賞6連覇が早くも潰え、同じくボーラのラファウ・マイカも落車リタイアで3度目の山岳賞が早々になくなり、とボーラとしては二枚看板が前半でいなくなっちゃいました。

総合ではリッチー・ポートが、それこそこれから、というところで派手に道路を踏み外して前方宙返りで岩壁に当たってリタイア。今ポートがいたら、総合争いの厚みはぐっと増したことでしょう。まあ、冒頭に書いたように、現時点での総合争いは近年にないぐらいきわどい差ではありますが。。。

そして、昨日はとうとう楽しみにしていたキッテル対マシューズのスプリント賞争い。マシューズがスプリント賞狙いの古典的な戦法(地道にコツコツ)に対してキッテルが勝ちゃあいいんだろ!の戦法で、一旦マシューズがリードして、最後のシャンゼリゼでキッテルが勝ってひっくり返す、というのを夢見ていたんですが 笑)。。。

しかし、このところ目立っているプリモシュ・ログリッチ、強いですねぇ。あの下りでの、お尻をサドルの前に落としてペダル廻すのは、正直に言って格好良くないですが 笑)まあ、彼に限らないんですけどね。

さあ、こうなれば、拙ブログにとって現時点で考えられる最高のシナリオでツールが終わって欲しいものであります。つまり、

バルデが今日の山でウランと一緒に波状攻撃を仕掛けてフルームを千切り、TT勝負をより緊張感のあるものにする。

スプリントで決まりそうなステージがシャンゼリゼを含め2つあるので、デーゲンコルプが待望のツール1勝(2勝だともっと良い)を上げる。

さてさて、そう簡単にこちらの思惑通りに進むかどうか 苦笑)



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キッテルのブログ、緑で走る

2017.07.17.13:25

というわけで、山岳コースに入ったら、もうほとんど話題にも登りません 笑) しかし、毎回グルペットでゴールできているのは素晴らしいですね。

……
やっと休息日だぜ! 今回のツールで5勝した後、俺たちスプリンターにとっては、今日の休息日まで、ハードな毎日をこなさなけりゃならなかったんだ。俺としては中間スプリントでできるだけポイントを稼ぐことに集中してやってきた。そこそこうまくいったぜ。その上、俺のプロになってからのキャリアで初めて逃げグループにも入ってみたぜ。ポイントを少しでも稼ぎたかったからだけどな。だけど、それも山岳ステージでだぜ。

俺の背後からマシューズが迫ってきやがる。しかもあいつ山もそこそこ登れちまうし、ステージ優勝もするし、幾つかの中間スプリントでは取ったり取られたりだ。だけど、俺だって調子はいいからな。このリードを守り、上乗せするために頑張るぜ。ともかく、今は俺たちみんなホッとできるぜ。火曜になったらまた始まりだ。多分またスプリントになるんじゃねえかな。
……

中間スプリントでは明らかに力をセーブしてますね。ひょっとしてキッテルって1日1回しか全力が出せないんじゃないんでしょうか 笑)



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マルティンのブログ、再び逃げた

2017.07.17.13:25

昨日はマルティンの逃げが捕まったあたりで、どうにも耐えられず眠ってしまいました。しかし逃げている時のマルティンのライディングフォームの格好いいこと。もっともお尻をサドルの前に落とす奴は、個人的には好かんです 笑)

……
ここ数日調子が悪く、その上悪寒までしてたのだが、やっと再びアタックできる状態になった。前のステージではすでに途中で少しだけ逃げてみたが、今日のステージではゴール前60キロぐらいで自分の運を試してみた。もちろんカテゴリー1の山があって、私にはいくらかキツすぎだった。特に一緒に逃げたグループには、山岳ポイントを争っているバルギルのような良いクライマーがいた。20キロほど逃げたが、失敗に終わった。しかし調子は良いし、休息できるのも嬉しい。今はやっと休息日だ。そして再びトライしてみるつもりだ。もちろんTTも楽しみにしている。
……



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14ステージ後のデーゲ

2017.07.16.11:39

ちょっと話が古くなりましたが、第11ステージでキッテルが勝ちました。このゴール地点はポーという町。この町ゴールのツールの因縁話で、rsn は盛り上がっていました。

20年前の1997年、この町ゴールのステージで優勝したのがエリック・ツァーベル。今回キッテルが追い抜くまで、ツールのステージ12勝はドイツ人選手でナンバーワンでした。

さらにその20年前の1977年、この町ゴールのステージで優勝したのはディートリヒ・トゥーラォ。この年ツールでステージ5勝で、この数字はドイツ人ナンバーワンだったんですが、キッテルに並ばれてしまいました。

というわけで、14ステージはマシューズ。サン・ウェブはゴール10キロぐらい前でしょうか?カチューシャのトニー・マルティンが逃げようとした時にはゲシュケが必死に追ったし、ニキアス・アルントは逃げ潰しに入ったし、終わってみればマシューズの勝利はチームとしては勝つべくして勝ったと言えるかもしれません。

しかし、あんなグチャグチャなゴールでタイム差がついて、再びフルームがトップに立つとは思いませんでしたね。バルデもフルームから4秒遅れちゃいました。バルデとしてはTT前にフルームからマイヨ・ジョーヌを奪っておきたいところです。

一方マシューズのライバルと言えるデーゲンコルプの方は大怪我以来、どうもあまりパッとしません。ミラノとルーベを勝ってクラシックレーサーとしてトップに君臨する選手になったと思ったらあの大怪我ですから、やっぱり痛かったなぁ。昨日のコースなんか、デーゲ向きだと密かに期待していたんですがねぇ。実際、ゴール前500メートルぐらいでは前から10番以内でいいところにいたんですけどね。ファン・アフェルマートについていけませんでした。 まだ本調子とは言えない感じです。

「今日はあの狂ったみたいなスピードについて行く足がなかった。決定的なところで、僕は何度も死んだよ。調子も今ひとつだった。これまでのところは僕にとっては辛いツールだね。あの落車【カヴに乗り上げた落車】の影響はあるし、もちろん、コンタドールのためにボトル運びをしなくちゃならないし、少しずつ力が削がれている感じだね。

明日はスーパーハードだ。どんな計画にするかはこれからだ。でもアルベルトにとってはいいステージだよ。だけど、逃げれば、それもチャンスがありそうだ。でも、今は次の休息日がぼくにとって良いものになることを願っている【前回の休息日の翌日はキッテルに次いで2位になっている】。」



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ブーフマン、あと一皮むければ 笑)

2017.07.15.12:34

一昨年だったか、下りで強引にコーナーに突っ込んでゲラント・トーマスだったか?を吹っ飛ばし、顰蹙を買ったバルギル、去年の初めにデーゲンコルプやヴァルシャイトとともに暴走車にぶつけられて大怪我したバルギル、今回は勝ったと思って泣いて喜びながら、実は負けててバツの悪い思いをしたバルギル、とうとう勝ちましたね 笑)

というわけで、山岳では20位前後でゴールすることが定番になってしまったブーフマン。マイカがリタイアして自由に走れるようになったけど、現在の力はやっぱりこのぐらいのところなんですかねぇ。勝負所までもたずにちぎれ、その後はマイペースで走ってゴール、それでもあまり大きく遅れることはないみたいで、現在総合17位。

「予想通りハードな1日でした。最初からすごく速く、私は最初の山で前のグループについて行こうとしましたが、キンタナがアタックして、そこからレースが本格的に始まりました。二つ目の山でコンタドールとキンタナがアタックした時、もうついていけませんでした。だけど小さな集団の中で山を越えたらまた前に追いつけました。三つ目の山では頂上手前の険しい区間で全力を出したのですが、私にはちょっとペースが速すぎました。結局、ちぎれた小さなグループでゴールを目指したのです。何れにしても今日は昨日よりは良かったです。」

かつてのヴェークマンファンクラブのイザベレさんからメールが届き、ブーフマンはもう少し上位にいけるだろうけど、トップ10となると今年は難しそうだと書いてありました。ヴェークマンが引退したので、新たに 3und1Radsportwelt というHPを立ち上げたそうです。まあ、ドイツ語ですが。



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ツール12ステージ雑感

2017.07.14.00:23

アルが逆転しましたが、個人的にはロマン・バルデが25秒差というのが楽しみです。しかし、ブーフマンはどこへ行ってしまったのだろう? 苦笑)

フルームは今日はバッドデーだったのでしょうかね。そろそろアタックくるかな、と思っていたんですが、最後まで動かず、ニエベやランダらアシスト陣に引いてもらってるだけで、結局、アルのアタックに切れちゃいましたね。

キッテルはプロになりたても頃に、登りがまるでダメということで、自ら自嘲気味に「石ころ作戦」なんて言ってましたが、今日、まさにその戦法でした 笑)

ロマン・バルデ、フルームが調子が悪いのだとすれば、イノー以来のフランス人総合優勝者の可能性もありますね。

さて、キッテルはそろそろゴールしてくるのでしょうか? あの最後の一直線の登り、コンタドールも蛇行してましたが、キッテルが登ってくるところを映してくれないかなぁ 笑)



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ツール第11ステージもあっさりキッテル

2017.07.13.00:51

やれやれ、デーゲンコルプはあまり落車しない選手だという印象があったんですが、今年はカヴに乗り上げるし、よく転んでいるところが映ります。というわけで、トップ10にも入れず。ゴール前でまともに風を受けて下がっていったのがデーゲだったのかな??

ボーラとしてもボードナールがあのまま逃げ切れたら良かったんですけどね。

しかし、ボアソン=ハーゲンのあの手はなんだったんでしょうか? ガッツポーズだったと思うんだけど、再生で見るとキッテルに抜かれたのを見てますね。振り上げた手でそのままハンドルバーを叩いて悔しがってましたが、どうもハンドル叩くためだけなら、あんなに高く手をあげる必要はなかっただろうにねぇ。

キッテル、昔は最初にスプリントに入って、そのままタレずにゴールまで持っちゃうというスプリントをずいぶん見たんですけど、今回の5勝は全て、結構後ろからかけてごぼう抜きというパターンばかりですね。強引に行かなくても追い抜けるという自信があるんでしょうか。こうなりゃシャンゼリゼはもちろん、他のステージでも勝利を重ねてほしいところです。でも、まあ、メルクスらが持っている8勝はちょっと無理かな?

(追記、昨日からスカイスポーツではツールの最多勝がカヴの6勝だと言い続けていますが間違いです。メルクスやマルテンス、それに戦前にペリシエ兄弟の末弟が8勝してますね。)



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キッテルのブログ、半分終わって4勝だ

2017.07.12.21:51

今日もすでに始まってます。さてさて、スプリントステージになるのでしょうかね?

……
もう4つも勝ったなんて、本当に信じられないぜ。1775キロ走ってきたわけで、俺たちは2017年のツールの半分を過ぎたわけだ。うまくいってるぜ。最後は本当にまたうまい具合にパンチ力があったぜ。俺はかなり後ろから行ったんだけど、早めにスプリントを開始したマクレイをうまく利用できたぜ。俺のためのリードアウトみたいだった。俺をアシストしてくれたチームに感謝だ。チームの雰囲気はご察しの通りすごいぜ。また少しだけ乾杯だぜ。おっと、俺たちはスポーツもやらなくちゃな。

それと同時に、今日俺はツールでのステージ勝利数のドイツレコードを打ち立てたぜ。これはちょっとすごいぜ。これまでの記録を持ってたエリック・ツァーベルが、今日俺に連絡してきて祝福してくれたぜ。俺としちゃあ結果にびっくりだ。プロになった時にはこんなの想像してなかったぜ。当時の俺が望んでいたのは、自転車競技をやってる普通の若者と同様に、ツールに出たい、一つでいいからステージ優勝したい、ってことだった。本当に信じられないぜ。

明日もまたスプリントになるかもしれねえ。ポーへ向かうステージだ。だけどコースは風が影響しそうだ。どうなるか、見ててくれ。

じゃあまたな。ファンのみんなには感謝しているぜ。みんなのおかげで俺のモチベーションも高まるってもんだぜ。
……

エリック・ツァーベルはキッテルを称して新たなチポッリーニだと言ってます。ただ強いだけでなくチャーミングだということのようですが、イタリア人のチポッリーニのような派手さはないですね。良くも悪くもやっぱりドイツ人、真面目なんでしょうかね。ゴールラインで後ろ振り向いたりしないしね。



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ツール第10ステージ、やっぱりキッテル

2017.07.12.00:44

いやあ、自然やお城がいっぱいのいい環境ビデオでした。ラスコーのあるところですね。去年の冬に展覧会で見てきたばかりでした。

ちょっと図抜けてますね。4勝目かぁ、デーゲンコルプに一つぐらいやれよ! ってわけにはいきませんね。カヴがいたらとか、サガンがいればとか、言うのは簡単ですが、カヴも病み上がりだったし、サガンが逃げてレース展開が変わる可能性はあったかもしれないけど、まともにスプリントになったら、どちらもとてもかないそうにありません。

グライペルも途中スプリントは取ったけど、一時の力はもう無さそうです。しかし、ロットは残り5キロぐらいからあれだけ先頭で形を作っていたのに、どこ行っちゃったんだ? グライペル? あと少し期待していたフルーネヴェーヘンも、思ったよりパッとしません。

このところトップテンによく入るボーラのスプリンターのゼーリヒ(5位)なんかも、上からの画面で見ると、キッテルとはまるでスピードが違います。デーゲンコルプが一瞬キッテルのスピードと同じぐらいかと思ったけど、キッテルが先頭に出てからの加速はさらに一段上という感じでしたね。

この前書いたけど、こうなりゃ、いっそマルテンスとメルクス、それにペリシエの弟が持っている記録のステージ8勝に並んで欲しいところです。



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キッテルのブログ、喪章をつけてスタート

2017.07.09.19:18

昨日の前哨戦はマイカもブーフマンもまあまあでしたかね。先頭集団でゴールインです。目下総合でマイカが10位、ブーフマンが14位。マイカのトップ5とブーフマンのトップ10が目標ですかね。しかし、ブーフマンの次に総合上位のドイツ人は誰だろう、と探したら、83位、すでに30分以上遅れているニキアス・アルントが次点です。ドイツ人16人出てるんですけどね 苦笑)

というわけで、キッテルはもちろんグルペットでゴールインでしたね。

……
今日偉大な自転車競技のトレーナーで指導者にして友人だった人が亡くなったんだ。だから今日は喪章をつけてスタートした。ヨッヘン・ヴィルヘルムはエアフルトでスプリントトレーナーとしてをオリンピックや国内選、世界選、ヨーロッパ選手権のトラック競技で多くの選手を勝利へ導いた。加えて俺のマネージャーの父でもあった。亡くなったというニュースはスタート前に届いて、俺は非常に動揺した。冥福を祈るよ。ヨッヘン。

今日のステージについて今何かいうのは難しいぜ。だから簡単に書いておくことにしよう。今日はハードだったぜ。みんなそうだっただろう。しかし何とかうまくクリアしたぜ。中間スプリントではマイヨ・ベールのための大切なポイントも稼げた。明日も非常にハードな山岳ステージが俺たちを待っている。でもそのあとはやっと休息日だぜ。
……



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キッテルのブログ、6ミリ差

2017.07.08.12:36

すごい時代になったものです 笑) 昔だったら同着でしょうね。少し前にも世界選手権のU23で3位が同着で2人だったことがあるけど、昨日のなんかも同着でも良いんじゃないのかなぁ 苦笑)

ドイツ語ではゴールでの自転車の投げ合いのことを「虎の跳躍」(Tigersprung ティーガーシュプルング)と言います。横から見た形が頭を丸めて背中が湾曲するから虎のジャンプみたいに見えるということなんでしょうね。ちょっと格好良くありません??

……
ゴールにはちょっとびっくりさせられたぜ。思っていたよりもすぐにゴールだったんだ。全力を振り絞らなきゃならなかった。そして思ったぜ、俺は昔より腕が長くなってるんだ、ってな。投げ合いでいつも以上に腕が伸びたぜ。まあ、そんな気がしたってことだけどな。

7日間で3勝。信じられないぜ。まだ実感がねえ。チームに感謝だ。今日は高速の激しいフィナーレの中でも当初の計画通りにできたぜ。まあ、ゴールラインが早すぎたのは計画外だったが 笑)

勝利とともに、もちろん緑のマイヨを再び切れるのが嬉しいぜ。ツールでこうしたマイヨを切るのは特別なことだからな。

しかし、本当のことを言えば、ゴールした後、結果を待つ間はかなりドキドキしてたぜ。俺も経験がないほど際どかったからな。確かに気持ちでは勝ったかな、と思ったけど、勝ったのが自分かどうかは願うしかねえ。俺は自転車から降りずにハンドルに突っ伏して、腕で頭を抱えて、ポジティブに考えることで結果も良くなると信じた。最後に俺の名前が呼ばれ、6ミリ差だったと言われた。本当に幸せだぜ。
……

しかし昨日のゴール直後にも書いたけど、ゴール後のカメラはボアソン=ハーゲンのことを見向きもしませんでしたね。カメラマンに6ミリ差がわかったはずはないと思うんだけどね。ボアソン=ハーゲンの表情も見たかったけどなぁ 苦笑)


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サガン対カヴ、アルダークの後悔

2017.07.08.12:19

うーん、私もサガンの失格はちょっと厳しすぎると思います。だけど、サガンのような、ツールを沸かせる選手を一発退場で良かったのか、という世間の論調にはかなりの違和感を持ちます。サガンであろうが誰であろうが、同じルールのもとで、同じ根拠に基づいて決定を下すべきでしょう。同じく倒された選手がカヴェンディッシュであれ無名のアシスト選手であれ、同じ決定を下さなければならないはずです。

ドーピング問題の時も、自転車競技界に影響力があるから(自転車人気を牽引するから)という理由で大物選手たちの不正が見逃され、小物のアシスト選手ばかりが、それも申し訳程度に捕まってきたわけで(まさに先日亡くなったフェルブリュッヘンやマッケイドといった歴代のUCI会長たちのやってきたことです)、これって人権の問題としても正しいはずがありません。


さて、80年代後半、TV中継もあった琵琶湖のレースで優勝したのが、当時まだ19歳だったアマチュアのロルフ・アルダーク。その後プロになって巨漢のアシストとしてテレコムで活躍しましたが、現在ディメンジョン・データのスポークスマンです。カヴェンディッシュが落車した時、サガンを失格にしろと強く求めた中心人物がこの人。当初ペナルティという裁定が降ったのに失格処分を求めたわけです。

ところが、昨日自分のツィッターで「間違いをしでかした。先入観で意見を広めてしまったのは私のミスだ。審判の決定を待つべきだった。私は黙っているべきだった。勉強になった」と発言したそうです。

これについてrsn でインタビューが載っていました。アルダークの話です。

「非常に感情的に最初のリアクションをしてしまった。そんなことをしても何も変わらないのに。しかもその後の反応も非常に感情的になってしまった。これはミスだった、間違っていた。(サガンはミスを犯したと思うが)私が決めることではなかった。審判がするべきことだったんだ。審判の独立性があるんだから。

最初の決定【ペナルティ】に異議を申し立てたのは正しいことではなかった。審判は我々の言い分を聞いた。ボーラ・ハンスグローエが決定【失格】に異議を申し立てようとしたけど、決定されてしまった。

カヴェンディッシュからの聞き取りで、審判のところへ行ってもう一度よく見てくれと言ったんだ。ただ、審判団が協議しているところには私たちはいなかった。だから私たちが審判にプレッシャーをかけたわけではない。どんな人でも意見は尊重されるべきだ。失格が重すぎるかそうではないかは、自由に発言しあうべきだ。サッカーのレッドカードだっていつでも議論の的になる。今回の審判の決定もそうだ。私がミスだと言うのは、感情的になって発信し、火に油を注いだことだよ。」

まあ、こんなことを言わなくちゃならないのは、サガン失格の後、逆にディメンジョンに対する批判の声が大きくなったこともあるみたいです。特にアルダークはドイツ人なのに、ドイツのチームのエースを失格にさせたということで、ツィッターなんかではかなり罵倒されたみたいです。だから、言ってることもちょっと歯切れが悪いですね 笑)

なんとなく、ウルリッヒが逃げたのに、後ろの集団を引っ張って逃げを潰したフォイクトと、その指示を出したビャルネ・リースに対するドイツ国内の非難を思い出しました。

…追記…
拍手コメントをいつもくださる方へ。MTBの柳原(YANS)さんがフェイスブックでアップしている映像の解説が興味深いですよ。 
https://www.facebook.com/wwwyanscom/

カメラの角度もあって、本当にこの解説通りかはわからないけど、少なくともカヴがバランスを失ってから、サガンが肘を張り出しているのであって、決してサガンが肘を出したからカヴが転んだわけではないこと、それだけはわかります。



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ツール第7ステージもキッテル

2017.07.08.00:45

うーむ、本人もわからなかったみたいですが、TVカメラは完全にボアソン=ハーゲンを無視してましたね 笑)

追い風のスプリントだったということで、パワーというより回転力の勝負になったみたいですね。しかし、これでグライペルも追い抜き、ツァーベルのドイツ人最多勝に並んでしまいました。

これで今ツール3勝目。この後スプリントになりそうなステージが微妙なのも入れて5つありますかね?全部取ればメルクスとマルテンスの最多勝に並びますから、もうそれを狙って欲しいところです。少しヤケクソ気味です 苦笑)

今日もまたベスト10にドイツ人が4人。順位は違えど同じ顔ぶれです。新顔のボーラのゼーリヒとしてはベスト10に入るだけでも満足でしょうけど、デーゲンコルプは今日は5位。スプリントではちょっと勝てないでしょうねぇ。どこかで逃げないかなぁ。



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キッテルのブログ、2勝目だぜ!

2017.07.07.19:22

というわけで、デビューした頃は早めにスプリントを仕掛けて、そのままタレずにゴールまでもってしまうのが持ち味だったキッテル、今回のツールでは、たまたまそういう巡り合わせかもしれませんが、後ろから行きますねぇ。

……
イエーイ! 2017年ツールで二つ目の勝利だ。俺好みのスプリントだったぜ。チームに感謝だ。みんなが俺のために全力を尽くして、激しいフィナーレで俺を前へ連れて行ってくれたぜ。激しいゴールで、他のどのチームにもできないぐらい上手くリードアウトを成功させてくれていると言わざるをえないぜ。俺は自分のやることに専念すればいいだけだぜ。確かに俺は比較的後方からスタートした。ポジションは9番手だった。だけど、残り250メートルで踏み込み全開になり、ごぼう抜きだったぜ。

気分は最高だ。順調に上手くいってるぜ。今日は本当に暑さとの戦いだったけど、楽しかったぜ。ただ、こんな時はエンジンをたっぷりの水と氷で冷やしてやらなくちゃ、動かなくなっちゃうぜ。もう一度、この何日か、沿道で巨大な横断幕を掲げてくれている俺の出身地のチューリンゲンのファンクラブに感謝したいぜ。俺のモチベーションを本当に高めてくれるぜ。明日もまたスプリントになるといいけどな。
……

うーん、昨日のスプリントを見る限り、まともに集団スプリントになったら、キッテルに誰も太刀打ちできそうにありませんね。前が詰まってブロックでもされない限り、かなり後ろからでも強そうです。



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ツール第6ステージはキッテル

2017.07.07.00:59

ずいぶん後ろから行ったのに、あっさりでした。グライペルとデマールの競い合い+投げ合いを尻目に、レベルが違いましたね。全盛期の中野浩一なみの強さです 笑)

ちょっとまともなスプリントになったら、誰も勝てそうにないですね。残り300メートルぐらいでは先頭から30メートルぐらい後ろで、前に出るのにちょっとだけど、自力で風を受けてたように見えたけど、結局邪魔のないスペースでおもいっきりもがいたらあっさりごぼう抜きでした。

しかしトップテンに4人のドイツ人スプリンターですねえ。個人的にはドイツ人のマイヨ・アポアルージュを見たいんですけどね 苦笑)

デマールとしてはマイヨ・ヴェールが欲しいでしょうね。フランス人のマイヨ・ヴェールなんて20年以上前のジャラベール以来ですからね。

うーむ、そう考えると、サガンの失格、巷間いろいろ言われていますが、あれはデマールにマイヨ・ヴェールを取らせるために主催者が仕組んだか? 笑)



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サガンの失格とカヴの過去 笑)

2017.07.05.23:30

拙ブログでも書いたことがありますが、かつてカヴェンディッシュにはプレ五輪で宮沢選手や土井選手が、またオリンピックでは韓国人選手がひっくり返されているので、サガンの失格には不満がある人が多いことでしょう。

カヴの場合、それ以外にも、全盛時代から落車の原因になったことに文句が出て、彼への個人的な抗議のためにプロトン全体でスタートの号砲が鳴ってもしばらくスタートしなかったことがあったし、トム・フェーレルスをひっくり返してお咎めなし、ただし観客からおしっこ入りの袋を投げつけられたり、はたまた去年ステージ優勝した時も、キッテルを追い抜きざま煽るように自転車を振ってキッテルが怒っていたこともありました。

まあ、正直に言えば、僕もカヴェンディッシュは好きな選手ではありませんが、昨日のサガン、あの肘はバランスをとるためだったとしても、イメージは悪かったかなぁ。カヴとは違って、サガンはノンシャランな雰囲気があって、あまり勝利にこだわるガツガツしたところが薄く、ああいう汚いスプリントはしない選手だったんで、昨日の肘もバランスをとるためだったと思いたいですけどね。

……追記……
栗村さんのブログでの意見も、サガンの失格に疑問を呈していますね。



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佐藤亜紀「スウィングしなけりゃ意味がない」

2017.07.05.23:05



ナチスドイツ時代のハンブルクで、ナチにより退廃芸術として禁じられたジャズにうつつを抜かす青年たちを描いた日本人作家による小説です。

津島佑子の「狩りの時代」に、ヒトラーユーゲントの話が出ていました。そこから当時の青少年たちについて知りたいと思って読んだ「ナチ独裁下の子どもたち」という本で、スウィング団という反ナチ(?)グループがあることを知り、それを扱った日本人の小説が出たと聞いていて、やっと読んだのでした。

このスウィング団、思想的な反ナチではなく、自分たちがここちよいと思うものを禁じられたことに対する抵抗として、ゲリラ的にパーティーを開いたりしますが、主人公たちは富裕層のボンボンで、兵隊にもならずに済むような恵まれた奴らです。

しかし、そんな彼らも時代とともに。。。

ハンブルクというと、第二次大戦中にドレスデンとともに、連合軍の激しい爆撃にさらされたことで有名です。昔、20世紀の時代にはシムシティという、街を作っていくゲームがありました。僕は友人のところで数回やったら飽きましたが、その中にハンブルク1944というのがあって、ハンブルク市の火災を消し止めつつ、街を復興させていくシミュレーションになっていました。

そういうわけで、この小説でもハンブルクが爆撃にさらされるシーンが出てきて、このシーン、私は電車の中で読んでいて乗り過ごしました 笑)

事実に基づいた小説で、時代背景や史実をかなり克明に追いかけ、細部の道具だけのリアリティもあるし、実在の人物も出てきたりして、すごい小説だと思うんですが、文章がどうにも気に入らない。特に会話の間の地の文が、主語のない、いわゆる体験話法みたいな文章を多用していて、僕としてはとても読みづらく感じた。

会話自体も現代の若者ことばで、ちょっと違和感を感じます。特に最初の数十ページは、読むのやめようかと思ったぐらい。ただ、読み終わった今はやめなくてよかったと思っています 笑)

登場人物たちの名前も覚えづらく、冒頭の地図と登場人物のページをコピーすることをお勧めします。さらに、その登場人物一覧も前半の人物がメインなので、後半には、ここに名前が出てこない重要人物も出てきます。書き加えていった方がいいでしょう。

読みながら、70年以上前の話ではなく、近未来ディストピア小説ではないか、と思ったりしたけど、今の時代にこういう話を書くことに、作者には、言うまでもなく、なんらかの含意があるのでしょうね。



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ツール第4ステージ雑感

2017.07.05.00:41

デマール、いつの間にかブーアンニより上になりましたかね? 数年前、ブーアンニがフランスチャンピオンになった時は、デマールが優勝か、と思ったら、チームメイトのくせに後ろから投げて優勝をかっさらい、その後二人は別チームへ、となったわけですが、今年のフランス選手権はデマール、そして今日もデマールで、すっかりフランスナンバーワンスプリンターになったと言えるのかな? 

ダバディさんの話では2006年のジミー・カスペール以来のフランス人スプリンターの優勝だとのこと。そんなに勝ってなかったですかね?

しかし、カヴとサガン、どうでしょう? ビデオで見る限り、サガンは肘出しているけど、その前にカヴェンディッシュがサガンの方へ寄りかかるように接触?しているので、それに対してバランスをとるために肘が出たのかどうか。。。トラックのスプリントなんかだと肘を張って抜かれないようにするスプリントは珍しくないのかもしれませんが。。。

デーゲンコルプ、大丈夫かなぁ。。。



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安倍と山本太郎

2017.07.04.22:21

もう、すでに多くのところで言われているし、拙ブログでもちょっとだけ触れたけど、この前の土曜日、秋葉原でのなんとかいう女性自民党候補者への安倍の応援演説。ヤジに対して「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と言い放ったわけで、それに対する反応があちこちで出ています。

江川昭子さんの記事では、アーノルト・シュヴァルツェネッガーがカリフォルニア州知事に立候補した時に、卵を投げつけられ、それに対してにこやかにベーコンもつけてくれよ、と言った話が載っています。

しかし、僕が何より感動したのは山本太郎のエピソード。反安倍、反原発の威勢の良い発言には好感は持っていたけど、今回のことに関連して教えてもらった彼の発言で、本気で彼のことを応援したいと思いました。それは、2年ほど昔、新宿のアルタ前で街頭記者会見をした時、議員なんかやめろ、というヤジを受けた山本太郎が、動じることなく「ありがとうございます、そんなあなたのことも守りたい」と言ったというのです。

これをパフォーマンスだという人もいるでしょう、いい子ぶるんじゃないという人もいるでしょう。いいでしょう、これは見せかけだけのパフォーマンスだとしましょう。しかし、安倍にはこの程度のパフォーマンスすらできなかったわけです。人間としての格がまるで違うと思います。

憲法15条2項にはこんな文言があります。「すべての公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」 ここでいう公務員は議員ももちろん含まれます。だけど、安倍はまちがいなく、自分の支持者という一部のみのことしか考えていないでしょう。そして、奉仕者なんていう意識などまるでないでしょうね。 自分のことを支持してくれる人だけを国民だとみなし、それ以外は「左翼」とかレッテルを貼って、敵とみなす。これは政治家としては致命的だと思います。



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マルティンのブログ、第1ステージ

2017.07.04.21:52

知り合いのお通夜に始まり、安倍の信じられないような暴言に怒り、選挙があって、昔お世話になった市議さんが都議会に挑戦して、見事当選、さらに友川カズキのライブがあって、もう無茶苦茶慌ただしい週末でした。おかげでマルティンのブログも更新されているのはわかっていたけど、今頃のご紹介です。

第1ステージのTT、雨が原因だったのかと思っていたのだけど、本人は天候については何も言ってません。

……
簡単に書いておきたい。マイヨ・ジョーヌを着たいと思っていたから、この結果にはもちろんがっかりしている。途中タイムのリードを守るためのパンチ力が、最後の3キロで足りなかった。今はこの結果を受け入れなくてはならない。勝つべき者が勝ったのだ。私もうなだれているわけにはいかない。まだこの先3週間ある。そこで私のチャンスを求めていこう。

それはともかく、沿道の雰囲気は圧倒的だった。ファンは信じられないような大騒ぎ状態だった。応援の声がすごくて自分の無線が聞こえなかった。沿道の声には随分励まされた。沿道に集まった方々に感謝したい。本当に鳥肌がたった。まるでトンネルの中を走っているみたいだった。明日のデュッセルフドルフスタートのステージが楽しみだ。きっと素晴らしいものになるだろう。
……

と言っていたマルティンでしたが、第2ステージは集団落車で膝に深い怪我を負ったようで、10分近く遅れてゴール。マイヨ・ジョーヌはもうありえなくなりましたが、逆に言えば、危険な選手ではなくなったので、逃げやすくなったのではないでしょうか。必ずや、どこかで逃げて見せ場を作ってくれるだろうと思っていますが、怪我がどうかはちょっと心配ですね。



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キッテルのブログ、感傷的な勝利(ツール 2)

2017.07.04.07:55

すでに第3ステージの登りスプリントでサガンが、実にサガンらしい軽やかさで優勝しています。かなり遅くなりましたが、第2ステージのキッテルです 笑) 実はプロローグのもあるんですが、ちょっと忙しくて今回はパス 苦笑)

さて、アシストなしの横並びヨーイドンのスプリントで、キッテルのスピードがちょっと抜け出てましたね。

……
このステージ勝利は超誇らしいぜ。ドイツのグラン・デパールでファンに俺の勝利を見せることができて、言葉にできない気分だ。ひでえ天候にもかかわらず、沿道のファンの数は驚きだったぜ。すでにプレゼンテーションの時からすごい数だったけどな。今日は、俺たちはスタジアムにいるんじゃないかって思うようなことがしばしばあったぜ。

ゴールラインを越えたら、滅多にないことだが俺は感傷的になっちまった。いくらか涙が出ちまったぜ。ドイツの自転車界にとっても俺にとっても偉大な日だったぜ。ドイツにまたたくさんの自転車競技ファンが出てくるのは間違いねえ。俺は、三大グランツールや世界戦、オリンピックで良い成績を上げようとしてきたし、何人かの仲間とともに、自転車競技が再びそれにふさわしい承認を受けられるように頑張ってきたんだ。

素晴らしい雰囲気だったぜ、ファンに感謝だ。

今日の最後は俺たちは、他のチームと同様に分解してしまった。ロットだけがリードアウトできた。俺は自分だけを頼りにせざるをえず、前へ出るのに苦労して、後ろからスプリントを始めなくちゃならなかったけど、なんとかすり抜けられた。最後は一車身差をつけたぜ。すげえだろ。

ツールの始まりでこんな勝利は本当にいいことだ。プレッシャーから解放されるしモチベーションも高まるし何より、調子がいいことがわかって気が軽くなるぜ。

この勝利は誇りに思うし、ドイツでのグラン・デパールと俺の名前がずっと結びつけられることになると思うと、本当に嬉しいぜ。
……

他のところではツールでのステージ10勝のうちで最も素晴らしい勝利だと言ってます。さらにこのところの集団スプリントを称して、「チポッリーニのようなスプリント・トレインの時代は過去のものだ」とも言ったようです。

このところ、トレインを作るチームがあっても、チポッリーニの時のように、他のチームが手出しできなほどの完璧なトレインはできず、なんとなく最終的には崩壊していくような印象がありました。

ジロでペストルベルガーが逃げ切れちゃったのなんかも、他のチームのトレインが機能しなかったせいだったのでしょう。



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いつものように友川カズキ

2017.07.03.21:55

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というわけで、昨夜は選挙結果もツールも気になっていたんですが、友川カズキのライブに行ってきました。歌は言うまでもなく素晴らしかったですが、特にトークでの安倍政権に対する舌鋒鋭い批判は小気味よかったですね。時事ネタが多くて、このハゲ〜!やヒフミンもでてきて、腹抱えて笑いました。

常連のファンの方達と打ち上げにも参加してきて、いつものように終電車近くなって午前様で帰宅でした。



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トレスコウ将軍の言葉

2017.07.02.11:13

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写真は1944年、ワルキューレ作戦に関与し自殺したドイツ国防軍高官トレスコウ将軍です。彼はこんなことを言っています。

ヒトラーがドイツを支配したことは「百年経ってもまだ影響を持っているだろう、そして、責めを負うべきはヒトラーのみではなく、むしろ、君や私でもあり、君の妻や私の妻でもあり、君の子どもや私の子どもでもあり、通りを横切っているあの女でもあり、あそこでボールを蹴っているあの若者でもある」

ヒトラーを安倍に変えれば、日本の事です。何十年か先、日本がまともな国になっていれば、安倍政権は史上最低の劣悪な政権だったと断罪されるでしょう。しかし、それ以上に、安倍を選んでしまった今の日本社会が否定的に見られることでしょう。

昨日の都議会選挙の応援演説で、帰れやめろのシュプレヒコールを浴びた安倍は「演説を邪魔するような行為を、自民党は絶対にしない。相手を誹謗中傷したって何も生まれない」と叫んだそうです。「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と指差して言ったという話も出ています。

正直に言って、悪い冗談かと思いました。国会では首相自ら率先してヤジを飛ばし、議長から「総理、お静かに」と言われたことが何度もある人が、こんなことを言えるんですね。

自分に反対するものを左翼とレッテルを貼って、相手を誹謗中傷したのは誰でしょう? 

今の社会を議論の場ではなく感情的な罵り合いの社会にしてしまったのは誰でしょう?

総理大臣自らが党首討論を拒み、議論を拒み、質問にはまともに答えず、嘘をつき続け、そして断定的に言えば嘘も本当になると思っているような態度を見せているのに、どういう神経をしていればこんなことが言えるのでしょう?

反対する市民は、彼にとっては敵なのでしょう。徹底した話し合いで妥協点を見つけようという民主主義の手続きすら放棄し、相手に感情に訴えそうなレッテルを貼って反論したことにする。

僕が見るところでは安倍という人は頭がいいわけではない(むしろ悪い)し、発想力もあるとは思えない。瞬間的に感情的な反論をして墓穴を掘っていることが何度もある。つまり話し合いは苦手なのでしょう。こういう人物を政治のトップに置いた時代が、後世から断罪されないはずはないでしょう。ただし、これも後世の社会が今よりもずっとまともになっていれば、という大前提が必要なのは言うまでもありません。

トレスコウ将軍はヒトラーの時代には非国民でしょう。しかし、現在、ドイツで彼を非国民だという人はいないでしょう。国の指導者に抵抗することが愛国であることもあるのです。



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ドイツ人選手への7つの質問

2017.07.01.22:43

rsn ではツールに出場するドイツ人選手16人に7つの質問というテーマでインタビューしています。何人か有力選手の答えをご紹介しましょう。

まず、マルセル・キッテルです。

 *
ツールでの目標は?
キッテル: ステージ勝利とパリ(完走の意味)

最も楽しみにしている瞬間は?
キッテル: デュッセルドルフでのTTスタート

ツールで成功するためなら諦めてもいいものは?
キッテル: 床屋へ行くこと

ツールへ持っていくのに不可欠なものは?
キッテル: ヘアージェル

観客がプロトンの中で君を見つける最も良い目印は?
キッテル: 俺の肩幅

ツール期間の夜はどうやって過ごすの?
キッテル: 大抵寝てるな

ツールのためのモットーは?
キッテル: パリは旅する価値があるぜ

続いてスプリンターのライバルのアンドレ・グライペルです。

 *
ツールでの目標は?
グライペル: ステージ一勝

最も楽しみにしている瞬間は?
グライペル: 最後の山岳賞とパリへ乗り込むこと

ツールで成功するためなら諦めてもいいものは?
グライペル: ハリボたくさん(ハリボはグミのお菓子)

ツールへ持っていくのに不可欠なものは?
グライペル: ミュージックボックス

観客がプロトンの中で君を見つける最も良い目印は?
グライペル: でっかいケツとシリコンのふくらはぎ

ツール期間の夜はどうやって過ごすの?
グライペル: ただただリラックス

ツールのためのモットーは?
グライペル: あまり遠くを見つめずに、その日その日を見ること

さらに今日の終了後にマイヨ・ジョーヌを着れるか、期待の大きいトニー・マルティン。


ツールでの目標は?
マルティン: デュッセルドルフでのマイヨ・ジョーヌ

最も楽しみにしている瞬間は?
マルティン: デュッセルドルフでのスタート台に立つこと

ツールで成功するためなら諦めてもいいものは?
マルティン: 諦めるのはいずれにしたって自転車競技の一部だよ。。。成功するかしないかだからね

ツールへ持っていくのに不可欠なものは?
マルティン: こぐまのグミ(グライペルも言っていたハリボはこぐまの形をしているものが有名)

観客がプロトンの中で君を見つける最も良い目印は?
マルティン: 左膝のテーピング

ツール期間の夜はどうやって過ごすの?
マルティン: DVDのシリーズを見る

ツールのためのモットーは?
マルティン: 決してやめないこと!

ジーモン・ゲシュケです。

 *
ツールでの目標は?
ゲシュケ: マイケル・マシューズとワレン・バルギルのステージ勝利を助け、うまくすれば自分自身でも一つ勝つこと

最も楽しみにしている瞬間は?
ゲシュケ: シャンゼリゼ〜への入場

ツールで成功するためなら諦めてもいいものは?
ゲシュケ: 週末の楽しみ

ツールへ持っていくのに不可欠なものは?
ゲシュケ: 休日用のチョコレート

観客がプロトンの中で君を見つける最も良い目印は?
ゲシュケ: この髭だね

ツール期間の夜はどうやって過ごすの?
ゲシュケ: 何か映画かシリーズ物を見てる

ツールのためのモットーは?
ゲシュケ: Go hard or go home.

というわけで、デーゲンコルプも紹介したいんですが出ていません。ひょっとして直前にチームメイトのアンドレ・カルドソがドーピングで引っかかったことで、かなり腹を立てているみたいなので、質問を拒否したか?

なので、おまけにこの件についてデーゲンコルプの発言をご紹介。

デーゲンコルプ「本当にがっかりしているしむちゃくちゃ悲しいニュースだよ。こんなこと想像もしてなかった。うちのチームはドーピングに絶対妥協しないことを宣言している。だけどこうしてみると、個人で薬に手を出す奴はまだいるんだね」

さて、今日のツール初日は予報通り雨ですね。



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30年前のドイツスタートのツール

2017.07.01.00:06

ドイツ発のツールは1987年以来。すでに30年も昔のことなんですね。本当にびっくりですよ。このころ、一番自転車に乗っていたころかもしれません。クラブチームの仲間と毎週日曜の早朝に皇居の半蔵門に集まって、一周5キロを10周。まあ、実際には7、8周で終わりにしちゃうことが多かったんですが、みんなで競い合うから、結構きつい練習になりました。特に竹橋の上り坂の前に、いかに体力を温存するかというのがポイントでしたね。直前に先頭を引いたりしたら、まちがいなくこの登りでちぎれましたね。

というわけで、当時の雑誌はいっぱいあります。左から反時計回りに、ミロワール、ウィニングの特別号、ビチスポルト、サイスポ、自転車競技マガジン。BCも創刊号から持っていたんだけど、引っ越しの時に全て捨ててしまって、今考えればもったいないことをしたなぁ、と後悔してます。
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当時はまだベルリンの壁がありました。当時のNHKでやったビデオが手元にありました。しかし、今見ると、あちこちに怪しげな解説がてんこ盛りの上、明らかに別のステージの映像をつぎはぎして埋め込んだりしてますね 笑) 以下、断りのない写真はこのビデオから。まあ、汚い画面ですが 笑)
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ベルリンの象徴、ブランデンブルク門も壁で通行できません。

そこでのプロローグで優勝したのはイェレ・ネイダム。この選手はロングスプリントの王者で、残り50メートルのスプリントだと勝てなかったと思うのですが、ゴール前でかなり早めにダッシュして後続を引き離して逃げ切るというタイプで、後ろで純粋スプリンターたちが悔しがっている図を何度も見ました。今年のジロでのペストルベルガーの勝利が、なんとなくネイダムを彷彿させるものがありました。

ジロのペストルベルガーが勝った最初のステージのビデオがYouTubeにありました。

そのあとベルリンでチームTTなど2ステージをやって、その時点での総合トップは壁の向こう側、ポーランドから来たレフ・ピアセツキでした。

この年の総合優勝者はスティーヴン・ロッシュ。ピレネーだったかで、デルガドを追いかけてゴール後失神という気迫にあふれた走り方で、最終日前のTTで逆転優勝し、その後の世界選手権も優勝。ツールの前のジロではカレラチーム内の内紛にもかかわらず総合優勝していたので、メルクス以来の3冠王になったのでした。
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失神して酸素吸入を受けるロッシュです。

この時はモン・ヴァントゥーへの登り個人TTなんかがあって、そこでジャン・フランソワ・ベルナールがベソかきながら登って行って優勝、一時期はイノーの後継者としてフランスにマイヨ・ジョーヌをもたらすのは確実、という雰囲気だったんですがね。そのあと、不運があって遅れ、その後は期待されながら、忘れられた頃にインドゥラインのアシストとして大活躍したのでした。
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と書きながら、あまり懐かしいという気持ちがしません。ついこの前のことだったような気がしてならない。まあ、年をとるってこういうことなんでしょうね。さてさて、デュッセルドルフスタートの今年のツール、どんなドラマが待ち受けていることやら、と、あまりに月並み過ぎる言葉で締めましょう 苦笑)



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プロフィール

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**********************
あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、クラシック音楽(特にバッハ)、友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎても困るが)。少し前から草食動物と化そうと努力しています。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

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