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拙ブログのモットー

2037.06.17.12:21

社会は強い者がより強くなるように、富める者がより富むように、力をかざす者がより強い力をかざすことができるように、そのようなことのためにあるのではありません。弱い人間のためにこそ社会はあります。私たちは、そうでないときにはそうであるように社会を変えてゆかなければなりません。(八尋 光秀)


あなたの行う行動がほとんど無意味だとしても、 それでもあなたは、それをやらなければならない。 それはあなたが世界を変えるためではなく、 あなた自身が世界によって変えられないように するためです。(ガンジー)


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「俺たちはみんな神さまだった」

2019.04.30.21:32

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今日は本の宣伝です。

ベンヨ・マソというオランダの社会学者が書いた1948年のツール・ド・フランスのドキュメンタリー「俺たちはみんな神さまだった」を翻訳しました。例によって未知谷さんにお世話になっています。

後ろはこんな(ちょっとした誤植はご愛嬌 笑)。

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中はこんな。

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全346ページ、写真約65枚。

アマゾンなどのネットでも注文できるようですが、ここのコメント欄に連絡先を書いて送っていただければ僅かですが割引になります。もちろんコメントは公開しません。

1948年というと、終戦から3年、まだまだ物資は不足しているし、東西冷戦が始まろうとしていて、政治的社会的にも大混乱の時代。そんな中でよくもまあ自転車レースなんか開催する気になったと思います。

レースは戦前にツールで圧勝しているジノ・バルタリと、フランスの若きエース、ルイゾン・ボベの激しい争い。だけどそれ以上にフランスナショナルチームの人間模様がむちゃくちゃ面白いです。

現在のように、システマチックになってしまって、チームの指示に絶対服従(この前のブエルタではアシストしなかったバルギルが帰宅させられてましたね)、役割分担が完全に決められ、レース展開もある程度お約束になっている(序盤逃げた選手がそのまま逃げ切ることはまずない)ようなツールとはまるで違います。監督の言うことなど無視を決め込み、嫌いなエースのためになんか働かず足の引っ張り合い。しかし、それにしてもバルタリの強さが圧倒的です。そして、その勝利が戦後の動乱期、革命騒動のイタリアの政治状況にまで影響を与えることになります。

日本ではバルタリは若くして亡くなったファウスト・コッピの引き立て役のように語られることが多いですが、ものすごい選手だったのは間違いありません。興味があれば、ぜひ手にとっていただけると嬉しく思います。

これは広告なので、しばらくブログのトップに出るようにしておきます。(2017年12月13日21:50記)

いつもコメントを下さる CYPRESS さんが、詳しい紹介をしてくださいました。感謝いたします。(2017年12月30日14:55 記)
https://cypresshushizen.blog.fc2.com/blog-entry-2916.html

momoさんからもコメントでサンスポのコラムで紹介されていることを教えていただきました。感謝いたします。(2018年1月4日 21:19記)
https://cyclist.sanspo.com/377984

2月1日の日経新聞で藤島大さんが「目利きが選ぶ3冊」に、読むべき本として紹介してくださったそうです。また、こんな地味な読者を選ぶ本なのに とりっぽん さんという方が第4回日本翻訳大賞に推薦してくださいました。二次選考であっさり落ちましたが 笑)、想像もしていなかったことでした。この本を訳した者として、お二方に心より感謝いたします。ありがとうございました。(2018年2月8日記)

信濃毎日で紹介されたようです。ありがたいことです。(2018年2月16日記)
信濃毎日 180216



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モスコン無罪放免

2018.06.20.21:54

去年の10月に書いた下記の記事の続報です。まあ、あまり書きたくはないんだけどね 笑)

「やばいモスコン」

ジャンニ・モスコン、FDJのアフリカ系ケヴィン・レザに差別的な発言をして6週間の出場停止になったり、その後レザの件をツィートしたゼバスチャン・ライヘンバッハに対して意趣返しに、故意に落車させたと告発されたり、なんか優男風の外見からは想像できない暴れっぷりでしたが、ライヘンバッハとの一件はUCIがどうやらお咎めなしと決定したようです。

まあ、事件後ライヘンバッハはツィートでビデオで撮っていた人はいないかと拡散していたんですが、結局出てこなかったようですね。証拠不十分というわけです。

ただ、ここでもスカイか、と思ったりして。。。苦笑)


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U23 ドイツ選手権、カンター連覇

2018.06.18.14:30

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マックス・カンターの名前は拙ブログ初登場です。まだ20歳ですが、今回の優勝で去年に続いて、U23連覇となりました。サンウェブのスタジエール。写真で見ると第集団スプリントだったみたいですが、サンウェブのHPで見るとオールラウンダーと出てます。でもスプリントは自信があるみたいですね。

検索してみると、今年のU23のロンデ・ファン・フラーンデレンで2位になってます。

カンターの話。「このチャンピオンマイヨをもう一年切られるのが嬉しい。このタイトルはチーム全体と僕個人にとって信じられないほど多くの意味を持っている。僕らのチームでは長期的な成長が重視されているんだ。このタイトルを続けて取れたことは夢を実現できたことなんだ。【2位になった】ヨーナス・ルッチュが一番の脅威だった。彼のことは常に意識してなければならなかった。でもほとんど完璧なスプリントができた。ゴールラインに着く前に勝ったと思った。」

今回のレースはドイツだけでなくスイスとルクセンブルクの3カ国が一緒に走ったようです。スイスのU23チャンピオンはルーカス・リュック、ルクセンブルクはペーター・ライダーという選手がそれぞれなったようです。昔はU23だけじゃなく、この3か国が合同でナショナル選手権を戦っていたんですよね。結果、7位でゴールした選手がドイツチャンピオンになったりしたものでした。だから、今回もリュックやライダーは何位でゴールしたんでしょうね?

また、アメリカのナショナル選手権はアメリカ人以外にもオープンだったらしく、1990年頃には市川選手が8位になったりしていました。


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ブルーム・オブ・イエスタディ(ネタバレ)

2018.06.16.16:32

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軽やかな音楽と、ポカンととぼけたような変なユーモア。なのに設定はナチ高官の孫と、その高官にガス室へ送られた女性の孫の話。二人ともちょっとイカれたホロコーストの研究者で、ホロコーストの会議を開こうとしている。だけど、深刻な話になるかと思いきや、なんだかとんでもない話に。

まず主役のナチ高官の孫(ブルーメン【花】という名前)の夫婦関係がなんじゃこりゃ?とあっけにとられる始まりで、ブルーメンは自分の奥さんが男と逢引に出かけるのを見送り、どういう夫婦なの? 今のドイツってこんななの? と呆れる。ヒロイン(ザジ)の方はフランスから来たユダヤ人で、ブルーメンの所属するホロコースト研究会に研修に来たという設定。しかもどこで知り合ったのか映画では説明されていないけど、ブルーメンの同僚と恋人関係。この恋人関係もかなりあけすけに話すんだけど、この辺りも、今のヨーロッパってこんななの? って驚かされる。

この二人が衝突し合いながら、自分たちの祖父(ナチ)と祖母(ユダヤ人)が住んでいたラトビアのリガへ旅行し、徐々に意気投合、愛人関係になっていくというよもやの展開 笑)

実はブルーメンはインポテンツで、奥さんが男と逢引するのを許しているのもそのせいなんだけど、ブルーメンはザジとならデキちゃう。で、二人は結婚すると言ってブルーメンは奥さんを、ザジの方は愛人を捨てそうになるんだけど、最後の最後に少年だったブルーメンがナチ崇拝少年だったことがバレて、ザジは去って行ってしまいます。

なんじゃこの映画? という感じで見ていてあっけにとられることばかり。何しろ登場人物たちの唐突な行動にしばし呆然。ブルーメンは突然同僚に殴りかかって歯を折っちゃったり、会議の席で言いたい放題かと思うと、ザジの方も車から犬を投げ捨てたり、ペンキを頭からかぶったり、風呂場で自殺未遂したり。さらにはあまりにあけすけなセックスの話にもちょっと私の感覚ではついていけない。

だけど、こりゃなんなんだ、と思いながらふと思い出したのが、早死にしたファスビンダーという監督の「マリア・ブラウンの結婚」という映画。アメリカに体を売りながら渡り歩く主役の女マリア・ブラウンは戦後のドイツの象徴であり、最後に監督がこんなのダメだ!とばかりに自爆させる終わり方でした。

この映画もハチャメチャな展開に騙されてはいけません。これは加害者と被害者の和解の話なんですね。つまりブルーメンは現在のドイツを象徴し、一方でザジの方は被害者のユダヤ人(とは限らないのでしょうけど)を象徴しているとすると、インポテンツだったドイツが被害者に許されるかと思えながら、結局被害者は過去のナチを許せず、二人の関係は破綻、「シェルブールの雨傘」みたいな切ないラストシーンになっちゃうことで、本当の和解(許し)は可能かどうなのか、それともあれは和解し(許し)たのか? 

「暗夜行路」じゃないけど、許すとは忘却のことだとすると、まあ、そう簡単に忘れることはできないのかもしれません。ただ、最後の最後のザジの娘の名前のオチが、途中で語られる詩と関連するんだけど、このオチがよくわかりませんでした。そもそもオチなのか? ブルーメンに朗読して聞かせた詩のカルミナという名前を娘につけたということで、彼女は娘に命名するときにブルーメンのことを思い出したのでしょうか? それはともかく、最後の決別の時のブルーメン、泣きながら鼻水たらすんだけど、映画であれほど盛大な鼻水見たのは初めてだわ 笑)

この映画はドイツの過去の加害性の話です。こういう映画が日本でも作れないかなぁ、と思ったのでした。


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映画「ルイ14世の死」(ネタバレ)

2018.06.15.23:24

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渋谷のイメージ・フォーラムで金曜の4時過ぎからの回でしたが、お客さん6人でした 笑) まあ、すげー映画でした。

太陽王ルイ14世が左足の壊疽になり、徐々に体力が衰え、死んでいく何日間(何週間?)かを、8割は豪華な服とかつらをかぶって横たわる王の寝室で、しかも半分はろうそくの明かりの中で、長回しのカメラで撮り続けるドキュメンタリーのような映画です。

ルイ14世を演じているのが「大人は判ってくれない」のジャン・ピエール・レオ。1960年頃の「大人は判ってくれない」で、ラスト海を見るために延々と走り続け、最後の瞬間にこちらを振り向いた少年が、この映画では77歳のルイ14世です。こっちも年取るわけだ。

王が寝ている寝室には宮廷の工事の許可をもらいに来る人や主治医以外の大学の医者たちや怪しげな薬を持って馳せ参じた偽医者や枢機卿などが次々に現れ、宮廷の廷臣や女官たちは体調の悪い王を心配して詰めかけ、王が帽子を脱げばブラボー、何かを食べてもブラボー、ビスケットを食べたと言って拍手という調子です。

何しろ横になっているのに写真のような馬鹿でかいかつらをかぶっていて、水を飲みたいと言いながら、コップが水晶のいつものコップじゃないと飲むのを拒否。

音楽は途中でルイ14世が横たわったままこちらを見ていると、突然モーツァルトのミサ曲が始まり、それが呆れるほど突然、中途半端にブチっと切れます(無論劇中の音楽ではなく映画のBGMです。モーツァルトまだ生まれてませんから)。

死にそうになっているのに、公務の書類を見なければならず、挙句に強引に何かを食べさせられ、ワインを飲まされてむせ返り、最後はもう口すら開けることができないのに、水を飲まされるお気の毒な太陽王。最後の死ぬシーンなんか、本当にリアルでそのまま実際の時間を写し取ったかのようなテンポでした。ただ、実は最後の方、トイレへ行きたくて、早く死んでくれえ、と思ってしまった 笑) 

アルベルト・セラというスペインの監督ですが、他の映画も見てみたいと思いました。でも、まあ、よっぽどこの手の映画が好きな人にしかお勧めしません 苦笑)


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どうした? グライペル?

2018.06.14.10:02

どうした?シリーズ第3弾 笑)

キッテル、デーゲ、グライペルとドイツ期待のスプリンターたちが、ツールも迫ってきたというのにパッとしないですねぇ。

こちらはチームのハーモニーが崩れているようです。すでにグライペルはロット・スーダルで8年目ですが、ベルギーメディアは、新たな若手スプリンターとしてカレブ・ユアンと接触していると伝えているそうです。

目下ツール・ド・スイスに参戦中のグライペル、こちらもデーゲに負けず劣らず、調子が上がってきません。

サガンが勝った第2ステージでは7分半遅れのグルペット、コルブレッリが勝った第3ステージは3分以上遅れてデーゲと一緒のグルペット、ユール・イェンセンが勝った第4ステージは7分半遅れ、まあ山の昨日はともかく、何しろゴールスプリントに加われません。

どうもチームに対する不信感があるようで、「チームにがっかりだ。将来のことを考えれば変化が必要なのはわかる。しかし俺がいつ辞めるかは自分で決めることができるはずだ。俺はあと2年ぐらいこのチームでスプリンターとして走りたいけど、カタパルト役としてなら嫌だ。だからもしそうなるのなら、別の選択を考えなくてはならない」とオランダやベルギーの新聞に語ったそうです。

うーん、歳で力が落ちて若手スプリンターのアシスト役を務めるというのは、さすがに嫌なんですかねぇ。デルガドの講演を見てきたばかりなので、ツールに優勝したデルガドや、次代の優勝候補と言われたジャン・フランソワ・ベルナールなんかが懸命に若いインドゥラインのアシストをしていた姿を見てきた者としては、潔く辞めちゃうのもアリかもしれないけど、若手に自分のノウハウを実践で見せて、バトンを渡すというのも、とても魅力的だと思うんだけどなあ。

まあ、いずれにしても、それ以前にツールに向けてのグライペル、これで大丈夫なんでしょうかね?


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どうした? デーゲンコルプ?

2018.06.14.09:38

先日全く同じ表題で名前だけキッテルとなってる文を書きましたが、こちらはキッテル以上に深刻です。

パリ〜ルーベで膝の炎症(辞書を引くと粘液嚢〈ねんえきのう〉の炎症と出てきますが)を患ってから2ヶ月レースを欠場して、今月初めのハンマーシリーズから復帰したけど、そこでも全く目立てなかったしねぇ。

現在ツール・ド・スイスに参戦中ですが、最初のチームTTは13位、第2ステージ、サガンが勝ったステージでは約2分遅れ、第3ステージ、コルブレッリが勝ったステージでは3分以上、第4ステージ、ユール・イェンセンが逃げ切った時は、2分以上、昨日のウリッシが勝った時にも、まあ山だから仕方ないとはいえ、最終グルペットで、現在総合でも32分遅れの96位。

本人は「リラックスしているし、徐々に調子は上がっている」と言ってますが、一方で始まる前に「スイスでの調子の上がり具合でツールのメンバーに選ばれるかどうかが決まる。このレースでいいところを見せればツール出場も可能だろうけど、ここでダメなら出られないだろうね。そもそも調子が上がらないのなら、ツールに出場したいとは思わないよ」と言っていたので、今年のツールは出場すらない可能性もあります。

とはいえ、デーゲのこと、まだまだ楽観的ではあります。「目下、どんどん良くなってるという実感がある。だから今後はどうなるか、見てみてみてね。」

もう一人のスプリンターグライペルのこともありますねぇ。こちらはまた別記事で。


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ブーフマン、ドゥフィネ終了して

2018.06.12.19:31

いやあ、連れ合いがTVを見ながら一言、「いろんな意味で変な頭の二人が会談ね。」 笑) しかし、これで独裁者とレイシストの二人がノーベル平和賞ですかね。悪い冗談だったのに。

というわけでブーフマンのドゥフィネ、最終ステージでも積極的でしたね。総合順位は結局6位のままでしたが、5位を目指して、あるいはステージ勝利を目指して、有力グループからアタックしたのは良かったです。ロマン・バルデが強くてアタックも潰されてしまいましたが、ステージ4位は立派でしょう。本人も、総合6位で終われたのは大満足だと言ってます。

ブーフマンの話。「【最終ステージは】最後にアタックが次々かかって辛いステージでした。ずっとうまい具合についていけたんですが、バルデが最後にスピードを上げた時にはもう付いていけず、4位に終わりました。」

この前ブーフマンに触れた時には調子の上がらないマイカに変わって、何て書いたんですが、やっぱりツールはマイカをエースにするのがボーラの考えのようですね。次の大きな目標はブエルタということのようです。

一方、ボーラのツールでの目玉、ペテル・サガンはツール・ド・スイスで1勝して通算ステージ勝利の記録をさらに更新したようですが、昨日は残り10キロぐらいで逃げたんですね。しかもその挙句スプリントに参加して惜しくも3位。色々やらかしてくれて、ホント面白い選手で、目が離せんわ。


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どうした? キッテル?

2018.06.11.14:05



いやあ、ケルン一周に久しぶりに出たものの、最後のスプリントでは絶好の位置につけたのにまるで伸びないどころか、歯飛びでもしたか?っていうような一瞬の脚の停止はなんだったんでしょう?

うーん、今シーズンはキッテルらしい圧倒的なスプリントが見られないし、このままではツールがマジで心配ですねぇ。


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クリテリウム・ドゥフィネのブーフマン

2018.06.10.18:21

うーん、もう一つ食い足りないよねぇ、と思っていたブーフマン、昨日のステージではトップ集団からアタックしましたね。最終的には捕まって、ちぎれて、ゴールは6位でしたが、総合も6位にアップ。ボーラはマイカの調子があまり上がってこないので、ツールではひょっとしたらブーフマンを総合狙いのエースにする可能性も出てきました、かな? 笑)

ブーフマンの話。「最後の登りでアタックしてみましたが、他の選手たちも、もちろんついてきてしまいました。しかし、現在総合6位ですが、とても嬉しいです。明日のフィナーレは私の得意なハードコースです。」

まあ、捕まった後にゲラント・トーマスたちのグループについていけたら、もうワンランク上の選手になるんだろうけど、それでも、これまでは集団の中でついていくというイメージが強かっただけに、嬉しいですね。

そういえば、このレースは去年もブーフマン新人賞マイヨを獲得していましたっけ。今年は年齢オーバーだけど、去年の総合7位を超えられるかな? できればトップ5に入りたいよねぇ。

しかし本音を言うと、個人的にはブーフマンの活躍を見るのはちょっと辛い。あ〜あ、ここにネルツがいたらなぁ、TTはネルツの方がずっと速かったし、登りだってどうだっただろうと思っちゃうんだよねえ。あ〜あ。ネルツくん、FBの更新もないし、どうしているんでしょうねぇ。


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Ch.ブラウニング「普通の人びと」とそこから思うこと

2018.06.08.22:51



漱石の「こころ」に「普通の人が悪いことをするから人間は恐ろしい」というようなセリフがあります(正確ではありません)。それ以来、僕は「善」と「悪」という分け方をするものが大嫌いになりました。

この本も読むのに随分時間がかかったんですが、なんともやりきれない話です。30代40代の警察官が警察予備大隊としてポーランドに送られ、ユダヤ人を女も幼児も含めて大量虐殺するのに加担した話で、著者は当事者からの聞き取りによってそれを検証していきます。

普通のよき父、よき夫たちがなぜ? こればかりはそう簡単に答えは出ないし、答えを単純化させることもできないでしょう。ただ、大切なのは、このような場に置かれたら、自分も必ず同じことをしただろうと自覚する必要があると思うし、さらにはこのような場に置かれるような社会にならないようにしなければならないということでしょう。


ここまでは、ほぼ、某FBグループに書いた文章なんですが、昨日CS放送で「アイヒマン・ショー」という映画を放送していました。以前に見たことがあったので、見なくてもいいかな、と思いつつも、クリテリウム・ドゥフィネまで時間があったので、最後の方をつい見てしまいました。1960年台前半にイスラエルで行われたアイヒマンの裁判については、拙ブログでも何回か書いたことがあります

テレビマンがアイヒマン裁判を世界に向けて放送する姿を描いているんですが、最後の方にものすごい違和感を感じるんですよね。彼らは何とか良い絵を撮ろうとし、アウシュヴィッツの記録映像を見るアイヒマンの姿を見ながら、なぜ座っていられる?なぜ黙っていられるんだ!とイライラする。そしてアイヒマンが自分の罪を認めることにつながるわずかな言葉を捉え、これでアイヒマンを有罪にできると喜ぶシーンで映画は終わります。

アイヒマンは怪物ではない、誰でも彼になる可能性がある、というようなセリフが前半の方であることはあるんですが、最後の方は、いわゆる「凡庸なる悪」アイヒマンをよってたかって追い詰める快感を、見るものに感じさせようとしているような作りになっています。

だけど、イスラエルの現在を見るとき、まさにイスラエルの高官たち自身がアイヒマンになっているではないでしょうか?

アイヒマンを始めとしたナチスの犯罪行為の数々を見るとき、映画「否定と肯定」で弁護士がアウシュヴィッツへ行って言うセリフ「「恥を感じた。もし自分があのような立場に立たされたら、自分だって同じことをしただろう」こそ、僕らが考えるべきものではないのかと思うのですが。


このところ、子供を殺した夫婦がニュースになっています。わざわざいうまでもなく痛ましい話で、マスコミが伝える殺された子の反省文を読めば胸が締め付けられ、こちらの頭がどうかなりそうになる。当たり前のように、みんながみんな鬼のような親だと非難する。でも、と僕は思う、彼らが自分の子供を殺すようなところに追い詰められたのはなぜなのか、それをしっかり考え、そうならない社会を作ろうとしなければ、こういう事件は今後もいくらでも起こるだろうと。

最後に、勘違いしないでほしい、と書いておきます。例えば死刑は廃止すべきだと言うと必ず被害者やその家族の気持ちを考えないのか、というなんとか一つ覚えのような反応が来ます。だけど、犯人と被害者の人権は一枚のパイではないでしょう。パイのぶん取りあいのように、犯人の人権を主張すれば被害者の人権が凹むと考えている人が、この世の中には多すぎる。だけどそれぞれの人権は別の次元の話でしょう。今回の事件を見て、親を鬼とか悪魔と非難するのは簡単です。でも、それだけでは、こういう事件はいくらでも繰り返される(実際繰り返されてきた)と、僕は思うわけです。そしてそう考えることが、殺された子供のことを考えていないということにつながるものでないのは、言うまでもないことです。


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デルガドと市川さん

2018.06.07.01:04

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今夜は東京は市ヶ谷のインスティトゥト・セルバンテス東京でデルガドの講演がありました。一昨年もあったデルガドの講演でしたが、今回はただ、同時通訳の装置が感度が悪く、話がきちんと伝わってなかったのが残念。私も質問したんですが(デルガドのワンデーレースに対する気持ち)、どうも返事がピント外れの返事で、後から聞いたところでは、僕の質問は機械の具合が悪くきちんと聞こえなかったとか。残念でしたあ。

でなんとこの講演に市川雅敏さんが聴衆の一人としていました。お会いしたのは15年ぶりぐらいでしょうか? その後、数人で市川さんとラーメン&スイーツで、市川ブシが炸裂、日大アメフトの話題から日大運動部の話に飛んで、みんな木っ端微塵にされました 笑)内容?とてもここには書けません 爆)

しかし、デルガド、すでに四捨五入すると60なのに、なんだかとてもダンディですね。
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市川さんとの写真はいろいろ写り込んでいるので、FBででも公開します 笑)


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ドゥフィネの第二ステージはアッカーマン

2018.06.05.23:40

ダリル・インピイって喋ってる時の顔がミスタースポックに似てるなぁ、と思ったんですが、今日の表彰式の顔はたいして似てないかな 笑)

第一ステージもラストを見ていてアッカーマンだな、と思っていたのに、前がふさがり、さらに本人の伸びもあまり見られずダメでしたが、第二ステージはきちんと勝ちましたね。うまく前が空いたということでしょうかね。

まあ、上手いところを持って行ったって感じで、ボーラはまるで仕事しなかったという印象でしたが、最後の伸びは群を抜いてましたね。始まる前はサンウェブのバウハウスもスプリントだと噛んでくるかと思ったんですが、やっぱりあの体格ではこのぐらいの登りがあるとダメみたいですねえ。


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1986年ツール・ド・ジャポンと88年鳥海山

2018.06.04.22:03

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実家の納戸をゴソゴソやっていたらダンボール箱からとんでもないものが出てきました。1986年のオリベッティ・ツール・ド・ジャポン千葉ニュータウンステージの参加賞Tシャツと、1988年の鳥海山のヒルクライムレースのTシャツ。

ご覧の通り、よれよれ穴だらけだけど、ウェスにでもしようととっておいたのをそのまま忘れ去ったんだろうなぁ。捨てちゃう前に記録しておきましょう。

千葉ステージの売りはホビーレース初のチャンピオンクラス100キロ。私は一般クラスで55キロでした。完走したけど順位は覚えてません。もう一つの鳥海山は結構乗り込んでいたのに、前日に酒盛りやって飲みすぎてダメ(確か34位とかだったと思います)。

他にも入賞盾やトロフィー、メダルが出てきましたわ。ちょっと自慢しちゃいましょう 笑)
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ご覧のように一般クラスで入賞したのは何度もあったんですが(覚えてるだけでもまだ7位が二回、9位が一回あったはず)、それでチャンピオンクラスに出場することになって、ところがこのクラスになったら一気にレベルが上がって、全く歯が立たなかったですね。一回完走したけど、ほぼ最下位でゴールで、他は全て途中リタイアでした。

ホビーレースには20世紀に都合30〜40レースぐらい出ていると思うんですけど、結局落車なしでした。前にも書いたことがあるけど、西湖では集団落車が右前のところで起きて、波のようにこちらに迫ってきて、誰かのヘルメットが僕の足にコツンとぶつかった、なんていうきわどいこともあったんですけどね。あのワクワクドキドキ感をもう一度味わいたいとは思うけど、もう無理だわ 笑)


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1993年ミラノ〜サンレモペナント

2018.06.03.15:23



こりゃなんじゃ?というようなものですね 笑) これも先の85年世界戦ミルクポットと同様に Arturo さんからの頂き物。アイロンをかけて壁にぶら下げてみました。 ちなみに左のはメルクスのペナント。こちらはオークション 笑)

1993年のミラノ〜サンレモのペナントです。スタート前に市長さんとかが選手の前で手にしているやつですかね?

1993年のミラノ〜サンレモは優勝はマウリツィオ・フォンドリエスト。ポッジオの頂上手前でアタックするとそのまま一気に差を広げて逃げ切り勝ち。まあ、昔はファウスト・コッピが100キロぐらい単独で逃げて優勝したなんてのもあったみたいですけど、このレースの勝利って圧倒的にこのケースが多いですかね。ユーチューブにありました。



レースの展開はこれでわかるでしょうけど、観戦の臨場感という点では、こちらもオススメです。いかにも素人が写してるんだけど、そしてフォンドリエストが通過するまで2分ぐらいあるんだけど、そしてあっという間なんだけど、さらには最後はなんじゃこれ?なんだけど、それでもこの臨場感は、冷静なTVの映像とは比べられないものがあります 笑)



さて、いろいろ本を見てたら大昔のミラノ〜サンレモの写真もありました。このレースって第一次世界大戦中も1916年を除いてすべて開催されてたんですね(ついでながら、第二次大戦中も終戦間近な44年と45年は中止だけど、それ以外はずっとやってますね。そこまで自転車が好きかい、イタリア人!)。

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これは1918年、神話の時代の 笑) コスタンテ・ジラルデンゴが初優勝した時の写真。伴走車が装甲車ですよ。

というわけで、私の部屋の壁もそろそろスペースがなくなってきました 笑)
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この逆側の壁には友川カズキの色紙やバッハの楽譜のファクシミリが 笑)


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パトリック・コンラートのジロ回顧

2018.05.31.11:09

radsportnews にボーラのオーストリア人コンラートのインタビューが載っていましたのでご紹介。

しかし、オーストリア人のジロでのトップテン入りは03年のゲロルシュタイナー時代のゲオルク・トチュニヒの5位以来だそうです。

……
rsn: ご自分ではどのステージがベストでしたか?

コンラート: バルドネッキアへの最後から二つ目のステージ【19ステージ】かな。そこでトップテン入りを確定させたからね。

rsn: ジロで一番素晴らしかった日は?

コンラート: 素晴らしい日はたくさんあったよ。特にサム・ベネットがステージ優勝した日はもちろんだね。とても素晴らしい気持ちを共有できたから。僕個人ではローマが一番かな。これで終わりだと思ったし、やり遂げた気分だったし、目標以上の結果も得たからね。

rsn: ジロで最悪の日は?

コンラート: 矛盾するようだけどベストの日、つまり第19ステージだね。フィネストル峠は苦痛に満ちた登りで、メンタル面で最悪だった。しかしグランツールでの浮き沈むがあるのは当たり前だよ。どんな状況でもベストを尽くさなければならないんだ。そうすることでしか良い成績は上げられないよ。

rsn: ずっと一緒だったルームメイトがいなくなって残念かな?

コンラート: いや、僕のルームメイトはリュディガー・ゼーリヒ【序盤でリタイア】だったから、ずっとルームメイトなしだったんだ。ルームメイトがいるとそのステージについて面白い話ができるし、インサイダージョークで楽しめるけどね。

rsn: 今回のジロで今でも辛い思い出として残っている登りは?

コンラート: 二つあるね。ゾンコランとエトナだ。この二つは本当に限界ギリギリのところで走ったからね。

rsn: この後ご褒美として何が得られるのかな?

コンラート: まずは自転車からしばらく離れられること、それと愛する人たちと一緒の時間を過ごせること。一番重要なのは日々のダイエットを考えなくても済むこと。

rsn: 一番お礼を言いたいのは?

コンラート: チームだよ。ほぼ一月、僕のことをサポートしてくれて信頼仕切ってくれたんだからね。
……

話変わって、ベルナール・イノーがフルームの勝利に怒ってますねぇ。去年のブエルタでのサルブタモール問題が解決ついてないのに、ジロに出場させたチームもおかしいと。

「去年のブエルタで彼は陽性反応を示したんだ。出場停止にしなければならないし、ジロのスタートも許されるべきではなかったはずだ。【グランツール3連覇はメルクスと自分しかやってなかったが】フルームはこのリストに加わるべきではない。そもそも弁明のための時間がこんなに長く与えられるなんて、スカイはそんなに大金持ちなのか?【この状態でツールに出るようなら】それはもうスキャンダルだ。」(イノーがベルギーのヘト・ラーツェ・ニュース紙に語った言葉)

まあ、こういう反応は当然出るでしょうね。私も少しそう思うところがあります。


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ルトガー・ブレグマン「隷属なき道」覚書き

2018.05.30.21:34

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最近良く聞くベーシックインカム、どんなもんなのか知りたくて読んでみました。ただ、この手の本は苦手で、あれだけ話題になったピケティも手に取ろうともしなかったんですが、こちらは厚さもそれほどでなかったので 笑) まあ、結果から言えば、とても読みやすかったし、何より章ごとにまとめの1ページが付いていて、それが理解をさらに容易にしてくれたと思います。

僕はこのところ、人類はこのまま行けばホーキング博士が言っていたように、後100年ぐらいで滅んでしまうのではないかと思っていました。これだけ格差が広がり、排他的な感情が広まって、弱い者同士がいじめあっているような社会の中で、しかもこの先の具体的な理想の未来像も見つからない。

個人的には、このところ繰り返し思うのはジブラルタル海峡で夕日を見ている最後のネアンデルタール人のイメージばかり 苦笑)

科学技術は進歩発展し、人類は宇宙の果てまで見つけそうな勢いだけど、一方で地球上ではご覧の状態。あらゆる元凶は「お金」というものなんだろうと思いはすれど、あまりに巨大な経済システムの前に、ではその元凶をどうすればいいのかは皆目見当もつかない。まさか今更の共産主義はありえないだろうから、僕としては北欧の社会民主主義なんてもの(それが具体的に細かいところでどういうシステムになっているのかわからないけど、大雑把に言えば教育や福祉、医療に金を使う制度)に期待したりもしたわけです。だけどその本家の北欧でも新自由主義的風潮が強まっているようで、同時に排他的な勢力も人気を得はじめているような話が伝わってきます。

この本はそんな中でユートピアを想像することの大切さを強調しながら始まります。現在はほとんどすべての人が貧しく飢えていた中世の時代に考えられていたユートピアそのものでありながら、逆にこの後のユートピアを思い描くことができないのが現在の状況だと。

そこで出てくるのはベーシックインカムという制度。すべての人に(貧しい人だけではなく全ての人に)生活するに十分なだけの額(フリーマネー)を給付するというシステム。もらったからといって、何か義務が生じるわけではない。何に使ったか報告する義務もない。

そんなことをしたら、みんな遊んで暮らし、賭け事やクスリや酒などに使ってしまうのではないか。私も「小人閑居して不善を為す」なんていう言葉を連想しました(もっともこれは本来この意味ではないようですが 笑)。ところが、これまで様々に行われてきた実験では、まったくそうならない。例えば2009年にロンドンで行われた実験では、十三人のホームレス男性にフリーマネー(自由に使えるお金)として日本円で約45万円が支給されしかもその見返りに何かをする必要はなく、何に使うかは自分で決めて構わない。その結果は、詳しくはこの本を読んでもらいたいけど、簡単に言えばヘロイン中毒の男も含めてみんな生活が改善し、路上生活から救い出されることになった。

この実験によりかかったコストはソーシャルワーカーの賃金を含めても日本円にして750万。しかし、それ以前にこれらの十三人のために使われていたコスト(警備費、訴訟費用、社会福祉費など)は年間6千万。「エコノミスト」誌でさえ、「ホームレス対策費の最も効率的な使用法は、彼らにそのお金を与えることだ」と結論付けた(p.33)そうです。あるいはカナダで1970年代に行われた1000世帯を対象にしたベーシックインカム実験では、入院期間が8.5%減少、家庭内暴力やメンタルヘルスの悩みも減少。

そしてアメリカでベーシックインカムによる貧困撲滅にかかる費用はGDPの1%以下、軍事費の四分の一だそうです。こんな例がたくさん出てきます。

勘違いしてはならないけど、本書の帯に描かれている言葉がそれをはっきりと表しています。曰く、

「福祉はいらない。お金を直接与えれば良い」

先進国に限れば、ものは余っていて人々はもう欲しいものなどないわけで、世の中にはあらゆるものがあふれるようになった時、人々はもう欲しいものなど無くなってしまったような感じです。なのに相変わらず成長戦略とか言って、経済は成長しなければ人々は幸福になれないかのような妄想が世界を支配し、世界の富は1%の人に集まり、格差はどんどん広がっています。

多くの人が言うように、環境破壊や温暖化のことを考えれば、この辺りで人は考えを変えなければならないはずです。だけど、一度便利なものを知ってしまったら後戻りできないのは、冷房に慣れてしまったら、もう扇風機にはなかなか戻れないのと同じこと。このままではまずいだろう、人類は一度コンピューターをやめてグローバルもやめて、200年前の産業革命前の生活スタイルに戻る方がいいんじゃないかとか思ったりもするけど、これは絶対無理でしょう。

そこでこの本が提案するのが、AI と人間が競争しても多くの仕事ではAIに絶対勝てない。ならば、人間がやるべき仕事は教育や医療や福祉の分野ではないのかということと、週15時間労働の提唱がもう一つの本書のキーです。AI (ロボット)の開発により生産性は過去最高レベルなのに、人々の平均収入は落ち、雇用は減っています。AI(ロボット)が「中流」の人々の仕事を奪い、不平等はどんどん広がっていくけど、これが嫌だと言って、産業革命時のラッダイト(打ち壊し)をやるわけにもいかないだろうし、何よりも便利で快適になったわけだから、それを手放したくなければ残る選択肢はベーシックインカムと労働時間の短縮しかない、というわけです。

そして最後に主張されるのが国境を開くこと。これは結構反対する人が多いでしょうね。ただ、著者は世界の貧困を一掃する最良の方法は「開かれた国境」だといい、実現すれば世界を二倍豊かにすると様々な研究結果を上げています。

想像してみましょう。単純にすべての人に生活できるだけの額のお金を直接与えることで、現代社会の様々な問題が一気に解決するでしょう。「生活保護なめんな」なんていう差別的なことを言う公務員はいなくなるだろうし、不正受給(実際はほとんど無い)に対する不満もなくなるでしょう。変な妬み嫉みはなくなるだろうし、そもそも、あらゆる人がひとまず生活するための金を稼ぐためにあくせくしなくて済むなんて、素晴らしい社会ではないでしょうか?

そんな金はどこから出てくるんだ、という人もいるでしょうけど、大丈夫、課税のシステムを変えれば問題ない。

まあ、これらはすべて現在の安倍政権のもとで行われようとしている経済政策の真逆を行くもので、「強欲」というやつが、このユートピア実現のための一番の手強い敵になるんだろうなぁ。

まあ、正直に言って今ひとつ何か納得しきれないところもあるけど、このベーシックインカムという制度をもう少し本気で考えてみるのは悪いことではないだろうと思うし、これをベースにいろいろ考えてみたいと思います。同時にまた、一つのユートピア像のかけらのようなものが見えたような気がしています。

最後に一つ苦言。著者はオランダ人だそうで、英語からの訳だからこうなるのはしょうがないのかもしれないけど、ルトガー・ブレグマンという表記は困ったものです。なんでも英語読みすればいいってもんじゃないでしょ? オランダ語ならルトヘル・ブレフマンでしょう。こんなのインターネットの時代で、すぐに調べられると思うんだけどね。まあ、過去にも音楽家のドヴォルザーク(本当はドヴォジャーク)や童話のアンデルセン(アナーセン)の例もあるから目くじら立てなくてもいいのかもしれないけど。


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シャハマンのジロツィート日記 最終日

2018.05.29.22:14

だいぶタイムラグができましたが、ジロ最終日、サム・ベネットが3勝目でした。これまでヴィヴィアーニに敗れていたステージでも、スピードだけだとベネットの方が速いかなという印象でした。一方総合はフルームがツール、ブエルタ、ジロと三連勝かぁ。。。ちょっと複雑かな 苦笑)

というわけで、シャハマンのツィッター日記は、まあ、終わってお祝いでツィートどころじゃなかったんでしょう 笑) 1日飛んで、昨日アップされていました。

…第21ステージ/115キロ/84位 +0秒…
CM: ジロ最終日はどうだった?

MS: 昨日はもう特別だったよ。最初のグランツールを終えて、しかも背景がコロッセウムで、本当に凄かった。ただ、コースはいくらかトリッキーだったね。路面がとても悪くて、部分的には本当にテクニカルなところがあったよ。

CM: 昨日はエリア【ヴィヴィアーニ】はステージ勝利を逸してしまったけど、このジロで5勝とマリア・チクラミーノで、君たちは何度かお祝いしたと思うけど、終わってパーティーはしたの? それともハードな3週間の後だけにみんな疲れちゃったかな?

MS: 無論お祝いしたよ。もちろんみんな疲れ切ってた。でも3週間のツールの後のこの瞬間を逃すわけにはいかないからね。みんな緊張感から解放されて、夕食の時は浮かれ気分だったよ。ハードだったけど気持ちはよかった。飛んでもなく楽しいよ。沿道に黒山の人だかりの中での山登りは本当、狂ってるよね。めったにできない経験だったよ。

CM: 今回のことで学んで、次回は絶対に違う風にやろうと思っている何か特別なことがあるかい?

MS: ヘリコプターを買わなくちゃならないって思っているね。それがあれば、休養の時間に大きなプラスになるはずだからね 笑)

CM: この3週間、素晴らしい返信といいものを見せてくれて、感謝するよ。君の次のレースが楽しみだよ。

MS: 僕の方こそ感謝だよ。とても楽しかったよ。最後に言っておきたいけど、僕のことを応援してくれた人々がいたことが嬉しいよ。
……

というわけで、アルデンヌクラシックでこんな選手がいるんだ、と思っていたら、このジロで今後が一層楽しみな選手になりました。ベルリン出身ということでゲシュケと同じです。大学入学資格も持っているみたいで、まあ、拙ブログではネルツやフレーリンガーやヴェークマンがそうだったんですがね。

もともとはTTスペシャリストでマルティンの後を狙うという感じでプロ入りしたんだと思いますが、ステージレーサーになってくれるといいんですけどね。


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1985年世界戦記念ミルクポット

2018.05.27.18:52

なんじゃあ、こりゃあ、というものを常連コメンテーターのArturo さんからたくさんもらいました。まず第一弾としてこんなもの。

1985年のイタリアであった世界選手権の記念ミルクポットですかね?
IMG_2614.jpgIMG_0319.jpgIMG_2417.jpg

1985年の世界選手権というと印象が強い人も多いのではないでしょうか。私もそうです。何しろ優勝者ズーテメルクは38歳でしたからね。当時29歳、ホビーチームに入って、日曜の早朝に皇居の周りで練習をし始めた頃。38歳はものすごい老人に思えたものでした。

当時のビデオで見ると、15人ほどの集団で、スプリントの強いレモンとアルジェンティンの戦いになりそうだったんですが、オランダだけ3人いてそれが功を奏しました。


イタリアがアルジェンティンとコンティの二人以外、他は見事にバラバラで、ラスト2キロ弱でズーテメルクがスルスルと逃げた瞬間は集団の前の方にオランダ人二人がいたため、みんな動けなかったですね。しかもコンティはその直前にアタックしてたみたいだし。

というわけで、このミルクポットどうやって使おう? 私はコレクターではないので、基本使います 笑)

この後も不思議なものが出てきますので、お楽しみに 爆笑)


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シャハマンのジロツィッター日記 20st.

2018.05.27.10:33

やれやれ、昨夜も10時には爆睡でしたわ 笑)しかしボーラはコンラートが総合7位、フォルモロが10位でトップテンに二人は上出来です。願わくばスプリント以外で一つどこかで勝ってたらもっとアピールできただろうにね。しかし、コンラート、拙ブログでは2015年のネオプロ時代から何度か名前を挙げてきた選手ですが、当時はネルツの山のアシストだと思っていたものでしたが 笑)徐々に力をつけてきたみたいで嬉しいです。ただ、地味だよねぇ。顔も成績も 笑)

…第20ステージ/214キロ/132位 +45分23秒…
CM: 今日はどうだった?

MS: 今日はすべてよかったよ。状態は少し良くなったし、穏やかに走ることができた。明日はもう一度どつき合いしなけりゃならないけどね。

CM: もう山がないことがわかって嬉しいかい?

MS: あとは短いステージが一つだけだから、そりゃあ嬉しいよ。どんなコースでも関係ないよ。つまり「短い」ってことが大切さ。ジロではそれがあまりに少なかったからね。

CM: 何チームかは今日は穏やかに始まって集団でいくことを願っていたみたいだけど、アスタナなんかは別の計画だったようだね。こんなにハードなジロの最後で、最初の山がもっと早く始まってほしいと願ったりしなかった?そうすればさっさとグルペットで走れるじゃない?【20ステージは最初の120キロ以上平坦でその後三つ山が出てくる】

MS: いや、前半部分はかなり楽に走れたよ。でもよくなかったのはカメラバイクが集団の直前をすごく接近して走っていたことだね。

CM: このテーマは少し前にもかなり議論になったことだね。ところでジロでは【タイムテーブルが】タイトすぎるのかな?

MS: その質問は僕には答えられないな。だって【グランツール初出場だから】比較できるものがないもの。でも主観的だけど、何日かはそうだって言えるね。今だって狭いバスに乗って空港へ急いでいる最中だからね。

CM: 今日はかなり遅くなったね。でも明日は寝坊ができるよ。スタートは午後からだからね。
うまく休養してね。ありがとう。じゃあまた明日。
……


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シャハマンのジロツィッター日記 19st.

2018.05.26.10:51

昨日のツィッター日記18ステージは、しり切れとんぼだったんですが、現地時間の朝に追加がアップされていましたので、気になる方はご覧になってください 笑)

うーん、昨日はどうにも眠くて早寝してしまったんですが、とんでもないことが起きていたんですね。伝説のファウスト・コッピやフーゴー・コーブレットの長距離ソロアタックとか、最近だとパンターニのガリビエ峠とか、あるいはむしろ似ているのはフロイド・ランディスかなぁ? いや、ランディスのドーピングを連想するという意味ではなく 笑)もうほとんどダメだろうと思われたのに、最後の最後にソロアタックで大逆転してしまったという経緯が、あの時のランディスを思い出させるという意味ですよ 苦笑)

ただ、総合狙いではない選手が逃げて大差で勝ったのはいくらでもあるだろうけど、優勝候補のあれだけの圧勝ぶりはしばらく見ませんでしたね… それまで総合で僅差のつばぜり合いをしていたデュムランもポッツォヴィーヴォもみんな置いてけぼりでしたからね。アホらしくなるよね。

まあ、今後いろんなことが言われるんじゃないかと予想されますが、私はフルームは嫌いな選手ではないですよ。アームストロングは最初っから嫌いでしたが 笑) 

…第19ステージ/184キロ/81位 +38分51秒…
CM: 今日はどうだった?

MS: 今日は本当にハードだった。しかも明日はもう一度214キロ…

CM: 君はイェーツと一緒のグループでゴールしたね。フィネストル峠からは自分のペースで走ったの? それとも? どんな感じだったの? TVバイクは今日は前の方ばかり写してたから僕らには君が全然見えなかったんだよ。

MS: フィネストル峠では最初のグループで走っていたんだけど、その後自分のペースを守ることになったね。頂上前でイェーツのグループに混じることになった。今日は、昨日の後だけに調子はそんなに良くなかった。気道の調子も完全に良くなってはいないからね。明日もなんとか生き延びるよ。

CM: どうなんだろう? 君たちはレースの途中で「マリアローザ争い」のことを何か聞いたかい? それとも自分のことでいっぱいでゴールで結果を知ったの?

MS: いいや、正直に言って、フィネストル峠の後はもう大した情報は入ってこなかったね。でも、部分的に何が起きているか無線で聞こえた。フルームがアタックしたことやイェーツが大きくタイムロスしたことはわかった。

CM: 後一つ(本当にハードなのは)だね。そしてローマだ。ついにここまで来たけど、もううんざりだ、っていう気持ちかな?

MS: 数日前からもううんざりだ!だよ。ずっと走り続けたら楽しくなくなるさ。

CM: ありがとう、マックス。昨日のことを思い出して、うまく休養してね。落車などないように。じゃあまた明日。
……

ボーラのコンラートも食らいついてますね。12分遅れの総合8位は立派。シャハマンは昨日の優勝でトップ20に返り咲いたけど、このレースの遅れでまた24位に落ちちゃいました。しかし、そんなこと言ったら総合トップだったサイモン・イェーツが一気に18位に転落ですからねぇ。。。


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シャハマンのジロツィッター日記 18st.

2018.05.25.17:10

というわけで、気分を変えてシャハマン、優勝ですよ! 拙ブログは応援している選手はスプリンターとTT意外ほとんど活躍しない、というジンクス 笑?)があったんですが、やっちゃいましたね。登りゴールで優勝。数年前の伝説の山プラループで涙の優勝を飾ったゲシュケ以来かな。

…第18ステージ/196キロ/優勝 +0秒…
CM: 今日はどうだった?

MS: ただただ夢のようだというだけだよ。ほんと〜にハッピーだ。

CM: 正直に言えば、最後の5〜6キロは本当にドキドキしたんだけど、君は自信があったのかい?

MS: うん、全てコントロールできていた。それにオーシモ【第11ステージ、シャハマンは8位になった】みたいなステージから、今日の最後の2キロは僕が強いのはわかっていた。それと僕はいつでも自転車に乗ってると、ちょっと疲れているように見えるからね 笑)

CM: マックス、今日は君はきっと質問に500ぐらい答えたんだろうね。そして君のことを35回ぐらい説明してきたんだろうな。でも、最後にここでも教えてよ。どんな祝福が一番嬉しいのかな? そして今日という日のどの瞬間を、君の孫たちに詳しく話すことになるんだろう?
……

というサイクリングマガジンの質問で、今回のやり取りは終わってます 笑) 多分お祝いで忙しいんでしょうね。

ところで、昨日はシャハマンの優勝で喜んでいて、あまりその後を見てなかったんですが、総合争いが一気に緊迫状態になってきました。イェーツが、2位、3位、4位の選手についていけず、コンラートからも千切れてました。

しかしイェーツが右端によって左側を気にしていた瞬間に、フルームがそのイェーツの死角になった右端からアタックかけた瞬間の美しいこと!! ああいうのって本当、格好いいと思っちゃいます。

…続き(18,5/26, 10:20)…
MS: おはよう。ちょっと続きを書かなくちゃね。僕はどんなお祝いだって嬉しいよ。でも一番は彼女からのお祝いだね。僕が思い出すのは最後の登りだね。それとあの走り方【逃げたことか?】は絶対忘れないだろう。

CM: おはよう、グランツールステージ優勝者! 君のルームメイトのミケル・メルケゥ(Michael Mørkøv)
も一緒に逃げ集団だったよね。彼は君にどんなお返しをしてほしいか、言ってたかい?

MS: それは僕らだけの秘密さ。それに彼は大人しいからね。レース後もそんなにたくさん話さなかったよ。

CM: ありがとうマックス、この日を楽しんでね。我々も、君が今日もまた山で良い脚を見せてくれることを期待しているよ。
……



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アメフト問題雑感

2018.05.25.09:46

いやぁ、アメフトの話題、坊主頭の学生の姿に旧日本軍のBC級戦犯の姿を見たと書いた方のFBがなかなか秀逸でした。「上官の命令に従うことを余儀なくされ、捕虜を」虐待したり殺害したという理由で絞首刑になった人たち。有名な「私は貝になりたい」なんかもそうですね。そしてそれを命じた上官たちは知らん顔を決め込む。

少し前から自己責任という言葉が我が物顔に闊歩する社会になってしまいましたが、下の者たちには自己責任を押し付け、自らは責任など、全く取る気がない上層部。まあ、これは拙ブログでもずっと書いてきたことですがね。

確かに安倍のようなのが自称「最高権力者」であれば、あちこちでプチ安倍が出てきて、プチ権力を笠にやりたいことをやって、自分は責任を取らないなんてのは当然の帰結でありましょう。これを牽強付会という人は「もう少し歴史を勉強しましょう」(爆笑) 

ただ、個人的にはここまで盛り上げる問題なのかな、という気がずっとしていました。学生の記者会見なんか、絶対やりすぎだろ!と思っていたんですが(実際映像を見てませんでした)、そして監督とコーチのインタビューも最初から嘘をついているという反応が大勢を占めていましたが、それにもちょっと違和感を感じていたんですが。。。(最もこちらのインタビューも後からニュースなどで見ただけでしたが)

ところが、今朝ほどTVで監督の内田というのは人事担当理事だという話が出てきて、非常勤講師組合の書記長までインタビューに答えてました。去年から今年にかけて日大は非常勤講師を大量にクビにしたことで大問題となっています。首都圏非常勤講師組合は日大の理事たちの辞任を要求するとともに、刑事告発もしているようです。その元凶の一つがこの男だったんだな。にわかに怒りが湧いてきました 笑)


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ジロ18st シャハマン!!

2018.05.25.00:18

いやあ、一番余裕があるとは思ったけど、去年のU23のレンナルト・ケムナも余裕がありながら、最後のスプリントで勝てませんでしたから、どうなることかと見ていたんですがね。相手のマッティア・カッタネオという選手は全く知らない選手だったけど、スプリントはどうなのかなと、久しぶりにワクワクしましたね。しかも最後の最後に、ここまでなんども切れては追いついてきたルーベン・プラザまで追いついてきちゃって、これでプラザが優勝したら、それはそれでまた感動的か、とも思ったのですが。。。

最後の数百メートルのスプリントであっという間に二人を引き離しました。しかし、どこかでステージ優勝しないかなと思っていたので、とても嬉しいです。ツィッター日記はまた明日。


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シャハマンのジロツィッター日記 17st.

2018.05.24.09:51

またまたヴィヴィアーニですが、サム・ベネットの位置取りが悪いというか、ヴィヴィアーニのアシストがいいというか。。。前にも同じようなシーンを見た気がします。ゴール前の伸びはベネットだったけど、あれだけ後ろからでは届かないですね。

順位を見て笑ったのは26位にフルーム、27位にデュムラン、28位にイェーツ。やっぱり最後までライバルのそばでマークするってことですかね。もっと下を見ると総合11位のコンラートが37位、総合10位のジョージ・ベネットが38位 苦笑)しかし総合3位、ガニ股のポッツォヴィーヴォだけは勝手にやってるのか?43位 笑)


…第17ステージ/155キロ/57位 +0秒…
CM: 今日はどうだった?

MS: 僕らにとっては素晴らしい日だった。また今日も本当にハードな1日だった。スタートからゴールまでひたすら全力だよ。トイレタイムすらなかったよ。また逃げの成功はなかったね。これって特に今回のジロはそうだね。

CM: そんなにスピードが上がって、しかも逃げが決まらないのはなぜか、ちょっと説明してくれないかな。

MS: ミッチェルトンが行かせないんだよ。総合で10分遅れの選手でも許さないんだ。加えて、今回のジロであまり良い成績を上げられてないので何かしようとしているチームもいろいろいるからね。逃げグループは何度もできたんだけどね。例えばトレックとかUAEが追いかけちゃうんだ。

最後はプールスも僕と一緒に逃げに加わった。最後の逃げだったけど。でももちろん誰も行かせてくれないよね。特に彼は日増しに強くなってるからね。

CM: 君自身はどうだった?

MS: 僕は今日は明らかに良くなってると感じたね。ここ数日とは比べ物にならない。このままローマまで続いてくれるといいけど。後ろの方で死にそうになってる代わりに、またレースを走れることが楽しめてるよ。

CM: 君たちは今すでにステージ4勝している。毎回ちょっとしたお祝いをしているのかい?それとももう勝利に慣れてしまった?

MS: モチベーションのためには最高だよ。特にこの後の本当にハードな3日間を前にしてるからね。でも本当のパーティーはローマに着いてからだね。

CM: ありがとう、マックス。うまく休養して、落車などないようにね。それとこの後もう一度逃げに加わる君を見られるかもしれないね。

じゃあ、また明日。
……


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マルティンのブログから、TT2位

2018.05.23.21:11

というわけで、たった今、ブログ更新されました。TTを走れば優勝というのはもう難しいんでしょうかね?

……
とうとう再び大きなTTでトップクラスの成績を出すことができた。確かにあれだけ長い間ホットシートに座っていたのに、最後にスタートした選手たちの一人によってタイムを逆転されたのは悔しい。しかし、もちろんデニスとデュムランは私の優勝候補リストにも入っていた。それ以外にも、スタートリストにはトップTTスペシャリストたちがいた。だから私は自分の成績に満足している。長いTTで再び上位で走れた。これは私を楽観的にするし、これをもとにしてトレーニングを積んでいきたい。

これまでのところ、総合的にはジロをうまく走れている。調子は良い。私の計画は逃げ集団に入ることだったし、今もそうだ。何度かそれはうまくいった。もちろん今回は基本的なスピードがどうかしていると思うほど高い。だから逃げにはちょっと不利だ。それは結果にも現れている。逃げが決まるのはほとんど不可能だ。しかしこれをさらに試みてみたい。まずは長い山岳を耐えなければならない。それから、ひょっとしたら私たちにもローマでもう一度チャンスがあるかもしれない。
……


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シャハマンのジロツィッター日記 16st.

2018.05.23.19:11

うーん、デュムランは差を1分以内にしたけど、この後山が続くからなぁ。むしろフルームの挽回の可能性の方がまだあるのかな?


…第16ステージ/34.2キロ個人TT/18位 +1分17秒…
CM: 今日はどうだった?

MS: 今日はずいぶんと良かった。休息日がうまく作用したようだよ。だけど100%健康状態が回復するチャンスを考えて、TTでは全力を出し切ることはしなかった。

CM: だいぶ良いように聞こえるね。今日のコースについてどんな風に言えるかな?今日のポイントは何?

MS: 56か58のチェーンリングで重いギアで走った。スピードが出る長い区間がたくさんあって、そこでのパワーで違いが出たんだろうね。ほとんどのカーブは難しいものではなかった。そう考えれば、パワーコースだったね。

CM: 君は全力を出し切ることはしなかったというけど、どんな風に抑え気味にしたの? ワット数に従ったの? それとも心拍数? あるいは単純に気持ち次第?

MS: 一方ではワット数を見ていたけど、もう一方では気持ちに従って、苦しくないように、呼吸が穏やかであるように走ったんだ。ラスト3キロはスピードをさらに上げたよ。

CM: おお、それでトップから1分17秒しか遅れなかったとは! ありがとう、マックス。それじゃあうまく休養してね。また明日。
……

マルティンは2位でしたね。パワーコースだとシャハマンが言っているので、マルティン向きだったと思うんだけど、もう以前のようにTTを狙うのはやめたんでしょうか? 現時点ではマルティンのブログも更新されてませんねぇ。

一方のコンラートは11位に落ちちゃいました。10位のジョージ・ベネットとの差は12秒なので、まだトップ10の可能性は十分あるけど厳しいかなぁ。


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シャハマンのジロツィッター日記 休息日

2018.05.22.23:00

さて、今日はTTですね。これで先行きがある程度わかりますかね。ここでデュムランが逆転できなければ、おそらくデュムランの連覇はなくなるかな??


…休息日…
CM: 今日はどうだった?

MS: 典型的な休息日だったね。ぐっすり寝て、食べて、明日のコースを視察して、また食べて、インタビューを幾つか受けて、で、また寝て、とまあ、そんな感じ。

CM: もっと今日の様子を教えて。

MS: 休息日の評価は難しいな。肉体的な辛さは負荷がかかったときにしか出てこないからね。明日になれば、それがわかると思うよ。

CM: TTは君の得意分野だよね。でもこの後のステージは本当にハードだ。喉の痛みもあるし、明日は全力ではなく「半力」で、体を休めるべきなのかな?

MS: そういう考えもあるね。ただ、TTで「半力」で走るっていうのが、結構難しいんだよ。そんなことをするとしたら、僕の人生で初めての事かもね。でも、今の僕には、僕の状況でできる以上のことはやろうと思ってもできないよ。

CM: ありがとう、マックス。それじゃあうまく休養して、うまくやってね。お大事に。また明日。
……

現時点(22:58)では下馬評があまり良くないマルティンがトップでシャハマンが走っていますが、タイム的にはそれほど良くない??


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シャハマンのジロツィッター日記 14&15st.

2018.05.21.14:42

腰痛をおして、去年亡くなった友人の墓参りに、友人たち4人で行ってきたのでアップできませんでした。とりあえず一昨日のゾンコランは見たんですが、昨日は4人でホテルで飲みすぎでイェーツが逃げたところまで見たんですが、我に帰ったら終わってました 笑)

二つのステージをまとめていきます。


…第14ステージ/186キロ/26位 +5分00秒…
CM: 今日はどうだった?

MS: やれやれ、ゾンコランはもう二度といいよ。登りが情け容赦なかったね。でも唯一一度だけの気分だな。何か特別な気分だよ。

CM: ギアはいくつで行ったの? それと登りでの力の配分は?

MS: 36X32をつけて行った。登りの最後の方ではそれが必要になったね。それ以外は下では自分のペースで走ったんだけどね。でももう足の調子は良くなかったね。

CM: 今日は足の状態は絶好調じゃないというのは早い段階で気がついたの?

MS: 最初は良かったんだよ。でもだいたい145キロを超えたあたりで調子が良くないのに気がついたね。

CM: 今日はどうすれば良かった?

MS: もっとドリンクが必要だった!そしてそれ以外にはモチベーションを落とさないようにしなくちゃね。

CM: それじゃあうまく休養して、落車などないようにね。ありがとう、また明日。
……

というわけで凶暴なゾンコランが終わって、シャハマンは総合21位に落ちてしまいましたが、昨日の方がもっと散々な出来でした。それでもまあ総合27位。ただトップ20以内は25分ぐらい詰めないと届かないので、実質無理でしょうね。。。

でも、もう一人の拙ブログの注目選手パトリック・コンラートの方は食らいついてますね。未だに総合10位。ボーラのエースナンバーはダヴィデ・フォルモロなので、コンラートは純粋にフォルモロを上位へ押し上げるための使い捨てアシストかと思っていたら、自由に走らせてもらってるみたいです。TTがフォルモロよりタイム良さそうなので、ボーラとしては、コンラートは昔でいうジョーカーみたいな立場にしているんでしょうかね?

で、シャハマンの第15ステージのツィート日記です。短いです。

…第15ステージ/176キロ/108位 +29分15秒…
CM: 今日はどうだった?

MS: 今日はまたしても全力疾走の一日だった。

CM: 逃げグループが出来るまで随分時間がかかったし、すぐにEFドラパックがまたスピードを上げて追走したよね。逃げができてた後もスピードが落ちなかった時、君の頭の中はどうなっていた?

MS: 頭の中では多くのことは考えなかった。僕は休息日からちょっと気道の炎症になっていたんだ。だから呼吸に難があった。それで自分のパフォーマンスなんかを考えるゆとりはなかった。なのでスタートからもう戦うことは諦めていた。。。今日はもう早く終わることだけ願っていたよ。

CM: 君がどれだけ休息日を楽しみにしているか、質問しなくてもいいようだね。ありがとうマックス。お大事に。また明日。
……

コンラートって、何か「ラン・ローラ・ラン」の銀行の出納係みたいな顔してて、今ひとつパッとしない印象だったんですが 笑)、26歳になりステージレーサーとしての体ができてきたんでしょうか。シャハマンともども、どこかのステージで一勝できると、人々の印象も急激に上昇するんでしょうけどね。
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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、クラシック音楽(特にバッハ)、友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎても困るが)。少し前から草食動物と化そうと「努力」しています。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとして、こちらにも通知されないまま、ゴミ箱に入れられてしまいます。これは管理ページで迷惑メールをチェックすれば見られるのですが、そんなところは滅多にチェックしないので、承認待ちの印が表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す

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